JPH0987928A - 抗菌性繊維製品 - Google Patents
抗菌性繊維製品Info
- Publication number
- JPH0987928A JPH0987928A JP7267844A JP26784495A JPH0987928A JP H0987928 A JPH0987928 A JP H0987928A JP 7267844 A JP7267844 A JP 7267844A JP 26784495 A JP26784495 A JP 26784495A JP H0987928 A JPH0987928 A JP H0987928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- silver zeolite
- polymer
- antibacterial
- sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抗菌性の優れた繊維及びそれを用いた、抗菌
性の不織布、布帛、エアーフィルター等の繊維製品の提
供。 【解決手段】 鞘部及び芯部の２層構造の合成繊維にお
いて、鞘部ポリマーに銀ゼオライト抗菌剤及びセピオラ
イト分散補助剤を用いて、周知の紡糸方法で製造された
抗菌性の合成繊維、それを使用した不織布及び布帛など
の繊維製品。
性の不織布、布帛、エアーフィルター等の繊維製品の提
供。 【解決手段】 鞘部及び芯部の２層構造の合成繊維にお
いて、鞘部ポリマーに銀ゼオライト抗菌剤及びセピオラ
イト分散補助剤を用いて、周知の紡糸方法で製造された
抗菌性の合成繊維、それを使用した不織布及び布帛など
の繊維製品。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性を有する繊
維とそれより作られた繊維製品に関する。また、抗菌性
の不織布や布帛、特に医療用不織布、医療用布帛、エア
ーフィルターに関する。
維とそれより作られた繊維製品に関する。また、抗菌性
の不織布や布帛、特に医療用不織布、医療用布帛、エア
ーフィルターに関する。
【０００２】
【従来の技術】銀ゼオライト抗菌剤は、人体に安全性が
高く広範囲の細菌に有効であること、抗菌効果が長期間
接続すること、耐熱性が優れていること等の理由から繊
維製品に抗菌性を付与する技術の開発が試みられたが、
銀ゼオライトを繊維に均一に含有させることは困難であ
った。従来、銀ゼオライトを非ハロゲン化有機ポリマー
に混入したポリマー組成物を繊維化する技術（特公昭63
-54013号) や、銀ゼオライト抗菌剤を含むオルガノアル
コキンシランのコーティング剤を繊維表面に付着させる
技術 (特開平2-264074号) が知られるが、いずれの方法
も抗菌性の発揮や得られた繊維製品の品質面で問題があ
った。即ち、前者では、銀ゼオライト抗菌剤の比重が大
きく、相溶性も良くないので、溶融液中で沈殿を生じ
て、所定の含有量の均一混合体を得ることができなかっ
た。その結果、紡糸時の糸切れにより高速での紡糸が困
難であり、得られた繊維も抗菌性がよくなかった。ま
た、後者の技術では、繊維表面に銀ゼオライトを固定し
たことによりある程度の抗菌効果は発揮されるが、銀ゼ
オライトを含むコーティング剤が繊維間に充填されるの
で、表面が硬くなり、布帛の本来のやわらかい感触が得
られなかった。また、有機溶剤に銀ゼオライトを混合し
ても直ちに沈殿が始まるので、繊維又は繊維製品表面へ
の均一なコーティングは到底不可能であった。
高く広範囲の細菌に有効であること、抗菌効果が長期間
接続すること、耐熱性が優れていること等の理由から繊
維製品に抗菌性を付与する技術の開発が試みられたが、
銀ゼオライトを繊維に均一に含有させることは困難であ
った。従来、銀ゼオライトを非ハロゲン化有機ポリマー
に混入したポリマー組成物を繊維化する技術（特公昭63
