JPH0984254A - 電源装置、インバータ装置および分散型電源装置 - Google Patents

電源装置、インバータ装置および分散型電源装置

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JPH0984254A
JPH0984254A JP7236646A JP23664695A JPH0984254A JP H0984254 A JPH0984254 A JP H0984254A JP 7236646 A JP7236646 A JP 7236646A JP 23664695 A JP23664695 A JP 23664695A JP H0984254 A JPH0984254 A JP H0984254A
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JP
Japan
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line
power supply
inverter circuit
ground fault
current
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Application number
JP7236646A
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English (en)
Inventor
Shiyougo Kawasaki
章護 川崎
Yoshihiro Ueda
佳弘 上田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】直流ラインでの地絡を広範囲で確実に検出でき
るようにする。 【解決手段】インバータ回路14入力側が直流ラインd
c1,dc2を介して直流電源2に、インバータ回路1
4出力側が交流ラインac1,ac2を介してトランス
8の二次側8bにそれぞれ接続される。電流センサとし
ての零相変流器20を交流ラインac1,ac2内に設
け、昇圧回路12によって、直流ラインの地絡に伴う前
記各ラインを流れる電流ループ内に電位差が生じるよう
に制御し、零相変流器20出力からインバータ回路14
のインバータ動作に伴う高周波成分を除去するフィルタ
回路22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置、インバ
ータ装置および分散型電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分散型電源装置は太陽光発電システムな
どでよく知られているように太陽電池からの直流出力を
インバータ回路で交流に変換しこの交流を例えばエアコ
ンなどの負荷に供給することができる一方で、電力会社
側交流電源に一次側が接続されたトランス二次側からも
交流をその負荷に供給することができるものである。
【0003】このような分散型電源装置について図7を
参照して説明する。この分散型電源装置は、太陽電池等
の互いに直列に接続された2つの直流電源2a,2bと
インバータ装置4とトランス8とを有している。インバ
ータ装置4内において、インバータ回路14は、第1な
いし第4のトランジスタTR1〜TR4と、図示してい
ないインバータ駆動回路とから構成されている。第1お
よび第2のトランジスタTR1,TR2それぞれのコレ
クタは入力側in1として共通に一方の直流電源2aの
正極側に接続されている。第3および第4のトランジス
タTR3,TR4それぞれのエミッタは入力側in2と
して共通に他方の直流電源2bの負極側に接続されてい
る。第1のトランジスタTR1のエミッタと第3のトラ
ンジスタTR3のコレクタは出力側out1として互い
に接続されている。第2のトランジスタTR2のエミッ
タと第4のトランジスタTR4のコレクタとは出力側o
ut2として互いに接続されている。これらトランジス
タはインバータ駆動回路によって第1のトランジスタT
R1と第4のトランジスタTR4とが同時にオンオフ
し、このオンオフのタイミングとは反対のタイミングで
第2のトランジスタTR2と第3のトランジスタTR3
とが同時にオンオフする。この駆動回路によるオンオフ
の制御は10〜40kHz程度の周波数信号で行われ
る。このようにして、インバータ回路14の2つの入力
側in1,in2それぞれは直流ラインdc1,dc2
を介して2つの直流電源2a,2bそれぞれの正負の極
にそれぞれ接続されている。インバータ回路14の一方
の出力側out1は平滑リアクトル16aおよび遮断器
28aを介してトランス8の二次側8bの一端に接続さ
