JPH0990457A - ブレ補正カメラ - Google Patents

ブレ補正カメラ

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Publication number
JPH0990457A
JPH0990457A JP24594395A JP24594395A JPH0990457A JP H0990457 A JPH0990457 A JP H0990457A JP 24594395 A JP24594395 A JP 24594395A JP 24594395 A JP24594395 A JP 24594395A JP H0990457 A JPH0990457 A JP H0990457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
shake correction
photographing
unit
optical system
Prior art date
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Pending
Application number
JP24594395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tomita
博之 富田
Yoshio Imura
好男 井村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP24594395A priority Critical patent/JPH0990457A/ja
Publication of JPH0990457A publication Critical patent/JPH0990457A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合焦駆動とブレ補正を同時に行うことによ
り、電力の消費が大きくなることを防止する。 【解決手段】 振動により生じる像ブレを補正するブレ
補正レンズ16と、ブレ補正レンズ16を固定する固定
装置17と、撮影準備処理の制御を行うCPU12と、
CPU12に撮影準備処理を開始させる半押しスイッチ
SW1と、AFCモードを含む合焦モードを設定するモ
ード設定部18と、モード設定部18によってAFCモ
ードが選択され、半押しスイッチSW1がオンしている
場合には、ブレ補正レンズ16を固定するように固定装
置17を制御するCPU12,13(S403)とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手ブレれ等による
像ブレを補正するブレ補正カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブレ補正カメラは、撮影
時にカメラが振動することにより生じる像ブレを補正す
るために、撮影レンズの一部のレンズ(以下、ブレ補正
レンズという)を光軸に対して直角方向に移動するもの
が知られている。また、ブレ補正を行う光学系の構造に
ついては、特開平4−76525号の第3図に詳述して
ある。
【0003】一方、通常のカメラは、動いている被写体
に、常に合焦させておくために、撮影準備処理開始スイ
ッチ(半押しスイッチ)が押されている間は、焦点検出
と合焦駆動とを繰り返し行う継続合焦モード(AFコン
ティニュアスモード:以下、AFCモードという)が装
備されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラは、AF
Cモードに設定されていて、ブレ補正を行おうとすると
以下のような問題があった。すなわち、ブレ補正を行う
ためには、被写体までの距離の情報が必要となるが、A
FCモードによって、動いている被写体を追っている状
況下では、被写体までの距離が刻々と変化してしまうの
で、安定したブレ補正が行えなくなってしまう。また、
合焦駆動とブレ補正を同時に行うことによって、電力の
消費が大きくなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、振動
により生じる像ブレを補正するブレ補正光学系(16)
と、前記ブレ補正光学系を固定する固定部(17)と、
撮影準備処理の制御を行う撮影制御部(12)と、前記
撮影制御部に撮影準備処理を開始させる撮影準備処理開
始スイッチ(SW1)と、焦点検出と合焦駆動を行い続
ける継続合焦モードを含む合焦モードを設定するモード
設定部(18)と、前記モード設定部によって前記継続
合焦モードが選択されているときであって、前記撮影準
備処理開始スイッチが作動している場合には、前記ブレ
補正光学系を固定するように前記固定部を制御する固定
制御部(12,S403)と、を含むようにしてある。
【0006】請求項2の発明は、振動により生じる像ブ
レを補正するブレ補正光学系(16)と、前記ブレ補正
光学系を駆動する駆動部(14)と、撮影準備処理の制
御を行う撮影制御部(12)と、前記撮影制御部に撮影
準備処理を開始させる撮影準備処理開始スイッチ(SW
1)と、焦点検出と合焦駆動を行い続ける継続合焦モー
ドを含む合焦モードを設定するモード設定部(18)
と、前記モード設定部によって前記継続合焦モードが選
択されているときであって、前記撮影準備処理開始スイ
ッチが作動している場合には、前記ブレ補正光学系を所
定の位置に保持するように、前記駆動部を定位置制御す
