JPH09508763A - 音声・数字共用完全自動無線ページングシステム - Google Patents

音声・数字共用完全自動無線ページングシステム

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JPH09508763A JP7514140A JP51414094A JPH09508763A JP H09508763 A JPH09508763 A JP H09508763A JP 7514140 A JP7514140 A JP 7514140A JP 51414094 A JP51414094 A JP 51414094A JP H09508763 A JPH09508763 A JP H09508763A
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金岩 袁
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遼寧工合電子有限公司
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Abstract

(57)【要約】 音声・数字の互換性を持つ複数のページャおよび無線ページ中央局を有する、音声・数字共用完全自動無線ページングシステムが提供される。中央局は、電話ネットワークから、音声・数字情報を自動的に捕捉し、所定の符号化プロトコルに基づいて無線ページ情報を自動的に生成し、ページ情報データベースを設定する。ページ情報は、符号化器によって符号化されてから、音声および数字の組み合わせとして送信機によって送られる。ページャは、音声・数字情報を受信および格納する。情報は、繰り返し表示されることが可能である。システムは、ディジタルページャが、同じネットワーク内の、音声・数字共用性を有するページャとともに動作することを可能にする。このことによって、過去にページングシステムがアナログ音声信号を送信できなかったという問題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】 音声・数字共用完全自動無線ページングシステム 発明の分野 本発明は、無線通信の分野に属する無線ページングシステムに関しており、特 に音声・数字共用完全自動無線ページングシステムに関する。 発明の背景 公知の無線ページングシステムは、単にある一つの音を発して情報を伝達する 段階から、数字、文字および漢字を用いることによってさらに多くの情報を伝達 する段階に発展してきている。このシステムは、有線電話回線網を介してページ ングセンタによって送信されるページング情報を獲得してから、符号器によって 情報が符号化された後、その情報を無線のラインを介して順次、送信する。それ ぞれ固有のアドレスコードを有するディジタルページャのグループは、同時に動 作し、それらのそれぞれは、自分のアドレスコードと関連した情報を受信して、 加入者に警告信号で知らせる。利用者が照会キーを押すと、ページャは、対応す る情報を数字の(または漢字の)かたちで表示する。通常、ディジタルページャ は、受信されたページング情報を格納することによって、ユーザがいつでも見直 せるように、なんらかのメモリを備えている。 しかし上述のディジタルページャには制限があり、表示するときに数字または 文字を用いるページャが、アルファベット以外の文字で綴られる言語(漢字)の 領域において用いられるときには、利用に不便なコードブックの助けを借りて情 報を拾い出すことが必要である。漢字表示モードを用いるページャは、ある特定 の言語について使用するのに適するだけで、大きな単語ライブラリおよび高いコ ストが必要である。無線ページングコードは、無線ページングセンタにおいて手 動で有線の電話情報からしか生成されないので、自動化の実現は困難であり、こ れらは大量生産およびアプリケーション面で困難を生じる。 発明の要旨 それゆえ本発明の目的は、先行技術のページングシステムのもつ上述の問題を 克服できる音声・数字共用完全自動無線ページングシステムを提供することにあ る。この音声・数字共用完全自動無線ページングシステムにおいては、ディジタ ル(ページャコード、コール転送コード、電話番号など)および音声情報は、自 動的にシステムによって電話網から得ることができ、無線ページング情報ライブ ラリは、自動的に生成され、音声およびディジタルのページング情報は、直接、 特定の音声・数字共用ページャへと送信機を介して送信される。このシステムは 、純粋の数字、純粋の音声、または音声および数字の混ざったものからなるペー ジング情報を送信することができる。またこのシステムは、比較的、長い音声ブ ロードキャストが音声ページャにブロードキャストモードで送信されるようにで きる。本発明の音声・数字共用ページャは、送信機によって送信された音声・数 字情報を受け取ることができ、音声情報を繰り返して聞くためにページャに対応 するデータを格納することができ、加入者がページャ上のディジタル情報を見る ことができる。本システムはまた、従来の純粋なディジタルページャの利用も可 能にし、中央ページング局は、音声情報をメッセージ情報ライブラリに蓄積でき 、ユーザは、メッセージ問い合わせシステムを介して有線電話を用いることによ って音声情報を自動的に問い合わせることができ、その結果、音声・数字共用ペ ージャおよびディジタルページャは、同じネットワーク上で動作でき、互いに互 換性をもつ。 本発明の音声・数字共用完全自動無線ページングシステムは、自動的に音声・ 数字情報を電話網から得て、ページング情報ライブラリをつくり、同時に自動的 に音声またはディジタル信号を送信機を介して送信することができる中央無線ペ ージング局と、周波数のページャとを備えている。ここで中央ページャ局は、電 話網に接続された電話線インタフェースと、電話の発呼者と対話し自動的にペー ジャ番号、ページングコード、音声情報などを収集でき、ページング待ち行列を 生成する音声・数字処理手段と、を含む。ここで音声・数字処理手段は、電話発 呼者の要求に応じてメッセージライブラリをつくり、メッセージライブラリおよ びページング情報ライブラリに対して問い合わせをする自動処理も可能である。 ここで中央ページング局は、ディジタル符号化された信号および音声信号を音声 ・数字処理手段の制御のもとで送信することもできる送信機をさらに備えている 。 本発明の音声・数字共用完全自動ページングシステムにおいてN個のページャ は、アドレシングのためにM個のグループに割り当てられ(Mは、Nより小さい 整数)、ページャのそれぞれは、それがM個のグループのうちのどれに属するか を識別するIDコードをもち、送信機によって送信された「プリフィックスコー ド」および「フレーム同期コード」を受信し、識別することによって送信機と同 期を維持でき、それ自身の「アドレスコード」を受信することができる。もし受 信された「アドレスコード」がそれ自身の「アドレスコード」と一致すれば、ア ドレスコードに続くディジタルコードが受信される。ディジタルコードは、「ア ドレスコード」とは異なる特別のビットを用いることによって識別され、ディジ タルコードの末尾にも識別子は存在する。「アドレスコード」は、ディジタルペ ージングまたは音声・数字ページング信号のどちらであるかを示す2つのビット を含む。音声ページングについては、アドレスコードの後にディジタル情報が続 き、ディジタル情報の末尾には、アイドルコードが付加される。その後には、音 声情報があり、それから音声情報の後には、音声情報の末尾を示す「プリフィッ クスコード」が続く。音声・数字共用ページャは、自分自身のアドレスと一致す る「アドレスコード」を受信した後、音声情報が存在するかどうかを決定する。 もし音声情報があれば、ページャは、ディジタル情報の受信が完了してから音声 情報の受信を開始し、音声情報を対応する格納装置に記憶させる。音声情報の終 わりは、「プリフィックスコード」をもうひとつ受信することによって示され、 このコードが記憶をストップさせ、数字受信モードに戻らせる。ページングセン ターがアナログ情報の送信を始めるときは、同期コードが1語も受信されないた めに、一致する「アドレスコード」をもつ1つを除いたすべてのページャは、い かなるディジタル情報も受信せず、「プリフィックスコード」状態を探すように 変わり、それからさらなる「プリフィックスコード」が音声情報の終わりに発生 するときだけ、同期状態に戻る。音声情報を受信しているページャについては、 その数字受信部も、同期がはずれており、「プリフィックスコード」状態を探す ことなり、数字の受信の同期を再開するとともに、音声情報の終わりにおいて「 プリフィックスコード」が受信されるときには音声情報の受信をストップする。 これは望ましくは、音声および数字の混在送受信を実現し、ディジタルページャ については、音声ページャをもつ同じネットワーク内において動作することがで きる。本発明のシステムは、中央ページング局の中に「メッセージライブラリ」 をつくることによってディジタルページャのそれぞれのための独立したメッセー ジメールボックスをつくり、「メッセージライブラリ」に音声情報を格納し、電 話を用いて加入者がメッセージの問い合わせをおこなうことができるように、メ ッセージを残した人についてのディジタルページング情報を送信する。 上記音声・数字共用ページャは、信号受信手段、信号処理ユニット、マイクロ プロセッサ、ディスプレイ、メモリ、操作スイッチ、警告回路、マイクロプロセ ッサに接続された電源回路、および上記信号処理ユニットおよびマイクロプロセ ッサに接続された音声記録・再生ユニットを備えている。 上記音声記録・再生ユニットは、ディジタル音声信号を合成することによって 、その出力端子に接続されたスピーカから出力されるアナログ音声信号を発生す る。 上記音声・ディジタル共用ページャは、マイクロプロセッサの制御のもとで音 声・ディジタル共用ページャの動作フローにしたがって動作する。 本発明の効果は、以下のとおりである。 本発明によれば音声・数字処理手段がページング局の中央無線局に設けられて おり、音声記録・再生ユニットがページャの中に対応して設けられているので、 もともとの無線ページングシステムは、アナログ音声信号の送受信機能をもつよ うに拡大でき、それによりアナログ音声信号が送信できないという従来の無線ペ ージングシステムの問題が解決される。よってページャは、数字および漢字を表 示できるだけでなく、さまざまな音声信号を送信し、音声信号を再生し、それに よって無線ページャの実用性が大きく向上することになる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の音声・数字共用完全自動無線ページングシステムの略ブロッ ク図である。 図2は、本発明による中央無線ページング局の回路ブロック図である。 図3は、本発明による音声・数字符号器と中央無線ページング局の送信部との 回路ブロック図を示す。 図4は、本発明によって用いられる符号化プロトコルを示す概略図である。 図5は、本発明による音声・数字の処理手段の動作を示すフローチャートであ る。 図6は、本発明の音声・数字共用ページャの略ブロック図である。 図7は、本発明による音声・数字共用ページャの動作を示すフローチャートで ある。 図8は、本発明の実施形態による音声・数字共用ページャの回路ブロック図で ある。 図9は、本発明の他の実施形態による音声・数字共用ページャの回路配線図で ある。 発明の好ましい実施形態 本願発明の特徴を、図面および実施形態に関連づけて以下にさらに説明する。 図1は、本発明の音声・数字共用完全自動無線ページングシステムの略ブロッ ク図を示す。電話線インタフェース100、音声・数字処理手段200、および送信機 (transmitter)300は、本発明の中央ページング局(centeral paging station)1を 構成する。複数の音声・数字共用ページャ1000は、本発明の音声・ディジタルペ ージング加入者(subscriber)を構成し、複数のディジタルページャ2000は、本発 明のディジタルページング加入者を構成しており、これら2種類の加入者は、ペ ージング加入者グループN(Nは、整数である)を構成する。電話加入者が電話 線インタフェース100からコール(call)すると、音声・数字ページング情報また は純粋なディジタルページング情報が対話(dialog)モードを用いて音声・数字処 理手段200によって収集(collect)され、それから送信機300を通してページング 情報が音声・数字共用ページャ1000およびディジタルページャ2000に送信される 。ページング情報のうち一致した(matching)「アドレスコード」をもつページャ がそれに関連付けられた(associated)ページング情報を受け取る。 図2は、本発明による中央無線ページング局(central radio paging station) 1の回路ブロック図である。音声・数字処理手段200は、中央処理ユニット21、デ ィスク記憶(storage)22、プログラムメモリ23、音声・数字インタフェースユニ ット26、マニュアル入力ユニット27、音声・数字符号化器28を備えており、図示 される電話インタフェース100は、電話線120上を送信される情報を、音声・数字 インタフェースユニット26によって受け取られる等価な信号に変換し(例えば、 電話線上のパルスダイヤル信号またはDTMFダイヤル信号を等価なディジタル 信号に変換し)、シンギング信号(singing signal)およびオンフック信号をシ グナル信号(signal signals)に変換し、それらを音声・数字インタフェースユ ニット26にライン110を介して送る。マニュアル入力ユニット27は、ライン271を 通して音声・数字インタフェースユニット28に接続されており、これによりオペ レータ(operator)は、音声・数字ページング情報をインタラクティブモードにお いてコンピュータに入力することができる。図2に示す中央処理ユニット(CPU )21は、コンピュータバス220に接続されている。バス220に接続されているディ スク記憶22は、ページング情報ライブラリ、メッセージライブラリおよびシステ ムサポートソフトウェアを格納するために用いられる。バス220に接続されたネ ットワークインタフェース24は、同じタイプの他の中央ページング局とケーブル 241を介して通信してネットワークを形成することによって、ページングの範囲 を拡張する。バス220に接続されたプログラムメモリ(ROM)23は、コンピュータ の中央処理ユニット(CPU)21とそれに接続されたすべての回路との動作を制御 するプログラムを格納する。これらがシステム全体の動きを制御する。音声・数 字インタフェースユニット26は、インタフェースライン110を介して電話線イン タフェース100と通信することによって、電話加入者との対話モードにおいて電 話線上のディジタルおよび音声情報を得る。