JPH0986745A - 部品供給方法及び同装置 - Google Patents

部品供給方法及び同装置

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JPH0986745A
JPH0986745A JP25349095A JP25349095A JPH0986745A JP H0986745 A JPH0986745 A JP H0986745A JP 25349095 A JP25349095 A JP 25349095A JP 25349095 A JP25349095 A JP 25349095A JP H0986745 A JPH0986745 A JP H0986745A
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Masahiro Akahori
政弘 赤堀
Hiroaki Fujita
宏昭 藤田
Minoru Toyoda
稔 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より適切に部品の供給を行う。 【解決手段】 一定間隔おきに部品7を収納したテープ
6をサーボモータ25により作動するテープ繰り出し機
構12により部品取出し部10に導出しながら、この部
品取出し部10で部品の取出しが可能な状態に保持する
ようにテープフィーダを構成した。また、供給する部品
の種類に適した繰り出し速度等の動作条件を設定する動
作条件設定手段42と、設定された動作条件を記憶する
条件記憶手段43を設け、実装動作中は、前記動作条件
に基づいてテープ繰り出し機構12を作動させるべく、
主制御手段41によりドライバー44を介してサーボモ
ータ25を駆動制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装機において基
板に電子部品を実装するために、所定の部品取出し位置
に順次部品を供給する部品供給方法及び同装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような部品供給装置とし
て、例えば、テープを担体として部品を供給するテープ
フィーダは一般に知られている。
【0003】このテープフィーダは、テープ本体とカバ
ーテープとからなって一定間隔おきに多数の部品を収納
したテープがリールに巻回された状態で保持され、この
テープがリールから導出されて所定の部品取出し部に導
かれ、部品取出し部において、カバーテープがテープ本
体から剥がされることにより部品の取出しが可能な状態
とされ、実装機のヘッドに設けられたノズル部材等によ
り部品がピックアップされる毎に、繰り出し機構により
間歇的にテープが繰り出されつつ、次々に部品が部品取
出し部において取り出されるようになっている。
【0004】上記繰り出し機構としては、ラチェット回
動機構に連結されたスプロケットをテープに係合させ、
部品取出しのためのノズル部材等の上下動に伴いラチェ
ット回動機構を作動させてスプロケットを回転させるこ
とにより機械的にテープを繰り出す方法が主流であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の繰
り出し機構は、ラチェット回動機構と連動するレバーを
ノズル部材の作動等に伴い揺動させて部品の種類に関係
なく一律に一定の速度でテープを繰り出すため、テープ
繰り出し時の衝撃(加速度)や繰り出し速度がテープに
収納された部品の種類によっては無視できない場合があ
り、とくに、極小のチップ部品等では、部品収納部内で
の部品立ちを招いたり、あるいは部品収納部から部品が
飛出したりする虞がある。
【0006】そのため、従来では、部品取出し部にシャ
ッター部材を設け、部品取出し時以外の部品の飛出し等
を防止することが行われているが、近年の部品の極小化
に伴い、単一のテープフィーダにおいて、比較的大きな
チップ部品から極小チップ部品まで多種多様な部品の供
給が要求されるに至っており、上記シャッター部材によ
るだけでは、部品の飛び出しを防止し得ても部品立ち等
を確実に防止することは難しい。
【0007】また、上記シャッター部材の動作不良によ
り部品の取出しが不能となる懸念があり、シャッター部
材がなくても部品取出し部における部品の飛び出等を防
