JPH0981763A - 文字・イメージ混在データの圧縮方法及び装置 - Google Patents

文字・イメージ混在データの圧縮方法及び装置

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JPH0981763A
JPH0981763A JP8147015A JP14701596A JPH0981763A JP H0981763 A JPH0981763 A JP H0981763A JP 8147015 A JP8147015 A JP 8147015A JP 14701596 A JP14701596 A JP 14701596A JP H0981763 A JPH0981763 A JP H0981763A
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data
size
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dot map
compressed
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JP8147015A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tanaka
公幸 田中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字データとドットマップイメージデータの
混在するデータを、所与のサイズ以下の圧縮ドットマッ
プデータに変換する。 【解決手段】 文字データをドットマップデータに変換
して可逆的に圧縮した後、ドットマップイメージデータ
を必要に応じて縮小する。ドットマップデータを所与の
サイズに圧縮するために、可逆圧縮、非可逆圧縮、縮小
及び圧縮を試みる。オブジェクトデータのページを圧縮
ドットマップデータに変換するために、オブジェクトを
分類し、優先順位を設定し、しかる後ラスタライズし、
それらの優先順位に従って圧縮する。圧縮率は予想さ
れ、監視され、予想誤差に従って圧縮パラメータが修正
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字及びイメージ
の双方を含む文書を、圧縮された、ドットマップデータ
に変換する方法及び装置に関する。そのような変換は、
例えばコンピュータから、受信バッファスペースが小さ
い周辺機器へデータを伝送するのに先立って行なわれ
る。
【0002】
【従来の技術】最近のページ記述言語やHTML(ハイパー
テキストマークアップ言語)は、コンピュータで発生さ
れた文書に文字だけでなく、フォント名及び文字の大き
さ等の属性を記述する情報を含むことを可能にする。文
書はさらにグラフィクス図面コマンド又は組込みドット
マップイメージにより発生された図面を含むことが可能
である。
【0003】そのような文書は、ページ記述言語又はHT
MLを解釈し得るプリンタによりきれいに印刷される。そ
のようなプリンタは、高性能のプロセッサ、大きなメモ
リスペース、及びフォントデータのための大容量の記憶
部を持つ必要がある。低価格のプリンタは、これらのい
ずれをも有しない。従って、上記解釈を計算機内で行な
い、データをそのままで印刷できるような形にして伝送
しなければならない。このことは、基本的に、データを
印刷すべきページのドットマップ(ページ上の書くドッ
トの値を指定する1又は2以上のビットを含む)として
送らなければならないことを意味する。
【0004】所謂ページプリンタは1ページ全体のデー
タを受信してからそのページの印刷を始める。しかし、
1ページ全体のドットマップはかなり大きい。例えば、
プリンタが300DPIの解像度を有する場合、各ドットが1
ビットしか必要としないとしても、A4判1ページ当り
約1Mバイトのメモリスペースが必要である。600DPIで
はこの4倍必要である。低価格のプリンタはそのように
多量のデータを記憶することができない。従って、それ
らにはデータを圧縮して送り、印刷処理中にデータを伸
張する必要がある。
【0005】圧縮方法は、無損失即ち可逆のものと損失
のあるもの即ち非可逆のものとに分けられる。前者は、
元のデータとまったく同じデータを復元することができ
る。後者は、元のデータに近似するデータが復元される
に過ぎないものである。可逆方法には、ランレングス方
法、辞書を用いた方法、算術符号化に基づく方法があ
る。ランレングス方法は、同じドットのランの長さを符
号化するものである。辞書を用いた方法は繰返し起こる
ドットパターンの辞書を作成するものである。非可逆方
法は一般的に、数学的変換、例えば広く使われている離
散的コサイン変換(DCT)に基づくものである。非可逆方
法は、損失の程度及び圧縮率がパラメータ設定により制
御されるのを可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
のいずれにおいても、圧縮率はデータの性質に大きく依
存し、予見することが難しい。ドットマップ自然イメー
ジよりもドットマップ文字の方が圧縮率が大きい。しか
し、文字フォントの種類によって圧縮率が異なる。イメ
ージデータでは圧縮率は広範囲に変化する。斯くして、
プリンタにドットデータを送るに際しどの圧縮方法を用
いるべきかを決めるのは容易ではない。ページが文字と
グラフィクスの双方を含む場合には特に困難である。不
適切な方法を選択すると、印刷出力の品質が悪過ぎた
り、プリンタのバッファがオーバーフローしたりする。
過去においては、これが、高品質の文書を低価格のプリ
ンタで印刷する場合の主たる障害であった。
【0007】この問題はページプリンタに限定されず、
ドットデータを、限られたバッファスペースのプリンタ
や他の周辺機器に送る場合につきまとう。
【0008】バッファスペースが限られているからでは
なく、データ伝送を速くするために、ドットデータを圧
縮する必要がある場合にも同じ問題が発生する。
【0009】従って、本発明の目的は、文字の品質を低
下させることなく、文字及びイメージの双方を表わすド
ットデータを所与のデータサイズ内に圧縮することにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、文字の品質を低下さ
せることなく、文字及びイメージの双方を表わすドット
データを高速で伝送することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ページ記述言語を用
いて発生された文書を、低価格のプリンタにより許容で
きる品質で印刷することを可能にすることにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、許容できない
品質でページが印刷されるのを防ぐことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字データと
ドットマップイメージデータの混在するデータを、所与
のサイズ以下の圧縮されたドットマップデータに変換す
る。文字データは、ドットマップイメージデータから分
離され、ドットマップ文字データに変換され、可逆圧縮
方法により圧縮され、結果として得られる圧縮文字デー
タのサイズが計算される。このサイズは、所与のサイズ
から減算され、利用可能な残余サイズが求められ、ドッ
トマップイメージデータをこの残余のサイズに圧縮する
ための縮小率が計算される。もし、この縮小率が1より
大きいときは、ドットマップデータは計算された縮小率
に従って縮小される。この結果、ドットマップイメージ
データの解像度は低くなる。
【0014】本発明はまた、任意のドットマップデータ
を所与のサイズに圧縮する。ドットマップデータは、最
初に可逆圧縮方法で圧縮される。もし、結果として得ら
れる圧縮データが所与のサイズよりも大きければ、結果
として得られた圧縮データは破棄され、ドットマップデ
ータは、データの解像度を変えない非可逆圧縮方法によ
り圧縮される。もし、結果として得られる圧縮データが
なおも所与のサイズより大きければ、結果として得られ
る圧縮データは再び破棄され、ドットマップデータは縮
小されて、解像度が低減される。
【0015】本発明はさらにまた、オブジェクトの群を
記述するデータを、所与のサイズ以下のドットマップデ
ータに変換する。オブジェクトは型に応じて分類され、
型及びサイズに応じて分類される。圧縮パラメータはそ
れらの優先順位に基づいてオブジェクト与えられ、各オ
ブジェクトに対して圧縮率が予想される。ドットマップ
データの形ではないオブジェクトは、ドットマップデー
タに変換され、各オブジェクトのドットマップデータは
与えられた圧縮パラメータに従って圧縮される。圧縮が
進むにつれ、結果が監視され、実際の及び予想の圧縮率
