JPH0981791A - 図形処理装置および図形処理方法 - Google Patents

図形処理装置および図形処理方法

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JPH0981791A
JPH0981791A JP7241147A JP24114795A JPH0981791A JP H0981791 A JPH0981791 A JP H0981791A JP 7241147 A JP7241147 A JP 7241147A JP 24114795 A JP24114795 A JP 24114795A JP H0981791 A JPH0981791 A JP H0981791A
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solid model
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stretching
selecting
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JP7241147A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fukahori
和生 深堀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0981791A publication Critical patent/JPH0981791A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次元CADにおける設計方法と同様な方法
を三次元CADで用いた場合にもソリッドモデルを簡単
に自動作成できる図形処理装置および図形処理方法を提
供することを目的とする。 【構成】 ソリッドモデルM1のエッジE1を選択する
要素選択手段23と、選択したエッジE1を含む面F
1、F2を取得する構成情報取得手段24と、取得した
面F1、F2のうちで所定平面と垂直に面する面F1を
取得する法線ベクトル取得手段25と、取得した垂直に
面する面C1を引き伸ばす要素引伸ばし手段26とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形処理装置及び図形処
理方法に関し、特にCAD(Computer AidedDesign)シス
テム及びそのシステムにおける図形処理方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、複雑な形状の設計に伴い、CAD
による作業が普及しており、特に機械系三次元CADに
は、これまでの二次元CADには無い高機能性を有する
ことや、解析やNCなどの後工程のアプリケーションツ
ールとのデータ渡しが簡易であることなどから、その需
要を大きく伸ばして来ている。
【0003】図17は従来の図形処理装置を示すブロッ
ク図である。図17において、1は文字、数字などを入
力する入力装置、2は図形や文字を表示する表示装置、
3は表示装置2の画面上の座標や要素を選択するポイン
ティング装置、4は演算を行う中央処理装置、5は入力
された図形などを記憶しておく記憶装置、6は文字、数
字などを出力する出力装置、7は入力された情報を処理
するコンピュータ、8は入力装置1、ポインティング装
置3からのデータ入力を制御する入力制御手段、9は表
示装置2への表示を制御する表示制御手段である。この
ような図形処理装置においては、設計者は入力装置1と
ポインティング装置3とを用いて図形を作成していく。
【0004】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、以下その図形作成方法について述べる。図18
(a)はワイヤーフレームモデルを示すモデル図であ
り、図18(b)はソリッドモデルを示すモデル図、図
19(a)、図19(b)はソリッドモデルを示すモデ
ル図、図20はソリッドモデルを示すモデル図、図21
はダイアログ図を示す表示図である。中身の詰まったモ
デル(三次元空間上での各頂点の位置、各辺の長さなど
の情報を含むモデル)を一般的にはソリッドモデルとい
う。このソリッドモデルを使って図面を作成していくの
が三次元CADである。ソリッドモデルを作成する方法
の1つに引伸ばしという手法がある。この引伸ばし手法
を図18(a)、(b)を用いて説明する。引伸ばし手
法は、例えば図18(a)に示すワイヤーフレームモデ
ルWによりXY平面に閉ざされた枠を作成し、その枠を
Z軸方向に引き伸ばして図18(b)に示すようなソリ
ッドモデルMを作成するという手法である。この引伸ば
し手法はソリッドモデルの面も引き伸ばすことが可能で
ある。これを図19(a)、(b)を用いて説明する。
図19に示す手法においては、まず図19(a)に斜線
で示すソリッドモデルの面を選択し、それを面の法線ベ
クトル方向に引き伸ばし、図19(b)に示すような新
たなソリッドモデルを作成することができる。このとき
の面を選択する方法について図20を使って説明する。
