JPH0989068A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH0989068A
JPH0989068A JP24206095A JP24206095A JPH0989068A JP H0989068 A JPH0989068 A JP H0989068A JP 24206095 A JP24206095 A JP 24206095A JP 24206095 A JP24206095 A JP 24206095A JP H0989068 A JPH0989068 A JP H0989068A
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JP
Japan
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pantograph
load
partition plate
msl
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JP24206095A
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Inventor
Mitsuhiro Sato
光広 佐藤
Masami Murayama
正美 村山
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷の負荷変動に対しても十分な剛性を保つ。 【解決手段】 本発明の昇降装置は、上下方向に間隔を
おいて平行に設けられた2枚の仕切り板15a,15b
と、仕切り板15a,15b間に設けられた伸縮機構部
16と、仕切り板15bの下方に圧縮コイルバネ18を
介して設けられた取付け板17とからなり、取付け板1
7の下面にムービングスポットライト13が取付けてあ
る。伸縮機構部16は、仕切り板15a,15bの各側
縁a〜dに沿って設けた複数のパンタグラフ機構25,
25…からなり、これにより、伸縮機構部16の耐捩れ
性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スタジオ照明装
置等の荷を昇降させる昇降装置に係り、特に、荷の負荷
変動に対しても十分な剛性を保つことができる昇降装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、TVスタジオや劇場等において
照明装置を任意の高さ位置に昇降させる場合には、天井
等の静止部に伸縮機構を介して照明装置を支持し、伸縮
機構の上下方向への伸縮により照明装置を昇降させてい
る。従来、このような昇降装置には、伸縮機構の形態に
より、(1) 複数本のパイプを随時大径側のパイプに対し
て収納・伸び出しするようにした釣竿型、(2) パンタグ
ラフを用いたパンタ型、などがある。
【0003】図7は、前記釣竿型の昇降装置を示した図
であり、図示しない天井等の静止部から垂下されたパイ
プ2a内にこれより小径のパイプ2b,2cが順に摺動
自在に嵌合されており、随時小径側のパイプ2b,2c
を大径側のパイプ2a,2bに対し収納・伸び出しでき
るようになっている。最先端に位置するパイプ2cの下
端には、スポットライト等照明装置3が取付けられ、パ
イプ2cの上端には、昇降用ロープ4の一端部が固着さ
れている。パイプ2aの上端側には、昇降用ロープ4を
巻回するドラム (図示せず) が設置され、このドラムを
モータ (図示せず) によって回転させてロープ4を巻取
り・巻ほぐしすることで、パイプ2a〜2cの伸縮に追
従して照明装置3を昇降できる。なお、前記パイプ2a
〜2cには、断面丸形あるいは角形のパイプが使われ
る。
【0004】図8は、前記パンタ型の昇降装置を示した
図であり、上下方向に所定の間隔を隔てて互いに平行に
設けた2枚の仕切り板5a,5bの間にパンタグラフ機
構6を設け、パンタグラフ機構6の伸縮により両仕切り
板5a,5b間の距離Lを可変させる。ここで、上側の
仕切り板5aは、天井等の静止部 (図示せず) に取付け
られ、下側の仕切り板5bの下面に照明装置3が取り付
けてある。仕切り板5bの上面中央部には、伸縮用ロー
プ4の一端が固着され、このロープ4をドラム(図示せ
