JP2002198736A - 温度補償水晶発振器 - Google Patents

温度補償水晶発振器

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JP2002198736A
JP2002198736A JP2000396752A JP2000396752A JP2002198736A JP 2002198736 A JP2002198736 A JP 2002198736A JP 2000396752 A JP2000396752 A JP 2000396752A JP 2000396752 A JP2000396752 A JP 2000396752A JP 2002198736 A JP2002198736 A JP 2002198736A
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Hiroaki Mizumura
浩明 水村
Hirokatsu Tanaka
啓勝 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産性を向上して、消費電力及び雑音を小さく
したIC使用の温度補償発振器を提供する。 【構成】IC内部に設けた温度センサによって温度に応
答した補正電圧を発生させて、水晶振動子を有する発振
閉ループ内に直列に挿入された電圧可変容量素子に前記
補正電圧を印加し、前記水晶振動子から見た前記発振閉
ループの直列等価容量を温度に対して変化させ、前記水
晶振動子を主因とした前記発振閉ループの周波数温度特
性を基準となる周波数温度特性に補正し、前記基準とな
る周波数温度特性を前記IC外部の少なくとも温度補償
機構によって温度補償した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温度補償水晶発振器
(以下、温度補償発振器とする)を産業上の技術分野と
し、特に雑音及び消費電力を小さくした温度補償発振器
に関する。
【0002】
【従来の技術】(発明の背景)温度補償発振器は水晶発
振器の周波数温度特性を補償して発振周波数を一定に維
持することから、特に動的環境下で使用される携帯電話
等の移動体通信機器に広く採用されている。近年では、
情報の高品位通信及び省エネルギー化等の点から、低雑
音化及び小電力化(低電圧動作)の温度補償発振器が求
められている。
【0003】(従来技術の一例)第4図は一従来例を説
明する温度補償発振器のブロック回路図である。温度補
償発振器は、基本的に水晶発振器1と温度補償回路2と
からなる。水晶発振器1は、例えばインダクタ成分とし
た水晶振動子3と、図示しない共振回路を形成するコン
デンサ及び発振用の帰還増幅器等を集積化(IC化)し
た発振回路部4とからなる。これらは、発振閉ループを
形成する。そして、例えば水晶振動子3をATカットと
すると、水晶発振器1の周波数温度特性は水晶振動子3
を主因として常温近傍に変曲点を有する三次曲線となる
(第5図、例えば曲線イ)。
【0004】温度補償回路2は、第6図に示したように
例えばサーミスタ5とコンデンサ6の各並列回路からな
る。そして、温度に応答して指数関数的に減少するサー
ミスタ5の抵抗値に基づき、各並列回路における端子間
容量(等価直列容量)の変化を利用する。これは、通
称、直接法と呼ばれる。通常では、サーミスタ5の温度
抵抗特性を調整するため、直列あるいは並列に調整抵抗
7が挿入される(参照;特公昭64−1969号公
報)。そして、常温を基準とした高温部及び低温部補償
回路2(ab)を直列に接続して、それぞれが周波数温
度特性の高温部及び低温部を独立的に温度補償する。
【0005】このようなものでは、温度に依存して温度
補償回路2の端子間容量が変化することから、水晶振動
子3の両端子から見た回路側の直列等価容量(所謂負荷
容量)も変化する。したがって、温度補償回路2の各素
子値を設定することによって、水晶発振器1の周波数温
度特性を補償して、規格温度範囲内で平坦にする。
【0006】一般には、水晶発振器1の常温時における
発振周波数(公称周波数)を調整するため、コンデンサ
を主とした周波数調整回路8が発振閉ループ内に挿入さ
れる(前第4図)。また、水晶振動子3を主因とした温
度補償前の周波数温度特性のバラツキ(前第5図、曲線
ロ、ハ)を補正するため、発振閉ループ内の例えば周波
数調整回路8にあるいは別個に温度特性を有するコンデ
ンサ9(温係コンデンサ9とする)を適用する。
【0007】例えば温度とともに容量値の小さくなる負
の温度特性を持った温係コンデンサ9を適用すると(第
7図、曲線a)、基準温度(常温)以上では容量値が小
さくなるので発振周波数は温度とともに上昇する。そし
て、基準温度以下では容量値が大きくなるので発振周波
数は下降する。したがって、水晶発振器1の周波数温度
特性を常温を中心として反時計回りに回転する。
【0008】これとは逆に正の温度特性をもった温係コ
ンデンサ9を適用すると(同図、曲線b)周波数温度特
性を時計回りに回転する。これらにより、例えば前第5
図の曲線ロ、ハを基準の周波数温度特性(基準温度特性
とする)曲線イに近接して、即ちバラツキ度合を小さく
して温度補償できる。なお、現実的には負の温度特性を
有する温係コンデンサ9が主であり、反時計回りに補正
する。
【0009】この場合、各水晶発振器の周波数温度特性
が基準温度特性に近接して、温度補償回路の各素子値が
大幅に異なることがないので、温度補償回路2の設計を
容易にして各素子の品揃えを少なくする。また、各素子
値の設定ではバラツキ幅が大きく許容値外で周波数温度
特性を規格内に補償できないものでも、基準温度に近接
させた上で補償するので規格内にできる。したがって、
水晶発振器の補償前の周波数温度特性不良による無駄を
省けて、生産性を高められる。なお、周波数温度特性の
バラツキは各回路素子の温度特性にもよるが、特に水晶
振動子3の切断角度に起因する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の温度補償発振器では、水晶発
振器1における周波数温度特性のバラツキを補正するの
で、温係コンデンサ9を必要とする。しかし、この種の
温係コンデンサ9は種類も少なく入手までの時期が長い
とともに価格も高く生産性を低下する。
【0011】また、温係コンデンサ9を使用しない場合
には、各水晶発振器1のばらついた周波数温度特性に応
じ、各素子値を選択して補償する必要がある。しかし、
この場合には、各素子(サーミスタ5、コンデンサ6及
び調整抵抗7)の品揃えを豊富にする必要があるととも
に、設計を煩雑にして生産性を低下する。また、いずれ
にしても、抵抗を含むサーミスタ5とコンデンサ6を用
いた直接法では、周波数調整回路8を要し、全体の部品
点数を多くして小型化を阻害する問題もあった。
【0012】一方、第8図に示したように、温度補償手
段として所謂間接法を用いて、水晶振動子3を除いた発
振回路部4及び温度補償機構10を、一点鎖線枠で示す
IC11内に集積化した温度補償発振器がある。間接法
は、水晶振動子3及び発振回路部4からなる発振閉ルー
プに挿入されたバリキャップダイオード等の電圧可変容
量素子12に補償電圧を印加し、水晶振動子3から見た
負荷容量を変化させて温度補償する。なお、符号19は
高周波阻止抵抗である。
【0013】温度補償機構10は補償電圧発生回路13
と記憶回路14からなる。補償電圧発生回路13は、例
えば定数項、一次関数項及び三次関数項電圧発生回路1
3(abc)からなる。そして、IC内部に設けた温度
センサ(未図示)の温度検出信号によって、下式(1)
で近似される三次関数の補償電圧Vs(T)を発生する。但
し、T0は基準温度、α、β、γは各次数項の係数であ
る。温度センサは例えば直線性を持った正特性の温度係
数を有する抵抗からなる。 Vs(T) = α(T-T0)3 + β(T-T0) + γ (1)
【0014】記憶回路14は、各水晶発振器1の実測に
よる周波数温度特性に基づいた補償データを、書込端子
から入力されて保持する。そして、各電圧発生回路13
(abc)内に設けた例えばオペアンプの増幅率を制御
して各次数の係数α、β及びγを決定する。これらによ
り、各周波数温度特性に応じた補償電圧Vs(T)を得て温
度補償する。
【0015】このようなものでは、各水晶発振器1の周
波数温度特性にバラツキがあっても、補償データによる
α及びβの設定によって補償できるので、前述したよう
な温係コンデンサ9を不要にする。また、係数γは常温
時の補償電圧(公称周波数となる基準電圧)を設定する
ので、周波数調整回路8自体を基本的に排除する。な
お、間接法では、通常、温度補償範囲を広くするため、
低温部に極大値を、高温部に極小値を有する周波数温度
特性を適用する(前第5図、曲線ニ)。
【0016】しかし、このようなICを用いた間接法で
は、IC内に設けた抵抗の温度係数を利用して微弱な温
度検出信号から一次及び三次関数項の補償電圧を生成す
るので、増幅器等を要して消費電力が大きくなる。ま
た、温度検出信号に対してICの内部雑音が相対的に大
きくなり、雑音特性が低下する問題があった。
【0017】(発明の目的)本発明は生産性を向上し
て、消費電力及び雑音を小さくした温度補償発振器を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】(着目点)本発明は、間
接法における補償電圧の一次係数βを制御すれば、周波
数温度特性を常温を基準として回転できる点に着目し