まずユーザは、ポインティング装置3を使ってソリッド
モデルMの引き伸ばしたい面のエッジEを選択する。図
形処理装置たとえばCADシステム側では、このエッジ
Eを含んでいる面の情報を検索する。その結果、2つの
面F1、F2が得られる。まず、1つ目の面F1を青く
ハイライトさせ、必要とする面はどちらの面であるかの
判断をユーザに委ねるため、ダイアログ図を表示装置2
に表示する。図21に示すように、ダイアログとは、了
解B1、次B2、取消B3の3つのボタンを持ったユー
ザインタフェースである。ユーザは、面F1が意図した
面であれば、了解ボタンB1をポインティング装置3で
選択する。ボタンB1の選択により面F1を黄色くハイ
ライトさせ、確定したことをユーザに知らせる。面F1
が意図した面でなければ、次ボタンB2を選択する。こ
のとき、面F1のハイライトを取り消し、面F2を青く
ハイライトさせる。ここで了解ボタンB1を押すと、そ
の面F2を黄色くハイライトさせる。このようにして面
を選択することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、面を引き伸ばすという概念がユーザに
は必要である。この面を引き伸ばすという概念は三次元
CADユーザに属するものであり、このような概念は二
次元CADユーザにはなく、ユーザが二次元CADから
三次元CADへ移行する場合のギャップとなり、移行が
困難な理由となっていた。ここで、二次元CADユーザ
の判断について図20、図22を用いて説明する。図2
2はXY平面を正面にしたモデル図である。例えば、図
20に示すソリッドモデルMを、図22に示すようにX
Y平面を正面にした見方(ビュー)で設計していくと、
二次元CADユーザは、エッジEの選択により意図した
面はF1であると判断する。このような判断は従来の三
次元CADシステムでは不可であり、いちいち面の確定
をユーザに委ねる必要があるという問題点があった。ま
た、図23(a)、(b)および図24はソリッドモデ
ルを示すモデル図であるが、図23(a)に示すソリッ
ドモデルM1から図23(b)に示すソリッドモデルM
2を作成したい場合、ソリッドモデルM1の面F1に作
業平面(XY平面)を移動し、その面に、図24に示す
ように、ワイヤーフレームW1で枠を作成し、それを引
き伸ばすといった作業が必要で、ソリッドモデルM1の
形状がもつ特徴は全くいかされず、二度手間になってい
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、二次元CADにおける設計方法と同様な方法を三次
元CADで用いた場合にもソリッドモデルを簡単に自動
作成できる図形処理装置、および二次元CADにおける
設計方法と同様な方法を三次元CADで用いた場合にも
ソリッドモデルを簡単に自動作成できる図形処理方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の図形処理装置は、ソリッドモ
デルのエッジを選択する要素選択手段と、選択したエッ
ジを含む面を取得する構成情報取得手段と、取得した面
のうちで所定平面と垂直に面する面を取得する法線ベク
トル取得手段と、取得した垂直に面する面を引き伸ばす
要素引伸ばし手段とを有する構成を有している。
【0008】請求項2記載の図形処理装置は、ソリッド
モデルのエッジを選択する要素選択手段と、選択したエ
ッジを含む面を取得する構成情報取得手段と、取得した
面のうちで所定平面と垂直に面する面を取得する法線ベ
クトル取得手段と、取得した垂直に面する面を複製する
要素複製手段と、複製した面のうちエッジ部分の面だけ
を抽出する要素干渉判定手段と、抽出された面を引き伸
ばす要素引伸ばし手段とを有する構成を有している。
【0009】請求項3記載の図形処理装置は、ソリッド
モデルのエッジを選択する要素選択手段と、選択したエ
ッジの範囲を指定する要素上位置指定手段と、選択した
エッジを含む面を取得する構成情報取得手段と、取得し
た面のうちで所定平面と垂直に面する面を取得する法線
ベクトル取得手段と、取得した垂直に面する面を複製す
る要素複製手段と、複製した面の指定されたエッジ部分
だけを抽出する要素干渉判定手段と、抽出された面を引
き伸ばす要素引伸ばし手段とを有する構成を有してい
る。
【0010】請求項4記載の図形処理方法は、ソリッド
モデルのエッジを選択する要素選択ステップと、選択し
たエッジを含む面を取得する構成情報取得ステップと、
取得した面のうちで所定平面と垂直に面する面を取得す
る法線ベクトル取得ステップと、取得した垂直に面する
面を引き伸ばす要素引伸ばしステップとを有する構成を
有している。
【0011】請求項5記載の図形処理方法は、ソリッド
モデルのエッジを選択する要素選択ステップと、選択し
たエッジを含む面を取得する構成情報取得ステップと、
取得した面のうちで所定平面と垂直に面する面を取得す
る法線ベクトル取得ステップと、取得した垂直に面する
面を複製する要素複製ステップと、複製した面のうちエ
ッジ部分の面だけを抽出する要素干渉判定ステップと、
抽出された面を引き伸ばす要素引伸ばしステップとを有
する構成を有している。