れている。インバータ回路14の他方の出力側out2
は平滑リアクトル16bおよび遮断器28cを介してト
ランス二次側8bの他端に接続されている。トランス一
次側8aは電力会社からの交流電源10に接続されてい
る。トランス二次側8bの中点8cは接地されていると
ともに、遮断器28bを介して2つの直流電源2a,2
bの共通接続部に接続されている。トランス二次側8b
はこのように構成されることで単相3線式となることに
よってトランス二次側8bの一端側と中点8cとの間に
負荷6a、他端側と中点8cとの間に負荷6bがそれぞ
れ接続され、いずれの負荷6a,6bにも例えば100
Vの交流が供給されるようになっている。インバータ回
路14の入力側in1,in2の直流ラインdc1,d
c2には地絡検出手段として電流センサを構成する零相
変流器20が配備され、この零相変流器20の出力は地
絡検出回路20aに与えられる。地絡検出回路20a
は、零相変流器20出力に応答して遮断器28a〜28
cをオンオフするようになっている。
【0004】上記構成において、直流電源2a,2b出
力はインバータ回路14で10〜40kHzの高周波出
力に変換される。この高周波出力は平滑リアクトル16
a,16bで平滑化されて50または60Hzの低周波
出力に生成される。この低周波出力は交流電源として遮
断器28a,28bを介して負荷6a,6bに供給され
る。一方、トランス二次側8bからの交流電源も負荷6
a,6bに供給される。このような電源装置において、
直流ラインdc1,dc2に地絡が無い場合は、直流電
源2aの正極から直流ラインdc1を介してインバータ
回路14の入力側in1に流れ込む電流(流出電流)
と、インバータ回路14の入力側in2から直流電源2
bの負極に直流ラインdc2を介して流れ込む電流(流
入電流)とは閉ループ内を流れるので大きさが流出電流
i=流入電流iと均衡しており、そのため零相変流器2
0を貫通するこれら流出電流と流入電流とは互いにキャ
ンセルされる結果、地絡検出回路20aには地絡検出信
号が与えられないから、遮断器28a〜28cはオンし
たままである。
【0005】しかし、例えば直流ラインdc2に図示の
ように地絡が有るときは、零相変流器20を貫通する実
線で示される流出電流と流入電流との内、流出電流の一
部は破線で示すようにトランス二次側中点8cの接地点
とその地絡点との間を地絡電流i0として流れるから、
零相変流器20内を貫通電流として流れ込む流出電流と
流入電流とが流出電流≠流入電流と不均衡になる結果、
零相変流器20から地絡検出回路20aに地絡検出信号
が与えられ、これに地絡検出回路20aが応答して遮断
器28a〜28cをオフにする。これによって、電源は
直流ラインdc1,dc2の地絡から保護される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電源装
置においては、零相変流器が直流ライン内に設けられて
いるので、零相変流器とインバータ回路との間の直流ラ
インに地絡が発生した場合においては、地絡が発生して
いるにもかかわらず零相変流器には流出電流の一部であ
る地絡電流も流入電流として流れ込むため、結果的には
流出電流と流入電流とが均衡して流れ込むことになり、
零相変流器は地絡検出信号を発生せず、したがって、地
絡の検出ができないことになるうえ、零相変流器の設置
位置が直流電源側寄りになる程、直流地絡の検出範囲も
大幅に限定されたものになってくるという課題があっ
た。
【0007】また、直流ラインの対地電位が低いときに
は直流ラインが地絡しても地絡電流は小さいものとな
り、零相変流器には流出電流と流入電流との不均衡が地
絡検出信号を出力できる程度の大きさにはならず、した
がって、零相変流器からは地絡検出信号が発生されず地
絡検出回路が遮断器をオフにすることができず、結果的
には地絡に対する有効な保護ができないという課題があ
った。
【0008】さらに、インバータ回路は駆動回路で高周
波駆動されているためその高周波成分が地絡電流に重畳
されてしまい、零相変流器が正しく地絡検出動作ができ
なくなるという課題があった。
【0009】上述したように、従来の電源装置において
は、直流地絡を広範囲で確実に検出することに難点があ
るという課題があった。また、このような課題は分散型
電源装置からインバータ装置を取り出してみた場合にお
いても同様であったし、分散型電源装置に限らず、イン
バータ回路を用いる電源装置においても同様の課題とな
るものであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を解
決するために、本発明の電源装置においては、入力側に
