JPH0984380A - 無整流子直流軸流ファンモータ - Google Patents
無整流子直流軸流ファンモータInfo
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- JPH0984380A JPH0984380A JP7236297A JP23629795A JPH0984380A JP H0984380 A JPH0984380 A JP H0984380A JP 7236297 A JP7236297 A JP 7236297A JP 23629795 A JP23629795 A JP 23629795A JP H0984380 A JPH0984380 A JP H0984380A
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- Japan
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- motor
- motor drive
- pulse width
- speed control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルス幅変調による速度制御回路において、
パルス幅変調の影響を抑制し、速度制御回路をモータ内
部に一体に形成した無整流子直流軸流ファンモータを提
供することを目的とする。 【構成】 回転子の位置検出手段と、モータ駆動信号発
生手段と、モータコイルと、モータコイルを駆動するモ
ータ駆動手段と、モータの拘束状態を検出する拘束検出
手段と、モータ駆動によりモータコイルから発生する騒
音を低減する騒音低減手段とから成るモータ駆動部と、
パルス幅変調信号入力部と、ファンモータの速度制御を
行う速度制御手段と、パルス幅変調信号による速度制御
を行うことによって発生するファンモータの騒音ならび
に振動を低減する騒音振動低減手段とから成る速度制御
部とを有し、モータ駆動部と速度制御部がモータ内部に
一体に形成された無整流子直流軸流ファンモータ。
パルス幅変調の影響を抑制し、速度制御回路をモータ内
部に一体に形成した無整流子直流軸流ファンモータを提
供することを目的とする。 【構成】 回転子の位置検出手段と、モータ駆動信号発
生手段と、モータコイルと、モータコイルを駆動するモ
ータ駆動手段と、モータの拘束状態を検出する拘束検出
手段と、モータ駆動によりモータコイルから発生する騒
音を低減する騒音低減手段とから成るモータ駆動部と、
パルス幅変調信号入力部と、ファンモータの速度制御を
行う速度制御手段と、パルス幅変調信号による速度制御
を行うことによって発生するファンモータの騒音ならび
に振動を低減する騒音振動低減手段とから成る速度制御
部とを有し、モータ駆動部と速度制御部がモータ内部に
一体に形成された無整流子直流軸流ファンモータ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外部からのパルス幅変調
信号による速度制御機能を有する無整流子直流軸流ファ
ンモータに関するものである。
信号による速度制御機能を有する無整流子直流軸流ファ
ンモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無整流子直流軸流ファンモータが
搭載されるプリンタ,複写機といった事務機器などにお
いて商品の低価格化が進み、それにともなって部品であ
る無整流子直流軸流ファンモータにおいてもさらなる低
価格化が要求されている。一方、これらの事務機器関連
の商品に要求される機能面については低騒音,低消費電
力化があげられ事務機器関連商品のメーカは無整流子直
流軸流ファンモータを使いこなすに当たっては低騒音,
低消費電力化に対して積極的な工夫をほどこしている。
搭載されるプリンタ,複写機といった事務機器などにお
いて商品の低価格化が進み、それにともなって部品であ
る無整流子直流軸流ファンモータにおいてもさらなる低
価格化が要求されている。一方、これらの事務機器関連
の商品に要求される機能面については低騒音,低消費電
力化があげられ事務機器関連商品のメーカは無整流子直
流軸流ファンモータを使いこなすに当たっては低騒音,
低消費電力化に対して積極的な工夫をほどこしている。
【0003】この工夫の一つとして、比較的安価に無整
流子直流軸流ファンモータの周辺回路が構成できるパル
ス幅変調信号を利用した無整流子直流軸流ファンモータ
の速度制御があげられる。無整流子直流軸流ファンモー
タが搭載された機器内部の温度に応じて、高温時は高速
回転にまた低温時は低速回転になるように無整流子直流
軸流ファンモータへの給電を制御することで速度制御を
行い、低騒音,低消費電力化を図りながら適切な冷却を
行っている。
流子直流軸流ファンモータの周辺回路が構成できるパル
ス幅変調信号を利用した無整流子直流軸流ファンモータ
の速度制御があげられる。無整流子直流軸流ファンモー
タが搭載された機器内部の温度に応じて、高温時は高速
回転にまた低温時は低速回転になるように無整流子直流
軸流ファンモータへの給電を制御することで速度制御を
行い、低騒音,低消費電力化を図りながら適切な冷却を
行っている。
【0004】以下にパルス幅変調信号により速度制御を
行う従来の無整流子直流軸流ファンモータについて説明
する。
行う従来の無整流子直流軸流ファンモータについて説明
する。
【0005】図3は従来の無整流子直流軸流ファンモー
タのパルス幅変調信号による速度制御の回路構成を示す
ものである。図3において、1は回転子の位置を検出す
る位置検出手段、2は前記位置検出手段からの信号に応
じたモータ駆動信号発生手段、3,4はモータコイル、
5は前記モータコイル3および4を切換励磁するための
モータ駆動手段、6は前記モータコイル3および4を切
換励磁することにより発生する騒音を低減する騒音低減
手段、7はモータの拘束状態を検出する拘束検出手段で
ある。拘束検出手段7の出力により前記モータ駆動信号
発生手段2を制御して前記モータコイル3および4への
通電を遮断するように構成されている。以上により無整
流子直流軸流ファンモータは構成されている。また、3
0は入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことにより速度制御を行うモー
タの周辺回路であり、無整流子直流軸流ファンモータが
搭載された機器側にファンモータと独立して設けられた
回路部である。
タのパルス幅変調信号による速度制御の回路構成を示す
ものである。図3において、1は回転子の位置を検出す
る位置検出手段、2は前記位置検出手段からの信号に応
じたモータ駆動信号発生手段、3,4はモータコイル、
5は前記モータコイル3および4を切換励磁するための
モータ駆動手段、6は前記モータコイル3および4を切
換励磁することにより発生する騒音を低減する騒音低減
手段、7はモータの拘束状態を検出する拘束検出手段で
ある。拘束検出手段7の出力により前記モータ駆動信号
発生手段2を制御して前記モータコイル3および4への
通電を遮断するように構成されている。以上により無整
流子直流軸流ファンモータは構成されている。また、3
0は入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことにより速度制御を行うモー
タの周辺回路であり、無整流子直流軸流ファンモータが
搭載された機器側にファンモータと独立して設けられた
回路部である。
【0006】以上のように構成された無整流子直流軸流
ファンモータのパルス幅変調信号による速度制御につい
て、以下その動作について説明する。無整流子直流軸流
ファンモータ内部にはパルス幅変調信号による速度制御
を行うための特別な回路構成はなく、プラス端子とマイ
ナス端子に電源電圧を印加すれば電源電圧に応じた速度
で回転するものである。この無整流子直流軸流ファンモ
ータのマイナス端子にパルス幅変調信号により速度制御
を行うためのモータの周辺回路30を接続し、パルス幅
変調信号を入力するとパルス幅変調信号のオンタイミン
グで無整流子直流軸流ファンモータは給電され、この回
転はパルス幅変調信号のデューティーに応じた速度とな
る。したがってこのパルス幅変調信号のデューティーを
意図的に変化させることにより無整流子直流軸流ファン
モータの速度制御を行うことが可能となっている。ま
た、パルス幅変調信号により速度制御を行うためのモー
タの周辺回路30に使用されている2本のダイオードD
1,D2はトランジスタQ5のスイッチング時に発生す
るスパイクノイズを急峻に逃しスイッチングを早めると
ともにトランジスタQ5に過電圧がかかるのを防止して
いる。
ファンモータのパルス幅変調信号による速度制御につい
て、以下その動作について説明する。無整流子直流軸流
ファンモータ内部にはパルス幅変調信号による速度制御
を行うための特別な回路構成はなく、プラス端子とマイ
ナス端子に電源電圧を印加すれば電源電圧に応じた速度
で回転するものである。この無整流子直流軸流ファンモ
ータのマイナス端子にパルス幅変調信号により速度制御
を行うためのモータの周辺回路30を接続し、パルス幅
変調信号を入力するとパルス幅変調信号のオンタイミン
グで無整流子直流軸流ファンモータは給電され、この回
転はパルス幅変調信号のデューティーに応じた速度とな
る。したがってこのパルス幅変調信号のデューティーを
意図的に変化させることにより無整流子直流軸流ファン
モータの速度制御を行うことが可能となっている。ま
た、パルス幅変調信号により速度制御を行うためのモー
タの周辺回路30に使用されている2本のダイオードD
1,D2はトランジスタQ5のスイッチング時に発生す
るスパイクノイズを急峻に逃しスイッチングを早めると
ともにトランジスタQ5に過電圧がかかるのを防止して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、モータ駆動電流を直接パルス幅変調するた
め、電流容量の大きなトランジスタが必要であった。一
般に、電流容量の大きなトランジスタは形状が大きく、
無整流子直流軸流ファンモータ内部の限られたスペース
に実装することは困難であるため、無整流子直流軸流フ
ァンモータ外部に独立した周辺回路を設ける必要があ
り、コストも高くなるという問題点を有していた。さら
に、無整流子直流軸流ファンモータの電源給電ラインを
速度制御のためのパルス幅変調信号によって断続的に遮
断するため、無整流子直流軸流ファンモータが拘束され
た場合に、前記拘束検出手段7の電源供給が切れること
になる。このため、無整流子直流軸流ファンモータの拘
束検出手段が正常に動作せず、パルス幅変調信号のオン
タイミングに同期して無整流子直流軸流ファンモータの
起動電流が流れることになり、モータコイルの発熱が異
常に大きくなるという問題点を有していた。
の構成では、モータ駆動電流を直接パルス幅変調するた
め、電流容量の大きなトランジスタが必要であった。一
般に、電流容量の大きなトランジスタは形状が大きく、
無整流子直流軸流ファンモータ内部の限られたスペース
に実装することは困難であるため、無整流子直流軸流フ
ァンモータ外部に独立した周辺回路を設ける必要があ
り、コストも高くなるという問題点を有していた。さら
に、無整流子直流軸流ファンモータの電源給電ラインを
速度制御のためのパルス幅変調信号によって断続的に遮
断するため、無整流子直流軸流ファンモータが拘束され
た場合に、前記拘束検出手段7の電源供給が切れること
になる。このため、無整流子直流軸流ファンモータの拘
束検出手段が正常に動作せず、パルス幅変調信号のオン
タイミングに同期して無整流子直流軸流ファンモータの
起動電流が流れることになり、モータコイルの発熱が異
常に大きくなるという問題点を有していた。
【0008】また、無整流子直流軸流ファンモータがパ
ルス幅変調信号によって速度制御されて回転している場
合には、トランジスタQ5によるスイッチングが急峻で
あるために、モータコイルから発生する電磁音が大きく
なるとともにパルス幅変調信号の周波数成分のモータの
振動が目立つという問題点を有していた。
ルス幅変調信号によって速度制御されて回転している場
合には、トランジスタQ5によるスイッチングが急峻で
あるために、モータコイルから発生する電磁音が大きく
なるとともにパルス幅変調信号の周波数成分のモータの
振動が目立つという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、パルス幅変調信号による速度制御において、外部に
付加回路を必要とせず、拘束検出手段が正常に動作し、
低騒音かつ低振動を安価に実現できる無整流子直流軸流
ファンモータを提供することを目的とする。
で、パルス幅変調信号による速度制御において、外部に
付加回路を必要とせず、拘束検出手段が正常に動作し、
低騒音かつ低振動を安価に実現できる無整流子直流軸流
ファンモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の無整流子直流軸流ファンモータは、モータ回
転子の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手
段からの信号に応じたモータ駆動信号発生手段と、モー
タコイルと、前記モータ駆動信号発生手段の出力により
前記モータコイルを切換励磁するモータ駆動手段と、モ
ータの拘束状態を検出し、前記モータ駆動信号発生手段
の出力を遮断する拘束検出手段と、前記モータコイルを
切換励磁することにより発生する騒音を低減する騒音低
減手段とから成るモータ駆動部と、外部からのパルス幅
変調信号入力部と、入力されたパルス幅変調信号に応じ
てモータ駆動電流のパルス幅制御を行うことによりモー
タ回転速度を制御する速度制御手段とから成る速度制御
部とを有し、前記速度制御手段の出力が、前記モータ駆
動信号発生手段の出力部または前記モータ駆動手段の入
力部に接続され、前記モータ駆動部と前記速度制御部と
が一体に形成され、モータ駆動電流のパルス幅制御を行
うことにより発生する騒音振動低減手段を備えている。
に本発明の無整流子直流軸流ファンモータは、モータ回
転子の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手
段からの信号に応じたモータ駆動信号発生手段と、モー
タコイルと、前記モータ駆動信号発生手段の出力により
前記モータコイルを切換励磁するモータ駆動手段と、モ
ータの拘束状態を検出し、前記モータ駆動信号発生手段
の出力を遮断する拘束検出手段と、前記モータコイルを
切換励磁することにより発生する騒音を低減する騒音低
減手段とから成るモータ駆動部と、外部からのパルス幅
変調信号入力部と、入力されたパルス幅変調信号に応じ
てモータ駆動電流のパルス幅制御を行うことによりモー
タ回転速度を制御する速度制御手段とから成る速度制御
部とを有し、前記速度制御手段の出力が、前記モータ駆
動信号発生手段の出力部または前記モータ駆動手段の入
力部に接続され、前記モータ駆動部と前記速度制御部と
が一体に形成され、モータ駆動電流のパルス幅制御を行
うことにより発生する騒音振動低減手段を備えている。
【0011】
【作用】この構成によって、無整流子直流軸流ファンモ
ータ外部に特別な付加回路を必要とせず、パルス幅変調
信号を入力するだけで速度制御が可能となり、パルス幅
変調信号による速度制御によって発生した騒音および振
動を無整流子直流軸流ファンモータ内部に設けられた騒
音振動低減手段によって低減することができる。
ータ外部に特別な付加回路を必要とせず、パルス幅変調
信号を入力するだけで速度制御が可能となり、パルス幅
変調信号による速度制御によって発生した騒音および振
動を無整流子直流軸流ファンモータ内部に設けられた騒
音振動低減手段によって低減することができる。
【0012】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0013】図1において、1は回転子の位置を検出す
る位置検出手段、2は位置検出手段からの信号に応じた
モータ駆動信号を発生させるモータ駆動信号発生手段、
3および4はモータコイル、5はモータ駆動信号発生手
段2の出力によりモータコイルを切換励磁するモータ駆
動手段、7はモータの拘束状態を検出し、前記モータ駆
動信号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段
5のモータコイル切換励磁を停止する拘束検出手段、6
は前記モータコイル3および4を切換励磁することによ
り発生する騒音を低減する騒音低減手段であり、以上に
よりモータ駆動部10が構成されている。21は外部か
らの速度制御用のパルス幅変調信号入力部、22は外部
から入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度を制
御する速度制御手段で、この出力は、前記モータ駆動信
号発生手段2の出力部に接続されている。23はモータ
駆動電流のパルス幅制御を行うことにより発生する騒音
ならびに振動を低減する騒音振動低減手段であり、以上
により速度制御部20が構成されている。さらに、前記
モータ駆動部10と前記速度制御部20は無整流子直流
軸流ファンモータ内部に一体に形成されている。
る位置検出手段、2は位置検出手段からの信号に応じた
モータ駆動信号を発生させるモータ駆動信号発生手段、
3および4はモータコイル、5はモータ駆動信号発生手
段2の出力によりモータコイルを切換励磁するモータ駆
動手段、7はモータの拘束状態を検出し、前記モータ駆
動信号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段
5のモータコイル切換励磁を停止する拘束検出手段、6
は前記モータコイル3および4を切換励磁することによ
り発生する騒音を低減する騒音低減手段であり、以上に
よりモータ駆動部10が構成されている。21は外部か
らの速度制御用のパルス幅変調信号入力部、22は外部
から入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度を制
御する速度制御手段で、この出力は、前記モータ駆動信
号発生手段2の出力部に接続されている。23はモータ
駆動電流のパルス幅制御を行うことにより発生する騒音
ならびに振動を低減する騒音振動低減手段であり、以上
により速度制御部20が構成されている。さらに、前記
モータ駆動部10と前記速度制御部20は無整流子直流
軸流ファンモータ内部に一体に形成されている。
【0014】以上のように構成された無整流子直流軸流
ファンモータについて、その動作を説明する。
ファンモータについて、その動作を説明する。
【0015】位置検出手段1によって回転子の位置が検
出され、前記位置検出手段1の出力信号はモータ駆動信
号発生手段2に入力される。前記モータ駆動信号発生手
段2から前記位置検出手段1の出力に応じて適切なモー
タコイルに切換励磁するためのモータ駆動信号が出力さ
れ、この出力はモータ駆動手段5へ入力されて前記モー
タコイル3および4を切換励磁することにより無整流子
直流軸流ファンモータを回転させることができる。この
とき、前記モータ駆動手段5によって前記モータコイル
3および4を切換励磁することにより発生する騒音を、
前記モータ駆動手段5の出力と前記モータコイル3およ
び4の連結部に騒音低減手段6を接続することによって
低減している。モータ拘束時には、拘束検出手段7がモ
ータの拘束状態を検出し、この出力で前記モータ駆動信
号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段5の
モータコイル切換励磁動作を停止して前記モータコイル
3および4への通電を切ることにより、モータコイルの
異常な発熱を防ぐことができる。
出され、前記位置検出手段1の出力信号はモータ駆動信
号発生手段2に入力される。前記モータ駆動信号発生手
段2から前記位置検出手段1の出力に応じて適切なモー
タコイルに切換励磁するためのモータ駆動信号が出力さ
れ、この出力はモータ駆動手段5へ入力されて前記モー
タコイル3および4を切換励磁することにより無整流子
直流軸流ファンモータを回転させることができる。この
とき、前記モータ駆動手段5によって前記モータコイル
3および4を切換励磁することにより発生する騒音を、
前記モータ駆動手段5の出力と前記モータコイル3およ
び4の連結部に騒音低減手段6を接続することによって
低減している。モータ拘束時には、拘束検出手段7がモ
ータの拘束状態を検出し、この出力で前記モータ駆動信
号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段5の
モータコイル切換励磁動作を停止して前記モータコイル
3および4への通電を切ることにより、モータコイルの
異常な発熱を防ぐことができる。
【0016】このような無整流子直流軸流ファンモータ
を、外部からのパルス幅変調信号によって速度制御する
ために、パルス幅変調信号入力部21と速度制御手段2
2が設けられている。前記パルス幅変調信号入力部21
に外部から入力されたパルス幅変調信号は、前記速度制
御手段22に伝達され、前記速度制御手段22の出力
は、前記モータ駆動信号発生手段2の出力部または前記
モータ駆動手段5の入力部に連結されている。この構成
によって、外部から入力されたパルス幅変調信号に応じ
て前記モータ駆動手段5の出力を変調し、モータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度の制
御を実現している。この回路構成とすることにより、無
整流子直流軸流ファンモータの電源給電ラインをパルス
幅変調信号によって断続的に遮断することがなくなるた
め、従来例が有していた前記拘束検出手段7の電源供給
が切れるという課題が解決されるため、常に安定して動
作しモータコイルが異常に発熱することもない。
を、外部からのパルス幅変調信号によって速度制御する
ために、パルス幅変調信号入力部21と速度制御手段2
2が設けられている。前記パルス幅変調信号入力部21
に外部から入力されたパルス幅変調信号は、前記速度制
御手段22に伝達され、前記速度制御手段22の出力
は、前記モータ駆動信号発生手段2の出力部または前記
モータ駆動手段5の入力部に連結されている。この構成
によって、外部から入力されたパルス幅変調信号に応じ
て前記モータ駆動手段5の出力を変調し、モータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度の制
御を実現している。この回路構成とすることにより、無
整流子直流軸流ファンモータの電源給電ラインをパルス
幅変調信号によって断続的に遮断することがなくなるた
