JPH0386014A - 差動保護継電装置 - Google Patents

差動保護継電装置

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JPH0386014A
JPH0386014A JP1224118A JP22411889A JPH0386014A JP H0386014 A JPH0386014 A JP H0386014A JP 1224118 A JP1224118 A JP 1224118A JP 22411889 A JP22411889 A JP 22411889A JP H0386014 A JPH0386014 A JP H0386014A
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differential circuit
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寺田 眞
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/26Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents
    • H02H3/28Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents involving comparison of the voltage or current values at two spaced portions of a single system, e.g. at opposite ends of one line, at input and output of apparatus

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数個の引出回線を有する多端子母線を、
その各引出回線に設けた変流器を介して差動保護する差
動保護継電装置に関するものである。
〔従来の技術] 第7図は差動保護継電装置を適用すべき電力系統の接続
図を示すもので、Oは母線、1〜n−1゜nは母線Oか
らの引出回線、11〜1n−1,1nは各引出回線1〜
n−1,nに設けた変流器(以下、CTと略称する)、
20は各CT11〜1n−1,Inの2次回路を並列接
続した差動回路、zDは差動回路20(+)端子20−
1.20−2間に接続した差動継電器87のインピーダ
ンスである。
一般に差動保護継電方式としては、上記差動回路20の
端子間のインピーダンスz0を高低いずれに選ぶかによ
って、高インピーダンス差動方式と低インピーダンス差
動方式の2種に大別される。
前者の高インピーダンス差動方式では比較的高いインピ
ーダンスZ0で差動回路を形成するため、差動接続され
た変流器CTII〜inからの分流分が少なく、伝達さ
れるエネルギーは少ない。従って、内部故障時のように
、電流が差動回路20へ向かって同一方向へ流れ込む場
合は、差動回路20のインピーダンスZ0の両端に比較
的高い電圧を生じる。然るに、外部故障時のように差動
接続されたCTll−1nの間を電流が環流する場合に
は、差動接続されたCT11〜1nの2次回路のリード
ワイヤー抵抗に発生する電圧降下が、外部故障流出端C
Tの励磁インピーダンスに印加される形となり、CT励
磁特性による両端電圧で定まる値以上に大きくはならな
い。
一方、低インピーダンス差動方式では差動接続されたC
T11〜1nからインピーダンスZoへの分流分は多く
、殆ど大半のエネルギーが該当回路側に伝達される。
従って、内部故障時には差動回路20のインピーダンス
両端に発生する電圧は高くならない。その反面、外部故
障時には、差動接続されたCT11〜1n−1の2次回
路のリードワイヤー抵抗によって生ずる電圧降下に対し
、外部故障電流流出端子のCTlnの2次励磁インピー
ダンスと差動回路20のインピーダンスz0とは同等も
しくは該差動回路が低いインピーダンスを呈することに
よって、差動回路20のインピーダンスZ0の方への流
入分の方が大きくなることがある。
このため、低インピーダンス差動方式では外部故障電流
通過時に誤動作傾向になる。
前者の高インピーダンス差動方式について、さらに検討
を加えると以下のようになる。
一般に差動回路の抵抗をRoとし、CT2次回路のリー
ドワイヤー等の往復全抵抗(CT2次巻線抵抗R,+C
T2次リードすイヤー抵抗RL)をR3とした時、最小
内部故障電流工。waxが通過した時、差動回路電流I
0および差動回路電圧V6は、 となる。
ここで、 R。
> R2 とすると、 vo ≦  R@  I FK max(1,3) となって最大外部故障電流1 rw mad(で定まる
最大値以上には達しない。
一方、内部故障時には、インピーダンスZ0の両端に発
生する電圧を■3と定めた時、バp で与えられる最小内部故障検出電流となる。
但し、工。(V、)は印加電圧V、に対する2次励磁電
流であり、nは母線接続引出回線数である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の差動保護継電方式の1つである高インピーダンス
差動方式は、(1,3)式で示されるように、差動回路
電圧v0が外部故障時一定値以上にならないので、確実
に誤動作しないよう設定できる反面、上記(1,4)で
示されるように差動回路電圧v0の一定値以上を検出し
ようとした場合、最小内部故障電流I 、 minなる
最小故障検出感度となる。
すなわち、故障検出感度は差動接続したCTの2次励磁
特性I IX  Vexによって左右される他、母線O
に接続されるCTの端子数nによっても左右されるとい
う性質を持つ。
つまり、母線Oに接続される引出回線数nが多く、かつ
、電源が弱い時、故障検出感度はCTの2次励磁特性I
 ex−V IXと引出回線nの双方に影響されて変動
するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、弱い電源でも確実に故障検出できるよう自由
度の高い整定ができる差動保護継電装置を得ることを目
的とする。また、CT2次回路の絶縁を脅す事がないよ
うにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の発明に係る母線差動保護継電装置は、差
動回路入力の中の基本波成分と偶数調波成分との関数値
に基づいて該差動回路のインピーダンスを切換える第1
切換え回路と、前記差動回路の端子電圧および前記イン
ピーダンスの端子電圧を検出する複数の電圧検出要素と
、前記各電圧検出要素によって形成したしゃ断器引外し
インターロック回路とを具備したものである。
また、請求項2記載の発明は請求項1記載の発明に、差
動回路のインピーダンスの端子電圧に基づいて該インピ
ーダンスを前記第1切換え回路による場合とは異なるイ
ンピーダンスに切換える第2切換え回路を具備したもの
である。
〔作用] 請求項1記載の発明における差動保護継電装置は、差動
回路の端子電圧入力の中の基本波成分と偶数調波成分と
の関数値に基づいて第1切換え回路で、該差動回路のイ
ンピーダンスを切換え、上記差動回路の端子電圧または
上記インピーダンスの端子電圧を検出する複数の電圧検
出要素によって、しゃ断器引外しインターロック回路を
構成したことにより、高インピーダンス差動方式と低イ
ンピーダンス差動方式を自動的に使い分け、各方式の長
所のみを有効に利用して、弱い電源でも確実に故障検出
できるよう自由度の高い整定を可能とする。
また、請求項2記載の発明における差動保護継電装置は
、差動回路のインピーダンスの端子電圧に基づいて該イ
ンピーダンスを前記第1切換え回路による場合とは異な
るインピーダンスに切換える第2切換え回路を具備した
ことにより、差動回路に接続されたCT2次回路の絶縁
を脅す事がない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。まず
、系統事故時の動作原理を外部故障、内部故障のそれぞ
れについて説明する。
(a)外部重故障時 外部重故障時には、前記第6図に示す系統における電流
分布は第1図に示すように、各引出回線1−n−1から
母線Oを介して引出回線nの故障点Fへ向かって電流I
++I!+・・・I n−+が流入し、その引出回線n
から電流1.  (=工rz)が流出する。
上記引出回線1〜n−1のCTII〜1n−1にはそれ
ぞれ巻線抵抗と2次リードの抵抗があり、これに生じる
電圧降下は等他回路1,2,1,1.2.2− (n−