与えられた直流を交流に変換して出力側から出力するイ
ンバータ回路を有し、このインバータ回路入力側が直流
ラインを介して直流電源に接続され、インバータ回路出
力側が交流ラインを介してトランス二次側に接続され、
前記直流ラインに発生した地絡を検出するための電流セ
ンサが前記交流ライン内に設けられている。
【0011】また、上述した技術的課題を解決するため
に、本発明の電源装置においては、入力側に与えられた
直流を交流に変換して出力側から出力するインバータ回
路を有し、このインバータ回路入力側が直流ラインを介
して非接地で直流電源に接続され、インバータ回路出力
側が交流ラインを介してトランス二次側に接続されると
ともに、トランス二次側の中点が接地されており、前記
直流ラインに地絡が発生したときには地絡検出に必要な
電流が流れるように前記直流ラインおよび交流ラインを
流れる電流ループ内に電位差が生じるように制御動作す
る。
【0012】また、上述した技術的課題を解決するた
め、本発明の電源装置においては、直流電源の各極にそ
れぞれ直流ラインを介して非接地で各入力側が接続され
前記直流電源からの直流を交流に変換して各出力側から
出力するインバータ回路と、二次側の各端部側がそれぞ
れ交流ラインを介して非接地で前記インバータ回路の各
出力側に接続されかつ中点が接地されたトランスと、前
記直流電源の一方の極の電位E1と他方の極の電位E2
とがE1>E2の電位関係のときに、前記トランスの中
点の接地電位をE0として、直流ラインに地絡が発生し
たときに前記電位E1とE0との電位関係がE1<E0
のときには電流が流れる向きからいずれの直流ラインで
地絡が発生したかを判定するために前記電位関係がE1
>E0となるように制御可能な電位制御手段とを有して
いる。
【0013】また、上述した技術的課題を解決するため
本発明の電源装置においては、直流電源の各極にそれぞ
れ直流ラインを介して非接地で各入力側が接続され前記
直流電源からの直流を交流に変換して各出力側から出力
するインバータ回路と、二次側の各端部側がそれぞれ交
流ラインを介して非接地で前記インバータ回路の各出力
側に接続されかつ中点が接地されたトランスと、前記直
流電源の一方の極の電位E1と他方の極の電位E2とが
E1>E2の電位関係のときに、前記トランスの中点の
接地電位をE0として、直流ラインの地絡が発生したと
きには電流が流れる向きからいずれの直流ラインで地絡
が発生したかを判定するためE1>E0、E2<E0の
電位関係となるように制御する電位制御手段とを有して
いる。
【0014】また、上述した技術的課題を解決するため
本発明の電源装置においては、前記電源装置において、
前記電流センサにはそれに含まれる前記インバータ回路
のインバータ動作に伴う周波数成分を除去するフィルタ
手段を接続している。
【0015】上述した技術的課題を解決するため本発明
のインバータ装置においては、入力側に与えられた直流
を交流に変換するインバータ回路と、前記インバータ回
路の出力側の交流ラインに該インバータ回路出力を平滑
化する平滑手段と、遮断器とを備えるとともに、その交
流ライン内に前記インバータ回路の入力側の直流ライン
で発生した地絡を検出するための電流センサを配備して
いる。
【0016】また、上述した技術的課題を解決するため
本発明のインバータ装置においては、さらに、前記イン
バータ回路の入力側に昇圧回路を設けている。
【0017】また、上述した技術的課題を解決するため
本発明のインバータ装置においては、さらに前記電流セ
ンサに含まれる前記インバータ回路出力の高周波成分を
除去するフィルタ回路を備えている。
【0018】上述した技術的課題を解決するため本発明
の分散型電源装置においては、前記いずれか記載の電源
装置を有するとともに、前記交流ライン内に遮断器を設
け、前記電流センサ出力から前記遮断器をオンオフ駆動
する構成を有し、かつ前記トランスの一次側は商用交流
電源の接続用とされるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明は電源装置と
して分散型電源装置に適用して説明されるが、インバー
タ回路を用いて直流を交流に変換する電源装置にも同様
に適用できる。
【0020】図1は、本発明の電源装置としてその実施
の形態に係る分散型電源装置の回路図である。同図を参
照して、2は太陽電池などで構成された直流電源、4は
本発明のインバータ装置、6a.6bは交流負荷、8は
二次側中点が第2種接地された降圧トランス、10は電
力会社側から供給される商用交流電源である。
【0021】インバータ装置4は、昇圧回路12、イン
バータ回路14、平滑リアクトル16a,16b、平滑
