JPH07143669A - アース不良時の回路ブレーカー - Google Patents
アース不良時の回路ブレーカーInfo
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- JPH07143669A JPH07143669A JP6133187A JP13318794A JPH07143669A JP H07143669 A JPH07143669 A JP H07143669A JP 6133187 A JP6133187 A JP 6133187A JP 13318794 A JP13318794 A JP 13318794A JP H07143669 A JPH07143669 A JP H07143669A
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- transformer
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- H01H83/00—Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
- H01H83/02—Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/08—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
- H02H3/10—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current additionally responsive to some other abnormal electrical conditions
- H02H3/105—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current additionally responsive to some other abnormal electrical conditions responsive to excess current and fault current to earth
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- H02H3/26—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents
- H02H3/32—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents involving comparison of the voltage or current values at corresponding points in different conductors of a single system, e.g. of currents in go and return conductors
- H02H3/33—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents involving comparison of the voltage or current values at corresponding points in different conductors of a single system, e.g. of currents in go and return conductors using summation current transformers
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H1/00—Details of emergency protective circuit arrangements
- H02H1/0038—Details of emergency protective circuit arrangements concerning the connection of the detecting means, e.g. for reducing their number
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- Power Engineering (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Transformers (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷に過電流が流れた場合でも、負荷を交流
電源から遮断できる回路ブレーカーを提供する。 【構成】アース不良時の回路ブレーカーは、負荷11を
流れる前後の電流をモニターする2個のトランスフォー
マーT1、T2を備える電流−電圧変換器12と、前記
両トランスフォーマーの出力間の差を所定の参照電圧と
比較する電圧比較手段13Bと、前記出力間の前記差が
前記所定の参照電圧を超えたことに応答して前記負荷を
前記電力供給手段から遮断させるためのスイッチ回路1
4と、を具備し、前記各トランスフォーマーは前記負荷
の反対側に接続された第1及び第2の一次コイルP1、
P2を備えており、前記両トランスフォーマーは、通常
の負荷電流に対応して、実質的に逆位相の関係にある出
力をそれぞれの二次コイルSにて発生するように構成さ
れている。
電源から遮断できる回路ブレーカーを提供する。 【構成】アース不良時の回路ブレーカーは、負荷11を
流れる前後の電流をモニターする2個のトランスフォー
マーT1、T2を備える電流−電圧変換器12と、前記
両トランスフォーマーの出力間の差を所定の参照電圧と
比較する電圧比較手段13Bと、前記出力間の前記差が
前記所定の参照電圧を超えたことに応答して前記負荷を
前記電力供給手段から遮断させるためのスイッチ回路1
4と、を具備し、前記各トランスフォーマーは前記負荷
の反対側に接続された第1及び第2の一次コイルP1、
P2を備えており、前記両トランスフォーマーは、通常
の負荷電流に対応して、実質的に逆位相の関係にある出
力をそれぞれの二次コイルSにて発生するように構成さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアース不良時の回路ブレ
ーカーに関する。
ーカーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、安全確保の要請や回路要素保護の要請に基づき、ア
ース不良が生じた場合には負荷を交流電力供給手段から
遮断させる必要があった。本発明は、負荷電流がアース
に偶発的にリークすると、負荷を交流電源から遮断でき
るアース不良時の回路ブレーカーを提供することを目的
とする。
り、安全確保の要請や回路要素保護の要請に基づき、ア
ース不良が生じた場合には負荷を交流電力供給手段から
遮断させる必要があった。本発明は、負荷電流がアース
に偶発的にリークすると、負荷を交流電源から遮断でき
るアース不良時の回路ブレーカーを提供することを目的
とする。
【0003】本発明の他の目的は、負荷に過電流が流れ
た場合でも、負荷を交流電源から遮断できる回路ブレー
カーを提供することにある。
た場合でも、負荷を交流電源から遮断できる回路ブレー
カーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
れば、交流電力供給手段と負荷とを含む回路にて使用す
るアース不良時の回路ブレーカーであって、前記負荷を
流れる前後の電流をモニターするべく2個のトランスフ
ォーマーを備える電流−電圧変換器と、前記両トランス
フォーマーの出力を処理して出力電圧を発生させるため
のリーク電流/電圧検知器、前記出力電圧を所定の参照
電圧と比較して、前記負荷にて顕れるアース不良が原因
で前記両トランスフォーマーの出力間に差が生じたかど
うかを判定するための電圧比較手段と、前記トランスフ
ォーマー出力間の前記差が前記所定の参照電圧を超えた
ことに応答して前記負荷を前記電力供給手段から遮断さ
せるためのスイッチ回路と、を具備し、前記各トランス
フォーマーは前記負荷の反対側に接続された第1の一次
コイル及び第2の一次コイルを備えており、前記両トラ
ンスフォーマーは、通常の負荷電流に対応して、実質的
に逆位相の関係にある出力をそれぞれの二次コイルにて
発生するように構成されている、アース不良時の回路ブ
レーカーが提供される。
れば、交流電力供給手段と負荷とを含む回路にて使用す
るアース不良時の回路ブレーカーであって、前記負荷を
流れる前後の電流をモニターするべく2個のトランスフ
ォーマーを備える電流−電圧変換器と、前記両トランス
フォーマーの出力を処理して出力電圧を発生させるため
のリーク電流/電圧検知器、前記出力電圧を所定の参照
電圧と比較して、前記負荷にて顕れるアース不良が原因
で前記両トランスフォーマーの出力間に差が生じたかど
うかを判定するための電圧比較手段と、前記トランスフ
ォーマー出力間の前記差が前記所定の参照電圧を超えた
ことに応答して前記負荷を前記電力供給手段から遮断さ
せるためのスイッチ回路と、を具備し、前記各トランス
フォーマーは前記負荷の反対側に接続された第1の一次
コイル及び第2の一次コイルを備えており、前記両トラ
ンスフォーマーは、通常の負荷電流に対応して、実質的
に逆位相の関係にある出力をそれぞれの二次コイルにて
発生するように構成されている、アース不良時の回路ブ
レーカーが提供される。
【0005】本発明の第2の側面によれば、交流電力供
給手段と負荷とを含む回路にて使用するアース不良時の
回路ブレーカーであって、前記負荷を流れる前後の電流
をモニターするべく2個のトランスフォーマーを備える
電流−電圧変換器と、前記両トランスフォーマーの出力
を比較するための電圧比較手段と、前記負荷にて顕れる
アース不良が原因で前記トランスフォーマー出力間の差
が所定の参照電圧を超えたことに応答して、前記負荷を
前記電力供給手段から遮断させるためのスイッチ回路
と、を具備し、前記各トランスフォーマーは前記負荷の
反対側に接続された第1の一次コイル及び第2の一次コ
イルを備えており、前記両トランスフォーマーは、通常
の負荷電流に対応して、実質的に逆位相の関係にある出
力をそれぞれの二次コイルにて発生するように構成され
ている、アース不良時の回路ブレーカーが提供される。
給手段と負荷とを含む回路にて使用するアース不良時の
回路ブレーカーであって、前記負荷を流れる前後の電流
をモニターするべく2個のトランスフォーマーを備える
電流−電圧変換器と、前記両トランスフォーマーの出力
を比較するための電圧比較手段と、前記負荷にて顕れる
アース不良が原因で前記トランスフォーマー出力間の差
が所定の参照電圧を超えたことに応答して、前記負荷を
前記電力供給手段から遮断させるためのスイッチ回路
と、を具備し、前記各トランスフォーマーは前記負荷の
反対側に接続された第1の一次コイル及び第2の一次コ
イルを備えており、前記両トランスフォーマーは、通常
の負荷電流に対応して、実質的に逆位相の関係にある出
力をそれぞれの二次コイルにて発生するように構成され
ている、アース不良時の回路ブレーカーが提供される。
【0006】前記両トランスフォーマーは実質的に同一
の構成を有していのが好ましい。
の構成を有していのが好ましい。
【0007】第1の好適な実施例では、前記両トランス
フォーマーの対応する第1の一次コイルは相互に直列に
接続されており、同様に対応する第2の一次コイルも相
互に直列に接続されている。
フォーマーの対応する第1の一次コイルは相互に直列に
接続されており、同様に対応する第2の一次コイルも相
互に直列に接続されている。
【0008】第2の好適な実施例によれば、前記両トラ
ンスフォーマーの対応する第1の一次コイルは相互に並
列に接続されており、同様に対応する第2の一次コイル
も相互に並列に接続されている。
ンスフォーマーの対応する第1の一次コイルは相互に並
列に接続されており、同様に対応する第2の一次コイル
も相互に並列に接続されている。
【0009】或る好適な実施例では、前記各トランスフ
ォーマーの第1及び第2の一次コイルは実質的に同一の
ワイヤー断面積を有するが、異なった巻数を有すること
により、一方のトランスフォーマーの二次コイルでの出
力が他方のトランスフォーマーのそれに対して実質的に
逆位相となるように構成している。
ォーマーの第1及び第2の一次コイルは実質的に同一の
ワイヤー断面積を有するが、異なった巻数を有すること
により、一方のトランスフォーマーの二次コイルでの出