1,n、1)(n−1,n、2)として第1図に示され
る。
この結果、差動回路20のインピーダンス両端には、 ■。
≦Ir*(Rm +RL) /N ・・・・・・(2,1) なる差動回路電圧v0 を生じることは公知の事実 である。
ここに、 NはCT巻線比 I□は外部故障電流(C72次換算〉 R3はCT2次巻線抵抗 RLはCT2次リード抵抗の総和 である。
(b)内部軽(最小〉故障時 第2図に示すように、母線OのF点で故障が生じた場合
、電流分布は第2図の実線示および点線示のようになる
。このため、検出電流感度は最低となり、その値はCT
1次換算値で表現して工□とすると、 となる。
ここで、 ■。
= r 、 (v o)ハc T 2 次励FanWで
定まる関数 i * = g z(Vo)は差動継電器87のインピ
ーダンス特性で定まる関数 nは端子数 一般に、C72次励磁特性で定まる関数1.=f、(V
O)の値は製作後は変更しにくいが、差動継電器87の
インピーダンス特性は変更できる。通常、i * 2g
 z(V o)  の関数で定まる値は十分小さくでき
るが、内部故障検出のための差動回路電圧Voが100
■以上の高い値では、1.=f。
(V o)の関数で定まる072次励磁電流は無視でき
ない値となり、CT1次側換算の内部故障検出感度に影
響をおよぼす。
従って、この影響を避けるには、差動回路電圧Voが低
くても、差動継電器87が動作できるようなis−gz
(Vo)のインピーダンス特性とし、i @ = f 
@(V)で表される072次励磁電流としての漏洩分を
極力小さくすることが必要である。
次に上記差動保護の基本特性を第3図について説明する
。第3図において、縦軸に差動回路電圧Vo、CT2次
励磁電圧V IIm、横軸左方向に故障電流工2、横軸
右方向にCT2次励磁励磁電流1111をとる。
また、この方式の差動継電器87の動作特性をVo −
It 、C72次励磁特性をV 、、−I 、、テ表し
、この特性と同じCTをn個並列に接続した場合の励磁
特性をV、。−工、で表す。
このような特性設定で各故障状態における動作原理を説
明すると、下記のようになる。
(i)内部故障検出 第3図の左半分に示す差動継電器87の動作特性Vo−
It中、差動回路の抵抗R1の傾きの部分を対象とする
。差動回路の抵抗RDIの値は比較的低いオーダーに選
ぶ。故障電流■、が流入し、最小動作差動電圧値v1に
達すると、差動継電器87は動作する。この時の系統1
次側換算電流を工、とすると、CTが1個の場合は最小
動作電流I PI l01n  に等しくなるが、遊休
端子がn個あって、ここにCTが接続されている状態で
は、この並列接続されたCTn個分の2次に差動電圧が
印加され、 I F m1n  = I r++ I mxn+””
”・  (2,3)ここで、I exn、 lはCTn
個並列並列時、における072次励磁電流 となる。
ここで、最小動作差動電圧値■1を低くとっておけば、
この最小動作差動電圧値V1に対する系統1次側換算電
流■□、工□。1とも十分に小さくなって、CTn個並
列並列接続る故障検出感度の低下を所定値以下に管理で
きる。
すなわち、差動継電器87の動作特性V、−I。
の傾きを低くすることによって、最小動作時の差動回路
電圧VO(インピーダンスZ0の両端電圧)を低い値に
設定できるようにする。同時に、072次励磁電流が低
い値になるので、CTをより低い磁束密度で動作させる
ことになって高感度化する。従って、母線Oに接続され
る引出回路数の変動による感度の変動幅を実用上支障な
い一定値以下に抑え得る。
(11)外部最大故障時の誤動作防止 一般にn個の引出回線が1つの母線Oに接続されている
場合、外部事故が引出回線nに発生した時、差動回路の
インピーダンスZ0の両端に表れる差動回路電圧VDは
、前記(2,1)式で表される。
この差動回路電圧Voを第3図上に■、に等しくとり、
この値v2に対して一定の余裕率をもってv3を定める
と、この値で動作するよう定めた差動電圧検出要素は、
外部事故の発生した引出回線nに最大外部故障電流が通
過する際にも誤動作することはない。
但し、V3なる電圧を発生させるための内部故障電流は
、第3図の点P、に相当するmIr+という値をとる。
また、072次励磁電流も工、□3〜r llXl1.
 xの間で変動する。この結果、CT2次端子端子側た
検出電流はI、′ (C72次換算)とすると、 +111 FI+ I *xL!  ≦IF’  ≦ 
mI Fl+ I exn  3・・・(2,4) という変動範囲の間になる。結局、CT差動回路電圧に
対応するCT2次励磁励磁電流きさと端子数の多少だけ
感度幅が生じることになる。
(iii)総合動作 上記の如く、最小内部故障と最大外部故障との間におい
て、差動回路電圧VIl+の大小に対応して、内部故障
電流検出値は■、とmrr+の2種が存在する。
この2種の動作値を満足させるようにするため、本出願
人が先に提案した差動保護継電装置「(特願平1−77
14号)以下、先願を称す」では、適当なインピーダン
ス切換え電圧v0を選び、R1 となるようにした。
ここで、インピーダンス切換え電圧V0の値は、 故障電流1.に対してkIy+となる値で、低インピー
ダンスRoによる高感度の差動電流検出要素が動作する
ときの最小動作差動電圧値V、に等しく選ぶか、もしく
は電圧V8に対応するm工F1なる値以下で適当な値に
選ぶかするものとしていた・その結果、比較的低い差動
回路電圧■。の値で、差動回路のインピーダンスR51
からR,32への切換えが生じ、差動回路インピーダン
スが高い方の値RD2をとっている電流範囲が広いもの
であった。
然るに、この発明は差動回路インピーダンスが低い方の
値R4をとっている電流範囲が広くなるようにしたもの
であり、以下、その概略を説明する。
この発明は差動回路インピーダンスの切換えの条件とし
て、差動回路電流(電圧)波形の中の第2高調波等偶数
調波成分の存在に着目するものである。
差動回路インピーダンスが比較的低い所謂電流差動方式
では、外部故障時に中程度の故障電流が故障端子を通過
する時には、故障電流中の直流分によって、CTが直流
的に偏磁され、同鉄心中の磁束が片極性側のみ飽和レベ
ルに達する所謂直流飽和を生じる事がよく知られている
CTの直流飽和によって生ずる励磁電流は片極性に偏っ
ているので、その中には直流分の他第2高調波成分をは
じめとする偶数調波成分が多い事も又知られている。
従って、外部故障電流が流出する引出線のCTが直流的
に飽和しても、第2高調波成分および他の偶数調波成分
が増加しているので、この現象(同調波成分の大きさ又
は対基本波大きさ比率)を検出した時に始めて、差動回
路インピーダンスRDIを高い方の値R02に切換えれ
ばよい。
故障電流中の正弦波基本波成分が大きくなって始めて、
第2高調波および他の偶数調波成分が増加するので、正
弦波基本波実効値が大きい場合、第2高調波および他の
偶数調波成分値が一定比率(レベル)以上を検出する事
で代用できる。
第3図左側のIはVo−i。の折線特性を示し、■は外
部故障電流■、が通過した際の差動回路両端に発生する
誤差差動電圧vtと故障電流I、との関係を示す。
このVo−Ir特性の傾きは差動回路インピーダンスR
oとCT2次回路の総抵抗値できまる値を超えないから
、図中、電流(n I r+、 Va )なるPo′点
迄は誤動作を生じない。
然し、故障電流がmIr+  に達すると、差動回路電
圧はV、に達するから、差動回路インピーダンスは既に
Po’点で切換えていなければならない。
即ちvo−i。特性は折線特性Iの如くPo点で切換え
られてしまい、差動回路のインピーダンスは相当広い範
囲でRoなる高い方の値をとることになる。
一方、故障電流■、が増大しても、差動回路電圧中の基
本波成分値から、第2高調波戊分をはじめ偶数次高調波
成分(直流分も含めて可)を差弓いた後の量は、高調波
成分が故障電流■、と共に増大するために、CT飽和が
ないと仮定した時のように、故障電流工、に比例せず、
例えば、第3図の点線■のような傾向を辿る。
この発明では、大きな故障電流j2Ir+が通過した時
、始めて差動回路インピーダンスの切換条件を満足させ
る様にする。
Vo*=D(v、) =D、(1,、)  −D、(I。!+  ID4+ 
 ・・・■。2n)≧V0             
   ・・・・・・(2,6)ここに1.は差動回路電
圧VIl+に対応する差動電流の基本波分、■。@、 
 I O4,I ownは差動電流IDの中に含有され
る偶数調波成分であるが、外部事故時に差動回路に表れ
るV、、I。、■、。
■。z、  I。4・・・・・・はCT励磁特性、CT
2次回路定数および故障電流■2の関数である。
CTの励磁特性は飽和を含む非直線特性であって、単純
な定式化はむずかしいが、特性を単純なモデル化して解
析した結果の1例がIEEE Transaction
s on Power Apparatus and 
5yste+++s、vol、 PAS−104,NO
,3,March 1985.第678頁、Fig、A
、1に示されている。
上記を総合的に表現すると、 以下のようになる。
・・・・・・(2,7) ■。=(Ri +Rt、 ) mIr+    ”・・
”(2,81R1 即ち、差動回路のインピーダンス切換えの電圧を見掛は
上の差動回路電圧とせず、CT特性のヒステレシスによ
り定まる函数D(V、)で代替し、外部故障時大電流(
J2Ir+)が通過した時に始めて、差動回路のインピ
ーダンスをRDIからR82へ切換えるようにしたもの
である。
内部事故時には、CTの1つに極端に電流が集中して飽
和を生ずる事はないので、調波成分を発生する事がなく
、D (V、 ) D  (V。)= D I(I。1)〔内部事故時1=
 V D         ・−・−(2,10)従っ
て、この場合の動作/不動作の条件は、下記となる。
云い換えればV、−I、特性中直線工の部分の上で最小
動作し、重事故時開特性の高インピーダンス部分、つま
り直線工′に切換って動作するのはRozIrz≧V 
、           ・・−・−・(2,12)を
満足する場合である。即ち、第3図上の21点(mI□
、v3)である。
外部故障時には、故障電流が流出する引出線のCTに、
差動接続したCT2次回路に発生する誤差電圧V!が印
加されるので、差動回路に表れる誤差電圧■1は Vo =Vz = (R2+RL ) Irとなる。そ
して、外部軽故障の場合は、D(V、)  ≦V、[直
線■く直線■く直線■]D (Vll)= D 、(I
 Fl)−Da(I□、R6,・・・IF!Il)≦(
R,+RL)IF <Ro+Ir・・・(2’、13)
で差動継電器87は不動作となる。
外部重故障の場合は、 D(V、)≧V、[直線m′<直線■′く直線I′]D
(V、)  ≦(Rz  +RL )  Irで差動継
電器87は不動作となる。
以下、上記差動継電器87の構成例を第4図について説
明する。第4図において、20−1゜20−2は差動回
路20に接続される端子、21はこの両端に表れる電圧
を適当な大きさに変換する電圧変成器、35はこの電圧
変成器21の2次電圧を受け、差動回路電圧中の基本波
分および第2高調波分(必要に応じ他の偶数調波分)を
比較する高調波比率弁別回路、22−1.22−2は高
調波比率弁別回路35の出力を受けて適当な大きさおよ
び時間幅の電圧を生成し、次段の半導体電力スイッチを
オンオフさせるための点弧回路、23−1.23−2は
上記点弧回路22−1゜22−2の出力により点弧し、
互いに逆極性の電圧波を開閉して両端を短絡または開放
状態とする半導体電力スイッチであり、点弧されると不
導通となるGTO,SIT等を用いる。24は半導体電
力スイッチ23−1.23−2で開放または短絡される
抵抗、25は抵抗24と直列に接続された抵抗、・26
は1次巻線が抵抗24.25と直列に接続された変成器
、27は前述の抵抗25の両端に表れた電圧を変成する
電圧変成器で、その2次巻線に接続した点弧回路28−
1.28−2により、半導体電力スイッチ(点弧される
と導通する5CR)29−1.29−2を開閉制御する
30は上述の電圧変成器21の3次巻線に接続された検
出継電要素で、端子20−1.20−2の両端に表れる
電圧の大きさに応動する。
31は電圧変成器26により変成された電圧を検出し、
電圧変成器26の1次電流が端子20−1.20−2の
両端電圧で換算して適切な値になった時に動作して、信
号「1」 (接点間)を発する検出継電要素である。
32は電圧変成器26により変成された電圧を波形弁別
し、その波形成分の中の偶数次高調波(特に第2高調波
)を検出して、信号「0」 (接点間)を発し、全体の
動作を阻止する様に作用する高調波を検出する検出継電
要素である。
33は前記の電圧変成器27により変成される1次電圧
の大きさを検出し、端子20−1.20−2から流入す
るC72次電流が所定値以上の時に差動し、端子20−
1.20−2から内部を見たインピーダンスを低くする
様適切な短絡回路を形成し、高速動作させるための電圧
(電流)を検・出する検出継電要素である。
第5図は上記高調波比率弁別回路35の構成を示すブロ
ック図であり、第5図において、41゜42は電圧変成
器21の2次巻線に接続された端子35−1.35−2
からの入力の基本波に直列共振し第2高調波に並列共振
する2端子リアクタンスフイルタであり、その通過電流
を抵抗43の出力電圧として取出す。
44.45は第2高調波に直列共振し、基本波に並列共
振する2端子リアクタンスフイルタであり、その通過電
流を抵抗46の出力電圧として取出す。
47−1.47−2は上記抵抗43.46の出力電圧を
絶縁増幅するアンプであり、その出力を次段の位相シフ
トアンプ回路に伝える。
48−1.48−2は上記アンプ47−1゜47−2双
方の出力電圧の位相を調整し、系統周波に同期した出力
電圧を得る位相シフトアンプ回路である。
49は上記位相シフトアンプ回路48−1.48−2の
出力を1次側人力とし、その出力の差に比例した2次側
出力D(VD)をセンタータップ巻線で+、−の両極性
に分けて端子50−1.50−2に出力する変成器であ
る。
なお、上記変成器21、高調波比率弁別回路35、点弧
回路21−1.22−2、半導体電力スイッチ23−1
.23−2は、差動回路入力の中の基本波成分と偶数調
波成分との関数値に基づいて該差動回路のインピーダン
スを切換える第1切換え回路61を形成する。また、上
記電圧変成器27、点弧回路28−1.28−2、半導
体電力スイッチ29−1.29−2は差動回路のインピ
ーダンスの端子電圧に基づいて該インピーダンスを切換
える第2切換え回路62を形成する。
上記各検出継電要素30,31.32.33により得ら
れるオンオフ出力rlJ、rOJ信号は、第6図に示し
た判別論理回路51によりしゃ断器引外しのインターロ
ックを形成する。
第6図において、52はしゃ断器引外しのための引外し
リレーであり、52−a〜52−Cは弓外しリレー52
の接点、30−a、30−b。
31−a、32−a、33−aは前記第4図に示す各検
出継電要素の接点である。
次に第4図に示された実施例の回路動作を説明する。
(a)内部軽故障の場合 内部事故時には、各引出線1〜n−1より事故点Fへ向
って電流が流出し、差動回路人力が端子20−1.20
−2に加えられる。この時は電圧変成器21への入力は
比較的歪が少く、高調波比率弁別回路35の出力は小さ
くて、点弧回路22−1.22−2に十分な出力を生じ
ない為、半導体電力スイッチ23−1.23−2は導通
したままで、抵抗24は短絡されたままである。
従って、端子20−1.20−2間には抵抗25と変流
器26なる比較的低いインピーダンスRo+を挿入した
形となって、結局、低インピーダンスの差動継電器とし
て動作する。また、検出継電要素31が動作しくa接点
間)、検出継電要素30は不動作(b接点間)で引外し
リレー52が付勢される。
(b)内部重故障の場合 この時は、端子20−1.20−2に加えられる電流が
大きく、点弧回路22−1.22−2の出力も大きくな
り、かつ、各引出線1〜n−1のCTII〜1n−1は
電源から供給される故障電流により飽和する事が少ない
から、Io2.I。4゜・・・工。2oの値は小さく高
調波比率弁別回路35の出力D (vo )は大きい。
従って、この出力によって点弧回路22−1゜22−2
の入力は充分大きくなり、この点弧回路22−1.22
−2の出力を受けた半導体電力スイッチ23−1.23
−2が不導通となって、抵抗25が抵抗24に直列に接
続挿入される。この結果、抵抗24.25と変成器26
の直列回路は高インピーダンスとなり、端子20−1.
20−2から見たインピーダンスも高くなって、所謂高
インピーダンスの差動継電器として動作する。
この状態において、特に重故障で大電流が流入する場合
には、抵抗25の両端に発生する電圧降下も大きく、電
圧変成器27への印加電圧も大きくなる。このため、電
圧変成器27の出力は点弧回路2g−1,28−2を付
勢するに十分となる。
この点弧回路28−1.28−2の出力を受けて半導体
電力スイッチ29−1.29−2が半サイクル毎に導通
して抵抗24.25を短絡する。
この結果、端子20−1.20−2から見た内部のイン
ピーダンスは十分低くなって、差動回路の電圧は過度に
上昇せず、この差動回路に接続されたCT2次回路の絶
縁を脅す事はない。
(c)外部軽故障の場合 故障電流が流出する引出線に差動接続したCT2次回路
中、故障電流が流入する引出線につながれた072次リ
ードワイヤーに発生する電圧降下の総和が端子20−1
.20−2に表れる。
この場合、故障電流の大きさが小さいから上記の072
次リードワイヤーに発生する電圧も小さく、端子20−
1.20−2の両端に印加される電圧も同様に小さい。
従って、高調波比率弁別回路35の出力D(V、)は小
さいので、この高調波比率弁別回路35の出力で点弧回
路22−1.22−2を付勢しても半導体電力スイッチ
23−1.23−2は不導通とならず、抵抗24は短絡
されたままであり、抵抗25と変成器26が直列に接続
された低インピーダンスの差動継電器として動作する。
この場合高調波比率弁別回路35の出力V0が小さいた
め、検出継電要素30は不動作(b接点間)、検出継電
要素31.32も不動作(a接点間)のため、引外しリ
レー52は付勢されない。
(d)外部中故障時 上記と同様にして、端子20−1.20−2間に、故障
電流が流入する引出線に流れる電流の総和に比例した電
圧降下を生じるが、前記外部軽故障の場合より大きな値
となる。
この時、生じる差動回路電圧V。の大きさによって、検
出継電要素30は動作する可能性がある。
故障発生時点の位相によって直流分を生じ故障電流が流
出する引出線のCTに直流飽和が生じ、励磁電流即ち差
動電流中に第2高調波はじめ偶数調波成分を生じる。
この偶数調波成分の発生によって、まず、検出継電要素
31はそれ自体のもつ偶数調波抑制特性により不動作側
である。また、高調波比率弁別回路35は上記の現象に
より電流の大きさだけに比例して出力が増えないため、
検出継電要素30より大きな故障電流が通過して始めて
十分な出力を生じ、点弧回路22−1.22−2を付勢
し、半導体電力スイッチ23−1.23−2が不導通と
なって、抵抗24が抵抗25と直列に挿入される。
即ち、高調波比率弁別回路35がない場合(先願)に比
べて、より大きな電流が通過して始めて高インピーダン
スの差動継電器として動作する。
云いかえれば、先願に比べて低インピーダンスの差動継
電器としている電流域が広くなっているもので、外部中
故障電流域でも低インピーダンスの差動継電器として動
作し、必要以上にCT2次回路のインピーダンスを高く
するように作用しない。
(e)外部重故障の場合 通過電流が大きいため、検出継電要素30゜31は動作
する可能性がある。上記と同様、高調波比率弁別回路3
5も大出力を生じて、点弧回路22−1.22−2が十
分な出力を発し、半導体電力スイッチ23−1.23−
2は不導通となって高インピーダンスの差動継電器とな
る。
高インピーダンスの差動継電器と動作することによりC
72次リードワイヤーに沿って発生する差動回路電圧V
