JPH0983517A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JPH0983517A
JPH0983517A JP23092095A JP23092095A JPH0983517A JP H0983517 A JPH0983517 A JP H0983517A JP 23092095 A JP23092095 A JP 23092095A JP 23092095 A JP23092095 A JP 23092095A JP H0983517 A JPH0983517 A JP H0983517A
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JP23092095A
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Inventor
Hisahiro Matsuhashi
久博 松橋
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを蓄積したデータホストと端末との間
のデータ転送をデータの種類に応じ効率よく行う。 【解決手段】 このデータ転送システムは、送信するデ
ータ等を蓄積したデータホスト1と、該データホスト1
に有線等で接続され送信するデータを無線により送信す
る無線基地局2と、この無線基地局2から送信されたデ
ータを受信する受信装置3と、この受信装置3からデー
タを送信されると共にデータホスト1に有線で接続され
る端末装置4とからなる。なお、送信するデータがペー
ジングデータの場合、受信装置3は、少なくともページ
ングデータを受信するページングデータ受信部14,1
5,16と、ページングデータを再配列するための受信
処理用メモリー17と、通信モデム20と、疑似電話回
線部21と、この疑似電話回線部21のための電源部2
2とを有することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データを低コス
トで送信することの可能なデータ転送システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、カラオケブームにより各家庭には
カラオケ装置が普及し、またカラオケボックスなどのカ
ラオケ専用の店舗が数多く開設されている。さらにま
た、専用の通信路を用いて各家庭や喫茶店などの店舗や
会社などにもカラオケ用の音楽情報などのカラオケデー
タが配信されるようになってきている。
【0003】図5は、カラオケデータを配信する従来の
データ配信システムの構成を示すブロック図であり、図
において61は、カラオケデータを蓄積したカラオケデ
ータセンタ装置である。62は、ISDN(サービス総
合デジタル網)やアナログなどの有線による通信回線網
であり、カラオケデータセンタ装置61と複数のカラオ
ケ端末装置63,64,65とを接続している。カラオ
ケ端末装置63,64,65の夫々は、たとえば各家庭
に設置されたカラオケ端末装置あるいは喫茶店などの店
舗や会社などに設置されたカラオケ端末装置63,6
4,65であり、このカラオケ端末装置63,64,6
5を使用してカラオケを楽しむことができる。
【0004】また、最近は、ポケットベルが普及してき
ており、このポケットベルの回線を利用してデータを送
信することも行われている。すなわち、携帯型情報機器
にページャ・カードを装着させるもので、携帯型情報機
器のPCカード・スロットにこのページャ・カードを装
着することで、ページャの回線を通じて送られてくる文
字や数字のメッセージを受信することができる(199
3年12月6日発行、日経ニューメディア特別版第3ペ
ージ参照)。
【0005】このようなものに加え、ポケットベルその
ものを使ってデータを伝送するサービスも米国において
は始まっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラオケにおけ
るデータ配信システムは、図5のように構成されている
ので、各端末毎にデータ伝送を行うことになると共に、
カラオケ端末装置とカラオケデータセンタ装置との間に
有線による伝送路を布設する必要があり、設置するカラ
オケ端末装置への伝送路の分岐作業や引き込み作業を必
要とし、時間および通信費用が増大し、カラオケデータ
を複数のカラオケ端末装置へ配信する際の効率が良くな
いなどの問題点がある。
【0007】一方、ポケットベルの回線を利用してデー
タを送信するものでは、送られてくるデータは限られた
特定個人向けのデータでそのデータ量も少ないものとな
っている。しかも、片方向通信であるため、データ受信
側から、各種のデータを送り返すことはできない。ま
た、有線に比べ秘密防止の観点からは問題であり、重要
情報の送信は行いづらい状況となっている。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、データを蓄積したデータホスト
と端末との間のデータ転送をデータの種類に応じ効率よ
く行うことのできるデータ転送システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載のデータ転送システムでは、送信する
データ等を蓄積したデータホストと、該データホストに
有線等で接続され送信するデータを無線により送信する
無線基地局と、この無線基地局から送信されたデータを
受信する受信装置と、この受信装置からデータを送信さ
れると共にデータホストに有線で接続される端末装置と
を備えている。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載のデータ転送システムにおいて、無線基地局はペー
ジングデータを送信するページングデータ送信部を有
し、受信装置は、少なくともページングデータを受信す
るページングデータ受信部と、ページングデータを再配
列するための受信処理用メモリーと、通信モデムと、疑
似電話回線部と、この疑似電話回線部のための電源部と
を有しデータホストと端末装置との接続を電話回線で行
っている。
【0011】本発明において、データホスト内に蓄積さ
れたデータは、データホスト内の通信モデムに送られる
ものとデータ処理装置に送られるものに分けられる。デ
ータ処理装置に送られたデータは、ページャ送信装置等
の無線基地局側へ転送するためのパケット化が行われ
る。無線基地局側へ到達したデータは、エラー補正等を
加えた後、一旦パケットをはずし、さらに無線基地局内
のデータ処理装置において無線回線で転送するための新
たな別のパケットに組み込まれて各受信装置に対し一斉
に送信される。そして、受信装置において受信されたデ
ータは、そのデータがページングデータである場合に
は、ページャ特有の誤り訂正とブロック符号からの情報
要素のみの取り出しがなされる。これらの作業は、受信
装置内の受信処理用メモリーにおいて行われ、抽出され
た情報要素は、データ蓄積用メモリーに保管される。
【0012】全データの受信が完了した時点で、受信装
置内のCPUまたはその他の手段でスイッチを受信装置
側に切り替えた後、データ蓄積用メモリーのデータを通
信モデムおよびNCUを介して端末装置に転送する。こ
こで、受信装置内にあるネットワークコントロールユニ
ットであるNCUは、擬似的な電話回線を再現し、端末
装置内部の通信モデムがあたかも電話回線に接続されて
いるのと同じ状態にするためのものである。そして、こ
のNCUから端末装置に送信されたデータは、データホ
ストから送信された時と全く同じデータとなっている。
その後、データの転送が終了したら、スイッチを電話回
線側に戻し、データホストと端末装置の間でリクエス
ト、メインテナンス等に関するデータのやり取りを行な
う。
【0013】このように、通常は、データホストと端末
装置とは有線でつながれ、緊急性の高いデータや交互通
信の必要性があるデータ等のやりとりを行う。一方、多
数の相手先に同じデータを送るときは、ポケットベル等
の無線回線を利用し、そのデータを一斉に多数の受信装
置側に送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明のデータ転送システ
ムの実施の形態を図1から図4に基づいて説明する。
【0015】本発明のデータ転送システムは、送信する
データ等を蓄積したデータホスト1と、該データホスト
に有線等で接続され送信するデータを無線により送信す
る無線基地局2と、この無線基地局2から送信されたデ
ータを受信する受信装置3と、この受信装置3とデータ
ホスト1とに有線でかつ切り替え可能に接続される端末
装置4とから構成されている。なお、送信するデータと
しては、カラオケ曲、コンピュータソフト、カタログ用
データ等種々のものを対象にすることができるが、この
例ではカラオケ曲を対象にしている。また、データホス
ト1と端末装置4との間の有線は、ISDN等の電話回
線となっている。
【0016】そして、データホスト1は、カラオケ曲等
のデータが蓄積されるホストコンピュータ5と、このホ
ストコンピューター5に接続されメインテナンス情報等
のデータを有線にて端末装置4とやり取りするための通
信モデム6と、カラオケ曲等を無線基地局2に送るため
にデータをパケット化処理をするデータ処理装置7と、
そのパケット化されたデータを無線基地局2に有線で送
るための通信モデム8とを備えている。
【0017】一方、無線基地局2は、データホスト1か
らのデータを受信する通信モデム9と、このモデム9で
受信したデータにエラー補正等の処理をし一旦パケット
をはずし、さらに無線回線で転送するための新たな別の
パケット化を行うデータ処理装置10と、このデータ処
理装置10から有線で送られてくるデータを所定のアル
ゴリズムによりページングデータとしてコード化するペ
ージングエンコーダ11と、このページングエンコーダ
