JPH08321746A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
- Publication number
- JPH08321746A JPH08321746A JP7127859A JP12785995A JPH08321746A JP H08321746 A JPH08321746 A JP H08321746A JP 7127859 A JP7127859 A JP 7127859A JP 12785995 A JP12785995 A JP 12785995A JP H08321746 A JPH08321746 A JP H08321746A
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- Japan
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- frequency
- temperature
- circuit
- crystal oscillator
- ambient temperature
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲の温度変化による水晶振動子の周波数変
化を逆補正することにより、広い温度範囲で発振周波数
の安定した温度補償効果を発揮する。 【構成】 水晶振動子を有する水晶発振器71の周波数
を基準にして、指定された任意チャネルの周波数を発振
するシンセサイザ方式の無線通信装置において、周囲温
度を検出する温度検出回路73と、水晶発振器73の温
度補償範囲を越える周囲温度の変化に対して水晶振動子
の周波数温度特性の平均値を逆補正するための周波数補
正信号を記憶する記憶回路74と、温度検出回路73が
水晶発振器71の温度補償範囲を越える周囲温度を検知
したときに該周囲温度に対応する周波数補正信号を記憶
回路から読み出す制御回路3と、制御回路3から出力さ
れる周波数補正信号に基づいて前記水晶振動子のリアク
タンス容量を変化させて水晶振動子の周波数温度特性の
平均値を逆補正する周波数補正回路72とを備える。
化を逆補正することにより、広い温度範囲で発振周波数
の安定した温度補償効果を発揮する。 【構成】 水晶振動子を有する水晶発振器71の周波数
を基準にして、指定された任意チャネルの周波数を発振
するシンセサイザ方式の無線通信装置において、周囲温
度を検出する温度検出回路73と、水晶発振器73の温
度補償範囲を越える周囲温度の変化に対して水晶振動子
の周波数温度特性の平均値を逆補正するための周波数補
正信号を記憶する記憶回路74と、温度検出回路73が
水晶発振器71の温度補償範囲を越える周囲温度を検知
したときに該周囲温度に対応する周波数補正信号を記憶
回路から読み出す制御回路3と、制御回路3から出力さ
れる周波数補正信号に基づいて前記水晶振動子のリアク
タンス容量を変化させて水晶振動子の周波数温度特性の
平均値を逆補正する周波数補正回路72とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話装置等
の無線通信装置に関し、特に水晶発振器の周波数を基準
にして、指定された任意チャネルの周波数を発振するシ
ンセサイザ方式の無線通信装置に関する。
の無線通信装置に関し、特に水晶発振器の周波数を基準
にして、指定された任意チャネルの周波数を発振するシ
ンセサイザ方式の無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の無線通信装置の構成を示
すものである。
すものである。
【0003】図7において、1は無線通信装置、21は
スピーカ、22はテンキー操作部、23はマイク、24
はアンテナである。3は制御回路であり、無線通信を行
うチャネルを決定するための信号をPLL周波数シンセ
サイザ6に送るなどの機能を有する。4はベースバンド
回路であり、音声信号を増幅したり、信号処理を行うと
ともにモデム機能を有し、データ通信等を行う。5は受
信回路、7は温度補償水晶発振器(TCXO)、8は送
信回路である。
スピーカ、22はテンキー操作部、23はマイク、24
はアンテナである。3は制御回路であり、無線通信を行
うチャネルを決定するための信号をPLL周波数シンセ
サイザ6に送るなどの機能を有する。4はベースバンド
回路であり、音声信号を増幅したり、信号処理を行うと
ともにモデム機能を有し、データ通信等を行う。5は受
信回路、7は温度補償水晶発振器(TCXO)、8は送
信回路である。
【0004】PLL周波数シンセサイザ6は、受信用V
CO61、ローパスフィルタ(LPF)62、64、送
信用VCO65及び位相比較回路等を備えたPLL63
から構成され、温度補償水晶発振器7の周波数を基準と
して、制御回路3から指定された任意のチャネルの周波
数を正確に発振する。9は共有器であり、アンテナ24
から受信電波は共有器9を通して受信回路5に供給さ
れ、送信回路8から出力される送信信号は共有器9を通
してアンテナ24から放射される。
CO61、ローパスフィルタ(LPF)62、64、送