止できれば、部品供給の適正を保つ上でも好ましい。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、より適切に部品の供給を行うことがで
きる部品供給装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る部品供給
方法は、所定間隔おきに部品を収納したテープを所定の
タイミングで部品取出し部に導出しながら、部品取出し
部での部品の取出しが可能な状態に上記テープを保持す
る部品供給方法において、モータ駆動により作動する繰
り出し手段により所定の動作条件に基づいてテープを部
品取出し部に導出するとともに、このときの上記動作条
件を、供給する部品の種類に応じて変更するようにした
ものである。
【0010】この方法によれば、部品の種類に応じ、部
品立ちや部品の飛び出しを確実に防止し得る最適な速
度、あるいは加速減速でテープを繰り出すことが可能と
なる。そのため、単一の部品供給装置により、比較的大
きなチップ部品から極小チップ部品まで、多種多様な部
品の供給が要求される場合であっても、部品立ち等を確
実に防止しながら部品を適切に供給することが可能とな
る。
【0011】請求項2に係る部品供給装置は、所定間隔
おきに部品を収納したテープを所定のタイミングで部品
取出し部に導出しながら、この部品取出し部での部品の
取出しが可能な状態に上記テープを保持する部品供給装
置において、モータ駆動により回転されて上記テープを
部品取出し部に導出する繰り出し手段と、供給する部品
の種類に適した上記テープの導出動作に関する条件を設
定する動作条件設定手段と、この導出動作に関する条件
に基づいて上記テープを導出すべく上記繰り出し手段を
制御する制御手段とを備えたものである。
【0012】この装置によれば、部品の種類に応じた上
述のようなテープの繰り出し動作を自動的に行うことが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0014】図1は本発明の部品供給装置の適用として
のテープフィーダの全体構造を示している。この図にお
いて、1はテープフィーダ本体であり、前方(図1では
右方)がピン部材2により位置決めされた状態で実装機
におけるフィーダ設置台18に取付けられている。テー
プフィーダ本体1の後方には、リール支持軸3及びリー
ル押え4が設けられている。上記リール支持軸3にはリ
ール5が回転自在に取付けられ、このリール5に、多数
の小片状のチップ部品を収納したテープ6が巻き付けら
れている。なお、上記テープフィーダ本体1は、前方側
部分1aと、後方側部分1bとが着脱可能に連結される
ことにより構成されており、前方側部分1aに後記部品
取出し部10等が装備される一方、後方側部分1bに上
記リール5が保持され、リール5の大きさ等に応じて後
方側部分1bが交換されるようになっている。
【0015】テープフィーダ1の前方には部品取出し部
10が設けられ、上記リール5から導出されたテープ6
がテープフィーダ本体1に一体に設けられたテープ導入
用案内部11を介してこの部品取出し部10に導かれて
いる。さらに、後述するようなテープ繰り出し機構1
2,カバーテープ引取り機構13,テープ本体排出用案
内部14等がテープフィーダ本体1の前方部に設けられ
ている。
【0016】上記リール5から導出されるテープ6は、
図2及び図3に示すように、テープ本体6aとカバーテ
ープ6bとで構成されている。上記テープ本体6aに
は、上部に開口した部品収納部6cが一定間隔おきに多
数配設されて、各部品収納部6cに部品7が収納されて
おり、さらに、テープ本体6aの側部には、多数の係合
孔6dが一定間隔おきに配設されている。上記カバーテ
ープ6bは、テープ本体6aの各部品収納部6cを上方
から閉鎖するようにテープ6aの上面に接着されてい
る。
【0017】そして、上記部品取出し部10においてカ
バーテープ6bがテープ本体6aから剥がされて部品7
の取出しが可能な状態とされ、実装機に搭載される部品
吸着用のノズル部材P(図1に一転鎖線で示す)により
部品7が吸着されて取り出されるとともに、テープ繰り
出し機構12により、テープ6が一定量ずつ繰り出され
るようになっている。
【0018】上記テープ繰り出し機構12(以下、繰り
出し機構12と略す)は、部品取出し部10の下方に位
置するスプロケット21と、その同軸上に連結されるギ