が大幅に異なるのであれば、圧縮パラメータが調整され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施の形態を説明する。
【0017】本発明は、計算機から周辺機器に送るため
のデータを作成する。計算機は例えばパソコン、ワーク
ステーション、等の計算機である。周辺機器は、以下の
実施の形態ではプリンタであるが、本発明は他の周辺機
器にも適用できる。
【0018】本発明は、専用のハードウエア又は専用の
ソフトウエアを備えた計算機により実施できる。専用の
ハードウエアの一例はインターフェイスカード上に搭載
されたASIC (特定用途向け集積回路)である。専用のソ
フトウエアの一例はデバイスドライバーに組込まれたソ
フトウエアモジュールの群である。他の専用のハードウ
エア又はソフトウエアを用いることもできる。
【0019】図1は、本発明をソフトウエアで実施でき
る環境の一例を示す。計算機はキーボード2、中央処理
装置(CPU)4及びメモリ6を有する。メモリ6はラ
ンダムアクセス半導体メモリ、リードオンリー半導体メ
モリ、回転ディスクメモリ装置のような、種々の型のメ
モリ装置の集合である。計算機のうち、本発明に直接関
係のある部分は鎖線7で囲んである。
【0020】計算機はプリンタ8に結合されている。プ
リンタ8は内部にCPU10、受信バッファ12及び印
字部14を有する。印字部14はページ上にドットを形
成することにより印刷を行なうものであれば如何なるも
のでも良い。そのような装置としては、インクジェット
印字ヘッド、ドットマトリクス印字ヘッド、レーザー又
はLEDを用いた電子写真装置が周知である。
【0021】計算機のメモリ6は、それぞれ文書デー
タ、圧縮文字データ、縮小ドットマップイメージデー
タ、アプリケーションプログラム及びシステムプログラ
ムを記憶する領域15、16、17、18及び19を有
する。CPU4は領域18に記憶されたアプリケーショ
ンプログラムを実行して、ユーザがキーボード2により
種々の文書ファイルを作成して文書データ記憶領域15
に記憶させるのを可能にする。これらの文書ファイルは
文字及びドットマップイメージデータ並びに、ヘッダ情
報、組込み制御コード、ページ記述言語又はHTMLのシン
タックスに合致するコマンド等の「見えない」情報を含
む。
【0022】文書が印刷されるとき、文書の作成に用い
られたアプリケーションプログラム又はシステムプログ
ラム領域19のシステムプログラムの一つが文書及びそ
の見えない情報を処理する。この処理の一部として、C
PU4は本発明のアプリケーション又はシステムソフト
ウエアを実行する。本発明の第1及び第2の実施の形態
によれば、このソフトウエアは文字データをドットマッ
プ文字データに変換し、しかる後そのドットマップ文字
データを圧縮(圧縮処理)し、ドットマップイメージデ
ータを縮小(解像度縮小変換)する。圧縮された文字デ
ータはメモリ領域16に記憶され、縮小されたイメージ
データはメモリ領域17に記憶される。
【0023】次に、領域16及び17に記憶されたデー
タはプリンタ8に伝送され、受信バッファ12に記憶さ
れる。データを印刷するには、プリンタのCPU10が
文字データを伸張し、イメージデータを拡大し、結果と
して得られるドットマップデータを、1ラスターライン
ずつ印字部14に送る。
【0024】本発明の第3〜第5の実施の形態は、ソフ
トウエアで実施される場合、同様の環境で動作する。但
し、メモリ領域16及び17の代わりに、以下に説明す
るように、他の領域が異なる目的で用いられる。本発明
がハードウエアで実施される場合、圧縮及び縮小処理、
又はこれらの処理及び文字データをドットマップデータ
形態へ変換する処理はCPU4ではなく、以下に説明す
る図面に示される別個の回路により実施される。
【0025】図2は、第1の実施の形態を示す。プリン
タ8及び文書データメモリ15は図1に示すごとくであ
る。文書データはプリンタ8に、データ変換システム2
0を介して供給される。このデータ変換システム20
は、文字・イメージ分離手段21、ラスタライズ手段2
2、可逆データ圧縮手段24、制御手段26、及び縮小
手段28を有する。データ変換システム20は計算機内
に、インターフェイスカード、システムプログラム、又
はアプリケーションプログラムの一部として設けられて
いる。プリンタ8内の受信バッファはページバッファ3
0であり、1ページに印刷すべきデータの全体を記憶可
能である。ページバッファ30のサイズMpはデータ変換
システム20に知られている。
【0026】次に第1の実施の形態の動作を、図2、図
3及び図4を参照して説明する。
【0027】文書データメモリ15内の文書ファイルが
印刷されるとき、文書データはプリンタ8に1ページず
つ送られる。各ページの伝送は、プリンタ8からページ
バッファ30が空であり次のページのデータを受信し得
る状態であることを示す信号が供給されたときに開始さ
れる。
【0028】ページを記述する文書データは最初に、直
接またはアプリケーションプログラム又はシステムプロ
グラムで処理した後文字・イメージ分離手段21を通さ
れる。この実施の形態では、文字・イメージ分離手段2
1は、文字ヘッダ情報を伴う文字コードの形の文字デー
タと、イメージヘッダ情報を伴うドットマップの形のイ
メージデータとを受信する。文字ヘッダ情報は、フォン
ト名、文字の大きさ、文字配置情報のような文字属性を
指定する。イメージヘッダ情報は、イメージ中の、イメ
ージの高さ及び幅、即ち、ドットラインの数及び各ドッ
トラインの幅、及びページ中のイメージの位置を指定す
る。
【0029】図3を参照し、ステップS1において、ヘ
ッダ情報を読むことにより、文字・イメージ分離手段2
1は文字データとイメージデータとを分離し、文字デー
タをラスタライズ手段22に送る。ラスタライズ手段2
2は文字データをラスタライズする。即ち、ラスタライ
ズ手段22は、図示しないメモリ領域からの文字のドッ
トマップを読むことにより、文字の文字コードをドット
マップ文字データに変換する。ドットマップ文字データ
は可逆データ圧縮手段24に送られる。
【0030】ステップS2において、例えば、ランレン
グス符号化方法により、ドットマップ文字データを圧縮
する。図4は基本的なランレングス符号化の概念を示
す。図4のドットラインは4つの白ドットのランで始ま
り、次に3つの黒のドットのランが続き、しかる後、5
つの黒のドット、1つの白のドット、3つの黒のドット
で終る。このドットラインは符号化されて数4,
3,...5,1,3となる。この種の圧縮を用いれ
ば、元のドットデータを完全に復元することができる。
【0031】多くのランレングス符号化方法が広く知ら
れている。一つの好ましい方法は、G4ファクシミリ伝送
に用いられるMMR(モディファイドモディファイドリー
ド)方法である。この方法では、可変長コードを用いて
ランの長さを符号化する。MMR方法は2次元的であり、
各ドットラインと次のドットラインとの差を符号化する
ことにより、垂直のランをも符号化する。
【0032】図3のステップS3において、可逆データ
圧縮手段24により生成された圧縮された文字データは
プリンタ8に伝送され、ページバッファ30に記憶され
る。さらに、可逆データ圧縮手段24は、このように伝
送される圧縮された文字データのサイズMtを制御手段2
6に知らせる。制御手段26は、このサイズMtを、ペー
ジバッファ30の既知のサイズMpから差引き、残余のサ
イズ即ち残メモリ容量Mrを求め(ステップS4)、この
残メモリ容量Mrをドットマップイメージデータのサイズ
Miと比較する(ステップS5)。なお、残メモリ容量Mr
を計算する際、CPU26は、Mtを差引くだけでなく、
イメージヘッダ情報に対する余地を残すための付加的量
を差引く。
【0033】ドットマップイメージデータのサイズMi
は、文字・イメージ分離手段21から制御手段26に供
給されるイメージヘッダ情報から得られる。Wがドット
マプイメージの幅、Hがその高さを示し、各ドット値が
1ビットで表わされるのであれば、Mi(バイト数)は下
記の式で表わされる。
【0034】Mi = (H × W)/8 MiがMr以下であれば、縮小手段28は、ドットマップイ
メージデータを変更せずに、文字・イメージ分離手段2
1で得られたイメージヘッダ情報とともに、かつイメー
ジヘッダに、縮小率が1であることを示す符号を付加し
て、プリンタ8に送る。ドットマップイメージデータ及
びイメージヘッダ情報はページバッファ30内の残余の
スペースに記憶される。
【0035】MiがMrよりも大きい場合には、制御手段2
6は、イメージデータのサイズをMr以下に減らすための
縮小率を計算する。縮小率は、下記の不等式を満たす最
小の整数Sである。