-54013号) や、銀ゼオライト抗菌剤を含むオルガノアル
コキンシランのコーティング剤を繊維表面に付着させる
技術 (特開平2-264074号) が知られるが、いずれの方法
も抗菌性の発揮や得られた繊維製品の品質面で問題があ
った。即ち、前者では、銀ゼオライト抗菌剤の比重が大
きく、相溶性も良くないので、溶融液中で沈殿を生じ
て、所定の含有量の均一混合体を得ることができなかっ
た。その結果、紡糸時の糸切れにより高速での紡糸が困
難であり、得られた繊維も抗菌性がよくなかった。ま
た、後者の技術では、繊維表面に銀ゼオライトを固定し
たことによりある程度の抗菌効果は発揮されるが、銀ゼ
オライトを含むコーティング剤が繊維間に充填されるの
で、表面が硬くなり、布帛の本来のやわらかい感触が得
られなかった。また、有機溶剤に銀ゼオライトを混合し
ても直ちに沈殿が始まるので、繊維又は繊維製品表面へ
の均一なコーティングは到底不可能であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】銀ゼオライト抗菌剤の
比重は、2.1 〜2.2 であるが、溶解性が悪いので、仮に
銀ゼオライトをポリマーに溶融混合したときでも、短時
間に銀ゼオライトが沈殿して溶融ポリマーの激しい攪拌
を行っても均一なポリマー組成物が得られず、これを押
出し吐出しても生成繊維中の銀ゼオライト濃度が不均一
で、しかも繊維表面部の抗菌効果は満足すべきものでな
かった。そこで、本発明者は、繊維の抗菌効果が繊維中
央部に含まれる銀ゼオライトによるのでなく、繊維の表
面層に存在する銀ゼオライトに依存することに着目し、
繊維表面に銀ゼオライトが均一に存在する繊維の開発に
注力した。
比重は、2.1 〜2.2 であるが、溶解性が悪いので、仮に
銀ゼオライトをポリマーに溶融混合したときでも、短時
間に銀ゼオライトが沈殿して溶融ポリマーの激しい攪拌
を行っても均一なポリマー組成物が得られず、これを押
出し吐出しても生成繊維中の銀ゼオライト濃度が不均一
で、しかも繊維表面部の抗菌効果は満足すべきものでな
かった。そこで、本発明者は、繊維の抗菌効果が繊維中
央部に含まれる銀ゼオライトによるのでなく、繊維の表
面層に存在する銀ゼオライトに依存することに着目し、
繊維表面に銀ゼオライトが均一に存在する繊維の開発に
注力した。
【０００４】一方、鞘部及び芯部の２層構造の抗菌性の
繊維は、既に知られている（特開平１−250413号公報、
特開平3-227408号公報、特開平5-222614号公報) が、こ
れらの繊維では銀ゼオライトの高比重、ポリマーに対す
る親和性の欠如によりポリマーに対するなじみが悪く、
繊維形成性が良好でなく、しかも得られた繊維の物性も
良くなかった。
繊維は、既に知られている（特開平１−250413号公報、
特開平3-227408号公報、特開平5-222614号公報) が、こ
れらの繊維では銀ゼオライトの高比重、ポリマーに対す
る親和性の欠如によりポリマーに対するなじみが悪く、
繊維形成性が良好でなく、しかも得られた繊維の物性も
良くなかった。
【０００５】本発明では、従来の問題点を解決するため
に、溶融した原料ポリマーに銀ゼオライト抗菌剤を混入
する際に、分散補助剤又は沈殿防止剤としてセピオライ
トを併用し、このポリマー原料で繊維の鞘部を形成せし
めるようにした。即ち、紡糸時にポリマー原料により芯
部を形成し、銀ゼオライト抗菌剤とセピオライト分散補
助剤又は沈殿防止剤を含む溶融ポリマーを外側形成材料
とすることにより、鞘部のみに銀ゼオライト抗菌剤とセ
ピオライト分散補助剤又は沈殿防止剤を含む抗菌性繊維
が形成される。
に、溶融した原料ポリマーに銀ゼオライト抗菌剤を混入
する際に、分散補助剤又は沈殿防止剤としてセピオライ
トを併用し、このポリマー原料で繊維の鞘部を形成せし
めるようにした。即ち、紡糸時にポリマー原料により芯
部を形成し、銀ゼオライト抗菌剤とセピオライト分散補