それと同時に、音声・数字インタフ ェースユニット26は、ページング情報、メッセージ情報、および問い合わせ(que ry)情報を得る。音声・数字インタフェースユニット26は、ディジタル情報をコ ンピュータバス220に転送し、受け取られた音声情報をディジタル信号に変換し 、それからそれをバス220に送り、そこからコンピュータがメッセージ情報ライ ブラリをつくる。コンピュータはまた、 ページング情報のためのページング情報ライブラリをつくり、ディスク記憶22に 格納する。音声・数字インタフェースユニット26は、ライン271を介してマニュ アル入力ユニット27に接続されており、オペレータは、マニュアル入力ユニット 27によって音声・数字ページング情報をコンピュータに入力し得る。またオペレ ータは、音声ブロードキャスト情報を発することが可能である。バス220に接続 された音声・数字符号化器28は、ディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換 し、送信のために、送信ライン281を介して送信機300に供給する。プログラムメ モリ(ROM)23に格納された制御プログラムの制御下において、中央処理ユニッ ト(CPU)21は、ディスク記憶22に格納された音声情報および数字情報を、バス2 20を介して音声・数字符号化器28に転送し、音声・数字符号化器28からの音声信 号および数字信号を、送信ライン281を介して更に送信機300に送信し、アンテナ からそれらを送信する。 送信機300は、送信ライン281を介して音声・数字符号化器28に接続されており 、送信機300は、ディジタルモードまたはアナログ音声信号モードにおいて、音 声・数字符号化器28と同期して動作するようになっている。本実施態様において は、周波数変調送信機を用い、ディジタル信号は、周波数シフトキーイングモー ド(FSK)を用いている。もちろん、他の変調モードもまた選択的に用いること が可能である。 図3は、本発明による中央無線ページング局の、音声・数字符号化器および送 信機の回路ブロック図を示している。図中、送信機300は、増幅器回路31、レベ ル、変換回路32、スイッチング回路33および変調回路34によって構成されており 、音声・数字符号化回路28は、音声合成器(synthesizer)281、ページング符号化 器282および入力出力(I/O)インタフェース283によって構成されている。 音声合成器281は、ディジタル化された音声信号をバス220から受け取ってアナ ログ音声信号に変換し、一方ページング符号化器282は、ディジタルページング 情報をバス220から受け取り、ページング符号化プロトコルにしたがってディジ タル信号に変換する。 上記増幅器回路は、上記音声合成器から出力されたアナログ信号を受け取り、 上記変調回路の許容範囲内に安定化し、その後、アナログ信号は、上記スイッチ ング回路によって上記変調回路に切り替えられ、そこで変調された後、電力増幅 器回路に出力される。 増幅器回路32は、上記音声合成器281から出力されたアナログ信号を受け取る 。レベル変換回路32は、上記ページング符号化器282から出力された数字信号を 受け取る。上記増幅器回路31およびレベル変換回路32から出力された2チャネル の信号のうちの一方が、上記I/Oインタフェース283回路の制御の下でスイッチ ング回路33によって切り替え的に選択され、変調回路34によって変調され、電力 増幅器回路によって電力増幅された後、送信される。 図4は、本発明による音声・数字共用ページング情報の符号化プロトコルを示 す概略図であり、より詳しくは、本発明の音声・数字共用完全自動中央無線ペー ジング局によって発せられたページングコードの簡略タイミングチャートである 。本実施例におけるページングコールは、プリフィクス(prefix)コード(T1)37 0によって始まり、続いて複数のディジタル情報フレーム(T2)380および複数の 音声情報フレーム(T3)390からなる。ディジタル情報フレーム380は、フレーム 同期コード(SC)381によって始まる。一方、音声情報フレーム390はアイドルコ ード(NL)391によって始まり、続いて複数の連続音声情報フレームからなる。 最後の音声情報フレーム直後に続くプリフィクスコード(T1)は、音声情報の終 了を示す。ページングコールばこのプリフィクスコード後で終了してもよいが、 もし更に発するべきページング情報が存在する場合は、もう一つのページングコ ールの情報フレームを直ちに送信することも可能である。 図4のプリフィクスコード(T1)370は、交互に変化するビット1010....10か らなる2進コードシーケンスからなり、1秒あるいはそれより長いか短い期間を 有する。ディジタル情報フレーム380は、9つのコードワード381、382、…、389 あるいはそれ以上または以下のコードワードからなる。各コードワードは、32ビ ットあるいはそれ以上または以下のビット数の2進コードからなる。コードワー ドはさらに、フレーム同期コードワード(SC)、アドレスコードワード、ディジ タルコードワード、およびアイドルコードワード(NL)に分割される。32ビット からなるコードシーケンス中の、最上位ビットが1である全てのコー ドは、アドレスコードワードと決定され、最上位ビットが0であるコードは、デ ィジタルコードワードと決定される。アドレスコードワードから取られる2つの コードが、それぞれフレーム同期コードワード(SC)およびアイドルコードワー ド(NL)と定義される(これらの2つのコードは、アドレスコードとして割り当 ておよび使用することができなくなる)。2つのビットがさらに選択され、この アドレスコードに続くデータの特徴を示すための機能ビット(function bit)と定 義される。例えは、29番目および30番目のビットが選択される(もちろん他のビ ットを選択することも可能である): もちろん、これらは、アプリケーションにおける需要に応じて再定義すること ができる。 この符号化例においては以下のように仮定している。すなわち、ディジタル情 報フレーム380は9つのコードワードからなり、そのうち第1のコードワードは フレーム同期コードワード(SC)であり、残りの8つのコードワードは、8つの アドレスコードワードを送信するためまたは、ディジタルコードワードを送信す るためと定義される。これらがアドレスコードワードとして用いられる場合は、 第2のアドレスコードワード382は1グループのページャに対応している。この ページャのグループは、アドレスコードワード382のみを選択的に受け取り、復 号化するように設計されている。アドレスコードワード382のアドレスコードが 、あるローカルページャ(local pager)の「アドレスコード」に一致するとき、 別のアドレスコードワードまたはアイドルコードワードに出会って受信が終わる まで、引き続く情報が受け取られる。同様に、第3のアドレスコードワード383 は、第2のページャグループに対応し、このように8つのアドレスコー ドワード382、383、…、および389にそれぞれ対応する8つのページャグループ がある。このアドレス方法により、ページャの省電力設計の実現が容易になる。 音声情報フレーム390は、ディジタル情報フレームと同じ期間を有するように決 められ、第1音声情報フレームの始めは、アイドルコードワード(NT)によって 始まって音声情報が続くように決められる。続く音声情報フレーム中ではフレー ム同期コード(SC)は発生せず、最後の音声情報フレームの終了の直後にプリフ ィクスコード370が続く。本符号化の例は、さらに、ページングコールが、複数 の異なるページャにそれぞれ送信される複数のディジタル情報フレームを含んで いるか、ある一つのページャに送信される複数のディジタル情報フレームを含ん でいるか、またページングコールは、複数の音声情報フレームを含む音声ページ ングも送信することを特定する。本符号化方法により、ディジタル情報および音 声情報のハイブリッド送信の目的が達成され、ディジタルおよび音声ページャの 両方が各情報を正しく受け取ることを確実にすることができ、情報の長さは可変 である。ディジタル化音声情報を用いた音声情報の送信は、事実上、ディジタル ページングである。本実施態様では、アドレスコード中の機能ビットを使用する ことによってディジタル化音声情報の存在を示し、ディジタル化音声のディジタ ル情報フレーム380をアイドルコードによって開始し、ディジタル情報フレーム3 80を用いてディジタル化音声情報を送信し、プリフィクスコードによってディジ タル化音声の終了を識別する。 あるページャQが8番目のグループに属していると仮定したとき、音声・数字 共用ページャの受信処理は、ページャQを例として、以下の説明のようになる。 ページャQは、第1のプリフィクスコードを受け取った後、フレーム同期コード (SC)および第8番目のグループのアドレスコード受信状態に入り、受け取った アドレスコードを復号化する。ローカルアドレスコードが受け取られて復号化さ れ、かつ確認されると、ページャはディジタル情報を受信し始め、同時に、音声 情報が存在するか否かをアドレスコード中の30番目および29番目のビットに基づ いて決定する(ディジタル情報および音声情報の両方が存在するものと仮定する )。音声情報の存在が決定された後、受信機はディジタル情報をまず受け取り、 アイドルコード(NL)が受け取られたか否かを決定する。アイド ルコード(NL)が受け取られたときは、ディジタル情報が終ったことを示してい る。その後、ページャQは音声ページング情報を受信し始め、プリフィクスコー ド370を受信するまで音声ページング情報を録音し、音声受信を終わる。中央ペ ージング局が、あるページャグループに音声ページング情報のみが送信されてい ることを指定しているときにはいつでも、純粋な音声ページャのグループがネッ トワーク内で動作している可能性があることが理解されるであろう。もちろん、 本実施態様におけるページャQは、音声・数字共用ページャである。 本発明はまた、あるページャ(または複数のページャ)に対して比較的長時間 (ページャの音声情報格納時間を超えて)音声情報を送信することが、純粋な音 声ブロードキャストモードにおいて可能である。上記符号化例において、アドレ スコードワードの30番目および29番目のビットの機能コードが「11」であるとき 純粋な音声ブロードキャストモードにあると仮定していることを述べた。よって 、音声ページャがローカルアドレスコードと一致しかつ機能コード「11」を有す るアドレスコードワードを受け取ったとき、受信された音声情報を加入者に直接 、再生するようにページャが制御される。この純粋な音声ブロードキャスト情報 の受信は、ページャのハードウェアのとる動作が若干異なる点以外は、音声情報 の受信と同様である。 8つのグループに割り当てられたN個のページャ(Nはアドレシング能力以下 の整数)の動作および、ディジタル、ディジタルおよび音声のハイブリッド、お よび純粋な音声情報の受信の3つの受信ケースが、上記説明から理解され得るで あろう。 図5は、音声・数字処理手段の動作を示すフローチャートであり、プログラム メモリ(ROM)23中に格納されたプログラムの制御下における、本発明の実施態 様の中央ページング局1の動作のフローチャートである。図5はまた、上述の音 声・数字共用完全自動中央無線ページング局による様々なページング情報の送信 の動作フローを示している。図5のステップ400は、音声・数字処理手段200の電 源オンリセットエントリポイントであり、このステップにおいてシステムパラメ ータが初期化され、ステップ401に進んで電話コールがあるか否かを決定する。 もし無ければ、制御はステップ402に進み、マニュアル入力がある か否かを決定する。もし無ければ、制御はステップ403に進み、ページング情報 ライブラリ中に待ち(queuing)ページングコールが存在するか否かを決定する。 もし存在しなければ、制御はステップ401に戻り、上述の処理が繰り返される。 ステップ401、402および403は、本フローチャートのスケジューラプログラムを 構成している。3つのタスクが、システム中の、電話コール、マニュアル入力、 および送信ページングコール情報ライブラリ中の待ちの状態に基づいて、協調し て動作するように構成されている。ページングコールソースは2つある。一方は 電話ネットワークからであり、他方は中央ページング局のオペレータからである 。電話コールが発生したとき、コール信号は、電話線インタフェース110によっ て、音声・数字インタフェースユニット26を介してコンピュータに送られる。プ ログラムは、ステップ401において電話コールが存在することを決定し、ステッ プ401に分岐して加入者によってダイアルされた番号を収集する。本発明の電話 コール自動収集の特徴によれば、例えば、電話コールダイアリングプロトコール は以下のように規定される: 1.音声・数字ページャは、同じシーケンスで番号付けられ、その数字は10進 6桁の数字である。もちろんそれらは、システムのサイズに依存してそれより多 い桁をもったり、少ない桁をもったりするように定義され得る。 2.ページングコードは、ページ番号のすぐ後に続く0から30の範囲の10進数 から構成され得るが、もちろんそれより大きいかそれより少ない桁を指定しても よい。0桁がダイアルされるとき(つまりページングコードがダイヤルされない とき)、純粋な音声ページングを表す。 3.ページングコールをダイアルすることの終了は「」記号によって示され る。 4.システムは、それぞれのページャのためにメッセージボックスを提供し、 その番号は、ページャ番号の前に1つの(またはそれより大きい)桁を付加する ことによって形成される数字である。 5.メッセージボックスコールをダイアルすることの終了は、「」記号によ って示される。 ステップ410において番号を受信した後、制御は、ステップ411に進み、そ れがページング電話コールか否かを決定する。もしそうであるなら、フローはス テップ412に進み、ページング識別子(identifier)に加えてページングコードお よびディジタルコードをメッセージ情報ライブラリに格納する。ステップ410に おいてシステムは、「どうぞあなたの音声ページングメッセージを残してくださ い。もしメッセージがなければ受話器をおかけください。」という音声による指 示(instruction)を電話加入者に送るよう制御される。ステップ410および412は 、音声・数字インタフェースユニット26を制御することによって電話線の音声情 報をディジタル情報に変換し、かつそれをメッセージ情報ライブラリ450に格納 する。電話加入者がページングターミネータ(terminator)(またはメッセージタ ーミネータまたはフックアップ)を送ると、メッセージライブラリがステップ41 2においてつくられ(created)、制御がステップ413に進むことによって、メッセ ージライブラリにページング情報があるかどうかを決定する。