信用VCO65及び位相比較回路等を備えたPLL63
から構成され、温度補償水晶発振器7の周波数を基準と
して、制御回路3から指定された任意のチャネルの周波
数を正確に発振する。9は共有器であり、アンテナ24
から受信電波は共有器9を通して受信回路5に供給さ
れ、送信回路8から出力される送信信号は共有器9を通
してアンテナ24から放射される。
【0005】次に、上記従来の動作について説明する。
図7において、制御回路3により指定されたチャネルに
対応してPLL周波数シンセサイザ6から発振される周
波数は、温度補償水晶発振器7から発振する基準発振信
号と比較され、その位相差がなくなるように決定する構
成になっている。従って、PLL周波数シンセサイザ6
が発振する周波数は、温度補償水晶発振器7の特性によ
って決定され、温度補償水晶発振器7の周波数温度特性
の範囲以内で周波数補償が可能である。
図7において、制御回路3により指定されたチャネルに
対応してPLL周波数シンセサイザ6から発振される周
波数は、温度補償水晶発振器7から発振する基準発振信
号と比較され、その位相差がなくなるように決定する構
成になっている。従って、PLL周波数シンセサイザ6
が発振する周波数は、温度補償水晶発振器7の特性によ
って決定され、温度補償水晶発振器7の周波数温度特性
の範囲以内で周波数補償が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無線通信装置では、温度補償水晶発振器を
用いているため、部品自体の価格が非常に高く、無線通
信装置のコストアップにつながっていた。また、周波数
の温度補償効果も温度補償水晶発振器が保証する範囲以
内のもので、携帯機器等の使用温度範囲が広い機種、例
えば、−10℃以下及び+55℃以上の温度雰囲気で使
用される機種においては、十分な温度補償ができないと
いう問題があった。
ような従来の無線通信装置では、温度補償水晶発振器を
用いているため、部品自体の価格が非常に高く、無線通
信装置のコストアップにつながっていた。また、周波数
の温度補償効果も温度補償水晶発振器が保証する範囲以
内のもので、携帯機器等の使用温度範囲が広い機種、例
えば、−10℃以下及び+55℃以上の温度雰囲気で使
用される機種においては、十分な温度補償ができないと
いう問題があった。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、周囲の温度変化による水晶振動子の周
波数変化を逆補正することにより、広い温度範囲で発振
周波数の安定した温度補償効果を発揮できる無線通信装
置を提供することを目的とする。
するものであり、周囲の温度変化による水晶振動子の周
波数変化を逆補正することにより、広い温度範囲で発振
周波数の安定した温度補償効果を発揮できる無線通信装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、水晶振動子を有する水晶発振器の
周波数を基準にして、指定された任意チャネルの周波数
を発振するシンセサイザ方式の無線通信装置であって、
周囲温度を検出する温度検出回路と、前記水晶発振器の
温度補償範囲を越える周囲温度の変化に対して水晶振動
子の周波数温度特性の平均値を逆補正するための周波数
補正信号を記憶する記憶回路と、前記温度検出回路が前
記水晶発振器の温度補償範囲を越える周囲温度を検知し
たときに該周囲温度に対応する周波数補正信号を前記記
憶回路から読み出す制御回路と、前記制御回路から出力
される周波数補正信号に基づいて前記水晶振動子のリア
クタンス容量を変化させて水晶振動子の周波数温度特性
の平均値を逆補正する周波数補正回路とを備えたことを
特徴とする。
に請求項1の発明は、水晶振動子を有する水晶発振器の
周波数を基準にして、指定された任意チャネルの周波数
を発振するシンセサイザ方式の無線通信装置であって、
周囲温度を検出する温度検出回路と、前記水晶発振器の
温度補償範囲を越える周囲温度の変化に対して水晶振動
子の周波数温度特性の平均値を逆補正するための周波数
補正信号を記憶する記憶回路と、前記温度検出回路が前
記水晶発振器の温度補償範囲を越える周囲温度を検知し
たときに該周囲温度に対応する周波数補正信号を前記記
憶回路から読み出す制御回路と、前記制御回路から出力
される周波数補正信号に基づいて前記水晶振動子のリア
クタンス容量を変化させて水晶振動子の周波数温度特性
の平均値を逆補正する周波数補正回路とを備えたことを
特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の無線通
信装置において、前記周波数補正回路に前記水晶発振器
の発信周波数を調整する外部入力端子を更に設けたこと
を特徴とする。
信装置において、前記周波数補正回路に前記水晶発振器
の発信周波数を調整する外部入力端子を更に設けたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】従って、本発明においては、制御回路が温度検
出回路からの出力信号に基づいて周囲温度の低下を検知