11から送られてくるデータを送信アンテナ13を介し
て無線電波として空間に出力する送信機12とを備えて
いる。なお、ページングエンコーダ11と送信機12と
送信アンテナ13とでページングデータ送信部が構成さ
れている。
【0018】また、受信装置3は、無線基地局2から送
られてくるページングデータを受信する受信アンテナ1
4と、そのデータを増幅し検波復調する受信機15と、
そのデータを復号して、後述する受信処理用メモリー1
7内のIDデータと比較するデコーダ16と、送信され
てきたページングデータに特有な誤りを訂正すると共に
送られてきたブロック符号から情報要素のみを取り出す
受信処理用メモリー17と、IDデータが一致したとき
その信号を受け取ると共に受信処理用メモリー17で抽
出された情報要素をそのメモリー17から受け取る中央
演算処理装置であるCPU18と、このCPU18が受
け取った情報要素を蓄積するデータ蓄積用メモリー19
と、このデータ蓄積用メモリー19のデータを端末装置
4に送るための通信モデム20と、この通信モデム20
からのデータを受け取り一種の擬似的な電話回線を再現
しこの通信モデム20があたかも電話回線に接続されて
いるかのような状態にするネットワークコントロールユ
ニットであるNCU21と、このNCU21の電源部2
2と、全データの受信が完了した時点でCPU18によ
り自動的に端末装置4と受信装置3とを接続するスイッ
チ23とを有している。なお、受信アンテナ14と受信
機15とデコーダ16とで、ページングデータ受信部を
構成する。
【0019】ここで、端末装置4は、この例ではカラオ
ケ装置となっており、その構成は、図2のとおりとなっ
ている。すなわち、この端末装置4は、データを受信す
る通信モデム24と、この通信モデム24からのデータ
をDOSスタイルに変換するDOSシステム25と、送
られてきたデータを蓄積するハードデイスク26と、D
OSシステム25で変換されたデータの一部を歌詞用の
文字データにするテキスト発生回路27と、映像ソース
を入力し、先の歌詞用の文字データを重畳し、テレビ等
の映像出力機器にその重畳したデータを送るスーパーイ
ンポーズ28と、DOSシステム25で変換されたデー
タの一部を受け取りカラオケ用の音源を発生させるMI
DI音源29と、マイクで入力した音を増幅するマイク
アンプ30と、MIDI音源29からデータを受けマイ
クアンプ30からの音と重畳させオーディオへ出力する
エコーキーコントロール31とから構成されている。
【0020】次に、この実施の形態の動作について説明
する
【0021】この実施の形態では、スイッチ23は、通
常データホスト1側に接続されている。そして、端末装
置4のハードデスク26に無い最新曲の要求等が有線に
より端末装置4からデータホスト1側に伝えられると、
その要求に対し、データホスト1はその最新曲のデータ
等を端末装置4に送信する。また、データホスト1と端
末装置4とは、メインテナンス、すなわち、端末装置4
が常に正しく動いているかどうかのチェックをするため
のデータを相互にやり取りしている。これらの相互通信
において、ホストコンピュータ5から出力されるデータ
は、通信モデム6を経由して有線で端末装置4に送られ
ている。
【0022】一方、リリースされた新曲がカラオケ曲と
して新たに創られると、そのデータは、データホスト1
のホストコンピュータ5に蓄積される。そして、そのデ
ータは、ポケットベルの使用頻度が少なくなる夜明けか
ら昼にかけて無線基地局2へ送られ、さらに無線基地局
2から、カラオケハウスや飲食店等に置かれた各受信装
置3に一斉に送信される。この一斉送信は、月に一回な
いしは数回行われる。なお、カラオケ曲データは、MI
DIデータ、文字データ、システムコントロール等から
なっている。また、1曲平均が100KB程度のデータ
とすると、この実施の形態では、ページングデータとし
て形成されるため各曲が2倍程度のデータ量となり、6
400BPSで50曲分を3回送ると、約13時間かか
ることになる。
【0023】この新曲の一斉転送は、次のように行われ
る。すなわち、まず、データホスト1内のデータ処理装
置7でその新曲のカラオケ用データがパケット化され
る。そして、そのパケット化されたデータを通信モデム
8を介して、無線基地局2の通信モデム9に送る。送ら
れてきたデータは、データ処理装置10でエラー補正等
の処理がされると共にパケットがはずされる。パケット
がはずされたカラオケ用データは、このデータ処理装置
10で、無線回線で送信するための新たなパケット化が
行われる。この新規にパケット化されたデータは、ペー
ジングエンコーダ11に送られ、所定のアルゴリズムに
よりポケットベル(ページャ)回線で送信できるデータ
に変換する。そして、このページングデータは、送信機
12に送られ送信アンテナ13により空間に出力され
る。
【0024】カラオケハウスや飲食店等に置かれる受信