【0036】S ≧ (Mi/Mr)1/2 ステップS7において、縮小手段28は、データの解像
度を垂直方向及び水平方向に1/Sに低下させることによ
り、ドットマップイメージデータを縮小する。縮小の簡
単な方法は、「間引き」である。この場合、縮小手段2
8はS番目毎のドットラインの、S番目毎のドットのみを
読み、他のドット及びドットラインを破棄する。縮小の
他の方法はS × Sドットのブロックのドット値の合計を
求め、この値をS2で割り、結果として得られる値を(四
捨五入等により)最も近い整数に丸めて、1ドットとし
て出力する。これらの方法のいずれか、或いは他の縮小
方法を用い得る。
【0037】ステップS7の後、縮小手段28は、縮小
されたイメージデータを、イメージヘッダ情報ととも
に、かつSの値を指定した情報を加えて、プリンタ8に
送る(ステップS6)。イメージデータの伝送が終る
と、ページの終わりを示す信号がプリンタ8に送られ
る。
【0038】するとプリンタ8は、ヘッダ情報を読み、
文字およびイメージをページ上のどこに配置するかを決
め、圧縮された文字データを伸張してドットマップ文字
データと全く同じコピーを復元し、縮小率Sが1より大
きい場合には拡大し、元の解像度を復元する。単純な拡
大方法は各ドットを、同じドット値を有するS × Sのド
ットのブロックに拡大する。ブロックが目立ちにくい出
力を得るために、拡大の他の方法、例えば線形補間を用
いることもできる。データ伸張および拡大処理は1水平
ドットラインずつ行なうことができる。
【0039】ドットマップイメージデータのランレング
ス符号化は極めて効率的である。ページバッファ30が
ある程度の容量を持てば、圧縮された文字データとイメ
ージヘッダを組合せたサイズがバッファのサイズMpを超
える可能性を充分小さく(殆どゼロに)することができ
る。また、ページバッファ30に少しでもスペースがあ
れば、上記の不等式により、イメージデータを残余のス
ペースに圧縮するための縮小率が求められる。従って、
第1の実施の形態は、ほぼ確実に、バッファーのオーバ
フローを回避することができる。
【0040】可逆圧縮が用いられているので、印刷され
た文字には品質の劣化がない。イメージデータに関して
は、縮小率が1よりも大きい場合には、印刷されたイメ
ージデータの劣化が目に付くかも知れない。しかし、縮
小率がそれほど大きくなければ、そのようなイメージの
劣化は許容し得るものである。元々ドットマップイメー
ジは、完全に鮮明であることを期待されていないからで
ある。
【0041】図5は、第2の実施の形態を示す。図2と
同じ符号は同一又は等価な部材を示す。これらには、文
字・イメージ分離手段21、ラスタライズ手段22、可
逆圧縮手段24、縮小手段28、並びに文書データメモ
リ15及びプリンタ8が含まれる。
【0042】第2の実施の形態のデータ変換システム3
2は、圧縮された文字データを記憶する文字バッファ3
4と、ドットマップイメージデータを記憶するイメージ
バッファ36を有する点で第1の実施の形態と異なる。
第2の実施の形態の制御手段38は文字バッファ34、
イメージバッファ36及びプリンタ8、並びに可逆デー
タ圧縮手段24及び縮小手段28と結合されている。
【0043】第2の実施の形態のデータ変換システムが
結合されているプリンタ8は、第1の実施の形態のプリ
ンタとは異なり、ページバッファの代りにバンドバッフ
ァ40を有する。バンドバッファ40は1ページ未満の
記憶容量しか持たない。プリンタ8としては、ページプ
リンタ又は他の種類のプリンタを用い得る。バンドバッ
ファ40のサイズMbは制御手段38には知られている。
【0044】次に、第2の実施の形態の動作を説明す
る。文字・イメージ分離手段21、ラスタライズ手段2
2、可逆データ圧縮手段24及び縮小手段28は第1の
実施の形態と同様に動作する。従って、以下主として制
御手段38について説明する。
【0045】第2の実施の形態はプリンタ8にデータ
を、各々Nドットラインから成る帯状部分毎に送る。こ
こでNは固定された正の整数である。固定した数のドッ
トラインを同時に印刷するプリンタにおいては、Nはそ
のドットラインの数である。例えばインクジェットプリ
ンタにおいては、Nはインクジェット印字ヘッドのノズ
ルの数である。ドットマトリクスインパクトプリンタに
おいては、Nは例えばインパクト印字ヘッドのドット印
字ワイヤの数である。
【0046】バンドバッファ40から印字部に可変数の
ドットラインを伝送することができるページプリンタの
場合、Nを、バンドバッファ40のサイズMbを圧縮され
ていない1ドットライン中のデータの量で割ったものと
等しくするのが便利である。Mbがバイト数で表わされ、
Dが1ライン当りのドット数であり、各ドットが1ビッ
トで表わされるのであれば、Nは次式で与えられる。
【0047】N = (Mb × 8)/D 図6のフローチャートを参照し、ステップS10におい
て、制御手段38は、プリンタ8から、バンドバッファ
40が空であることを示す信号が供給されるのを待つ。
制御手段38が待っている間、文字・イメージ分離手段
21は、少なくともNドットライン分の所定量のデータ
を、文字及びイメージデータに分離し、ドットマップイ
メージデータ及びイメージヘッダ情報をイメージバッフ
ァ36内に格納する。ラスタライズ手段22は文字デー
タをラスタライズしてドットマップ文字データを生成す
る。可逆データ圧縮手段24はそのドットマップ文字デ
ータを圧縮して文字バッファ34内に格納する。可逆デ
ータ圧縮手段24は制御手段38に各ドットラインの圧
縮後のデータサイズを知らせる。
【0048】プリンタからバッファが空であることを示
す信号が供給されると、制御手段38はステップS11
において、残余のバッファスペースを示す変数(残メモ
リ容量)MrをMbに等しくする初期化を行なう。
【0049】ステップS12において、可逆データ圧縮
手段24から供給されたサイズ情報から、制御手段38
は次のNラインの圧縮された文字データ及び必要な文字
ヘッダ及びイメージヘッダ情報のサイズMtを計算する。
ステップS13において、このサイズMtは残メモリ容量
Mrと比較される。MtがMr以下のときは、制御手段38は
ステップS14〜S18に進む。
【0050】ステップS14において、制御手段38は
次のNラインの圧縮文字データ及びそれらの文字ヘッダ
情報(もし存在するなら)を文字バッファ34からプリ
ンタ8内のバンドバッファ40に伝送させる。ステップ
S15において、制御手段38は伝送された文字データ
及びヘッダのサイズMt(未だ伝送されていないイメージ
ヘッダのサイズを含む)を、残メモリ容量Mrから差引
く。そして、結果として得られる差を新たなMrの値とす
る。
【0051】ステップS16において、制御手段38
は、イメージバッファ36内のヘッダ情報により示され
る、次のNラインのドットマップイメージデータを計算
し、このサイズMiをMrの新たな値と比較し、第1の実施
の形態で与えられた式により縮小率Sを計算する。縮小
手段28は、計算された縮小率Sで、これらのNラインの
ドットマップイメージデータを縮小する。Sが1である
ときは、縮小処理は単にS= 1を示す符号をイメージヘッ
ダ情報中に挿入するに過ぎない。
【0052】ステップS17において、これらのNライ
ンの縮小されたイメージデータ及びそれらのヘッダ情報
はプリンタ8に伝送される。ステップS18において、
制御手段38は残メモリ容量Mrから、ステップ17にお
いて伝送されたドットマップイメージデータのサイズMi
を差引き、結果として得られた差を新たなMrとする。
【0053】ステップS19において、印刷すべき文書
内のデータがすべてプリンタ8に送られたのであれば印
刷処理は終了する。もしそうでなければ、制御手段38
はステップS12に戻り、ステップS18で得られたMr
の新たな値を用いて、同じ処理を繰返す。制御手段38
は、ステップS19でデータの終了が検出されるか、ま
たはステップS13で答えが"NO"となるまで、ステップ
S12からS19までの処理を繰返し実行する。文字バ
ッファ34及びイメージバッファ36内部のデータが少
なくなると、ラスタライズ手段22及び可逆データ圧縮
手段24はより多くのデータをラスタライズ及び圧縮
し、文字・イメージ分離手段21はイメージバッファ3
6内により多くのドットマップイメージデータを書込
む。
【0054】ステップS13で、答えが"NO"である(即
ち、バンドバッファ40に、次のNラインの圧縮データ
を格納するのに十分なスペースがない)ときは、ステッ
プS20において制御手段38は、1バンドのデータ
の、バンドバッファ40への伝送が終ったことを、プリ
ンタ8に伝える。プリンタ8は、バンドバッファ40内
のデータの伸張、拡大、及び印刷を開始し、次のデータ
を受信する用意ができたら、そのことを制御手段38に