すると、その周囲温度の低下に応じた周波数補正信号を
記憶回路から読み出して周波数補正回路に出力し、該周
波数補正信号に応じて出力される電圧を水晶振動子に印
加することにより、周囲温度が低下しても水晶発振回路
を所定の発振周波数で発振動作させる。また、制御回路
が温度検出回路からの出力信号に基づいて周囲温度の上
昇を検知すると、その周囲温度の上昇に応じた周波数補
正信号を記憶回路から読み出して周波数補正回路に出力
し、該周波数補正信号に応じて出力される電圧を水晶振
動子に印加することにより、周囲温度が上昇しても水晶
発振回路を所定の発振周波数で発振動作させる。よっ
て、広い温度範囲で水晶発振器の発振周波数を安定化で
きる。
出回路からの出力信号に基づいて周囲温度の低下を検知
すると、その周囲温度の低下に応じた周波数補正信号を
記憶回路から読み出して周波数補正回路に出力し、該周
波数補正信号に応じて出力される電圧を水晶振動子に印
加することにより、周囲温度が低下しても水晶発振回路
を所定の発振周波数で発振動作させる。また、制御回路
が温度検出回路からの出力信号に基づいて周囲温度の上
昇を検知すると、その周囲温度の上昇に応じた周波数補
正信号を記憶回路から読み出して周波数補正回路に出力
し、該周波数補正信号に応じて出力される電圧を水晶振
動子に印加することにより、周囲温度が上昇しても水晶
発振回路を所定の発振周波数で発振動作させる。よっ
て、広い温度範囲で水晶発振器の発振周波数を安定化で
きる。
【0011】また、本発明においては、発振周波数調整
用の外部入力端子を設けることにより、水晶発振器の発
振周波数を調整でき、大きな周囲温度の変化に対して安
定な発振周波数を発振できる。
用の外部入力端子を設けることにより、水晶発振器の発
振周波数を調整でき、大きな周囲温度の変化に対して安
定な発振周波数を発振できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例における無線通
信装置を構成する概略ブロック図である。
信装置を構成する概略ブロック図である。
【0014】図1において、無線通信装置11は、図7
と同様な機能を有する制御回路3、ベースバンド回路
4、受信回路5、PLL周波数シンセサイザ6、送信回
路8、アンテナ24付きの共有器9、制御回路3に接続
されたテンキー操作部22及びベースバンド回路4に接
続されたスピーカ21、マイク23を備えるほか、安価
な水晶振動子を使用した水晶発振器71、この水晶発振
器71の発振周波数を外部からの入力電圧により補正す
る周波数補正回路72、周囲温度を検出する温度検出回
路73及び水晶発振器71の温度補償範囲を越える周囲
温度の変化に対して水晶振動子の周波数温度特性の平均
値を逆補正するための周波数補正信号をテーブル構成等
の所定の形式で記憶する記憶回路74を新たに備える。
と同様な機能を有する制御回路3、ベースバンド回路
4、受信回路5、PLL周波数シンセサイザ6、送信回
路8、アンテナ24付きの共有器9、制御回路3に接続
されたテンキー操作部22及びベースバンド回路4に接
続されたスピーカ21、マイク23を備えるほか、安価
な水晶振動子を使用した水晶発振器71、この水晶発振
器71の発振周波数を外部からの入力電圧により補正す
る周波数補正回路72、周囲温度を検出する温度検出回
路73及び水晶発振器71の温度補償範囲を越える周囲
温度の変化に対して水晶振動子の周波数温度特性の平均
値を逆補正するための周波数補正信号をテーブル構成等
の所定の形式で記憶する記憶回路74を新たに備える。
【0015】図2は、本実施例における周波数補正回路
72の回路図であり、印加される電圧に応じて容量値が
変化することにより水晶発振器71の発振周波数を制御
するバリキャップ82と、このバリキャップ82に並列
に接続されたコンデンサ83及び直列の抵抗R1とから
構成される。
72の回路図であり、印加される電圧に応じて容量値が
変化することにより水晶発振器71の発振周波数を制御
するバリキャップ82と、このバリキャップ82に並列
に接続されたコンデンサ83及び直列の抵抗R1とから
構成される。
【0016】図3は、本実施例における温度検出回路7
3の回路図であり、電源Vccとアース間に抵抗84を
介して接続したサーミスタ83から構成される。このサ
ーミスタ83は、温度が上昇すると抵抗値が直線的に下
がる特性を有し、その両端に周囲温度の変化に応じて発
生する電圧は制御回路3に入力される。
3の回路図であり、電源Vccとアース間に抵抗84を
介して接続したサーミスタ83から構成される。このサ
ーミスタ83は、温度が上昇すると抵抗値が直線的に下
がる特性を有し、その両端に周囲温度の変化に応じて発
生する電圧は制御回路3に入力される。
【0017】次に、上記のように構成された第1本実施
例の動作について説明する。図1において、無線通信装
置11の周囲温度は温度検出回路73により検出され、
そのサーミスタ83の両端に発生する電圧は制御回路3
により監視される。ここで、周囲温度が低下し、その温
度が水晶発振器71の温度補償範囲を越える温度、例え
ば−10℃以下になったことが制御回路3で感知される
