JPH09182449A - 漏電検出装置 - Google Patents
漏電検出装置Info
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- JPH09182449A JPH09182449A JP7341862A JP34186295A JPH09182449A JP H09182449 A JPH09182449 A JP H09182449A JP 7341862 A JP7341862 A JP 7341862A JP 34186295 A JP34186295 A JP 34186295A JP H09182449 A JPH09182449 A JP H09182449A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】漏電電流に直流分、交流分が共に含まれるよう
な場合でも信頼性良く、しかも小形で経済的に漏電を検
出することが可能な漏電検出装置を得る。 【解決手段】複数のスイッチング素子3a,3b,4
a,4bからなり、直流電源の直流電力を交流電力に変
換するインバータブリッジ4と、交流電源8,9を連系
接続するようにしたものにおいて、直流電源1,1と4
が接続されている直流回路に変流器100の1次巻線1
00bを接続し、かつ鉄心100cに巻回されている2
次巻線100aに、8,9の電源周波数より高い周波数
で励磁する交流発生器24と、24からの電流を整流し
直流出力とする整流回路25と、25の出力のピーク値
を検出するピーク検出回路26と、26の検出出力が設
定値以上になったかを検出するレベル検出回路27,2
8と、27,28の検出出力を入力しこれにより漏電を
検出する故障検出回路14からなるもの。
な場合でも信頼性良く、しかも小形で経済的に漏電を検
出することが可能な漏電検出装置を得る。 【解決手段】複数のスイッチング素子3a,3b,4
a,4bからなり、直流電源の直流電力を交流電力に変
換するインバータブリッジ4と、交流電源8,9を連系
接続するようにしたものにおいて、直流電源1,1と4
が接続されている直流回路に変流器100の1次巻線1
00bを接続し、かつ鉄心100cに巻回されている2
次巻線100aに、8,9の電源周波数より高い周波数
で励磁する交流発生器24と、24からの電流を整流し
直流出力とする整流回路25と、25の出力のピーク値
を検出するピーク検出回路26と、26の検出出力が設
定値以上になったかを検出するレベル検出回路27,2
8と、27,28の検出出力を入力しこれにより漏電を
検出する故障検出回路14からなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスイッチン
グ素子からなり、太陽電池などの直流電源の直流電力を
交流電力に変換するインバータと、交流電源を連系接続
するようにシステムの漏電検出装置に関する。
グ素子からなり、太陽電池などの直流電源の直流電力を
交流電力に変換するインバータと、交流電源を連系接続
するようにシステムの漏電検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の漏電検出保護装置の一例につい
て、図6を参照してその構成と動作を説明する。2つの
うちの一方の直流電源1の正極と他方の直流電源1の負
極からの配線を、ほぼC字状の磁束検出器10の鉄心1
0cに同方向に貫通させて、半導体スイッチング素子例
えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタIGBT3a,
IGBT3b,IGBT4a,IGBT4bからなるイ
ンバータブリッジ4の直流側へ供給し、インバータブリ
ッジ4の交流出力はリアクトル2a,2bを介し、出力
電流を電流検出器5で検出しながら、ブレーカ7を介し
て交流電源8,9からなる単相3線式電源の両端に接続
する。コンデンサ6はフィルタの目的でブレーカ7の両
端へ接続してインバータブリッジ4のPWMに伴う高周
波分を通過させる。インバータ出力用電流基準15I*
と電流検出器5の出力I1 を比較して誤差を増幅器16
で増幅した出力と三角波発生器18からの三角波出力を
PWM信号器17と比較してPWM信号に変換する。こ
のPWM信号は駆動回路20を介してIGBT4aとI
GBT3bをオン、オフする。
て、図6を参照してその構成と動作を説明する。2つの
うちの一方の直流電源1の正極と他方の直流電源1の負
極からの配線を、ほぼC字状の磁束検出器10の鉄心1
0cに同方向に貫通させて、半導体スイッチング素子例
えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタIGBT3a,
IGBT3b,IGBT4a,IGBT4bからなるイ
ンバータブリッジ4の直流側へ供給し、インバータブリ
ッジ4の交流出力はリアクトル2a,2bを介し、出力
電流を電流検出器5で検出しながら、ブレーカ7を介し
て交流電源8,9からなる単相3線式電源の両端に接続
する。コンデンサ6はフィルタの目的でブレーカ7の両
端へ接続してインバータブリッジ4のPWMに伴う高周
波分を通過させる。インバータ出力用電流基準15I*
と電流検出器5の出力I1 を比較して誤差を増幅器16
で増幅した出力と三角波発生器18からの三角波出力を