もしそうなら、制 御はステップ414に進み、ステップ414においてはページング情報は、メッセージ ライブラリからフェッチ(fetch)されることによってページング情報を生成し、 かつページング情報ライブラリをつくり、送信のために待機する。ここまででペ ージングをおこなうための電話コールの処理は、完了しており、プログラムのフ ローは、ステップ401にそのエントリーポイントをもつスケジューラプログラム へと戻る。上述の電話コール処理フローは、電話コールをする者が純粋のディジ タルページングコールをおこなうためのフローと、ディジタル・音声複合コール をおこなうためのフローとを含む。もし電話コールが、ページャ番号をダイヤル した後にページングコードをダイヤルせず、その代わりに音声情報を入力すれば 、純粋の音声ページングコールをすることができ、このときの動作フローは、音 声・数字複合ページングコールをおこなうときのそれと同じである。よって加入 者のページング情報を自動的に収集すること、メッセージライブラリからページ ング情報を自動的に抽出すること、およびページング情報ライブラリをつくるこ とを実現することができ、このことは、本発明のメッセージライブラリと普通の 音声ボックスとの違いを示している。 メッセージボックスをつくることを可能にすることによって、本発明の実施態 様は、時間制限(例えば20秒)を越える音声情報が、音声ページング情報のか たちで音声・数字共用ページャに送信されないという問題、および純粋なディジ タルページャは、音声情報を受信できないという問題を解決した。メッセージボ ックスをつくるための電話コール処理フローは、以下に図5を参照して説明され る。メッセージボックス電話コールがあるとき、ステップ401の判定は、「イエ ス」であり、制御システムはステップ410において、「こちらは、中央局XYZ です。ダイヤルしてください。」という音声メッセージを電話加入者に送る。す ると電話加入者は、電話コールダイヤルプロトコルにしたがってメッセージボッ クス番号およびターミネータ「#」をダイヤルする。制御システムは、ステップ 410において番号を受信し、メッセージボックスをつくるのかメッセージボック スの問い合わせをするのかを特定するための機能コードをダイヤルするように、 電話加入者に促す。メッセージボックスをつくるためのコールについては、制御 システムは、ステップ412に分岐し、ここで制御システムは、電話加入者と対話 することによってメッセージ情報ライブラリをつくる。問い合わせのコールにつ いては、制御システムはステップ430において、電話加入者と対話することによ って、加入者によって問い合わせがあった音声情報を加入者に供給する。メッセ ージボックスの問い合わせ処理においては、ある種の暗号化手段が必要となるが 、これはステップ430において実現される。ステップ430において問い合わせが完 了した後、ステップ401において、スケジューラプログラムに入る。 発明の本実施態様は、オペレータがページング情報を入力することを可能にす る。すなわち、マニュアルページング局の要請も満たすように構成されている。 図5のステップ402において、マニュアル入力要求があるか否かを繰り返し検知 する。もしあれば、制御はステップ420に進む。ステップ420において、制御はオ ペレータに、マニュアル入力ユニット27上でページャ番号、ページングコードお よびページングタイプなどのデータを入力するように促す。ステップ420におい て、これらのデータを受け取り、メッセージライブラリにセーブする。マニュア ル入力ユニットは、純粋なディジタルページング、ハイブリッド音声・数字ペー ジング、および純粋な音声ブロードキャストページングをオペレータがをおこな うことを可能にする。純粋な音声ページングをつくるときは、オペレータはペー ジャ番号(1つのページャ番号、あるいはページャ番号のセットつまり グループを入力してもよい)を入力し、音声ブロードキャストモードが選択され る。ステップ420においてこのブロードキャストモードページングが認識される と、メッセージライブラリをつくる際にブロードキャスト識別子が追加される。 ステップ440においてページング情報を送信するときにアドレスコード機能コー ドビット上にブロードキャスト識別子「11」がつくられ、ブロードキャストモー ドページングが送信される。その後、プログラムはステップ401に進み、スケジ ューラプログラムに再度入る。 中央ページング局によるページング情報送信の動作フローを図5を参照して説 明する。中央局によってページング情報ライブラリがつくられたとき、プログラ ムはステップ403において、送信を待っているページング情報が存在することを 決定し、ステップ440に分岐する。ステップ440において、ページング情報ライブ ラリ中のページングタイプに基づき、純粋なディジタルページング、ハイブリッ ド音声・数字ページング、純粋な音声ページングまたは音声ブロードキャストペ ージングが、送信され得る。ページング情報ライブラリはソートされ、そのペー ジング情報の送信数が記録され、ステップ440において送信が完了した後に、待 ち行列(queue)中のページング順が調節される。その後、プログラムはステップ4 01に戻ってスケジューラプログラムに入る。上記フローから、ページング情報収 集から、メッセージライブラリおよびページング情報ライブラリをつくること、 ページング情報の送信まで、全ての動作は、手動が介入することなしに自動的に 行われ、この結果、自動化が達成されることが理解されるであろう。 図6は、本発明の音声・数字共用ページャ1000の回路ブロック図を示す。本発 明の実施態様において、複数の音声・数字共用ページャ1000が、周波数変調モー ドを用いて、中央ページング局1の送信機300とともに同一チャネル上で動作す る一方で、ディジタル信号は周波数シフトキーイング(FSK)モードを用いる。 しかし、これらは、本発明にとって本質的ではなく、他の変調技術も用いること ができる。 音声・数字共用ページャは、ある周波数上の周波数変調された音声信号(アナ ログ信号)および周波数変調されたディジタル信号の両方を受信することが可能 であるように、すなわち、ディジタル信号を受信し、受信されたディジタル信号 を格納し、表示することと、音声信号を受信し音声信号を再生することとの両方 が可能なように設計されている。また音声ブロードキャスト情報を受信すること も可能である。ここで、図6を参照して以下のように詳述する。音声・数字共用 ページャは、アンテナ500、受信機手段50、信号処理ユニット59、マイクロプロ セッサ56、ディスプレイ51、電気的消去可能メモリ(electrically erasablememo ry)52、動作スイッチ53、警報回路(alert circuit)54、電源回路57、および音声 記録/再生ユニット58を有している。アンテナ500は、中央ページング局によっ て送信された無線周波数信号が望ましく受信され得るために、適切な形状および サイズを有している。無線受信機手段50は、公知の無線受信機手段であり、本実 施態様における受信機手段50は、オーディオ(audio)信号を信号処理ユニット59 に出力する周波数変調受信機手段である。信号処理ユニット59は、オーディオ信 号を音声記録/再生ユニット58に供給し、ディジタル信号をマイクロプロセッサ 56に供給する。ディジタル信号は、ページングディジタル信号またはディジタル 化された音声信号であってもよい。 マイクロプロセッサ56をカーネルとして、ディジタル信号を受信および復号化 し様々な制御を行うための復号化器回路が形成される。リードオンリーメモリ( ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)が含まれる。音声・数字共用ページ ャによる様々な動作の制御を行うための制御プログラムは、ROMに格納される。 その動作フローの更なる説明を後に行う。RAMは、受信されたディジタル信号を 格納するために用いられる。マイクロプロセッサ56は、I/Oインタフェース562 を介してディスプレイ51に接続されている。ディスプレイは、動作状態および受 信されたディジタルページングコードを表示するために用いられる。電気的消去 可能プログラマブルメモリ(EEPROM)32は、インタフェース563を介して信号処 理ユニット59に接続されている。音声・数字共用ページャに対して固有であり、 音声・数字共用ページャ自身を表わしているアドレスコードと、グループ1、2、 …、M(本実施態様においてMは8である)中のどのグループにこのページャが 属するかを示すインディケーション情報(indication information)と、プリフィ クスコードのコード(coding)と、フレーム同期コードのコード(coding)と、アイ ドルコードのコード(coding)と、アドレスコード中の機 能コードの定義と、ディジタル通信速度、警報モード等に関連する情報とがEEPR OM52に格納される。動作スイッチ53は、I/Oインタフェース564を介してマイクロ プロセッサ56に接続されており、警報停止、ディジタル情報表示、オーディオ再 生、電源オン、電源オフ、警報モード変更等の動作命令をマイクロプロセッサ56 に送るために用いられる。警報回路54は、インタフェース565を介してマイクロ プロセッサ56に接続されており、マイクロプロセッサ56の制御下でオーディオ警 報、光警報、または振動警報を出力する。水晶568は、情報処理ユニット59の動 作クロックの周波数を決定する。マイクロプロセッサ56のインタフェース回路56 6は、音声記録/再生ユニット58に接続されており、音声記録/再生ユニット58 の動きを制御する。 図8および9に示すように、音声記録/再生ユニット58は、音声記録/再生集 積回路によって構成され、または音声合成器回路582、メモリ583、スイッチング 回路584および電力増幅器回路585によって構成される。信号処理ユニット59は、 バンドパスフィルタ回路591および無線受信機手段50から供給されたオーディオ 信号からフィルタリングによってノイズを除去する整形回路592によって構成さ れ、同時にオーディオ信号を整形および増幅することによって、出力用の方形波 ディジタル信号を形成する。上記回路は、周波数変調された音声信号および周波 数変調されたディジタル信号を受け取ることができる周波数変調受信機回路を構 成する。音声記録/再生ユニット58は、音声信号を記録および再生することが可 能である。アナログ音声信号が受信されたとき、アナログ信号はまずデジィタル 化された音声信号に変換され、次に音声記録/再生ユニットによってメモリに格 納され、再生時にアナログ信号に復元される。ディジタル化された音声信号が受 信されたときは、ディジタル化された音声信号は、マイクロプロセッサ56によっ て音声記録/再生ユニット58に送られ、ディジタル化された音声信号は、音声記 録/再生ユニット58によって直接、メモリに格納され、アナログ音声信号に変換 されて音声合成器582によって再生される。スピーカ561は、音声を再生する機能 を果たす。マイクロプロセッサ56は、音声記録/再生ユニット58を、受信された ディジタル信号および符号化プロトコルに基づいて、受信された音声情報を記録 、再生または直接、再生するように制御する。 音声記録/再生ユニットはまた、アナログ記録/再生回路によって構成されても よい。 上記マイクロプロセッサは、上記整形回路から、ディジタル信号を受け取って 復号化する。 上記復号化の一つは、上記音声合成器を、フィルタから出力されたアナログ音 声信号をディジタル信号に変換してメモリに格納するように制御するために、用 いられる。 上記復号化の第2番目は、上記スイッチング回路を、フィルタから出力された アナログ音声信号をスイッチング回路を介して電力増幅器に送り、スピーカで再 生するように制御するために、用いられる。 上記復号化の第3番目は、受信されたディジタル音声ページングコード信号を 、音声合成器フォーマットのデータに変換し、メモリに格納することである。 上記動作スイッチのうちの問い合わせスイッチが押下されたとき、上記マイク ロプロセッサは、制御信号を音声合成器に転送する。音声合成器は、メモリ内に 格納された最後のデータセグメントをフェッチして、音声信号に復元する。音声 信号は、スイッチング回路および電力増幅器を介して、スピーカによって再生さ れる。 上記音声記録/再生ユニットは、マイクロプロセッサの制御インタフェースラ インに接続されている。そのアナログ信号入力端子(terminal)および補助(auxil iary)入力端子は、上記フィルタのアナログ信号出力端子に接続されている。 上記マイクロプロセッサのディジタル信号入力端子は、上記信号処理ユニット の、整形回路出力端子に接続されており、そのディジタル信号を受け取り復号化 して、音声記録/再生ユニットを、その入力端子上のアナログ音声信号を音声記 録/再生ユニット上に記録するように制御するか、または、音声記録/再生ユニ ットを、信号処理ユニットからのアナログ信号を、その補助入力端子および内部 電力増幅器を介して直接スピーカによって再生するように、制御する。 図6の電源回路57は、ページャに電力を供給する役割を有し、昇圧および安定 化の機能を有する。電源回路57は、インタフェース567を介してなされるマイク ロプロセッサ56の制御下において、ページャの省電力動作と調整をとりな がら電力を供給する。 無線受信機手段50は、公知の回路手段である。本実施例の受信機手段は、アン テナ増幅器回路、第1の局部発振回路、第1の混合回路、第2の局部発振回路、 第2の混合回路、中間増幅器、フィルタおよび周波数弁別回路によって構成され る周波数変調受信機手段である。無線受信機手段50は、アンテナから無線周波数 信号を受け取ってオーディオ信号を出力するが、周波数シフトキーイング(FSK )信号を受け取ることも可能である。 図6は、本発明の音声・数字共用ページャの一実施態様のみを示している。音 声・数字共用ページャは、任意の受信機回路および他の同様なマイクロプロセッ サならびに音声記録/再生ユニットを用いて構成し得る。また、図6に示す音声 ・数字共用ページャに基づいて、ディスプレイを無くすことにより、純粋な音声 ページャを構成してもよい。音声ディジタル化技術が、音声ディジタル化後の情 報量が1200BPS未満になるという目的を達成したとき、音声情報を直接ディジタ ル信号モードで送信することが可能になり、図6に示すページャは、マイクロプ ロセッサ56からのディジタル音声情報を受け取ってインタフェース566を介して 音声記録/再生ユニット58に送り、そしてメモリ上に記録することができる。す なわち、本発明はまた、ディジタル符号化モードを用いて音声情報を送信するこ とが可能である。これらは、発明の本実施例の機能モジュールを組み合わせ直し たものであり、本発明の範囲の中に入る。 図7は、音声・数字共用ページャ中のマイクロプロセッサ56の(ROM)制御プロ グラムの動作フローチャートを示す。