る駆動制御部(12,S403’)と、を含むようにし
てある。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図面等を参照しながら、実施形
態をあげて、さらに詳しく説明する。図1は、本発明に
よるブレ補正カメラの第1実施形態を示すブロック図で
ある。このブレ補正カメラは、ボディ10と、このボデ
ィ10に着脱自在のレンズ鏡筒11を組み合わせた、一
眼レフカメラシステムに適用されている。
【0008】メインCPU12は、測光・測距制御など
の基本的な撮影制御と、その他にブレ補正制御などを含
めたカメラ全体の制御を行なう中央処理装置である。メ
インCPU12には、半押しスイッチSW1,全押しス
イッチSW2及びAFモード設定部18などの信号が接
続されている。メインCPU12は、半押しスイッチS
W1,全押しスイッチSW2の信号に基づいて、測光・
測距等の撮影準備及びシャッタ開閉等の撮影に必要な制
御を行う。また、本実施形態では、AFモード設定部1
8がAFCモードに設定されているときに、ブレ補正C
PU13に、その旨の信号を送る。
【0009】ブレ補正CPU13は、メインCPU1
2、加速度センサ15からの信号が入力され、駆動部1
4の駆動制御又は固定装置17の固定制御などを主に行
う中央処理装置である。また、メインCPU12からの
信号を受信したときに、ロック装置17を作動させ、ブ
レ補正レンズ16をロックするレンズロック制御も行な
う。なお、このブレ補正CPU13は、ボディ10内に
あってもよいし、レンズ鏡筒12内にあってもよい。
【0010】駆動部14は、ブレ補正レンズ16を駆動
するアクチュエータである。角速度センサ15は、カメ
ラの振動を検出するセンサであり、その出力は、ブレ補
正CPU13に接続されている。ブレ補正レンズ16
は、光軸と直交する方向に動くことによって、像ブレを
補正する光学系である。また、ブレ補正レンズ16に
は、ロック装置17のロックピン17aが挿入されるピ
ン孔が形成されたピン受け部材16aが設けられてい
る。ロック装置17は、ロックピン17aと、そのロッ
クピン17aを移動するアクチュエータ17bとからな
り、ブレ補正CPU13からのロック信号を受信したと
きに、アクチュエータ17bは、ロックピン17aを突
出させる。ブレ補正レンズ16は、ロックピン17aが
ピン受け部材16aの孔に挿入されたときに、ロックさ
れる。AFモード設定部18は、AFCモードを含むA
Fモードを設定するための部分であり、その出力は、メ
インCPU12に接続されている。電源19は、各CP
U12,13等の制御系や、駆動部14やロック装置1
7などの駆動系に電源を供給するためのものである。
【0011】半押しスイッチSW1は、合焦などの撮影
準備処理の開始を指示するスイッチであり、レリーズボ
タンの半押し操作によって作動する(撮影準備処理開始
スイッチ)。全押しスイッチSW2は、シャッタの開閉
動作などの撮影動作の開始を指示するスイッチであり、
レリーズボタンの全押し操作によって作動する(露光処
理開始スイッチ)。
【0012】図2は、本発明によるブレ補正カメラの第
1実施形態を示す流れ図である。まず、S401におい
て、半押しスイッチSW1がONか否かを判定する。O
Nの場合には、S402に進み、ONでない場合には、
半押しスイッチSW1の検出を続ける。
【0013】S402において、モード設定部18によ
って設定されたAFモードがAFCモードになっている
か否かを判定する。AFCモードになっている場合に
は、S403に進み、ブレ補正レンズ16をロックし、
AFCモードになっていない場合には、S406に進
み、ブレ補正を開始する。
【0014】S403において、ブレ補正レンズ16を
ロックし、ブレ補正が行われないようにする。このステ
ップに入ったときに、ブレ補正レンズ16がロックされ
ている場合には、このステップは通過する。
【0015】S404において、全押しスイッチSW2
がONか否かを判定する。ONである場合には、S40
5に進み、OFFであった場合には、S401に戻る。
S405において、シャッタの開閉、フィルムの巻き上
げなど、一般の撮影動作を行う。なお、AFCモードに
なっておらず、ブレ補正が行われていた場合には、この
ステップS405において、ブレ補正レンズ16の駆動
を終了する。
【0016】S406において、駆動部14に通電し、
ブレ補正レンズ16の駆動を行い、ブレ補正を開始す
る。このステップに入ったときに、ブレ補正レンズ16
がロックされている場合には、ロックを解除した後に、
ブレ補正を開始する。
【0017】以上説明したように、AFCモードが選択
されているときに、ブレ補正を行わないようにするの
で、合焦駆動とブレ補正を同時に行うことによる、多大
な電力の消費を抑えることができる。
【0018】また、AFCモードのように被写体までの
距離が刻々と変化するような状況では、ブレ補正を安定
して行うことができないので、ブレ補正を行うための電
力が全くの無駄であった。しかし、本実施形態のよう
に、AFCモードが選択されているときは、ブレ補正を
行わないことにより、無駄な電力の消費をせずにすむよ
うになる。
【0019】(第2実施形態)図3は、本発明によるブ
レ補正カメラの第2実施形態を示す流れ図である。な
お、前述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分に
は、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略す
