JPH0984232A - プロテクタ省略式延線用の金車 - Google Patents

プロテクタ省略式延線用の金車

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JPH0984232A
JPH0984232A JP23545195A JP23545195A JPH0984232A JP H0984232 A JPH0984232 A JP H0984232A JP 23545195 A JP23545195 A JP 23545195A JP 23545195 A JP23545195 A JP 23545195A JP H0984232 A JPH0984232 A JP H0984232A
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JP
Japan
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wheel
state
support point
movable end
transmission
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23545195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshisada Ishida
吉貞 石田
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Yasuda Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Yasuda Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yasuda Seisakusho Co Ltd filed Critical Yasuda Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支持点の移動により剛体部を抵抗なく通過させ
るような構造の金車について、その小型軽量化を図ると
共に、剛体部の通過に際して複雑な制御を必要としなく
て済むようにする。 【解決手段】ホイール 4a 、4bの回転力を伝達手段2に
て直線運動力にして支持点部19に伝えるようにする。
この伝達には一方向クラッチを介在させて、非伝達状態
と伝達状態を選択的にとれるようにする。そして非伝達
状態では吊り荷重を利用して支持点部を延線方向手前側
ホイール 4a の側の移動可能端へ移動させ、伝達状態で
は伝達手段により直線運動力にして伝えられるホイール
の回転力を利用して支持点を延線方向先側ホイール4bの
側の移動可能端へ再移動させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空送電線の延線
技術に関し、特に電線に予め接続してある引留めクラン
プなどの剛体部を金車通過に際して保護するためのプロ
テクタを省略できるようにする延線技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電線に予め接続してある引留めクランプ
などの剛体部は、金車のホイールに馴染まないため抱角
に応じて金車通過時に曲げ力を受け、この曲げ力が一定
以上になるとこれが曲がってしまう。このため従来では
一般に強度の大きいプロテクタを引留めクランプに装着
してその曲がりを防止するようにしている。このような
プロテクタの使用については、先ずプロテクタの取付け
作業が必要となり、また延線完了後にはプロテクタの取
外し作業が必要になるが、特に後者の取外し作業につい
ては、鉄塔に接続されている数メートル乃至数十メート
ルの碍子装置を伝わってプロテクタの位置まで行く必要
があり、しかも足場が不安定な状態で数十kgもあるプ
ロテクタを扱う必要があるため、作業者にとって大きな
負担を強いることになる。
【0003】このような大きな負担を伴うプロテクタを
使用しないで済むようにするには金車通過時に剛体部に
対し許容以上の曲げ力を生じさせないようにすることで
あるが、そのようなことを意図した技術が既に幾つか提
案されている。例えば特公平4−47536号公報や特
公平5−68164号公報に開示の技術がその例であ
る。
【0004】これらは何れも2個のホイールを延線方向
で連設すると共に、これらのホイールを一体的に保持し
ているフレーム体に、鉄塔に吊り下げるための吊り具を
その支持点がホイールの連設方向で移動可能な状態で連
結し、この支持点を必要時に強制移動させることにより
両ホイールの相対的高さ関係、つまり金車の傾斜状態を
剛体部の通過時に変化させることで剛体部に対し大きな
曲げ力を生じさせないようにしている。より具体的に
は、電線やワイヤなどの非剛体部が通過する状態では支
持点を延線方向先側に片寄らせて延線方向先側のホイー
ルが高くなる傾斜状態としておき、引留めクランプのよ
うな剛体部の通過の際には、剛体部が延線方向先側のホ
イールに進入するタイミングに合わせて支持点を延線方
向手前側に移動させて金車を上記とは逆に傾斜させ、こ
の状態で剛体部の通過を行なわせることで剛体部に許容
以上の曲げ力が発生するのを防止している。
【0005】しかしこれら従来の技術は支持点の移動を
例えば油圧シリンダのような外部駆動タイプの作動体で
行なわせるようにしているため、金車の大型化と重量の