ず) を回転させて巻取り・巻ほぐしすることにより、照
明装置3を昇降できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記釣竿型
の昇降装置は、複数本のパイプ2a〜2cを順次摺動自
在に嵌合して構成されるため、十分な耐捩れ性 (捩り剛
性) を有し、現在、TVスタジオ等でムービングスポッ
トライト (以下「MSL」と略称する。) のように回転
運動 (パン、チルト) するものに対して使用されてい
る。しかしながら、この釣竿型の昇降装置では、パイ
プ1段あたりの長さ相当のデットスペースが生じてしま
う。内外パイプ間のギャップは、通常、1mm程度が望
まれるが、こうしたものは市販されていないため、結
局、厚肉パイプを削り出して作らねばならず、製作が大
変である。パイプの先端部に誤って衝突し、そこに垂
直方向の力 (図7の左右方向の力) が加わると、外側の
パイプとの重なり部 (先端部) から湾曲し、収納不可能
となる。
【0006】この点、図8に示したパンタ型の昇降装置
によれば、パンタグラフ機構6を折り畳むことができる
のでデットスペースを大幅に削減でき、しかも、市販の
パンタグラフ機構6を使うことで製作も極めて簡単とな
る。しかしながら、このパンタ型の昇降装置には、従
来、単一のパンタグラフ機構6があるだけであり、しか
も、そのパンタグラフ機構6は、平板 (アーム) 7,7
…をまわり対偶で連結したもの(面構造)である。この
ため、従来のパンタ型昇降装置は、未だ耐捩れ性に劣
り、荷の荷重Wが静的に作用する場合は問題はないが、
荷3がMSLのように回転運動を行う場合には、MSL
3の慣性反力がパンタグラフ機構6に作用し、パンタグ
ラフ機構6に大きな横振れを生じさせてしまうという問
題があった。このようなパンタグラフ機構6の横振れが
あると、MSLによる照明の焦点が動いてしまう。
【0007】本発明の目的は、MSL等の荷による負荷
変動に対しても十分な剛性を保つことができ、もって、
負荷変動に起因した振動を大幅に削減できる昇降装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、ムービングスポットライト等の荷を所定の
高さ位置に昇降させる昇降装置において、上下方向に間
隔をおいて互いに平行に設けられた2枚の仕切り板と、
これら2枚の仕切り板の間に当該仕切り板の各側縁に沿
って設けられたパンタグラフ機構とを備えたものであ
る。
【0009】本発明においては、前記上下の仕切り板の
形状を、三角形あるいは四角形とし、パンタグラフ機構
を、これら仕切り板の各側縁に平行に設けることが好ま
しいが、仕切り板の形状としては、五角形以上の多角形
としてもよい。仕切り板を五角形以上の形状とした場
合、仕切り板の各側縁に平行にパンタグラフを設ける必
要はなく、一あるいは二の側縁おきに設けてもよい。
【0010】また、前記上下の仕切り板の外側に荷の取
付け板を設け、これら仕切り板および取付け板間を弾性
部材により接続することも好ましい。
【0011】また、上下の仕切り板の間には、少なくと
も1枚の中間仕切り板を設けることも好適である。
【0012】上下の仕切り板の間にそれら仕切り板の各
側縁に沿ってパンタグラフ機構を設ければ、複数のパン
タグラフ機構を互いに所定の角度をなして配置した構造
となり、各々のパンタグラフ機構の耐捩れ性の悪さを他
のパンタグラフ機構で補い、全体として捩れ剛性を向上
できる。
【0013】ここで、前記上下の仕切り板の外側に荷の
取付け板を設け、これら仕切り板および取付け板を弾性
部材により接続すれば、荷の上下方向の慣性反力を弾性
部材により良好に吸収でき、上下方向の振動を大幅に低
減できる。
【0014】また、前記上下の仕切り板間に少なくとも
1枚の中間仕切り板を設け、上下の仕切り板と中間仕切
り板との間にそれぞれパンタグラフを設ければ、MSL
等の荷の水平方向の負荷変動があっても、その負荷変動
に起因した振動の伝達を緩和できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】図1(a) において、12は天井等の静止部
11より垂下された昇降装置である。この昇降装置12
は、下端部に搭載されたMSL13を昇降するためのも
