JPH0982471A - El装置の接続具 - Google Patents

El装置の接続具

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JPH0982471A
JPH0982471A JP7234946A JP23494695A JPH0982471A JP H0982471 A JPH0982471 A JP H0982471A JP 7234946 A JP7234946 A JP 7234946A JP 23494695 A JP23494695 A JP 23494695A JP H0982471 A JPH0982471 A JP H0982471A
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flat cable
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front plate
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Yukiharu Shimizu
幸春 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ELシートとフラットケーブルとの接続強度
を調整できるEL装置の接続具を提供する。 【解決手段】 ELシート1の電極端子とフラットケー
ブル2の配線パターンとを圧接接続する接続具3には、
ELシート1の背面側に位置する背板3aと、ELシー
ト1の表面側に位置する金属製の表板3bと、背板3a
をその背面側から貫通して表板3bに螺合するビス3
c、3dと、背板3aと表板3bとの間に介在されて弾
性力でELシート1の電極端子とフラットケーブル2の
配線パターンとを圧接接続するゴム板3eとが設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、透明電極と背面電極との
間に発光層と絶縁層とが介在されるELシートにフラッ
トケーブルを接続するEL装置の接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】EL装置では、ELシートの電極端子に
フラットケーブルが接続され、このフラットケーブルを
介してELシートに電力が供給されるようになってい
る。そして、ELシートの電極端子とフラットケーブル
とは、ホットメルト剤または専用の接続具により接続さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホット
メルト剤によりELシートの電極端子とフラットケーブ
ルとを接続したものでは、ホットメルト剤を介してEL
シートの電極端子とフラットケーブルとを熱圧着するた
めの高価な機械が必要であり、高コストとなったり、あ
るいは熱圧着の時間や圧力等の設定によってはELシー
トの電極端子とフラットケーブルとの接続が簡単に外
れ、接続の信頼性に欠けるなどの問題があった。
【0004】また、接続具によりELシートの電極端子
とフラットケーブルとを接続したものでは、ホットメル
ト剤を用いた場合のような問題は生じないが、従来の接
続具にあっては、2つのプラスチック製の結合部材をそ
の弾性力で係合してELシートの表裏両面側よりELシ
ートの電極端子とフラットケーブルとを圧接接続するも
のであり、接続強度を調整できず、場合によっては結合
部材の製作誤差等により所望の接続強度が得られないと
いう問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ELシートとフ
ラットケーブルとの接続強度を調整できるEL装置の接
続具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明電極と背
面電極との間に発光層と絶縁層とが介在されるELシー
トにフラットケーブルを接続するEL装置の接続具であ
って、ELシートの背面側にELシートの電極端子と対
向して位置する背板と、ELシートの表面側にELシー
トの電極端子とフラットケーブルとを介して背板と対向
して位置する表板と、背板と表板とを螺着するねじ手段
と、表板と背板との間に介在されてフラットケーブルと
ELシートの電極端子とを弾性力で圧接接続する弾性部
材とを有することを特徴としている。
【0007】ねじ手段は背板をその背面側から貫通して
表板に螺合するものであり、表板は金属製であることが
望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】EL装置では、図1に示されるよ
うにELシート1にフラットケーブル2を接続する接続
具3が設けられている。
【0009】ELシート1としては、図2に示されるよ
うにポリエチレンテレフタレート(PET)製の透明フ
ィルム1a上に真空蒸着された酸化インジウム・スズ
(ITO)等よりなる透明電極1bを有し、この透明電
極1b上に発光層1c、非発光層1d、絶縁層1e、背
面電極1fをスクリーン印刷法などによって印刷形成し
たものが適用されている。発光層1cは、硫化亜鉛に銅
をドープしてなる発光体とフッ素樹脂バインダーとを混
合・攪拌したインクを印刷・乾燥して形成したものであ
って、透明フィルム1a側からみて文字A、Eとして視
認されるように透明電極1b上に部分的に積層されてい
る。非発光層1dは、着色顔料とフッ素樹脂バインダー
とを混合・攪拌したインクを印刷・乾燥して形成したも
のであって、その色彩が文字A、Eの背景色として視認
されるように発光層1cの非積層部分に積層されてい
る。絶縁層1eは、高誘電体であるチタン酸バリウムと
フッ素樹脂バインダーとを混合・攪拌したインクを印刷
・乾燥して形成したものであって、発光層1c上および
非発光層1d上に積層されている。背面電極1fは、カ
ーボンペーストを印刷・乾燥して形成したものであっ
て、発光層1cと平面的に重なるように絶縁層1e上に
積層されている。そして、透明電極1bと背面電極1f
との間に交流電場が印加されると、発光層1cが発光
し、この発光によって文字A、Eが発光表示されるよう
になっている(図1参照)。
【0010】ELシート1の周囲には、図3に詳細に示
されるようにその一部に突片1gが一体に形成され、こ
の突片1gの背面に透明電極1bの電極端子1hと背面
電極1fの電極端子1jが露出形成されている。電極端
子1hは、カーボンペーストを印刷・乾燥して形成した
ものであって、透明電極1b上に積層形成されている。
電極端子1jは、カーボンペーストを印刷・乾燥して形
成したものであって、絶縁層1e上に積層形成されてい
る。すなわち、透明電極1b上には、発光層1c、非発
光層1d、絶縁層1e、背面電極1fが部分的に積層形
成され、これらの非積層部上に電極端子1hが積層形成
されている。また、絶縁層1e上には、背面電極1fが
部分的に積層形成され、背面電極1fの非積層部に電極
端子1jが背面電極1fと連続するようにして積層形成
されている。なお、電極端子1h、1jは、背面電極1
fの形成時にこれと同時に形成するようにすれば、特別
な工程を設けることなく容易に形成できる。
【0011】フラットケーブル2は、可撓性を有し、必
要に応じて変形可能となっている。フラットケーブル2
の幅は、ELシート1の突片1gよりも若干細くなって
いる。フラットケーブル2の表面には、図4に詳細に示
されるように配線パターン2a、2bが露出形成されて
いる。配線パターン2a、2bの一端部は、接続具3に
よってELシート1の電極端子1h、1jに圧接接続さ
れ、他端部は、図示しない回路基板にコネクタまたは半
田付けにより接続されるようになっている。配線パター
ン2a、2bは、中間部が保護層2c(図3に図示)に
より部分的に絶縁コーティングされている。
【0012】接続具3には、図3に示されるようにEL
シート1の背面側にその電極端子1h、1jと対向して
位置する背板3aと、図4に示されるようにELシート
1の表面側にその電極端子1h、1jとフラットケーブ
ル2の配線パターン2a、2bの一端部とを介して背板
3aと対向して位置する表板3bとが設けられている。
背板3aは合成樹脂製となっている。表板3bはステン
レス等の金属製であり、その表面は図示しない保護層に
より絶縁コーティングされている。
【0013】背板3aと表板3bとは、フラットケーブ
ル2の保護層2dの一部が露出するように位置合わせさ
れ(図4参照)、ねじ手段としてのビス3c、3dによ
り螺着されている。ビス3c、3dは、図5に示される
ように背板3aをその背面側から貫通して表板3bに螺
合されている。
【0014】背板3aと表板3bとの間には、弾性部材
としてのゴム板3eが介在され、このゴム板3eの弾性
力でELシート1の電極端子1h、1jとフラットケー
ブル2の配線パターン2a、2bの一端部とが圧接接続
されている。詳しく説明すると、背板3aには、表板3
bとの対向面に凹部3fが形成され、この凹部3fの底
部にゴム板3eが嵌合保持されている。そして、ゴム板
3eと表板3bとの間には、ELシート1の電極端子1
h、1jとフラットケーブル2の配線パターン2a、2
bの一端部とが接合するようにELシート1の突片1g
とフラットケーブル2の一端部とが介在され、ゴム板3
eのの弾性力でELシート1の電極端子1h、1jとフ
ラットケーブル2の配線パターン2a、2bの一端部と
が圧接接続されている。
【0015】上記の構成の接続具3によれば、背板3a
と表板3bとがビス3c、3dにより螺着されるととも
に背板3aと表板3bとの間にゴム板3eが介在されて
ゴム板3eの弾性力でELシート1の電極端子1h、1
jとフラットケーブル2の配線パターン2a、2bとを
圧接接続する構成であるので、ビス3c、3dの締め付
けトルクの調整により、ELシート1の電極端子1h、
1jとフラットケーブル2の配線パターン2a、2bと
の接続強度を適宜調整でき、これにより背板3aや表板
3bに製作誤差のばらつきがあった場合であってもEL
シート1の電極端子1h、1jとフラットケーブル2の
配線パターン2a、2bとを確実に所望の接続強度で接
続できる。すなわち、ビス3c、3dの締め付けトルク
を大きくすれば、これに伴ってゴム板3e弾性力が増大