助剤又は沈殿防止剤を含む溶融ポリマーを外側形成材料
とすることにより、鞘部のみに銀ゼオライト抗菌剤とセ
ピオライト分散補助剤又は沈殿防止剤を含む抗菌性繊維
が形成される。
【０００６】また、鞘部のポリマーには、銀ゼオライト
がセピオライト分散補助剤により均一に分散している
が、芯部には銀ゼオライトが含まれておらず、それによ
る物性低下がないので、紡糸時の糸切れも少なく、この
繊維を用いて得られた繊維製品の抗菌性もきわめて優れ
ている。また、銀ゼオライトが繊維の芯部でなく鞘部に
のみ存在しているので、繊維の物性への影響が最小限で
済み、さらに銀ゼオライトの使用量が最小限で、経済的
にも有利である。
がセピオライト分散補助剤により均一に分散している
が、芯部には銀ゼオライトが含まれておらず、それによ
る物性低下がないので、紡糸時の糸切れも少なく、この
繊維を用いて得られた繊維製品の抗菌性もきわめて優れ
ている。また、銀ゼオライトが繊維の芯部でなく鞘部に
のみ存在しているので、繊維の物性への影響が最小限で
済み、さらに銀ゼオライトの使用量が最小限で、経済的
にも有利である。
【０００７】
【問題を解決するための手段】この発明における繊維製
品は、モノフィラメント、マルチフィラメント又は上記
フィラメントを用いて製造した不織布、布帛、エアフィ
ルターなどの繊維製品があげられる。本発明による繊維
は、鞘部及び芯部の２層構造を有する合成繊維の鞘部形
成ポリマーに銀ゼオライト及びセピオライトを混合する
ことにより、銀ゼオライトとセピオライトの相互作用に
よりポリマー溶融液における沈殿が防止することがで
き、これを用いて２層構造の繊維を製造するための常套
手段により容易に製造することができる。
品は、モノフィラメント、マルチフィラメント又は上記
フィラメントを用いて製造した不織布、布帛、エアフィ
ルターなどの繊維製品があげられる。本発明による繊維
は、鞘部及び芯部の２層構造を有する合成繊維の鞘部形
成ポリマーに銀ゼオライト及びセピオライトを混合する
ことにより、銀ゼオライトとセピオライトの相互作用に
よりポリマー溶融液における沈殿が防止することがで
き、これを用いて２層構造の繊維を製造するための常套
手段により容易に製造することができる。
【０００８】本発明では、銀ゼオライトとセピオライト
を鞘部ポリマーに混入することにより、鞘部のポリマー
の溶融液での銀ゼオライトの沈殿が防止され、分散が均
一となり、銀ゼオライトの均一濃度のものが得られる。
銀ゼオライトを鞘部ポリマーに混入して抗菌効果を得る
には、銀ゼオライトの使用量は 0.1wt％〜5wt ％である
必要がある。 0.1wt％以下の添加ではポリマー表面に得
られる銀イオン濃度が、抗菌効果に必要な5ppb以上に達
しないので抗菌効果が得られない。また、 5wt％以上に
混入すると、ポリマー表面における銀イオン濃度がppm
レベルに増大して着色が著しくなり、繊維製品として好
ましくない。
を鞘部ポリマーに混入することにより、鞘部のポリマー
の溶融液での銀ゼオライトの沈殿が防止され、分散が均
一となり、銀ゼオライトの均一濃度のものが得られる。
銀ゼオライトを鞘部ポリマーに混入して抗菌効果を得る
には、銀ゼオライトの使用量は 0.1wt％〜5wt ％である
必要がある。 0.1wt％以下の添加ではポリマー表面に得
られる銀イオン濃度が、抗菌効果に必要な5ppb以上に達
しないので抗菌効果が得られない。また、 5wt％以上に
混入すると、ポリマー表面における銀イオン濃度がppm
レベルに増大して着色が著しくなり、繊維製品として好
ましくない。
【０００９】一方、分散補助剤又は沈殿防止剤として使
用するセピオライトは、主成分がマグネシウム珪酸塩で
一般に組成式Mg8H2(Si4O11)3・3H2Oで表わされるマグネ
シウムの含水イノ珪酸塩鉱物であって形状は柔らかい繊
維状の結晶構造をしており、本発明では太さが 0.1〜0.