ので、主として、上下方向に間隔をおいて互いに平行に
設けた2枚の仕切り板15a,15bと、これら仕切り
板15a,15bの間に介設された伸縮機構部16と、
仕切り板15bの下方に弾性支持されたMSL13用の
取付け板17とを備えて構成されている。
【0017】前記仕切り板15a,15bは、図示しな
い床面と平行に即ち水平に設置されており、上側の仕切
り板15aが前記天井等静止部11に筐体20を介して
取付けられ、下側の仕切り板15bは前記伸縮機構部1
6を介して懸垂支持されている。
【0018】前記伸縮機構部16は、パンタグラフ機構
25を基調として構成されている。特に、本実施の形態
では、MSL13の回転による負荷変動に対しても伸縮
機構部16が振動等しないように、前記仕切り板15
a,15b間にパンタグラフ機構25をそれら仕切り板
15a,15bの側縁a〜d (図1(b))に沿ってそれぞ
れ平行に設けて構成されている。即ち、図1(b) に示す
ように、上下の仕切り板15a,15b間を結ぶ中心線
を4枚のパンタグラフ機構25,25…によって取り囲
んだ構造となっている。ここで、仕切り板15a,15
bの形状は、図示のように、四角形とされ、パンタグラ
フ機構25は、この四角形の各辺に沿って設けられてい
る。
【0019】前記取付け板17は、前記仕切り板15b
の下面各コーナ部より下方に垂下された4本の支持ロッ
ド19,19…にぞれぞれ摺動自在に案内されており、
前記仕切り板15bに対し接近・離間可能とされてい
る。仕切り板15bおよび取付け板17間には、各支持
ロッド19の外周側に圧縮コイルバネ (弾性部材) 18
が介設されており、これら計4本の圧縮コイルバネ1
8,18…の付勢力により常時取付け板17を下方へと
付勢している。
【0020】前記仕切り板15a,15bの中心部は、
図1(b) に示すように、略円形にくり抜かれて開口21
が形成され、これら仕切り板15a,15bの開口2
1,21を通して昇降用ロープ22および給電・通信ケ
ーブル23が上下方向に延びている。
【0021】昇降用ロープ22は、前記MSL13を昇
降させるためのもので、図1(a) のように取付け板17
の上面略中央部に一端部が固着され、他端部は前記筐体
20内に収容したドラム24に巻回されている。
【0022】給電・通信ケーブル23は、MSL13に
電源を供給しかつ制御信号を送るためのもので、前記昇
降用ロープ22と同様に、仕切り板15a,15bの開
口21,21を通して上下方向に沿って延びている。こ
の給電・通信ケーブル23は、予めスパイラル状に形成
され、長手方向の任意位置で前記仕切り板15a,15
bやパンタグラフ機構25等に取り付けてある。これに
より、MSL13の昇降に際しても、常にMSL13に
対して円滑に給電あるいは通信できるようになってい
る。
【0023】図2は、前記パンタグラフ機構25の概略
構成を示した図である。
【0024】図示するように、パンタグラフ機構25
は、複数本のアーム26a〜26fにより所要段数の菱
形枠を形成し、これらアーム26a〜26fの重ね合せ
部 (即ちアームの端部および交点) を互いに回転軸27
により連結してなるものであり、図3に示すように、ア
ーム26a〜26f間の開度θを可変することにより上
下方向に沿って伸縮できるようになっている。パンタグ
ラフ機構25のアーム26a〜26fは、ここでは、剛
性を高めるために、中空の角形パイプで作られている
(図4参照) 。
【0025】パンタグラフ機構25の下端 (又は上端)
のアーム26e,26f (26a,26b) のうち一方
は、固定ピン28により仕切り板15b (15a) に回
動自在に支持され、他方は仕切り板15b (15a) に
設けた溝30を滑動するスライドピン29により回動自
在およびスライド自在に設けられている。これにより、
前記パンタグラフ機構25の伸縮が実質的に可能とされ
ている。
【0026】以上述べたように、本実施の形態において
は、上側および下側の2枚の仕切り板15a,15b間
にそれら仕切り板15a,15bの各側縁a〜dに沿っ
てパンタグラフ機構25,25…を複数設けたので、こ
れらパンタグラフ機構25,25…を互いに所定の角度
をなして配した構造となり、各々のパンタグラフ機構2
5の耐捩れ性の悪さを他のパンタグラフ機構25で補