【0012】請求項6記載の図形処理方法は、ソリッド
モデルのエッジを選択する要素選択ステップと、選択し
たエッジの範囲を指定する要素上位置指定ステップと、
選択したエッジを含む面を取得する構成情報取得ステッ
プと、取得した面のうちで所定平面と垂直に面する面を
取得する法線ベクトル取得ステップと、取得した垂直に
面する面を複製する要素複製ステップと、複製した面の
指定されたエッジ部分だけを抽出する要素干渉判定ステ
ップと、抽出された面を引き伸ばす要素引伸ばしステッ
プとを有する構成を有している。
【0013】
【作用】この構成によって、取得した面のうちで所定平
面と垂直に面する面を取得し、取得した垂直に面する面
を引き伸ばすようにしたので、引伸ばしを意図する面を
自動的に定めることができる。また、取得した垂直に面
する面を複製し、複製した面のエッジ部分だけを抽出
し、抽出された面を引き伸ばすようにしたので、エッジ
部分において引伸ばしを意図する面を自動的に定めるこ
とができる。さらに、取得した面のうちで所定平面と垂
直に面する面を取得し、取得した垂直に面する面を複製
し、複製した面の指定されたエッジ部分だけを抽出し、
抽出された面を引き伸ばすようにしたので、指定された
エッジ部分において引伸ばしを意図する面を自動的に定
めることができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例における図形処理
装置について図を用いて説明する。図1は本実施例にお
ける図形処理装置を示す機能ブロック図である。図1に
おいて、1は入力装置、2は表示装置、3はポインティ
ング装置、4は中央処理装置、5は記憶装置、6は出力
装置、8は入力制御手段、9は表示制御手段であり、こ
れらは図17と同様のものなので、同一符号を付して説
明は省略する。7Aは入力情報を処理するコンピュー
タ、21は図形を作成する図形作成手段、22は構成情
報を登録する構成情報登録手段、23は要素を選択する
要素選択手段、24は構成情報を取得する構成情報取得
手段、25は面の法線ベクトルを得る法線ベクトル取得
手段、26は要素を引き伸ばす要素引伸ばし手段、27
は要素を複製する要素複製手段、28は要素を分割する
要素分割手段、29は要素の干渉を判定する要素干渉判
定手段、30は要素上の位置を指定する要素上位置指定
手段である。
【0015】図2は本実施例における図形処理装置の装
置ブロック図である。図2において、1は入力装置、2
は表示装置、3はポインティング装置、5は記憶装置、
6は出力装置、7Aはコンピュータであり、これらは図
1と同様のものなので、同一符号を付して説明は省略す
る。10は図形を作成するためのグラフィックス領域、
11は位置を指示するためのカーソル、12はコマンド
メニューが表示されるコマンドメニュー領域である。
【0016】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、以下その動作を図面を用いて説明する。図3は本
実施例における図形処理装置の動作を説明するフローチ
ャートであり、図4はあるソリッドモデルM1を示すモ
デル図、図5はソリッドモデルM1の構成情報を階層的
に示す構成情報図、図6は他のソリッドモデルM1、M
2を示すモデル図である。まず、準備として、図形作成
手段21は、図4に示すソリッドモデルM1を表示装置
2のグラフィックス領域10(図2参照)の任意の位置
に作成する。ソリッドモデルとは中身の詰まった図形モ
デルのことを言い、ワイヤーフレームモデルとは線だけ
で作られた図形モデルのことを言う。このとき構成情報
登録手段22は、ソリッドモデルM1の構成情報を自動
的に記憶装置5に記憶する。この構成情報は、図形を構
成するそれぞれの核に対してユニークなID(識別記
号)が構成情報登録手段22により付けられ、階層的に
登録されるものである。ソリッドモデルM1の構成情報
は、まずソリッドモデルM1という核が存在し、その下
に、このソリッドモデルM1を形成する面、エッジ、点
というように構成されている。また、点には位置座標も
登録される。図5において、ソリッドモデルM1にはI
D番号=100が割り当てられ、同様に、面、エッジ、
点にもID番号が割り当てられている。
【0017】次に、図4に示すソリッドモデルM1の面
F1をX軸の正方向へ引き伸ばす処理について説明す
る。まず、要素選択手段23は、ソリッドモデルM1の
エッジE1を選択する(S1、要素選択ステップ)。こ
のエッジE1とはソリッドモデルM1の稜線を意味し、
ソリッドモデルM1の一部分である。エッジE1の選択
は、要素選択時にエッジE1のみを選択できるようにあ
らかじめ設定し、ポインティング装置3によりカーソル
11をソリッドモデルM1のエッジE1上に動かすこと
により行う。選択されたエッジE1は選択されたことを
認識できるように黄色くハイライトされる。このエッジ
E1は、あらかじめソリッドモデルM1の構成情報内に
登録されているために、構成情報取得手段24によりエ
ッジE1がもつID番号を取得できる。エッジE1のI
D番号は111である。図5に示す構成情報図の階層か
ら、エッジE1の親にあたる核は面であることがわか