ステップ600は、電源オンリセットおよび 初期化プログラムであり、各変数を初期状態にセットし、EEPROM中のアドレスコ ードや本ページャがどのグループに属するか等の情報を、ランダムアクセスメモ リ(RAM)に読み出し、ページャが動作状態に入ったことを示す特定の警報を、 加入者に発する。ステップ601において、問い合わせキーが押下されたか否かを 決定する。もし押下されていれば、プログラムはステップ640に分岐する。ペー ジャが警報状態にある場合は警報を中止して、ステップ641に進み、ページャの 情報に応じて、最も最近のディジタル情報が表示のためにディスプレイに送られ 、最も最近に受信された音声情報が再生される。その後、プログラムは ステップ601に分岐し、主スケジューラプログラムに入る。ステップ6010におい ていずれの問い合わせキーも押下されていないと決定されたとき、プログラムは ステップ602に進み、アドレスコードならびにプリフィクスコードおよびフレー ム同期コードを受け取り、アドレスコードがページャのアドレスコードに一致す るか否かを決定する。もし一致すれば、プログラムはステップ610に分岐し、ス テップ610においてページング情報を受信する。ディジタルページング情報の受 信が完了すると、プログラムはステップ612に進み、ディジタルページング情報 をメモリに格納する。フレーム同期コードを用いた同期の実現、2進ディジタル 信号の受信およびタイミング技術は周知であり、その説明を省略する。その後、 プログラムはステップ613に進み、アドレスコード中の機能ビットに基づいて音 声ページング情報が存在するか否かを決定する。もし存在しなければ、プログラ ムはステップ603に分岐し、警報信号を発する。この時点において、純粋なディ ジタルページングの受信は完了している。もし音声ページング情報が存在すれば 、プログラムはステップ620に分岐し、アドレスコード中の機能ビットに基づい てブロードキャスティングモードにあるか否かを決定する。もしブロードキャス ティングモードにあれば、プログラムはステップ630に分岐して、特定の警報信 号を送出するように情報処理ユニットをまず制御し、次にステップ631に進んで 、受信された音声情報のスピーカを通じた直接、再生を制御する。ステップ632 においてブロードキャスティングが完了したと判断されると、プログラムは、主 スケジューラプログラムのステップ601に再度入る。この時点において、ブロー ドキャスティングページング情報の受信は完了している。ステップ620において アドレスコードの機能ビットがブロードキャスティングモードではなく音声ペー ジングを示していると判断されると、プログラムはステップ621に分岐し、マイ クロプロセッサ56を、記録を開始するための記録制御信号を音声記録再生ユニッ ト58に発するように制御する。ステップ622において音声が終了したことが検知 されると記録は中止され、プログラムはステップ603に分岐して警報信号を送出 する。次にプログラムは、主スケジューラプログラムのステップ601に戻る。こ こまでで、プログラムは音声・数字共用ページング情報の受信を完了した。純粋 な音声ページング情報のアドレスコードに続くディジタル情報はない。音声情報 はアイドルコードの直後に続く。その情報構造は、ディジタル情報中にはアドレ スコードおよびアイドルコードしかないこと以外は、音声および数字の混在によ って構成され、従って、その受信は音声・数字の混在するページング情報の受信 と同じである。 図7に示すように、音声・数字共用ページャ中のROMプログラムの、動作フロー は、純粋なディジタル、音声・数字の混在、純粋な音声、および音声ブロードキ ャスティングページング信号の受信プロシージャを包含する。プリフィクスコー ドおよびフレーム同期コードの受信プロシージャならびに省電力制御については 、周知の技術であるため、その説明はここでは省く。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月21日 【補正内容】 明細書 音声・数字共用完全自動無線ページングシステム 発明の分野 本発明は、無線通信の分野に属する無線ページングシステムに関しており、特 に音声・数字共用完全自動無線ページングシステムに関する。 発明の背景 公知の無線ページングシステムは、単にある一つの音を発して情報を伝達する 段階から、数字、文字および漢字を用いることによってさらに多くの情報を伝達 する段階に発展してきている。このシステムは、有線電話回線網を介してページ ングセンタによって送信されるページング情報を獲得してから、符号器によって 情報が符号化された後、その情報を無線のラインを介して順次、送信する。それ ぞれ固有のアドレスコードを有するディジタルページャのグループは、同時に動 作し、それらのそれぞれは、自分のアドレスコードと関連した情報を受信して、 加入者に警告信号で知らせる。利用者が照会キーを押すと、ページャは、対応す る情報を数字の(または漢字の)かたちで表示する。通常、ディジタルページャ は、受信されたページング情報を格納することによって、ユーザがいつでも見直 せるように、なんらかのメモリを備えている。 しかし上述のディジタルページャには制限があり、表示するときに数字または 文字を用いるページャが、アルファベット以外の文字で綴られる言語(漢字)の 領域において用いられるときには、利用に不便なコードブックの助けを借りて情 報を拾い出すことが必要である。漢字表示モードを用いるページャは、ある特定 の言語について使用するのに適するだけで、大きな単語ライブラリおよび高いコ ストが必要である。無線ページングコードは、無線ページングセンタにおいて手 動で有線の電話情報からしか生成されないのて、自動化の実現は困難であり、こ れらは大量生産およびアプリケーション面で困難を生じる。 発明の要旨 それゆえ本発明の目的は、先行技術のページングシステムのもつ上述の問題を 克服できる音声・数字共用完全自動無線ページングシステムを提供することにあ る。この音声・数字共用完全自動無線ページングシステムにおいては、ディジタ ル(ページャコード、コール転送コード、電話番号など)および音声情報は、自 動的にシステムによって電話網から得ることができ、無線ページング情報ライブ ラリは、自動的に生成され、音声およびディジタルのページング情報は、直接、 特定の音声・数字共用ページャへと送信機を介して送信される。このシステムは 、純粋の数字、純粋の音声、または音声および数字の混ざったものからなるペー ジング情報を送信することができる。またこのシステムは、比較的、長い音声ブ ロードキャストが音声・数字共用ページャにブロードキャストモードで送信され るようにできる。本発明の音声・数字共用ページャは、送信機によって送信され た音声・数字情報を受け取ることができ、音声情報を繰り返して聞くためにペー ジャに対応するデータを格納することができ、加入者がページャ上のディジタル 情報を見ることができる。本システムはまた、従来の純粋なディジタルページャ の利用も可能にし、中央ページング局は、音声情報をメッセージ情報ライブラリ に蓄積でき、ユーザは、メッセージ問い合わせシステムを介して有線電話を用い ることによって音声情報を自動的に問い合わせることができ、その結果、音声・ 数字共用ページャおよびディジタルページャは、同じネットワーク上で動作でき 、互いに互換性をもつ。 本発明の音声・数字共用完全自動無線ページングシステムは、自動的に音声・ 数字情報を電話網から得て、ページング情報ライブラリをつくり、同時に自動的 に音声またはディジタル信号を送信機を介して送信することができる中央無線ペ ージング局と、周波数のページャとを備えている。ここで中央ページャ局は、電 話網に接続された電話線インタフェースと、電話の発呼者と対話し自動的にペー ジャ番号、ページングコード、音声情報などを収集でき、ページング待ち行列を 生成する音声・数字処理手段と、を含む。ここで音声・数字処理手段は、電話発 呼者の要求に応じてメッセージ情報ライブラリをつくり、メッセージ情報ライブ ラリおよびページング情報ライブラリに対して問い合わせをする自動処理も可能 である。ここで中央ページング局は、ディジタル符号化された信号および音声信 号を音声・数字処理手段の制御のもとで送信することもできる送信機をさらに備 えている。 本発明の音声・数字共用完全自動ページングシステムにおいてN個のページャ は、アドレシングのためにM個のグループに割り当てられ(Mは、Nより小さい 整数)、ページャのそれぞれは、それがM個のグループのうちのどれに属するか を識別するIDコードをもち、送信機によって送信された「プリフィックスコード 」および「フレーム同期コード」を受信し、識別することによって送信機と同期 を維持でき、それ自身の「アドレスコード」を受信することができる。もし受信 された「アドレスコード」がそれ自身の「アドレスコード」と一致すれば、アド レスコードに続くディジタルコードが受信される。ディジタルコードは、「アド レスコード」とは異なる特別のビットを用いることによって識別され、ディジタ ルコードの末尾にも識別子は存在する。「アドレスコード」は、ディジタルペー ジングまたは音声・数字ページング信号のどちらであるかを示す2つのビットを 含む。音声ページングについては、アドレスコードの後にディジタル情報が続き 、ディジタル情報の末尾には、アイドルコードが付加される。その後には、音声 情報があり、それから音声情報の後には、音声情報の末尾を示す「プリフィック スコード」が続く。音声・数字共用ページャは、自分自身のアドレスと一致する 「アドレスコード」を受信した後、音声情報が存在するかどうかを決定する。も し音声情報があれば、ページャは、ディジタル情報の受信が完了してから音声情 報の受信を開始し、音声情報を対応する格納装置に記憶させる。音声情報の終わ りは、「プリフィックスコード」をもうひとつ受信することによって示され、こ のコードが記憶をストップさせ、数字受信モートに戻らせる。ページングセンタ ーがアナログ情報の送信を始めるときは、同期コードが1語も受信されないため に、一致する「アドレスコード」をもつ1つを除いたすべてのページャは、いか なるディジタル情報も受信せず、「プリフィックスコード」状態を探すように変 わり、それからさらなる「プリフィックスコード」が音声情報の終わりに発生す るときだけ、同期状態に戻る。音声情報を受信しているページャについては、そ の数字受信部も、同期がはずれており、「プリフィックスコード」状態を探す ことなり、数字の受信の同期を再開するとともに、音声情報の終わりにおいて「 プリフィックスコード」が受信されるときには音声情報の受信をストップする。 これは望ましくは、音声および数字の混在送受信を実現し、ディジタルページャ については、音声ページャをもつ同じネットワーク内において動作することがで きる。本発明のシステムは、中央ページング局の中に「メッセージライブラリ」 をつくることによってディジタルページャのそれぞれのための独立したメッセー ジメールボックスをつくり、「メッセージライブラリ」に音声情報を格納し、電 話を用いて加入者がメッセージの問い合わせをおこなうことができるように、メ ッセージを残した人についてのディジタルページング情報を送信する。 上記音声・数字共用ページャは、信号受信手段、信号処理ユニット、マイクロ プロセッサ、ディスプレイ、メモリ、操作スイッチ、警告回路、マイクロプロセ ッサに接続された電源回路、および上記信号処理ユニットおよびマイクロプロセ ッサに接続された音声記録・再生ユニットを備えている。 上記音声記録・再生ユニットは、ディジタル音声信号を合成することによって 、その出力端子に接続されたスピーカから出力されるアナログ音声信号を発生す る。 上記音声・ディジタル共用ページャは、マイクロプロセッサの制御のもとで音 声・ディジタル共用ページャの動作フローにしたがって動作する。 本発明の効果は、以下のとおりである。 本発明によれば音声・数字処理手段がページング局の中央無線局に設けられて おり、音声記録・再生ユニットがページャの中に対応して設けられているので、 もともとの無線ページングシステムは、アナログ音声信号の送受信機能をもつよ うに拡大でき、それによりアナログ音声信号が送信できないという従来の無線ペ ージングシステムの問題が解決される。よってページャは、数字および漢字を表 示できるだけでなく、さまざまな音声信号を送信し、音声信号を再生し、それに よって無線ページャの実用性が大きく向上することになる。 本発明においてディスク記憶は、入力ページング情報のためのメッセージ情報 ライブラリおよびページング情報ライブラリをつくるために設けられており、そ れによってユーザは、メッセージおよびページング情報を問い合わせることがで き、動作をおこなうことを促されたりできる。その結果、本発明のページングシ ステムは、いつでも加入者の要求に応えることができる。音声記録・再生ユーザ が本発明のページャの中に設けられているので、音声情報が格納され、繰り返し 再生され、よって本発明のシステムの利用は、受信時再生方式のシステム(play ing-on-receipt system)のそれと比較してずっと便利である。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の音声・数字共用完全自動無線ページングシステムの略ブロッ ク図である。 図2は、本発明による中央無線ページング局の回路ブロック図である。 図3は、本発明による音声・数字符号器と中央無線ページング局の送信部との 回路ブロック図を示す。 図4は、本発明によって用いられる符号化プロトコルを示す概略図である。 図5は、本発明による音声・数字の処理手段の動作を示すフローチャートであ る。 図6は、本発明の音声・数字共用ページャの略ブロック図である。 図7は、本発明による音声・数字共用ページャの動作を示すフローチャートで ある。 図8は、本発明の実施形態による音声・数字共用ページャの回路ブロック図で ある。 図9は、本発明の他の実施形態による音声・数字共用ページャの回路配線図で ある。 発明の好ましい実施形態 本願発明の特徴を、図面および実施形態に関連づけて以下にさらに説明する。 図1は、本発明の音声・数字共用完全自動無線ページングシステムの略ブロッ ク図を示す。電話線インタフェース100、音声・数字処理手段200、および送信機 (transmitter)300は、本発明の中央ページング局(centeral paging station)1を 構成する。複数の音声・数字共用ページャ1000は、本発明の音声・ディジタルペ ージング加入者(subscriber)を構成し、複数のディジタルページャ2000は、本発 明のディジタルページング加入者を構成しており、これら2種類の加入者は、ペ ージング加入者グループN(Nは、整数である)を構成する。