増大を招くし、また外部駆動機構を制御するための機構
を設ける必要があるなどの短所があり、さらに剛体部の
通過に際して、例えば剛体部が所定の進入状態になった
ら一旦延線を止めて支持点の移動を行う必要があるな
ど、複雑な制御を必要とするので、作業性に劣るという
短所もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情を背景になされたもので、上記のような支持点の移動
により剛体部を通過させるような構造の金車について、
その小型軽量化を図ると共に、剛体部の通過に際して複
雑な制御を必要としなくて済むようにすることを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による金車は、延
線方向で直列に連設の2個のホイールをフレーム体にて
一体的に保持させ、且つ鉄塔に吊り下げるための吊り具
の支持点を両ホイールの連設方向で移動可能にしてフレ
ーム体に組み合わせ、電線などの非剛体部の通過時に
は、この支持点を延線方向先側ホイールの側の移動可能
端に位置させて当該延線方向先側のホイールが延線方向
手前側のホイールより高くなる通常傾斜状態とし、電線
などに接続の剛体部の通過時には、吊り具に生じる吊り
荷重を利用して支持点を延線方向手前側ホイールの側の
移動可能端まで移動させることにより、当該延線方向手
前側のホイールが延線方向先側のホイールより高くなる
逆傾斜状態とし、剛体部が通過した後には、支持点を延
線方向先側ホイールの側の移動可能端へ再移動させるこ
とにより通常傾斜状態に戻すようにする構造を基本とし
ている。
【0008】そして支持点の移動のために、電線などの
通過によるホイールの回転力を支持点に直線運動力にし
て伝える伝達手段を設けると共に、この伝達手段から支
持点への力の伝達に関し一方向クラッチを設け、この一
方向クラッチが支持点の延線方向先側ホイールの側の移
動可能端への移動により非伝達状態となり、また支持点
の延線方向手前側ホイールの側の移動可能端への移動に
より伝達状態となるようにし、前記非伝達状態で上記吊
り荷重を利用して支持点を延線方向手前側ホイールの側
の移動可能端へ移動させ、前記伝達状態で伝達手段によ
り直線運動力にして伝えられるホイールの回転力を利用
して支持点を延線方向先側ホイールの側の移動可能端へ
再移動させるようにしてなっている。
【0009】このような本発明による金車が許容以上の
曲げ力を与えることなく剛体部の通過を可能とする原理
は、基本的に従来の場合と同様で、吊り具の支持点の移
動によっている。この支持点の移動は、吊り荷重を利用
した移動と、ホイールの回転力を利用した移動とでなさ
れる。このことについて以下に説明する。
【0010】図8(a)に模式化して示すのは、本発明
による金車についてその支持点Pを延線方向先側のホイ
ールHbの側の移動可能端に位置させて延線を行なって
いる状態であり、電線Cなどの非剛体部が通過している
状態である。この状態では、ホイールHbが上でホイー
ルHaが下になる傾斜となり、吊り具Sの吊り方向は、
両ホイールHa、Hbの回転中心を結ぶ線分と平行にあ
る支持点の移動軌跡Tに対し角度λ>90°で傾斜して
おり、この吊り方向で生じている吊り荷重Fからは支持
点Pを矢示X方向に移動させる向きの分力Tbが生じて
いる。したがって支持点Pはこの位置に固定したままで
ある。
【0011】この状態から、図8(b)に示すように、
剛体部JがホイールHaを通過してホイールHbに進入
し始めると、支持点Pが固定のまま剛体部Jの通過抵抗
が加わった力のバランスに基づいて金車の傾斜状態が変
化すると共に吊り具Sも延線方向に流れてその方向にさ
らに傾き、このために角度λが徐々に小さくなってλ<
90°となる。そうすると今度は吊り荷重Fから分力T
aが生じるようになる。ここで支持点Pが図の状態にあ
る時は一方向クラッチが非伝達状態となっている、つま
り支持点Pが伝達手段に拘束されずに自由に移動できる
状態となっているので、分力Taにより支持点Pが矢示
Y方向に移動し始め、これに応じて支持点Pはホイール
Haの側の移動可能端まで速やかに移動し、金車は図8
(a)とは逆の傾斜状態となる。また同時に、支持点P
がホイールHaの側の移動可能端に至ることにより、一
方向クラッチが伝達状態となり、その結果、ホイールの
回転力が直線運動として支持点Pに伝わり、これにより
支持点PはホイールHbの側へ向けて移動し、最終的に
図8(a)の状態を回復する。
【0012】上記のような本発明の金車における伝達手
段としては、例えばチェーンとスプロケットを組み合わ
せた機構、ベルトとプーリーを組み合わせた機構、ある
いはラック機構などが可能であるが、構造が簡易であ
り、作動の安定性も高いなどの点から、チェーンとスプ
ロケットを組み合わせた機構が好ましい。このチェーン
・スプロケット機構を用いるには、支持点の移動軌跡の
両端にループ用スプロケットを設け、この両ループ用ス
プロケットにチェーンをループにして懸け渡す。また両
ループ用のスプロケットの何れか一方又は両方にホイー
ルの回転軸に接続の駆動用スプロケットとこれに懸け渡
したチェーンを介してホイールの回転を伝えるようにす
る。そして吊り具の支持点に一方向クラッチを介して選
択的に一方向に回転可能にして係止用スプロケットを接
続し、この係止用スプロケットを上記ループチェーンに
噛み合わさせる。
【0013】また本発明による金車における一方向クラ
