JPH0984928A - 遊技機の電飾装置 - Google Patents

遊技機の電飾装置

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JPH0984928A
JPH0984928A JP24597595A JP24597595A JPH0984928A JP H0984928 A JPH0984928 A JP H0984928A JP 24597595 A JP24597595 A JP 24597595A JP 24597595 A JP24597595 A JP 24597595A JP H0984928 A JPH0984928 A JP H0984928A
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JP
Japan
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electrode
light emitting
frame
peripheral electrode
light emission
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JP24597595A
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English (en)
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Akihiro Isomura
明宏 磯村
Akio Niijima
彰夫 新島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光表示部の表面電極に発光むら防止用の周
辺電極を遊技者から見える状態に形成して、視覚に訴え
る遊技性を高めて、品質信頼性を向上する。 【解決手段】 エレクトロルミネセンスランプに構成さ
れた発光表示部19a〜19gの光透過性の表面パネルの裏面
の全面に表面電極を形成すると共に、遊技板2を機枠1に
組み付けた状態で、機枠1の前方より視認領域での表面
電極の裏面に表面電極よりも電気抵抗率の小さな給電用
の周辺電極4eを形成してある。つまり、遊技板2を機枠1
の内部に組み付けた場合に、周辺電極4eが前枠1b、金枠
1d、ガラス枠1e、バンド6、賞球ランプ15、ストップラ
ンプ16及び飾枠17,18などから露出して見えてデザイン
図の一部を形成すると共に、発光表示部19a〜19gに対応
する発光層が電源からの遠近による電圧降下のばらつき
が少なくなってデザイン図を所定形状に浮かび上がるよ
うに蛍光発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパチンコ機やスロ
ットマシンなどの遊技機に用いられ、エレクトロルミネ
センスランプを発光表示部として備えた電飾装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の電飾装置としては、特開平
4−50092号公報、特開平7−16341号公報及
び特開平7−108084号公報に開示されたように、
遊技板の前面にエレクトロルミネセンスランプを発光表
示部として設けることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のいずれ
のエレクトロルミネセンスランプおいても、光透過性の
表面パネルの裏面の全面に透明な表面電極を共通電極と
して形成し、この表面電極の裏面に複数の発光層と背面
電極との組を点在配置して、複数のデザイン図(意匠)
を蛍光発光表示する場合、発光層の電源からの遠近によ
り電圧降下のばらつきを生じ、発光層に発光むらを生じ
る可能性がある。
【0004】そこで、この発明は、発光表示部の表面電
極に発光むら防止用の周辺電極を遊技者から見れるよう
に形成することにより、当該周辺電極もデザイン図の一
部として積極的に取り入れ、視覚に訴える遊技性を高め
て、品質信頼性を向上することができる遊技機の電飾装
置を提供しようとするものである。また、周辺電極を背
面電極と同工程で印刷することにより、工程を簡素化し
て、コストダウンを図る上記電飾装置の製法も提供し得
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の電飾装置は、
エレクトロルミネセンスランプに構成された発光表示部
の光透過性の表面パネルの裏面の全面に表面電極を形成
すると共に、遊技板を機枠に組み付けた状態で機枠の前
方より視認領域での表面電極の裏面に表面電極よりも電