ア22とを備え、上記スプロケット21は部品取出し部
10に導かれたテープ6の上記係合孔6dに係合してい
る。また、上記ギア22は、ギア23及びウォームホイ
ール24を介してサーボモータ25の出力軸に装着され
たウォームギア26に噛合されており、上記サーボモー
タ25の駆動によりスプロケット21が回転させられる
ことによりテープ6を繰り出すようになっている。
【0019】上記スプロケット21には、上記テープ6
の部品収納部6cに対応する所定の間隔で貫通孔21a
が周方向に並べて穿設されており、スプロケット21の
下方部には、この貫通孔21aを検知するための原点セ
ンサ35が付設されている。原点センサ35は、スプロ
ケット21を挟んで光の照射部と受光部とを有したフォ
トセンサ等からなり、貫通孔21aを介して照射光が受
光部で受光された原点センサ35のON状態で、上記テ
ープ6の部品収納部6cが部品取出し部10の所定の部
品取出し位置に位置決めされるようになっている。ま
た、上記サーボモータ25の出力軸にパルス板36が装
着され、パルスジェネレータ37がこのパルス板36に
対応して設けられている。
【0020】上記部品取出し部10でテープ本体6aか
ら分離されたカバーテープ6bは、カバー引取り機構1
3(以下、引取り機構13と略す)により引き取られて
図外の処理ケースに送られ、この引取り機構13による
引っ張り力で、テープ6aからカバーテープ6bが引き
剥がされるようになっている。
【0021】この引取り機構13は、図1に示すよう
に、上記モータ25よりやや後方位置に取付けられた一
対のギア28,29を備えている。そして、上記部品取
出し部10から引き出されたカバーテープ6bが、ガイ
ド板30及びガイドローラ31,32を介して両ギア2
8,29間に導かれている。一方のギア28は、上記ウ
ォームホイール24の同軸上に連結されたギア27と噛
合しており、従って、上記サーボモータ25が駆動され
ることにより上記繰り出し機構12に同期して引取り機
構13が作動してカバーテープ6bが引き取られるよう
になっている。
【0022】図2及び図3は、部品取出し部10の構造
を示している。これらの図において部品取出し部10
は、テープフィーダ本体1の上部において上方に開口す
るテープ案内溝19と、このテープ案内溝19の上方に
設けられるカバー部材15とを備えている。
【0023】上記テープ案内溝19は、テープ導入用案
内部11に連続して設けられており、リール5から導出
されて部品取出し部10に導かれたテープ6が、このテ
ープ案内溝19に沿って移動するようになっている。
【0024】上記カバー部材15は、上記テープ案内溝
19に沿ったテープ通過部分の上方に配置されており、
このカバー部材15の先端(図3で右側端)と後記テー
プ本体排出用案内部14の基端部16との間に部品取出
し用の開放部17を形成している。そして、上記カバー
部材15の先端位置でカバー6bが剥がされてから、テ
ープ本体6aの部品収納部6cが上記開放部17の位置
まで達すると、部品収納部6cが上方に開放されて、上
記ノズル部材Pによる上方からの部品7の取出しが可能
となる。
【0025】なお、テープフィーダ本体1の先端部に
は、上記テープ案内溝19に連なるテープ本体排出用案
内部14が設けられており、部品取出し部10を経た使
用済みのテープ本体6aが、このテープ排出用案内部1
4を介して、上記引取り機構13により引き取られたカ
バーテープ6bと共に図外の処理ケース等に送られるよ
うになっている。
【0026】上記テープフィーダ本体1の略中間部に
は、テープフィーダを駆動制御するためのコントローラ
40が搭載されている。このコントローラ40は図4の
ブロック図に示すような構成を有している。
【0027】すなわち、コントローラ40は、実装機本
体のホストコンピュータに接続される主制御手段(CP
U)41を有しており、この主制御手段41にドライバ
ー44を介して上記サーボモータ25が接続されること
により、サーボモータ25が主制御手段41によって駆
動制御されるようになっている。また、上記主制御手段
41には、上記パルスジェネレータ37が接続されてそ
の出力値が入力されるようになっており、これによりサ
ーボモータ25の駆動がフィードバック制御されるよう
になっている。
【0028】上記コントローラ40には、さらに動作条