る。第1実施形態では、ブレ補正レンズ16を機械的に
ロックしたが、電源に余裕がある場合には、第2実施形
態を実施することが有効である。すなわち、第2実施形
態は、半押しスイッチSW1がオンであって(S40
1,YES)、モード設定部18によってAFCモード
が選択されているときに(S402,YES)、ブレ補
正レンズ16を所定位置に保持しておく、定位置制御を
行なうようにしたものである(S403’)。
【0020】第2実施形態は、駆動部14だけによっ
て、ブレ補正レンズ16を所定の位置に保持しておくこ
とができるので、機械的なロック装置17を必要とせ
ず、部品点数を減らすことができる。また、定位置制御
は、電気的に行われるために、機械的なロック装置17
を用いたときよりも応答を速くすることができる。な
お、ブレ補正レンズ16を保持する位置は、ブレ補正レ
ンズ16の駆動中心位置とするのが一般的であるが、駆
動中心位置ではなく、他のところに保持するようにして
もよい。
【0021】以上説明した実施形態に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の均等の範囲に含まれる。例えば、以上説明した実施形
態は、すべて一眼レフカメラを想定したものであるが、
この他に、コンパクトカメラなどに対しても有効であ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1によれば、継続合焦モードが選
択されているときであって、撮影準備処理が開始されて
いる場合には、ブレ補正光学系を固定するようにしたの
で、合焦駆動とブレ補正を同時に行うことによる、多大
な電力の消費を抑えることができる。また、継続合焦モ
ードのように被写体までの距離が刻々と変化するような
状況では、ブレ補正を安定して行うことができないの
で、ブレ補正を行うための無駄な電力の消費をせずにす
むようになる。
【0023】請求項2によれば、継続合焦モードが選択
されているときであって、撮影準備処理が開始されてい
る場合には、ブレ補正光学系を所定の位置に保持するよ
うにしたので、機械的なロック部を必要とせず、駆動部
だけによって、ブレ補正レンズを所定の位置に保持して
おくことができ、部品点数を減らすことができる。ま
た、電気的に制御が行われるために、機械的なロック部
を用いたときよりも応答が速くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正カメラの第1実施形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明によるブレ補正カメラの第1実施形態を
示す流れ図である。
【図3】本発明によるブレ補正カメラの第2実施形態を
示す流れ図である。
【符号の説明】
10 ボディ 11 レンズ鏡筒 12 メインCPU 13 ブレ補正CPU 14 駆動部 16 ブレ補正レンズ 17 ロック装置 18 AFモード設定部 19 電源 SW1 半押しスイッチ SW2 全押しスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動により生じる像ブレを補正するブレ
    補正光学系と、 前記ブレ補正光学系を固定する固定部と、 撮影準備処理の制御を行う撮影制御部と、 前記撮影制御部に撮影準備処理を開始させる撮影準備処
    理開始スイッチと、 焦点検出と合焦駆動を行い続ける継続合焦モードを含む
    合焦モードを設定するモード設定部と、 前記モード設定部によって前記継続合焦モードが選択さ
    れているときであって、前記撮影準備処理開始スイッチ
    が作動している場合には、前記ブレ補正光学系を固定す
    るように前記固定部を制御する固定制御部と、を含むブ
    レ補正カメラ。
  2. 【請求項2】 振動により生じる像ブレを補正するブレ
    補正光学系と、 前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部と、 撮影準備処理の制御を行う撮影制御部と、 前記撮影制御部に撮影準備処理を開始させる撮影準備処
    理開始スイッチと、 焦点検出と合焦駆動を行い続ける継続合焦モードを含む
    合焦モードを設定するモード設定部と、 前記モード設定部によって前記継続合焦モードが選択さ
    れているときであって、前記撮影準備処理開始スイッチ
    が作動している場合には、前記ブレ補正光学系を所定の
    位置に保持するように、前記駆動部を定位置制御する駆
    動制御部と、を含むブレ補正カメラ。
JP24594395A 1995-09-25 1995-09-25 ブレ補正カメラ Pending JPH0990457A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015048A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Nikon Corp カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009015048A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Nikon Corp カメラ

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