気抵抗率の小さな給電用の周辺電極を形成したことを特
徴としている。この発明によれば、表面電極における機
枠の前方からの視認領域での裏面に表面電極よりも電気
抵抗率の小さな給電用の周辺電極を形成したことによ
り、セルシートを有する遊技板を機枠の内部に組み付け
た状態において、周辺電極が前枠、金枠、ガラス枠、バ
ンド、賞球ランプ、ストップランプ及び飾枠などのよう
な遊技機能部品より露出して表面パネルを透過して見え
ることから、当該周辺電極を表面パネルを通して見える
意匠として積極的に取り入れることができる。そして、
周辺電極を経由して表面電極と背面電極との間に電源か
らエレクトロルミネセンスランプの発光に必要な電力を
供給することにより、発光表示部に対応する発光層の電
源からの遠近による電圧降下のばらつきが減少し、発光
層が発光むらを生じることなく一様に蛍光発光して発光
表示部のデザイン図を所定形状に浮かび上がらせて、視
覚に訴える遊技性を向上することができる。また、上記
電飾装置を製造する際に、周辺電極の配置部分を避ける
ようにして表面電極の裏面に発光層を印刷して定着させ
るか、又は、周辺電極と発光層との双方を同時に印刷し
て定着させ、次に、背面電極及び周辺電極、又は背面電
極だけを印刷して定着させれば、工程が簡素になる。ま
た、背面電極と周辺電極とを同時に印刷する場合、背面
電極及び周辺電極を、例えば銅、銀、炭素などの中から
同一材料で形成すれば、背面電極及び周辺電極用の印刷
スクリーンへの材料付けが容易で、工程を一段と簡素化
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態のパチンコ機の
電飾装置を示し、図2は図1のA−A線に沿う断面を示
している。これらの図において、パチンコ機の機枠1は
店の島に取り付けられる外枠1aを備え、外枠1aの前
面に前枠1bをヒンジ1cにより開閉可能に装着し、前
枠1bの内周縁に金枠1dを固定し、金枠1dの内部に
ガラス枠1e及び上皿セット1fをヒンジ1gにより開
閉可能に装着し、ガラス枠1eの内部に透明なガラス1
hを嵌め殺しに装着し、前枠1bの一側縁部に施錠装置
1iを有している。この施錠装置1iの施錠・解錠動作
により、前枠1bが外枠1aに対し開閉可能となると共
に、ガラス枠1e及び上皿セット1fが前枠1bに対し
開閉可能になる。また、前枠1bの前面下部には発射装
置を操作するためのグリップ1j及び下皿セット1kを
組み付けてあり、前枠1bの裏面にはリヤープレート1
mを固定してある。この機枠1では、ガラス枠1e及び
上皿セット1fを開放した状態において、ゲージ盤2を
前枠1bの前方より内部に挿入してリヤープレート1m
に取り付けることにより、ゲージ盤2が機枠1の内部に
組み付けられる。
【0007】図3は上記ゲージ盤2を示し、図4は図3
のB−B線に沿う断面を示している。これらの図におい
て、ゲージ盤2はほぼ方形のベニヤ板により構成された
図4に示す遊技板3の前面の全域にデザイン図の描かれ
た図1に示すセルシート4を接着剤5で接着したことに
より一体に結合してあり、そのセルシート4上に図外の
発射装置から発射された図外の遊技球を遊技領域に誘導
するバンド6、センタ役物7、風車8、始動口9、一般
入賞口10、大入賞口11、アウト口12、多数の遊技
釘13、左右のサイドランプ14、賞球ランプ15、ス
トップランプ16、賞球ランプ15の設けられた側をバ
ンド6の外側に沿って囲む状態に形成された飾枠17及
びストップランプ16の設けられた側をバンド6の外側
に沿って囲む状態に形成された飾枠18を備えている。
【0008】セルシート4は、大まかには、光透過性を
有する透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(P
ETフィルムと俗称されている)製の図4に示す表面パ
ネル4aの裏面に図1及び図3に点線で示すように点在
配置されたエレクトロルミネセンスランプからなる複数
の発光表示部19a,19b,19c,19d,19
e,19f,19gと、発光表示部19a〜19g以外
の部分である通常の塗料印刷にて形成された非発光表示
部19hとからなるデザイン図を有している。
【0009】セルシート4は、遊技板3の前面とほぼ合
同な形状の方形に形成されたPETフィルムによる透明
な表面パネル4aと、表面パネル4aの裏面の全面に真
空蒸着で形成された透明な表面電極4bと、表面電極4
bの発光表示部19a〜19gと対応する部分に印刷さ
れた発光層4cと、表面電極4bの非発光表示部19h
と対応する部分に印刷された非発光層4dと、表面電極
