JPH0987963A - プリーツ製品の加工方法 - Google Patents
プリーツ製品の加工方法Info
- Publication number
- JPH0987963A JPH0987963A JP28233595A JP28233595A JPH0987963A JP H0987963 A JPH0987963 A JP H0987963A JP 28233595 A JP28233595 A JP 28233595A JP 28233595 A JP28233595 A JP 28233595A JP H0987963 A JPH0987963 A JP H0987963A
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- Japan
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- thermoplastic
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- thermoplastic material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラウス、スカート、スーツ、ワンピース、
長短のパンツ、Ｔシャツ、Ｙシャツ、ランジェリー等の
衣料品。カーテン、ブラインド等の室内装飾品。照明器
具等のシェード。空気清浄機器、空調機器等のフィルタ
ー等に使用する個性化に富むプリーツ製品を提供する。 【解決手段】熱可塑性素材１の所定の箇所に熱収縮性水
溶性糸２を使用して所定の模様に仮縫いし、仮縫いした
熱可塑性素材１を熱収縮性水溶性糸２の溶解処理温度に
温度設定した熱処理装置で熱処理後、仮縫いした熱可塑
性素材１を急冷し湯水処理を施し仮縫いした熱収縮性水
溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させるプリ
ーツ製品の加工方法。
長短のパンツ、Ｔシャツ、Ｙシャツ、ランジェリー等の
衣料品。カーテン、ブラインド等の室内装飾品。照明器
具等のシェード。空気清浄機器、空調機器等のフィルタ
ー等に使用する個性化に富むプリーツ製品を提供する。 【解決手段】熱可塑性素材１の所定の箇所に熱収縮性水
溶性糸２を使用して所定の模様に仮縫いし、仮縫いした
熱可塑性素材１を熱収縮性水溶性糸２の溶解処理温度に
温度設定した熱処理装置で熱処理後、仮縫いした熱可塑
性素材１を急冷し湯水処理を施し仮縫いした熱収縮性水
溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させるプリ
ーツ製品の加工方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウス、スカート、
スーツ、ワンピース、長短のパンツ、Ｔシャツ、Ｙシャ
ツ、ランジェリー等の衣料品。カーテン、ブラインド等
の室内装飾品。照明器具等のシェード。空気清浄機器、
空調機器等のフィルター等に使用するプリーツ製品の加
工方法に関する。
スーツ、ワンピース、長短のパンツ、Ｔシャツ、Ｙシャ
ツ、ランジェリー等の衣料品。カーテン、ブラインド等
の室内装飾品。照明器具等のシェード。空気清浄機器、
空調機器等のフィルター等に使用するプリーツ製品の加
工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリーツ製品の加工方法は、生地
をヒダつけ加工機械により加工するか、あるいは型紙等
の型に入れて加工していた。
をヒダつけ加工機械により加工するか、あるいは型紙等
の型に入れて加工していた。
【０００３】また、日本伝統のしぼり模様は、各々の模
様を糸で縛って染色加工していた。
様を糸で縛って染色加工していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これらのヒダつけ加工
機械や型紙等の型で形成したプリーツ製品は、ストレー
トプリーツやボックスプリーツのように生地全体にヒダ
が形成され、ヒダにシャープ性があり、個性的な商品が
得られなかった。
機械や型紙等の型で形成したプリーツ製品は、ストレー
トプリーツやボックスプリーツのように生地全体にヒダ
が形成され、ヒダにシャープ性があり、個性的な商品が
得られなかった。
【０００５】また、部分的にヒダをつけるには、ヒダつ
け加工をした生地を部分的に縫合していたため、コス
ト、デザイン面で個性的でなく時代に合わない等の問題
点があった。
け加工をした生地を部分的に縫合していたため、コス
ト、デザイン面で個性的でなく時代に合わない等の問題
点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、熱可塑性素材１に熱可塑性水溶性糸２
を使用して仮縫いし、湯水処理により仮縫いした熱可塑
性水溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着さるプ
リーツ製品の加工方法。
めに、本発明は、熱可塑性素材１に熱可塑性水溶性糸２
を使用して仮縫いし、湯水処理により仮縫いした熱可塑
性水溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着さるプ
リーツ製品の加工方法。
【０００７】熱可塑性素材１の所定の箇所に熱可塑性水
溶性糸２を使用して、直線もしくは円形、その他の模様
に仮縫いする。
溶性糸２を使用して、直線もしくは円形、その他の模様
に仮縫いする。
【０００８】仮縫いした熱可塑性素材１を熱可塑性水溶
性糸２の溶解処理温度に温度設定した熱処理装置で熱処
理する。
性糸２の溶解処理温度に温度設定した熱処理装置で熱処
理する。
【０００９】熱処理後、仮縫いした熱可塑性素材１を急
冷し、湯水処理を施し仮縫いした熱可塑性水溶性糸２を
溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させる。
冷し、湯水処理を施し仮縫いした熱可塑性水溶性糸２を
溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させる。
【００１０】
【作用】本発明は、熱可塑性素材１に熱可塑性水溶性糸
２を応用したプリーツ製品の加工である。
２を応用したプリーツ製品の加工である。
【００１１】熱可塑性素材１、例えばポリエステル繊維
の所定の箇所に熱可塑性水溶性糸２を使用して、直線も
しくは円形、その他の模様に仮縫いする。
の所定の箇所に熱可塑性水溶性糸２を使用して、直線も
しくは円形、その他の模様に仮縫いする。
【００１２】仮縫いした熱可塑性素材１を熱可塑性水溶
性糸２の溶解処理温度以上に温度設定した熱処理装置で
熱処理する。
性糸２の溶解処理温度以上に温度設定した熱処理装置で
熱処理する。
【００１３】熱処理後、仮縫いした熱可塑性素材１を急
冷し、４０〜５０℃の湯水処理を施し、仮縫いした熱可
塑性水溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させ
ることにより多様なヒダを形成したプリーツ製品を得
る。
冷し、４０〜５０℃の湯水処理を施し、仮縫いした熱可
塑性水溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させ
ることにより多様なヒダを形成したプリーツ製品を得
る。
【００１４】
【実施例】以下、本発明のプリーツ製品の加工方法の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
【００１５】熱可塑性素材１、例えばポリエステル繊維
素材の所定の箇所に、熱可塑性水溶性糸２、例えば溶解
処理温度７０℃以上、水中収縮率５０〜５５％（水温２
５℃、無緊張状態時）、溶解時間２０〜３０分のグレー
ドの原糸を使用して、直線もしくは円形、その他の模様
に仮縫いする。
素材の所定の箇所に、熱可塑性水溶性糸２、例えば溶解
処理温度７０℃以上、水中収縮率５０〜５５％（水温２
５℃、無緊張状態時）、溶解時間２０〜３０分のグレー
ドの原糸を使用して、直線もしくは円形、その他の模様
に仮縫いする。
【００１６】仮縫いしたポリエステル繊維素材を、９０
〜１００℃に温度設定した熱処理装置内で熱処理する。
〜１００℃に温度設定した熱処理装置内で熱処理する。
【００１７】熱処理後、仮縫いした熱可塑性素材１を空
冷し、７０〜８０℃の湯水処理を施すと仮縫いした熱可
塑性水溶性糸２は溶解し除去される。
冷し、７０〜８０℃の湯水処理を施すと仮縫いした熱可
塑性水溶性糸２は溶解し除去される。
【００１８】溶解が完了したら、新しい温水にてオーバ
ーフローさせながら充分洗浄し、熱可塑性水溶性糸２を
完全に取り除く。
ーフローさせながら充分洗浄し、熱可塑性水溶性糸２を
完全に取り除く。
【００１９】次に、熱可塑性水溶性糸２が溶解し除去さ
れた熱可塑性素材１を乾燥させ、ヒダを固着し、多様な
ヒダを形成したプリーツ製品を得る。
れた熱可塑性素材１を乾燥させ、ヒダを固着し、多様な
ヒダを形成したプリーツ製品を得る。
【００２０】なお、上糸と下糸に熱可塑性水溶性糸２の
溶解処理温度、収縮率、溶解時間等グレードの異なる原
糸を使用して仮縫いした場合、特に収縮率の異なる原糸
を上糸と下糸に使用した場合には、さらに複雑でランダ
ムなヒダを形成することができる。
溶解処理温度、収縮率、溶解時間等グレードの異なる原
糸を使用して仮縫いした場合、特に収縮率の異なる原糸
を上糸と下糸に使用した場合には、さらに複雑でランダ
ムなヒダを形成することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上のような本発明のプリーツ製品は、
ブラウス、スカート、スーツ、ワンピース、長短のパン
ツ、Ｔシャツ、Ｙシャツ、ランジェリー等の衣料品。カ
ーテン、ブラインド等の室内装飾品。照明器具等のシェ
ード。空気清浄機器、空調機器等のフィルター等に使用
する。
ブラウス、スカート、スーツ、ワンピース、長短のパン
ツ、Ｔシャツ、Ｙシャツ、ランジェリー等の衣料品。カ
ーテン、ブラインド等の室内装飾品。照明器具等のシェ
ード。空気清浄機器、空調機器等のフィルター等に使用
する。
【００２２】本発明のプリーツの加工方法でブラウス、
スカート、ランジェリー、パンツ等の衣料品等の製品に
応用した場合、完成された製品は一品一品異なる製品が
得られ、個性化に富む製品となり、さらに、付加価値の
高い製品になる。
スカート、ランジェリー、パンツ等の衣料品等の製品に
応用した場合、完成された製品は一品一品異なる製品が
得られ、個性化に富む製品となり、さらに、付加価値の
高い製品になる。
【００２３】また、本発明のプリーツの加工方法でカー
テン、ブラインド等の室内装飾品等に応用した場合、完
成された製品は一品一品異なる製品が得られ、個性化に
富む、独特な美観と豪華さを提供する。
テン、ブラインド等の室内装飾品等に応用した場合、完
成された製品は一品一品異なる製品が得られ、個性化に
富む、独特な美観と豪華さを提供する。
【００２４】さらに、本発明のプリーツの加工方法で照
明器具等のシェード等に応用した場合、完成された製品
は、照明の明暗が独特な美観と雰囲気を与え快適であ
る。
明器具等のシェード等に応用した場合、完成された製品
は、照明の明暗が独特な美観と雰囲気を与え快適であ
る。
【００２５】また、本発明のプリーツ製品の加工方法は
空気清浄機器、空調機器等のフィルター等にも応用され
る。
空気清浄機器、空調機器等のフィルター等にも応用され
る。
【００２６】本発明のプリーツの加工方法によるヒダ
は、ランダムでリピート性がないため一品一品異なる製
品が得られ、個性化に富む、衣料用品、家庭用品、工業
用品、電気用品等の製品に幅広く応用出来る。
は、ランダムでリピート性がないため一品一品異なる製