る。
【0018】次に、構成情報取得手段24は、エッジE
1のID番号=111を持つ面を検索することで、エッ
ジE1を含む面を探し出すことができる(S2、構成情
報取得ステップ)。こうして、構成情報取得手段24
は、エッジE1の親にあたる面のID番号を取得する。
ソリッドモデルM1であるため、1つのエッジを含む面
は2つあることになる。図4においては、2つの面F1
(ID番号=110)、F2(ID番号=120)が取
得される。ここで必要な面(意図する面、または条件を
満たす面)は、作業平面であるXY平面(所定平面)に
垂直に面する面であるとする。そこで、2つの面から条
件を満たすものを選び出す処理を行う。条件を満たすに
は、面の持つ法線ベクトルがXY平面の法線ベクトルと
垂直に交わることが分かればよい。面の法線ベクトルを
得るための法線ベクトル取得手段25は、面F1、F2
のそれぞれの法線ベクトルV1(1、0、0)、V2
(0、0、1)を得る。XY平面の法線ベクトルはXY
(0、0、1)である。ベクトルが垂直に交わっている
かどうかは、内積を求めることで判定できる。内積は、
それぞれのベクトルのx成分同士、y成分同士、z成分
同士の積を足すことによって求められ、内積がゼロのと
き、そのベクトル同士が垂直に交わっていると証明でき
る。まず、法線ベクトルV1とXY平面の法線ベクトル
XYの内積V1・XYを求める。
【0019】 V1・XY=1・0+0・0+0・1=0 次に、法線ベクトルV2とXY平面の法線ベクトルXY
の内積V2・XYを求める。
【0020】 V2・XY=0・0+0・0+1・1=1 上記結果から、内積がゼロとなったのは法線ベクトルV
1である。つまり、法線ベクトル取得手段25は、XY
平面と垂直な面は面F1であることを確定する(S3、
法線ベクトル取得ステップ)。もし、ここで、2つの面
F1、F2共にXY平面と垂直でなかった場合は、2つ
の面の確定をユーザに委ねる。
【0021】以上の処理で引き伸ばす面が限定されたの
で、次に、引伸ばし処理について説明する。面が確定し
たら、その面を黄色くハイライトさせ、この面を引き伸
ばすという意図を表現する。引き伸ばす面の確定後、引
き伸ばす距離を入力装置1により指定する。ここでは距
離を“1”と指定する。引き伸ばす方向は、面F1の法
線ベクトルV1を正の方向とすると、法線ベクトルV1
の逆の方向としての負の方向がある。これはX軸の正方
向と負の方向(逆の方向)とに対応するものである。入
力された距離が正の数であれば正方向、負の数であれば
負方向というように定める。ここでは入力された数値は
正の数“1”であるため、正の方向に引き伸ばす。要素
引伸ばし手段26は、入力装置1により距離が指定され
たら、正の方向に距離“1”だけ面F1を引き伸ばし
て、図6のモデル図に示すソリッドモデルM2を作成す
る(S4、要素引伸ばしステップ)。
【0022】以上のように本実施例によれば、要素選択
手段23がソリッドモデルM1のエッジE1を選択し、
構成情報取得手段24が選択したエッジE1を含む面F
1、F2を取得し、法線ベクトル取得手段25が上記取
得した面F1、F2のうちでXY平面(所定平面)と垂
直に面する面F1(X軸に垂直な面)を取得し、要素引
伸ばし手段26が上記取得した垂直に面する面F1を引
き伸ばすこととしたので、引伸ばしを意図する面を自動
的に定めることができる。
【0023】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
における図形処理装置について説明する。第2の実施例
における図形処理装置は図1と同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0024】次に、第2の実施例における図形処理装置
について、以下その動作を図面を用いて説明する。図7
は第2の実施例における図形処理装置の動作を説明する
ためのフローチャートであり、図8、図9はソリッドモ
デルM1を示すモデル図、図10は複製面だけをグラフ
ィックス領域上に表示させたときの表示図、図11は複
製面を無限直線L1、L2で分割した複製面分割図であ
る。ここで、図8に示すソリッドモデルM1があらかじ
め作成されているものとする。図7のフローチャート
は、図8に示すソリッドモデルM1の面F1を利用して
図9に示すソリッドモデルM2を作成するときの動作を
説明するものである。ソリッドモデルM2は、ソリッド
モデルM1のエッジE1部分だけを引き伸ばした形状の
図形モデルである。また、ここでは、図9から分かるよ
うに、引き伸ばす方向がXY平面に平行であることが条
件である。
【0025】まず、要素選択手段23は、ソリッドモデ
ルM1のエッジE1を選択する(S11、要素選択ステ
ップ)。エッジE1の選択が終わったら、引き伸ばす面
の取得処理を行う。構成情報取得手段24は、エッジE
1を含むソリッドモデルM1の面F1、F2を取得する
(S12、構成情報取得ステップ)。次に、面の法線ベ
クトルを得るための法線ベクトル取得手段25は、面F
1、F2の法線ベクトルとXY平面の法線ベクトルとを
取得する。法線ベクトル取得手段25は、上記処理で得
られた法線ベクトルの内積を算出して、XY平面に垂直
に面する面F1を得る(S13、法線ベクトル取得ステ
ップ)。次に、要素複製手段27は、面F1を同位置に
複製した面C1を作成する(S14、要素複製ステッ
プ)。図10は、上述したように、上記複製面C1だけ
をグラフィックス領域10上に表示させたときの表示図
である。複製面C1はソリッドモデルM1の一部分では
なく、サーフェスモデルとして1つのモデルとなる。つ
まり、複製面C1が作成されたとき、構成情報登録手段
22により、この面C1はソリッドモデルM1とは独立
して記憶装置5に登録される。サーフェスモデルとは、
ここでは厚みのないソリッドモデルM1を意味する。
【0026】次に、複製面C1のエッジE1部分だけを
抽出する処理を行う。ここでは、面C1のうち、エッジ
E1の両端点を通り、XY平面に垂直な線に挟まれた部
分を引き伸ばすものとする。構成情報取得手段24は、
エッジE1のこの端点Q1(20、30、10)、Q2
(20、40、10)を得る。図形作成手段21は、こ
の端点Q1、Q2を通り、XY平面に垂直な無限直線L
1、L2を作成する。図11は、複製面C1をこの端点
Q1、Q2を通る無限直線L1、L2で分割した複製面
分割図である。図11では、面C1を正面(X方向)か
ら見ている。なお、無限直線L1、L2とは、架空の空
間を持つ三次元空間上の限界値を両端として持つ有限直
線のことである。
【0027】上述したように面C1は独立した面であ
り、ソリッドモデルM1として扱えるので、分割が可能
となるのである。この面C1を上述したような無限直線
L1、L2で分割していくのであるが、まず、要素を直
線で分割するための要素分割手段28は面C1を無限直
線L1で分割する。この分割処理は、面を一旦ワイヤー
フレームモデルに変換し、面と直線と2つの接点を結ぶ
直線を2つ作成し、接点部分で直線を分割し、再度各ワ
イヤーフレームを繋ぎあわせて2つに分類し、それぞれ
をサーフェスモデルに変換し、新たな面C2、C3を2
つ作成する処理である。この処理を施すことで、面C1
は分割され、面C2、C3という互いに独立した面が作
成される。面C2、C3のどちらを残すかの判定には要
素干渉判定手段29を用いる。この処理は、2つの要素
が三次元空間上で同座標位置に存在しているか否かを調
べることにより、要素が互いに接しているかを判定す
る。目的の面は無限直線L1、L2とに挟まれた面であ
るから、2つの直線が共に接している面を選び出すこと
になる。面C2、C3は無限直線L1で分割した面であ
るため、無限直線L1と接するのは明らかである。よっ
て、無限直線L2と面が接するか否かを判定する。要素
干渉判定手段29により、面C3が無限直線L2と接す
ることが判明した。すなわち、要素干渉判定手段29
は、複製した面C3のエッジE1部分だけを抽出するこ
とができた(S15、要素干渉判定ステップ)。面C2
はここで排除される。同様に面C3を無限直線L2で分
割する。しかし、面C3のエッジE1と無限直線L2と
が平行に接しているために分割はできないので、面の抽
出処理はここで終了する。このようにして、目的の面C
3が抽出された。要素引伸ばし手段26は、面C3を引
き伸ばしてソリッドモデルM2を作成する(S16、要
素引伸ばしステップ)。
【0028】以上のように本実施例によれば、要素選択
手段23がソリッドモデルM1のエッジE1を選択し、
構成情報取得手段24が選択したエッジE1を含む面F
1、F2を取得し、法線ベクトル取得手段25が上記取
得した面F1、F2のうちでXY平面(所定平面)と垂
直に面する面F1を取得し、要素複製手段27が上記取
得した垂直に面する面C1を複製し、要素干渉判定手段
29が複製した面C1のエッジE1部分だけを抽出し、
要素引伸ばし手段26が抽出された面C3を引き伸ばす
こととしたことにより、エッジE1部分において引伸ば
しを意図する面を自動的に定めることができる。
【0029】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
における図形処理装置について説明する。第3の実施例
における図形処理装置は図1と同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0030】次に、第3の実施例における図形処理装置
について、以下その動作を図面を用いて説明する。図1
2は第3の実施例における図形処理装置の動作を説明す
るためのフローチャートであり、図13、図14はソリ
ッドモデルM1を示すモデル図、図15、図16は指定
位置を通るXY平面に垂直な無限直線L1、L2を示す
複製面分割図である。ここで、図13に示すソリッドモ
デルM1があらかじめ作成されているものとする。図1
2のフローチャートは、図13に示すソリッドモデルM
1の面F1を利用して図14に示すソリッドモデルM2
を作成するときの動作を説明するものである。ソリッド
モデルM2は、ソリッドモデルM1のエッジE1の或る
部分だけを引き伸ばした形状の図形モデルである。ま
た、ここでは、図14から分かるように、引き伸ばす方
向がXY平面に平行であることが条件である。