知らせる。
【0055】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
同じ印刷結果が得られる。但し、同じイメージの異なる
部分に異なる縮小率が用いられる可能性がある。その結
果イメージが帯状に見えることは、それ自体望ましくは
ないが、バッファオーバフローによるエラー状態におい
てプリンタホールトが生じるのを避けることができると
言う効果がある。
【0056】第2の実施の形態の利点は、受信バッファ
スペースの小さいページプリンタ又は他のプリンタによ
り、文字品質を落とすことなくドットマップページを印
刷できることである。
【0057】第3の実施の形態として、図7はデータ圧
縮装置42を示す。この装置は、任意のドットマップデ
ータを所与のサイズに圧縮するものである。
【0058】ドットマップデータはドットマップデータ
バッファ44に記憶され、制御手段54により制御され
る可逆圧縮手段48、非可逆データ圧縮手段50及び縮
小手段52に供給可能である。可逆データ圧縮手段4
8、非可逆データ圧縮手段50又は縮小手段52により
圧縮又は縮小されたデータは出力バッファ56に格納さ
れ、同じく制御手段54により制御されて、該出力バッ
ファ56から、プリンタ8内の受信バッファ12に伝送
される。出力バッファ56に格納された縮小データは、
可逆データ圧縮手段48や非可逆データ圧縮手段50に
より読むことも可能である。
【0059】次に、図8及び図9を参照して、第3の実
施の形態の自動及び半自動モードの動作を説明する。両
モードとも、受信バッファ12内の利用可能なスペース
のサイズを、例えばプリンタ8からの信号により、制御
手段54が知っていることを前提としている。半自動モ
ードの動作においては、制御手段54はユーザからキー
ボード2によりコマンドが与えられる。
【0060】図8は、自動モードを示す。ステップS2
2において、可逆データ圧縮手段48は、ドットマップ
データを、例えばMMR方法により圧縮し、結果として得
られるデータを出力バッファ56に格納し、圧縮データ
のサイズを制御手段54に知らせる。ステップS23に
おいて、制御手段54は、このサイズを、受信バッファ
12内の利用可能なスペースの量(これは既知)と比較
する。もし、可逆圧縮されたデータのサイズが受信バッ
ファスペースの量よりも多ければ、圧縮されたデータは
出力バッファ56から消去され、制御手段54はステッ
プS24に進む。
【0061】ステップS24において、同じドットマッ
プデータが再びドットマップデータバッファ44から読
み出され非可逆データ圧縮手段50により圧縮される。
非可逆データ圧縮手段50は視覚的に無損失と見做せる
圧縮方法(伸張されたデータは元のデータと同一ではな
いが、差異が容易には知覚されない)を用いたものであ
るのが望ましい。JPEGにより設定された標準に記載され
ているDCTはそのような圧縮方法の周知の一例である。
他の公知の方法においては、圧縮率を向上させるために
元のデータに若干の修正を施した後、算術符号化が行な
われる。非可逆データ圧縮手段50は結果として得られ
た圧縮されたデータを出力バッファ56に格納し、圧縮
データのサイズを制御手段54に知らせる。
【0062】ステップS25において、制御手段54
は、非可逆データ圧縮手段50により圧縮されたデータ
のサイズを受信バッファのスペースと比較する。データ
サイズが、利用可能な受信バッファスペースよりも尚も
大きければ、制御手段54は出力バッファ56内の圧縮
データを再び消去する。
【0063】ステップS26において、ドットマップデ
ータが再びドットマップデータバッファ44から読み出
され、制御手段54により指定された縮小率を用いて縮
小手段52により再度縮小される。縮小されたデータは
出力バッファ56内に格納され、制御手段54により指
定される2つのデータ圧縮手段48及び50の一方によ
り圧縮される。ステップS27において、制御手段54
は、結果として得られた圧縮データのサイズを、受信バ
ッファスペースのサイズと比較する。
【0064】圧縮データサイズが受信バッファスペース
よりも尚も大きければ、制御手段54は、出力バッファ
56内の圧縮データを消去し、ステップS26に戻り、
より高い縮小率を用い及び/又はより強力な圧縮を用い
て、縮小及び圧縮処理を繰返させる。より強力な圧縮
は、例えば可逆データ圧縮手段48の代りに非可逆デー
タ圧縮手段50を用いることにより、あるいは非可逆デ
ータ圧縮手段50により非可逆圧縮を指定することによ
り行なわれる。例えば、DCTの場合、周波数の高い成分
をより多く破棄することにより、或いは情報をより粗く
量子化することで、圧縮率を高くすることができる。ス
テップS26及びS27は、圧縮データが受信バッファ
12内の利用可能なスペースに収まるようになるまで繰
返される。
【0065】ステップS23、S25、又はS27にお
いて、圧縮データサイズがバッファスペースのサイズ以
下になったことが判定されると、圧縮データは出力バッ
ファ56からプリンタ8内の受信バッファ12に伝送さ
れ(S28)、圧縮処理が終る。
【0066】図9は第3の実施の形態の半自動モードの
動作を示す。
【0067】ステップS30及びS31は図8のステッ
プS22及びS23と同じである。即ち、可逆圧縮が行
なわれ、圧縮データが所与のバッファスペースに収まる
場合には、データはプリンタ8に送られる。
【0068】可逆圧縮が不十分であれば、ステップS3
2において、制御手段54がそのことをユーザに知ら
せ、命令を求める。これに応じてユーザはキーボード2
によりステップS33、S34及びS35の一つを選択
する。ステップS33は図8のステップS24と等価な
非可逆圧縮ステップである。ステップS34は図8のス
テップS26と等価な縮小及び圧縮ステップである。ス
テップS35は、現ページを飛ばす(スキップする)こ
とを内容とする。
【0069】ステップS33又はS34が要求され、指
定された圧縮が実行されると、結果として得られた圧縮
データのサイズが受信バッファサイズと比較される(ス
テップS36)。圧縮データが所与のバッファスペース
に収まる場合には、データはプリンタ8に送られる。そ
うでなければ、制御手段54はステップS32に戻り、
再びユーザに問い合わせる。ユーザが再度同じ形の圧縮
を選んだら、より強力な圧縮パラメータを用いて圧縮処
理が行なわれる。
【0070】ステップS35が要求された場合、制御手
段54は、プリンタ8に、現ページをキャンセルし、そ
の受信バッファ12をクリアすることを命じる信号を送
る。その結果このページは印刷されない。ステップS3
8において、次のページのデータがドットマップデータ
バッファ44から読まれ、ステップS30に戻る。
【0071】半自動モードの動作は、非可逆圧縮処理或
いは縮小によりドットマップデータの歪が許容し得ない
程度となるページの印刷を回避し得ると言う利点があ
る。
【0072】第1及び第2の実施の形態と同様、第3の
実施の形態も、適切な縮小率を用いることにより、ドッ
トマップデータを任意のサイズに圧縮できる。従って、
第3の実施の形態のデータ圧縮装置42を第1及び第2
の実施の形態の縮小手段28に置き換えるとができる。
このように置き換えをすれば、縮小を行なうことなく、
可逆又は非可逆データ圧縮によりイメージデータを十分
に圧縮できる場合に、イメージ品質の不必要な低下を回
避することができる。縮小が必要な場合にも、縮小され
たデータに圧縮処理を行なうことで、縮小率をより小さ
くすることができ、これにより、イメージの品質を向上
させることができる。
【0073】第3の実施の形態は、1ページ全体のドッ
トマップデータを、即ちイメージデータのみならず、文
字データをも圧縮するために独立して用いることもでき
る。
【0074】第3の実施の形態の変形例として、可逆圧
縮のみでは不十分のときに、ドットマップデータバッフ
ァ44からデータを再度読む代りに、可逆的に圧縮した
データを伸張して元のデータを復元することとしても良
い。この場合、伸張が終ると、可逆的に圧縮されたデー
タは、破棄される。
【0075】他の変形例として、圧縮が終るのを待って
圧縮データのサイズをバッファサイズと比較する代り
に、圧縮データのサイズを1ラインの圧縮が終る毎に比
較し、圧縮データの量が受信バッファサイズを超えたら
直ちに圧縮処理を中断することとしても良い。そうすれ
ば、次の圧縮処理への移行を速めることができる。
【0076】図10は第4の実施の形態を示す。接続さ
れたプリンタ8はページバッファ30を備えるページプ
リンタである。文書データメモリ15に記憶された文書
データは、文字及びドットマップイメージとに限定され
ず、種々の形態のオブジェクトを含む。例えば、グラフ
ィクス図面コマンドで記述された線グラフィクスオブジ