い、全体として捩れ剛性を向上することができる。従っ
て、TVスタジオ等において、照明対象に追ってMSL
13が回転した場合、MSL13の慣性反力が昇降装置
12下端部に作用しても、伸縮機構部16の横振れ (水
平方向への振動) を小さく抑えることができ、照明の焦
点ずれをなくすことができる。
【0027】また、本実施の形態においては、下側の仕
切り板15bの下方に、取付け板17を所定の間隔をお
いて接近・離間可能に設け、これら仕切り板15bおよ
び取付け板17間の各コーナ部にそれぞれ圧縮コイルバ
ネ18,18…を介設したので、MSL13の昇降時、
MSL13の上下方向への慣性反力を圧縮コイルバネ1
8,18…により吸収できるようになり、仕切り板15
b側への伝達を極力防止することができる。このため、
MSL13昇降時の伸縮機構部16の上下方向への振動
も抑制でき、この点でも焦点ずれの低減が図れる。
【0028】また、パンタグラフ機構25のアーム26
として、中空の角形パイプを用いたことにより、平板を
用いた場合に比し、パンタグラフ機構25自体の剛性を
向上でき、伸縮機構部16の曲げ剛性および捩れ剛性を
向上することができる。
【0029】次に、上記実施の形態と従来例 (図8) と
の捩れ剛性の違いについて考察する。従来のごとくパン
タグラフを一面にのみ配した場合、アーム間の開度θ=
45°、パンタグラフの幅寸法b (図1(a))、厚さt
(図1(b))とすると、パンタグラフの捩れ剛性GIp
は、詳細に計算することは難しいが、大体、
【0030】
【数1】
【0031】となる。一方、本実施例のようにパンタグ
ラフ25を四面に配した場合、厚さt→bとなるため、
パンタグラフの捩れ剛性GIpは、大体、
【0032】
【数2】
【0033】となる。捩れ剛性GIpは、bの寸法にも
よるが、通常、b>>tの関係であるため、従来例にひ
し数十倍以上も捩れ剛性が大きくなることがわかる。
【0034】通常、パンタグラフの捩れ剛性は、アーム
間の開度θが小さくなるに伴い即ち伸長するに伴って小
さくなるが、実用性を考慮すると、開度θがθ>約60
°であれば許容できるものと考えられる。ちなみに、θ
=30°のときの捩れ剛性は、θ=90°のときの捩れ
剛性の約1/7〜1/8となった。
【0035】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。なお、上記実施例と同一の箇所は同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0036】図5は、本発明の昇降装置の他の実施の形
態にかかる昇降装置の概略を示した図である。この実施
の形態では、上下の仕切り板15a,15bの間に2枚
の中間仕切り板15c,15dを設け、上下の仕切り板
15a,15bと中間仕切り板15c,15dとの間、
中間仕切り板15c,15d間にそれぞれパンタグラフ
機構25を設けたものである。
【0037】このように、中間仕切り板15c,15d
を設ければ、MSL13の回転運動に伴う負荷変動があ
っても、それに起因した振動(振幅)の上方への伝達を
緩和することができる。即ち、取付け板18下部のMS
L13が回動したとき、MSL13の慣性反力に起因し
た取付け板18 (仕切り板15b) の水平方向 (周方
向) の振動の上方への伝達を緩和される。したがって、
昇降装置12の上端部、即ち仕切り板15aを支点とし
た大きな捩れ振動を緩和することができるようになる。
【0038】なお、上記実施の形態においては、仕切り
板15a,15bを四角形としたが、三角形、五角形以
上の多角形としてもよい。仕切り板15a,15bを三
角形とすると、当然に捩れ剛性は低下するが、スペース
ファクタが改善されるため、昇降される荷13が回転し
ない場合に好適である。また、仕切り板15a,15b
を五角形以上の多角形としたときは、パンタグラフ機構
25を仕切り板15a,15bの各側面に平行に設ける
ことを要しない。例えば、図5に示すように、仕切り板
15a,15bを六角形とした場合は、一側縁おきに、
即ち側縁a,c,eに平行に設けるだけでよい。これに
よれば、構造簡単となり、組立て作業も簡単となる。
【0039】また、上記実施の形態においては、パンタ