装置3は、ポケットベル回線で送られてくる新曲データ
を受信アンテナ14で受信する。その受信されたデータ
は受信機15で増幅され検波復調される。復調されたデ
ータは、デコーダ16に送られ、ポケットベル回線用の
データから元のデータに復号される。なお、このデコー
ダ16は、送られてきたデータのIDと受信用メモリー
内に保存されていたIDとを比較し、一致した場合に、
CPU18に処理開始信号を送る動作を行う。
【0025】デコーダ16で復号されたデータは、受信
処理用メモリー17に送られて、エラー補正等の処理が
されると共にパケットがはずされ、ブロック符号から情
報要素、すなわち新曲のカラオケ用データ部分のみが取
り出される。その新曲に関するカラオケ用データは、先
の処理開始信号によって処理動作を開始したCPU18
に送られ、そのCPU18によってデータ蓄積用メモリ
ー19内に蓄積される。そして、数曲、時には数十曲に
及ぶ全データの受信が完了すると、CPU18は、スイ
ッチ23を駆動し、受信装置3と端末装置4とを接続さ
せる。
【0026】すると、データ蓄積用メモリー19内に蓄
積されたカラオケ用データは、CPU18を経由して、
通信モデム20に送られ、さらにNCU21を介して端
末装置4に送られる。このとき、NCU21は、通信モ
デム20があたかも電話回線に接続されているかのよう
な状態にするため、端末装置4の内部の通信モデム24
は、データホスト1と接続している時と全く同じ環境下
に置かれることになる。
【0027】端末装置4に送られた新曲に関するカラオ
ケ用データは、通信モデム24を介してDOSシステム
25に送られ、DOSスタイルに変換された後、ハード
ディスク26内に蓄積される。すべてのデータが端末装
置4に送られると、CPU18は、スイッチ23を切り
替え、受信装置3と端末装置4との接続は断たれると共
に、端末装置4はデータホスト1と接続される。
【0028】カラオケ装置である端末装置4を使用する
客は、希望曲をセットする際、図示しないリモコン等で
DOSシステム25を動作させる。DOSシステム25
は、その希望曲のデータをハードディスク26から取り
出し、その一部である文字データに関する部分をテキス
ト発生回路27に送信し、歌詞用の文字データを作成す
る。一方、その希望曲のデータからMIDIデータ部分
をMIDI音源29に送信し、カラオケ用の音源に変換
し、エコーキーコントロール31へ出力する。
【0029】一方、DOSシステム25は、スーパーイ
ンポーズ28を動作させ、外部の映像ソースから、セッ
トされる曲に合致する映像を当該スーパーインポーズ2
8に入力させる。そして、テキスト発生回路27で生成
される歌詞用の文字データと入力した映像とを重畳し、
図示しない映像出力機器へ出力する。DOSシステム2
5は、スーパーインポーズ28とMIDI音源29とを
制御することにより、歌詞付きの映像と音源とを同期さ
せている。前述の希望曲をセットした客は、その音源と
映像の出力開始により、それらに合わせマイクを使用し
歌声を入力する。その入力音声は、マイクアンプ30を
経由しエコーキーコントロール31で音源と重畳され、
オーディオへ出力される。
【0030】図3は、本発明のデータ転送システムの他
の実施の形態に使用される受信装置を示すブロック図で
ある。図3において、図1と同一または相当する部分に
ついては、同一の符号を付し説明を省略する。図3にお
いて、データを受信する受信装置3は、POCSAGコ
ードを受信するRF受信回路32と、検波復調した信号
を復号するデコーダ33と、IDコードを格納したID
メモリー34と、復号したPOCSAGコードをデータ
処理し表示したり各部の制御を行うCPU18と、この
CPU18から出力される制御信号により切り替えられ
る切替スイッチ35などを備えている。そしてこの切替
スイッチ35には受信した送信データを記憶する記憶装
置36と、送信データを記憶装置36から読み出して、
再生したり、あるいはその情報データを加工したりする
ことのできる電子応用装置37が切り替え可能に接続さ
れている。なお、この電子応用装置37は、カラオケ再
生装置であってもよく、マイクロコンピュータ装置であ
ってもよい。ここで電子応用装置37には、データ処理
を行ったり各部の制御を行うCPU38が備えられてい
ると共にデータホスト1と接続されている。なお、受信
装置3と電子応用装置37との間および電子応用装置3
7とデータホスト1との間は、ケーブルなどの有線で接
続されている。
【0031】この実施の形態で使用される受信データの
フォーマット構成は、図4(A)に示すように、プリア
ンブル41、次に同期コード42、次に、夫々がIDコ
ード44を有する8個のフレームからなる第1のバッチ
データ43がくる。その後、同期コード45の後に、第
2のバッチデータ46がくる。以下、同期コードとバッ
チデータが同様に対になってフォーマットされている。
各フレームのIDコード部分を除いた状態は、図4
