JPH0983741A - スキャナー分解前準備装置 - Google Patents

スキャナー分解前準備装置

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JPH0983741A
JPH0983741A JP23125495A JP23125495A JPH0983741A JP H0983741 A JPH0983741 A JP H0983741A JP 23125495 A JP23125495 A JP 23125495A JP 23125495 A JP23125495 A JP 23125495A JP H0983741 A JPH0983741 A JP H0983741A
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JP
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sticking
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sheet
line
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Application number
JP23125495A
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English (en)
Inventor
Shigeru Handa
茂 半田
Mizuho Nakajo
瑞穂 中條
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、透明シートに対して正確な傾き角度
で効率よくスピーディに原稿を貼ることである。 【解決手段】反射原稿2の長さ及びこの反射原稿2の入
る体裁42上の長さから倍率Mを倍率算出部35により
算出し、反射原稿2を体裁42上にセットしたときの反
射原稿2の基線及び体裁42の基線から反射原稿2の体
裁42上における傾き角度θを角度算出部36により算
出し、かつ反射原稿2を水平に載置したときの各点R
1、R2の位置及び傾き角度θに基づいて反射原稿2を
透明シート1に貼るときの貼込み線又は貼込み枠を貼込
み線設定部37、貼込み枠設定部38により求め、これ
ら貼込み線45又は貼込み枠46を液晶プロジェクタ2
5を用いて透明シート1上に投影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷・製版におい
て原稿、例えばイラスト等の反射原稿をスキャナーによ
り読み取って色分解する前準備作業として、光透過性の
シートに反射原稿を貼り付け、このシートをスキャナに
セットして反射原稿を読み取るスキャナー分解前準備装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、イラスト等の反射原稿から印刷
・製版するには、反射原稿をドラム型スキャナ又はフラ
ットヘッド型スキャナ等のカラースキャナを用いて色分
解して各網ネガを作成する。
【0003】そして、これら網ネガを、体裁割付・レイ
アウト指示等と呼ばれる製版内容の指示書に指定された
位置、角度に従って貼り付けて製版用のネガを作成する
ことになる。
【0004】ここで、体裁割付・レイアウト指示等と呼
ばれる製版内容の指示書には、反射原稿を用いた印刷絵
柄のレイアウト(使用される位置)やその他の各種デー
タが指定されている。
【0005】すなわち、体裁に指定された印刷絵柄のレ
イアウトから、印刷絵柄の大きさ、反射原稿の傾きつま
り角度、反射原稿のどの範囲を印刷絵柄として用いるか
を示すトリミング範囲を知ることができる。
【0006】例えば、反射原稿の原寸サイズが最終的な
印刷物中の絵柄サイズと同一であることは希であり、一
般にはカラースキャナにより色分解する前に、反射原稿
サイズと印刷絵柄の大きさ(最終的な仕上がりサイズ)
との比率である倍率を予め求める必要がある。同様に、
角度、トリミング範囲も求めなければならない。
【0007】ところで、これら倍率、角度、トリミング
範囲は、反射原稿に光を照射してその画像を版下台紙上
に投影し、この投影画像を版下台紙上の絵柄と一致する
ように拡大、回転させることにより測定している。
【0008】一方、カラースキャナーでは、これら倍
率、角度、トリミング範囲に従って反射原稿を色分解す
ると共に、反射原稿に対して色修正等が行われる。すな
わち、印刷の依頼者は、反射原稿の絵柄の色をそのまま
カラー印刷物として印刷するのでなく、例えば反射原稿
よりも絵柄の明るさを明るくしたり、絵柄をシャープに
したりする等の要望がある。
【0009】このような印刷の依頼者の要望に応じるた
めに、カラースキャナーでは、例えば反射原稿の絵柄に
対する明るさの修正、絵柄に対するシャープネス強度の
修正が行われている。
【0010】実際にイラスト等の反射原稿の画像をカラ
ースキャナーにより読み取るには、図15に示すように
光透過性のシート(以下、透明シートと称する)1に反
射原稿2をその傾き角度に従って貼り付ける。