力が他方のトランスフォーマーのそれに対して実質的に
逆位相となるように構成している。
【0010】別の好適な実施例では、前記各トランスフ
ォーマーの第1及び第2の一次コイルは実質的に同一の
巻数を有するが、異なったワイヤー断面積を有すること
により、一方のトランスフォーマーの二次コイルでの出
力が他方のトランスフォーマーのそれに対して実質的に
逆位相となるように構成している。
ォーマーの第1及び第2の一次コイルは実質的に同一の
巻数を有するが、異なったワイヤー断面積を有すること
により、一方のトランスフォーマーの二次コイルでの出
力が他方のトランスフォーマーのそれに対して実質的に
逆位相となるように構成している。
【0011】さらに別の好適な実施例では、前記各トラ
ンスフォーマーの第1及び第2の一次コイルは実質的に
同一のワイヤー断面積及び巻数を有するが、一方のトラ
ンスフォーマーに並列に抵抗器を接続することにより、
当該一方のトランスフォーマーの二次コイルでの出力が
他方のトランスフォーマーのそれに対して実質的に逆位
相となるように構成している。
ンスフォーマーの第1及び第2の一次コイルは実質的に
同一のワイヤー断面積及び巻数を有するが、一方のトラ
ンスフォーマーに並列に抵抗器を接続することにより、
当該一方のトランスフォーマーの二次コイルでの出力が
他方のトランスフォーマーのそれに対して実質的に逆位
相となるように構成している。
【0012】前記所定の参照電圧は調整可能として、ア
ース不良に応答する回路ブレーカーの感度を調整できる
ように構成するのが好ましい。
ース不良に応答する回路ブレーカーの感度を調整できる
ように構成するのが好ましい。
【0013】さらに、前記両トランスフォーマーのうち
の一方の第2の一次コイルに生ずる出力を所定の閾電圧
と比較するための別の電圧比較手段を設け、前記出力が
前記所定の閾電圧を超えると前記スイッチ回路を作動さ
せて前記負荷に過電流が流れるのを防止するように構成
すれば有利である。
の一方の第2の一次コイルに生ずる出力を所定の閾電圧
と比較するための別の電圧比較手段を設け、前記出力が
前記所定の閾電圧を超えると前記スイッチ回路を作動さ
せて前記負荷に過電流が流れるのを防止するように構成
すれば有利である。
【0014】この場合、前記別の電圧比較手段の前記所
定の閾電圧を調整可能として、前記過電流に応答する回
路ブレーカーの感度を調整できるように構成すると特に
有利である。
定の閾電圧を調整可能として、前記過電流に応答する回
路ブレーカーの感度を調整できるように構成すると特に
有利である。
【0015】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき
説明する。
説明する。
【0016】
【実施例の説明】先ず、図1には本発明の実施例に係る
アース不良時の回路ブレーカーが示されており、同ブレ
ーカーは負荷11と交流電源(図示せず)とを含む回路
にて使用されている。回路ブレーカー10はそれに接続
された電流−電圧変換器12を含んでおり、これによっ
て負荷電流(アース不良時における負荷11からのリー
ク電流も含む)をモニターしている。リーク電流/電圧
検知器13Aは変換器12の出力側に接続されており、
これにより同変換器の出力電圧を処理して所定の参照電
圧と比較するための電圧を発生し、アースリーク電流の
有無を調べる。回路ブレーカー10は、アースリーク電
流に応答して、電源から負荷11を切離すための切換え
ドライバー14をさらに含んでいる。
アース不良時の回路ブレーカーが示されており、同ブレ
ーカーは負荷11と交流電源(図示せず)とを含む回路
にて使用されている。回路ブレーカー10はそれに接続
された電流−電圧変換器12を含んでおり、これによっ
て負荷電流(アース不良時における負荷11からのリー
ク電流も含む)をモニターしている。リーク電流/電圧
検知器13Aは変換器12の出力側に接続されており、
これにより同変換器の出力電圧を処理して所定の参照電
圧と比較するための電圧を発生し、アースリーク電流の
有無を調べる。回路ブレーカー10は、アースリーク電
流に応答して、電源から負荷11を切離すための切換え
ドライバー14をさらに含んでいる。
【0017】図2ないし図5は前記電流−電圧変換器1
2となり得る5種類の代替的回路構成を示しており、先
ずそのうちの図2に示した第1の実施例に係る変換器1
2Aについて説明する。この変換器12Aは第1トラン
スフォーマーT1と第2トランスフォーマーT2とで構
成されている。第1トランスフォーマーT1は第1の一
次コイルP1と第2の一次コイルP2とを有しており、
第2トランスフォーマーT2も第1の一次コイルP2と
第2の一次コイルP1とを有している。両トランスフォ
ーマーT1,T2の対応する一次コイルP1は同一であ
り、同様に対応する一次コイルP2も同一である。ま
た、両トランスフォーマーT1及びT2は対応する同一
の二次コイルSを有している。両トランスフォーマーT
1及びT2の第1の一次コイルP1及びP2は負荷11
の活動側(live side) にて直列に接続されており、第2
の一次コイルP2及びP1は負荷の中立側(neutral sid
e)で直列に接続されている。なお、両トランスフォーマ
ーT1及びT2は同一の構成を有しているが、負荷11
に対するそれぞれの一次コイルP1及びP2の接続の仕
方が相互に反対となっている点には留意すべきである。
2となり得る5種類の代替的回路構成を示しており、先
ずそのうちの図2に示した第1の実施例に係る変換器1
2Aについて説明する。この変換器12Aは第1トラン
スフォーマーT1と第2トランスフォーマーT2とで構
成されている。第1トランスフォーマーT1は第1の一
次コイルP1と第2の一次コイルP2とを有しており、
第2トランスフォーマーT2も第1の一次コイルP2と
第2の一次コイルP1とを有している。両トランスフォ
ーマーT1,T2の対応する一次コイルP1は同一であ
り、同様に対応する一次コイルP2も同一である。ま
た、両トランスフォーマーT1及びT2は対応する同一
の二次コイルSを有している。両トランスフォーマーT
1及びT2の第1の一次コイルP1及びP2は負荷11
の活動側(live side) にて直列に接続されており、第2
の一次コイルP2及びP1は負荷の中立側(neutral sid
e)で直列に接続されている。なお、両トランスフォーマ
ーT1及びT2は同一の構成を有しているが、負荷11
に対するそれぞれの一次コイルP1及びP2の接続の仕
方が相互に反対となっている点には留意すべきである。
【0018】図2において、通常の負荷電流は符号I2
にて示され、負荷11におけるアース不良によるリーク
電流は符号I1にて示されている。負荷I2は各トラン
スフォーマーT1又は2の両一次コイルP1及びP2を
流れるのに対し、リーク電流I1は第1トランスフォー
マーT1の第1の一次コイルP1と第2トランスフォー
マーT2の第1の一次コイルP2のみを流れる。
にて示され、負荷11におけるアース不良によるリーク
電流は符号I1にて示されている。負荷I2は各トラン
スフォーマーT1又は2の両一次コイルP1及びP2を
流れるのに対し、リーク電流I1は第1トランスフォー
マーT1の第1の一次コイルP1と第2トランスフォー
マーT2の第1の一次コイルP2のみを流れる。
【0019】各トランスフォーマーT1又はT2におけ
る両一次コイルP1及びP2は同一のワイヤー断面積を
有しているが、一方の一次コイルP1は他方の一次コイ
ルP2よりも巻数が多くなっている。磁気的に結合した
両一次コイルP1及びP2の相対的巻数は各トランスフ
ォーマーT1,T2のN/S極性を決定する因子であ
る。両トランスフォーマーT1及びT2における一次コ
イルP1及びP2の構成及び配置は、それぞれのインダ
クタンスが同一の大きさで且つ実質的に逆位相関係にな
るように設定されている。両トランスフォーマーT1及
びT2を流れる負荷電流I2はそれぞれの一次コイルP
1及びP2に実質的に反対のN/S極性化効果を生じさ
せる。任意の与えられた時間における各トランスフォー
マーT1又はT2の磁界のN/S極性は、一方の一次コ
イルP1又はP2の上方又は下方における他方の一次コ
イルP2又はP1の磁気誘導によって決定される。
る両一次コイルP1及びP2は同一のワイヤー断面積を
有しているが、一方の一次コイルP1は他方の一次コイ
ルP2よりも巻数が多くなっている。磁気的に結合した
両一次コイルP1及びP2の相対的巻数は各トランスフ
ォーマーT1,T2のN/S極性を決定する因子であ
る。両トランスフォーマーT1及びT2における一次コ
イルP1及びP2の構成及び配置は、それぞれのインダ
クタンスが同一の大きさで且つ実質的に逆位相関係にな
るように設定されている。両トランスフォーマーT1及
びT2を流れる負荷電流I2はそれぞれの一次コイルP
1及びP2に実質的に反対のN/S極性化効果を生じさ
せる。任意の与えられた時間における各トランスフォー
マーT1又はT2の磁界のN/S極性は、一方の一次コ
イルP1又はP2の上方又は下方における他方の一次コ
イルP2又はP1の磁気誘導によって決定される。
【0020】負荷電流I2に関する限り、図8に示すよ
うに、両トランスフォーマーT1及びT2の対応する二
次コイルSにおいて大きさが同じで位相が180°ずれ
た出力起電力E1及びE2として顕れる。一方、リーク
電流I1は両トランスフォーマーT1及びT2の第1の
一次コイルP1及びP2のみを流れ、第2の一次コイル
P2及びP1を流れないので、図7に示すように、リー
ク電流I1によってトランスフォーマー二次コイルSに
誘導される起電力E1及びE2は同一位相のまま維持さ
れる。各トランスフォーマーT1又はT2について、負
荷電流I2及びリーク電流I1によって誘導される起電
力E1又はE2の合成波形を図9に示している。
うに、両トランスフォーマーT1及びT2の対応する二
次コイルSにおいて大きさが同じで位相が180°ずれ
た出力起電力E1及びE2として顕れる。一方、リーク
電流I1は両トランスフォーマーT1及びT2の第1の
一次コイルP1及びP2のみを流れ、第2の一次コイル
P2及びP1を流れないので、図7に示すように、リー
ク電流I1によってトランスフォーマー二次コイルSに
誘導される起電力E1及びE2は同一位相のまま維持さ
れる。各トランスフォーマーT1又はT2について、負
荷電流I2及びリーク電流I1によって誘導される起電
力E1又はE2の合成波形を図9に示している。
【0021】図10及び図11は、リーク電流/電圧検
知器の2種類の代替的構成例をそれぞれ符号13Aと1
3A´で表している。なお、この検知器の出力側は比較
ブロック13Bに接続されている(図1参照)。
知器の2種類の代替的構成例をそれぞれ符号13Aと1
3A´で表している。なお、この検知器の出力側は比較
ブロック13Bに接続されている(図1参照)。
【0022】リーク電流/電圧検知器13Aは、両トラ
ンスフォーマーT1及びT2の二次コイルSを跨いで相
互に直列接続された一対のフィルターコンデンサーC1
及びC2と、これら一対のコンデンサーC1及びC2に
並列に接続された抵抗R3と、で構成されている。両コ
ンデンサーC1及びC2が直列に接続されているので、
両トランスフォーマーT1及びT2のフィルター及び整
流を受けた出力起電力E1及びE2は相互に重ね合わせ
られ、抵抗R3の両端にて出力電圧として取り出され、
この出力電圧が電圧比較ブロック13Bにて処理され
る。但し、負荷電流I2のみによって誘導された2種類
の起電力は位相が逆のために実質的に相殺されるので、
上述の出力電圧はリーク電流I1の2倍の値を示すこと
になる。
ンスフォーマーT1及びT2の二次コイルSを跨いで相
互に直列接続された一対のフィルターコンデンサーC1
及びC2と、これら一対のコンデンサーC1及びC2に
並列に接続された抵抗R3と、で構成されている。両コ
ンデンサーC1及びC2が直列に接続されているので、
両トランスフォーマーT1及びT2のフィルター及び整
流を受けた出力起電力E1及びE2は相互に重ね合わせ
られ、抵抗R3の両端にて出力電圧として取り出され、
この出力電圧が電圧比較ブロック13Bにて処理され
る。但し、負荷電流I2のみによって誘導された2種類
の起電力は位相が逆のために実質的に相殺されるので、
上述の出力電圧はリーク電流I1の2倍の値を示すこと
になる。
【0023】電圧比較ブロック13Bは、リーク電流/
電圧検知器13Aの出力電圧を増幅するための演算増幅
器15と、この増幅された出力電圧を所定の参照電圧と
比較するための演算増幅比較器16と、を含んでいる。
上記参照電圧は可変抵抗器R4により調整可能であり、
アース不良時リーク電流の最大許容限界に対応してい
る。従って、アース不良に応答する回路ブレーカー10
のトリガー感度は調整可能である。演算増幅比較器16
は、その出力側において、増幅後の上記出力電圧が上記
参照電圧を超えたときに導通するダイオードD1を備え
ている。
電圧検知器13Aの出力電圧を増幅するための演算増幅
器15と、この増幅された出力電圧を所定の参照電圧と
比較するための演算増幅比較器16と、を含んでいる。
上記参照電圧は可変抵抗器R4により調整可能であり、
アース不良時リーク電流の最大許容限界に対応してい
る。従って、アース不良に応答する回路ブレーカー10
のトリガー感度は調整可能である。演算増幅比較器16
は、その出力側において、増幅後の上記出力電圧が上記
参照電圧を超えたときに導通するダイオードD1を備え
ている。
【0024】切換えドライバー14は、バネ付勢された
軟鉄製揺動アーム18を制御するソレノイド17と、こ
のソレノイド17の動作を制御するサイリスター19
と、で構成されている。演算増幅比較器16のダイオー
ドD1はサイリスター19のゲート端子に接続されてお
り、リーク電流I1の発生に応答して当該ダイオードD
1が導通しゲート端子を介してサイリスター19をトリ
ガーさせると、同サイリスター19が導通状態となりソ
レノイド17を励起させる。この結果、ソレノイド17
が揺動アーム18を前方に引きつけ、負荷11への電源
からの電力供給を制御する二重極/二連スイッチ20(d
ouble-pole/double-throw switch) を開くことになる。
軟鉄製揺動アーム18を制御するソレノイド17と、こ
のソレノイド17の動作を制御するサイリスター19
と、で構成されている。演算増幅比較器16のダイオー
ドD1はサイリスター19のゲート端子に接続されてお
り、リーク電流I1の発生に応答して当該ダイオードD
1が導通しゲート端子を介してサイリスター19をトリ
ガーさせると、同サイリスター19が導通状態となりソ
レノイド17を励起させる。この結果、ソレノイド17
が揺動アーム18を前方に引きつけ、負荷11への電源
からの電力供給を制御する二重極/二連スイッチ20(d
ouble-pole/double-throw switch) を開くことになる。
【0025】なお、リーク電流I1は負荷回路のどの位
置で発生してもよい。要は、両トランスフォーマーT1
及びT2の出力間にアンバランス又は非対象状態が生じ
させ、切換えドライバー14を介してスイッチ20をト
リガーさせ得る出力電圧を発生できればよいのである。
置で発生してもよい。要は、両トランスフォーマーT1
及びT2の出力間にアンバランス又は非対象状態が生じ
させ、切換えドライバー14を介してスイッチ20をト
リガーさせ得る出力電圧を発生できればよいのである。
【0026】さらに、回路ブレーカー10は別の電圧比
較ブロック21を備えており、この電圧比較ブロックは
演算増幅比較器22を含み、負荷11を流れる過電流を
検知する。演算増幅比較器22の第1入力端子は第2ト
ランスフォーマーT2の二次コイルS(又は第1トラン
スフォーマーT1の二次コイルS)に接続されており、
これにより負荷電流I2の大きさを表すトランスフォー
マーT2(又はトランスフォーマーT1)の出力電圧を
ピックアップする。演算増幅比較器22の第2入力端子
は可変抵抗器R5に接続されており、この可変抵抗器は
全回路に対する直流動作電圧Vと局部アースとの間に設
けられている。可変抵抗器R5は、演算増幅比較器22
において第1入力端子にピックアップされる電圧と比較
すべき閾(しきい)電圧を調整可能に設定する。ピック
アップされた電圧がこの閾値を超えると、演算増幅比較
器22はサイリスター19のゲート端子に接続されたダ
イオードD2を介して出力する。この結果、サイリスタ
ー19をトリガーしてソレノイド17を作動させてスイ
ッチ20を開き、電源から負荷11を遮断する。負荷の
過電流に対する回路ブレーカー10の感度は可変抵抗器
R5により調整可能である。
較ブロック21を備えており、この電圧比較ブロックは
演算増幅比較器22を含み、負荷11を流れる過電流を
検知する。演算増幅比較器22の第1入力端子は第2ト
ランスフォーマーT2の二次コイルS(又は第1トラン
スフォーマーT1の二次コイルS)に接続されており、
これにより負荷電流I2の大きさを表すトランスフォー
マーT2(又はトランスフォーマーT1)の出力電圧を
ピックアップする。演算増幅比較器22の第2入力端子
は可変抵抗器R5に接続されており、この可変抵抗器は
全回路に対する直流動作電圧Vと局部アースとの間に設
けられている。可変抵抗器R5は、演算増幅比較器22
において第1入力端子にピックアップされる電圧と比較
すべき閾(しきい)電圧を調整可能に設定する。ピック
アップされた電圧がこの閾値を超えると、演算増幅比較
器22はサイリスター19のゲート端子に接続されたダ
イオードD2を介して出力する。この結果、サイリスタ
ー19をトリガーしてソレノイド17を作動させてスイ
ッチ20を開き、電源から負荷11を遮断する。負荷の
過電流に対する回路ブレーカー10の感度は可変抵抗器
R5により調整可能である。
【0027】スイッチ20は、バネ付勢された一対の可
動スイッチ接点25と、一端部にてこれらスイッチ接点
25に当接する長状の作動部材26と、を有している。
作動部材26の他端はフック状部27として構成され、
通常はこのフック状部が固定の当接部材28に背後から
係合してスイッチ20を閉じた状態に保持する。一方、
揺動アーム27がソレノイド17によって揺動させられ
てフック状部27を当接部材28から離脱させると、バ
ネ付勢力によってスイッチ20が開く。アース不良又は
過電流を解消した後は、スイッチ20をリセットして、
負荷11を電源に接続させるが、このリセットは上記フ
ック部27が当接部材28に背後から係合するまで作動
部材26をその長手方向に手で押して行う。
動スイッチ接点25と、一端部にてこれらスイッチ接点
25に当接する長状の作動部材26と、を有している。
作動部材26の他端はフック状部27として構成され、
通常はこのフック状部が固定の当接部材28に背後から
係合してスイッチ20を閉じた状態に保持する。一方、
揺動アーム27がソレノイド17によって揺動させられ
てフック状部27を当接部材28から離脱させると、バ
ネ付勢力によってスイッチ20が開く。アース不良又は
過電流を解消した後は、スイッチ20をリセットして、
負荷11を電源に接続させるが、このリセットは上記フ
ック部27が当接部材28に背後から係合するまで作動
部材26をその長手方向に手で押して行う。
【0028】さらに、回路ブレーカー10はビルトイン
型の電圧調整器23(voltage regulator)を内蔵してお
り、これにより電源からの交流電圧を全回路を作動させ
るための直流電圧Vに変換する。電圧調整器23は、ブ
リッジ整流器24(bridge rectifier)と、2個のコンデ
ンサーC3及びC4と、抵抗器R6と、ツェナーダイオ
ードZ1と、を全波整流できるように公知の態様に接続
して構成される。
型の電圧調整器23(voltage regulator)を内蔵してお
り、これにより電源からの交流電圧を全回路を作動させ
るための直流電圧Vに変換する。電圧調整器23は、ブ
リッジ整流器24(bridge rectifier)と、2個のコンデ
ンサーC3及びC4と、抵抗器R6と、ツェナーダイオ
ードZ1と、を全波整流できるように公知の態様に接続
して構成される。
【0029】図3には第2の実施例に係る電流−電圧変
換器12Bを示しており、この変換器は第1の実施例の
ものと同様に作動する。この変換器12Bでは、両トラ
ンスフォーマーT1及びT2の一次コイルP1及びP2
は同一の巻数を有するが、一次コイルP2の方が一次コ
イルP1よりも相対的に大きなワイヤー断面積を有して
いる。磁気的に結合する各対の一次コイルP1及びP2
は相互作用によりこれら両一次コイルを流れる負荷電流
I2によって誘導されるトランスフォーマーの出力起電
力E1又はE2に対する位相ずれを決定する。両トラン
スフォーマーT1及びT2の対応する一次コイルP1及
びP2の配置は負荷電流による誘導されるトランスフォ
ーマー出力起電力E1及びE2がちょうど180°位相
ずれするように設定されている。一方、リーク電流I1
については、同リーク電流がトランスフォーマーT1及
びT2の第1の一次コイルのみを流れ、第2の一次コイ
ルは流れないので、誘導トランスフォーマー出力起電力
E1及びE2は同位相のまま維持される。
換器12Bを示しており、この変換器は第1の実施例の
ものと同様に作動する。この変換器12Bでは、両トラ
ンスフォーマーT1及びT2の一次コイルP1及びP2
は同一の巻数を有するが、一次コイルP2の方が一次コ
イルP1よりも相対的に大きなワイヤー断面積を有して
いる。磁気的に結合する各対の一次コイルP1及びP2
は相互作用によりこれら両一次コイルを流れる負荷電流
I2によって誘導されるトランスフォーマーの出力起電
力E1又はE2に対する位相ずれを決定する。両トラン
スフォーマーT1及びT2の対応する一次コイルP1及
びP2の配置は負荷電流による誘導されるトランスフォ
ーマー出力起電力E1及びE2がちょうど180°位相
ずれするように設定されている。一方、リーク電流I1
については、同リーク電流がトランスフォーマーT1及
びT2の第1の一次コイルのみを流れ、第2の一次コイ
ルは流れないので、誘導トランスフォーマー出力起電力
E1及びE2は同位相のまま維持される。
【0030】図4は第3の実施例に係る電流−電圧変換
器12Cを示している。この変換器も第1の実施例の変
換器12Aとほぼ同様に作動する。この実施例では、ト
ランスフォーマーT1及び2の4個の一次コイルP1及
びP2の全てが同一のワイヤー断面積と同一の巻数を有
しているが、各一次コイルP2に並列に抵抗器R1又は
R2を接続してトランスフォーマー出力起電力E1及び
E2に要求される位相ずれを決定するようにしている。
器12Cを示している。この変換器も第1の実施例の変
換器12Aとほぼ同様に作動する。この実施例では、ト
ランスフォーマーT1及び2の4個の一次コイルP1及
びP2の全てが同一のワイヤー断面積と同一の巻数を有
しているが、各一次コイルP2に並列に抵抗器R1又は
R2を接続してトランスフォーマー出力起電力E1及び
E2に要求される位相ずれを決定するようにしている。
【0031】図5及び図6は第1及び第2実施例に係る
電流−電圧変換器12A及び12Bに非常に類似する第
4及び第5の実施例に係る電流−電圧変換器12D及び
12Eをそれぞれ示している。但し、これらの変換器で
は各2個の第1又は第2の一次コイルP1及びP2は直
列ではなく並列に相互接続されている点で異なる。以
上、本発明を実施例に基づき説明したが、冒頭の特許請
求の範囲に記載の事項から逸脱しない範囲内で種々な変
形が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
電流−電圧変換器12A及び12Bに非常に類似する第
4及び第5の実施例に係る電流−電圧変換器12D及び
12Eをそれぞれ示している。但し、これらの変換器で
は各2個の第1又は第2の一次コイルP1及びP2は直
列ではなく並列に相互接続されている点で異なる。以
上、本発明を実施例に基づき説明したが、冒頭の特許請
求の範囲に記載の事項から逸脱しない範囲内で種々な変
形が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればア
ース不良によって所定値を超えるリーク電流が流れると
回路を開き、負荷を電源から遮断するように構成してい
るので、回路の安全を確保することができる。また、負
荷電流が所定値を超えると回路を開くための追加の要素
を含めれば、さらに安全性を高めることができる。
ース不良によって所定値を超えるリーク電流が流れると
回路を開き、負荷を電源から遮断するように構成してい
るので、回路の安全を確保することができる。また、負
荷電流が所定値を超えると回路を開くための追加の要素
を含めれば、さらに安全性を高めることができる。
【図1】本発明の実施例に係るアース不良時の回路ブレ
ーカーを示す概略的な回路構成図である。
ーカーを示す概略的な回路構成図である。
【図2】図1の回路ブレーカーでの使用に適する電流−
電圧変換器の第1の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
電圧変換器の第1の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
【図3】図1の回路ブレーカーでの使用に適する電流−
電圧変換器の第2の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
電圧変換器の第2の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
【図4】図1の回路ブレーカーでの使用に適する電流−
電圧変換器の第3の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
電圧変換器の第3の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
【図5】図1の回路ブレーカーでの使用に適する電流−
電圧変換器の第4の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
電圧変換器の第4の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
【図6】図1の回路ブレーカーでの使用に適する電流−
電圧変換器の第5の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
電圧変換器の第5の実施例を示す概略回路構成図であ
る。
【図7】図2ないし図6に示された各電流−電圧変換器
により検知された負荷電流に対応する出力電圧を示す波
形図である。
により検知された負荷電流に対応する出力電圧を示す波
形図である。
【図8】図2ないし図6に示された各電流−電圧変換器
により検知されたリーク電流に対応する出力電圧を示す
波形図である。
により検知されたリーク電流に対応する出力電圧を示す
波形図である。
【図9】図2ないし図6に示された各電流−電圧変換器
により検知された負荷電流とリーク電流との組合わせに
対応する出力電圧を示す波形図である。
により検知された負荷電流とリーク電流との組合わせに
対応する出力電圧を示す波形図である。
【図10】図1の回路ブレーカーでの使用に適するリー
ク電流/電圧検知器の実施例を示す概略的回路構成図で
ある。
ク電流/電圧検知器の実施例を示す概略的回路構成図で
ある。
【図11】図1の回路ブレーカーでの使用に適するリー
ク電流/電圧検知器の他の実施例を示す概略的回路構成
図である。
ク電流/電圧検知器の他の実施例を示す概略的回路構成
図である。
10 回路ブレーカー 11 負荷 12 電流−電圧変換器 13A リーク電流/電圧検知器 13B 電圧比較ブロック 14 切換えドライバー 15 演算増幅器 16 演算増幅比較器 17 ソレノイド 18 揺動アーム 19 サイリスター 20 二重極/二連スイッチ 21 電圧比較ブロック 22 演算増幅比較器 23 電圧調整器 24 ブリッジ整流器 25 可動スイッチ接点 26 作動部材 27 フック状部 28 当接部材
Claims (11)
- 【請求項1】 交流電力供給手段と負荷とを含む回路
にて使用するアース不良時の回路ブレーカーであって、 前記負荷を流れる前後の電流をモニターするべく2個の
トランスフォーマーを備える電流−電圧変換器と、 前記両トランスフォーマーの出力を処理して出力電圧を
発生させるためのリーク電流/電圧検知器と、 前記出力電圧を所定の参照電圧と比較して、前記負荷に
て顕れるアース不良が原因で前記両トランスフォーマー
の出力間に差が生じたかどうかを判定するための電圧比
較手段と、 前記トランスフォーマー出力間の前記差が前記所定の参
照電圧を超えたことに応答して前記負荷を前記電力供給
手段から遮断させるためのスイッチ回路と、 を具備し、前記各トランスフォーマーは前記負荷の反対
側に接続された第1の一次コイル及び第2の一次コイル
を備えており、前記両トランスフォーマーは、通常の負
荷電流に対応して、実質的に逆位相の関係にある出力を
それぞれの二次コイルにて発生するように構成されてい
る、アース不良時の回路ブレーカー。 - 【請求項2】 交流電力供給手段と負荷とを含む回路
にて使用するアース不良時の回路ブレーカーであって、 前記負荷を流れる前後の電流をモニターするべく2個の
トランスフォーマーを備える電流−電圧変換器と、 前記両トランスフォーマーの出力を比較するための電圧
比較手段と、 前記負荷にて顕れるアース不良が原因で前記トランスフ
ォーマー出力間の差が所定の参照電圧を超えたことに応
答して、前記負荷を前記電力供給手段から遮断させるた
めのスイッチ回路と、 を具備し、前記各トランスフォーマーは前記負荷の反対
側に接続された第1の一次コイル及び第2の一次コイル
を備えており、前記両トランスフォーマーは、通常の負
荷電流に対応して、実質的に逆位相の関係にある出力を
それぞれの二次コイルにて発生するように構成されてい
る、アース不良時の回路ブレーカー。 - 【請求項3】 前記両トランスフォーマーは実質的に
同一の構成を有している、請求項1又は2に記載のアー
ス不良時の回路ブレーカー。 - 【請求項4】 前記両トランスフォーマーの対応する
第1の一次コイルは相互に直列に接続されており、同様
に対応する第2の一次コイルも相互に直列に接続されて
いる、請求項1ないし3のいずれかに記載のアース不良
時の回路ブレーカー。 - 【請求項5】 前記両トランスフォーマーの対応する
第1の一次コイルは相互に並列に接続されており、同様
に対応する第2の一次コイルも相互に並列に接続されて
いる、請求項1ないし3のいずれかに記載のアース不良
時の回路ブレーカー。 - 【請求項6】 前記各トランスフォーマーの第1及び
第2の一次コイルは実質的に同一のワイヤー断面積を有
するが、異なった巻数を有することにより、一方のトラ
ンスフォーマーの二次コイルでの出力が他方のトランス
フォーマーのそれに対して実質的に逆位相となるように
構成した、請求項1ないし5のいずれかに記載のアース
不良時の回路ブレーカー。 - 【請求項7】 前記各トランスフォーマーの第1及び
第2の一次コイルは実質的に同一の巻数を有するが、異
なったワイヤー断面積を有することにより、一方のトラ
ンスフォーマーの二次コイルでの出力が他方のトランス
フォーマーのそれに対して実質的に逆位相となるように
構成した、請求項1ないし5のいずれかに記載のアース
不良時の回路ブレーカー。 - 【請求項8】 前記各トランスフォーマーの第1及び