(B)に示すとおりである。すなわち、アドレス47の
後に、第1のメッセージ48、第2のメッセージ49、
第3のメッセージ50、などのメッセージデータがく
る。なお、図4(C)は、図4(B)のアドレス47を
送信番号識別コード51に使用していることを示し、ま
た、各メッセージデータ48,49,50・・・を転送
データ52,53,54・・・とすることを示してい
る。
【0032】このデータ転送システムでは、受信時には
ページング受信機となる受信装置3が受信する受信デー
タを切替スイッチ35を介して記憶装置36に一旦記憶
する。受信データに対しては、誤り訂正処理などが施さ
れエラーのない状態で記憶される。ここで、一回で送信
可能なメッセージ長がアドレスを含め5コードワード分
であるとすると、アドレス47と第1のメッセージ4
8、第2のメッセージ49などのメッセージデータとの
合計情報ビットは、80ビットとなる。その中でアドレ
ス47として割り当てられるビットとファンクションと
しての2ビットとを合わせ合計16ビットを使用して送
信番号識別コード51としている。一方、転送データ5
2〜54は合計64ビット(8バイト)とし、図4
(C)の場合は、各転送データ52〜54を各20ビッ
トで構成している。この送信番号識別コード51を使用
して、80ビットの情報毎に番号を付し、データ量の多
いデータを送信するようにしている。これらのデータを
記憶する際に、伝送系などによりデータの欠落などの受
信エラーが生じていると、受信エラーが生じたデータと
同一の次回送信されてくる同一送信番号識別コード51
のデータを再度取り込むようにしている。
【0033】なお、もし、送信されてくる受信データが
送信終了までに受信エラーが続いていると、CPU18
は、送信データをエラー受信していることを図示しない
表示部によって外部に表示する。そして、送信が終了す
れば、いつでも必要なときに切替スイッチ35を制御信
号により切り替えて、記憶装置36と電子応用装置37
との間で送信データの授受を可能にする。この実施の形
態は、カラオケ用データ以外のデータ、例えばコンピュ
ータソフト等のデータの受信に適したものである。な
お、この実施の形態において、電子応用装置37とデー
タホスト1との接続を図1のような切り替え可能なスイ
ッチ23で行うようにしたり、記憶装置36を電子応用
装置37内のハードデイスク等の記憶手段に代用させる
ようにしても良い。
【0034】以上のように図1および図2に示す実施の
形態では、無線基地局2からは送信アンテナ13を介し
てカラオケ用データが無線送信されるため、複数の受信
装置3が無線送信されるカラオケ用データの受信可能圏
内に配置されている限り、それら複数の受信装置3に対
して同一のカラオケ用データが同時に送信される、いわ
ゆる同報送信が可能となる。また、この場合、各受信装
置3において割り当てられるIDコードなどは、カラオ
ケのデータに関しては、同一の内容を相手を特定せず複
数の受信装置3に送信すればよいことから、同一のID
コードを使用することが可能となる。
【0035】また、図3および図4に示す実施の形態で
はページングデータを受信する受信装置3を用い、電子
応用装置37がカラオケ再生装置とすれば、カラオケデ
ータを効率的に受信できることになり、カラオケ用デー
タの転送システムを安価に構成することができる。さら
に、その送信データがカラオケ用データ以外の場合で
も、ページング受信機が、無線送信されるデータの受信
可能圏内に配置されている限り、それらの複数のページ
ングデータを受信する受信装置3に対して同一のデータ
が同時に送信される、いわゆる同報送信が可能となる。
【0036】なお、上述の各実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の例であるが、これに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形実施可能である。例えば、端末装置4内のハードデ
イスク26の代わりに記録型CD等他の記憶手段を採用
できる。また上記の実施の形態で説明したカラオケ転送
の場合、一斉転送するものは、新曲データの他に、デー
タホスト1を運用している通信カラオケ運用会社からユ
ーザーであるカラオケハウス等へ同一内容の情報を流し
たい場合等一斉転送になじむ情報であればその種類は問
わない。
【0037】さらに、このシステムの対象となるもの
は、通信カラオケ業者が扱うカラオケ曲の他に、ソフト
ハウスが扱うバージョンアップしたソフトや新規のソフ
ト、通信販売会社が扱うカタログに関するデータ、各種
フランチャイズチエーンが扱う販促ビデオや販促コピー
等の販促映像等種々のデータを対象とすることができ
る。
【0038】また、データホスト1と端末装置4との間
の有線は、電話回線の他、データ送信用の専用回線やオ
ープン・コンピュータ・ネットワーク等他の有線として
も良い。そのような電話回線以外の場合は、受信装置3