4bの裏面の周縁に印刷されて表面電極4aへの給電を
提供するための周辺電極4eと、周辺電極4eの裏面や
発光層4cの裏面及び非発光層4dの裏面の全面を覆う
状態で表面電極4bの裏面に印刷された絶縁層4fと、
発光層4cと対応する位置で絶縁層4fの裏面に重ね合
わせた状態に印刷された背面電極4gと、背面電極4g
の裏面及び絶縁層4fの裏面を覆う状態で印刷された保
護層4hと、保護層4hの裏面の全面に印刷された接着
層4iと、セルシート4を遊技板3に接着剤5で接着す
る際の定着を良くするためのケント紙のような定着用紙
4jとからなる積層体に形成されている。
【0010】この実施形態の場合、周辺電極4eは、図
1及び図2に示すようにゲージ盤2を機枠1に組み付け
た状態において、機枠1の前方より視認領域での表面電
極4aの裏面に、表面電極4aよりも電気抵抗率の小さ
な、例えば銅、銀、炭素などのような素材にてほぼ環状
に形成してある。上記表面電極4aにおける機枠1の前
方からの非視認領域は、前枠1b、金枠1d、ガラス枠
1e、バンド6、賞球ランプ15、ストップランプ16
及び飾枠17,18で覆われる部分であって、具体的に
は図5に斜線を施した領域20aを言う。この図5の非
視認領域20aで囲まれた白抜き部分20bは機枠1の
前方よりの視認領域である。この表面電極4aの視認領
域20bでは、センタ役物7、風車8、始動口9、一般
入賞口10、大入賞口11、アウト口12などの遊技機
能部品をセルシート4上に配置した場合、それらの遊技
機能部品で覆われる表面電極4aの部分は、図5に視認
領域20bとして描いてあるが、実際には非視認領域と
なる。また、図3において、符号4k−1,4k−2は
周辺電極4eの両端より個別に延びた外部接続部、4m
は複数の背面電極4gのそれぞれから個別に延びた外部
接続部であって、これらの外部接続部4k−1,4k−
2,4mには図外の電源としてのドライバー回路から配
線された図外のフレキシブルフラットケーブルが図外の
コネクタを介して接続される。
【0011】周辺電極4eは、視認領域20b(図5参
照)に設けてあることから、その大部分はバンド6、セ
ンタ役物7、遊技釘13及びサイドランプ14を避けて
断線を防止していると共に発光表示部19a〜19gよ
り離隔した状態で配線してあり、その配線形状により発
光表示部19a〜19g及び非発光表示部19hと相俟
ったデザイン図を形成している。
【0012】ゲージ盤4の製造工程について説明する
と、先ず、タブロイド判または遊技板3とほぼ合同な方
形の大きさを有する前面パネル4aの裏面の全面に表面
電極4bを成膜し、この成膜された表面電極4bの裏面
に発光層4cや非発光層4d及び周辺電極4eを多色刷
り印刷により並列配置した状態に形成する。例えば、発
光層形成部分に発光層4cを形成するための材料を有す
ると共に発光層形成部分以外の部分を材料抜きとした発
光層用の印刷スクリーンで、発光層4cを表面電極4b
の裏面に多色刷り印刷のセルフアライメント(位置合わ
せ)を取って印刷して形成する。また、周辺電極形成部
分に周辺電極4eを形成するための材料を有すると共に
周辺電極形成部分以外の部分を材料抜きとした周辺電極
用の印刷スクリーンで、周辺電極4eを表面電極4bの
裏面に上記セルフアライメント時の位置決め部を基準と
したセルフアライメントを取って印刷して形成する。さ
らに、非発光層形成部分に非発光層4dを形成するため
の塗料を有すると共に非発光層形成部分以外の部分を塗
料抜きとした非発光層用の印刷スクリーンで、非発光層
4dを表面電極4bの裏面に上記セルフアライメント時
の位置決め部を基準としたセルフアライメントを取って
印刷して形成する。これらの発光層4cや周辺電極4e
及び非発光層4dの印刷は3工程のように説明したが、
実際には、発光層4c及び非発光層4dのそれぞれは、
多色で複数のデザイン図を提供する状態で人の視覚に訴
える絵柄を形成することから、3工程以上になるのが普
通であると共に、発光層4cや周辺電極4e及び非発光
層4dのいずれを先に印刷してもよいけれども、印刷さ
れた層の厚さが薄く形成される方から先に印刷すれば、
当該先に印刷した発光層4cや周辺電極4e及び非発光
層4dを形成するための材料や塗料が、その後に用いら
れる印刷スクリーンに転写するのを防止し、定着待ち時
間を短くして、発光層4cや周辺電極4e及び非発光層
4dの印刷時間を短縮することができる。
【0013】次に、表面電極4bの裏面に並設された発
光層4cや周辺電極4e及び非発光層4dが定着した後
に、発光層4cの裏面や周辺電極4eの裏面及び非発光
層4dの裏面の全面を覆う状態で表面電極4bの裏面に