件設定手段42と、条件記憶手段43とが設けられ、こ
れらがそれぞれ上記主制御手段41に接続されている。
【0029】上記動作条件設定手段42は、供給する部
品に適した繰り出し機構12の動作条件を設定するもの
である。つまり、テープ6の繰り出し動作において、部
品収納部6c内で部品7が立ったり、あるいは部品7が
開放部17を介して部品収納部6cから外部に飛び出す
ことがないように、テープ6の繰り出し時のサーボモー
タ25の加速度、最高速度、減速度といった動作条件を
設定するものである。このような動作条件の設定は、実
装機本体のホストコンピュータに予め記憶されている動
作条件構築データ、つまり、部品の種類と、その種類に
適したテープ6の繰り出し最大速度や加減速度等のデー
タに基づいて行われるようになっており、通常、テープ
フィーダの稼働前、あるいはテープの交換時等毎に行わ
れるようになっている。そして、求められた動作条件
は、上記条件記憶手段43に更新的に記憶され、実装中
は、この条件記憶手段43に記憶された動作条件に基づ
いて上記サーボモータ25が駆動制御されるようになっ
ている。
【0030】また、主制御手段41には、上記原点セン
サ35が接続されており、テープフィーダの稼働時、あ
るいはテープの交換時等には、後述するように、原点セ
ンサ35の出力に基づいて原点位置移動処理、つまり、
部品収納部6cを部品取出し部10の所定の部品取出し
位置に位置決めするべく繰り出し機構12を作動させる
ようになっている。
【0031】次に、以上のように構成されたテープフィ
ーダの制御例について図5〜図8のフローチャートを用
いて説明する。
【0032】図5は、テープフィーダによる部品供給制
御のメインルーチンを示している。この図において、テ
ープフィーダが稼働されると、先ず初期処理が行われ、
実装機本体の上記ホストコンピュータからのコマンド入
力待機状態となる(ステップS1)。
【0033】そして、コマンドが入力されると、当該コ
マンドが、テープ6の原点位置移動処理を要求するコマ
ンドか否がが判断され(ステップS2,S3)、ここで
YESの場合には、後述する原点位置移動処理(ステッ
プS7)が行われ、その後ステップS10に移行され
る。ステップS10では、上記ホストコンピュータへ終
了メッセージが送信され、その後ステップS2にリター
ンされる。
【0034】ステップS3で、NOの場合には、次い
で、当該コマンドが、動作条件の設定を要求するコマン
ドか否かが判断され(ステップS4)、ここでYESの
場合には、後述する動作条件設定処理(ステップS8)
が行われ、その後ステップS10に移行される。
【0035】ステップS4で、NOの場合には、さら
に、当該コマンドが、テープ6の繰り出しを要求するコ
マンドか否かが判断され(ステップS5)、YESの場
合には、後述するテープ繰り出し処理(ステップS9)
が行われ、その後ステップS10に移行される。
【0036】なお、ステップS5で、NOの場合には当
該コマンドに該当する処理がないとして、ホストコンピ
ュータに異常メッセージが送信された後、ステップS2
にリターンされる。
【0037】図6は、上記ステップS7の原点位置移動
処理を示すフローチャートである。
【0038】この処理では、先ず、原点センサ35がオ
ンであるか否かが判断される(ステップS20)。ここ
で原点センサ35がオンの場合には、上記サーボモータ
25が逆転駆動、すなわち、繰り出しとは逆の方向にテ
ープ6を移動させる方向(図1ではスプロケット21を
反時計回りに回転させる方法)にサーボモータ25が低
速駆動される(ステップS25)。
【0039】一方、オフの場合には、上記サーボモータ
25が正転駆動、すなわち、テープ6を繰り出す方向
(図1ではスプロケット21を時計回りに回転させる方
法)にサーボモータ25が低速駆動され、上記原点セン
サ35がオンするまでサーボモータ25が駆動される
(ステップS21,S22)。
【0040】原点センサ35がオンすると、その時点で
パルスジェネレータ37からの出力パルスをカウントす
るカウンタが「0」にリセットされるとともに、サーボ
モータ25が停止される(ステップS23)。そして、
サーボモータ25の停止後、上記カウンタが「0」とな
るように再度サーボモータ25が逆回転駆動されて停止
されることにより、テープ6が原点位置に位置決めされ
る。
【0041】すなわち、上記テープフィーダでは、原点