PWM信号器17と比較してPWM信号に変換する。こ
のPWM信号は駆動回路20を介してIGBT4aとI
GBT3bをオン、オフする。
【0003】一方、PWM信号器17の出力は反転回路
19、駆動回路21を介してIGBT3a,IGBT4
bをオン、オフしている。以上のような構成により直流
電源1からインバータブリッジ4を介して交流電源に
8,9に連系して電力の流れを制御している。
19、駆動回路21を介してIGBT3a,IGBT4
bをオン、オフしている。以上のような構成により直流
電源1からインバータブリッジ4を介して交流電源に
8,9に連系して電力の流れを制御している。
【0004】ところが、直流電源1の一部(例えばA
点)が漏電した場合は火災などの危険があるため、これ
を検出して警報を出力したり交流電源から切り離したり
する必要がある。
点)が漏電した場合は火災などの危険があるため、これ
を検出して警報を出力したり交流電源から切り離したり
する必要がある。
【0005】図6では、磁束検出器10の鉄心10cの
一部に空隙10dを設け、ホール素子や磁気感動抵抗な
どからなる磁気センサ10bを取り付け、その出力を増
幅器11へ出力し、増幅器11の出力は磁束検出器10
の鉄心10cに巻いた制御巻線10aに流れて抵抗12
を通って検出される。
一部に空隙10dを設け、ホール素子や磁気感動抵抗な
どからなる磁気センサ10bを取り付け、その出力を増
幅器11へ出力し、増幅器11の出力は磁束検出器10
の鉄心10cに巻いた制御巻線10aに流れて抵抗12
を通って検出される。
【0006】制御巻線10aによる磁束は磁気センサ1
0bの出力を打ち消す方向に巻かれているので、磁気セ
ンサ10bの出力が常にゼロになるよう増幅器11によ
り制御巻線10aに電流を流し、この電流値を抵抗12
の電圧降下で検出し、レベル検出器13でレベルを検出
して設定値以上になると、故障検出回路14を介して警
報回路22を駆動して警報すると同時に駆動回路20,
21を停止してインバータブリッジ4のIGBTをオフ
させて運転を停止させる。
0bの出力を打ち消す方向に巻かれているので、磁気セ
ンサ10bの出力が常にゼロになるよう増幅器11によ
り制御巻線10aに電流を流し、この電流値を抵抗12
の電圧降下で検出し、レベル検出器13でレベルを検出
して設定値以上になると、故障検出回路14を介して警
報回路22を駆動して警報すると同時に駆動回路20,
21を停止してインバータブリッジ4のIGBTをオフ
させて運転を停止させる。
【0007】磁束検出器10の鉄心10cの一次側に
は、直流電源1の正極からと直流電源1の負極からの配
線が同一方向に貫通しているので、正常時はこの電流値
は同じで、流れる方向が逆なため鉄心10cの空隙10
dには磁束は発生せず、このため抵抗12で検出される
電圧もゼロである。
は、直流電源1の正極からと直流電源1の負極からの配
線が同一方向に貫通しているので、正常時はこの電流値
は同じで、流れる方向が逆なため鉄心10cの空隙10
dには磁束は発生せず、このため抵抗12で検出される
電圧もゼロである。
【0008】次に、例えばA点で漏電が発生した場合を
考える。A点から交流電源の中点アース点cを通って交
流電源9→電流検出器5→リアクトル2b→IGBT4
b→直流電源1の負極へ流れる場合がある。一方、交流
電源8→リアクトル2a→IGBT3a→B点→A点を
通る回路が構成される。
考える。A点から交流電源の中点アース点cを通って交
流電源9→電流検出器5→リアクトル2b→IGBT4
b→直流電源1の負極へ流れる場合がある。一方、交流
電源8→リアクトル2a→IGBT3a→B点→A点を
通る回路が構成される。
【0009】このため漏電電流により鉄心10cの空隙
10dに磁束が発生し、これを検出して、この磁束を打
消すように増幅器11が電流を流すので、この大きさを
抵抗12の電圧降下として検出し、設定以上になるとレ
ベル検出器13により漏電事故として検出し、警報回路
22を動作させると共に、トリップ回路23によりブレ
ーカ7のトリップコイル7aを励磁してブレーカ7を開
路するものである。このような漏電検出の目的は、感電
保護と火災防止の2点であるが、前者では数十mA、後
者では数百mAの漏電を検出する必要がある。
10dに磁束が発生し、これを検出して、この磁束を打
消すように増幅器11が電流を流すので、この大きさを
抵抗12の電圧降下として検出し、設定以上になるとレ
ベル検出器13により漏電事故として検出し、警報回路
22を動作させると共に、トリップ回路23によりブレ
ーカ7のトリップコイル7aを励磁してブレーカ7を開
路するものである。このような漏電検出の目的は、感電
保護と火災防止の2点であるが、前者では数十mA、後
者では数百mAの漏電を検出する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示す
従来の直流漏電検出保護装置では、以下に述べる2点の
問題点があった。 1)磁気センサ10bには、出力電圧の温度ドリフトが
あり、温度が変化すると磁気センサ10bの出力電圧の
ゼロ点が多少ドリフトする。このため、漏電電流を感度
良く検出するためには、このドリフトを無視できるよう
直流電源1からの2本の配線を鉄心10cに貫通する回
数を増す必要がある。しかしながら、直流電源1,1の
電流容量が大きくなると、貫通回数を増加させることは
コストが増すばかりでなく、かつ貫通面積も増えること
から困難となる。
従来の直流漏電検出保護装置では、以下に述べる2点の
問題点があった。 1)磁気センサ10bには、出力電圧の温度ドリフトが
あり、温度が変化すると磁気センサ10bの出力電圧の
ゼロ点が多少ドリフトする。このため、漏電電流を感度
良く検出するためには、このドリフトを無視できるよう
直流電源1からの2本の配線を鉄心10cに貫通する回
数を増す必要がある。しかしながら、直流電源1,1の
電流容量が大きくなると、貫通回数を増加させることは
コストが増すばかりでなく、かつ貫通面積も増えること
から困難となる。
【0011】2)鉄心10cに空隙10dを設け、この
空隙10dの磁束を検出しているので、外部の磁束がこ
の部分に交差する危険性が大となる。このため、漏電電
流がゼロでも、近くに変圧器やリアクトルや大電流が流
れる回路や、大きな磁石を使うような場所では磁束検出
器全体を磁気シールドする構成が必要となる。本発明の
目的は、従来の温度ドリフト対策や磁気シールドなどが
不要で、経済的で信頼性の高い漏電検出装置を提供する
ことにある。
空隙10dの磁束を検出しているので、外部の磁束がこ
の部分に交差する危険性が大となる。このため、漏電電
流がゼロでも、近くに変圧器やリアクトルや大電流が流
れる回路や、大きな磁石を使うような場所では磁束検出
器全体を磁気シールドする構成が必要となる。本発明の
目的は、従来の温度ドリフト対策や磁気シールドなどが
不要で、経済的で信頼性の高い漏電検出装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、複数のスイッチング素
子からなり、直流電源の直流電力を交流電力に変換する
インバータと、交流電源を連系接続するようにしたもの
において、前記直流電源と前記インバータが接続されて
いる直流回路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に
巻回されている2次巻線に、前記交流電源の電源周波数
より高い周波数で励磁する励磁手段と、前記励磁手段か
らの電流を検出し、この検出が設定値以上になったこと
をもって漏電検出を行う電流検出手段と、からなる漏電
検出装置である。
め、請求項1に対応する発明は、複数のスイッチング素
子からなり、直流電源の直流電力を交流電力に変換する
インバータと、交流電源を連系接続するようにしたもの
において、前記直流電源と前記インバータが接続されて
いる直流回路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に
巻回されている2次巻線に、前記交流電源の電源周波数
より高い周波数で励磁する励磁手段と、前記励磁手段か
らの電流を検出し、この検出が設定値以上になったこと
をもって漏電検出を行う電流検出手段と、からなる漏電
検出装置である。
【0013】請求項1に対応する発明によれば、変流器
の1次巻線に直流分又は交流分が流れると、鉄心の磁束
密度が上昇し励磁電流が増加するので、これにより漏電
を検出することが可能になる。
の1次巻線に直流分又は交流分が流れると、鉄心の磁束
密度が上昇し励磁電流が増加するので、これにより漏電
を検出することが可能になる。
【0014】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、前記電流検出手段として、前記励磁手段の
励磁電流のピーク値、実効値、平均値のいずれかが設定
値以下になったことを検出するピーク検出手段を備えた
請求項1記載の漏電検出装置である。
する発明は、前記電流検出手段として、前記励磁手段の
励磁電流のピーク値、実効値、平均値のいずれかが設定
値以下になったことを検出するピーク検出手段を備えた
請求項1記載の漏電検出装置である。
【0015】請求項2に対応する発明によれば、励磁電
源異常時に励磁電流が異常に低下した場合であっても、
漏電検出が可能になる。前記目的を達成するため、請求
項3に対応する発明は、複数のスイッチング素子からな
り、直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバー
タと、複数の交流電源を連系接続するようにしたものに
おいて、前記直流電源と前記インバータが接続されてい
る直流回路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に巻
回されている2次巻線に、前記交流電源の電源周波数よ
り高い周波数で励磁する励磁手段と、前記2つの交流電
源と前記インバータを連系する回路にそれぞれ流れる電
流を検出する2つの電流検出手段と、前記2つの電流検
出手段の出力の和または差が設定レベル以上になったこ
とをもって漏電検出を行う手段と、からなる漏電検出装
置である。
源異常時に励磁電流が異常に低下した場合であっても、
漏電検出が可能になる。前記目的を達成するため、請求
項3に対応する発明は、複数のスイッチング素子からな
り、直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバー
タと、複数の交流電源を連系接続するようにしたものに
おいて、前記直流電源と前記インバータが接続されてい
る直流回路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に巻
回されている2次巻線に、前記交流電源の電源周波数よ
り高い周波数で励磁する励磁手段と、前記2つの交流電
源と前記インバータを連系する回路にそれぞれ流れる電
流を検出する2つの電流検出手段と、前記2つの電流検
出手段の出力の和または差が設定レベル以上になったこ
とをもって漏電検出を行う手段と、からなる漏電検出装
置である。
【0016】請求項3に対応する発明によれば、電流制
御に採用した電流検出手段の出力と制御されない電流検
出手段の差により漏電を検出することが可能である。前
記目的を達成するため、請求項4に対応する発明は、複
数のスイッチング素子からなり、直流電源の直流電力を
交流電力に変換するインバータと、複数の交流電源を連
系接続するようにしたものにおいて、前記直流電源と前
記インバータが接続されている直流回路に変流器の1次
巻線を接続し、かつ鉄心に巻回されている2次巻線に、
前記交流電源の電源周波数より高い周波数で励磁する励
磁手段と、前記2つの交流電源と前記インバータを連系
する回路にそれぞれ流れる電流を検出する2つの電流検
出手段と、前記2つの電流検出手段の出力の和から直流
成分および交流成分を分離する出力分離手段と、前記出
力分離手段で分離した直流成分および交流成分のいずれ
かが設定値以上であることをもって漏電検出を行う手段
と、からなる漏電検出装置である。
御に採用した電流検出手段の出力と制御されない電流検
出手段の差により漏電を検出することが可能である。前
記目的を達成するため、請求項4に対応する発明は、複
数のスイッチング素子からなり、直流電源の直流電力を
交流電力に変換するインバータと、複数の交流電源を連
系接続するようにしたものにおいて、前記直流電源と前
記インバータが接続されている直流回路に変流器の1次
巻線を接続し、かつ鉄心に巻回されている2次巻線に、
前記交流電源の電源周波数より高い周波数で励磁する励
磁手段と、前記2つの交流電源と前記インバータを連系
する回路にそれぞれ流れる電流を検出する2つの電流検
出手段と、前記2つの電流検出手段の出力の和から直流
成分および交流成分を分離する出力分離手段と、前記出
力分離手段で分離した直流成分および交流成分のいずれ
かが設定値以上であることをもって漏電検出を行う手段
と、からなる漏電検出装置である。
【0017】請求項4に対応する発明によれば、分離し
た直流分又は交流分が設定値以上になったことにより漏
電を検出することができる。前記目的を達成するため、
請求項5に対応する発明は、前記2つの電流検出手段の
うちの一方の電流検出手段の出力により出力電流を制御
し、前記他方の電流検出手段の出力の直流分が設定値以
上であることを検出する手段を具備した請求項3または
4記載の漏電検出装置である。請求項5に対応する発明
によれば、電流制御をしない回路には漏電分が重畳され
ているので、この直流分を検出することができる。
た直流分又は交流分が設定値以上になったことにより漏
電を検出することができる。前記目的を達成するため、
請求項5に対応する発明は、前記2つの電流検出手段の
うちの一方の電流検出手段の出力により出力電流を制御
し、前記他方の電流検出手段の出力の直流分が設定値以
上であることを検出する手段を具備した請求項3または
4記載の漏電検出装置である。請求項5に対応する発明
によれば、電流制御をしない回路には漏電分が重畳され
ているので、この直流分を検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 <第1の実施形態> (構成)図1は本発明の第1の実施形態を示す図であ
り、図6と同一部分は同一番号を付し説明を省略する。
て図面を参照して説明する。 <第1の実施形態> (構成)図1は本発明の第1の実施形態を示す図であ
り、図6と同一部分は同一番号を付し説明を省略する。
【0019】図1では図6の磁束検出器10に代えて交
流変流器100とし、その鉄心100cに巻回されてい
る2次巻線100aに、励磁用交流発生器24の出力電
圧、すなわち交流電源8,9の周波数より数倍高い周波
数の交流を出力し鉄心100cを励磁するように構成さ
れている。そして、交流発生器24の出力電圧を2次巻
線100aに印加することにより、2次巻線100aに
流れる励磁電流を抵抗12により検出し、整流回路25
により直流に変換して出力V25とする。このV25を
ピーク検出回路26を介してHレベル(高レベル)検出
回路27で検出し、故障検出回路14へ入力する。一
方、V25をピーク検出回路26を介してLレベル(低
レベル)検出回路28で検出し故障検出回路14へ入力
するようにしたものである。以上の点以外の構成は、図
6と同一である。
流変流器100とし、その鉄心100cに巻回されてい
る2次巻線100aに、励磁用交流発生器24の出力電
圧、すなわち交流電源8,9の周波数より数倍高い周波
数の交流を出力し鉄心100cを励磁するように構成さ
れている。そして、交流発生器24の出力電圧を2次巻
線100aに印加することにより、2次巻線100aに
流れる励磁電流を抵抗12により検出し、整流回路25
により直流に変換して出力V25とする。このV25を
ピーク検出回路26を介してHレベル(高レベル)検出
回路27で検出し、故障検出回路14へ入力する。一
方、V25をピーク検出回路26を介してLレベル(低
レベル)検出回路28で検出し故障検出回路14へ入力
するようにしたものである。以上の点以外の構成は、図
6と同一である。
【0020】(作用)以上のような構成の実施形態の作
用効果について、図2および図3を参照して説明する。
図2のI0 (左側)は直流漏電電流が流れていない場合
を示し、図2のI1 (右側)は直流漏電電流が流れた場
合を示す。
用効果について、図2および図3を参照して説明する。
図2のI0 (左側)は直流漏電電流が流れていない場合
を示し、図2のI1 (右側)は直流漏電電流が流れた場
合を示す。
【0021】先ず、図2のI0 について説明する。一般
に、鉄心100cのB−H特性(磁束密度)は、a−b
−c−d−aに示すような特性となる。正常時は変流器
100の一次巻線(一次側)100bは高インピーダン
スのために電流は流れないので、この鉄心100cに2
次巻線100aを巻き、交流発生器24により電圧V2
4を印加すると、励磁電流のみ流れ、励磁電流V12
(1)は、電圧V24より90°遅れた電流が流れる。
この時の鉄心100cのB−H曲線(図2の左側の磁束
密度の斜線は、e−f−eに示すように鉄心100cが
飽和しない範囲で動作するように設計されている。よっ
て、励磁電流検出V12は大きなピークを持たない。
に、鉄心100cのB−H特性(磁束密度)は、a−b
−c−d−aに示すような特性となる。正常時は変流器
100の一次巻線(一次側)100bは高インピーダン
スのために電流は流れないので、この鉄心100cに2
次巻線100aを巻き、交流発生器24により電圧V2
4を印加すると、励磁電流のみ流れ、励磁電流V12
(1)は、電圧V24より90°遅れた電流が流れる。
この時の鉄心100cのB−H曲線(図2の左側の磁束
密度の斜線は、e−f−eに示すように鉄心100cが
飽和しない範囲で動作するように設計されている。よっ
て、励磁電流検出V12は大きなピークを持たない。
【0022】次に、変流器100の一次巻線100bに
直流漏電電流が流れると、鉄心100cは偏磁し、図2
のI1 のH1 の点に移動した場合、交流発生器24の出
力電圧V24を2次巻線100aに加えると、鉄心10
0cのB−H曲線(鉄心の磁束密度)上g−h−g(斜
線部分)の間を移動することになり、励磁電流(Hに比
例)はV12(1)に示すよう正側で飽和して大きなピ
ーク電流が流れる。よって、この電流を検出してピーク
電流V26のレベルを検出することにより漏電電流が流
れたことを検出することができる。
直流漏電電流が流れると、鉄心100cは偏磁し、図2
のI1 のH1 の点に移動した場合、交流発生器24の出
力電圧V24を2次巻線100aに加えると、鉄心10
0cのB−H曲線(鉄心の磁束密度)上g−h−g(斜
線部分)の間を移動することになり、励磁電流(Hに比
例)はV12(1)に示すよう正側で飽和して大きなピ
ーク電流が流れる。よって、この電流を検出してピーク
電流V26のレベルを検出することにより漏電電流が流
れたことを検出することができる。
【0023】次に、図1のA点が地絡した場合を考える
と変流器100の1次巻線100bに流れる電流は、交
流電源8,9と直流電源1の電圧の一部の電圧が加算
(又は減算)されインバータブリッジ4を通って流れる
ことになり、地絡電流は直流分と交流分が重なった状態
で流れることになる。
と変流器100の1次巻線100bに流れる電流は、交
流電源8,9と直流電源1の電圧の一部の電圧が加算
(又は減算)されインバータブリッジ4を通って流れる
ことになり、地絡電流は直流分と交流分が重なった状態
で流れることになる。
【0024】このような直流分と電源電圧の交流分が共
に流れることを検出する目的で本実施形態では、図3に
示すように、交流電源8,9の電源周波数よりも数倍以
上高い交流発生器出力V24で変流器100を励磁して
いる。このため変流器100の鉄心100cで考えると
交流電源8,9からの漏電電流は直流と考えてもよいよ
うになっている。
に流れることを検出する目的で本実施形態では、図3に
示すように、交流電源8,9の電源周波数よりも数倍以
上高い交流発生器出力V24で変流器100を励磁して
いる。このため変流器100の鉄心100cで考えると
交流電源8,9からの漏電電流は直流と考えてもよいよ
うになっている。
【0025】このため、直流電源1が地絡して流れる直
流分電流と交流電源8,9から地絡点へ流れる交流分の
いずれも検出できる交直両用の漏電検出が可能となる。
また、図1のLレベル検出回路28を設けているので、
次のような故障検出もできる。すなわち、Lレベル検出
回路28は図2の(I0)で漏電が無い場合の電圧V2
6を検出することができるので、このV26が異常に低
下したり、ゼロになった場合は変流器100の交流発生
器24の異常や配線の断線等の故障検出ができる。
流分電流と交流電源8,9から地絡点へ流れる交流分の
いずれも検出できる交直両用の漏電検出が可能となる。
また、図1のLレベル検出回路28を設けているので、
次のような故障検出もできる。すなわち、Lレベル検出
回路28は図2の(I0)で漏電が無い場合の電圧V2
6を検出することができるので、このV26が異常に低
下したり、ゼロになった場合は変流器100の交流発生
器24の異常や配線の断線等の故障検出ができる。
【0026】以上説明した第1の実施形態ではインバー