Dに対し、検出継電要素32の設定を十分高く選んでお
く事により、この検出継電要素32の誤動作が防止され
る事は公知の通りである。
なお、以上の実施例はこの発明の1例であり、他にも種
々の構成が考えられ、それらはこの発明の技術的思想を
妨げない範囲でこの発明の請求範囲に含まれることはい
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、差動回路の端子電圧
または該差動回路のインピーダンスの端子電圧により該
インピーダンスを切換え、差動継電器を高インピーダン
ス差動方式または低インピーダンス差動方式として使い
分けるように構成したので、両差動方式の短所を解消し
て長所を発揮できる。
また、特に、請求項1記載の発明は外部故障時に発生す
る差動回路電流の偶数高調波成分を検出しその比率によ
って差動回路のインピーダンス切換え電圧を変更するよ
うにしている為、広範な電流域に亘って差動回路インピ
ーダンスを低く保つ事ができる。その結果、差動継電器
としての内部故障検出感度が上昇するという効果がある
請求項2記載の発明は差動回路のインピーダンスの端子
電圧に基づいて該インピーダンスを低インピーダンスに
切換えるように構成したので、差動回路の電圧は過度に
上昇せず、この差動回路に接続されたCT2次回路の絶
縁を脅す事がない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は外部故障時におけるこの発明の原理説明図、第
2図は内部故障時におけるこの発明の原理説明図、第3
図はこの発明の詳細な説明図、第4図はこの発明に、よ
る差動継電器を示すブロック図、第5図は高調波比率弁
別回路のブロック図、第6図はインターロック回路図、
第7図はこの発明装置を適用すべき電力系統接続図であ
る。 Oは母線、1〜nは引出回線、11〜1nは変流器、2
0は差動回路、30,31.33は電圧検出要素、32
は高調波検出要素、51はインターロック回路、61は
第1切換え回路、62は第2切換え回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)母線に接続された複数の引出回線と、前記各引出
    回線に設けた変流器と、前記各変流器の2次巻線をそれ
    ぞれ並列に接続した差動回路と、前記差動回路入力の中
    の基本波成分と偶数調波成分との関数値に基づいて該差
    動回路のインピーダンスを切換える切換え回路と、前記
    差動回路の端子電圧および前記インピーダンスの端子電
    圧を検出する複数の電圧検出要素と、前記各電圧検出要
    素によって形成したしゃ断器引外しインターロック回路
    とを備えた差動保護継電装置。
  2. (2)母線に接続された複数の引出回線と、前記各引出
    回線に設けた変流器と、前記各変流器の2次巻線をそれ
    ぞれ並列に接続した差動回路と、前記差動回路入力の中
    の基本波成分と偶数調波成分との関数値に基づいて該差
    動回路のインピーダンスを切換える第1切換え回路と、
    前記差動回路のインピーダンスの端子電圧に基づいて該
    インピーダンスを切換える第2切換え回路と、前記差動
    回路の端子電圧および前記インピーダンスの端子電圧を
    検出する複数の電圧検出要素と、前記各電圧検出要素に
    よって形成したしや断器引外しインターロック回路とを
    備えた差動保護継電装置。
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