コンデンサ18、零相変流器20、バンドパスフィルタ
などのフィルタ回路22、地絡判定回路24、電圧分割
用コンデンサ26a,26b、遮断器28a,28b,
28cを含み、これらは図示していない第3種接地され
たケースに収納されて構成されている。
【0022】本発明の分散型電源装置は太陽光発電シス
テムなどに用いられる。本発明においては直流電源2
は、多数の太陽電池が互いに直列に接続されて構成され
ている。直流電源2の出力は昇圧回路12で昇圧され
る。この昇圧出力はインバータ回路14に与えられる。
インバータ回路14は第1ないし第4のトランジスタ1
4a〜14dと、これら各トランジスタのベースに駆動
パルスを与えるパルス幅変調回路からなるインバータ駆
動回路14eとから構成されている。第1および第2の
トランジスタ14a,14bそれぞれのコレクタは入力
側in1として共通に昇圧回路12を介して直流電源2
の正極側に接続されている。第3および第4のトランジ
スタ14c,14dそれぞれのエミッタは入力側in2
として共通に昇圧回路12を介して直流電源2の負極側
に接続されている。第1のトランジスタ14aのエミッ
タと第3のトランジスタ14cのコレクタとは出力側o
ut1として互いに接続されている。第2のトランジス
タ14bのエミッタと第4のトランジスタ14dのコレ
クタとは出力側out2として互いに接続されている。
これらトランジスタ14a〜14dはインバータ駆動回
路14eによって第1のトランジスタ14aと第4のト
ランジスタ14dとが同時にオンオフ駆動され、このオ
ンオフ駆動のタイミングとは反対のタイミングで第2の
トランジスタ14bと第3のトランジスタ14cとが同
時にオンオフ駆動される。インバータ駆動回路14eに
よるオンオフ駆動の制御は10〜40kHz程度の高周
波で行われるようになっている。
【0023】このようにして、インバータ回路14の2
つの入力側in1,in2それぞれは直流ラインdc
1.dc2を介して直流電源2の正負の極にそれぞれ接
続されている。インバータ回路14の出力側out1は
平滑リアクトル16aおよび遮断器28aを介してトラ
ンス8の二次側8bの一端に接続されている。インバー
タ回路14の出力側out2は平滑リアクトル16bお
よび遮断器28cを介してトランス8の二次側8bの他
端に接続されている。トランス8の一次側8aは電力会
社からの商用交流電源10に接続されている。トランス
二次側8bの中点8cは第2種接地されているととも
に、遮断器28bを介してコンデンサ26a,26bの
共通接続部に接続されている。トランス8はその二次側
8bがこのように接続構成されることで単相3線式とな
りトランス二次側8bの一端側と中点8cとの間に一方
の負荷6a、他端側と中点8cとの間に他方の負荷6b
がそれぞれ接続され、いずれの負荷6a,6bにも例え
ば100Vの交流が供給されるようになっている。
【0024】本発明においては、地絡検出手段としての
零相変流器20が、従来とは異なって、インバータ回路
14の出力側out1,out2それぞれの交流ライン
ac1,ac2に設けられている。そのため、直流ライ
ンdc1,dc2に地絡が発生していない場合では、零
相変流器20内を貫通するようにインバータ回路14の
出力側out1からトランス8の二次側8b一端に向け
て流れ込む電流(流入電流)と、トランス8の二次側8
b他端からインバータ回路14の出力側out2に向け
て流れ込む電流(流出電流)とが均衡している。そのた
め、それら互いに等しい流入電流と流出電流とがキャン
セルしあって零相変流器20からは地絡検出信号が発生
しない。
【0025】直流ラインdc1,dc2に地絡が発生し
た場合においては、流入電流の一部が地絡電流としてト
ランス8の二次側の接地中点8cから対地を介しさらに
直流ラインdc1,dc2の地絡点に流れ込むため、零
相変流器20を貫通する流出電流と流入電流とが不均衡
となる。その結果、零相変流器20は地絡検出信号を発
生する。この場合、従来においては、零相変流器20が
直流ラインdc1,dc2内に配備されていたため、零
相変流器20とインバータ回路14との間の直流ライン
dc1,dc2に地絡が発生した場合には、この地絡を
検出できなかった。つまり、従来においては、直流ライ
ンdc1,dc2の地絡点の中ではその地絡の検出がで
きない地絡点があったのが、本発明においては零相変流
器20が交流ラインac1,ac2内に配備されている
ので、どの直流ラインdc1,dc2内においてもその
地絡を検出できることになる。
【0026】図2は、上記の零相変流器20の配備位置
の考え方に沿う回路図であって同図を参照して説明する
と、2つの直流電源2a,2bが直列に接続されてい