と、制御回路3は−10℃に対応して温度検出回路73
から出力される電圧値をアドレスポイントとして、水晶
振動子の周波数温度特性を逆補正する周波数補正信号を
記憶回路74から読み出し、電圧値に変換して周波数補
正回路72のバリキャップ82に供給する。これによ
り、バリキャップ82の容量値を変化させて水晶振動子
の周波数温度特性を逆補正し、水晶発信器71の発振周
波数を補正する。その結果、−10℃以下における水晶
振動子の周波数温度特性は図5に示すようになり、温度
が低下したにもかかわらず、水晶発信器71を所定の周
波数で発振させることができる。
例の動作について説明する。図1において、無線通信装
置11の周囲温度は温度検出回路73により検出され、
そのサーミスタ83の両端に発生する電圧は制御回路3
により監視される。ここで、周囲温度が低下し、その温
度が水晶発振器71の温度補償範囲を越える温度、例え
ば−10℃以下になったことが制御回路3で感知される
と、制御回路3は−10℃に対応して温度検出回路73
から出力される電圧値をアドレスポイントとして、水晶
振動子の周波数温度特性を逆補正する周波数補正信号を
記憶回路74から読み出し、電圧値に変換して周波数補
正回路72のバリキャップ82に供給する。これによ
り、バリキャップ82の容量値を変化させて水晶振動子
の周波数温度特性を逆補正し、水晶発信器71の発振周
波数を補正する。その結果、−10℃以下における水晶
振動子の周波数温度特性は図5に示すようになり、温度
が低下したにもかかわらず、水晶発信器71を所定の周
波数で発振させることができる。
【0018】また、上記と逆に、周囲温度が上昇し、そ
の温度が水晶発振器71の温度補償範囲を越える温度、
例えば+55℃以上になったことが制御回路3で感知す
ると、制御回路3は+55℃に対応して温度検出回路7
3から出力される電圧値をアドレスポイントとして、水
晶振動子の周波数温度特性を逆補正する周波数補正信号
を記憶回路74から読み出し、電圧値に変換して周波数
補正回路72のバリキャップ82に供給する。これによ
り、バリキャップ82の容量値を変化させて水晶振動子
の周波数温度特性を逆補正し、水晶発信器71の発振周
波数を補正する。その結果、+55℃における水晶振動
子の周波数温度特性は図5に示すようになり、温度が上
昇したにもかかわらず、水晶発信器71を所定の周波数
で発振させることができる。
の温度が水晶発振器71の温度補償範囲を越える温度、
例えば+55℃以上になったことが制御回路3で感知す
ると、制御回路3は+55℃に対応して温度検出回路7
3から出力される電圧値をアドレスポイントとして、水
晶振動子の周波数温度特性を逆補正する周波数補正信号
を記憶回路74から読み出し、電圧値に変換して周波数
補正回路72のバリキャップ82に供給する。これによ
り、バリキャップ82の容量値を変化させて水晶振動子
の周波数温度特性を逆補正し、水晶発信器71の発振周
波数を補正する。その結果、+55℃における水晶振動
子の周波数温度特性は図5に示すようになり、温度が上
昇したにもかかわらず、水晶発信器71を所定の周波数
で発振させることができる。
【0019】図4は、従来における水晶振動子の周波数
温度特性を示すもので、この周波数温度特性の水晶振動
子に本実施例を適用すると、その周波数温度特性は図5
に示すようになり、水晶振動子の温度補償範囲が拡大さ
れ、広い温度範囲に亘り水晶発振器の発信周波数を安定
化できる。
温度特性を示すもので、この周波数温度特性の水晶振動
子に本実施例を適用すると、その周波数温度特性は図5
に示すようになり、水晶振動子の温度補償範囲が拡大さ
れ、広い温度範囲に亘り水晶発振器の発信周波数を安定
化できる。
【0020】次に、図6により本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図6において、図1と同一の構成要素
には図1と同一の符号を付してその説明を省略し、図1
と異なる部分を重点に説明すると、周波数補正回路72
に水晶発振器の発振周波数を調整する外部入力端子75
を新たに接続したところが図1と異なる。
ついて説明する。図6において、図1と同一の構成要素
には図1と同一の符号を付してその説明を省略し、図1
と異なる部分を重点に説明すると、周波数補正回路72
に水晶発振器の発振周波数を調整する外部入力端子75
を新たに接続したところが図1と異なる。
【0021】この第2の実施例においては、外部入力端
子75から周波数補正回路72のバリキャップに供給さ
れる電圧と調整することにより、水晶発振器の発振周波
数を調整でき、大きな周囲温度の変化に対して安定な発
振周波数を発振できるとともに、広い範囲の温度補償が
可能になる。
子75から周波数補正回路72のバリキャップに供給さ
れる電圧と調整することにより、水晶発振器の発振周波
数を調整でき、大きな周囲温度の変化に対して安定な発
振周波数を発振できるとともに、広い範囲の温度補償が
可能になる。
【0022】なお、上記実施例では、−10℃と+55
℃において温度補償する場合について説明したが、本発
明はこれに限らず、上記周囲温度以外において多段階に