【0031】まず、要素選択手段23は、ソリッドモデ
ルM1のエッジE1を選択する(S21、要素選択ステ
ップ)。次に、エッジE1上の範囲の指定方法を説明す
る。ここでは、エッジE1上の位置を2点指定し、その
2点で挟まれたエッジE1部分を引き伸ばす処理を行
う。要素上位置指定手段30は、エッジE1上に、引き
伸ばすエッジE1の範囲を指定する(S22、要素上位
置指定ステップ)。操作としては、ポインティング装置
3により、カーソル11をソリッドモデルM1のエッジ
E1上に動かし、位置を指定する。指定された位置は三
次元座標位置として得られる。ここでは、図13に示す
ように、2点指定位置P1、P2を指定し、座標位置が
それぞれ指定位置P1(20、20、20)、P2(2
0、30、20)が得られた。範囲指定が終わったら、
引き伸ばす面の取得処理を行う。構成情報取得手段24
は、エッジE1を含むソリッドモデルM1の面F1、F
2を取得する(S23、構成情報取得ステップ)。面の
法線ベクトルを得るための法線ベクトル取得手段25
は、面F1、F2の法線ベクトルとXY平面の法線ベク
トルとを取得する。法線ベクトル取得手段25は、上記
処理で得られた法線ベクトルの内積を算出して、XY平
面に垂直に面する面F1を得る(S24、法線ベクトル
取得ステップ)。次に、要素複製手段27は、面F1を
同位置に複製した面C1を作成する(S25、要素複製
ステップ)。
【0032】次に、複製面C1のエッジE1の指定され
た範囲部分だけを抽出する処理を行う。ここでは、面C
1のうち、エッジE1の指定位置を通り、XY平面に垂
直な線に挟まれた部分を引き伸ばすものとする。上記指
定位置P1(20、20、20)、P2(20、30、
20)を通り、XY平面に垂直な無限直線を作成する。
図15、図16は指定位置P1又は指定位置P2を通る
XY平面に垂直な無限直線L1、L2を示す複製面分割
図である。指定位置P1又は指定位置P2を通る無限直
線L1、L2は図形作成手段21により作成される。こ
の無限直線L1、L2を利用して面C1を分割してい
く。まず、要素を直線で分割するための要素分割手段2
8は面C1を無限直線L1で分割する。これにより、面
C1は分割され、面C2、C3という互いに独立した面
が作成される。図15は、面C1を無限直線L1で分割
したものを正面から見た図である。面C2、C3のどち
らを残すかの判定には要素干渉判定手段29を用いる。
目的の面は無限直線L1、L2とに挟まれた面であるか
ら、2つの直線が共に接している面を選び出すことにな
る。面C2、C3は無限直線L1で分割した面であるた
め、無限直線L1と接するのは明らかである。よって、
無限直線L2と面が接するか否かを判定する。要素干渉
判定手段29により、面C3が無限直線L2と接するこ
とが判明した。面C2はここで排除される。同様に面C
3を無限直線L2で分割する。図16は、面C3を無限
直線L2で分割したものを正面から見た図である。面C
3は分割され、面C4、C5が作成される。次に、面C
4、C5のどちらを残すかの判定を行う。これらの面は
無限直線L2で分割したため、今度は無限直線L1に接
する面を選び出す。要素干渉判定手段29は、上記条件
を満たすものとして、面C4を選び出す(S26、要素
干渉判定ステップ)。よって、この面C4は引き伸ばす
面として抽出され、面C5は排除される。図16は、面
C3を無限直線L2で分割した面C4、C5を正面から
見た図である。要素引伸ばし手段26は、無限直線L
1、L2とに挟まれた面面C4を引き伸ばしてソリッド
モデルM2を作成する(S27、要素引伸ばしステッ
プ)。
【0033】以上のように本実施例によれば、要素選択
手段23がソリッドモデルM1のエッジE1を選択し、
要素上位置指定手段30が選択したエッジE1の範囲を
指定し、構成情報取得手段24が選択したエッジE1を
含む面F1、F2を取得し、法線ベクトル取得手段25
が上記取得した面F1、F2のうちでXY平面(所定平
面)と垂直に面する面F1を取得し、要素複製手段27
が上記取得した垂直に面する面F1を複製し、要素干渉
判定手段29が複製した面C1のエッジE1の指定範囲
部分だけを抽出し、要素引伸ばし手段26が抽出された
面C4を引き伸ばすこととしたことにより、エッジE1
の指定範囲部分において引伸ばしを意図する面を自動的
に定めることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、ソリッドモデル
のエッジを選択する要素選択手段と、選択したエッジを
含む面を取得する構成情報取得手段と、取得した面のう
ちで所定平面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル
取得手段と、取得した垂直に面する面を引き伸ばす要素
引伸ばし手段とを有することにより、取得した垂直に面
する面を引き伸ばすことができるので、引伸ばしを意図
する面を自動的に定めることが可能で操作性及び作業性
に富む優れた図形処理装置を実現することができる。
【0035】また、ソリッドモデルのエッジを選択する
要素選択手段と、選択したエッジを含む面を取得する構