る。一方の直流電源2aの正極には直流ラインdc1を
介してインバータ回路14の入力側in1が接続され、
他方の直流電源2bの負極には直流ラインdc2を介し
てインバータ回路14の入力側in2が接続されてい
る。2つの直流電源2a,2bの共通接続部とトランス
8の二次側中点8cとが遮断器28bを介して接続され
ている。零相変流器20はインバータ回路14の出力側
out1,ou2の交流ラインac1,ac2内に配備
されている。
【0027】図3は、従来の電源装置と図2で示される
本発明の電源装置との零相変流器20の配置位置を示し
ている。図3(a)で示される従来の電源装置において
は零相変流器20が直流ラインdc1,dc2内に配備
されているので、直流ラインの地絡の検出範囲は直流電
源2と零相変流器20との間の直流ラインに限定されて
しまう。図3(b)で示される本発明の電源装置におい
ては零相変流器20が交流ラインac1,ac2内に配
備されているので、直流電源2とインバータ回路14内
の直流ラインのすべてが地絡(この場合は直流地絡)の
検出範囲となるうえ、インバータ回路14と零相変流器
20との間の交流ラインac1,ac2も地絡(この場
合は交流地絡)の検出範囲に含めることができることに
なる。
【0028】本発明の電源装置においては図1で示すよ
うに昇圧回路12を設けているが、これについて図1の
要部を示す図4を参照して説明する。ここで、直流電源
2の正極の電位をE1、負極の電位をE2、トランス二
次側中点8cの電位をE0とする。直流ラインdc1,
dc2はいずれも非接地であり、中点8cは接地されて
いるから、E0>E2の電位関係が必ず成立する。その
ため、直流ラインdc2のa点で地絡が発生した場合は
E0>E2の電位関係によって地絡電流が流れ、地絡の
検出ができる。直流ラインdcのb点で地絡が発生した
場合は、昇圧回路12が設けられていないと、b点の電
位と中点8cの電位との間に電位差がない。そのため、
図中の矢印で示す直流ラインdc1と交流ラインac1
と接地との間の経路で地絡電流が流れないから、地絡の
検出ができない。
【0029】本発明においては、b点での地絡の場合に
それによって矢印で示される地絡電流ループ内に電位差
が発生するように制御する昇圧回路12を設けて、b点
での地絡の検出ができるようにしているのである。
【0030】次に、図5で示すように、直流ラインdc
2上のa点に地絡が発生した場合は、a点の電位E2と
中点8cの電位E0との間にはE2<E0の電位関係が
必ず成立するので、a点が地絡すると電位の高い中点8
c側からa点側への向きに地絡電流が流れるので、この
地絡電流の向きからa点が地絡したことを判定すること
ができる。
【0031】また、同じく図5で示すように、直流ライ
ンdc1上のb点に地絡が発生した場合は、b点の電位
E1と中点8cの電位E0との間には、E1>E0の電
位関係が成立する場合と、E1<E0の電位関係が成立
する場合とがある。
【0032】E1>E0の電位関係が成立する場合にお
いては、b点側から中点8c側への向き、つまり前記b
点での地絡の場合の地絡電流の向きとは異なる向きの地
絡電流が流れるので、その地絡電流の向きからb点が地
絡したと判定することができる。
【0033】E1<E0の電位関係が成立する場合にお
いては、中点8c側からb点側への向きに地絡電流が流
れるので、この地絡電流の向きはa点が地絡した場合の
地絡電流の向きと同じ向きであるので、この地絡電流の
向きからはb点が地絡したのかa点が地絡したのかの判
定ができない。そこで、本発明においては地絡電流が検
出された場合には、電位制御手段としての昇圧回路12
によって、E1>E0の電位関係が成立するように電位
関係を制御する。これによって、地絡電流の向きからa
点で地絡したのか、b点で地絡したのかを判定できる。
また、a点の地絡の場合における地絡電流をIとする
と、(E0−E2)/Iの計算式から地絡抵抗が、b点
の地絡の場合においては、a点の地絡電流Iとは逆向き
であるため、b点の地絡電流を−Iとして(E1−E
0)/(−I)の計算式から地絡抵抗が、それぞれ計算
できる。なお、図5では、零相変流器20出力Iと、直
流ラインdc1,dc2間に挿入されたトランス32の
出力Vとを比較回路34に入力し、ここで地絡電流の向
きを比較していずれの直流ラインで地絡が発生したかを
判定し、また、前記計算式の計算を行うようにしてもよ
い。
【0034】また、上記においては昇圧回路12が直流
ラインdc1側だけであったため、E1>E0の電位関
係が成立するようにこの昇圧回路12によって電位制御
していたが、図6で示すように、各直流ラインdc1,