品が得られ、個性化に富む、衣料用品、家庭用品、工業
用品、電気用品等の製品に幅広く応用出来る。
【図１】熱可塑性素材１を熱収縮性水溶性糸２で仮縫い
した部分の断面図。
した部分の断面図。
【図２】熱可塑性素材１を熱収縮性水溶性糸２で仮縫い
した部分の平面図。
した部分の平面図。
【図３】仮縫いした熱可塑性素材１の熱収縮性水溶性糸
２を熱収縮させた部分の断面図。
２を熱収縮させた部分の断面図。
【図４】仮縫いした熱可塑性素材１の熱収縮性水溶性糸
２を熱収縮させた部分の平面図。
２を熱収縮させた部分の平面図。
【図５】熱可塑性素材１を温水処理し、熱収縮性水溶性
糸２を溶解させた部分の断面図。
糸２を溶解させた部分の断面図。
【図６】熱可塑性素材１を温水処理し、熱収縮性水溶性
糸２を溶解させた部分の平面図。
糸２を溶解させた部分の平面図。
【図７】熱可塑性素材１を熱収縮性水溶性糸２で仮縫い
した斜視図。
した斜視図。
【図８】熱可塑性素材１を温水処理し、熱収縮性水溶性
糸２を溶解させた斜視図。
糸２を溶解させた斜視図。
【図９】熱可塑性素材の製品を熱収縮性水溶性糸２で仮
縫いした正面図。
縫いした正面図。
【図１０】熱可塑性素材の製品を温水処理し、熱収縮性
水溶性糸２を溶解させた正面図。
水溶性糸２を溶解させた正面図。
１ 熱可塑性素材。 ２ 熱収縮性水溶性糸。 ３ 熱収縮した熱収縮性水溶性糸。 ４ 熱収縮性水溶性糸を溶解除去した後のヒダ。
Claims (1)
- 【請求項１】 熱可塑性素材１の所定の箇所に熱可塑性
水溶性糸２を使用して所定の模様に仮縫いし、仮縫いし
た熱可塑性素材１を熱可塑性水溶性糸２の溶解処理温度
に温度設定した熱処理装置で熱処理後、仮縫いした熱可
塑性素材１を急冷し、湯水処理を施し仮縫いした熱可塑
性水溶性糸２を溶解除去し乾燥させ、ヒダを固着させる
プリーツ製品の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28233595A JPH0987963A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | プリーツ製品の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28233595A JPH0987963A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | プリーツ製品の加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987963A true JPH0987963A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17651082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28233595A Withdrawn JPH0987963A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | プリーツ製品の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0987963A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003013356A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Sewing Osami:Kk | 衣服用布地への凹凸模様の形成方法 |
| KR100864559B1 (ko) * | 2008-06-02 | 2008-10-20 | 김판옥 | 주름이 형성된 원단 및 원단의 주름 형성방법 |
| CN102960866A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-03-13 | 广东金潮集团有限公司 | 一种婚纱晚礼服的不规则抓褶布的排点放码法 |
| CN104905460A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-09-16 | 廖志刚 | 一种利用于收缩线制作褶皱服装的方法 |
| CN105192952A (zh) * | 2015-09-18 | 2015-12-30 | 江苏华佳丝绸有限公司 | 一种立省位服装花边及制作方法 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP28233595A patent/JPH0987963A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003013356A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Sewing Osami:Kk | 衣服用布地への凹凸模様の形成方法 |
| KR100864559B1 (ko) * | 2008-06-02 | 2008-10-20 | 김판옥 | 주름이 형성된 원단 및 원단의 주름 형성방법 |
| CN102960866A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-03-13 | 广东金潮集团有限公司 | 一种婚纱晚礼服的不规则抓褶布的排点放码法 |
| CN104905460A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-09-16 | 廖志刚 | 一种利用于收缩线制作褶皱服装的方法 |
| CN105192952A (zh) * | 2015-09-18 | 2015-12-30 | 江苏华佳丝绸有限公司 | 一种立省位服装花边及制作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |