JPH0983252A - 変調度補正機能付携帯電話装置 - Google Patents

変調度補正機能付携帯電話装置

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Publication number
JPH0983252A
JPH0983252A JP7234969A JP23496995A JPH0983252A JP H0983252 A JPH0983252 A JP H0983252A JP 7234969 A JP7234969 A JP 7234969A JP 23496995 A JP23496995 A JP 23496995A JP H0983252 A JPH0983252 A JP H0983252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction value
control voltage
level correction
circuit
ambient temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP7234969A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ichikawa
和男 市川
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0983252A publication Critical patent/JPH0983252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御電圧および周囲温度の両者に対し変調度の
補正を行う。 【解決手段】電圧制御発振回路1は、制御電圧Vcに応
じて発振すると共に音声信号S2により変調した送信信
号S3を出力する。周波数設定回路2は、PLLを構成
し制御電圧Vcを生成する。レベル補正回路3は、レベ
ル補正値D3に応じて音声信号のレベル補正を行う。記
憶回路4は、変調度を一定にするための制御電圧に対す
る音声信号のレベル補正値D1を予め記憶している。温
度検出回路6は、温度センサ5の出力により周囲温度を
検出して温度データDtを出力する。記憶回路7は、周
囲温度に対するレベル補正値D2を予め記憶している。
補正値演算回路9は、制御電圧データDvおよび温度デ
ータDtを受け、制御電圧および周囲温度にそれぞれ対
応するレベル補正値D1,D2を記憶回路4,7からそ
れぞれ読出して加算し、レベル補正値D3として出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変調度補正機能付携
帯電話装置に関し、特に可変容量素子を有する電圧制御
発振回路により生成される送信信号の変調度を一定に補
正する変調度補正機能付の携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の変調度補正機能付携帯電話
装置を示すブロック図である。
【0003】ここで、電圧制御発振回路(VCO)1は
可変容量素子を有し、制御電圧Vcに応じて発振周波数
を変化させると共に音声信号S2により発振信号を変調
して送信信号S3を生成する。周波数設定回路2は、P
LLを構成して制御電圧Vcを生成し電圧制御発振回路
1の発振周波数を所望の送信周波数に設定する。なお、
電圧制御発振回路1の発振周波数を制御する場合は、電
圧制御発振回路の発振出力信号の分周数を変化させるこ
とにより、発振周波数に対応する制御電圧Vcを生成し
ている。
【0004】一般に可変容量素子は、印加する制御電圧
によって容量変化比が変化し一定ではないので、制御電
圧に応じた発振信号を音声信号により変調した場合、例
えば図4に示すように、制御電圧に応じて変調度が変化
する。すなわち、制御電圧を変化させて所望の発振周波
数に切替えたときに、変調度が変化してしまう。このよ
うに制御電圧に応じて変化する変調度を一定にするに
は、可変容量素子に印加する音声信号のレべルを制御電
圧に応じて補正すればよい。このため、レベル補正回路
3と、レベル補正値記憶回路4と、制御回路11とを設
け、変調度が一定になるように補正している。
【0005】すなわち、レベル補正回路3は、レベル補
正値記憶回路4が出力するレベル補正値D10に基づき
音声信号S1のレベルを補正し、電圧制御発振回路1へ
音声信号S2として出力する。レベル補正値記憶回路4
は、電圧制御発振回路1において音声信号S2による変
調度が一定になるレベル補正値を制御電圧Vcに対応し
て予め記憶している。制御回路11は、送信周波数に対
応する制御電圧Vcを周波数設定回路2に生成させると
共に、制御電圧に対応して予め記憶されいるレベル補正
値D10をレベル補正値記憶回路4に出力させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の変調度
補正機能付携帯電話装置では、電圧制御発振回路の周囲
温度が変化した場合、温度が変化によって可変容量素子
の変調特性が変動するため、制御電圧に対するレベル補
正だけでは、変調度を一定に補正することができず、通
話品質を向上させることができないという問題点を有し
ている。
【0007】本発明の目的は、制御電圧および周囲温度
の両者に対して変調度の補正を行うことにより、通話品
質を向上できる変調度補正機能付携帯電話装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の変調度補正機能
付携帯電話装置は、制御電圧および周囲温度による変調
度の変化を補正するためのレベル補正値をそれぞれ予め
記憶回路に記憶させておき、制御電圧および周囲温度を
それぞれ検出し、該当するレベル補正値を記憶回路から
それぞれ読出して加算し、この加算して求めた補正値に
よって音声信号のレベル補正を行う。具体的には、可変
容量素子を有し制御電圧に応じて発振周波数を変化させ
ると共に音声信号により変調して送信信号として出力す
る電圧制御発振手段と、前記制御電圧を検出して制御電
圧値を示す制御電圧データを出力する制御電圧検出手段
と、前記可変容量素子の周囲温度を検出して周囲温度を
示す温度データを出力する温度検出手段と、前記制御電
圧に応じて変化する前記送信信号の変調度を一定にする
ための前記音声信号のレベル補正値を第1のレベル補正
値として前記制御電圧に対応して予め記憶している第1
の記憶手段と、前記周囲温度に応じて変化する前記送信
信号の変調度を一定にするための前記音声信号のレベル
補正値を第2のレベル補正値として前記周囲温度に対応
して予め記憶している第2の記憶手段と、前記制御電圧
データおよび前記温度データをそれぞれ受けて前記第1
および第2の記憶手段から該当するレベル補正値をそれ
ぞれ読出して加算し、この加算した補正値を第3のレベ
ル補正値として出力する補正値算出手段と、前記第3の
レベル補正値に応じて前記音声信号のレベルを補正する
レベル補正手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図であり、図2に示した従来例と同一構成要素には同一
符号を付している。
【0011】ここで、電圧制御発振回路(VCO)1は
可変容量素子を有し、制御電圧Vcに応じて発振周波数
を変化させると共に音声信号S2により発振信号を変調
して送信信号S3を生成する。周波数設定回路2は、P
LLを構成して制御電圧Vcを生成し電圧制御発振回路
1の発振周波数を所望の送信周波数に設定する。
【0012】レベル補正回路3は、レベル補正値D3に
応じて音声信号S1のレベルを制御し、音声信号S2と
して電圧制御発振回路1へ出力する。レベル補正値記憶
回路4は、電圧制御発振回路1における音声信号による
変調度が一定になるように、所望送信周波数の制御電圧
Vcに対応して音声信号S2のレベル補正値を予め記憶
している。
【0013】従って、制御電圧Vcに対する変調度の補
正を行うには、レベル補正値記憶回路4から制御電圧V
cに対応するレベル補正値を読出し、このレベル補正値
をレベル補正回路3に出力し、電圧制御発振回路1の可
変容量素子に印加する音声信号S2のレベルを補正すれ
ばよい。
【0014】ところで、温度変化に対する変調度の補正
を行うために、温度センサ5と、温度検出回路6と、温
度に対するレベル補正値記憶回路7と、A−D変換回路
8と、補正値演算回路9とを設けている。
【0015】温度センサ5は、電圧制御発振回路1に配
設されて周囲温度を検出する。温度検出回路6は、温度
センサ5の出力に基づき周囲温度を検出して温度データ
Dtとして出力する。レベル補正値記憶回路7は、周囲
温度に対するレベル補正値を予め記憶している。A−D
変換回路8は、電圧制御発振回路1の制御電圧Vcをデ
ィジタル値に変換して制御電圧データDvとして出力す
る。
【0016】補正値演算回路9は、A−D変換回路8が
出力する制御電圧データDvおよび温度検出回路6が出
力する温度データDtをそれぞれ受け、制御電圧および
周囲温度にそれぞれ対応するレベル補正値D1,D2を
レベル補正値記憶回路4,7からそれぞれ読出し、電圧
制御発振回路1の制御電圧および周囲温度の両者に対す
る変調特性の変動を補正できる総合的なレベル補正値D
3を求めてレベル補正回路3へ出力する。このレベル補
正値D3により電圧制御発振回路1に印加する音声信号
S2のレベルを補正することによって、制御電圧変化お
よび周囲温度変化に対して変調度が一定になるように補
正できる。
【0017】次に補正値演算回路9の動作について説明
する。
【0018】図2は補正値演算回路8の動作を示すフロ
ーチャートである。まず、A−D変換回路8が出力する
制御電圧データDvを受け(ステップ101)、制御電
圧データDvが示す制御電圧に対応するレベル補正値D
1をレベル補正値記憶回路4から読出して一旦保持する
(ステップ102)。
【0019】その後、温度検出回路6が出力する温度デ
ータDtを受け(ステップ103)、温度データDtが
示す周囲温度に対応するレベル補正値D2をレベル補正
値記憶回路7から読出して一旦保持する(ステップ10
4)。
【0020】ところで、制御電圧の範囲および周囲温度
の範囲をそれぞれ複数の区間に分けておき、区間毎にレ
ベル補正値を設定して補正すれば、レベル補正値記憶回
路4,7の記憶容量をそれぞれ増大させることなく効率
よく補正できる。また、記憶素子としてROMを使用す
れば安価にできる。このように区間毎に補正する場合
は、ステップ102において、制御電圧データDvが示
す制御電圧の該当する区間を判定し、その区間に対応し
たレベル補正値を読出すようにすればよい。また、ステ