ェクトである。
【0077】第4の実施の形態のデータ変換システム5
8は第1及び第2の実施の形態と同様、ラスタライズ手
段22を有し、また第3の実施の形態と同様、ドットマ
ップデータバッファ44を有し、さらに、オブジェクト
分類手段60、優先順位設定手段62、及び圧縮手段6
4を有する。圧縮ユニット64は、圧縮パラメータ計算
手段66、バッファスペース計算手段68、及びデータ
圧縮手段70を有する。データ圧縮手段70は、異なる
圧縮率の異なる圧縮方法を実施することができるもので
ある。上記異なる圧縮率の異なる圧縮方法には、少なく
とも一つの可逆的圧縮方法と、パラメータで制御可能な
圧縮率を有する非可逆的圧縮方法とを含むのが望まし
い。これらの手段は、図示のように接続されている。デ
ータ圧縮手段70により生成された圧縮データは、出力
バッファ72に格納され、プリンタ8に送られる。
【0078】図11は、幾つかのオブジェクトを有する
ページの一例を示す。このオブジェクトには、表題オブ
ジェクト74、2つの文字のブロック76及び78、ペ
ージ番号オブジェクト80、さらに他の文字のブロック
82、及びドットマップイメージオブジェクト84が含
まれる。文書メモリ15には、各オブジェクトはその位
置を示すヘッダと、フォント名、文字の大きさ、イメー
ジ高さ及び幅などの属性を有する。
【0079】次に、図12及び図13のフローチャート
を参照して、第4の実施の形態の動作を説明する。
【0080】図12を参照し、ステップS41におい
て、オブジェクト分類手段60は1ページ上のすべての
オブジェクトのヘッダを読み、オブジェクトをその型に
よって分類する。分類結果は、ラスタライズ手段22及
び優先順位設定手段62に送られる。
【0081】ステップS42において、ラスタライズ手
段22はこれらのオブジェクトのうち、まだドットマッ
プデータの形になっていないものをラスタライズする。
文字データは第1の実施の形態において説明したように
ラスタライズされる。lineグラフィクスは、グラフィク
ス図面コマンドを実行することによりラスタライズす
る。必要ならば、ラスタライズ手段22は、1ドット当
たりのビットの数が、プリンタの能力に合うようにドッ
トマップイメージデータを変換する。例えば、プリンタ
8が白及び黒のドットしか印刷できず(1ドットあたり
1ビット)、一方ドットマップイメージデータが1ビッ
ト当たり2ビット以上で、グレイスケールを有する場
合、ラスタライズ手段22はそのドットデータを、周知
のディザ、誤差拡散処理等により、白黒データに変換す
る。ラスタライズされたオブジェクトは、各オブジェク
トの高さ及び幅、並びにそのページ上での位置を示すヘ
ッダ情報とともに、ドットマップデータバッファ44に
格納される。
【0082】ステップS43において、優先順位設定手
段62は、各オブジェクトに、オブジェクト分類手段6
により判定された型、並びにドットマップデータのヘッ
ダ情報により示されるサイズに応じて優先順位を与え
る。優先順位設定の規則は、印刷されている文書の種類
によって異なるものとしても良い。例えば、主として文
字文書である文書の場合、文字オブジェクトが最も高い
優先順位を与えられ、図11におけるオブジェクト84
のようなドットマップイメージオブジェクトは最も低い
優先順位を与えられる。同じ型のオブジェクト間では、
より大きなオブジェクトがより高い優先順位を与えら
れ、より小さなオブジェクトがより低い優先順位を与え
られることとしても良い。基本的に走査された写真の集
合である文書の場合、ドットマップイメージデータに最
も高い優先順位を与えることとしても良い。型及び大き
さが同じオブジェクト間の優先順位は任意に定め、各オ
ブジェクトがそれぞれ異なる優先順位を持つようにす
る。優先順位情報及びオブジェクトサイズ情報は圧縮手
段64に供給される。
【0083】ステップS44において、圧縮パラメータ
計算手段66は、各オブジェクトの圧縮パタラメータ
を、圧縮を全くしないことを示す値に初期化する。ステ
ップS45において、圧縮パラメータ計算手段66はす
べての圧縮されていないオブジェクトのドットマップデ
ータ及びヘッダ情報のサイズの合計を計算する。ステッ
プS45において、圧縮パラメータ計算手段66は、こ
のサイズの合計を、既知のプリンタページバッファ30
のサイズと比較する。圧縮されていないオブジェクトの
サイズの合計がバッファサイズを超えないときは、ステ
ップS47において、圧縮されていないオブジェクト
が、出力バッファ72に直接格納される。必要に応じて
プリンタコマンドが、オブジェクトデータに付加され
(ステップS48)、圧縮されていないオブジェクトデ
ータがプリンタページバッファ30に伝送される(ステ
ップS49)。
【0084】圧縮されていないオブジェクトのサイズが
プリンタバッファサイズを上回る場合、処理はステップ
S46から、図13のステップS50に分岐する。ステ
ップS50において、圧縮パラメータ計算手段66は、
圧縮パラメータを改め、各オブジェクトを圧縮後のサイ
ズを予想する。各オブジェクトの圧縮パラメータは、オ
ブジェクトの優先順位に基づいて決定される。
【0085】ステップにおける手順の一例として、最初
に可逆的圧縮が、低い優先順位のオブジェクトから順
に、各オブジェクトに対し指定される。オブジェクトの
予想サイズの合計がプリンタバッファサイズ以下となっ
たら、そこで終了する。全てのオブジェクトの可逆的圧
縮後のサイズの合計の予想結果がバッファサイズよりも
大きい場合には、圧縮パラメータを可逆的圧縮から非可
逆的圧縮に変更し、再び低い優先順位のオブジェクトか
ら順に処理をする。低い優先順位のオブジェクトに、高
い優先順位のオブジェクトよりもより大きい圧縮率を適
用するように非可逆的圧縮パラメータを設定するのが望
ましい。圧縮パラメータの調整は、圧縮オブジェクトの
サイズの予想サイズがプリンタバッファサイズ以下とな
るまで続けられる。
【0086】次のステップS51〜S55は1ページ上
の各ドットラインに対し、ページの上部から順に繰返さ
れるループを形成している。
【0087】ステップS51において、圧縮パラメータ
計算手段66は、1ページ上の1ドットラインの圧縮さ
れたサイズを、そのライン上のオブジェクトの予想圧縮
率に基づいて、予想し、その予想サイズをバッファスペ
ース計算手段68に知らせる。
【0088】ステップS53において、データ圧縮手段
70は、指定された圧縮パラメータを用いてそのドット
ラインを圧縮する。データ圧縮手段70は、結果として
得られる圧縮データを出力バッファ72に格納し、圧縮
されたラインのサイズをバッファスペース計算手段68
に知らせる。
【0089】再び図11を参照し、圧縮パラメータ計算
手段66がオブジェクト76に対して可逆圧縮を指定
し、オブジェクト84に対し非可逆圧縮を指定すると、
例えばドットライン85は2つの部分に分けて圧縮され
る。即ち、オブジェクト76に関する可逆的に圧縮され
たドッタデータを含む部分と、オブジェクト84に関す
る非可逆的圧縮されたデータを含む部分である。符号化
方法、オブジェクト76及び84の幅、並びにこれらの
オブジェクトの位置を示す情報も必要に応じて符号化さ
れる。非可逆的符号化方法がN×Nブロック(Nは1より大
きい整数)のドットデータに基づくものであるときは、
Nドットライン毎に一度非可逆圧縮されたデータが現わ
れる。
【0090】バッファスペース計算手段68は、圧縮パ
ラメータ計算手段66から報告される、圧縮ドットライ
ンの予想サイズの累積合計と、データ圧縮手段70から
報告される、実際のサイズの累積合計とを保持する。可
逆ラインが出力バッファ72に格納された後、ステップ
S53において、バッファスペース計算手段68はそれ
までに出力バッファ72に格納された圧縮データの合計
量が、プリンタページバッファ30のサイズを超えたか
どうかのチェックをする。もし超えていなければ、処理
はステップS54に進む。
【0091】もし、出力バッファに格納されたばかりの
ラインがページの最後のラインであれば、処理はステッ
プS54から図12のステップS48に戻り、プリンタ
コマンドを付加し、出力バッファ72からの圧縮データ
をプリンタ8に伝送する。
【0092】もし圧縮され格納されたばかりのラインが
ページの最後のラインでなければ、ステップS55にお
いて、バッファスペース計算手段に保持されている、実
際の及び予想累積データサイズ合計が比較され、累積予
想誤差が求められ、予想誤差が所定の正及び負の限界値
と比較される。予想誤差が負の限界値を超えるとき、即
ち実際の合計データサイズが予想合計データサイズより
もある量以上大きいときは、処理はステップS50に戻
り、そのページの残りのラインの圧縮率を大きくするよ
うに圧縮パラメータが再調整される。予想誤差が正の限
界値を超えるとき、即ち予想合計データサイズが実際の
合計データサイズよりもある量以上大きいときも、処理
はステップS50に戻り、そのページの残りのラインの
圧縮率を小さくしてイメージ品質を上げるように圧縮パ
ラメータが再調整される。予想誤差が負及び正の限界値
の範囲内であるときは、処理はステップS51に戻り、
圧縮パラメータの再調整を行なうことなく、次のドット
ラインの処理を行なう。
【0093】ステップS53においてそれまでに出力バ
ッファ72に格納されたデータの累積合計サイズが、利
用可能なページバッファスペースを超えたと判定された
ときは、ステップS56において、そのデータの少なく
とも一部が出力バッファ72から消去され、処理はステ
ップS50に進む。ここで、圧縮率を大きくするように
圧縮パラメータが改められ、消去されたラインのうちの
最初のもから、ステップS51〜S55の圧縮ループが
繰返される。消去されるラインの数は、ページ内の残り
のラインの数に依存する。必要ならば、出力バッファ7
2のそれまでに処理されたラインがすべて消去され、圧
縮がページの上部から再開される。
【0094】第4の実施の形態は、種々の型のオブジェ
クトを、過度に圧縮することなく、しかも充分小さなサ
イズに圧縮することができる利点があり、さらに最も重
要なオブジェクトに対し、品質の低下が最小になるよう
に圧縮を行ない得る利点がある。圧縮データのサイズを
予想し、実際の圧縮後のサイズを監視し、必要に応じて
圧縮パラメータを調整することにより、第4の実施の形
態は、通常、同じデータを繰返し圧縮することなく、最
初の試みで圧縮に成功する。これも更なる利点である。
【0095】第4の実施の形態の変形例として、実際の
圧縮データサイズが予想サイズよりも上記ある量以上大
きくなったときにのみ、バッファスペース計算手段68
が圧縮パラメータ計算手段66に通知をすることとし、
予想サイズが実際のサイズを上回ったときは通知をしな
いこととし、これにより圧縮パラメータの変更を少なく
しても良い。
【0096】図14は第5の実施の形態を示す。図14
において、図10と同じ符号は等価な部材を示す。これ
らには、文書データメモリ15、プリンタ8及びそのペ
ージバッファ30、オブジェクト分類手段60、優先順
位設定手段62、バッファスペース計算手段68、デー
タ圧縮手段70、及び出力バッファ72が含まれる。
【0097】第4の実施の形態のドットマップデータバ
ッファの代りに、第5の実施の形態のデータ変換システ
ム86は、オブジェクトデータバッファ88を有する。
このオブジェクトデータバッファ88は、オブジェクト
分類手段60に制御されて、文書データメモリ15から
供給される元のオブジェクトデータを格納する。縮小及
び圧縮パラメータ計算手段90は第4の実施の形態の圧
縮パラメータ計算手段と類似であるが、圧縮パラメータ
のみならず縮小パラメータをも計算する。ラスタライズ
手段92は、第4の実施の形態で説明されたラスタライ
ズ機能と、縮小機能とを有する。
【0098】次に、図15及び図16のフローチャート
を参照して第5の実施の形態の動作を説明する。第5の
実施の形態は、1ページずつ処理をする。しかし、第4
の実施の形態とは異なり、1ドットラインずつではな
く、1オブジェクトずつ圧縮する。
【0099】図15のステップS60及びS61は図1
2のステップS41及びS43と同じである。即ち、オ
ブジェクト分類手段60はページ上の各オブジェクトに
ついてのヘッダ情報を読み、優先順位設定手段62は各
オブジェクトにそれぞれ異なる優先順位を与える。
【0100】ステップS62において、縮小及び圧縮パ
ラメータ計算手段90は、圧縮及び縮小パラメータを、
縮小及び圧縮をしない値に初期化する。ステップS63
において、縮小及び圧縮パラメータ計算手段90は、各
オブジェクトのラスタライズ後のサイズを計算する。デ
ータ圧縮が行なわれないので、この計算は正確に行ない
得る。ステップS64において、オブジェクトの計算さ
れたサイズの合計がプリンタページバッファ30のサイ
ズと比較される。合計サイズがバッファサイズ以下のと
きは、オブジェクトは縮小されることなく。ラスタライ
ズ手段92でラスタライズされ(ステップS65)、プ
リンタコマンドが付加され(ステップS66)、オブジ
ェクトデータはプリンタに出力される(ステップS6
7)。
【0101】ステップS63で計算された合計サイズが
プリンタバッファサイズを上回るときは、処理はステッ
プS64から図16のステップS68に分岐する。ステ
ップS68は、図13のステップS50と類似である。
但し、圧縮パラメータを改めるばかりでなく、必要に応
じて縮小及び圧縮パラメータ計算手段90は、1よりも
大きい縮小率を指定することができる。縮小率を指定す
るに当り、縮小及び圧縮パラメータ計算手段90は、優
先順位の規則を守り、優先順位のより高いオブジェクト
の縮小率が優先順位のより低いオブジェクトの縮小率よ
りも大きくならないようにする。縮小及び圧縮パラメー
タ計算手段90はまた、ラスタライズ、縮小及び圧縮の
後の各オブジェクトのサイズを予想する。
【0102】ステップS69〜S73は、最も優先順位
の高いオブジェクトから最も優先順位の低いオブジェク
トへの順で、1つのオブジェクトごとに行なわれるルー
プを形成する。
【0103】ステップS69において、ラスタライズ手
段92は1つのオブジェクトをラスタライズし、縮小す
る。この際、縮小及び圧縮パラメータ計算手段90によ
り指定される縮小率を用いる。縮小率が1であるとき
は、縮小は行なわれない。結果として得られるドットマ
ップデータはデータ圧縮手段70に出力される。
【0104】ステップS70において、データ圧縮手段
70は、指定された圧縮パラメータによりオブジェクト
のドットマップデータを圧縮し、オブジェクトの圧縮後
のサイズをバッファスペース計算手段68に知らせる。
圧縮されたオブジェクトデータは、オブジェクトヘッダ
情報とともに、出力バッファ72に格納される。圧縮方
法及び縮小率を示す符号がヘッダ情報に付加される。
【0105】ステップS71において、バッファスペー
ス計算手段68は、それまでに出力バッファ72に格納
された圧縮オブジェクトデータの累積合計サイズを、プ
リンタページバッファ30のサイズと比較する。圧縮デ
ータサイズがバッファサイズ以下であれば、ステップS
72において圧縮されたばかりのオブジェクトがそのペ
ージの最後のオブジェクトであるかどうかの判定が行な
われる。もしそうであれば、処理は図15のステップS
66に戻り、プリンタコマンドを付加し、データをプリ
ンタ8に送る。
【0106】現オブジェクトが最後のオブジェクトでな
ければ、ステップS73において、バッファスペース計
算手段68は、それまでに出力バッファ72に格納され
た圧縮オブジェクトデータの実際の及び予想の累積合計
サイズを比較し、予想誤差を求め、予想誤差を正及び負
の限界値と比較する。この点は第4の実施の形態と同様
である。予想誤差が限界値の範囲内であれば、処理は、
ステップS69に戻り、次のオブジェクトのラスタライ
ズ及び圧縮が行なわれる。そうでなければ、処理はステ
ップS68に戻り、残りのオブジェクトについて用いら
れる圧縮パラメータ及び/又は縮小率を変更する。
【0107】出力バッファ72に格納されているデータ
の累積サイズがプリンタバッファサイズを上回ると、処
理はステップS71からステップS74に分岐し、ラス
タライズされ圧縮されたばかりのオブジェクトが出力バ
ッファ72から消去される。必要ならばそれ以前の1又
は2以上のオブジェクトをも消去することとしても良
い。次に、処理はステップS68に戻り、消去されたオ
ブジェクト及び残りのオブジェクトの圧縮及び/又は縮
小パラメータが改められ、その後これらのオブジェクト
は再度ラスタライズ及び圧縮される。
【0108】第5の実施の形態は、第4の実施の形態と
同じ利点を有するが、さらに、以下の2つの利点を有す
る。一つは、各オブジェクトが均一のパラメータのセッ
ト(組)を用いてラスタライズ及び圧縮されることであ
り、もう一つは、ドットマップイメージデータのサイズ
を小さくするために縮小を用い得ることである。ドット
マップイメージデータのサイズの大幅な減少が必要なと
きには、縮小は、結果を正確に予想できる利点、及び圧
縮率の高い非可逆圧縮方法を用いた場合に生じることの
ある歪を避け得る利点を有する。
【0109】第5の実施の形態の変形例として、圧縮デ
ータのサイズを各オブジェクトの圧縮の中間段階で(例
えば、Nドットライン(Nは正の整数)毎に)バッファの
オーバフローが生じないかどうかについて調べることと
しても良い。
【0110】第4及び第5の実施の形態は各オブジェク
トについて圧縮パラメータを設定するものとして説明し
たが、各オブジェクト内の各ドットラインを調べ、その