第2の一次コイルは実質的に同一のワイヤー断面積及び
巻数を有するが、一方のトランスフォーマーに並列に抵
抗器を接続することにより、当該一方のトランスフォー
マーの二次コイルでの出力が他方のトランスフォーマー
のそれに対して実質的に逆位相となるように構成した、
請求項1ないし5のいずれかに記載のアース不良時の回
路ブレーカー。 - 【請求項9】 前記所定の参照電圧を調整可能とし
て、アース不良に応答する回路ブレーカーの感度を調整
できるように構成した、請求項1ないし8のいずれかに
記載のアース不良時の回路ブレーカー。 - 【請求項10】 前記両トランスフォーマーのうちの一
方の第2の一次コイルに生ずる出力を所定の閾電圧と比
較するための別の電圧比較手段を設け、前記出力が前記
所定の閾電圧を超えると前記スイッチ回路を作動させて
前記負荷に過電流が流れるのを防止するように構成し
た、請求項1ないし9のいずれかに記載のアース不良時
の回路ブレーカー。 - 【請求項11】 前記別の電圧比較手段の前記所定の閾
電圧を調整可能として、前記過電流に応答する回路ブレ
ーカーの感度を調整できるように構成した、請求項10
に記載のアース不良時の回路ブレーカー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9312284-4 | 1993-06-15 | ||
GB9312284A GB2279189A (en) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | Earth fault circuit breaker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143669A true JPH07143669A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=10737164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6133187A Pending JPH07143669A (ja) | 1993-06-15 | 1994-06-15 | アース不良時の回路ブレーカー |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5559657A (ja) |
EP (1) | EP0634826B1 (ja) |
JP (1) | JPH07143669A (ja) |
KR (1) | KR950001816A (ja) |
CN (1) | CN1043392C (ja) |
AT (1) | ATE170676T1 (ja) |
CA (1) | CA2125799A1 (ja) |
DE (1) | DE69412938T2 (ja) |
GB (1) | GB2279189A (ja) |
TW (1) | TW223713B (ja) |
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GB2303005A (en) * | 1995-07-01 | 1997-02-05 | Ampy Automation Digilog | Controlling electrical supply to a consumer |
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FR2778033B1 (fr) | 1998-04-28 | 2000-07-13 | Legrand Sa | Dispositif de detection de niveau de courant pour la protection d'un circuit contre les surintensites en courant alternatif |
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JP2002233045A (ja) | 2001-02-02 | 2002-08-16 | Canon Inc | 太陽光発電システムの地絡検出のための装置及び方法 |
AU2002950581A0 (en) * | 2002-08-02 | 2002-09-12 | Wayne Callen | Electrical safety circuit |
KR100445339B1 (ko) * | 2002-11-01 | 2004-08-18 | 한국수력원자력 주식회사 | 직류신호선용 차전류 접지검출 장치 및 그 방법 |
CN100444489C (zh) * | 2003-02-03 | 2008-12-17 | 立维腾制造有限公司 | 使用单掷、双模按钮用于测试-复位功能的断路装置 |
CN100433481C (zh) * | 2005-07-18 | 2008-11-12 | 吴少华 | 接地故障断路器 |
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US10361051B2 (en) | 2014-11-06 | 2019-07-23 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Single pole, single current path switching system and method |
US10141143B2 (en) | 2014-11-06 | 2018-11-27 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Wear-balanced electromagnetic motor control switching |
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CN109478777B (zh) * | 2016-03-14 | 2020-05-22 | 香港理工大学 | 控制电路和高频断路器 |
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-
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