行うようにしてもよい。この場合、水晶発振器の周波数
の温度補償効果を更に改善できる。
℃において温度補償する場合について説明したが、本発
明はこれに限らず、上記周囲温度以外において多段階に
行うようにしてもよい。この場合、水晶発振器の周波数
の温度補償効果を更に改善できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の無線通信装置によれば、安価な水晶振動子の周波数温
度特性を逆補正することにより、広い温度範囲で発振周
波数の安定した温度補償効果を発揮できるとともに、温
度補償水晶発振器を使用した場合と比較して、無線通信
装置の大幅なコスト低減と小型化ができるという効果を
有する。
の無線通信装置によれば、安価な水晶振動子の周波数温
度特性を逆補正することにより、広い温度範囲で発振周
波数の安定した温度補償効果を発揮できるとともに、温
度補償水晶発振器を使用した場合と比較して、無線通信
装置の大幅なコスト低減と小型化ができるという効果を
有する。
【0024】また、本発明によれば、発振周波数調整用
の外部入力端子を設けることにより、水晶発振器の発振
周波数を調整でき、大きな周囲温度の変化に対して安定
な発振周波数を発振できる。
の外部入力端子を設けることにより、水晶発振器の発振
周波数を調整でき、大きな周囲温度の変化に対して安定
な発振周波数を発振できる。
【図1】本発明の第1実施例における無線通信装置の構
成を示す概略ブロック図
成を示す概略ブロック図
【図2】本実施例における周波数補正回路の回路構成図
【図3】本実施例における温度検出回路の回路構成図
【図4】水晶振動子の周波数温度特性図
【図5】本実施例による水晶振動子の周波数温度特性図
【図6】本発明の第2実施例における無線通信装置の構
成を示す概略ブロック図
成を示す概略ブロック図
【図7】従来における無線通信装置の構成を示す概略ブ
ロック図
ロック図
1、11 無線通装置 21 スピーカ 22 テンキー操作部 23 マイク 24 アンテナ 3 制御回路 4 ベースバンド回路 5 受信回路 6 PLL周波数シンセサイザ 61 受信用VCO 62、64 LPF 63 PLL 65 送信用VCO 71 水晶発振器 72 周波数補正回路 73 温度検出回路 74 記憶回路 8 送信回路 9 共用器
Claims (2)
- 【請求項1】 水晶振動子を有する水晶発振器の周波数
を基準にして、指定された任意チャネルの周波数を発振
するシンセサイザ方式の無線通信装置であって、周囲温
度を検出する温度検出回路と、前記水晶発振器の温度補
償範囲を越える周囲温度の変化に対して水晶振動子の周
波数温度特性の平均値を逆補正するための周波数補正信
号を記憶する記憶回路と、前記温度検出回路が前記水晶
発振器の温度補償範囲を越える周囲温度を検知したとき
に該周囲温度に対応する周波数補正信号を前記記憶回路
から読み出す制御回路と、前記制御回路から出力される
周波数補正信号に基づいて前記水晶振動子のリアクタン
ス容量を変化させて水晶振動子の周波数温度特性の平均
値を逆補正する周波数補正回路とを備えたことを特徴と
する無線通信装置。 - 【請求項2】 周波数補正回路に水晶発振器の発振周波
数を調整する外部入力端子を設けたことを特徴とする請
求項1記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127859A JPH08321746A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127859A JPH08321746A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321746A true JPH08321746A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14970432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7127859A Pending JPH08321746A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08321746A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005011194A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線データ収集装置 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7127859A patent/JPH08321746A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005011194A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線データ収集装置 |
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