ドットラインの特性に適した圧縮方法を選択することと
しても良い。
【0111】上記の各実施の形態における縮小は、2次
元的に行なわれるものとして説明した。しかし、1次元
的縮小を用いることもできる。例えば、イメージ内のド
ットラインを1ラインおきに消去することにより、ドッ
トマップイメージデータの量を半分に減らすこととして
も良い。
【0112】当業者にはさらに他の変形が可能であるこ
とが理解できよう。
【0113】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、文字の
品質を低下させることなく、文字及びイメージの双方を
表わすドットデータを所与のデータサイズ内に圧縮する
ことができる。
【0114】また、文字の品質を低下させることなく、
文字及びイメージの双方を表わすドットデータを高速で
伝送することができる。
【0115】さらにまた、ページ記述言語を用いて発生
された文書を、低価格のプリンタにより許容できる品質
で印刷することが可能となる。
【0116】さらにまた、許容できない品質でページが
印刷されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関する計算機及びプリンタに関連す
る部材を示すブロック図である。
【図2】 本発明の装置の第1の実施の形態の機能ブロ
ック図である。
【図3】 第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 ドットデータのランレングス符号化を示す図
である。
【図5】 本発明の装置の第2の実施の形態の機能ブロ
ック図である。
【図6】 第2の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】 本発明の第3の実施の形態の機能ブロック図
である。
【図8】 第3の実施の形態の動作の一つのモードを示
すフローチャートである。
【図9】 第3の実施の形態の動作の他のモードを示す
フローチャートである。
【図10】 本発明の第4の実施の形態の機能ブロック
図である。
【図11】 文字及びイメージのオブジェクトを有する
ページを示す図である。
【図12】 第4の実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図13】 第4の実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】 本発明の装置の第5の実施の形態の機能ブ
ロック図である。
【図15】 第5の実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図16】 第5の実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
21:文字・イメージ分離手段 22:ラスタライズ
手段 24:可逆データ圧縮手段 26:制御手段
28:縮小手段 34:文字バッファ 36:イメージバッファ 48:可逆圧縮手段 5
0:非可逆圧縮手段 52:縮小手段 54:制御手段 56:出力バッ
ファ 60:オブジェクト分類手段 62:優先順
位設定手段 68:バッファスペース計算手段 7
0:データ圧縮手段 88:オブジェクトバッファ
90:圧縮パラメータ計算手段 92:ラスタライ
ズ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/21 H04N 1/387 101 H04N 1/387 101 1/41 Z 1/41 G06F 15/20 566A

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データ及びドットマップイメージデ
    ータの混在するデータを、所与のサイズ以下のドットマ
    ップデータに変換する方法において、 文字データとドットマップイメージデータとを分離する
    ステップと、 文字データをラスタライズしてドットマップ文字データ
    を生成するステップと、 上記ドットマップ文字データを可逆的に圧縮して圧縮文
    字データを生成するステップと、 上記所与のサイズから上記圧縮文字データのサイズを減
    算して残余のサイズを求めるステップと、 上記ドットマップイメージデータのサイズを上記残余の
    サイズと比較して縮小率を定めるステップと、 上記縮小率に従って上記ドットマップイメージデータを
    縮小し、縮小イメージデータを生成するステップとを有
    するデータ圧縮方法。
  2. 【請求項2】 上記ドットマップイメージデータのサイ
    ズが上記残余のサイズ以下であるときは、上記縮小率を
    1とし、上記ドットマップイメージデータのサイズが上
    記残余のサイズを上回るときは、上記縮小率を1よりも
    大きい整数とすることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 上記方法を、文字データ及びドットマッ
    プイメージデータの相連続する帯状領域に対して行な
    い、 さらに、上記残余のサイズから、上記縮小イメージデー
    タのサイズを差引くことにより、上記所与のサイズを更
    新するステップを有することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 上記ドットマップイメージデータを可逆
    的圧縮方法により圧縮して第1の圧縮イメージデータを
    生成するステップと、 上記第1の圧縮イメージデータが上記残余のサイズを上
    回るときは、上記ドットマップイメージデータを非可逆
    的圧縮方法により圧縮して第2の圧縮イメージデータを
    生成するステップとをさらに有し、 上記第2の圧縮イメージデータのサイズが上記残余のサ
    イズを上回るときに限って、上記縮小率を求めるステッ
    プ及び上記ドットマップイメージデータを縮小するステ
    ップを実施することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 文字データとドットマップイメージデー
    タの混在するデータを所与のサイズ以下のドットマップ
    データに変換する装置において、 上記文字データと上記ドットマップイメージデータとを
    分離する文字・イメージ分離手段(21)と、 上記文字・イメージ分離手段(21)に結合され、上記
    文字データをラスタライズしてドットマップ文字データ
    を生成するラスタライズ手段(22)と、 上記ラスタライズ手段(22)に結合され、上記ドット
    マップ文字データを圧縮して、圧縮文字データを生成す
    る可逆データ圧縮手段(24)と、 上記可逆データ圧縮手段(24)に結合され、上記所与
    のサイズから上記圧縮文字データのサイズを差引くこと
    により残余サイズを求め、上記ドットマップイメージデ
    ータのサイズを上記残余サイズと比較して縮小率を定め
    る制御手段(26)と、 上記文字・イメージ分離手段(21)に結合され、上記
    縮小率に従って上記ドットマップイメージデータを縮小
    して縮小イメージデータを生成する縮小手段(28)と
    を備えた装置。
  6. 【請求項6】 上記ドットマップイメージデータのサイ
    ズが上記残余サイズ以下のときは上記縮小率を1とし、
    上記ドットマップイメージデータのサイズが上記残余サ
    イズを上回るときは上記縮小率を1よりも大きい整数と
    することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記可逆データ圧縮手段(24)に結合
    され、上記圧縮文字データを記憶する文字バッファ(3
    4)と、 上記文字・イメージ分離手段(21)に結合され、上記
    縮小手段(28)による縮小に先立ち上記ドットマップ
    イメージデータを記憶するイメージバッファ(36)と
    をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段(26)は、上記残余サイ
    ズから上記縮小イメージデータのサイズを差引き、結果
    として得られる差を新たな所与のサイズとして用いてさ
    らに文字データ及びドットマップイメージデータを圧縮
    することを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 圧縮されたドットマップデータを所与の
    サイズに圧縮する方法において、 上記ドットマップデータを可逆圧縮方法により圧縮して
    第1の圧縮データを生成するステップと、 上記第1の圧縮データのサイズが上記所与のサイズを上