成情報取得手段と、取得した面のうちで所定平面と垂直
に面する面を取得する法線ベクトル取得手段と、取得し
た垂直に面する面を複製する要素複製手段と、複製した
面のうちエッジ部分の面だけを抽出する要素干渉判定手
段と、抽出された面を引き伸ばす要素引伸ばし手段とを
有することにより、複製した面のうちエッジ部分の面だ
けを抽出し、抽出された面を引き伸ばすようにすること
ができるので、エッジ部分において引伸ばしを意図する
面を自動的に定めることが可能で操作性及び作業性に富
む優れた図形処理装置を実現することができる。
【0036】さらに、ソリッドモデルのエッジを選択す
る要素選択手段と、選択したエッジの範囲を指定する要
素上位置指定手段と、選択したエッジを含む面を取得す
る構成情報取得手段と、取得した面のうちで所定平面と
垂直に面する面を取得する法線ベクトル取得手段と、取
得した垂直に面する面を複製する要素複製手段と、複製
した面の指定されたエッジ部分だけを抽出する要素干渉
判定手段と、抽出された面を引き伸ばす要素引伸ばし手
段とを有することにより、複製した面のうち指定された
エッジ部分の面だけを抽出し、抽出された面を引き伸ば
すようにすることができるので、エッジの指定範囲部分
において引伸ばしを意図する面を自動的に定めることが
可能で操作性及び作業性に富む優れた図形処理装置を実
現することができる。
【0037】さらに、ソリッドモデルのエッジを選択す
る要素選択ステップと、選択したエッジを含む面を取得
する構成情報取得ステップと、取得した面のうちで所定
平面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル取得ステ
ップと、取得した垂直に面する面を引き伸ばす要素引伸
ばしステップとを有することにより、取得した垂直に面
する面を引き伸ばすことができるので、引伸ばしを意図
する面を自動的に定めることが可能で操作性及び作業性
に富む優れた図形処理方法を実現することができる。
【0038】さらに、ソリッドモデルのエッジを選択す
る要素選択ステップと、選択したエッジを含む面を取得
する構成情報取得ステップと、取得した面のうちで所定
平面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル取得ステ
ップと、取得した垂直に面する面を複製する要素複製ス
テップと、複製した面のエッジ部分だけを抽出する要素
干渉判定ステップと、抽出された面を引き伸ばす要素引
伸ばしステップとを有することにより、複製した面のう
ちエッジ部分の面だけを抽出し、抽出された面を引き伸
ばすようにすることができるので、エッジ部分において
引伸ばしを意図する面を自動的に定めることが可能で操
作性及び作業性に富む優れた図形処理方法を実現するこ
とができる。
【0039】さらに、ソリッドモデルのエッジを選択す
る要素選択ステップと、選択したエッジの範囲を指定す
る要素上位置指定ステップと、選択したエッジを含む面
を取得する構成情報取得ステップと、取得した面のうち
で所定平面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル取
得ステップと、取得した垂直に面する面を複製する要素
複製ステップと、複製した面の指定されたエッジ部分だ
けを抽出する要素干渉判定ステップと、抽出された面を
引き伸ばす要素引伸ばしステップとを有することによ
り、複製した面の指定されたエッジ部分だけを抽出し、
抽出された面を引き伸ばすようにすることができるの
で、エッジの指定範囲部分において引伸ばしを意図する
面を自動的に定めることが可能で操作性及び作業性に富
む優れた図形処理方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における図形処理装置を示す機能ブロ
ック図
【図2】本実施例における図形処理装置の装置ブロック
【図3】本実施例における図形処理装置の動作を説明す
るフローチャート
【図4】あるソリッドモデルを示すモデル図
【図5】ソリッドモデルの構成情報を階層的に示す構成
情報図
【図6】他のソリッドモデルを示すモデル図
【図7】第2の実施例における図形処理装置の動作を説
明するためのフローチャート
【図8】ソリッドモデルを示すモデル図
【図9】ソリッドモデルを示すモデル図
【図10】複製面だけをグラフィックス領域上に表示さ
せたときの表示図
【図11】複製面を無限直線で分割した複製面分割図
【図12】第3の実施例における図形処理装置の動作を
説明するためのフローチャート
【図13】ソリッドモデルを示すモデル図
【図14】ソリッドモデルを示すモデル図
【図15】指定位置を通るXY平面に垂直な無限直線を
示す複製面分割図
【図16】指定位置を通るXY平面に垂直な無限直線を
示す複製面分割図
【図17】従来の図形処理装置を示すブロック図
【図18】(a)ワイヤーフレームモデルを示すモデル
図 (b)ソリッドモデルを示すモデル図
【図19】(a)ソリッドモデルを示すモデル図 (b)ソリッドモデルを示すモデル図
【図20】ソリッドモデルを示すモデル図
【図21】ダイアログ図を示す表示図
【図22】XY平面を正面にしたモデル図