絶縁層4fを印刷で成膜して定着した後に、背面電極形
成部分に背面電極4gを形成するための材料を有すると
共に背面電極形成部分以外の部分を材料抜きとした背面
電極用の印刷スクリーンで、背面電極4gを上記絶縁層
4fの平坦状の裏面に上記セルフアライメント時の位置
決め部を基準としたセルフアライメントを取って印刷で
成膜して定着させる。その後、背面電極4gを含む絶縁
層4fの裏面の全面に保護層4hを背面電極4gを被覆
する状態で印刷で成膜し、その保護層4hが定着した後
に、保護層4hの平坦状の裏面の全面に、表面パネル4
aとほぼ同形に形成された定着用紙4jを接着層4iを
介在させると共に重ね合わせた状態で加圧して一体に結
合する。
【0014】そして、この表面パネル4a、表面電極4
b、発光層4c、非発光層4d、周辺電極4e、絶縁層
4f、背面電極4g、保護層4h、接着層4i及び定着
用紙4jからなる積層体がタブロイド判のような大きさ
の場合は遊技板3とほぼ同形の方形に型抜き成形するこ
とにより、セルシート4が完成する。
【0015】さらに、遊技板3の前面の全面に溶融した
接着剤5を糊付けし、その接着剤5の上に上記セルシー
ト4の定着用紙4jの裏面を重ね合わせ、この重ね合わ
された3者にセルシート4の前面側と遊技板3の裏面側
との両方より互いに向き合う方向の圧力を加え、遊技板
3とセルシート4とを接着剤5を介在させた状態で加圧
密着した状態で一体に結合し、セルシート4の前面より
各種釘用下穴、飾り物用下穴などの必要な穴明け加工を
行った後に、遊技釘13をセルシート4の前面より遊技
板3に打ち込むと共に、バンド6、センタ役物7、風車
8、始動口9、一般入賞口10、大入賞口11、アウト
口12、左右のサイドランプ14、賞球ランプ15、ス
トップランプ16及び飾枠17,18などのような各種
の遊技機能部品をセルシート4の前面に取り付けること
により、図3に示す状態のゲージ盤2が完成する。
【0016】したがって、この実施形態によれば、表面
パネル4aの裏面の全面に形成した表面電極4bにおけ
る機枠1の前方よりの視認領域20bでの裏面に表面電
極4bよりも電気抵抗率の小さな給電用の周辺電極4e
を形成したので、完成したゲージ盤4を機枠1の内部に
組み付けた状態において、周辺電極4eが前枠1b、金
枠1d、ガラス枠1e、バンド6、賞球ランプ15、ス
トップランプ16及び飾枠17,18より露出して表面
パネル4aを透過して見えることから、当該周辺電極4
eを表面パネル4aを通して見えるデザイン図(意匠)
として積極的に取り入れることができる。そして、外部
接続部4k−1,4k−2,4m及び周辺電極4eを経
由して表面電極4bと背面電極4gとの間に図外の電源
としてのドライバー回路からエレクトロルミネセンスラ
ンプの発光に必要な電力を供給した場合、複数の発光表
示部19a〜19gのそれぞれに対応する発光層4cの
ドライバー回路からの遠近による電圧降下のばらつきが
少なくなり、複数の発光表示部19a〜19gのそれぞ
れに対応する発光層4cが発光むらを生じることなく一
様に蛍光発光で鮮明に浮き上がるように発光表示し、視
覚に訴える遊技性が高くなる。
【0017】前記保護層4hとして絶縁層4fと同じ物
性を有する材料を使用すれば、保護層4hを絶縁層4f
と重ね合わせ面間で強固に結合することができ、また、
保護層4hを接着層4iと同じ物性を有する材料を使用
すれば、保護層4hを接着層4iと一体に形成できる。
換言するならば、保護層4hを絶縁層4f又は接着層4
iの一方又は両方と代替して、製造作業を容易にするこ
とも可能である。
【0018】前記実施形態では発光表示部19a〜19
gをバンド6によりその内部に区画されたセルシート4
の遊技領域に配置した場合を図示して説明したが、図示
は省略するけれども、発光表示部をバンド6より外側に
位置するセルシート4の非遊技領域に配置しても実施で
きる。
【0019】前記実施形態では遊技機として遊技球を使
用するパチンコ機を図示して説明したが、同実施形態で
の始動口9や一般入賞口10への入賞による遊技状況を
メダル投入による遊技状況と読み替えることによりスロ
ットマシンにも適用可能である。
【0020】前記実施形態では周辺電極4eを一方の外
部接続部4k−1から他方の外部接続部4k−2まで一
体不可分に連続した一条帯に形成した場合を図示して説
明したが、例えば図3に仮想線の丸印で囲んだ部分21
で周辺電極4eを分断することで2条帯に形成したり、
また、図示は省略するが、外部接続部の数は増えるもの
の周辺電極4eを3条帯以上に分割してもよい。さらに
は、図6に示すように、発光表示部19f側のサイドラ