3 ミクロンの繊維状のものを用いる。セピオライトの使
用量は、銀ゼオライト量に対して10〜１wt％、好ましく
は６〜３wt％使用すればよいので、母材となる合成繊維
の鞘成分ポリマーに対しては0.01wt％〜２wt％の範囲の
混入で、銀ゼオライトの十分な沈殿防止の効果が得られ
る。２wt％以上の混合は、繊維がダル化し糸切れが多く
なり好ましくない。逆に0.01wt％以下の混合では沈殿防
止の効果が不十分である。
用するセピオライトは、主成分がマグネシウム珪酸塩で
一般に組成式Mg8H2(Si4O11)3・3H2Oで表わされるマグネ
シウムの含水イノ珪酸塩鉱物であって形状は柔らかい繊
維状の結晶構造をしており、本発明では太さが 0.1〜0.
3 ミクロンの繊維状のものを用いる。セピオライトの使
用量は、銀ゼオライト量に対して10〜１wt％、好ましく
は６〜３wt％使用すればよいので、母材となる合成繊維
の鞘成分ポリマーに対しては0.01wt％〜２wt％の範囲の
混入で、銀ゼオライトの十分な沈殿防止の効果が得られ
る。２wt％以上の混合は、繊維がダル化し糸切れが多く
なり好ましくない。逆に0.01wt％以下の混合では沈殿防
止の効果が不十分である。
【００１０】さらに、合成繊維の鞘部ポリマー及び芯部
ポリマーとしては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニール、ナイロン等が使用でき
る。鞘部ポリマーと芯部ポリマーは同一ポリマーでもよ
いし、異種ポリマーであってもよい。また、鞘部ポリマ
ーは低融点の熱接着性のポリマーであってもよい。本発
明による抗菌性不織布は、薄い布帛であれば、医療用の
カバー類、枕カバー、帽子、靴カバー等に用いることが
でき、厚手の不織布のときはエヤーフイルターとして空
調用フイルター、塗装ブース用フイルター等に使用でき
る。その抗菌効果は、各種の細菌、真菌、酵素等に対し
て有効であり、特に院内感染のＭＲＳＡ菌や空調室内感
染菌きして有名なレジオネラ菌に有効である。
ポリマーとしては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニール、ナイロン等が使用でき
る。鞘部ポリマーと芯部ポリマーは同一ポリマーでもよ
いし、異種ポリマーであってもよい。また、鞘部ポリマ
ーは低融点の熱接着性のポリマーであってもよい。本発
明による抗菌性不織布は、薄い布帛であれば、医療用の
カバー類、枕カバー、帽子、靴カバー等に用いることが
でき、厚手の不織布のときはエヤーフイルターとして空
調用フイルター、塗装ブース用フイルター等に使用でき
る。その抗菌効果は、各種の細菌、真菌、酵素等に対し
て有効であり、特に院内感染のＭＲＳＡ菌や空調室内感
染菌きして有名なレジオネラ菌に有効である。
【００１１】
【実施例１】芯部に融点255 ℃のレギュラーポリエステ
ルポリマーを使用し、鞘部に融点120 ℃の低融点ポリエ
ステルポリマーを使用した。予め鞘部ポリマーに銀ゼオ
ライト1.5wt ％、セピオライト0.06wt％を混入してお
き、これを攪拌溶融して常套手段で１デニールのポリエ
ステルスフ綿を製造し、該ポリエステル綿をカード機に
よりシート状として140 ℃の連続熱処理機を用いてサー
マルボンド法により40g/m2のカバー用抗菌性不織布を製
造した。該抗菌性不織布にＭＲＳＡ菌を5.3 ×102 接種
して、ＳＥＫ試験方法のシェーク法により１８時間培養
後に菌数測定を行った結果、菌数はゼロであり、優れた
抗菌効果が得られた。
ルポリマーを使用し、鞘部に融点120 ℃の低融点ポリエ
ステルポリマーを使用した。予め鞘部ポリマーに銀ゼオ
ライト1.5wt ％、セピオライト0.06wt％を混入してお
き、これを攪拌溶融して常套手段で１デニールのポリエ
ステルスフ綿を製造し、該ポリエステル綿をカード機に
よりシート状として140 ℃の連続熱処理機を用いてサー
マルボンド法により40g/m2のカバー用抗菌性不織布を製
造した。該抗菌性不織布にＭＲＳＡ菌を5.3 ×102 接種
して、ＳＥＫ試験方法のシェーク法により１８時間培養
後に菌数測定を行った結果、菌数はゼロであり、優れた
抗菌効果が得られた。
【００１２】
【実施例２】芯部に融点255 ℃のレギュラーポリエステ
ルポリマーを使用し、鞘部に融点110 ℃の低融点ポリエ
チレンポリマーを使用した。予め鞘部ポリマーに銀ゼオ
ライト2.0wt ％、セピオライト0.05wt％を混入してお
き、これを押出し機により攪拌溶融して３デニールのス
フ綿を製造した。該スフ綿をカード機によりシート状と
して130 ℃の連続熱処理機によりサーマルボンド法によ
って厚さ２センチを有する厚手のエヤーフイルター用不
織布を得た。該不織布にレジオネラ菌を2.7 ×104 接種
して、ＳＥＫ試験方法のシェーク法により１８時間培養
後に菌数測定を行った結果菌数はゼロであった。
ルポリマーを使用し、鞘部に融点110 ℃の低融点ポリエ
チレンポリマーを使用した。予め鞘部ポリマーに銀ゼオ
ライト2.0wt ％、セピオライト0.05wt％を混入してお
き、これを押出し機により攪拌溶融して３デニールのス
フ綿を製造した。該スフ綿をカード機によりシート状と
して130 ℃の連続熱処理機によりサーマルボンド法によ
って厚さ２センチを有する厚手のエヤーフイルター用不
織布を得た。該不織布にレジオネラ菌を2.7 ×104 接種
して、ＳＥＫ試験方法のシェーク法により１８時間培養
後に菌数測定を行った結果菌数はゼロであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 興司 大阪府大阪市東淀川区西淡路６丁目３番41 号 中村物産株式會社淡路工場内