dc2それぞれに昇圧回路12a,12bを設け、この
昇圧回路12a,12bによって直流電源2の正極側電
位E1をE1≠E0、またその負極側電位E2をE2≠
E0となるように電位制御し、直流ラインdc1上のb
点が地絡した場合でも、直流ラインdc2上のa点が地
絡した場合でも、それぞれ、E2とE0との電位差、E
1とE0との電位差に見合う地絡電流が発生するように
すると、この地絡電流の計測から地絡の状態を検出でき
る。この場合、E1>E0、E2<E0の電位関係がそ
れぞれ成立するように、昇圧回路12a,12bで電位
制御することで、a点で地絡が発生した場合の地絡電流
の流れる向きと、b点で地絡が発生した場合の地絡電流
の流れる向きとを異ならせ、その地絡電流の向きから直
流ラインdc1とdc2のいずれで地絡が発生したかを
判定することができる。
【0035】次に、図1に戻って、直流電源2出力はイ
ンバータ回路14で10〜40kHzの高周波に変換さ
れたうえで、平滑リアクトル16a,16bおよび平滑
コンデンサ18で平滑化されて50または60Hzの低
周波に生成されるから、その低周波交流には高周波成分
が含まれている。したがって、地絡が発生してインバー
タ回路14を通過する直流地絡電流は高周波成分を含ん
だ形で零相変流器20によって検出されることになる。
地絡電流にこのような高周波成分が含まれたのでは零相
変流器20は地絡を正しく検出できなくなる。そこで、
本発明においては、零相変流器20と地絡判定回路24
との間にバンドパスフィルタのようなフィルタ回路22
を挿入しているのである。このフィルタ回路22によっ
て零相変流器20出力からは高周波成分が除去されるこ
とで地絡が正しく検出できる。
【0036】なお、本発明においては交流ラインを流れ
る電流を検出する零相変流器が地絡を検出するための手
段の一部としての電流センサを構成しているが、このこ
の電流を検出するには零相変流器ではなく他の電流セン
サであってもよいことは勿論である。この零相変流器を
含む電流センサはフィルタ回路とか地絡判定回路と共に
地絡検出手段を構成する。
【0037】この場合、零相変流器に接続されるフィル
タ回路および地絡検出回路も含めて地絡検出手段という
か、零相変流器などの電流センサを地絡検出手段という
かは本発明の範囲に含まれる。
【0038】なお、本発明においてはインバータ回路を
インバータ駆動回路と4つのトランジスタとで構成して
あるが、インバータ回路としては直流を交流に変換する
回路であればよく、インバータ回路は本発明の実施の形
態で示されたものに限定されるものではない。
【0039】なお、本発明においては、直流電源として
太陽電池が説明に挙げられたが、太陽電池ではなく他の
直流電源であっても本発明の範囲に含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明においては、インバ
ータ回路入力側における直流ラインの地絡を検出するた
めの電流センサをインバータ回路の出力側の交流ライン
内に設けてある場合には、広い範囲で直流ラインでの地
絡を検出できる。また、直流ラインの地絡によってこれ
ら各ラインを流れる電流ループ内に電位差が生じるよう
に制御する場合には、直流ラインの対地電圧が低くても
その地絡を確実に検出できる。さらに、トランスの中点
の接地電位と直流ラインでの電位との関係を制御する場
合には、地絡電流の向きからいずれの直流ラインで地絡
が発生したかを容易に判定することができる。また、電
流センサ出力からインバータ回路出力からの高周波成分
を除去する場合には、地絡の検出動作をより確実にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分散型電源装置の回
路図である。
【図2】図1の要部の回路図である。
【図3】零相変流器の配置位置による地絡の検出範囲の
説明に供するもので(a)は従来の電源装置による回路
図、(b)は本発明の電源装置による回路図である。
【図4】図1の要部の回路図である。
【図5】図1の要部の回路図である。
【図6】図1の要部の回路図である。
【図7】従来の電源装置の回路図である。
【符号の説明】
2 直流電源 4 インバータ装置 6 負荷 8 トランス 10 商用交流電源 12 昇圧回路 14 インバータ回路 16a,16b 平滑リアクトル 18 平滑コンデンサ 20 零相変流器 22 フィルタ回路 24 地絡判定回路 26a,26b 電圧分割コンデンサ 28a,28b,28c 遮断器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側に与えられた直流を交流に変換し