ップ104において、温度データDtが示す周囲温度の
該当する区間を判定し、その区間に対応したレベル補正
値を読出すようにすればよい。
【0021】次に、一旦保持している制御電圧に対する
レベル補正値D1、および周囲温度に対するレベル補正
値D2を加算してレベル補正値D3=D1+D2を求め
る(ステップ105)。このレベル補正値D3により音
声信号S2のレベルを補正することによって、電圧制御
発振回路1における制御電圧変化および周囲温度変化の
両者に対して変調度を一定にできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御電圧および周囲温度による変調度の変化を補正するた
めのレベル補正値をそれぞれ予め記憶回路に記憶させて
おき、制御電圧および周囲温度をそれぞれ検出して該当
するレベル補正値を記憶回路からそれぞれ読出して加算
し、この加算して求めた補正値によって音声信号のレベ
ル補正を行うことにより、制御電圧変化および周囲温度
変化の両者に対して変調度を一定にすることができ、通
話品質を向上させることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した補正値演算回路8の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】従来の変調度補正機能付携帯電話装置の一例を
示すブロック図である。
【図4】可変容量素子の変調特性の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 電圧制御発振回路(VCO) 3 レベル補正回路 4 レベル補正値記憶回路 5 温度センサ 6 温度検出回路 4,7 レベル補正値記憶回路 8 A−D変換回路 9 補正値演算回路 D1,D2,D3 レベル補正値 Dt 温度データ Dv 制御電圧データ S1,S2 音声信号 S3 送信信号 Vc 制御電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量素子を有し制御電圧に応じて発
    振周波数を変化させると共に音声信号により変調して送
    信信号として出力する電圧制御発振手段と、前記制御電
    圧を検出して制御電圧値を示す制御電圧データを出力す
    る制御電圧検出手段と、前記可変容量素子の周囲温度を
    検出して周囲温度を示す温度データを出力する温度検出
    手段と、前記制御電圧に応じて変化する前記送信信号の
    変調度を一定にするための前記音声信号のレベル補正値
    を第1のレベル補正値として前記制御電圧に対応して予
    め記憶している第1の記憶手段と、前記周囲温度に応じ
    て変化する前記送信信号の変調度を一定にするための前
    記音声信号のレベル補正値を第2のレベル補正値として
    前記周囲温度に対応して予め記憶している第2の記憶手
    段と、前記制御電圧データおよび前記温度データをそれ
    ぞれ受け、前記第1および第2の記憶手段から該当する
    レベル補正値をそれぞれ読出して加算し、この加算した
    補正値を第3のレベル補正値として出力する補正値算出
    手段と、前記第3のレベル補正値に応じて前記音声信号
    のレベルを補正するレベル補正手段とを備えることを特
    徴とする変調度補正機能付携帯電話装置。
JP7234969A 1995-09-13 1995-09-13 変調度補正機能付携帯電話装置 Pending JPH0983252A (ja)

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JPH0983252A true JPH0983252A (ja) 1997-03-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7392467B2 (en) 1999-01-30 2008-06-24 Lg Electronics, Inc. Method of describing multiple level digest segment information scheme for multimedia contents and apparatus for generating digest stream from described multiple level digest segment information scheme and method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7392467B2 (en) 1999-01-30 2008-06-24 Lg Electronics, Inc. Method of describing multiple level digest segment information scheme for multimedia contents and apparatus for generating digest stream from described multiple level digest segment information scheme and method thereof

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990126