め、従来例が有していた前記拘束検出手段7の電源供給
が切れるという課題が解決されるため、常に安定して動
作しモータコイルが異常に発熱することもない。
【0017】また、無整流子直流軸流ファンモータの電
源給電ラインを直接パルス幅変調することにより速度制
御を行うのではなく、外部から入力されたパルス幅変調
信号に応じて前記モータ駆動手段5の入力を変調するこ
とで出力を変調するため、前記速度制御手段22は大き
い電流容量を必要としない。したがって前記速度制御手
段22は小型な素子で構成することが可能となるため、
前記モータ駆動部10と前記速度制御部20を無整流子
直流軸流ファンモータ内部に一体に形成することができ
る。
源給電ラインを直接パルス幅変調することにより速度制
御を行うのではなく、外部から入力されたパルス幅変調
信号に応じて前記モータ駆動手段5の入力を変調するこ
とで出力を変調するため、前記速度制御手段22は大き
い電流容量を必要としない。したがって前記速度制御手
段22は小型な素子で構成することが可能となるため、
前記モータ駆動部10と前記速度制御部20を無整流子
直流軸流ファンモータ内部に一体に形成することができ
る。
【0018】さらに、騒音振動低減手段23を前記モー
タ駆動手段5の出力と前記モータコイル3および4の連
結部に接続しておくことにより、パルス幅変調信号によ
る速度制御を行う時に発生するパルス幅変調信号の周波
数に応じた騒音および振動を低減することができる。
タ駆動手段5の出力と前記モータコイル3および4の連
結部に接続しておくことにより、パルス幅変調信号によ
る速度制御を行う時に発生するパルス幅変調信号の周波
数に応じた騒音および振動を低減することができる。
【0019】以上のように本実施例によれば、外部に付
加回路を必要とせず、拘束検出手段が正常に動作し、低
騒音かつ低振動を安価に実現できる無整流子直流軸流フ
ァンモータを提供することができる。
加回路を必要とせず、拘束検出手段が正常に動作し、低
騒音かつ低振動を安価に実現できる無整流子直流軸流フ
ァンモータを提供することができる。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0021】図2において、1は回転子の位置を検出す
る位置検出手段、2は位置検出手段からの信号に応じた
モータ駆動信号を発生させるモータ駆動信号発生手段、
3および4はモータコイル、5はモータ駆動信号発生手
段2の出力によりモータコイルを切換励磁するモータ駆
動手段、7はモータの拘束状態を検出し、前記モータ駆
動信号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段
5のモータコイル切換励磁を停止する拘束検出手段、6
は前記モータコイル3および4を切換励磁することによ
り発生する騒音を低減する騒音低減手段であり、以上に
よりモータ駆動部10が構成されている。21は外部か
らの速度制御用のパルス幅変調信号入力部、22は外部
から入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度を制
御する速度制御手段で、この出力は、前記モータ駆動信
号発生手段2の出力部に接続されている。以上により速
度制御部20が構成されている。
る位置検出手段、2は位置検出手段からの信号に応じた
モータ駆動信号を発生させるモータ駆動信号発生手段、
3および4はモータコイル、5はモータ駆動信号発生手
段2の出力によりモータコイルを切換励磁するモータ駆
動手段、7はモータの拘束状態を検出し、前記モータ駆
動信号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段
5のモータコイル切換励磁を停止する拘束検出手段、6
は前記モータコイル3および4を切換励磁することによ
り発生する騒音を低減する騒音低減手段であり、以上に
よりモータ駆動部10が構成されている。21は外部か
らの速度制御用のパルス幅変調信号入力部、22は外部
から入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆動電
流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度を制
御する速度制御手段で、この出力は、前記モータ駆動信
号発生手段2の出力部に接続されている。以上により速
度制御部20が構成されている。
【0022】以上は図1の構成と同様なものである。図
1の構成と異なるのは前記モータコイル3および4を切
換励磁することにより発生する騒音を低減する騒音低減
手段6とモータ駆動電流のパルス幅制御を行うことによ
り発生する騒音ならびに振動を低減する騒音振動低減手
段23とを共用化した点であり、本実施例においては、
電解コンデンサC1およびC2と抵抗R3およびR4の
4つの素子によって共用化を実現している。ここで図1
と同様に、前記モータ駆動部10と前記速度制御部20
は無整流子直流軸流ファンモータ内部に一体に形成され
ている。
1の構成と異なるのは前記モータコイル3および4を切
換励磁することにより発生する騒音を低減する騒音低減
手段6とモータ駆動電流のパルス幅制御を行うことによ
り発生する騒音ならびに振動を低減する騒音振動低減手
段23とを共用化した点であり、本実施例においては、
電解コンデンサC1およびC2と抵抗R3およびR4の
4つの素子によって共用化を実現している。ここで図1
と同様に、前記モータ駆動部10と前記速度制御部20
は無整流子直流軸流ファンモータ内部に一体に形成され
ている。
【0023】以上のように構成された無整流子直流軸流
ファンモータについて、その動作を説明する。