【0011】そして、この透明シート1をカラースキャ
ナーにセットし、先ずはプレスキャンとして反射原稿2
の画像を試しスキャンして読み取ることになる。この場
合、カラースキャナーは、例えば図16に示すように反
射原稿2の用紙サイズ、例えばA4サイズの設定し、読
取ヘッド3を矢印(イ)方向にスキャンすることにより
反射原稿2の画像を読み取る。
【0012】このプレスキャンにより読み取られた反射
原稿2の画像に対してセットアップ、すなわちトリミン
グ範囲、倍率、角度、さらには色の設定、例えば反射原
稿2の絵柄に対する明るさの修正、絵柄に対するシャー
プネス強度の修正、ハイライトの調整、イエロ、マゼン
タ、シアンのバランスの補正などが行われる。
【0013】この後、セットアップされたデータに従っ
てカラースキャナーは、透明シート1に貼り付けられた
反射原稿2に対するスキャンを行い、このスキャンによ
り読み取った画像データをメモリに記憶するものとな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透明シ
ート1に反射原稿2を貼り付けてカラースキャナーにセ
ットする場合、透明シート1への反射原稿2の貼り付け
は、体裁に指示されている傾きと目測で見比べながら分
度器等の治具を用いて反射原稿2を傾けておおよその角
度で透明シート1上に貼り付けている。
【0015】又、カラースキャナーにセットする倍率
は、体裁の絵柄の特徴点2点の長さとこれら絵柄の特徴
点2点に対応する反射原稿上の特徴点2点の長さをスケ
ール等により測定し、これら長さの比から求めている。
【0016】このため、反射原稿2を正確な傾き角度で
透明シート1に貼り付けるものでなく、かつ倍率も正確
性に欠けている。そのうえ、分度器やスケール等の治具
を用いて手作業により実測するので、この測定が面倒で
ある。
【0017】一方、カラースキャナーでの反射原稿2の
読み取りは、読取りヘッド3をスキャンさせているが、
このスキャン範囲に対して実際に読取る領域は小さいも
のであり、スキャン動作に無駄な時間を要してしまう。
まして、スキャンは、原稿1枚づつに行うので、反射原
稿2の読み取りに時間がかかる。
【0018】そこで本発明は、透明シートに原稿を効率
よく貼ることができるスキャナー分解前準備装置を提供
することを目的とする。又、本発明は、透明シートに対
して正確な傾き角度で効率よくスピーディに原稿を貼る
ことができるスキャナー分解前準備装置を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、原稿
の貼られたシートをスキャナーにセットして原稿の画像
を入力するに際し、シートに貼る原稿の位置を設定する
スキャナー分解前準備装置において、原稿をシートに貼
り付けるときの少なくとも原稿の傾きを示す貼込み線を
シート上に投影する投影手段、を備えたスキャナー分解
前準備装置である。
【0020】このようなスキャナー分解前準備装置であ
れば、シート上に少なくとも原稿の傾きを示す貼込み線
が投影されるので、この貼込み線に従ってシート上に原
稿を貼り付ける。これにより、透明シートに原稿を効率
よく貼ることができる。
【0021】請求項2によれば、請求項1記載のスキャ
ナー分解前準備装置において投影手段は、複数の原稿の
各傾きを示す各貼込み線をシート上に投影する。このよ
うなスキャナー分解前準備装置であれば、シート上に投
影された複数の貼込み線に従ってシート上に複数の原稿
を貼り付けることができ、より効率よくシートに原稿を
貼ることができる。
【0022】請求項3によれば、原稿の貼られたシート
をスキャナーにセットして原稿の画像を入力するに際
し、シートに貼る原稿の位置を設定するスキャナー分解
前準備装置において、原稿の長さ及びこの原稿に対応す
る体裁上の長さから倍率を算出する倍率算出手段と、原
稿を体裁上に合わせたときの原稿の基線及び体裁の基線
から原稿の体裁上における傾き角度を算出する角度算出
手段と、原稿を水平に載置したときの所定の点位置及び
角度算出手段により算出された傾く角度に基づいて原稿
をシートに貼るときの少なくとも傾きを示す貼込み線を
求める貼込み線設定手段と、この貼込み線設定手段によ
り算出された貼込み線をシート上に投影する投影手段
と、を備えたスキャナー分解前準備装置である。
【0023】このようなスキャナー分解前準備装置であ
れば、原稿の長さ及びこの原稿の入る体裁上の長さから
倍率を算出するとともに原稿を体裁上に合わせたときの
原稿の基線及び体裁の基線から原稿の体裁上における傾
き角度を算出する。
【0024】そして、原稿を水平に載置したときの所定
の点位置及び角度算出手段により算出された傾く角度に
基づいて原稿をシートに貼るときの少なくとも傾きを示
す貼込み線を求め、この貼込み線をシート上に投影す
る。これにより、シートに対して正確な傾き角度で効率
よくスピーディに原稿を貼ることができる。
【0025】請求項4によれば、請求項3記載のスキャ
ナー分解前準備装置において倍率算出手段は、原稿にお
ける少なくとも2つの特徴点から原稿の長さを求め、原
稿の各特徴点に対応する体裁上における2つの特徴点か
ら原稿の体裁上における長さを求め、これら原稿の長さ
と体裁上における長さとの比から倍率を算出する。これ
により、シートに貼り付ける原稿に対する正確な倍率が
求められる。
【0026】請求項5によれば、請求項3記載のスキャ
ナー分解前準備装置において角度算出手段は、体裁上に
セットしたときの原稿上の傾きを示す各2点から基線を
求め、この基線と体裁上の基線とに基づいて原稿を体裁
上に合わせたときの傾き角度を算出する。これにより、
シートに貼り付ける原稿の正確な傾き角度が求められ
る。
【0027】請求項6によれば、請求項3記載のスキャ
ナー分解前準備装置において貼込み線設定手段は、原稿
を水平にセットしたときの原稿における対角する2点の
位置と角度算出手段により算出された傾く角度とに基づ
いて原稿をシートに貼るときの傾きを示す貼込み線又は
原稿を貼る領域を示す貼込み枠を求める。
【0028】従って、これら貼込み線又は原稿を貼る領
域を示す貼込み枠に従って原稿をシート上に貼り付けれ
ば、正確な傾き角度で効率よくスピーディに原稿を貼る
ことができる。
【0029】請求項7によれば、請求項3記載のスキャ
ナー分解前準備装置において投影手段は、少なくとも原
稿の傾きを示す貼込み線を表示する液晶プロジェクタ
と、この液晶プロジェクタに表示された貼込み線をシー
ト上に投影するための光源とを有する。このような投影
手段を用いれば、液晶プロジェクタに表示された少なく
とも貼込み線を光源からの光でシート上に投影する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1はスキャナー分解前
準備装置を適用した画像読取りシステムの全体構成図で
ある。
【0031】投影機能を備えた角度出し機10には、C
RTディスプレイ11を備えた前準備データ処理装置1
2が接続されている。これら角度出し機10及び前準備
データ処理装置12は、透明シート1に貼り付ける反射
原稿2の傾きを示す貼込み線又は貼込み枠を透明シート
1上に投影する機能を有している。
【0032】又、これら角度出し機10及び前準備デー
タ処理装置12は、版下台紙に対する反射原稿2の角
度、倍率、及びトリミング範囲を測定する機能を有する
と共に、反射原稿2に対する明るさ指示や色修正を設定
する機能を有している。
【0033】ここで、反射原稿2に対する明るさ指示や
色修正を設定する機能は、カラースキャナー13が有し
ている明るさ指示や色修正のためのパラメータ設定を行
うものである。
【0034】前準備データ処理装置12には、磁気ディ
スク等の記憶装置14が接続され、さらにこの記憶装置
14にカラースキャナー13が接続されている。又、前
準備データ処理装置12とカラースキャナー13との間
には、フロッピーディスク15が介在している。
【0035】なお、カラースキャナー13には、モニタ
ー用のCRTディスプレイ16が備えられている。従っ
て、カラースキャナー13は、前準備データ処理装置1
2と間のデータ授受を記憶装置14又はフロッピーディ
スク15を介して行うものとなっている。
【0036】次に角度出し機10及び前準備データ処理
装置12の具体的な構成について図2を参照して説明す
る。角度出し機10は、架台20上にタブレット21が
設けられるとともにスライド支柱22が立設されてい
る。
【0037】なお、タブレット21上には、体裁や版下
台紙が載置される。投影手段23は、スライド支柱22
に設けられ、反射原稿2を透明シート1に貼り付けると
きの反射原稿2の傾きを示す貼込み線や貼込み枠をタブ
レット21上に載置された透明シート1上に投影する機
能を有している。
【0038】この投影手段23は、その内部に光源24
が備えられ、この光源24の下方に液晶プロジェクタ2
5、結像光学系26が配置されている。タブレット21
は、座標読取り機能を有している。すなわち、タブレッ
ト21は、カーソル指標器27を備え、このカーソル指
標器27によりタブレット21上の任意点を指示する
と、この指示点に対応する座標信号を発生する機能を有
している。
【0039】又、タブレット21上の右側には、測定項
目選択欄28が形成されている。この測定項目選択欄2
8には、角度(角度スキップ、角度OK、角度クリア)
や倍率(倍率OK、倍率クリア)、さらにはトリミング
範囲(フルトリミング、トリミングOK、トリミングク
リア)を選択するための欄、カラースキャナー13によ
り色分解するときの条件となるアシストデータしての
「明るさ指示」「ハイライト」「シャープネス強さ指
示」、さらには色修正のための「美しい肌」「グレー揃
える」「ハイライト美しく」「シャドー美しく」「美し
い空」「美しい緑」等の各欄が形成されている。
【0040】従って、カーソル指標器27により所望の
欄、例えば「倍率OK」を指示すれば、この「倍率O
K」欄に対応する座標信号を発生するものとなる。一
方、前準備データ処理装置12の構成は、次の通りであ
る。
【0041】CPUから成る主制御部30には、ディス
プレイ駆動部31を介して上記CRTディスプレイ11
が接続され、かつ入力部32を介してカーソル指標器2
7及びキーボード33が接続され、さらにメモリ34が
接続されている。