電話加入者が電話 線インタフェース100からコール(call)すると、音声・数字ページング情報また は純粋なディジタルページング情報が対話(dialog)モードを用いて音声・数字処 理手段200によって収集(collect)され、それから送信機300を通してページング 情報が音声・数字共用ページャ1000およびディジタルページャ2000に送信される 。ページング情報のうち一致した(matching)「アドレスコード」をもつページャ がそれに関連付けられた(associated)ページング情報を受け取る。 図2は、本発明による中央無線ページング局(central radio paging station) 1の回路ブロック図である。音声・数字処理手段200は、中央処理ユニット21、デ ィスク記憶(storage)22、プログラムメモリ23、音声・数字インタフェースユニ ット26、マニュアル入力ユニット27、音声・数字符号化ユニット(encoding unit )28を備えており、図示される電話インタフェース100は、電話線120上を送信さ れる情報を、音声・数字インタフェースユニット26によって受け取られる等価な 信号に変換し(例えば、電話線上のパルスダイヤル信号またはDTMFダイヤル 信号を等価なディジタル信号に変換し)、シンギング信号(singing signal)お よびオンフック信号をシグナル信号(signal signals)に変換し、それらを音声 ・数字インタフェースユニット26にライン110を介して送る。マニュアル入力ユ ニット27は、ライン271を通して音声・数字インタフェースユニット26に接続さ れており、これによりオペレータ(operator)は、音声・数字ページング情報をイ ンタラクティブモードにおいてコンピュータに入力することができる。図2に示 す中央処理ユニット(CPU)21は、コンピュータバス220に接続されている。バス 220に接続されているディスク記憶22は、ページング情報ライブラリ、メッセー ジライブラリおよびシステムサポートソフトウェアを格納するために用いられる 。バス220に接続されたネットワークインタフェース24は、同じタイプの他の中 央ページング局とケーブル241を介して通信してネットワークを形成することに よって、ページングの範囲を拡張する。バス220に接続されたプログラムメモリ (ROM)23は、コンピュータの中央処理ユニット(CPU)21とそれに接続されたす べての回路との動作を制御するプログラムを 格納する。これらがシステム全体の動きを制御する。音声・数字インタフェース ユニット26は、インタフェースライン110を介して電話線インタフェース100と通 信することによって、電話加入者との対話モードにおいて電話線上のディジタル および音声情報を得る。それと同時に、音声・数字インタフェースユニット26は 、ページング情報、メッセージ情報、および問い合わせ(query)情報を得る。音 声・数字インタフェースユニット26は、ディジタル情報をコンピュータバス220 に転送し、受け取られた音声情報をディジタル信号に変換し、それからそれをバ ス220に送り、そこからコンピュータがメッセージ情報ライブラリをつくる。コ ンピュータはまた、ページング情報のためのページング情報ライブラリをつくり 、ディスク記憶22に格納する。音声・数字インタフェースユニット26は、ライン 271を介してマニュアル入力ユニット27に接続されており、オペレータは、マニ ュアル入力ユニット27によって音声・数字ページング情報をコンピュータに入力 し得る。またオペレータは、音声ブロードキャスト情報を発することが可能であ る。バス220に接続された音声・数字符号化ユニット28は、ディジタル音声信号 をアナログ音声信号に変換し、送信のために、送信ライン281を介して送信機300 に供給する。プログラムメモリ(ROM)23に格納された制御プログラムの制御下 において、中央処理ユニット(CPU)21は、ディスク記憶22に格納された音声情 報および数字情報を、バス220を介して音声・数字符号化ユニット28に転送し、 音声・数字符号化ユニット28からの音声信号および数字信号を、送信ライン281 を介して更に送信機300に送信し、アンテナからそれらを送信する。 中央処理ユニット21の制御下において、音声・数字処理手段200は、音声・数 字インタフェースユニット26を介してダイアリング情報および音声情報を電話線 から受け取り、ダイアリング情報をコンピュータに使用されるASICコードに変換 し、音声情報をディジタル形式の音声情報に変換し、後者を、バスを介してディ スク記憶22中のメッセージ情報ライブラリに送る。 音声・数字処理手段200は、CPU21において、ディスク記憶22中のメッセージ情 報を処理し、これを、音声・数字符号化ユニット28を介して順次、送信する。音 声・数字符号化ユニット28は、ディジタルページング符号化信号また はディジタル化音声信号またはアナログ音声信号を、送信し得る。 音声・数字処理手段は、加入者が「メッセージ」を問い合わせることまたは音 声ページング情報を聴くことを可能にする。 送信機300は、送信ライン281を介して音声・数字符号化ユニット28に接続され ており、送信機300は、ディジタルモードまたはアナログ音声信号モードにおい て、音声・数字符号化ユニット28と同期して動作するようになっている。本実施 態様においては、周波数変調送信機を用い、ディジタル信号は、周波数シフトキ ーイングモード(FSK)を用いている。もちろん、他の変調モードもまた選択的 に用いることが可能である。 図3は、本発明による中央無線ページング局の、音声・数字符号化ユニットお よび送信機の回路ブロック図を示している。図中、音声・数字符号化ユニット28 は、それぞれバス220に接続されている音声合成器281、ページング符号化器282 および入力出力(I/O)インタフェース283を有し、更に音声合成器281およびペ ージング符号化器282にそれぞれ接続されている増幅器回路31およびレベル変換 回路32を有し、増幅器回路31、レベル変換回路32、および入力出力(I/O)イン タフェース283に接続されたスイッチング回路33を有している。送信機300は、変 調回路34、電力増幅器回路35によって構成されている。スイッチング回路33は、 変調回路34に接続されている。 音声合成器281は、ディジタル化された音声信号をバス220から受け取ってアナ ログ音声信号に変換し、一方ページング符号化器282は、ディジタルページング 情報をバス220から受け取り、ページング符号化プロトコルにしたがってディジ タル信号に変換する。 上記増幅器回路は、上記音声合成器から出力されたアナログ信号を受け取り、 上記変調回路の許容範囲内に安定化し、その後、アナログ信号は、上記スイッチ ング回路によって上記変調回路に切り替えられ、そこで変調された後、電力増幅 器回路に出力される。 増幅器回路32は、上記音声合成器281から出力されたアナログ信号を受け取る 。レベル変換回路32は、上記ページング符号化器282から出力された数字信号を 受け取る。上記増幅器回路31およびレベル変換回路32から出力された2 チャネルの信号のうちの一方が、上記I/Oインタフェース283回路の制御の下で スイッチング回路33によって切り替え的に選択され、変調回路34によって変調さ れ、電力増幅器回路によって電力増幅された後、送信される。 図4は、本発明による音声・数字共用ページング情報の符号化プロトコルを示 す概略図であり、より詳しくは、本発明の音声・数字共用完全自動中央無線ペー ジング局によって発せられたページングコードの簡略タイミングチャートである 。本実施例におけるページングコールは、プリフィクス(prefix)コード(T1)37 0によって始まり、続いて複数のディジタル情報フレーム(T2)380および複数の 音声情報フレーム(T3)390からなる。ディジタル情報フレーム380は、フレーム 同期コード(SC)381によって始まる。一方、音声情報フレーム390はアイドルコ ード(NL)391によって始まり、続いて複数の連続音声情報フレームからなる。 最後の音声情報フレーム直後に続くプリフィクスコード(T1)は、音声情報の終 了を示す。ページングコールばこのプリフィクスコード後で終了してもよいが、 もし更に発するべきページング情報が存在する場合は、もう一つのページングコ ールの情報フレームを直ちに送信することも可能である。 図4のプリフィクスコード(T1)370は、交互に変化するビット1010....10か らなる2進コードシーケンスからなり、1秒あるいはそれより長いか短い期間を 有する。ディジタル情報フレーム380は、9つのコードワード381、382、…、389 あるいはそれ以上または以下のコードワードからなる。各コードワードは、32ビ ットあるいはそれ以上または以下のビット数の2進コードからなる。コードワー ドはさらに、フレーム同期コードワード(SC)、アドレスコードワード、ディジ タルコードワード、およびアイドルコードワード(NL)に分割される。32ビット からなるコードシーケンス中の、最上位ビットが1である全てのコードは、アド レスコードワードと決定され、最上位ビットが0であるコードは、ディジタルコ ードワードと決定される。アドレスコードワードから取られる2つのコードが、 それぞれフレーム同期コードワード(SC)およびアイドルコードワード(NL)と 定義される(これらの2つのコードは、アドレスコードとして割り当ておよび使 用することができなくなる)。2つのビットがさらに選択され、このアドレスコ ードに続くデータの特徴を示すための機能ビット(function bit)と 定義される。例えば、29番目および30番目のビットが選択される(もちろん他の ビットを選択することも可能である): もちろん、これらは、アプリケーションにおける需要に応じて再定義すること ができる。 この符号化例においては以下のように仮定している。すなわち、ディジタル情 報フレーム380は9つのコードワードからなり、そのうち第1のコードワードは フレーム同期コードワード(SC)であり、残りの8つのコードワードは、8つの アドレスコードワードを送信するためまたは、ディジタルコードワードを送信す るためと定義される。これらがアドレスコードワードとして用いられる場合は、 第2のアドレスコードワード382は1グループのページャに対応している。この ページャのグループは、アドレスコードワード382のみを選択的に受け取り、復 号化するように設計されている。アドレスコードワード382のアドレスコードが 、あるローカルページャ(local pager)の「アドレスコード」に一致するとき、 別のアドレスコードワードまたはアイドルコードワードに出会って受信が終わる まで、引き続く情報が受け取られる。同様に、第3のアドレスコードワード383 は、第2のページャグループに対応し、このように8つのアドレスコードワード 382、383、…、および389にそれぞれ対応する8つのページャグループがある。 このアドレス方法により、ページャの省電力設計の実現が容易になる。音声情報 フレーム390は、ディジタル情報フレームと同じ期間を有するように決められ、 第1音声情報フレームの始めは、アイドルコードワード(NT)によって始まって 音声情報が続くように決められる。続く音声情報フレーム中ではフレーム同期コ ード(SC)は発生せず、最後の音声情報フレームの終了の直後に プリフィクスコード370が続く。本符号化の例は、さらに、ページングコールが 、複数の異なるページャにそれぞれ送信される複数のディジタル情報フレームを 含んでいるか、ある一つのページャに送信される複数のディジタル情報フレーム を含んでいるか、またページングコールは、複数の音声情報フレームを含む音声 ページングも送信することを特定する。本符号化方法により、ディジタル情報お よび音声情報のハイブリッド送信の目的が達成され、ディジタルおよび音声ペー ジャの両方が各情報を正しく受け取ることを確実にすることができ、情報の長さ は可変である。ディジタル化音声情報を用いた音声情報の送信は、事実上、ディ ジタルページングである。本実施態様では、アドレスコード中の機能ビットを使 用することによってディジタル化音声情報の存在を示し、ディジタル化音声のデ ィジタル情報フレーム380をアイドルコードによって開始し、ディジタル情報フ レーム380を用いてディジタル化音声情報を送信し、プリフィクスコードによっ てディジタル化音声の終了を識別する。 あるページャQが8番目のグループに属していると仮定したとき、音声・数字 共用ページャの受信処理は、ページャQを例として、以下の説明のようになる。 ページャQは、第1のプリフィクスコードを受け取った後、フレーム同期コード (SC)および第8番目のグループのアドレスコード受信状態に入り、受け取った アドレスコードを復号化する。ローカルアドレスコードが受け取られて復号化さ れ、かつ確認されると、ページャはディジタル情報を受信し始め、同時に、音声 情報が存在するか否かをアドレスコード中の30番目および29番目のビットに基づ いて決定する(ディジタル情報および音声情報の両方が存在するものと仮定する )。音声情報の存在が決定された後、受信機はディジタル情報をまず受け取り、 アイドルコード(NL)が受け取られたか否かを決定する。アイドルコード(NL) が受け取られたときは、ディジタル情報が終ったことを示している。その後、ペ ージャQは音声ページング情報を受信し始め、プリフィクスコード370を受信す るまで音声ページング情報を録音し、音声受信を終わる。中央ページング局が、 あるページャグループに音声ページング情報のみが送信されていることを指定し ているときにはいつでも、純粋な音声ページャのグループがネットワーク内で動 作している可能性があることが理解されるであろう。もち ろん、本実施態様におけるページャQは、音声・数字共用ページャである。 本発明はまた、あるページャ(または複数のページャ)に対して比較的長時間 (ページャの音声情報格納時間を超えて)音声情報を送信することが、純粋な音 声ブロードキャストモードにおいて可能である。上記符号化例において、アドレ スコードワードの30番目および29番目のビットの機能コードが「11」であるとき 純粋な音声ブロードキャストモードにあると仮定していることを述べた。よって 、音声ページャがローカルアドレスコードと一致しかつ機能コード「11」を有す るアドレスコードワードを受け取ったとき、受信された音声情報を加入者に直接 、再生するようにページャが制御される。この純粋な音声ブロードキャスト情報 の受信は、ページャのハードウェアのとる動作が若干異なる点以外は、音声情報 の受信と同様である。 8つのグループに割り当てられたN個のページャ(Nはアドレシング能力以下 の整数)の動作および、ディジタル、ディジタルおよび音声のハイブリッド、お よび純粋な音声情報の受信の3つの受信ケースが、上記説明から理解され得るで あろう。 図5は、音声・数字処理手段の動作を示すフローチャートであり、プログラム メモリ(ROM)23中に格納されたプログラムの制御下における、本発明の実施態 様の中央ページング局1の動作のフローチャートである。図5はまた、上述の音 声・数字共用完全自動中央無線ページング局による様々なページング情報の送信 の動作フローを示している。図5のステップ400は、音声・数字処理手段200の電 源オンリセットエントリポイントであり、このステップにおいてシステムパラメ ータが初期化され、ステップ401に進んで電話コールがあるか否かを決定する。 もし無ければ、制御はステップ402に進み、マニュアル入力があるか否かを決定 する。もし無ければ、制御はステップ403に進み、ページング情報ライブラリ中 に待ち(queuing)ページングコールが存在するか否かを決定する。もし存在しな ければ、制御はステップ401に戻り、上述の処理が繰り返される。ステップ401、 402および403は、本フローチャートのスケジューラプログラムを構成している。 3つのタスクが、システム中の、電話コール、マニュアル入力、および送信ペー ジングコール情報ライブラリ中の待ちの状態に基づいて、協調し て動作するように構成されている。ページングコールソースは2つある。一方は 電話ネットワークからであり、他方は中央ページング局のオペレータからである 。電話コールが発生したとき、コール信号は、電話線インタフェース110によっ て、音声・数字インタフェースユニット26を介してコンピュータに送られる。プ ログラムは、ステップ401において電話コールが存在することを決定し、ステッ プ401に分岐して加入者によってダイアルされた番号を収集する。本発明の電話 コール自動収集の特徴によれば、例えば、電話コールダイアリングプロトコール は以下のように規定される: 1.音声・数字ページャは、同じシーケンスで番号付けられ、その数字は10進 6桁の数字である。もちろんそれらは、システムのサイズに依存してそれより多 い桁をもったり、少ない桁をもったりするように定義され得る。 2.ページングコードは、ページ番号のすぐ後に続く0から30の範囲の10進数 から構成され得るが、もちろんそれより大きいかそれより少ない桁を指定しても よい。0桁がダイアルされるとき(つまりページングコードがダイヤルされない とき)、純粋な音声ページングを表す。 3.ページングコールをダイアルすることの終了は「」記号によって示され る。 4.システムは、それぞれのページャのためにメッセージボックスを提供し、 その番号は、ページャ番号の前に1つの(またはそれより大きい)桁を付加する ことによって形成される数字てある。 5.メッセージボックスコールをダイアルすることの終了は、「#」記号によ って示される。 ステップ410において番号を受信した後、制御は、ステップ411に進み、それが ページング電話コールか否かを決定する。もしそうであるなら、フローはステッ プ412に進み、ページング識別子(identifier)に加えてページングコードおよび ディジタルコードをメッセージ情報ライブラリに格納する。ステップ410におい てシステムは、「どうぞあなたの音声ページングメッセージを残してください。 もしメッセージがなければ受話器をおかけください。」という音声による指示(i nstruction)を電話加入者に送るよう制御される。ステップ410および412は、 音声・数字インタフェースユニット26を制御することによって電話線の音声情報 をディジタル情報に変換し、かつそれをディスク記憶22の中のメッセージ情報ラ イブラリ450に格納する。電話加入者がページングターミネータ(terminator)( またはメッセージターミネータまたはフックアップ)を送ると、メッセージライ ブラリがステップ412においてつくられ(created)、制御がステップ413に進むこ とによって、メッセージライブラリにページング情報があるかどうかを決定する 。もしそうなら、制御はステップ414に進み、ステップ414においてはページング 情報は、メッセージライブラリからフェッチ(fetch)されることによってページ ング情報を生成し、かつページング情報ライブラリをディスク記憶22の中につく り、送信のために待機する。ここまででページングをおこなうための電話コール の処理は、完了しており、プログラムのフローは、ステップ401にそのエントリ ーポイントをもつスケジューラプログラムへと戻る。上述の電話コール処理フロ ーは、電話コールをする者が純粋のディジタルページングコールをおこなうため のフローと、ディジタル・音声複合コールをおこなうためのフローとを含む。も し電話コールが、ページャ番号をダイヤルした後にページングコードをダイヤル せず、その代わりに音声情報を入力すれば、純粋の音声ページングコールをする ことができ、このときの動作フローは、音声・数字複合ページングコールをおこ なうときのそれと同じである。よって加入者のページング情報を自動的に収集す ること、メッセージライブラリからページング情報を自動的に抽出すること、お よびページング情報ライブラリをつくることを実現することができ、このことは 、本発明のメッセージライブラリと普通の音声ボックスとの違いを示している。 図5に示すように、回路部分のそれぞれの機能は、以下のとおりである。 音声・数字処理手段の指示により、加入者はまず、ページャの番号をダイヤル し、次にページングコードをダイヤルし、それでステップ410は終わる。このと き、音声・数字インタフェースユニット26は、ページャの番号およびページング コードを受け取り、中央処理ユニット21は、それが問い合わせ(inquiry)かベ ージングかを決定し、それでステップ411は終わる。もしそれがページングであ れば、ページング識別子とともにページャ番号およびディジタルコードは、 ディスク記憶22のメッセージ情報ライブラリ450に格納される。それから制御は 、ステップ412に移り、中央処理ユニットは、音声・数字インタフェースユニッ ト26を制御し、「どうぞあなたのページング情報を残してください。もし情報が なければ受話器をかけてください。」のようなプロンプト(prompt)情報を送る。 ステップ410および412の処理において、中央処理ユニット21は、音声・数字イン タフェースユニット26を制御することによって、電話線上の音声情報をディジタ ル化された音声情報に変換し、かつ同情報をメッセージライブラリ450に格納す る。 メッセージボックスをつくることを可能にすることによって、本発明の実施態 様は、時間制限(例えば20秒)を越える音声情報が、音声ページング情報のかた ちで音声・数字共用ページャに送信されないという問題、および純粋なディジタ ルページャは、音声情報を受信できないという問題を解決した。メッセージボッ クスをつくるための電話コール処理フローは、以下に図5を参照して説明される 。メッセージボックス電話コールがあるとき、ステップ401の判定は、「イエス 」であり、制御システムはステップ410において、「こちらは、中央局XYZで す。ダイヤルしてください。」という音声メッセージを電話加入者に送る。する と電話加入者は、電話コールダイヤルプロトコルにしたがってメッセージボック ス番号およびターミネータ「#」をダイヤルする。制御システムは、ステップ41 0において番号を受信し、メッセージボックスをつくるのかメッセージボックス の問い合わせをするのかを特定するための機能コードをダイヤルするように、電 話加入者に促す。メッセージボックスをつくるためのコールについては、制御シ ステムは、ステップ412に分岐し、ここで制御システムは、電話加入者と対話す ることによってメッセージ情報ライブラリをつくる。問い合わせのコールについ ては、制御システムはステップ430において、電話加入者と対話することによっ て、加入者によって問い合わせがあった音声情報を加入者に供給する。メッセー ジボックスの問い合わせ処理においては、ある種の暗号化手段が必要となるが、 これはステップ430において実現される。ステップ430において問い合わせが完了 した後、ステップ401において、スケジューラプログラムに入る。 発明の本実施態様は、オペレータがページング情報を入力することを可能にす る。すなわち、マニュアルページング局の要請も満たすように構成されている。 図5のステップ402において、マニュアル入力要求があるか否かを繰り返し検知 する。もしあれば、制御はステップ420に進む。ステップ420において、制御はオ ペレータに、マニュアル入力ユニット27上でページャ番号、ページングコードお よびページングタイプなどのデータを入力するように促す。ステップ420におい て、これらのデータを受け取り、メッセージライブラリにセーブする。マニュア ル入力ユニットは、純粋なディジタルページング、ハイブリッド音声・数字ペー ジング、および純粋な音声ブロードキャストページングをオペレータがをおこな うことを可能にする。純粋な音声ページングをつくるときは、オペレータはペー ジャ番号(1つのページャ番号、あるいはページャ番号のセットつまりグループ を入力してもよい)を入力し、音声ブロードキャストモードか選択される。ステ ップ420においてこのブロードキャストモードページングが認識されると、メッ セージライブラリをつくる際にブロードキャスト識別子が追加される。ステップ 440においてページング情報を送信するときにアドレスコード機能コードビット 上にブロードキャスト識別子がつくられ、ブロードキャストモードページングが 送信される。その後、プログラムはステップ401に進み、スケジューラプログラ ムに再度入る。 中央ページング局によるページング情報送信の動作フローを図5を参照して説 明する。中央局によってページング情報ライブラリがつくられたとき、プログラ ムはステップ403において、送信を待っているページング情報が存在することを 決定し、ステップ440に分岐する。ステップ440において、ページング情報ライブ ラリ中のページングタイプに基づき、純粋なディジタルページング、ハイブリッ ド音声・数字ページング、純粋な音声ページングまたは音声ブロードキャストペ ージングが、送信され得る。ページング情報ライブラリはソートされ、そのペー ジング情報の送信数が記録され、ステップ440において送信が完了した後に、待 ち行列(queue)中のページング順が調節される。その後、プログラムはステップ4 01に戻ってスケジューラプログラムに入る。上記フローから、ページング情報収 集から、メッセージライブラリおよびページング情報ライブラリをつくること、 ページング情報の送信まで、全ての動作は、手動が介入することな しに自動的に行われ、この結果、自動化が達成されることか理解されるであろう 。 ステップ440において、中央処理ユニット21の制御下において、制御はディス ク記憶22のページング情報ライブラリ460からページング情報をフェッチして音 声・数字符号化ユニット28に転送し、ディジタルページング情報を送信するため の無線ページング信号に変換して、ディジタル化された音声情報を送信のための アナログ音声信号に合成する。 図6は、本発明の音声・数字共用ページャ1000の回路ブロック図を示す。本発 明の実施態様において、複数の音声・数字共用ページャ1000が、周波数変調モー ドを用いて、中央ページング局1の送信機300とともに同一チャネル上で動作す る一方で、ディジタル信号は周波数シフトキーイング(FSK)モードを用いる。 しかし、これらは、本発明にとって本質的ではなく、他の変調技術も用いること ができる。 音声・数字共用ページャは、ある周波数上の周波数変調された音声信号(アナ ログ信号)および周波数変調されたディジタル信号の両方を受信することが可能 であるように、すなわち、ディジタル信号を受信し、受信されたディジタル信号 を格納し、表示することと、音声信号を受信し音声信号を再生することとの両方 が可能なように設計されている。また音声ブロードキャスト情報を受信すること も可能である。ここで、図6を参照して以下のように詳述する。音声・数字共用 ページャは、アンテナ500、受信機手段50、信号処理ユニット59、マイクロプロ セッサ56、ディスプレイ51、電気的消去可能メモリ(electrically erasable mem ory)52、動作スイッチ53、警報回路(alert circuit)54、電源回路57、および音 声記録/再生ユニット58を有している。アンテナ500は、中央ページング局によ って送信された無線周波数信号が望ましく受信され得るために、適切な形状およ びサイズを有している。無線受信機手段50は、公知の無線受信機手段であり、本 実施態様における受信機手段50は、オーディオ(audio)信号を信号処理ユニット5 9に出力する周波数変調受信機手段である。信号処理ユニット59は、オーディオ 信号を音声記録/再生ユニット58に供給し、ディジタル信号をマイクロプロセッ サ56に供給する。ディジタル信号は、ページングディジタル信号またはディジタ ル化された音声信号であってもよい。 マイクロプロセッサ56をカーネルとして、ディジタル信号を受信および復号化 し様々な制御を行うための復号化器回路が形成される。リードオンリーメモリ( ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)が含まれる。音声・数字共用ページ ャによる様々な動作の制御を行うための制御プログラムは、ROMに格納される。 その動作フローの更なる説明を後に行う。RAMは、受信されたディジタル信号を 格納するために用いられる。マイクロプロセッサ56は、I/Oインタフェース562 を介してディスプレイ51に接続されている。ディスプレイは、動作状態および受 信されたディジタルページングコードを表示するために用いられる。電気的消去 可能プログラマブルメモリ(EEPROM)32は、インタフェース563を介してマイク ロプロセッサ56に接続されている。音声・数字共用ページャに対して固有であり 、音声・数字共用ページャ自身を表わしているアドレスコードと、グループ1、2 、…、M(本実施態様においてMは8である)中のどのグループにこのページャ が属するかを示すインディケーション情報(indication information)と、プリフ ィクスコードのコード(coding)と、フレーム同期コードのコード(coding)と、ア イドルコードのコード(coding)と、アドレスコード中の機能コードの定義と、デ ィジタル通信速度、警報モード等に関連する情報とがEEPROM52に格納される。動 作スイッチ53は、I/Oインタフェース564を介してマイクロプロセッサ56に接続 されており、警報停止、ディジタル情報表示、オーディオ再生、電源オン、電源 オフ、警報モード変更等の動作命令をマイクロプロセッサ56に送るために用いら れる。警報回路54は、インタフェース565を介してマイクロプロセッサ56に接続 されており、マイクロプロセッサ56の制御下でオーディオ警報、光警報、または 振動警報を出力する。水晶568は、情報処理ユニット59の動作クロックの周波数 を決定する。