してELシート1の電極端子1h、1jとフラットケー
ブル2の配線パターン2a、2bとの圧接力が増大し、
ビス3c、3dの締め付けトルクを小さくすれば、これ
に伴ってゴム板3e弾性力が減少してELシート1の電
極端子1h、1jとフラットケーブル2の配線パターン
2a、2bとの圧接力が減少する。
【0016】また、表板3bが金属製であるとともにビ
ス3c、3dが背板3aを貫通して金属製の表板3bに
螺合する構成であるので、表板3bをそれ程厚肉に形成
しなくとも、ビス3c、3dの締め付けトルクを十分に
確保してELシート1の電極端子1h、1jとフラット
ケーブル2の配線パターン2a、2bとを所望の接続強
度で接続でき、接続強度上あるいは構造上等の理由によ
り表板3bをそれ程厚肉に形成する必要がなく、これに
よりEL装置全体の薄型化やEL装置表面の平滑化を図
ることができる。
【0017】また、表板3bの表面が図示しない保護層
により絶縁コーティングされているので、フラットケー
ブル2が不用意に折り曲げられて配線パターン2b、2
cが表板3bに接触してもショートすることがなく、高
い信頼性をもってELシート1とフラットケーブル2と
を接続できる。
【0018】また、フラットケーブル2に保護層2dが
形成されているとともに保護層2dの一部が露出するよ
うに背板3aと表板3bとが位置合わせされているの
で、フラットケーブル2と回路基板とを半田付けにより
接続しても、保護層2dによって背板3aや表板3b側
への半田の流れ込みを防止でき、高い信頼性をもってフ
ラットケーブル2と回路基板とを接続できる。
【0019】なお、上記の例では、背板3aを合成樹脂
製としたが、背板3aとしてステンレス等の金属製板を
用いるようにしてもよい。この場合には背板3aの表面
を絶縁コーティングすることが望ましい。
【0020】また、上記の例では、ゴム板3eを背板3
aの凹部3fに嵌合したが、表板3bにゴム板3eを接
着等により装着するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、透明電
極と背面電極との間に発光層と絶縁層とが介在されるE
Lシートにフラットケーブルを接続するEL装置の接続
具であって、ELシートの背面側にELシートの電極端
子と対向して位置する背板と、ELシートの表面側にE
Lシートの電極端子とフラットケーブルとを介して背板
と対向して位置する表板と、背板と表板とを螺着するね
じ手段と、表板と背板との間に介在されてフラットケー
ブルとELシートの電極端子とを弾性力で圧接接続する
弾性部材とを有するので、ねじ手段の締め付けトルクの
調整によりELシートとフラットケーブルとの接続強度
を調整でき、これによりELシートとフラットケーブル
とを確実に所望の接続強度で接続できるという優れた効
果を有する。また、ねじ手段を背板をその背面側から貫
通して表板に螺合する構成とするとともに、表板を金属
製とすれば、接続強度上あるいは構造上等の理由により
表板をそれ程厚肉に形成する必要がなく、これによりE
L装置全体の薄型化およびEL装置表面の平滑化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】EL装置の平面図である。
【図2】ELシートの構造を示す要部拡大断面図であ
る。
【図3】ELシートとフラットケーブルとの接続構造を
示す要部拡大裏面図である。
【図4】ELシートとフラットケーブルとの接続構造を
示す要部拡大平面図である。
【図5】ELシートとフラットケーブルとの接続構造を
示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ELシート 1b 透明電極 1c 発光層 1e 絶縁層 1f 背面電極 1h 電極端子 1j 電極端子 2 フラットケーブル 3 接続具 3a 背板 3b 表板 3c ビス(ねじ手段) 3d ビス(ねじ手段) 3e ゴム板(弾性部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極と背面電極との間に発光層と絶
    縁層とが介在されるELシートにフラットケーブルを接
    続するEL装置の接続具であって、 上記ELシートの背面側に上記ELシートの電極端子と
    対向して位置する背板と、 上記ELシートの表面側に上記電極端子と上記フラット
    ケーブルとを介して上記背板と対向して位置する表板
    と、 上記背板と上記表板とを螺着するねじ手段と、 上記表板と上記背板との間に介在されて上記フラットケ
    ーブルと上記電極端子とを弾性力で圧接接続する弾性部
    材とを有することを特徴とするEL装置の接続具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ねじ手段は上記
    背板をその背面側から貫通して上記表板に螺合するもの
    であり、上記表板は金属製であることを特徴とするEL
    装置の接続具。
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