【0042】又、主制御部30は、図3乃至図5に示す
貼込み設定手順のプログラムを実行し、その指令を発し
て倍率算出部35、角度算出部36、貼込み線設定部3
7、貼込み枠設定部38及び液晶プロジェクタ制御部3
9を制御する機能を有している。
【0043】倍率算出部35は、反射原稿2の長さ及び
この反射原稿2のレイアウトを指示する体裁上の長さか
ら倍率を算出する機能を有している。具体的に倍率算出
部35は、タブレット21上に置かれた反射原稿2にお
ける2つの特徴点の座標から反射原稿の長さを求め、こ
の反射原稿2の各特徴点に対応する体裁上における2つ
の特徴点の座標から体裁上における長さを求め、これら
反射原稿2の長さと体裁上における長さとの比から倍率
を算出する機能を有している。
【0044】なお、倍率算出部35は、カーソル指標器
27により指示されたときに出力される座標信号を入力
して反射原稿2及び体裁における各特徴点の各座標を求
める機能を有している。
【0045】角度算出部36は、反射原稿2を体裁上に
セットしたときの反射原稿の基線及び体裁の基線から反
射原稿の体裁上における傾き角度を算出する機能を有し
ている。
【0046】具体的に角度算出部36は、体裁上にセッ
トしたときの反射原稿2上の傾きを示す各2点、例えば
反射原稿2の一辺上の2点の座標から基線を求め、この
基線と体裁上の基線とに基づいて反射原稿2を体裁上に
セットしたときの傾き角度を算出する機能を有してい
る。
【0047】なお、角度算出部36は、カーソル指標器
27により指示されたときに出力される座標信号を入力
して反射原稿2の一辺上の2点の各座標を求める機能を
有している。
【0048】貼込み線設定部37は、反射原稿2をタブ
レット21上に水平に載置したときの所定の点位置及び
角度算出部36により算出された傾く角度に基づいて反
射原稿2を透明シート1に貼るときの傾きを示す貼込み
線を設定する機能を有している。
【0049】具体的に貼込み線設定部37は、反射原稿
2をタブレット21上に水平にセットしたときの反射原
稿2における対角位置の2点の位置の座標と角度算出部
36により算出された傾く角度とに基づいて反射原稿2
をシート1に貼るときの貼込み線を設定する機能を有し
ている。
【0050】なお、貼込み線設定部37は、カーソル指
標器27により指示されたときに出力される座標信号を
入力して反射原稿2の対角位置の2点の各座標を求める
機能を有している。
【0051】貼込み枠設定部38は、反射原稿2をタブ
レット21上に水平に載置したときの所定の点位置及び
角度算出部36により算出された傾く角度に基づいて反
射原稿2を透明シート1に貼るときの領域を示す貼込み
枠を設定する機能を有している。
【0052】具体的に貼込み枠設定部38は、反射原稿
2をタブレット21上に水平にセットしたときの反射原
稿2における対角位置の2点の位置の座標と角度算出部
36により算出された傾く角度とに基づいて反射原稿2
をシート1に貼るときの貼込み枠を設定する機能を有し
ている。
【0053】なお、貼込み枠設定部38は、カーソル指
標器27により指示されたときに出力される座標信号を
入力して反射原稿2の対角位置の2点の各座標を求める
機能を有している。
【0054】液晶プロジェクタ制御部39は、貼込み線
設定部37により算出された貼込み線、又は貼込み枠設
定部38により算出された貼込み枠を液晶プロジェクタ
25に表示する機能を有している。
【0055】上記主制御部30は、倍率算出部35、角
度算出部36、貼込み線設定部37、貼込み枠設定部3
8及び液晶プロジェクタ制御部39によりそれぞれ算出
された倍率や角度、貼込み線、貼込み枠のデータ、さら
にはセットアップされた色の設定、例えば反射原稿2の
絵柄に対する明るさの修正、絵柄に対するシャープネス
強度の修正、ハイライトの調整、イエロ、マゼンタ、シ
アンのバランスの補正値をメモリ34に一時記憶する機
能を有している。
【0056】又、主制御部30には、出力部40及び転
送部41が接続されている。このうち出力部40は、主
制御部30の指令によりメモリ34に記憶されている各
データをフロッピーディスク15に書き込むものであ
る。
【0057】又、転送部41は、主制御部30の指令に
よりメモリ34に記憶されている各データを読み出し、
これらデータを記憶装置14に転送する機能を有してい
る。一方、カラースキャナー13は、フロッピーディス
ク15、又は記憶装置14に記憶されている角度デー
タ、倍率データ、トリミング範囲データ、「明るさ指
示」等のアシストデータを読取り、これらデータに基づ
いて反射原稿2の色分解を行う機能を有している。
【0058】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図3乃至図5に示す貼込み設定手順に従って説明す
る。主制御部30は、ステップ#1において原稿ファイ
ルデータを検索し、次のステップ#2〜#9において倍
率算出部35に指令を発して倍率を算出する。
【0059】角度出し機10のタブレット21上には、
図6に示すようにカラースキャナー13により色分解さ
れる反射原稿2が載置される。この反射原稿2に対し、
