JPS607883B2 - 制御電源回路の保護装置 - Google Patents

制御電源回路の保護装置

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JPS607883B2
JPS607883B2 JP52019308A JP1930877A JPS607883B2 JP S607883 B2 JPS607883 B2 JP S607883B2 JP 52019308 A JP52019308 A JP 52019308A JP 1930877 A JP1930877 A JP 1930877A JP S607883 B2 JPS607883 B2 JP S607883B2
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JP
Japan
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transformer
protection
circuit
current transformer
zero
Prior art date
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Expired
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JP52019308A
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English (en)
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JPS53104829A (en
Inventor
征悦 高松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS53104829A publication Critical patent/JPS53104829A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、小容量の変圧器を用いた制御電源回路の保護
装置に関するものである。
一般に、第1図に示すように、低圧で負荷に対し電磁接
触器7、しや断器1等を有する回路においては、その主
回路を電源とし、小容量の変圧器10を介して制御電源
を得ている。
ここで、主回路の保護については、次のように構成され
ている。
‘1} 短絡保護 しや断器1(配線用しや断器等)により自己しや断する
(2} 過負荷保護 過電流を変流器(以下これをCTと呼ぶ)2を介して過
電流継電器3により検出し、その接点3′を閉とし、し
や断器1の引外しコイル1′を励磁してしや断する。
‘3} 地絡保護 地絡電流を零相変流器(以下これをZCTを呼ぶ)4を
介し地絡継電器6により検出し、その接点5′を閉とし
、しや断器1の引外しコイル1′を励磁してしや断する
{4} 通常の負荷の開閉 操作スイッチ6の操作により電磁接触器7のコイル7′
を励磁し開閉を行う。
一方制御回路については、ヒューズ8により変圧器ID
の一次及び二次回路の短絡、過負荷のみ保護しようとす
るものである。
このような制御回路における保護装置としては、主回路
と同様各種の機能が要求されるが理想的には下記の機能
が要求される。
‘1) 短絡電流を異常なくしや断できること。
【2} 過負荷を検出ししや断できること。‘3’電磁
接触器等の突入電流により誤動作しないこと。‘41
電磁接触器等の開閉による振動で誤動作しないこと。
風 変圧器自身の層間短絡を検出、保護できること。
【61 地絡保護ができること。
ところで従釆のヒューズのみによる保護では、例えば■
項の過負荷保護をしようとすると、第3 タ図に示すよ
うに前記電磁接触器7の突入電流特性111を避けるた
め、曲線112のような特性を持つヒューズを選定する
ことになる。
これは変圧器10の定格電流113に対し大中にかけ離
れ変圧器10の過負荷耐量特性114の外側となるたZ
め適切な保護ができなかった。本発明の目的は主回路保
護用総電器を利用し、制御回路についても適切な保護を
行うように構成した制御電源回路の保護装置を提供する
ことにある。
Z以下本発明の一
実施例を図面を参照して説明する。第2図に於て主回路
については第1図と同様にしや断器1、CT2、過電流
継電器3、ZCT4、地絡継電器5及び電磁接触器7よ
り構成されてし、2る。
制御回路については、ヒューズ8、制御回路用CT2′
、前記ZCT4へ変圧器10の1次側電線を巻き込んだ
貫通電線1 1、変圧器2次側電線を巻込んだ貫通電線
12,13、前記電磁接触器7 2の励磁コイル7′と
その操作スイッチ6、前記しや断器1の引外しコイル1
′とその操作用である過電流継電器3の接点3′、地絡
継電器5の接点5′、及び主に補助継電器、信号灯等に
より構成される制御回路負荷14により構成される。
3貫通電線11は変圧器10の変圧比分だけZCT
4に貫通させる。
例えば1次400V2次100Vの場合は4回貫通させ
る。また貫通電線12,13はそれぞれ1回及び2回貫
通させてあり、貫通電線11の4巻回分と貫通電線13
の1巻回分及び3貫通電線12の1巻回分と貫通電線1
3の1巻回分は、それぞれ打消し合うように巻かれてい
る。次に機能を前記で要求された6項目に対比し説明す
る。【1’短絡電流の保護
4回路が短絡されると大電流が流れるため、第4図に示
すように前記電磁接触器励磁コイル7′の突入電流11
1を避けた特性112のようなヒューズ8で十分保護で
きる。
■ 過負荷保護 第2図の制御回路用CT2′を設け、このCT2′によ
り制御回路の過電流を検出し、主回路用の過電流継電器
3を動作させその補助接点3′を開とししや断器引外し
コイル1′を励磁し、しや断器1をしや断する。
この時のCT2′の2次出力は、主回路側CT2の出力
レベルと合わせ主回路又は制御回路のどちらかが過負荷
となった場合に過電流継電器3が動作するようにする。
又、CT2′の1次電流に対する動作特性は第4図11
5の如く、変圧器10の過負荷耐量特待性114の内側
になるように設定し過負荷不護を可能とする。
{3’電磁接触器突入電流からの保護 前述のように、第4図に示すヒューズ5の動作特性11
2は電磁接触器突入電流111を十分避けており、又過
電流継電器3の動作特性115は反限時特性を持ってお
り十分保護できる。
又、後述する地絡継電器5は零相電流のみにより動作す
るため、電磁懐軸器7の突入電流では動作しない。
もし突入電流によるノイズ又は歪電流等により、ZCT
4の2次側に誘導電流が流れたとしても地絡継電器5の
動作特性は、普通0.1〜0.15秒の時間遅れを持っ
てあり、電磁接触器7の突入時間である0.02〜0.
04秒に比し十分誤動作を避けられる。{4)振動によ
る誤動作防止 前記{3’項で述べたようにヒューズ5は電磁接触器突
入電流を避けているため(変圧器定格電流に比し十分大
きな定格のものを使用している(普通数アンペア)、こ
のため電磁接触器等の開閉による振動に対して十分な強
度を持つことができる。
又過電流継電器3、地絡継電器5については従来より、
振動に対し十分信頼性を持っており問題はない。【5)
変圧器層間短絡の保護 変圧器10が層間短絡を起したとき、その1次電流が過
電流継電器3の動作レベルまで増えれば問題なく保護で
きるが、変圧器10が軽負荷運転時の場合は、動作レベ
ルまで増える間に変圧器10を焼損する恐れがある。
ZCT4への賞速電線11と13は層間短絡検出用で、
前述したように貫通電線11は変圧比分貫通させてあり
、貫通電線13は2回貫通させてあるがそのうち1回分
は層間短絡検出用、残り1回分は後述する地絡検出用に
奇与する。
従って層間短絡検出用の貫通電線は1次対2次でちよう
ど変圧比が等しくなり、2つの磁束の和を打消し合うよ
うにしておけば「結果として現われる磁束は変圧器10
の励磁電流によるものだけとなる。
従って変圧器層間短絡を励磁電流の増加としてとらえ主
回路と共用の地絡継電器5を動作させ前記過負荷保護と
同様「 しや断器引外しコイル1′を励磁し回路をしや
断させることができる。
‘6} 地絡保護 制御回路の地絡保護については、ZCT4への貫通電線
12,13により行う。
12は1回のみ貫通、13は2回貫通させてあるがその
うち1回は前記変圧器層間短絡検出のため1回分のみ地
絡保護に奇与する。
従って常時は零相電流は流れず、地絡時のみ零相電流が
流れ主回路と共用の地絡継電器5を動作させ回路をしや
断することができる。
このとき、地絡継電器5は、主回路の池絡保護、前記‘
5ー項による変圧器10の層間短絡保護及び制御回路の
地絡保護を兼ねるため、その動作レベルには下記のよう
にする。
主回路、制御回路の漏れ電流及び変圧器10の励磁電流
はZCT4の2次側に常時費相電流として表われるので
この三者の和では地絡継電器5は動作しないようにし、
さらに地絡電流又は励磁電流がある程度以上流れた場合
に動作するようにする。
尚制御回路が非接地方式の場合は普通一般に用いられて
いるコンデンサ接地方式により同様に制御回路の地絡保
護を実施することができる。
以上のように本発明によれば、主回路保護用に使用して
いる器具を利用し、制御回路保護のため専用の部品を用
いることなく制御回路の各種保護を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従釆の保護方式を示す一般的な回路図、第2図
は本発明に制御電源回路の保護装置を示す回路図、第3
図は従来方式の一般的な保護特性を示す特性図、第4図
は本発明の保護特性を示す特性図である。 2・・・・・・主回路電流検出用変流器、2ー・・・・
・制御回路電流検出用変流器、3・・・・・・過電流継
電器、4・・・・・・零相変流器、5…・・・地絡継電
器、10・・・…変圧器、14…・・・制御回路負荷。 第3図第1図 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 それぞれ変流器又は零相変流器を介して設けられた
    過電流保護継電器及び地絡保護継電器を有する主回路に
    対し、変圧器を介して接続する制御電源回路を保護する
    ものに於て、上記変圧器の一次側線路をその変圧比の一
    次側巻回数に対応する回数分前記零相変流器に巻回する
    と共にこの一次側線路に制御回路用変流器を設け、この
    制御回路用変流器の二次側の出力レベルを前記主回路変
    流器の出力レベルに合わせると共に、この二次側を前記
    過電流保護継電器の入力端子に接続し、また上記変圧器
    の二次側の非接地側線路を、その変圧比の2次側巻回数
    に対応する回数分より多く前記零相変流器に前記一次側
    線路の巻回方向と反対に巻回し、またこの接地側線路を
    、前記非接側線路の巻回方向と反対に、かつその巻回数
    の前記変圧比に対応する値を越えた回数分、前記零相変
    流器に巻回したことを特徴とする制御電源回路の保護装
    置。
JP52019308A 1977-02-25 1977-02-25 制御電源回路の保護装置 Expired JPS607883B2 (ja)

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JP52019308A JPS607883B2 (ja) 1977-02-25 1977-02-25 制御電源回路の保護装置

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JPS53104829A JPS53104829A (en) 1978-09-12
JPS607883B2 true JPS607883B2 (ja) 1985-02-27

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196979U (ja) * 1984-12-03 1986-06-21
JPS6196982U (ja) * 1984-12-03 1986-06-21
JPS6385293U (ja) * 1986-11-26 1988-06-03

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JPS6196979U (ja) * 1984-12-03 1986-06-21
JPS6196982U (ja) * 1984-12-03 1986-06-21
JPS6385293U (ja) * 1986-11-26 1988-06-03

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