    て出力側から出力するインバータ回路を有し、このイン
    バータ回路入力側が直流ラインを介して直流電源に接続
    され、インバータ回路出力側が交流ラインを介してトラ
    ンス二次側に接続され、前記直流ラインに発生した地絡
    を検出するための電流センサが前記交流ライン内に設け
    られていることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 入力側に与えられた直流を交流に変換し
    て出力側から出力するインバータ回路を有し、このイン
    バータ回路入力側が直流ラインを介して非接地で直流電
    源に接続され、インバータ回路出力側が交流ラインを介
    してトランス二次側に接続されるとともに、トランス二
    次側の中点が接地されており、前記直流ラインに地絡が
    発生したときには地絡検出に必要な電流が流れるように
    前記直流ラインおよび交流ラインを流れる電流ループ内
    に電位差が生じるように制御動作することを特徴とする
    電源装置。
  3. 【請求項3】 直流電源の各極にそれぞれ直流ラインを
    介して非接地で各入力側が接続され前記直流電源からの
    直流を交流に変換して各出力側から出力するインバータ
    回路と、 二次側の各端部側がそれぞれ交流ラインを介して非接地
    で前記インバータ回路の各出力側に接続されかつ中点が
    接地されたトランスと、 前記直流電源の一方の極の電位E1と他方の極の電位E
    2とがE1>E2の電位関係のときに、前記トランスの
    中点の接地電位をE0として、直流ラインに地絡が発生
    したときに前記電位E1とE0との電位関係がE1<E
    0のときには電流が流れる向きからいずれの直流ライン
    で地絡が発生したかを判定するために前記電位関係がE
    1>E0となるように制御可能な電位制御手段と、 を有したことを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 直流電源の各極にそれぞれ直流ラインを
    介して非接地で各入力側が接続され前記直流電源からの
    直流を交流に変換して各出力側から出力するインバータ
    回路と、 二次側の各端部側がそれぞれ交流ラインを介して非接地
    で前記インバータ回路の各出力側に接続されかつ中点が
    接地されたトランスと、 前記直流電源の一方の極の電位E1と他方の極の電位E
    2とがE1>E2の電位関係のときに、前記トランスの
    中点の接地電位をE0として、直流ラインの地絡が発生
    したときには電流が流れる向きからいずれの直流ライン
    で地絡が発生したかを判定するためE1>E0、E2<
    E0の電位関係となるように制御する電位制御手段と、 を有したことを特徴とする電源装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載の電源装置において、
    前記電流センサにはそれに含まれる前記インバータ回路
    のインバータ動作に伴う周波数成分を除去するフィルタ
    手段を接続したことを特徴とする電源装置。
  6. 【請求項6】 入力側に与えられた直流を交流に変換す
    るインバータ回路と、前記インバータ回路の出力側の交
    流ラインに該インバータ回路出力を平滑化する平滑手段
    と、遮断器とを備えるとともに、その交流ライン内に前
    記インバータ回路の入力側の直流ラインで発生した地絡
    を検出するための電流センサを配備したことを特徴とす
    るインバータ装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記インバータ回路の入力側に
    昇圧回路を設けたことを特徴とする請求項6記載のイン
    バータ装置。
  8. 【請求項8】 さらに前記電流センサに含まれる前記イ
    ンバータ回路出力の高周波成分を除去するフィルタ回路
    を備えたことを特徴とする請求項6または7記載のイン
    バータ装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1ないし5いずれか記載の電
    源装置を有するとともに、前記交流ライン内に遮断器を
    設け、前記電流センサ出力から前記遮断器をオンオフ駆
    動する構成を有し、かつ前記トランスの一次側は商用交
    流電源の接続用とされるものであることを特徴とする分
    散型電源装置。
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