の中のNCU21は不要となる。さらに、データホスト
1から無線基地局2へのデータの転送は、有線ではな
く、無線としたり、時には人手を介してデータをやり取
りするようにしても良い。
【0039】また、受信装置3を端末装置4と一体化し
たり、端末装置4と映像ソースまたは映像出力機器を一
体化したり、さらにはそれらをすべて一体化するように
しても良い。一方、送信されるデータがプログラムソフ
トのような場合は、端末装置は、図3に示す構成や通信
モデムと通常のパソコンシステムとで構成されるような
ものとなる。このように、送信されるデータの種類に応
じ、端末装置は適宜変更される。
【0040】さらに、上述の各実施の形態では、無線回
線としてポケットベル回線(ページャ回線)を利用した
が、携帯電話回線等他の無線回線も利用できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のデ
ータ転送システムでは、低コストの同報送信が可能とな
り同一のデジタルデータを複数の受信装置へ送信する際
の送信効率を向上させ低コストで送信することができ
る。しかも、緊急性を有するデータや相互通信が必要な
データ等は有線を使ってデータを送信するので、無線の
みでデータを送信する場合に比較し、扱えるデータの種
類や範囲が極めて広くなる。また、秘密漏洩防止の観点
でも好ましいものとなる。さらに、データホストと端末
装置との間の有線によるデータのやりとりは、量的に激
減するため、データホスト側として、各端末装置用に別
個の有線を設ける必要がなくなり、共用化が可能とな
る。このため、設備面積の削減やコストダウンを図るこ
とができる。
【0042】また、請求項2記載の発明では、ページン
グデータを送受信するので、一般に普及しているポケッ
トベル回線を利用でき、より一層低価格で高品質なデー
タ送信を行うことができる。また、受信装置内に疑似電
話機能を持つ疑似電話回線部となるNCUを有している
ので、端末装置は、受信装置と接続する場合もデータホ
ストと接続していると同様な環境下となる。このため、
端末装置に特別な機構を設ける必要がなくなり、システ
ム全体が利用しやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ転送システムの実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される端末装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明のデータ転送システムの他の実施の形態
に使用される受信装置他を示すブロック図である。
【図4】図3に示すデータ転送システムにおいて受信す
る受信データの構成を示すフォーマット図である。
【図5】従来のカラオケデータ配信システムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 データホスト 2 無線基地局 3 受信装置 4 端末装置 11 ページングエンコーダ(ページングデータ送信
部) 12 送信機 (ページングデータ送信
部) 13 送信アンテナ (ページングデータ送信
部) 14 受信アンテナ (ページングデータ受信
部) 15 受信機 (ページングデータ受信
部) 16 デコーダ (ページングデータ受信
部) 17 受信処理用メモリー 20 通信モデム 21 NCU(疑似電話回線部) 23 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信するデータ等を蓄積したデータホス
    トと、該データホストに有線等で接続され前記送信する
    データを無線により送信する無線基地局と、この無線基
    地局から送信されたデータを受信する受信装置と、この
    受信装置からデータを送信されると共に前記データホス
    トに有線で接続される端末装置とを備えたことを特徴と
    するデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局は、ページングデータを
    送信するページングデータ送信部を有し、前記受信装置
    は、少なくともページングデータを受信するページング
    データ受信部と、ページングデータを再配列するための
    受信処理用メモリーと、通信モデムと、疑似電話回線部
    と、この疑似電話回線部のための電源部とを有し、前記
    データホストと前記端末装置との接続を電話回線で行う
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ転送システム。
JP23092095A 1995-09-08 1995-09-08 データ転送システム Pending JPH0983517A (ja)

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