ッチに伝達状態と非伝達状態の切り替えを行なわせる機
構としては、同じく構造が簡易であり、作動の安定性も
高いなどの点から、一方向クラッチに伝達状態と非伝達
状態の切り替えを回動により行なわせる回動レバーを設
け、支持点が各移動可能端に至った際にこの回動レバー
を金車のフレーム体に設けてあるレバー押しに押接させ
て回動させる機構が好ましい。
【0014】
【実施の形態】本発明を実施する好ましい一形態による
と金車は図1〜図6に示すような構造を持つ。図1及び
図2に見られるように金車は、金車本体1とこれに組み
付けた伝達手段2及び金車本体1を吊り下げ状態で支持
する吊り具3とからなる。
【0015】金車本体1は、一対のホイール4a、4b
を延線方向(矢示X又は矢印Y方向)で直列にフレーム
体5に保持させた構造とする。フレーム体5は、それぞ
れホイールを保持する一対の縦フレーム6、6を上側横
フレーム7と下側横フレーム8で接続した構造に形成す
る。その上側横フレーム7には、下側面にレール面9を
設け、また左右各側面に支持レール11を設ける。また
レール面9の両端に後述の吊り具3における支持点部1
9の移動規制端を形成するストッパ12a、12bを設
け、さらにこれらの下端にレバー押し13a、13bを
設ける。
【0016】伝達手段2は、両ホイール4a、4bのそ
れぞれについて対称的に設けたチェーン・スプロケット
機構の組み合わせで形成する。各チェーン・スプロケッ
ト機構は、ホイールの回転軸に接続した駆動用スプロケ
ット14、縦フレーム6の上端部に設けた中間スプロケ
ット15、この中間スプロケット15に接続したループ
用スプロケット16、及び駆動用スプロケット14と中
間スプロケット15に懸け渡した駆動用チェーン17で
形成する。そして両チェーン・スプロケット機構のルー
プ用スプロケット16、16にループチェーン18を懸
け渡す。
【0017】吊り具3は、門形に形成した吊りフレーム
3fの下端部に支持点部19を吊りフレーム3fに対し
相対回動可能にして設け、また中間位置に係止部20を
設けた構造とする。その支持点部19は、金車本体1の
フレーム体5に設けてあるレール面9に当接しつつ矢印
X及び矢印Yの如き移動を可能とする構造とする。その
ために、レール面9に当接しつつ回転するようにした移
動用ローラ21を左右対とした移動用ローラ対を前後2
対設けると共に、この両移動用ローラ対の間に、ベース
プレート19pに固定の一方向クラッチ22と組み合わ
せた係止用スプロケット23を設け(図3)、さらに係
止用スプロケット23の前後両側にテンション用スプロ
ケット24、24を設けた構造とする(図4)。そして
このテンション用スプロケット24、24で両側にテン
ションを与えた状態で係止用スプロケット23を伝達手
段2のループチェーン18に係合させるようにする。
【0018】その一方向クラッチ22は、回動レバー2
5の回動により回転許容方向を変えられる構造とし、回
動レバー25が右回り方向(図1中の矢印R方向)に回
動した場合には係止用スプロケット23に右回転だけを
許容し、逆に回動レバー25が左回り方向に回動した場
合には係止用スプロケット23に左回転だけを許容する
ようにする。このような一方向クラッチとしては例えば
ラチェットハンドルのような工具などに多用されている
ラチェット機構を用いることができる。
【0019】この係止部20は、金車本体1を地面など
に置いた場合に吊り具3が下がってしまうのを防止する
のに機能させるもので、金車本体1のフレーム体5に設
けてある支持レール11に上側から当接するようにした
小ローラ26(図6)を左右一対で設けた構造とする。
【0020】このような金車を用いた延線は以下のよう
にして進められる。先ず金車の設置状態であるが、それ
は、図7(a)に簡略化して示すように、支持点部19
をホイール4bの側の移動可能端、つまりストッパ12
bに押接する位置に位置させてホイール4aがホイール
4bより下がった傾斜状態を基本とする。この状態は、
電線Cや割りワイヤWなどの非剛体部だけが通過する通
常の状態であり、この状態での力のバランスから吊り具
3に掛かる吊り荷重の方向と支持点部19の移動軌跡つ
まりレール面9とが成す角度は90°より大きくなって
おり、上述したように支持点部19はこの位置に固定し
たままである。またこの状態では一方向クラッチ22の
回動レバー25がレバー押し13bに押接して(図6)
右回りに回動しており、係止用スプロケット23は右回
転を許容される状態になっている。したがって支持点部
19は矢印Y方向に自由に移動し得る状態となり、支持
点部19とループチェーン18(図1)は非伝達状態に
ある。つまり延線中は常に電線Cなどの通過により右回
転しているホイール4a、4bの回転により同じく右回
転しているループチェーン18の送り力が支持点部19
に伝わらない状態にある。
【0021】この状態で図7(b)のように剛体部であ
る引留めクランプJがホイール4bに進入しようとする
と、ホイール4bでの通過抵抗が上昇し、これに伴って
金車本体1の傾斜状態が変化すると共に吊り具3も延線
方向に流れてその方向にさらに傾く。この結果吊り具3
に掛かる吊り荷重の方向とレール面9とが成す角度が9
0°より小さくなり、この結果、上述のようにして支持
点部19が移動を開始して速やかにホイール4aの側へ
ストッパ12a(図1)に押接するまで移動する。そう
すると金車本体1は、図7(c)のように、図7(a)
の状態とは逆向きの傾斜を取る。この状態ではホイール
4bにおける引留めクランプPの通過抵抗は小さなもの
で済む。したがって引留めクランプPは、許容以上の曲
げ荷重を受けることなくホイール4bを通過することが
できる。
【0022】またこの状態では同時に一方向クラッチ2
2(図3)の回動レバー25がレバー押し13a(図
1)に押接して左回りに回動し、係止用スプロケット2
3は左回転のみ許容で右回転が非許容である状態をと
る。したがってループチェーン18に対し係止用スプロ
ケット23は非回転状態で係止し、ループチェーン18
の送り力が支持点部19に伝わる伝達状態となり、この
結果、ループチェーン18に送られて支持点部19が緩
やかに右側に移動し始める。そしてこの移動により吊り
荷重の方向とレール面9とが成す角度が変化し、90°
より大きくなるとさらに吊り荷重の分力も働いて速やか
にホイール4bの側の移動可能端へ再移動し、図7
(a)の状態を回復する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明による金車
は、吊り具に掛かる吊り荷重と電線などの通過によるホ
イールの回転力を利用して吊り具の支持点の自動的な移
動を行なわせるようにしているので、従来のような外部
駆動の作動体が不要で小型軽量化を図れ、また剛体部通
過に際しての複雑な制御を不要とすることができ、プロ
テクタ省略式の延線作業の合理化に大きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による金車の側面図。
【図2】図1中の矢示DA方向からみた側面図。
【図3】一方向クラッチと係止用スプロケットの関係を
示す部分拡大断面図。
【図4】支持点部における移動用ローラとテンション用
スプロケットの関係を示す部分側面図。
【図5】図1中の矢示DB方向からみたレバー押しの底
面図。
【図6】支持点部とレバー押しの関係を示す部分拡大側
面図。
【図7】本発明の一実施形態による金車を用いた延線作
業の説明図。
【図8】本発明による金車における作動原理の説明図。
【符号の説明】 2 伝達手段 3 吊り具 4a 、4b ホイール 5 フレーム体 19 支持点部(支持点) 22 一方向クラッチ C 電線 J 剛体部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延線方向で直列に連設の2個のホイール
    をフレーム体にて一体的に保持させ、且つ鉄塔に吊り下
    げるための吊り具の支持点を両ホイールの連設方向で移
    動可能にしてフレーム体に組み合わせ、電線などの非剛
    体部の通過時には、この支持点を延線方向先側ホイール
    の側の移動可能端に位置させて当該延線方向先側のホイ
    ールが延線方向手前側のホイールより高くなる通常傾斜
    状態とし、電線などに接続の剛体部の通過時には、吊り
    具に生じる吊り荷重を利用して支持点を延線方向手前側
    ホイールの側の移動可能端まで移動させることにより、
    当該延線方向手前側のホイールが延線方向先側のホイー
    ルより高くなる逆傾斜状態とし、剛体部が通過した後に
    は、支持点を延線方向先側ホイールの側の移動可能端へ
    再移動させることにより通常傾斜状態に戻すようになっ
    ている金車であって、電線などの通過によるホイールの
    回転力を支持点に直線運動力にして伝える伝達手段を設
    けると共に、この伝達手段から支持点への力の伝達に関
    し一方向クラッチを設け、この一方向クラッチが支持点
    の延線方向先側ホイールの側の移動可能端への移動によ
    り非伝達状態となり、また支持点の延線方向手前側ホイ
    ールの側の移動可能端への移動により伝達状態となるよ
    うにし、前記非伝達状態で上記吊り荷重を利用して支持
    点を延線方向手前側ホイールの側の移動可能端へ移動さ
    せ、前記伝達状態で伝達手段により直線運動力にして伝
    えられるホイールの回転力を利用して支持点を延線方向
    先側ホイールの側の移動可能端へ再移動させるようにし
    てなる金車。
JP23545195A 1995-09-13 1995-09-13 プロテクタ省略式延線用の金車 Withdrawn JPH0984232A (ja)

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JP23545195A JPH0984232A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 プロテクタ省略式延線用の金車

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JP23545195A Withdrawn JPH0984232A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 プロテクタ省略式延線用の金車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200112475A (ko) * 2019-03-22 2020-10-05 한국전력공사 가선 작업용 활차간격 유지장치

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Effective date: 20021203