マイクロプロセッサ56のインタフェース回路566は、音声記録/再 生ユニット58に接続されており、様々な制御信号を音声記録/再生ユニット58に 送る。 図8に示すように、音声記録/再生ユニット58は、音声合成器回路582、メモ リ583、スイッチング回路584および電力増幅器回路585によって構成される。信 号処理ユニット59は、バンドパスフィルタ回路591および無線受信機手段50から 供給されたオーディオ信号からフィルタリングによってノイズを除去 する整形回路592によって構成され、同時にオーディオ信号を整形および増幅す ることによって、出力用の方形波ディジタル信号を形成する。上記回路は、周波 数変調された音声信号および周波数変調されたディジタル信号を受け取ることが できる周波数変調受信機回路を構成する。音声記録/再生ユニット58は、音声信 号を記録および再生することが可能である。アナログ音声信号が受信されたとき 、アナログ信号はまずデジィタル化された音声信号に変換され、次に音声記録/ 再生ユニットによってメモリに格納され、再生時にアナログ信号に復元される。 ディジタル化された音声信号が受信されたときは、ディジタル化された音声信号 は、マイクロプロセッサ56によって音声記録/再生ユニット58に送られ、ディジ タル化された音声信号は、音声記録/再生ユニット58によって直接、メモリに格 納され、アナログ音声信号に変換されて音声合成器582によって再生される。ス ピーカ561は、音声を再生する機能を果たす。マイクロプロセッサ56は、音声記 録/再生ユニット58を、受信されたディジタル信号および符号化プロトコルに基 づいて、受信された音声情報を記録、再生または直接、再生するように制御する 。 上記マイクロプロセッサは、上記整形回路から、ディジタル信号を受け取って 復号化する。 上記復号化の一つは、上記音声合成器を、フィルタから出力されたアナログ音 声信号をディジタル信号に変換してメモリに格納するように制御するために、用 いられる。 上記復号化の第2番目は、上記スイッチング回路を、フィルタから出力された アナログ音声信号をスイッチング回路を介して電力増幅器に送り、スピーカで再 生するように制御するために、用いられる。 上記復号化の第3番目は、受信されたディジタル音声ページングコード信号を 、音声合成器フォーマットのデータに変換し、メモリに格納することである。 上記動作スイッチのうちの問い合わせスイッチが押下されたとき、上記マイク ロプロセッサは、制御信号を音声合成器に転送する。音声合成器は、メモリ内に 格納された最後のデータセグメントをフェッチして、音声信号に復元する。音声 信号は、スイッチング回路および電力増幅器を介して、スピーカによって再生さ れる。 図9は、アナログ音声記録/再生集積回路を用いることも可能な、音声記録/ 再生ユニット58の別の実施態様を示す。アナログ音声記録/再生集積回路は、モ デルISD1220集積回路を用いてもよい。受信機手段50からのオーディオ信号は、 フィルタ回路591によるフィルタリングを介して、アナログ音声記録/再生集積 回路のアナログ信号入力端子ANIおよび補助入力端子AUIに与えられる。フィルタ 回路591から出力された信号は、整形回路592によって整形された後、矩形波とな り、マイクロプロセッサ56に送られる。マイクロプロセッサ56は、ディジタル信 号を受け取り、これを復号化する。 上記復号化の一つは、アナログ音声記録/再生集積回路を、フィルタ回路591 から出力されたアナログ音声信号をアナログ音声記録/再生集積回路に格納する ように、マイクロプロセッサ56によって制御することである。 上記復号化の第2番目は、マイクロプロセッサ56によって、フィルタ回路から 出力されたアナログ信号を、補助端子AUIを介して入力するように制御され、こ のアナログ信号をスピーカ581によって直接、再生する。 マイクロプロセッサ56に接続された動作スイッチ53の問い合わせキーが押下さ れると、マイクロプロセッサ56は、アナログ音声記録再生回路を、最後に記録さ れた音声信号の1パラグラフを再生するように制御する。 図6の電源回路57は、ページャに電力を供給する役割を有し、昇圧および安定 化の機能を有する。電源回路57は、インタフェース567を介してなされるマイク ロプロセッサ56の制御下において、ページャの省電力動作と調整をとりながら電 力を供給する。 無線受信機手段50は、公知の回路手段である。本実施例の受信機手段は、アン テナ増幅器回路、第1の局部発振回路、第1の混合回路、第2の局部発振回路、 第2の混合回路、中間増幅器、フィルタおよび周波数弁別回路によって構成され る周波数変調受信機手段である。無線受信機手段50は、アンテナから無線周波数 信号を受け取ってオーディオ信号を出力するが、周波数シフトキーイング(FSK )信号を受け取ることも可能である。 図6は、本発明の音声・数字共用ページャの一実施態様のみを示している。音 声・数字共用ページャは、任意の受信機回路および他の同様なマイクロプロセッ サならびに音声記録/再生ユニットを用いて構成し得る。また、図6に示す音声 ・数字共用ページャに基づいて、ディスプレイを無くすことにより、純粋な音声 ページャを構成してもよい。音声ディジタル化技術が、音声ディジタル化後の情 報量が1200BPS未満になるという目的を達成したとき、音声情報を直接ディジタ ル信号モードで送信することが可能になり、図6に示すページャは、マイクロプ ロセッサ56からのディジタル音声情報を受け取ってインタフェース566を介して 音声記録/再生ユニット58に送り、そしてメモリ上に記録することができる。す なわち、本発明はまた、ディジタル符号化モードを用いて音声情報を送信するこ とが可能である。これらは、発明の本実施例の機能モジュールを組み合わせ直し たものであり、本発明の範囲の中に入る。 図7は、音声・数字共用ページャ中のマイクロプロセッサ56の(ROM)制御プロ グラムの動作フローチャートを示す。ステップ600は、電源オンリセットおよび 初期化プログラムであり、各変数を初期状態にセットし、EEPROM中のアドレスコ ードや本ページャがどのグループに属するか等の情報を、ランダムアクセスメモ リ(RAM)に読み出し、ページャが動作状態に入ったことを示す特定の警報を、 加入者に発する。ステップ601において、問い合わせキーが押下されたか否かを 決定する。もし押下されていれば、プログラムはステップ640に分岐する。ペー ジャが警報状態にある場合は警報を中止して、ステップ641に進み、ページャの 情報に応じて、最も最近のディジタル情報が表示のためにディスプレイに送られ 、最も最近に受信された音声情報が再生される。その後、プログラムはステップ 601に分岐し、主スケジューラプログラムに入る。ステップ6010においていずれ の問い合わせキーも押下されていないと決定されたとき、プログラムはステップ 602に進み、アドレスコードならびにプリフィクスコードおよびフレーム同期コ ードを受け取り、アドレスコードがページャのアドレスコードに一致するか否か を決定する。もし一致すれば、プログラムはステップ610に分岐し、ステップ610 においてページング情報を受信する。ディジタルページング情報の受信が完了す ると、プログラムはステップ612に進み、ディジタルページング情報をメモリに 格納する。フレーム同期コードを用いた同期の実現、2進ディジタル 信号の受信およびタイミング技術は周知であり、その説明を省略する。その後、 プログラムはステップ613に進み、アドレスコード中の機能ビットに基づいて音 声ページング情報が存在するか否かを決定する。もし存在しなければ、プログラ ムはステップ603に分岐し、警報信号を発する。この時点において、純粋なディ ジタルページングの受信は完了している。もし音声ページング情報が存在すれば 、プログラムはステップ620に分岐し、アドレスコード中の機能ビットに基づい てブロードキャスティングモードにあるか否かを決定する。もしブロードキャス ティングモードにあれば、プログラムはステップ630に分岐して、特定の警報信 号を送出するように情報処理ユニットをまず制御し、次にステップ631に進んで 、受信された音声情報のスピーカを通じた直接、再生を制御する。ステップ632 においてブロードキャスティングが完了したと判断されると、プログラムは、主 スケジューラプログラムのステップ601に再度入る。この時点において、ブロー ドキャスティングページング情報の受信は完了している。ステップ620において アドレスコードの機能ビットがブロードキャスティングモードではなく音声ペー ジングを示していると判断されると、プログラムはステップ621に分岐し、マイ クロプロセッサ56を、記録を開始するための記録制御信号を音声記録再生ユニッ ト58に発するように制御する。ステップ622において音声が終了したことが検知 されると記録は中止され、プログラムはステップ603に分岐して警報信号を送出 する。次にプログラムは、主スケジューラプログラムのステップ601に戻る。こ こまでで、プログラムは音声・数字共用ページング情報の受信を完了した。純粋 な音声ページング情報のアドレスコードに続くディジタル情報はない。音声情報 はアイドルコードの直後に続く。その情報構造は、ディジタル情報中にはアドレ スコードおよびアイドルコードしかないこと以外は、音声および数字の混在によ って構成され、従って、その受信は音声・数字の混在するページング情報の受信 と同じである。 図7に示すように、音声・数字共用ページャ中のROMプログラムの、動作フロー は、純粋なディジタル、音声・数字の混在、純粋な音声、および音声ブロードキ ャスティングページング信号の受信プロシージャを包含する。プリフィクスコー ドおよびフレーム同期コードの受信プロシージャならびに省電力制御について は、周知の技術であるため、その説明はここでは省く。 請求の範囲 1.中央無線ページング局と、ページャとを含む、音声・数字混在コード信号 を送信可能な音声・数字共用完全自動無線ページングシステムであって、 該中央無線ページング局は、 電話回線に接続された電話回線インタフェース装置と、 該電話回線インタフェース装置の出力に接続された音声・数字処理手段と、 該音声・数字処理手段に接続された送信機とから構成され、 該音声・数字処理手段は、中央プロセッサと、ディスク記憶装置と、プログラ ムメモリ装置と、音声・数字インタフェースユニットと、バスラインに接続され た音声・数字符号化ユニットと、入力端子が該音声・数字符号化ユニットに接続 された送信機を含み、 該ページャは、音声・数字混在コード信号と、ディジタル信号と、音声信号と を受け取り可能であり、音声・数字情報を格納可能な音声・数字共用ページャで ある、音声・数字共用完全自動無線ページングシステム。 2.前記音声・数字インタフェースユニットの入力は、前記電話回線インタフ ェースユニットに接続されており、該電話回線インタフェースユニットは、前記 ディスク記憶装置から音声プロンプト信号を読み、該音声プロンプト信号を前記 電話回線に送り、電話器からディジタルコードおよびアナログ音声信号を受け取 り、該アナログ音声信号を相当するディジタル信号に変換し、該ディスク記憶装 置に該ディジタル信号を格納し、 前記中央プロセッサは、該ディジタル信号とディジタル化された音声信号とを 混合して符号化し、ページング情報待ち行列を確定し、該ディスク記憶装置に該 ページング情報待ち行列を格納し、 前記音声・数字符号化ユニットは、該ディスク記憶装置内の該ディジタルペー ジング待ち行列を、無線ページングコード信号に変化し、該ディジタル化された 音声信号をアナログ音声信号に変化し、該無線ページングコード信号とアナログ 音声信号とを中央プロセッサの制御の下で前記送信機を介して送信し、 前記音声・数字処理手段から出力される該ページング情報は、所定のコードT 1と、ディジタル情報フレームT2と、アナログ情報フレームT3とから構成さ れ、該ページング情報における順序は、T1、T2、…T3、…T1であり、該 アナログ情報フレームの長さは可変または0であり、該アナログ情報フレームは アナログ情報フレーム先導コードによって先導され、該アナログ情報フレームの 終了を示す他の所定コードT1が該アナログ情報フレームに続き、 該ディジタル情報フレームT2のアドレス信号は、アナログ情報フレームが該 ディジタル情報フレームT2の後に続くか否かを示し、かつ該ページング情報の タイプを示す機能ビットを含む、請求項1に記載の音声・数字共用完全自動無線 ページングシステム。 3.前記ディスク記憶装置は、前記バスラインに接続されており、 前記音声・数字インタフェースユニットに受け取られた情報と、ページングタ イプ情報と共に確定されたページング情報ライブラリとは該ディスク記憶装置に 格納され、前記中央プロセッサの制御の下で、前記音声・数字処理手段と前記送 信機とを介して送信され、 メッセージタイプの情報のために、該音声・数字処理手段は、回線加入者に知 らせるメッセージがあることを示すディジタルページング信号であって、該回線 加入者が電話器を介して該メッセージを照会することを許すディジタルページン グ信号を送信し、 照会の情報のために、該音声・数字処理手段は、該ディスク記録装置から関連 する情報をサーチし、該音声・数字インタフェースユニットと前記電話回線イン タフェースユニットとを介して、該回線加入者の照会要求に応じて、該関連する 情報を該回線加入者に出力する、請求項1に記載の音声・数字共用完全自動無線 ページングシステム。 4.前記音声・数字符号化ユニットは、 入出力インタフェース装置と、 音声合成器と、 ページングコーダと、 増幅回路と、 レベル変換回路と、 前記バスラインに接続されたスイッチング回路とを備え、 該ページングコーダは、ディジタルページング信号を前記無線ページングコー ド信号に変換し、前記中央プロセッサの制御の下で、該レベル変換回路と該スイ ッチング回路とを介して該無線ページングコード信号を変調回路に送り、 該音声合成器は、前記ディジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換し、 該中央プロセッサの制御の下で、該増幅回路とイッチング回路とを介して該アナ ログ音声信号を変調回路に送り、 該入出力インタフェース装置の入力は、該バスラインに接続されており、該入 出力インタフェース装置の出力端子は、該スイッチング回路のコントロール信号 端子に接続され、該スイッチング回路は該アナログ信号と該ディジタル信号との 選択を制御し、該変調回路に選択された該信号を送る、請求項1に記載の音声・ 数字共用完全自動無線ページングシステム。 5.