絵柄の第1の特徴点G1がカーソル指標器27により指
示されると、このカーソル指標器27からは第1の特徴
点G1の座標、G1(g1x ,g1y )を示す座標信号が出
力される。
【0060】倍率算出部35は、ステップ#2において
カーソル指標器27から出力された座標信号を受け取っ
て第1の特徴点G1の座標G1(g1x ,g1y )として記
憶する。
【0061】次に反射原稿2に対し、絵柄の第2の特徴
点G2がカーソル指標器27により指示されると、この
カーソル指標器27からは第2の特徴点G2の座標、G
2(g2x ,g2y )を示す座標信号が出力される。
【0062】倍率算出部35は、ステップ#3において
カーソル指標器27から出力された座標信号を受け取っ
て第2の特徴点G2の座標G2(g2x ,g2y )として記
憶する。次に倍率算出部35は、ステップ#4において
2つの座標G1、G2間の長さLgを次式を演算して求
める。
【0063】
【数1】
【0064】次にタブレット21上には、図7に示すよ
うに体裁42が載置される。この体裁42の絵柄に対
し、反射原稿2の特徴点G1に対応する第1の特徴点T
1がカーソル指標器27により指示されると、このカー
ソル指標器27からは第1の特徴点T1の座標、 T1(t1x ,t1y ) を示す座標信号が出力される。
【0065】倍率算出部35は、ステップ#5において
カーソル指標器27から出力された座標信号を受け取っ
て第1の特徴点T1の座標G1(t1x ,t1y )として記
憶する。
【0066】次に体裁42に対し、反射原稿2の特徴点
G1に対応する第2の特徴点T2がカーソル指標器27
により指示されると、このカーソル指標器27からは第
2の特徴点T2の座標、 T2(t2x ,t2y ) を示す座標信号が出力される。
【0067】倍率算出部35は、ステップ#6において
カーソル指標器27から出力された座標信号を受け取っ
て第2の特徴点T2の座標T2(t2x ,t2y )として記
憶する。次に倍率算出部35は、ステップ#7において
体裁42上における2つの座標T1、T2間の長さLt
を次式を演算して求める。
【0068】
【数2】
【0069】このように反射原稿2の長さLg、体裁4
2上の長さLtが求められると、倍率算出部35は、ス
テップ#8に移り、これら反射原稿2の長さLg及び体
裁42上の長さLtから倍率M、 M=Lt/Lg …(3) を算出する。
【0070】この後、カーソル指標器27により測定項
目選択欄28の欄「倍率OK」が指示されると、主制御
部30は、カーソル指標器27からの欄「倍率OK」の
座標信号を受けてステップ#9において倍率OKと判断
し、次のステップ#10〜#17において角度算出部3
6に指令を発して角度を算出する。
【0071】タブレット21上には、図8に示すように
体裁42が載置され、この体裁42上に反射原稿2が載
置される。この場合、反射原稿2は、体裁42の絵柄の
角度α1に反射原稿2の絵柄の角度α2に合うように傾
いて配置される。
【0072】ここで、反射原稿2の基線を任意に定め、
この基線例えば図面上の反射原稿2の底辺上の2点S
1、S2を定める。この反射原稿2に対し、反射原稿2
の基線上の点S1がカーソル指標器27により指示され
ると、このカーソル指標器27からは点S1の座標、 S1(s1x ,s1y ) を示す座標信号が出力される。
【0073】角度算出部36は、ステップ#11におい
てカーソル指標器27から出力された座標信号を受け取
って点S1の座標S1(s1x ,s1y )として記憶する。
次に反射原稿2に対し、反射原稿2の基線上の点S2が
カーソル指標器27により指示されると、このカーソル
指標器27からは点S2の座標、 S2(s2x ,s2y ) を示す座標信号が出力される。
【0074】角度算出部36は、ステップ#12におい
てカーソル指標器27から出力された座標信号を受け取
って点S2の座標S2(s2x ,s2y )として記憶する。
次に角度算出部36は、体裁24の基線を求める。
【0075】この体裁24の基線は、体裁に予め記載さ
れている断トンボ(レジスタマーク)43、44におけ
る各点K1、K2を結ぶ線を基線とする。この体裁42
に対し、体裁42の基線上の点K1がカーソル指標器2
7により指示されると、このカーソル指標器27からは
点K1の座標、 K1(k1x ,k1y ) を示す座標信号が出力される。
【0076】角度算出部36は、ステップ#13におい
てカーソル指標器27から出力された座標信号を受け取
って点K1の座標K1(k1x ,k1y )として記憶する。
次に体裁42に対し、体裁42の基線上の点K2がカー
ソル指標器27により指示されると、このカーソル指標
器27からは点K2の座標、 K2(k2x ,k2y ) を示す座標信号が出力される。
【0077】角度算出部36は、ステップ#14におい
てカーソル指標器27から出力された座標信号を受け取
って点K2の座標K2(k2x ,k2y )として記憶する。
次に角度算出部36は、ステップ#15において傾き角
度θを求める逆関数 θ= cos-1ST …(4) におけるSTを算出する。
【0078】
【数3】
【0079】次に角度算出部36は、ステップ#16に
おいて傾き角度θを上記式(4) を演算することにより求
める。この後、カーソル指標器27により測定項目選択
欄28の欄「角度OK」が指示されると、主制御部30
は、ステップ#17において角度OKと判断し、次のス
テップ#18〜#25において貼込み線設定部37、貼
込み枠設定部38に指令を発して貼込み線又は貼込み枠
を設定する。
【0080】ここで、タブレット21上には、図9に示
すように反射原稿2が水平に載置される。そして、反射
原稿2における対角位置にある各点、すなわち反射原稿
2の左上の点R1、左下の点R2が定められる。
【0081】次に反射原稿2に対し、反射原稿2におけ
る点R1がカーソル指標器27により指示されると、こ
のカーソル指標器27からは点R1の座標、 R1(r1x ,r1y ) を示す座標信号が出力される。
【0082】貼込み線設定部37及び貼込み枠設定部3
8は、共にステップ#19においてカーソル指標器27
から出力された座標信号を受け取って点R1の座標R1
(r1x ,r1y )として記憶する。
【0083】次に反射原稿2に対し、反射原稿2におけ
る点R2がカーソル指標器27により指示されると、こ
のカーソル指標器27からは点R2の座標、 R2(r2x ,r2y ) を示す座標信号が出力される。
【0084】貼込み線設定部37及び貼込み枠設定部3
8は、共にステップ#20においてカーソル指標器27
から出力された座標信号を受け取って点R2の座標R2
(r2x ,r2y )として記憶する。
【0085】次に貼込み線設定部37は、ステップ#2
1〜#23において、反射原稿2を体裁42の絵柄に合
わせて傾けて配置したときの傾き角度を示す貼込み線、
すなわち反射原稿2の各コーナH1−H2又はR1−H
3を結ぶ線上の各座標H1〜H3を算出する。
【0086】又、貼込み枠設定部38は、同ステップ#
21〜#23において、反射原稿2を体裁42の絵柄に
合わせて傾けて配置したときの配置領域R1、H1、H
2、H3で囲まれる貼込み枠の各座標H1〜H3を算出
する。すなわち、 H1(h1x ,h1y )←((r2x−r1x) cosθ、(r2x−r1x)
sinθ) H2(h2x ,h2y )←(−(r2y−r1y) sinθ、(r2y−r1
y) cosθ) H3(h3x ,h3y )←((r2x−r1x) cosθ−(r2y−r1y)
sinθ、(r2x−r1x) sinθ−(r2y−r1y) cosθ) この後、カーソル指標器27により測定項目選択欄28
の欄「貼込み線、貼込み枠OK」が指示されると、主制
御部30は、ステップ#24において貼込み線、貼込み
枠OKと判断する。
【0087】次に貼込み線設定部37、貼込み枠設定部
38は、それぞれステップ#25において貼込み線、貼
込み枠のデータ、すなわち座標H1〜H3のデータを液
晶プロジェクタ制御部39に送り、図10に示すように
液晶プロジェクタ25により貼込み線又は貼込み枠を透
明シート上に投影する。
【0088】すなわち、貼込み線設定部37から貼込み
線R1−H3のデータを液晶プロジェクタ制御部39に
送ると、この液晶プロジェクタ制御部39の制御により
液晶プロジェクタ25には、貼込み線R1−H3が表示
される。
【0089】この貼込み線R1−H3は、光源24から
放射された光が結像光学系26によりタブレット21上
に結像される。従って、タブレット21上に透明シート
1が載置されていれば、図11に示すように透明シート
1上に貼込み線45が投影され、この貼込み線45に沿
って反射原稿2を透明シート1に貼込みする。
【0090】又、貼込み枠設定部38から貼込み枠R1
−H1−H2−H3のデータを液晶プロジェクタ制御部
39に送ると、この液晶プロジェクタ制御部39の制御
により液晶プロジェクタ25には、貼込み線R1−H1
−H2−H3が表示される。
【0091】この貼込み線R1−H1−H2−H3は、
光源24から放射された光が結像光学系26によりタブ
レット21上に結像される。従って、タブレット21上
に透明シート1が載置されていれば、図12に示すよう
に透明シート1上に貼込み枠46が投影され、この貼込
み枠46に沿って反射原稿2を透明シート1に貼込みす
る。
【0092】図13は透明シート1に複数の反射原稿2
a〜2dを貼り付けた一例を示している。これら反射原
稿2a〜2dは、体裁42に指示されている傾き角度に
従って貼られている。
【0093】この後、反射原稿2の貼られた透明シート
1は、カラースキャナーにセットされ、先ずはこのカラ
ースキャナーによりプレスキャンとして反射原稿2の画
像が試しスキャンして読み取られる。
【0094】このプレスキャンにより読み取られた反射
原稿2の画像に対してセットアップ、すなわちトリミン
グ範囲、倍率、角度、さらには色の設定、例えば反射原
稿2の絵柄に対する明るさの修正、絵柄に対するシャー
プネス強度の修正、ハイライトの調整、イエロ、マゼン
タ、シアンのバランスの補正などが行われる。
【0095】この後、主制御部30は、ステップ#26
において最後の原稿ファイルであるか否かを判定し、次
のステップ#27においてメモリ34に記憶されている
各データ、例えばトリミング範囲、倍率、角度、さらに
は色の設定を読み出し、これらデータを記憶装置14に
転送する。
【0096】カラースキャナー13は、記憶装置14に
記憶されたデータに従って透明シート1に貼り付けられ
た反射原稿2に対するスキャンを行い、このスキャンに
より読み取った画像データをメモリに記憶するものとな
る。
【0097】このように上記一実施の形態においては、
反射原稿2の長さ及びこの反射原稿2の入る体裁42上
の長さから倍率Mを算出し、反射原稿2を体裁42上に
セットしたときの反射原稿2の基線及び体裁42の基線
から反射原稿2の体裁42上における傾き角度θを算出
し、かつ反射原稿2を水平に載置したときの各点R1、
R2の位置及び傾き角度θに基づいて反射原稿2を透明
シート1に貼るときの貼込み線又は貼込み枠を求め、こ
れら貼込み線45又は貼込み枠46を液晶プロジェクタ
25を用いて透明シート1上に投影するようにしたの
で、透明シート1に投影された貼込み線45又は貼込み
枠46に従って各反射原稿2を透明シート1上に貼れば
よく、体裁42の絵柄の倍率Mを求めるためにスケール
を用いたり、体裁42の絵柄の傾き角度に合わせるため
に分度器などを用いることなく、正確に傾き角度で効率
よくかつスピーディに透明シート1に反射原稿2を貼込
みできる。
【0098】又、複数の反射原稿2に対する貼込み線4
5又は貼込み枠46を得ることができるので、透明シー
ト1に反射原稿2を貼込みする作業を短時間で行うこと
ができる。
【0099】さらに、反射原稿2の長さ及びこの反射原
稿2の入る体裁42上の長さから倍率Mを算出し、反射
原稿2を体裁42上にセットしたときの反射原稿2の基
線及び体裁42の基線から反射原稿2の体裁42上にお
ける傾き角度θを算出し、かつ反射原稿2を水平に載置
したときの各点R1、R2の位置及び傾き角度θに基づ
いて反射原稿2を透明シート1に貼るときの貼込み線又
は貼込み枠を求めるので、透明シート1上に投影される
貼込み線45又は貼込み枠46は、体裁42の絵柄に対
して正確に指示できる。
【0100】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく次の通り変形してもよい。例えば、貼
込み線設定部37及び貼込み枠設定部38は、それぞれ
複数の反射原稿2に対する貼込み線、貼込み枠を記憶
し、これら貼込み線、貼込み枠が液晶プロジェクタ25
の表示画面内に入るように割り付けし、複数の反射原稿
2の各貼込み線、各貼込み枠を同時に透明シート1上に
投影するようにしてもよい。
【0101】なお、貼込み枠設定部38は、それぞれ複
数の反射原稿2に対する各貼込み枠の面積を求め、これ
ら貼込み枠が液晶プロジェクタ25の表示画面内に入る
ように割り付けするものとなる。
【0102】又、上記一実施の形態では、タブレット2
1上に載置するときの体裁42や透明シート1の傾き角
度について限定しなかったが、これら体裁42や透明シ
ート1はタブレット21上に水平に載置すると処理が簡
単となる。
【0103】すなわち、タブレット21には、図14に
示すように水平出し目盛り47を記載し、かつ透明シー
ト1を水平に載置するための各パンチピン48、49を
設ける。
【0104】一方、体裁42及び透明シート1には、こ
れらパンチピン48、49に対応する各孔50、51を
形成する。従って、体裁42及び透明シート1の各孔5
0、51を各パンチピン48、49に嵌め込むことによ
り、タブレット21上に体裁42又は透明シート1を水
平に載置できるものとなる。
【0105】このように体裁42又は透明シート1をタ
ブレット21上に水平に載置すれば、角度を算出する場
合、図8に示すように体裁42の基線を得るために各断
ちトンボ43、44の各点K1、K2をカーソル指標器
27により座標を読み取っているが、この断ちトンボ4
3、44の各点K1、K2の座標を読み取ることを省く
ことができる。
【0106】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、透
明シートに原稿を効率よく貼ることができるスキャナー
分解前準備装置を提供できる。又、本発明によれば、透
明シートに対して正確な傾き角度で効率よくスピーディ
に原稿を貼ることができるスキャナー分解前準備装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるスキャナー分解前準備装置の一
実施の形態を示す構成図。
【図2】角度出し機及び前準備データ処理装置の具体的
な構成図。
【図3】貼込み設定手順を示すフローチャート。
【図4】貼込み設定手順を示すフローチャート。
【図5】貼込み設定手順を示すフローチャート。
【図6】原稿の長さを求めるときの各特徴点を示す図。
【図7】体裁における長さを求めるときの各特徴点を示
す図。
【図8】原稿に傾き角度を得るときの原稿及び体裁の各
基線を示す図。
【図9】貼込み線及び貼込み枠を得るときに求める各座
標を示す図。
【図10】液晶プロジェクタによる投影を示す図。
【図11】投影された貼込み線を示す図。
【図12】投影された貼込み枠を示す図。
【図13】複数の原稿を貼り込んだ透明シートを示す
図。
【図14】タブレット上に体裁等を水平に載置するとき
の構成図。
【図15】カラースキャナーで画像読取りに用いる原稿
の貼られた透明シートを示す図。
【図16】カラースキャナーでの読取りヘッドのスキャ
ンを示す図。
【符号の説明】
1…透明シート、2…反射原稿、10…角度出し機、1
1…CRTディスプレイ、12…前準備データ処理装
置、13…カラースキャナー、21…タブレット、23
…投影手段、24…光源、25…液晶プロジェクタ、2
6…結像光学系、27…カーソル指標器、30…主制御
部、35…倍率算出部、36…角度算出部、37…貼込
み線設定部、38…貼込み枠設定部、39…液晶プロジ
ェクタ制御部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の貼られたシートをスキャナーにセ
    ットして前記原稿の画像を入力するに際し、前記シート
    に貼る前記原稿の位置を設定するスキャナー分解前準備
    装置において、 前記原稿を前記シートに貼り付けるときの少なくとも前
    記原稿の傾きを示す貼込み線を前記シート上に投影する
    投影手段、 を具備したことを特徴とするスキャナー分解前準備装
    置。
  2. 【請求項2】 前記投影手段は、複数の原稿の各傾きを
    示す各貼込み線を前記シート上に投影することを特徴と
    する請求項1記載のスキャナー分解前準備装置。
  3. 【請求項3】 原稿の貼られたシートをスキャナーにセ
    ットして前記原稿の画像を入力するに際し、前記シート
    に貼る前記原稿の位置を設定するスキャナー分解前準備
    装置において、 前記原稿の長さ及びこの原稿に対応する体裁上の長さか
    ら倍率を算出する倍率算出手段と、 前記原稿を前記体裁上にセットしたときの前記原稿の基
    線及び前記体裁の基線から前記原稿の前記体裁上におけ
    る傾き角度を算出する角度算出手段と、 前記原稿を水平に載置したときの所定の点位置及び前記
    角度算出手段により算出された傾く角度に基づいて前記
    原稿を前記シートに貼るときの少なくとも傾きを示す貼
    込み線を求める貼込み線設定手段と、 この貼込み線設定手段により算出された貼込み線を前記
    シート上に投影する投影手段と、を具備したことを特徴
    とするスキャナー分解前準備装置。
  4. 【請求項4】 前記倍率算出手段は、前記原稿における
    少なくとも2つの特徴点から前記原稿の長さを求め、前
    記原稿の各特徴点に対応する前記体裁上における2つの
    特徴点から前記原稿の前記体裁上における長さを求め、
    これら原稿の長さと体裁上における長さとの比から倍率
    を算出することを特徴とする請求項3記載のスキャナー
    分解前準備装置。
  5. 【請求項5】 前記角度算出手段は、前記体裁上にセッ
    トしたときの前記原稿上の傾きを示す各2点から基線を
    求め、この基線と前記体裁上の基線とに基づいて前記原
    稿を前記体裁上に合わせたときの傾き角度を算出するこ
    とを特徴とする請求項3記載のスキャナー分解前準備装
    置。
  6. 【請求項6】 前記貼込み線設定手段は、前記原稿を水
    平にセットしたときの前記原稿における対角する2点の
    位置と前記角度算出手段により算出された傾く角度とに
    基づいて前記原稿を前記シートに貼るときの傾きを示す
    貼込み線又は前記原稿を貼る領域を示す貼込み枠を求め
    ることを特徴とする請求項3記載のスキャナー分解前準
    備装置。
  7. 【請求項7】 前記投影手段は、少なくとも前記原稿の
    傾きを示す貼込み線を表示する液晶プロジェクタと、 この液晶プロジェクタに表示された貼込み線を前記シー
    ト上に投影するための光源と、を有することを特徴とす
    る請求項3記載のスキャナー分解前準備装置。
JP23125495A 1995-09-08 1995-09-08 スキャナー分解前準備装置 Pending JPH0983741A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6087202A (en) * 1997-06-03 2000-07-11 Stmicroelectronics S.A. Process for manufacturing semiconductor packages comprising an integrated circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6087202A (en) * 1997-06-03 2000-07-11 Stmicroelectronics S.A. Process for manufacturing semiconductor packages comprising an integrated circuit

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