グラフ機構25のアーム26として角形パイプを用いた
が、従来と同じ平板を用いてもよく、さらに、剛性を上
げるためアーム26の表面に長手方向に連続した突起を
設けてもよい。
【0040】また、上記実施の形態においては、昇降装
置を天井等静止部11に取り付けたが、床面上に設置し
てもよい。この場合、前述したMSL13等荷の昇降は
シリンダ等により行えばよい。
【0041】また、上記実施の形態においては、取付け
板17の下面にMSL13を取付けて昇降させるように
したが、例えば、ITVカメラといった監視ロボットを
取り付けて昇降させてもよい。また、照明装置や監視装
置以外にも、荷の積込み・積下しを行う搬送台車の昇降
にも適用できる。
【0042】さらに、上記図5に示した実施例では、仕
切り板15a,15bの間に2枚の中間仕切り板15
c,15dを設けたが、少なくとも1枚設ければよい。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のごと
く優れた効果を発揮する。
【0044】(1) 上下の仕切り板の間にそれら仕切り板
の各側縁に沿ってパンタグラフを設けたので、横方向お
よび周方向の剛性(捩れ剛性)を向上することができ
る。
【0045】(2) 片側仕切り板の外側に荷の取付け板を
設け、これら仕切り板および取付け板を弾性部材で接続
することにより、昇降時に生じる荷の上下方向の慣性反
力を弾性部材により吸収でき、上下方向への振動を抑制
できる。
【0046】(3) 上下の仕切り板の間に少なくとも1枚
の中間仕切り板を設けて、上下の仕切り板および中間仕
切り板間にそれぞれパンタグラフを設ければ、MSL等
荷の運動による負荷変動に対する水平方向の振動を大幅
に緩和することができる。
【0047】(4) パンタグラフのアームに中空の角形パ
イプを用いれば、パンタグラフ自体の剛性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降装置の一実施の形態を示す概略図
であり、 (a)は正面図、 (b)は(a) のA−A矢視平面図
である。
【図2】昇降装置に適用される伸縮機構部の概略構成を
示す拡大斜視図である。
【図3】伸縮機構部の端部の概略構成を示す部分拡大正
面図である。
【図4】パンタグラフ機構を構成するアームの断面図で
ある。
【図5】本発明の他の実施の形態の概略構成を示す正面
図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態の概略構成を示
す正面図である。
【図7】従来の昇降機構の一例を示す概略図である。
【図8】従来の伸縮機構の他の例を示す概略図である。
【符号の説明】
12 昇降装置 13 MSL (荷) 15a,15b 仕切り板 15c,15d 中間仕切り板 16 伸縮機構部 17 取付け板 18 圧縮コイルバネ (弾性部材) 21 開口 22 昇降用ロープ 23 給電・通信ケーブル 25 パンタグラフ機構 26a〜26f アーム 27 回転軸 a〜d 仕切り板の側縁 θ 開度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムービングスポットライト等の荷を所定
    の高さ位置に昇降させる昇降装置において、上下方向に
    間隔をおいて互いに平行に設けられた2枚の仕切り板
    と、これら2枚の仕切り板の間に当該仕切り板の各側縁
    に沿って設けられたパンタグラフ機構とを備えたことを
    特徴とする昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記上下の仕切り板の片側外方に荷の取
    付け板を設け、これら仕切り板および取付け板間を弾性
    部材により接続したことを特徴とする請求項1記載の昇
    降装置。
  3. 【請求項3】 前記上下の仕切り板間に少なくとも1枚
    の中間仕切り板を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記パンタグラフのアームとして中空の
    角形パイプを用いたことを特徴とする請求項1記載の昇
    降装置。
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