Claims (6)
- 【請求項１】 鞘部及び芯部の２層構造を有する合成繊
維において、合成繊維の鞘部に銀ゼオライト抗菌剤及び
セピオライトを含有させてなることを特徴とする抗菌性
繊維。 - 【請求項２】 請求項１の繊維より形成した抗菌性繊維
製品。 - 【請求項３】 銀ゼオライト抗菌剤を 0.1wt％〜5.0wt
％及びセピオライトを0.01wt％〜2.0wt ％使用する請求
項１の繊維。 - 【請求項４】 不織布である請求項２又は３のいずれか
に記載の繊維製品。 - 【請求項５】 布帛である請求項２又は３のいずれかに
記載の繊維製品。 - 【請求項６】 エアーフィルターである請求項２又は３
のいずれかに記載の繊維製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267844A JP2858101B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 抗菌性繊維製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267844A JP2858101B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 抗菌性繊維製品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987928A true JPH0987928A (ja) | 1997-03-31 |
| JP2858101B2 JP2858101B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=17450417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7267844A Expired - Fee Related JP2858101B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 抗菌性繊維製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858101B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11158728A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-15 | Unitika Ltd | 抗菌性を有する吸放湿性複合繊維 |
| WO1999041438A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-19 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Sheath-core polyester fiber including an antimicrobial agent |
| JP2001226827A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-08-21 | Erubu:Kk | 複合成形物およびその製造法 |
| JP2001226829A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-08-21 | Erubu:Kk | 複合成形物およびその製造法 |
| KR100474963B1 (ko) * | 2002-11-12 | 2005-03-11 | 주식회사 효성 | 항균성 및 잠재권축성 복합사와 그 제조방법 |
| JP2007179868A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Suminoe Textile Co Ltd | 燃料電池用フィルターユニット |
| JP2007531615A (ja) * | 2004-03-26 | 2007-11-08 | ペニャルヴァ，ホアキン エスピュエラス | フィルタ及び製造方法 |
| WO2015148368A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Polymer Group, Inc. | Nonwoven having high microbial kill rate and high efficacy and articles and uses therefrom |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP7267844A patent/JP2858101B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11158728A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-15 | Unitika Ltd | 抗菌性を有する吸放湿性複合繊維 |
| WO1999041438A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-19 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Sheath-core polyester fiber including an antimicrobial agent |
| JP2001226827A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-08-21 | Erubu:Kk | 複合成形物およびその製造法 |
| JP2001226829A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-08-21 | Erubu:Kk | 複合成形物およびその製造法 |
| KR100474963B1 (ko) * | 2002-11-12 | 2005-03-11 | 주식회사 효성 | 항균성 및 잠재권축성 복합사와 그 제조방법 |
| JP2007531615A (ja) * | 2004-03-26 | 2007-11-08 | ペニャルヴァ，ホアキン エスピュエラス | フィルタ及び製造方法 |
| KR101464206B1 (ko) * | 2004-03-26 | 2014-11-21 | 호아퀸 에스푸에라스 페날바 | 생산방법 및 상기 방법을 사용하여 수득되고 레지오넬라뉴모필라 증식으로부터 위험이 있는 설비에 레지오넬라뉴모필라의 여과 및 제거를 위한 부직포 및/또는 여과인젝터 구조 또는 시트를 포함하는 필터 |
| JP2007179868A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Suminoe Textile Co Ltd | 燃料電池用フィルターユニット |
| WO2015148368A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Polymer Group, Inc. | Nonwoven having high microbial kill rate and high efficacy and articles and uses therefrom |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2858101B2 (ja) | 1999-02-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5047448A (en) | Antimicrobial-shaped article and a process for producing the same | |
| DE69826457T2 (de) | Abbaubare polymerfasern: herstellung, produkte und verwendungsverfahren | |
| US5300167A (en) | Method of preparing a nonwoven web having delayed antimicrobial activity | |
| JPS63175117A (ja) | 抗菌性繊維構造物素材 | |
| JP2001247333A (ja) | 抗菌性付与用ガラス組成物、抗菌性繊維、抗菌性撚糸及び抗菌性布状物 | |
| WO1990009736A1 (en) | Antibacterial or conductive composition and applications thereof | |
| US5085920A (en) | Nonwoven wipe having improved grease release | |
| JPH0987928A (ja) | 抗菌性繊維製品 | |
| KR100749714B1 (ko) | 항박테리아 및 항진균 활성을 갖는 물품 | |
| KR20200070157A (ko) | 항균성 섬유 및 항균성 섬유의 제조 방법 | |
| WO1996002694A1 (en) | Spunbonded nonwoven nylon fabrics | |
| JP3071594B2 (ja) | 芯鞘型消臭抗菌性複合繊維 | |
| GB2412083A (en) | Making anti-microbial lyocell fibres containing silver and phosphate | |
| JPH0913225A (ja) | 芯鞘型消臭抗菌性複合繊維 | |
| JPH05222614A (ja) | 芯鞘型消臭性繊維 | |
| JPH1053922A (ja) | 無機機能性付与剤含有ポリエステル繊維及びその製造方法 | |
| CN113186617A (zh) | 一种负离子抗菌es复合纤维及其制备方法 | |
| JP2007303017A (ja) | 難燃抗菌性繊維製品 | |
| JPH06306705A (ja) | 抗菌性繊維およびその製造方法 | |
| JP2000008222A (ja) | 防カビ効果を有する熱可塑性繊維 | |
| JPS60199942A (ja) | 螢光を有する繊維製品 | |
| JP4164713B2 (ja) | 抗菌性を有する耐熱性ポリエステル系バインダー繊維 | |
| JP3579606B2 (ja) | 抗菌・防ダニ性繊維 | |
| JP2934467B2 (ja) | 鉱物粉体を混練した合成樹脂シート素材 | |
| JP3231117U (ja) | 抗菌性長繊維不織布 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071204 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081204 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |