JP2010044621A - 無効電力補償装置の地絡検出装置 - Google Patents
無効電力補償装置の地絡検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010044621A JP2010044621A JP2008208650A JP2008208650A JP2010044621A JP 2010044621 A JP2010044621 A JP 2010044621A JP 2008208650 A JP2008208650 A JP 2008208650A JP 2008208650 A JP2008208650 A JP 2008208650A JP 2010044621 A JP2010044621 A JP 2010044621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- voltage
- ground fault
- fault detection
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
【解決手段】サイリスタ制御変圧器方式の無効電力補償装置における変圧器10の各相独立した二次巻線の両端子間に接続された、サイリスタ14a〜14cが介挿された単相回路20の各相における対地電圧を測定する複数の電圧測定器17と、無効電力の補償過程における前記サイリスタの点弧制御に起因して各単相回路の各相に現れる特殊な電圧波形を有する各電圧測定器で測定された各対地電圧のピーク電圧値に対して所定の比較演算処理を実施することにより各単相回路の各相に地絡が発性したことを検出する地絡検出部18とを備えている。
【選択図】 図1
Description
当該単相回路13aにおけるサイリスタ14aに対する通電制御として、
実施せず…(a)(b)、 点弧角100°…(c)(d) 点弧角150°…(e)(f)
の条件を示している。また、地絡の有無として、
u相、x相共に…地絡無し(a)(c)(e) x相のみ…地絡(b)(d)(f)
の条件を示している。さらに、三相変圧器10に対する課電圧の有無として、
課電圧…あり(a)〜(f) 課電圧…無し(g)(h)
の各条件を示している。
図1は本発明の第1実施形態に係わる地絡検出装置が組込まれた無効電力補償装置の全体構成を示す図である。この実施形態の地絡検出装置は図13に示す無効電力補償装置に組込まれている。したがって、図1に示す無効電力補償装置自体は図13の無効電力補償装置と同一構成である。したがって、重複する部分に詳細説明を省略する。
図3は本発明の第2実施形態に係わる地絡検出装置の地絡検出部18内に組込まれたu相の相地絡検出部20aの概略構成図である。図2に示す第1実施形態のu相の相地絡検出部20と同一部分には、同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
図4は本発明の第3実施形態に係わる地絡検出装置が組込まれた無効電力補償装置の全体構成を示す図である。図1に示す第1実施形態と同一部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
図6は本発明の第4実施形態に係わる地絡検出装置の地絡検出部18内に組込まれたu相の相地絡検出部20cの概略構成図である。図5に示す第3実施形態のu相の相地絡検出部20bと同一部分には、同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。その他の構成は、第1,3実施形態とほぼ同じである。
図7は本発明の第5実施形態に係わる地絡検出装置の地絡検出部18の概略構成図である。図5に示す第3実施形態のu相の相地絡検出部20bと同一部分には、同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。その他の構成は、第1、3実施形態とほぼ同じである。
図8は本発明の第6実施形態に係わる地絡検出装置の地絡検出部18内に組込まれたu相の相地絡検出部20dの概略構成図である。図7に示す第5実施形態のu相の相地絡検出部20cと同一部分には、同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。その他の構成は、第1、3実施形態とほぼ同じである。
図9は本発明の第7実施形態に係わる地絡検出装置の地絡検出部18の概略構成図である。その他の構成は第1、3実施形態とほぼ同じである。
図10は本発明の第8実施形態に係わる地絡検出装置の地絡検出部18内に組込まれたu相の相地絡検出部20fの概略構成図である。図9に示す第7実施形態のu、x相の相地絡検出部20eと同一部分には、同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。その他の構成は、第1、3実施形態とほぼ同じである。
図11は本発明の第9実施形態に係わる地絡検出装置が組込まれた無効電力補償装置の全体構成を示す図である。図1に示す第1実施形態と同一部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
Claims (11)
- 交流電力系統の各相間に三相変圧器の各一次巻線を接続してこの三相変圧器の各相独立した二次巻線の両端子間にサイリスタが介挿された単相回路を接続し、このサイリスタの点弧角を制御することによって前記交流電力系統の無効電力を補償する無効電力補償装置における前記各単相回路の各相の地絡を検出する無効電力補償装置の地絡検出装置であって、
前記各単相回路の各相における対地電圧を測定する複数の電圧測定器と、
前記無効電力の補償過程における前記サイリスタの点弧制御に起因して前記各単相回路の各相に現れる特殊な電圧波形を有する前記各電圧測定器で測定された各対地電圧のピーク電圧値に対して所定の比較演算処理を実施することにより前記各単相回路の各相に地絡が発生したことを検出する地絡検出部と
を備えたことを特徴とする無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記地絡検出部は、
前記各電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間におけるピーク電圧値が予め定められた下限値以下で、かつ前記交流電力系統が課電状態時に、当該電圧測定器が設けられた単相回路の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項1記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記各電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における正側のピーク電圧値の絶対値又は負側のピーク電圧値の絶対値が予め定められた下限値以下で、かつ前記交流電力系統が課電状態時に、当該電圧測定器が設けられた単相回路の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項2記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記地絡検出部は、
前記各単相回路の一方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間におけるピーク電圧値が予め定められた上限値以上のときに、同一単相回路の他方の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項1記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記各単相回路の一方の相の電圧測定器で測定された前記交流電力の1周期の期間における正側のピーク電圧値の絶対値又は負側のピーク電圧値の絶対値が予め定められた上限値以上のときに、同一単相回路の他方の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項4記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記地絡検出部は、
前記各単相回路の一方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間におけるピーク電圧値が予め定められた上限値以上のときで、かつ、同一単相回路の他方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間におけるピーク電圧値が予め定められた下限値以下のとき、前記他方の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項1記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記各単相回路の一方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における正側のピーク電圧値の絶対値又は負側のピーク電圧値の絶対値が予め定められた上限値以上のときで、かつ、同一単相回路の他方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における正側のピーク電圧値の絶対値又は負側のピーク電圧値の絶対値が予め定められた下限値以下のとき、前記他方の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項6記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記地絡検出部は、
同一の単相回路の一方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間におけるピーク電圧値と他方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間におけるピーク電圧値との偏差電圧値が予め定められた許容値以上のとき、前記単相回路のいずれか1相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項1記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記地絡検出部は、
同一の単相回路の一方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における正側のピーク電圧値の絶対値と他方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における負側のピーク電圧値の絶対値との偏差電圧値が予め定められた許容値以上のとき、
又は、前記一方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における負側のピーク電圧値の絶対値と他方の相の電圧測定器で測定された対地電圧の前記交流電力の1周期の期間における正側のピーク電圧値の絶対値との偏差電圧値が予め定められた許容値以上のとき、
前記単相回路の他方の相の地絡検出を出力すること
を特徴とする請求項1記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。 - 前記各電圧測定器は、前記各単相回路の各相と接地間に介挿された単相変圧器の二次巻線の両端子間に接続された負担調整用抵抗の両端子間に接続されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。
- 前記各電圧測定器で測定された対地電圧に含まれる高調波成分を除去する複数の高調波除去フィルタを備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の無効電力補償装置の地絡検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008208650A JP5221238B2 (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | 無効電力補償装置の地絡検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008208650A JP5221238B2 (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | 無効電力補償装置の地絡検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010044621A true JP2010044621A (ja) | 2010-02-25 |
JP5221238B2 JP5221238B2 (ja) | 2013-06-26 |
Family
ID=42015947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008208650A Active JP5221238B2 (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | 無効電力補償装置の地絡検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5221238B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012204252A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Nissin Electric Co Ltd | 静止型無効電力補償装置 |
US9948176B2 (en) | 2015-08-19 | 2018-04-17 | Lsis Co., Ltd. | Static VAR compensator apparatus and operating method thereof |
CN116706839A (zh) * | 2023-06-08 | 2023-09-05 | 深圳瑞能电气设备有限公司 | 一种微机电力谐振诊断消除装置及其消除方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6348127A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-29 | 株式会社東芝 | 電力調整装置 |
JPH04325829A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-16 | Toshiba Corp | 静止形無効電力補償装置 |
JPH0670446A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-11 | Toshiba Corp | ディジタル地絡相選別継電器 |
JP2001197668A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-07-19 | Toshiba Corp | 電力系統の直列補償装置 |
-
2008
- 2008-08-13 JP JP2008208650A patent/JP5221238B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6348127A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-29 | 株式会社東芝 | 電力調整装置 |
JPH04325829A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-16 | Toshiba Corp | 静止形無効電力補償装置 |
JPH0670446A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-11 | Toshiba Corp | ディジタル地絡相選別継電器 |
JP2001197668A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-07-19 | Toshiba Corp | 電力系統の直列補償装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012204252A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Nissin Electric Co Ltd | 静止型無効電力補償装置 |
US9948176B2 (en) | 2015-08-19 | 2018-04-17 | Lsis Co., Ltd. | Static VAR compensator apparatus and operating method thereof |
CN116706839A (zh) * | 2023-06-08 | 2023-09-05 | 深圳瑞能电气设备有限公司 | 一种微机电力谐振诊断消除装置及其消除方法 |
CN116706839B (zh) * | 2023-06-08 | 2024-02-06 | 深圳瑞能电气设备有限公司 | 一种微机电力谐振诊断消除装置及其消除方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5221238B2 (ja) | 2013-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2482411B1 (en) | Drive Failure Protection | |
JP5989136B2 (ja) | 大きな電磁気変動から電力変圧器を保護する方法および装置 | |
RU2613360C2 (ru) | Определение направления короткого замыкания на землю для распределительных сетей среднего или высокого напряжения | |
JP2009115754A (ja) | 電気機器における漏洩電流測定装置及び測定方法 | |
CA2940499C (en) | System and method for starting a variable frequency drive with reduced arc flash risk | |
JP5651508B2 (ja) | 突入電流抑制装置 | |
JP2008164375A (ja) | 電気機器における漏洩電流測定装置及び漏洩電流測定方法 | |
US20120229144A1 (en) | Electric rotating machine | |
JP2007295694A (ja) | 交流電源用ノイズフィルタ | |
JP5221238B2 (ja) | 無効電力補償装置の地絡検出装置 | |
JP6895921B2 (ja) | 電力変換装置、及び異常検出方法 | |
KR20150063920A (ko) | 쇼트된 다이오드들의 검출 | |
EP2744100B1 (en) | Systems and methods of transformer failure detection and control | |
US11563317B1 (en) | Double grounded neutral fault detection | |
Wei et al. | Identifying ground fault location in high resistance grounded systems for adjustable speed drive at low speed | |
JP6559907B1 (ja) | 電力変換装置、及び定数取得方法 | |
JP2019013124A (ja) | 高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法 | |
WO2021049016A1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2021004855A (ja) | 地絡検出方法および装置 | |
JP3199940B2 (ja) | 変圧器保護リレー装置 | |
RU2714532C1 (ru) | Дифференциальный способ обнаружения витковых замыканий в трехфазном трансформаторе | |
JP2014143049A (ja) | 励磁突入電流抑制装置 | |
Ahmadzadeh-Shooshtari et al. | A method to detect DC bias in transformers using differential current waveforms | |
US11735908B2 (en) | Dependable open-phase detection in electric power delivery systems with inverter-based resources | |
US20220376601A1 (en) | Current measuring circuit for a converter, converter circuit and converter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130307 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5221238 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 |