タブリッジ4と連系する交流電源8,9の周波数より数
倍高い周波数で変流器100の鉄心100cを励磁する
ことにより交流、直流共に検出できる漏電検出装置を容
易に構成できる。
タブリッジ4と連系する交流電源8,9の周波数より数
倍高い周波数で変流器100の鉄心100cを励磁する
ことにより交流、直流共に検出できる漏電検出装置を容
易に構成できる。
【0027】<第2の実施形態> (構成)図4に示すように、図1において電流検出器3
1を電流検出器5の反対側の交流電源側に接続し、これ
ら2組の電流検出器5,31の出力をI1 ,I2 とし、
加算回路29で加算し、その出力をレベル検出器30で
検出して故障検出回路14へ入力するようにした点のみ
が図1とは異なる。
1を電流検出器5の反対側の交流電源側に接続し、これ
ら2組の電流検出器5,31の出力をI1 ,I2 とし、
加算回路29で加算し、その出力をレベル検出器30で
検出して故障検出回路14へ入力するようにした点のみ
が図1とは異なる。
【0028】(作用)図1で電流検出器5で検出した電
流I1 は電流基準I* 15に一致するよう高速電流制御
ループが構成されているので、A点が比較的高い抵抗
(数100Ω程度)で接地しても漏電電流も含めてI1
はI* に等しくなるよう制御されるのでI1 のみの検出
では漏電は検出されない。
流I1 は電流基準I* 15に一致するよう高速電流制御
ループが構成されているので、A点が比較的高い抵抗
(数100Ω程度)で接地しても漏電電流も含めてI1
はI* に等しくなるよう制御されるのでI1 のみの検出
では漏電は検出されない。
【0029】リアクトル2a側に設けた電流検出器31
に流れる電流I2 はフィードバック制御されないのでそ
のまま漏電電流が流れる。漏電がない場合はI1 =I2
となっているのでI1 +I2 を加算回路29で求めると
常に直流分、交流分共にゼロとなる。
に流れる電流I2 はフィードバック制御されないのでそ
のまま漏電電流が流れる。漏電がない場合はI1 =I2
となっているのでI1 +I2 を加算回路29で求めると
常に直流分、交流分共にゼロとなる。
【0030】次に、A点が漏電すると、I1 =I* であ
るがI2 は漏電電流を含んだものとなり、I1 +I2 に
は漏電にともなう直流分と交流分のみを検出することが
できる。この大きさをレベル検出回路30で検出し故障
検出回路14へ入力して保護することが可能となる。
るがI2 は漏電電流を含んだものとなり、I1 +I2 に
は漏電にともなう直流分と交流分のみを検出することが
できる。この大きさをレベル検出回路30で検出し故障
検出回路14へ入力して保護することが可能となる。
【0031】(効果)第2の実施形態によれば交流電源
8,9の連系線にそれぞれ電流検出器5,31を設け、
一方の電流検出器5の出力を電流制御ループに含ませ、
他方の電流検出器31は電流制御ループ外とし2組の出
力の和が正常時にはゼロとなり、漏電時に増加すること
を利用して高精度で漏電を検出することができる。
8,9の連系線にそれぞれ電流検出器5,31を設け、
一方の電流検出器5の出力を電流制御ループに含ませ、
他方の電流検出器31は電流制御ループ外とし2組の出
力の和が正常時にはゼロとなり、漏電時に増加すること
を利用して高精度で漏電を検出することができる。
【0032】<変形例> (1)前述の実施形態の図1、図4では変流器100は
2つの直流電源1の配線をすべて貫通させたが、交流電
源8,9の配線をすべて貫通させることでも直流、交流
両方の漏電電流を検出する本方式では可能なことは説明
するまでもない。
2つの直流電源1の配線をすべて貫通させたが、交流電
源8,9の配線をすべて貫通させることでも直流、交流
両方の漏電電流を検出する本方式では可能なことは説明
するまでもない。
【0033】(2)前述の実施形態では、交流電源8,
9が単相の場合について説明したが、これに限らず3相
配線にも同様に適用できる。 (3)図1、図4のピーク検出回路は、図5(a)に示
すように実効値検出回路32を設け、この出力をHレベ
ル検出回路27、Lレベル検出回路28に接続する。図
2のV12が図(I0)に比し、図(I1)では実効値
が増加していることから検出が可能なことは明確であ
る。
9が単相の場合について説明したが、これに限らず3相
配線にも同様に適用できる。 (3)図1、図4のピーク検出回路は、図5(a)に示
すように実効値検出回路32を設け、この出力をHレベ
ル検出回路27、Lレベル検出回路28に接続する。図
2のV12が図(I0)に比し、図(I1)では実効値
が増加していることから検出が可能なことは明確であ
る。
【0034】(4)図1、図4のピーク検出回路26は
図5(b)に示すように整流回路25L、フィルタ回路
34により平均値化してLレベル検出回路28に入力す
る。 (5)一方、V12を高調波検出回路33(例えばコン
デンサ回路を介して高周波分を検出)を介し高調波分を
検出し整流回路25Hを介してHレベル検出回路27で
検出することも図2のV12が図(I0)より図(I
1)の方が高調波分が急増していることから容易に実現
できることは明らかである。
図5(b)に示すように整流回路25L、フィルタ回路
34により平均値化してLレベル検出回路28に入力す
る。 (5)一方、V12を高調波検出回路33(例えばコン