    回るとき、上記ドットマップデータを非可逆圧縮方法に
    より圧縮して第2の圧縮データを生成するステップと、 上記第2の圧縮データのサイズが上記所与のサイズを上
    回るとき、上記ドットマップデータを縮小して縮小デー
    タを生成するステップとを有するデータ圧縮方法。
  10. 【請求項10】 上記縮小データを非可逆圧縮方法によ
    り圧縮するステップをさらに有することを特徴とする請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記データが、プリンタに伝送すべき
    1ページのデータを構成することを特徴とする請求項9
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記第1の圧縮データのサイズが上記
    所与のサイズを上回るときにユーザに知らせるステップ
    をさらに有し、 上記ユーザから第1のコマンドが入力されたときに非可
    逆圧縮方法により上記ドットマップデータを圧縮するス
    テップに進み、 上記ユーザから第2のコマンドが入力されたときに上記
    非可逆圧縮方法により上記ドットマップデータを圧縮す
    るステップを省略して、上記ドットマップデータを縮小
    するステップに直接進み、 上記ユーザから第3のコマンドが入力されたときに上記
    ページのデータを飛ばすステップをさらに有することを
    特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 計算機から周辺機器へ伝送するため
    に、ドットマップデータを所与のサイズに圧縮する装置
    において、 上記計算機内に配置され、上記ドットマップデータを異
    なる圧縮率で圧縮して圧縮データを生成する複数の圧縮
    手段(48、50、52)と、 上記複数の圧縮手段に結合され、上記複数の圧縮手段か
    ら出力された上記圧縮データを記憶する出力バッファ
    (56)と、 上記複数の圧縮手段に結合され、 上記の複数の圧縮手段のうちの、上記ドットマップデー
    タを上記所与のサイズに圧縮し得るものであって、かつ
    その中で最も圧縮率の低いものを選択し、該選択された
    圧縮手段により生成された圧縮データを上記周辺機器に
    伝送させる制御手段(54)とを備えたデータ圧縮装
    置。
  14. 【請求項14】 上記複数の圧縮手段は少なくとも、 可逆圧縮手段(48)と、 非可逆圧縮手段(50)と、 縮小手段(52)とを含むことを特徴とする請求項13
    に記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記制御手段(54)は、上記複数の
    圧縮手段が上記ドットマップデータを上記所与のサイズ
    に圧縮できなかったときに、そのことをユーザに知らせ
    ることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 上記制御手段(54)は、上記ユーザ
    からのコマンドに応じて、上記複数の圧縮手段のうち
    の、異なる圧縮手段を選択することを特徴とする請求項
    115に記載の装置。
  17. 【請求項17】 計算機から周辺機器への伝送のため、
    1ページの文書を形成するオブジェクトの群を記述する
    データを、所与のサイズに圧縮する方法において、 型に応じて上記オブジェクトを分類するステップと、 上記オブジェクトをその型及びサイズに従って優先順位
    を与えるステップと、 上記優先順位に応じて、上記オブジェクトの各々に対
    し、圧縮パラメータを選択するステップと、 上記オブジェクトの群を記述するデータをドットマップ
    データに変換するステップと、 上記圧縮パラメータにより制御される方法により、上記
    ドットマップデータを圧縮して、圧縮データを生成する
    ステップと、 上記圧縮パラメータから上記圧縮データの予想サイズを
    計算するステップと、 上記圧縮データの実際のサイズを、上記予想サイズと比
    較し、予想誤差を求めるステップと、 上記予想誤差に応じて上記圧縮パラメータを調整するス
    テップと、 上記圧縮データを出力バッファに記憶させるステップと
    を有するデータ圧縮方法。
  18. 【請求項18】 上記出力バッファに記憶された圧縮デ
    ータの合計サイズを上記所与のサイズと比較するステッ
    プと、 上記合計サイズが上記所与のサイズを上回ったとき、上
    記出力バッファに記憶された圧縮データの少なくとも一
    部を消去するステップと、 上記消去された圧縮データの元となったドットマップデ
    ータを、より強力な圧縮パラメータを用いて、再び圧縮
    するステップとをさらに有することを特徴とする請求項
    17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記優先順位に応じて、上記オブジェ
    クトに対し縮小率を選択するステップと、 上記縮小率に応じて上記ドットマップデータを縮小する
    ステップとをさらに有することを特徴とする請求項17
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記ドットマップデータの合計サイズ
    を計算するステップと、 上記合計サイズが上記所与のサイズ以下であるとき、上
    記圧縮するステップを行なうことなく、上記ドットマッ
    プデータを、上記出力バッファに直接記憶させるステッ
    プとをさらに有することを特徴とする請求項17に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 計算機から周辺機器への伝送のため
    に、1ページの文書を形成するオブジェクトの群を記述
    するデータを所与のサイズに圧縮する装置において、 上記オブジェクトに関するヘッダ情報を読み、上記オブ
    ジェクトを型に従って分類するオブジェクト分類手段
    (60)と、 上記オブジェクト分類手段(60)に結合され、上記オ
    ブジェクトに、その型及びサイズに応じて優先順位を与
    える優先順位設定手段(62)と、 上記優先順位設定手段(62)に結合され、上記優先順
    位に応じて上記オブジェクトの各々に対する圧縮パラメ
    ータを選択する圧縮パラメータ計算手段(66、90)
    と、 上記オブジェクト分類手段(60)に結合され、上記オ
    ブジェクトを記述するデータをドットマップデータに変
    換するラスタライズ手段(22、92)と、 上記優先順位設定手段(62)に結合され、上記ドット
    マップデータを、上記優先順位設定手段(62)により
    選択された圧縮パラメータに従って、異なる圧縮率を持
    つ異なる圧縮方法により圧縮して、圧縮データを生成す
    るデータ圧縮手段(70)と、 上記データ圧縮手段(70)と結合され、上記圧縮パラ
    メータから上記圧縮データの予想サイズを計算し、上記
    圧縮データの実際のサイズを上記予想サイズと比較し、
    比較結果を上記圧縮パラメータ計算手段(66、90)
    に知らせ、上記圧縮パラメータ計算手段(66、90)
    に上記圧縮パラメータを調整させるバッファスペース計
    算手段(68)と、 上記データ圧縮手段(70)に結合され、上記圧縮デー
    タを上記周辺機器に伝送する準備として上記圧縮データ
    を記憶する出力バッファ(72)とを備えたデータ圧縮
    装置。
  22. 【請求項22】 上記データ圧縮手段(70)による圧
    縮に先立ち、上記ラスタライズ手段(22)により出力
    されたドットマップデータを記憶するドットマップデー
    タバッファ(44)をさらに備えたことを特徴とする請
    求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 上記オブジェクト分類手段(60)に
    結合され、上記ラスタライズ手段(92)によるラスタ
    ライズに先立ち、上記オブジェクトを記述するデータを
    記憶するオブジェクトデータバッファ(88)をさらに
    備え、 上記ラスタライズ手段(92)はまた、指定された縮小
    率に従って、上記ドットマップデータを縮小し、 上記圧縮パラメータ計算手段(90)は、上記優先順位
    及び上記バッファスペース計算手段(68)により報告
    された比較の結果に応じて、上記縮小率を指定すること
    を特徴とする請求項21に記載の装置。
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