ンプ14の近傍から外部接続部4k−2までを削除した
状態に周辺電極4nを形成したり、また、図示は省略す
るが、上記発光表示部19f側のサイドランプ14の近
傍から外部接続部4k−2までを削除した周辺電極4n
を形成する代わりに、発光表示部19e側のサイドラン
プ14の近傍から外部接続部4k−1までを削除した状
態の周辺電極を形成して、外部接続部の数を減らすこと
も可能である。
【0021】前記実施形態では図4に示すように周辺電
極4eを発光層4c、非発光層4dと共に絶縁層4fで
被覆した場合を例示して説明したが、図7に示すよう
に、表面電極1bの裏面に発光層4c及び非発光層4d
を印刷して定着させた後に、周辺電極4eの配置部分を
避けるようにして、絶縁層4fを印刷して定着させ、次
に、背面電極4g及び周辺電極4eを同一材料により印
刷して定着させた後に、背面電極4gや周辺電極4e及
び絶縁層4fを覆う状態で保護層4hを表面電極4の裏
面に印刷して成膜すれば工程が簡素になる。
【0022】前記実施形態では飾枠17,18を用いた
例を図示して説明したが、それらの飾枠17,18の一
方又は両方を省略することも可能である。この場合、省
略した飾枠の部分が視認領域となることから、その分だ
け視認領域が広くなる。例えば、飾枠17を省略すれ
ば、当該飾枠17に相当する部分として、図8に仮想線
Lで囲まれた部分が、斜線を施した非視認領域20cか
ら除かれ、白抜きの視認領域20dに含まれる。この図
8の非視認領域20cにおいて、仮想線Lで囲まれた部
分の外側に存在するほぼL字形の部分20c−1は、ゲ
ージ盤2を機枠1の内部に組み付けた場合に、前枠1
b、金枠1d及びガラス枠1eにより、機枠1の前方か
らの非視認領域となる部分である。
【0023】前記実施形態では周辺電極4eを発光表示
部19a〜19gに近傍で沿う状態に配線した例を図示
して説明したが、周辺電極4eをバンド6の内側に沿っ
て配線しても前記実施形態と同様の作用効果がある。こ
の場合、バンド6を遊技板3に取り付けるための釘で周
辺電極4eを断線しないように配慮することは勿論であ
る。
【0024】なお、周辺電極4eの描くデザイン図は図
3に図示した形態に限定されるものではなく、周辺電極
4eの太さを不均一に形成したり、又は周辺電極4eを
発光表示部19a〜19gのうちのいくつか又は全部か
ら離して配線するなどして、自由度の大きなデザイン図
を表現する形態も適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のパチンコ機を示す正面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 実施形態1のゲージ盤を示す正面図。
【図4】 図3のバンド及び飾枠を省略したB−B線断
面図。
【図5】 実施形態1の非視認領域及び視認領域を示す
図。
【図6】 実施形態2のゲージ盤を示す正面図。
【図7】 実施形態3のB−B線に相当する断面図。
【図8】 実施形態4の非視認領域及び視認領域を示す
図。
【符号の説明】
1 機枠 2 ゲージ盤 3 遊技板 4 セルシート 4a 表面パネル 4b 表面電極 4c 発光層 4d 非発光層 4e 周辺電極 4g 背面電極 19a〜19g 発光表示部 19h 非発光表示部 20a,20b 非視認領域 20b,20c 視認領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性の表面パネルの裏面に表面電極
    と発光層と背面電極とからなるエレクトロルミネセンス
    ランプに構成された発光表示部を有するセルシートを遊
    技板の前面に一体に結合し、この遊技板を機枠に組み付
    けた遊技機の電飾装置において、表面パネルの裏面の全
    面に表面電極を形成すると共に、遊技板を機枠に組み付
    けた状態における機枠の前方より視認領域での表面電極
    の裏面に表面電極よりも電気抵抗率の小さな給電用の周
    辺電極を形成したことを特徴とする遊技機の電飾装置。
JP24597595A 1995-09-25 1995-09-25 遊技機の電飾装置 Pending JPH0984928A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320765A (ja) * 2006-09-07 2006-11-30 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
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