た。すなわち、常温を基準として一次関数となる電圧を
電圧可変容量素子に印加すれば、常温以上では容量値が
減少して発振周波数は増加し、常温以下では容量値が増
加して発振周波数は減少し、結果として周波数温度特性
を回転して補正できる点に着目した。
【0019】(解決手段)本発明は、IC内部に設けた
温度センサによって温度に応答した補正電圧を発生させ
て、水晶振動子を主因とした周波数温度特性を基準温度
特性に補正した後、基準温度特性をIC外部の温度補償
機構によって温度補償したことを基本的な解決手段とす
る。
【0020】
【作用】本発明では、各水晶発振器の周波数温度特性を
補正電圧によって基準温度特性に近接するので、温係コ
ンデンサ9を不要にする。また、三次関数項の係数αは
制御しないので、三次関数電圧発生回路を不要にし、雑
音発生源を少なくして雑音特性を向上できる。以下、本
発明の一実施例を説明する。
【0021】
【実施例】第1図は、本発明の一実施例を説明する温度
補償発振器のブロック回路図である。なお、前従来例図
と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省
略する。温度補償発振器は、前述したように三次曲線と
なる周波数温度特性を有する水晶発振器1と、サーミス
タ5とコンデンサ6の並列回路とした直接法の温度補償
回路2と、本発明特有の温度補正機構部15からなる。
そして、電圧可変容量素子12を含む発振回路部4と温
度補正部15とは一点鎖線枠で示すIC11の内部に集
積化し、水晶振動子3と温度補償回路2をIC外とす
る。
【0022】温度補正機構部15は、補正電圧発生回路
13Aと記憶回路14からなる。補正電圧発生回路13
Aは、前述した常温時の発振周波数(公称周波数)を設
定する定数項電圧発生回路13aと、前述した温度セン
サに依存した抵抗変化に基づいて動作する一次関数項電
圧発生回路13bからなる。そして、次式(2)の補正
電圧Vs1(T)を発生する。 Vs1(T) = β1(T-T0)+γ (2)
【0023】記憶回路14は、各水晶発振器の実測され
た周波数温度特性と基準温度特性(前第5図、曲線イ)
との差に基づき、補正データを記憶する。すなわち、基
準温度特性との差に応じてこれを補正(近接)し、一次
係数βを設定する補正データを記憶する。
【0024】このようなものでは、例えば切断角度に起
因して基準温度特性からズレてバラツキのある周波数温
度特性に対し(前第5図、曲線ロ及びハ)、各周波数温
度特性に応じた一次関数の補正電圧Vs1(T)によって基準
温度特性に近接する。そして、基準温度特性に近接した
周波数温度特性を外部の温度補償回路2、即ち調整抵抗
7を含むサーミスタ5とコンデンサ6の並列回路回路か
らなる直接法の温度補償回路2によって温度補償する。
なお、常温時の発振周波数は定数項電圧発生回路13a
からの定数項電圧によって制御される。
【0025】このような構成であれば、周波数温度特性
は基準温度特性に近接するので、従来の入手しにくく高
価な温係コンデンサを不要にする。また、温度補償回路
2の設計を概ね標準化するので、各温度補償素子(サー
ミスタ、コンデンサ、調整抵抗)の品揃えを少なくでき
る。したがって、生産性を高めることができる。
【0026】そして、IC内部の補正電圧発生回路13
Aは定数項及び一次関数項電圧発生回路13(ab)の
みとし、三次関数項電圧発生回路13cは排除する。し
たがって、従来例の間接法を用いたIC化の温度補償発
振器に比較して、温度検出信号を増幅する回路数及び雑
音発生源を少なくしたので消費電力を抑制し、雑音特性
を良好にする。
【0027】また、この実施例では、常温時の発振周波
数を定数項電圧によって調整するので、直接法における
従来例の周波数調整回路8を不要にする。したがって、
小型化を促進できる。
【0028】
【他の事項】上記実施例では、補正電圧発生回路13A
内の定数項電圧発生回路13aによって常温時の発振周
波数を調整し、IC外部の周波数調整回路8を除去した
が、第2図に示したようにIC内部から定数項電圧発生
回路13aを除去してIC外部に前述の周波数調整回路
8を設けてもよい。この場合、IC内部から定数項電圧
発生回路13aを除去するので電圧源に含まれる雑音成
分を排除でき、さらに雑音特性を良好にする。
【0029】また、IC外部の温度補償回路2は直接法
としてサーミスタとコンデンサの並列回路からなる高温
用と低温用の2個の並列回路を直列に接続したが、基本
的にコンデンサを共用してこれと並列に高温用と低温用
のサーミスタを並列に接続してもよい(未図示)。
【0030】また、温度補償回路(機構)は直接法とし
たが、第3図に示したようにIC外部の発振閉ループ内
に電圧可変容量素子16を挿入して補償電圧発生回路1
7からの補償電圧を印加するようにしてもよい。ここで
の、補償電圧発生回路17はIC外部に設けた調整抵抗
を含むサーミスタ回路網からなる。なお、図中の符号1
8は直流阻止のコンデンサである。この場合、低温部に
極大値を、高温部に極小値を有する周波数温度特性を対
象とするので、前述のように補償温度範囲を直接法に比
較して広げられる。但し、温度補償回路自体の部品点数
が多くなるので、この点では直接法がよい。
【0031】また、補償電圧発生回路17からの補償電
圧が印加される電圧可変容量素子16はIC外部に設け
たが、小型化を促進するためにIC内部に設けてもよ
い。この場合、電圧可変容量素子12を共用して一つに
できる。また、これとは逆に、特性の点ではディスクリ
ートの方がよいので、電圧可変容量素子12をIC外部
に設けてもよく、温度補償回路2を間接法(前第3図)
とした場合は、電圧可変容量素子16を共用して一つに
できる。
【0032】また、直接法の温度補償回路はサーミスタ
5、コンデンサ6及び調整抵抗7から形成したが、サー
ミスタ5とコンデンサ6のみ、あるいはサーミスタとコ
ンデンサの複合素子としてもよい。この場合、勿論小型
化を促進する。また、温度センサは温度係数を有する抵
抗としたが、例えばトランジスタにおける順方向降下電
圧の温度特性を用いてもよく、温度に応答した検出信号
が得られればよい。但し、これらの検出信号はいずれも
小信号で増幅を必要とする。
【0033】また、電圧可変容量素子12はバリキャッ
プダイオードとしたが、例えばCMOSとコンデンサの
並列回路として、補正電圧によるCMOSの抵抗変化に
よって並列回路の端子間容量を変化させてもよく、要は
補正電圧によって容量値が実質的に変化するものであれ
ばよい。また、電圧可変容量素子12には補正電圧のみ
を印加したが、自動周波数制御回路によるAFC電圧を
印加してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明は、IC内部に設けた温度センサ
によって温度に応答した補正電圧を発生させて、水晶振
動子を主因とした周波数温度特性を基準基温度特性に補
正した後、基準温度特性をIC外部の温度補償機構によ
って温度補償したので、生産性を向上して、消費電力及
び雑音を小さくした温度補償発振器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する温度補償発振器の
ブロック回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を説明する温度補償発振器
のブロック回路図である。
【図3】本発明の他の実施例を説明する温度補償発振器
のブロック回路図である。
【図4】従来例を説明する温度補償発振器のブロック回
路である。
【図5】従来例を説明する水晶発振器の周波数温度特性
図である。
【図6】従来例を説明する直接法の温度補償回路図であ
る。
【図7】従来例を説明する温係コンデンサの特性図であ
る。
【図8】従来例を説明する間接法の温度補償機構(回
路)を用いたIC化による温度補償発振器のブロック回
路である。
【符号の説明】
1 水晶発振器、2 温度補償回路、3 水晶発振器、
4 発振回路部、5サーミスタ、6 コンデンサ、7
調整抵抗、8 周波数調整回路、9 温係コンデンサ、
10 温度補償機構、11 IC、12、16 電圧可
変容量素子、13、17 補償電圧発生回路、13A
補正電圧発生回路、14 記憶回路、15 補正機構
部、18 直流阻止コンデンサ、19 交流阻止抵抗.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IC内部に設けた温度センサによって温度
    に応答した補正電圧を発生させ、水晶振動子を有する発
    振閉ループ内に直列に挿入された電圧可変容量素子に前
    記補正電圧を印加し、前記水晶振動子から見た前記発振
    閉ループの直列等価容量を温度に対して変化させ、前記
    水晶振動子を主因とした前記発振閉ループの周波数温度
    特性を基準となる周波数温度特性に補正し、前記基準と
    なる周波数温度特性を前記IC外部の少なくともサーミ
    スタを含む温度補償機構によって温度補償したことを特
    徴とする温度補償水晶発振器。
  2. 【請求項2】前記温度補償機構はサーミスタとコンデン
    サの並列回路からなる直接法である請求項1の温度補償
    水晶発振器。
  3. 【請求項3】前記温度補償機構は発振閉ループに挿入さ
    れた電圧可変容量素子に、サーミスタ回路網によって得
    られる補償電圧を印加してなる間接法である温度補償水
    晶発振器。
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