デンサ回路を介して高周波分を検出)を介し高調波分を
検出し整流回路25Hを介してHレベル検出回路27で
検出することも図2のV12が図(I0)より図(I
1)の方が高調波分が急増していることから容易に実現
できることは明らかである。
【0035】(6)図4の加算回路29の出力を直流分
と交流分に分離する回路を設け、それぞれをレベル検出
器30を通して検出することにより漏電個所を直流側
か、交流側かを判別することが可能となる。
と交流分に分離する回路を設け、それぞれをレベル検出
器30を通して検出することにより漏電個所を直流側
か、交流側かを判別することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、漏
電電流に直流分、交流分が共に含まれるような場合でも
信頼性良く、しかも小形で経済的に漏電を検出すること
が可能で、この結果漏電電流の通路を開とし安全に火災
等から防ぐことが可能となる漏電検出装置を提供するこ
とができる。
電電流に直流分、交流分が共に含まれるような場合でも
信頼性良く、しかも小形で経済的に漏電を検出すること
が可能で、この結果漏電電流の通路を開とし安全に火災
等から防ぐことが可能となる漏電検出装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の漏電検出装置の第1の実施形態を説明
するためのブロック図。
するためのブロック図。
【図2】図1の動作を説明する図。
【図3】図1の動作を説明する図。
【図4】本発明の漏電検出装置の第2の実施形態を説明
するためのブロック図。
するためのブロック図。
【図5】本発明の変形例を説明するための図。
【図6】従来の漏電検出保護装置の一例を説明するため
のブロック図。
のブロック図。
1…直流電源、 2a,2b…リアクトル、 3a,3b,4a,4b…IGBT、 4…インバータブリッジ、 5…電流検出器、 6…コンデンサ、 7…ブレーカ、 8,9…交流電源、 10…磁束検出器、 11…増幅器、 12…抵抗、 13…レベル検出器、 14…故障検出回路、 15…電流基準、 16…増幅器、 17…PWM信号器、 18…三角波発生器、 19…反転回路、 20,21…駆動回路、 22…警報回路、 23…トリップ回路、 24…交流発生器、 25…整流回路、 26…ピーク検出回路、 27…H(高さ)レベル検出回路、 28…L(低)レベル検出回路、 29…加算回路、 30…レベル検出回路、 31…電流検出器、 100…交流変流器。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のスイッチング素子からなり、直流
電源の直流電力を交流電力に変換するインバータと、交
流電源を連系接続するようにしたものにおいて、 前記直流電源と前記インバータが接続されている直流回
路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に巻回されて
いる2次巻線に、前記交流電源の電源周波数より高い周
波数で励磁する励磁手段と、 前記励磁手段からの電流を検出し、この検出が設定値以
上になったことをもって漏電検出を行う電流検出手段
と、 からなる漏電検出装置。 - 【請求項2】 前記電流検出手段として、前記励磁手段
の励磁電流のピーク値、実効値、平均値のいずれかが設
定値以下になったことを検出するピーク検出手段を備え
た請求項1記載の漏電検出装置。 - 【請求項3】 複数のスイッチング素子からなり、直流
電源の直流電力を交流電力に変換するインバータと、複
数の交流電源を連系接続するようにしたものにおいて、 前記直流電源と前記インバータが接続されている直流回
路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に巻回されて
いる2次巻線に、前記交流電源の電源周波数より高い周
波数で励磁する励磁手段と、 前記2つの交流電源と前記インバータを連系する回路に
それぞれ流れる電流を検出する2つの電流検出手段と、 前記2つの電流検出手段の出力の和または差が設定レベ
ル以上になったことをもって漏電検出を行う手段と、 からなる漏電検出装置。 - 【請求項4】 複数のスイッチング素子からなり、直流
電源の直流電力を交流電力に変換するインバータと、複
数の交流電源を連系接続するようにしたものにおいて、 前記直流電源と前記インバータが接続されている直流回
路に変流器の1次巻線を接続し、かつ鉄心に巻回されて
いる2次巻線に、前記交流電源の電源周波数より高い周
波数で励磁する励磁手段と、 前記2つの交流電源と前記インバータを連系する回路に
それぞれ流れる電流を検出する2つの電流検出手段と、 前記2つの電流検出手段の出力の和から直流成分および
交流成分を分離する出力分離手段と、 前記出力分離手段で分離した直流成分および交流成分の
いずれかが設定値以上であることをもって漏電検出を行
う手段と、 からなる漏電検出装置。 - 【請求項5】 前記2つの電流検出手段のうちの一方の
電流検出手段の出力により出力電流を制御し、前記他方
の電流検出手段の出力の直流分が設定値以上であること
を検出する手段を具備した請求項3または4記載の漏電
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7341862A JPH09182449A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 漏電検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7341862A JPH09182449A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 漏電検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182449A true JPH09182449A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18349326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7341862A Pending JPH09182449A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 漏電検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09182449A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7486082B2 (en) | 2002-07-22 | 2009-02-03 | Fujitsu Limited | Anomaly detection in inverter system |
US9030856B2 (en) | 2010-12-28 | 2015-05-12 | Ricoh Company, Ltd. | High voltage inverter device and electrical leakage detector thereof |
CN107204606A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-09-26 | 河北工业大学 | 一种任意波形下无死区漏电保护方法及装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0783987A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-31 | Abb Manag Ag | 電気機械の導体上の地絡を決定する方法及び装置 |
JPH07198754A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 直流電流センサー |
JPH07264873A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
JPH07296708A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 配線用遮断器 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7341862A patent/JPH09182449A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0783987A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-31 | Abb Manag Ag | 電気機械の導体上の地絡を決定する方法及び装置 |
JPH07198754A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 直流電流センサー |
JPH07264873A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
JPH07296708A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 配線用遮断器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7486082B2 (en) | 2002-07-22 | 2009-02-03 | Fujitsu Limited | Anomaly detection in inverter system |
US7492162B2 (en) | 2002-07-22 | 2009-02-17 | Fujitsu Limited | Inverter system |
US7598748B2 (en) | 2002-07-22 | 2009-10-06 | Fujitsu Limited | Inverter system |
US9030856B2 (en) | 2010-12-28 | 2015-05-12 | Ricoh Company, Ltd. | High voltage inverter device and electrical leakage detector thereof |
CN107204606A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-09-26 | 河北工业大学 | 一种任意波形下无死区漏电保护方法及装置 |
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