ファンモータについて、その動作を説明する。
【0024】位置検出手段1によって回転子の位置が検
出され、前記位置検出手段1の出力信号はモータ駆動信
号発生手段2に入力される。前記モータ駆動信号発生手
段2から前記位置検出手段1の出力に応じて、適切なモ
ータコイルに切換励磁するためのモータ駆動信号が出力
され、この出力はモータ駆動手段5へ抵抗R1およびR
2を介して入力され、前記モータ駆動手段5を構成して
いるNPNトランジスタQ1およびQ2を交互にスイッ
チングさせて、前記モータコイル3および4を切換励磁
することにより無整流子直流軸流ファンモータを回転さ
せることができる。モータ拘束時には、拘束検出手段7
がモータの拘束状態を検出し、この出力で前記モータ駆
動信号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段
5のモータコイル切換励磁動作を停止して前記モータコ
イル3および4への通電を停止させることにより、モー
タコイルの異常な発熱を防ぐことができる。このような
無整流子直流軸流ファンモータを、外部からのパルス幅
変調信号によって速度制御するために、パルス幅変調信
号入力部21と速度制御手段22が設けられている。前
記速度制御手段22は2つのNPNトランジスタQ3お
よびQ4と、前記パルス幅変調信号入力部21で共通に
接続され、前記NPNトランジスタQ3およびQ4のそ
れぞれのベースに接続された抵抗とにより構成されてお
り、前記NPNトランジスタQ3およびQ4のそれぞれ
のコレクタ端子は、前記速度制御手段22の出力端子と
して前記モータ駆動手段5の入力部に接続されている。
前記パルス幅変調信号入力部21に外部から入力された
パルス幅変調信号は、前記パルス幅変調信号入力部21
で共通に接続され、前記NPNトランジスタQ3および
Q4のそれぞれのベースに接続された抵抗を介して前記
速度制御手段22に伝達される。このとき、前記パルス
幅変調信号がハイレベルの期間は、前記速度制御手段2
2を構成している前記NPNトランジスタQ3およびQ
4が同時にオンし、前記モータ駆動手段5を構成するN
PNトランジスタQ1およびQ2を強制的にオフさせ、
前記モータコイル3または4に流れているモータ駆動電
流を遮断できる。したがって、このパルス幅変調信号の
ハイレベル期間を制御することによって、モータ駆動電
流が制御され、無整流子直流軸流ファンモータの速度制
御が実現できる。
出され、前記位置検出手段1の出力信号はモータ駆動信
号発生手段2に入力される。前記モータ駆動信号発生手
段2から前記位置検出手段1の出力に応じて、適切なモ
ータコイルに切換励磁するためのモータ駆動信号が出力
され、この出力はモータ駆動手段5へ抵抗R1およびR
2を介して入力され、前記モータ駆動手段5を構成して
いるNPNトランジスタQ1およびQ2を交互にスイッ
チングさせて、前記モータコイル3および4を切換励磁
することにより無整流子直流軸流ファンモータを回転さ
せることができる。モータ拘束時には、拘束検出手段7
がモータの拘束状態を検出し、この出力で前記モータ駆
動信号発生手段2の出力を遮断し、前記モータ駆動手段
5のモータコイル切換励磁動作を停止して前記モータコ
イル3および4への通電を停止させることにより、モー
タコイルの異常な発熱を防ぐことができる。このような
無整流子直流軸流ファンモータを、外部からのパルス幅
変調信号によって速度制御するために、パルス幅変調信
号入力部21と速度制御手段22が設けられている。前
記速度制御手段22は2つのNPNトランジスタQ3お
よびQ4と、前記パルス幅変調信号入力部21で共通に
接続され、前記NPNトランジスタQ3およびQ4のそ
れぞれのベースに接続された抵抗とにより構成されてお
り、前記NPNトランジスタQ3およびQ4のそれぞれ
のコレクタ端子は、前記速度制御手段22の出力端子と
して前記モータ駆動手段5の入力部に接続されている。
前記パルス幅変調信号入力部21に外部から入力された
パルス幅変調信号は、前記パルス幅変調信号入力部21
で共通に接続され、前記NPNトランジスタQ3および
Q4のそれぞれのベースに接続された抵抗を介して前記
速度制御手段22に伝達される。このとき、前記パルス
幅変調信号がハイレベルの期間は、前記速度制御手段2
2を構成している前記NPNトランジスタQ3およびQ
4が同時にオンし、前記モータ駆動手段5を構成するN
PNトランジスタQ1およびQ2を強制的にオフさせ、
前記モータコイル3または4に流れているモータ駆動電
流を遮断できる。したがって、このパルス幅変調信号の
ハイレベル期間を制御することによって、モータ駆動電
流が制御され、無整流子直流軸流ファンモータの速度制
御が実現できる。
【0025】また、前記モータ駆動手段5の出力端子で
あるNPNトランジスタQ1およびQ2のコレクタ端子
と、前記モータコイル3および4とのそれぞれの連結部
に接続された電解コンデンサC1およびC2と抵抗R3
およびR4の4つの素子は、無整流子直流軸流ファンモ
ータが非制御状態、つまり暴走状態にて回転していると
き、あるいはパルス幅変調信号による速度制御において
パルス幅変調信号が連続のローレベルであるとき、すな
わちフル加速の状態のときは、前記モータ駆動手段5を
構成するNPNトランジスタQ1およびQ2のスイッチ
ング時に前記モータコイル3および4から放出されるエ
ネルギーにより発生する電気的なスパイクノイズを吸収
し、前記モータ駆動手段5を構成するNPNトランジス
タQ1およびQ2に過電圧が加わるのを防止すると同時
に、前記モータコイル3および4から発生する電磁音を
低減させる騒音低減手段6としての機能を果たしてい