【図23】(a)ソリッドモデルを示すモデル図 (b)ソリッドモデルを示すモデル図
【図24】ソリッドモデルを示すモデル図
【符号の説明】
1 入力装置 2 表示装置 3 ポインティング装置 4 中央処理装置 5 記憶装置 6 出力装置 7A コンピュータ 8 入力制御手段 9 表示制御手段 10 グラフィックス領域 11 カーソル 12 コマンドメニュー領域 21 図形作成手段 22 構成情報登録手段 23 要素選択手段 24 構成情報取得手段 25 法線ベクトル取得手段 26 要素引伸ばし手段 27 要素複製手段 28 要素分割手段 29 要素干渉判定手段 30 要素上位置指定手段 M1、M2 ソリッドモデル E1 エッジ V1、V2 法線ベクトル F1、F2、C1、C2、C3、C4、C5 面 Q1、Q2 端点 P1、P2 指定位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソリッドモデルのエッジを選択する要素選
    択手段と、前記選択したエッジを含む面を取得する構成
    情報取得手段と、前記取得した面のうちで所定平面と垂
    直に面する面を取得する法線ベクトル取得手段と、前記
    取得した垂直に面する面を引き伸ばす要素引伸ばし手段
    とを有することを特徴とする図形処理装置。
  2. 【請求項2】ソリッドモデルのエッジを選択する要素選
    択手段と、前記選択したエッジを含む面を取得する構成
    情報取得手段と、前記取得した面のうちで所定平面と垂
    直に面する面を取得する法線ベクトル取得手段と、前記
    取得した垂直に面する面を複製する要素複製手段と、前
    記複製した面のうちエッジ部分の面だけを抽出する要素
    干渉判定手段と、前記抽出された面を引き伸ばす要素引
    伸ばし手段とを有することを特徴とする図形処理装置。
  3. 【請求項3】ソリッドモデルのエッジを選択する要素選
    択手段と、前記選択したエッジの範囲を指定する要素上
    位置指定手段と、前記選択したエッジを含む面を取得す
    る構成情報取得手段と、前記取得した面のうちで所定平
    面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル取得手段
    と、前記取得した垂直に面する面を複製する要素複製手
    段と、前記複製した面の前記指定されたエッジ部分だけ
    を抽出する要素干渉判定手段と、前記抽出された面を引
    き伸ばす要素引伸ばし手段とを有することを特徴とする
    図形処理装置。
  4. 【請求項4】ソリッドモデルのエッジを選択する要素選
    択ステップと、前記選択したエッジを含む面を取得する
    構成情報取得ステップと、前記取得した面のうちで所定
    平面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル取得ステ
    ップと、前記取得した垂直に面する面を引き伸ばす要素
    引伸ばしステップとを有することを特徴とする図形処理
    方法。
  5. 【請求項5】ソリッドモデルのエッジを選択する要素選
    択ステップと、前記選択したエッジを含む面を取得する
    構成情報取得ステップと、前記取得した面のうちで所定
    平面と垂直に面する面を取得する法線ベクトル取得ステ
    ップと、前記取得した垂直に面する面を複製する要素複
    製ステップと、前記複製した面のうちエッジ部分の面だ
    けを抽出する要素干渉判定ステップと、前記抽出された
    面を引き伸ばす要素引伸ばしステップとを有することを
    特徴とする図形処理方法。
  6. 【請求項6】ソリッドモデルのエッジを選択する要素選
    択ステップと、前記選択したエッジの範囲を指定する要
    素上位置指定ステップと、前記選択したエッジを含む面
    を取得する構成情報取得ステップと、前記取得した面の
    うちで所定平面と垂直に面する面を取得する法線ベクト
    ル取得ステップと、前記取得した垂直に面する面を複製
    する要素複製ステップと、前記複製した面の前記指定さ
    れたエッジ部分だけを抽出する要素干渉判定ステップ
    と、前記抽出された面を引き伸ばす要素引伸ばしステッ
    プとを有することを特徴とする図形処理方法。
JP7241147A 1995-09-20 1995-09-20 図形処理装置および図形処理方法 Pending JPH0981791A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109949402A (zh) * 2017-12-20 2019-06-28 艾迪普(北京)文化科技股份有限公司 基于图像识别的三维模型生成方法
JP2019185177A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 勇気 源 三次元物体の形状特定システム、方法及びプログラム

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