センサ35がオンのときにテープ6が原点位置に位置決
めされる、つまりテープ6の部品収納部6cが部品取出
し部10の所定の部品取出し位置に位置決めされるので
あるが、原点センサ35のオン状態には貫通孔21aの
範囲内で幅があるため、この範囲内でテープ6と部品取
出し位置とにずれが生じる場合がある。従って、上述の
ように原点センサ35がオフからオンに切替る時点を検
知し、この時点をテープ6の原点位置とすることで、所
定の部品取出し位置への部品収納部6cの位置決め精度
を確保するようになっている。
【0042】また、ステップS23でカウンタをリセッ
トした後、ステップS24で、上記カウンタが「0」と
なるようにサーボモータ25を再度逆回転駆動させるこ
とで、停止時にサーボモータ25が慣性で回転しても、
位置決め誤差が生じないようになっている。
【0043】図7は、上記ステップS8の動作条件設定
処理を示すフローチャートである。
【0044】この処理では、先ず、テープフィーダのコ
ントローラ40から実装機本体のホストコンピュータに
動作条件構築データの要求コマンドが出力され、これに
応じてホストコンピュータから、供給すべき部品に応じ
たテープ6の繰り出し最高速度、繰り出し最大加減速
度、テープ6の繰り出し量等のデータがコントローラ4
0に出力される(ステップS30)。
【0045】そして、この動作条件構築データに基づ
き、上記動作条件設定手段42においてサーボモータ2
5の動作条件、すなわち加速→低速移動→減速といった
サーボモータ25による駆動パターンが求められ、これ
が上記条件記憶手段43に格納される(ステップS3
1)。
【0046】図8は、上記ステップS9のテープ繰り出
し処理を示すフローチャートである。
【0047】この処理では、上記ステップS8で設定さ
れた動作条件に基づいて繰り出し機構12が作動されこ
れによりテープ6が繰り出される。
【0048】具体的には、上記サーボモータ25が、所
定の加速で駆動された後、定速駆動され、所定の減速位
置に達すると減速されて、目標位置、つまり次の部品収
納部6cが部品取出し部10の所定の部品取出し位置に
達すると停止される(ステップS41〜45)。これに
よりテープフィーダによるテープ6の繰り出し動作が完
了する。
【0049】そして、ノズル部材Pによる部品の取出し
が行われる毎に実装機本体の上記ホストコンピュータか
らテープ6の繰り出しを要求するコマンドが出力される
ことにより、上記図5に示すメインルーチンのステップ
S2(YES)→S3(NO)→S4(NO)→S5
(YES)→S9→S10→S2の処理が繰返し行わ
れ、これによりテープフィーダから連続して部品の供給
が行われるようになっている。
【0050】このように上記テープフィーダでは、テー
プ6の繰り出しの際に部品収納部6c内で部品7が立っ
たり、あるいは部品7が部品収納部6cから外部に飛び
出すことがないように部品の種類等に適した繰り出し速
度等の動作条件を予め設定し、実装動作中には、この動
作条件に基づいて繰り出し機構12を作動させてテープ
6を繰り出すようにしているため、部品の種類等に関係
なく同一の条件でテープが繰り出されていた従来のテー
プフィーダと比べると、部品立ち等の発生を確実に防止
してより良好な状態で部品供給を行うことができる。従
って、比較的大きなチップ部品から極小のチップ部品ま
で、大きさや形態が異なる多種多様な部品を単一のテー
プフィーダで供給する場合であっても、部品の種類等毎
に上記動作条件が設定されることにより、部品の供給を
良好に行うことができる。
【0051】しかも、部品に適した動作条件を設定して
繰り出し機構12を作動させるようにしたことで、シャ
ッター部材を設けなくても部品の飛び出しを防止するこ
とができるので、シャッター部材の作動不良等に起因し
た部品供給不良を招く懸念が解消され、また、部品取出
し部10の構造を簡略化することができるという利点も
ある。
【0052】なお、上記実施形態のテープフィーダは、
本発明に係る部品供給装置の一例であって、その具体的
な構造等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。例えば、上記実施形態では、テープフィー
ダ本体1にコントローラ40を搭載し、このコントロー
ラ40によりテープフィーダを駆動制御するようにして
いるが、サーボモータ25のドライバーのみをテープフ
ィーダ本体1に搭載するようにして実装機本体のホスト
コンピュータでテープフィーダを制御するようにしても
よい。この場合には、ホストコンピュータに上記動作条
件設定手段42に相当する機能を持たせるようにすれば
よい。
【0053】また、上記実施形態では、実装機本体のホ
ストコンピュータからテープフィーダ本体1に搭載され
たコントローラ40に動作条件構築データを出力し、コ
ントローラ40で動作条件を設定するようにしている
が、予めホストコンピュータ側で動作条件を設定し、そ
れをコントローラ40に出力するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、所定間
隔おきに部品を収納したテープをモータ駆動により作動
する繰り出し手段により導出しつつ部品取出し部での部
品の取出しが可能な状態にテープを保持するとともに、
このときの繰り出し手段の動作条件を供給部品の種類に
応じて変更するようにしたので、部品に適した速度、あ
るいは加速減速等の動作条件を設定してテープを繰り出
すようにすることで、部品立ちや部品の飛び出し等を確
実に防止して部品の供給を良好に行うことができる。従
って、比較的大きなチップ部品から極小のチップ部品ま
で、大きさや形態が異なる多種多様な部品を単一のテー
プフィーダで供給する場合であっても、部品の種類等毎
に上記動作条件を設定することで、部品の供給を良好に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品供給装置であるテープフィー
ダを示す概略構成図である。
【図2】上記テープフィーダの部品取出し部を示す平面
概略図である。
【図3】上記テープフィーダの部品取出し部を示す断面
概略図である。
【図4】上記テープフィーダの制御系を示すブロック図
ある。
【図5】上記テープフィーダの制御例を示すフローチャ
ート(メインルーチン)である。
【図6】上記テープフィーダの制御例を示すフローチャ
ート(サブルーチン;原点位置移動処理)である。
【図7】上記テープフィーダの制御例を示すフローチャ
ート(サブルーチン;動作条件設定処理)である。
【図8】上記テープフィーダの制御例を示すフローチャ
ート(サブルーチン;テープ繰り出し処理)である。
【符号の説明】
1 テープフィーダ本体 5 リール 6 テープ 6a テープ本体 6b カバーテープ 6c 部品収納部 7 部品 10 部品取出し部 12 テープ繰り出し機構 13 テープ引取り機構 25 サーボモータ 35 原点センサ 36 パルス板 37 パルスジェネレータ 40 コントローラ 41 主制御手段 42 動作条件設定手段 43 条件記憶手段 44 ドライバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔おきに部品を収納したテープを
    所定のタイミングで部品取出し部に導出しながら、部品
    取出し部での部品の取出しが可能な状態に上記テープを
    保持する部品供給方法において、モータ駆動により作動
    する繰り出し手段により所定の動作条件に基づいてテー
    プを部品取出し部に導出するとともに、このときの上記
    動作条件を、供給する部品の種類に応じて変更すること
    を特徴とする部品供給方法。
  2. 【請求項2】 所定間隔おきに部品を収納したテープを
    所定のタイミングで部品取出し部に導出しながら、この
    部品取出し部での部品の取出しが可能な状態に上記テー
    プを保持する部品供給装置において、モータ駆動により
    回転されて上記テープを部品取出し部に導出する繰り出
    し手段と、供給する部品の種類に適した上記テープの導
    出動作に関する条件を設定する動作条件設定手段と、こ
    の導出動作に関する条件に基づいて上記テープを導出す
    べく上記繰り出し手段を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする部品供給装置。
JP25349095A 1995-09-29 1995-09-29 部品供給装置 Expired - Lifetime JP4035175B2 (ja)

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