る。また、外部からのパルス幅変調信号によって無整流
子直流軸流ファンモータが速度制御されているときに
は、前記モータ駆動信号発生手段2から出力されるモー
タ駆動信号よりも外部からのパルス幅変調信号の周波数
の方が一般的に高いために、前記モータ駆動手段5を構
成しているNPNトランジスタQ1およびQ2のどちら
かが前記モータ駆動信号発生手段2の出力信号によりオ
ンしているところを、外部からのパルス幅変調信号によ
って強制的に高い周波数でスイッチングさせられる。こ
の場合には、前記モータ駆動手段5を構成しているNP
NトランジスタQ1およびQ2は外部からのパルス幅変
調信号に応じてコレクタ電流を遮断するため、前記モー
タコイル3および4から放出されるエネルギーは、電解
コンデンサC1およびC2の充電電流となって緩やかに
抜けていく。このとき、パルス幅変調信号の周波数が高
いために前記モータコイル3および4からの充電が完了
する前に、すぐにまた前記モータ駆動手段5を構成して
いるNPNトランジスタQ1およびQ2の通電が再開さ
れる。したがって、前記モータコイル3および4を流れ
るモータ駆動電流は急激には変化せず、緩やかに変化す
るため、パルス幅変調信号によるモータの振動とモータ
コイルから発生する電磁音を低減することができる。す
なわち前記電解コンデンサC1およびC2と抵抗R3お
よびR4の4つの素子は、前記騒音低減手段6としての
機能と同時に騒音振動低減手段23の機能も果たしてい
る。
あるNPNトランジスタQ1およびQ2のコレクタ端子
と、前記モータコイル3および4とのそれぞれの連結部
に接続された電解コンデンサC1およびC2と抵抗R3
およびR4の4つの素子は、無整流子直流軸流ファンモ
ータが非制御状態、つまり暴走状態にて回転していると
き、あるいはパルス幅変調信号による速度制御において
パルス幅変調信号が連続のローレベルであるとき、すな
わちフル加速の状態のときは、前記モータ駆動手段5を
構成するNPNトランジスタQ1およびQ2のスイッチ
ング時に前記モータコイル3および4から放出されるエ
ネルギーにより発生する電気的なスパイクノイズを吸収
し、前記モータ駆動手段5を構成するNPNトランジス
タQ1およびQ2に過電圧が加わるのを防止すると同時
に、前記モータコイル3および4から発生する電磁音を
低減させる騒音低減手段6としての機能を果たしてい
る。また、外部からのパルス幅変調信号によって無整流
子直流軸流ファンモータが速度制御されているときに
は、前記モータ駆動信号発生手段2から出力されるモー
タ駆動信号よりも外部からのパルス幅変調信号の周波数
の方が一般的に高いために、前記モータ駆動手段5を構
成しているNPNトランジスタQ1およびQ2のどちら
かが前記モータ駆動信号発生手段2の出力信号によりオ
ンしているところを、外部からのパルス幅変調信号によ
って強制的に高い周波数でスイッチングさせられる。こ
の場合には、前記モータ駆動手段5を構成しているNP
NトランジスタQ1およびQ2は外部からのパルス幅変
調信号に応じてコレクタ電流を遮断するため、前記モー
タコイル3および4から放出されるエネルギーは、電解
コンデンサC1およびC2の充電電流となって緩やかに
抜けていく。このとき、パルス幅変調信号の周波数が高
いために前記モータコイル3および4からの充電が完了
する前に、すぐにまた前記モータ駆動手段5を構成して
いるNPNトランジスタQ1およびQ2の通電が再開さ
れる。したがって、前記モータコイル3および4を流れ
るモータ駆動電流は急激には変化せず、緩やかに変化す
るため、パルス幅変調信号によるモータの振動とモータ
コイルから発生する電磁音を低減することができる。す
なわち前記電解コンデンサC1およびC2と抵抗R3お
よびR4の4つの素子は、前記騒音低減手段6としての
機能と同時に騒音振動低減手段23の機能も果たしてい
る。
【0026】また、実施例1と同様に、無整流子直流軸
流ファンモータの電源給電ラインを直接パルス幅変調す
ることにより速度制御を行うのではなく、外部から入力
されたパルス幅変調信号に応じて前記モータ駆動手段5
の入力を変調することで前記モータ駆動手段5の出力を
変調するため、前記速度制御手段22を構成するNPN
トランジスタQ3およびQ4は大きい電流容量を必要と
しない。したがって前記NPNトランジスタQ3および
Q4は小型な素子を使用することが可能となるため、前
記モータ駆動部10と前記速度制御部20を無整流子直
流軸流ファンモータ内部に一体に形成することができ
る。
流ファンモータの電源給電ラインを直接パルス幅変調す
ることにより速度制御を行うのではなく、外部から入力
されたパルス幅変調信号に応じて前記モータ駆動手段5
の入力を変調することで前記モータ駆動手段5の出力を
変調するため、前記速度制御手段22を構成するNPN
トランジスタQ3およびQ4は大きい電流容量を必要と
しない。したがって前記NPNトランジスタQ3および
Q4は小型な素子を使用することが可能となるため、前
記モータ駆動部10と前記速度制御部20を無整流子直
流軸流ファンモータ内部に一体に形成することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外部に特
別な付加回路なしにパルス幅変調信号を入力するだけで
可能な速度制御と、パルス幅変調による速度制御で発生
する騒音および振動の低減と、拘束検出回路の誤動作の
防止とを簡単な回路構成により構成し、モータ内部に一
体に形成された無整流子直流軸流ファンモータを比較的
安価に実現できる。
別な付加回路なしにパルス幅変調信号を入力するだけで
可能な速度制御と、パルス幅変調による速度制御で発生
する騒音および振動の低減と、拘束検出回路の誤動作の