前記音声・数字共用ページャは、受信手段と、信号処理ユニットと、マイ クロプロセッサと、音声記録・再生ユニットおよび表示装置と、メモリ装置と、 動作スイッチ装置と、警告回路と、該マイクロプロセッサに接続された電力供給 回路とを備え、 該受信手段の出力端子は該信号処理ユニットに接続され、該信号処理ユニット は、該マイクロプロセッサにディジタル信号を出力し、該音声記録・再生ユニッ トの入力端子にアナログ信号を出力し、該音声記録・再生ユニットの制御端子と 出力端子とは、該マイクロプロセッサとスピーカとにそれぞれ接続されており、 該音声・数字共用ページャは、該マイクロプロセッサの制御の下で、該声・数 字共用ページャの動作フローにしたがって動作し、 該音声・数字共用ページャは、ページングディジタル信号のアドレスコードに 一致する該ページングディジタル信号を受信し、該ページングディジタル信号を 該メモリ装置に格納し、該アドレスコードの前記アドレスコードを復号化し、前 記アナログ情報フレームが存在するかどうかを決定し、該アナログ情報フレーム が存在するとき、該音声・数字共用ページャは、前記アナログ情報フレーム先導 コードを受け取った後で、アナログ音声信号の受け取りと格納とを始め、前記ア ナログ情報フレーム終了指示コードを受け取り始めると、アナログ情報を受け取 ることを停止し、該アナログ情報フレーム終了指示コードを受け取った後で、回 線加入者に警告信号を発する、請求項1に記載の音声・数字共用完全自動無線ペ ージングシステム。 6.前記信号処理ユニットは、 フィルタ回路と、 整形回路とを含み、 該フィルタ回路からの出力のアナログ信号は、前記音声記録・再生ユニットへ の入力であり、該整形回路からの出力のディジタル信号は、前記マイクロプロセ ッサに供給される、請求項5に記載の音声・数字共用完全自動無線ページングシ ステム。 7.前記音声記録・再生ユニットは、 音声合成器と、 前記マイクロプロセッサに接続されたメモリ装置と、 該音声合成器に接続されたスイッチング回路と、 該スイッチング回路に接続されたパワー増幅回路とを備えており、 該パワー増幅回路は、前記スピーカに接続されており、 前記フィルタ回路の出力端子は、それぞれ該音声合成器の入力端子と該スイッ チング回路の入力端子とに接続されており、 前記音声・数字共用ページャが、アナログ音声ページング信号を受け取った場 合、該マイクロプロセッサは、前記アドレスコードの機能ビットを復号化し、該 音声合成器を制御しアナログ信号をディジタル信号に変換し、該ディジタル信号 を該メモリ装置に格納し、 該音声・数字共用ページャの前記動作スイッチの照会スイッチが押された場合 、 該マイクロプロセッサは、該音声合成器を制御し、該メモリ装置からデータを読 み、該データをアナログ音声信号に合成し、該アナログ音声信号を該スイッチン グ回路とパワー増幅回路とを介して出力し、 該音声・数字共用ページャが音声ブロードキャストを受信した場合、該マイク ロプロセッサは、該アドレスコードの機能ビットを復号化し、該スイッチング回 路を制御し、受け取られた音声ブロードキャスト信号を該スイッチング回路とパ ワー増幅回路とを介して出力させ、そのことによって無線放送信号が該音声・数 字共用ページャに受け取られる、請求項5に記載の音声・数字共用完全自動無線 ページングシステム。 8.前記音声記録・再生ユニットは、アナログ音声記録・再生集積回路であり 、該アナログ音声記録・再生集積回路の信号入力端子および補助入力端子は、前 記フィルタ回路の出力端子に接続されており、該アナログ音声記録・再生集積回 路の音響出力端子は前記スピーカに接続されており、該アナログ音声記録・再生 集積回路の制御信号線は、前記マイクロプロセッサに接続されており、 前記音声・数字共用ページャが、アナログ音声ページング信号を受け取った場 合、該マイクロプロセッサは前記アドレスコードの機能ビットを復号化し、受け 取られたアナログ音声信号を該アナログ音声記録・再生集積回路に格納し、 該音声・数字共用ページャの動作スイッチの照会スイッチが押された場合、該 マイクロプロセッサは該アナログ音声記録・再生集積回路を制御し、該アナログ 音声記録・再生集積回路に格納された音声情報を該アナログ音声記録・再生集積 回路の該音響信号出力端子に出力し、 該音声・数字共用ページャが音声ブロードキャスト信号を受信した場合、該マ イクロプロセッサは前記アドレスコードの機能ビットを復号化し、警告信号を発 し、該アナログ音声記録・再生集積回路を制御し、該アナログ音声信号を該アナ ログ音声記録・再生集積回路の該出力端子から該補助入力端子に出力し、そのこ とによって、該音声・数字共用ページャが音声ブロードキャスト信号を受信する 、請求項5に記載の音声・数字共用完全自動無線ページングシステム。 9.前記音声・数字処理手段は、前記送信機を介して音声ブロードキャスト信 号を送信可能な音声・数字処理手段であり、前記音声・数字共用ページャは、音 声ブロードキャスト信号を受け取り可能なページャである、請求項2、7および 8のいずれかに記載の音声・数字共用完全自動無線ページングシステム。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP,RU,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.中央無線ページング局と、ページャとを含む、音声・数字混在コード信号 を送信可能な音声・数字共用完全自動無線ページングシステムであって、 該中央無線ページング局は、 電話回線に接続された電話回線インタフェース装置と、 該電話回線インタフェース装置の出力に接続された音声・数字処理手段と、 該音声・数字処理手段に接続された送信機とから構成され、 該音声・数字処理手段は、中央プロセッサと、ディスク記憶装置と、プログラ ムメモリ装置と、音声・数字インタフェースユニットと、バスラインに接続され た音声・数字符号化ユニットと、入力端子が該音声・数字符号化ユニットに接続 された送信機を含み、 該ページャは、音声・数字混在コード信号と、ディジタル信号と、音声信号と を受け取り可能であり、音声・数字情報を格納可能な音声・数字共用ページャで ある、音声・数字共用完全自動無線ページングシステム。 2.前記音声・数字インタフェースユニットの入力は、前記電話回線インタフ ェースユニットに接続されており、該電話回線インタフェースユニットは、前記 ディスク記憶装置から音声プロンプト信号を読み、該音声プロンプト信号を前記 電話回線に送り、電話器からディジタルコードおよびアナログ音声信号を受け取 り、該アナログ音声信号を相当するディジタル信号に変換し、該ディスク記憶装 置に該ディジタル信号を格納し、 前記中央プロセッサは、該ディジタル信号とディジタル化された音声信号とを 混合して符号化し、ページング情報待ち行列を確定し、該ディスク記憶装置に該 ページング情報待ち行列を格納し、 前記音声・数字符号化ユニットは、該ディスク記憶装置内の該ディジタルペー ジング待ち行列を、無線ページングコード信号に変化し、該ディジタル化された 音声信号をアナログ音声信号に変化し、該無線ページングコード信号とアナログ 音声信号とを中央プロセッサの制御の下で前記送信機を介して送信し、 前記音声・数字処理手段から出力される該ページング情報は、所定のコードT 1と、ディジタル情報フレームT2と、アナログ情報フレームT3とから構成さ れ、該ページング情報における順序は、T1、T2、…T3、…T1であり、該 アナログ情報フレームの長さは可変または0であり、該アナログ情報フレームは アナログ情報フレーム先導コードによって先導され、該アナログ情報フレームの 終了を示す他の所定コードT1が該アナログ情報フレームに続き、 該ディジタル情報フレームT2のアドレス信号は、アナログ情報フレームが該 ディジタル情報フレームT2の後に続くか否かを示し、かつ該ページング情報の タイプを示す機能ビットを含む、請求項1に記載の音声・数字共用完全自動無線 ページングシステム。 3.前記ディスク記憶装置は、前記バスラインに接続されており、 前記音声・数字インタフェースユニットに受け取られた情報と、ページングタ イプ情報と共に確定されたページング情報ライブラリとは該ディスク記憶装置に 格納され、前記中央プロセッサの制御の下で、前記音声・数字処理手段と前記送 信機とを介して送信され、 メッセージタイプの情報のために、該音声・数字処理手段は、回線加入者に知 らせるメッセージがあることを示すディジタルページング信号であって、該回線 加入者が電話器を介して該メッセージを照会することを許すディジタルページン グ信号を送信し、 照会の情報のために、該音声・数字処理手段は、該ディスク記録装置から関連 する情報をサーチし、該音声・数字インタフェースユニットと前記電話回線イン タフェースユニットとを介して、該回線加入者の照会要求に応じて、該関連する 情報を該回線加入者に出力する、請求項1に記載の音声・数字共用完全自動無線 ページングシステム。 4.前記音声・数字符号化ユニットは、 入出力インタフェース装置と、 音声合成器と、 ページングコーダと、 増幅回路と、 レベル変換回路と、 前記バスラインに接続されたスイッチング回路とを備え、 該ページングコーダは、ディジタルページング信号を前記無線ページングコー ド信号に変換し、前記中央プロセッサの制御の下で、該レベル変換回路と該スイ ッチング回路とを介して該無線ページングコード信号を変調回路に送り、 該音声合成器は、前記ディジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換し、 該中央プロセッサの制御の下で、該増幅回路とイッチング回路とを介して該アナ ログ音声信号を変調回路に送り、 該入出力インタフェース装置の入力は、該バスラインに接続されており、該入 出力インタフェース装置の出力端子は、該スイッチング回路のコントロール信号 端子に接続され、該スイッチング回路は該アナログ信号と該ディジタル信号との 選択を制御し、該変調回路に選択された該信号を送る、請求項1に記載の音声・ 数字共用完全自動無線ページングシステム。 5.前記音声・数字共用ページャは、受信手段と、信号処理ユニットと、マイ クロプロセッサと、音声記録・再生ユニットおよび表示装置と、メモリ装置と、 動作スイッチ装置と、警告回路と、該マイクロプロセッサに接続された電力供給 回路とを備え、 該受信手段の出力端子は該信号処理ユニットに接続され、該信号処理ユニット は、該マイクロプロセッサにディジタル信号を出力し、該音声記録・再生ユニッ トの入力端子にアナログ信号を出力し、該音声記録・再生ユニットの制御端子と 出力端子とは、該マイクロプロセッサとスピーカとにそれぞれ接続されており、 該音声・数字共用ページャは、該マイクロプロセッサの制御の下で、該声・数 字共用ページャの動作フローにしたがって動作し、 該音声・数字共用ページャは、ページングディジタル信号のアドレスコードに 一致する該ページングディジタル信号を受信し、該ページングディジタル信号を 該メモリ装置に格納し、該アドレスコードの前記アドレスコードを復号化し、前 記アナログ情報フレームが存在するかどうかを決定し、該アナログ情報フレーム が存在するとき、該音声・数字共用ページャは、前記アナログ情報フレーム先導 コードを受け取った後で、アナログ音声信号の受け取りと格納とを始め、前記ア ナログ情報フレーム終了指示コードを受け取り始めると、アナログ情報を受け取 ることを停止し、該アナログ情報フレーム終了指示コードを受け取った後で、回 線加入者に警告信号を発する、請求項1に記載の音声・数字共用完全自動無線ペ ージングシステム。 6.前記信号処理ユニットは、 フィルタ回路と、 整形回路とを含み、 該フィルタ回路からの出力のアナログ信号は、前記音声記録・再生ユニットへ の入力であり、該整形回路からの出力のディジタル信号は、前記マイクロプロセ ッサに供給される、請求項5に記載の音声・数字共用完全自動無線ページングシ ステム。 7.前記音声記録・再生ユニットは、 音声合成器と、 前記マイクロプロセッサに接続されたメモリ装置と、 該音声合成器に接続されたスイッチング回路と、 該スイッチング回路に接続されたパワー増幅回路とを備えており、 該パワー増幅回路は、前記スピーカに接続されており、 前記フィルタ回路の出力端子は、それぞれ該音声合成器の入力端子と該スイッ チング回路の入力端子とに接続されており、 前記音声・数字共用ページャが、アナログ音声ページング信号を受け取った場 合、該マイクロプロセッサは、前記アドレスコードの機能ビットを復号化し、該 音声合成器を制御しアナログ信号をディジタル信号に変換し、該ディジタル信号 を該メモリ装置に格納し、 該音声・数字共用ページャの前記動作スイッチの照会スイッチが押された場合 、 該マイクロプロセッサは、該音声合成器を制御し、該メモリ装置からデータを読 み、該データをアナログ音声信号に合成し、該アナログ音声信号を該スイッチン グ回路とパワー増幅回路とを介して出力し、 該音声・数字共用ページャが音声ブロードキャストを受信した場合、該マイク ロプロセッサは、該アドレスコードの機能ビットを復号化し、該スイッチング回 路を制御し、受け取られた音声ブロードキャスト信号を該スイッチング回路とパ ワー増幅回路とを介して出力させ、そのことによって無線放送信号が該音声・数 字共用ページャに受け取られる、請求項5に記載の音声・数字共用完全自動無線 ページングシステム。 8.前記音声記録・再生ユニットは、アナログ音声記録・再生集積回路であり 、該アナログ音声記録・再生集積回路の信号入力端子および補助入力端子は、前 記フィルタ回路の出力端子に接続されており、該アナログ音声記録・再生集積回 路の音響出力端子は前記スピーカに接続されており、該アナログ音声記録・再生 集積回路の制御信号線は、前記マイクロプロセッサに接続されており、 前記音声・数字共用ページャが、アナログ音声ページング信号を受け取った場 合、該マイクロプロセッサは前記アドレスコードの機能ビットを復号化し、受け 取られたアナログ音声信号を該アナログ音声記録・再生集積回路に格納し、 該音声・数字共用ページャの動作スイッチの照会スイッチが押された場合、該 マイクロプロセッサは該アナログ音声記録・再生集積回路を制御し、該アナログ 音声記録・再生集積回路に格納された音声情報を該アナログ音声記録・再生集積 回路の該音響信号出力端子に出力し、 該音声・数字共用ページャが音声ブロードキャスト信号を受信した場合、該マ イクロプロセッサは前記アドレスコードの機能ビットを復号化し、警告信号を発 し、該アナログ音声記録・再生集積回路を制御し、該アナログ音声信号を該アナ ログ音声記録・再生集積回路の該出力端子から該補助入力端子に出力し、そのこ とによって、該音声・数字共用ページャが音声ブロードキャスト信号を受信する 、請求項5に記載の音声・数字共用完全自動無線ページングシステム。 9.前記音声・数字処理手段は、前記送信機を介して音声ブロードキャスト信 号を送信可能な音声・数字処理手段であり、前記音声・数字共用ページャは、音 声ブロードキャスト信号を受け取り可能なページャである、請求項2、7および 8のいずれかに記載の音声・数字共用完全自動無線ページングシステム。
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