防止とを簡単な回路構成により構成し、モータ内部に一
体に形成された無整流子直流軸流ファンモータを比較的
安価に実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例における無整流子直流軸
流ファンモータのブロック図
流ファンモータのブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における無整流子直流軸
流ファンモータのブロック図
流ファンモータのブロック図
【図3】従来の無整流子直流軸流ファンモータのパルス
幅変調信号による速度制御の回路ブロック図
幅変調信号による速度制御の回路ブロック図
1 位置検出手段 2 モータ駆動信号発生手段 3,4 モータコイル 5 モータ駆動手段 6 騒音低減手段 7 拘束検出手段 10 モータ駆動部 20 速度制御部 21 パルス幅変調信号入力部 22 速度制御手段 23 騒音振動低減手段 30 モータの周辺回路
Claims (3)
- 【請求項1】回転子の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段からの信号に応じたモータ駆動信号発
生手段と、モータコイルと、前記モータ駆動信号発生手
段の出力により前記モータコイルを切換励磁するモータ
駆動手段と、モータの拘束状態を検出し、前記モータ駆
動信号発生手段の出力を遮断する拘束検出手段と、前記
モータコイルを切換励磁することにより発生する騒音低
減手段とから成るモータ駆動部と、パルス幅変調信号入
力部と、入力されたパルス幅変調信号に応じてモータ駆
動電流のパルス幅制御を行うことによりモータ回転速度
を制御する速度制御手段とから成る速度制御部とを有
し、前記速度制御手段の出力が、前記モータ駆動信号発
生手段の出力部または前記モータ駆動手段の入力部に接
続され、前記モータ駆動部と前記速度制御部とが一体に
形成され、モータ駆動電流のパルス幅制御を行うことに
より発生する騒音振動低減手段を備えたことを特徴とす
る無整流子直流軸流ファンモータ。 - 【請求項2】速度制御手段の出力が、モータ駆動信号発
生手段の出力部または前記モータ駆動手段の入力部に連
結され、さらにモータコイルを切換励磁することにより
発生する騒音低減手段と、モータ駆動電流のパルス幅制
御を行うことにより発生する騒音振動低減手段を同一素
子によって共用化して構成した請求項1記載の無整流子
直流軸流ファンモータ。 - 【請求項3】モータコイルを切換励磁することにより発
生する騒音低減手段と、モータ駆動電流のパルス幅制御
を行うことにより発生する騒音振動低減手段を同一のコ
ンデンサと抵抗によって共用化して構成した請求項2記
載の無整流子直流軸流ファンモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236297A JPH0984380A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 無整流子直流軸流ファンモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236297A JPH0984380A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 無整流子直流軸流ファンモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0984380A true JPH0984380A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16998711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7236297A Pending JPH0984380A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 無整流子直流軸流ファンモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0984380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2771866A1 (fr) * | 1997-12-03 | 1999-06-04 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Systeme de commande de l'alimentation d'un moteur electrique d'activation d'un organe fonctionnel de vehicule automobile |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7236297A patent/JPH0984380A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2771866A1 (fr) * | 1997-12-03 | 1999-06-04 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Systeme de commande de l'alimentation d'un moteur electrique d'activation d'un organe fonctionnel de vehicule automobile |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |