JPH0981539A - 遊技制御用マイクロコンピュータ - Google Patents

遊技制御用マイクロコンピュータ

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JPH0981539A
JPH0981539A JP7238410A JP23841095A JPH0981539A JP H0981539 A JPH0981539 A JP H0981539A JP 7238410 A JP7238410 A JP 7238410A JP 23841095 A JP23841095 A JP 23841095A JP H0981539 A JPH0981539 A JP H0981539A
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JP
Japan
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signal
rom
cpu
clock
game control
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JP7238410A
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Koji Hasunuma
光次 蓮沼
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付けROMの交換による不正防止、ユーザ
リセットや割り込み要求の信号タイミングの精度向上、
I/Oアドレスデコーダの使用範囲を可変可能とする。 【解決手段】 クロックジェネレータ2、クロックモニ
タ3、CPU4、ROM5、RAM6、割り込みコント
ローラ7、波形整形回路8、タイマシステム9、I/O
アドレスデコーダ10、ゲート回路11を1チップに集
積してある。また、量産用の場合ROM5をワンタイム
PROPMにて構成する。波形整形回路8は、ROM5
に割り付けられたプログラム管理エリアに設定された分
周比のインターバルリセット信号及び原振信号で割り込
みコントローラへの割り込み要因となる信号を発生す
る。ゲート回路11はI/Oアドレスデコーダ10の使
用範囲をROM5に割り付けられたデコードエリアに設
定されたI/O用デコードデータ及びゲート開閉データ
で可変にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機など
の遊技を制御するマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技制御用マイクロコンピュータ
としては、例えば特開平4−73082号公報、特開平
5−111564号公報などに示されたように、CPU
を外付けされるROMに、CPUの動作を決めるシステ
ムプログラム、遊技制御用プログラム及びセキュリティ
コードを格納し、CPUが外付けされたROMから最初
に受け取ったセキュリティコードを記憶しておき、それ
以降にROMから読み取ったセキュリティコードが最初
に記憶されたセキュリティコードと一致するか否かの判
定を行うことによって、不正に作成されたROMの使用
防止を図るようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の遊
技制御用マイクロコンピュータでは、外付けされたRO
Mから最初に受け取ったセキュリティコードを記憶する
手段や、それ以降にROMから読み取ったセキュリティ
コードが最初に記憶されたセキュリティコードと一致す
るか否かの判定を行う手段などを設ける必要があり、コ
ストダウンを図るにも限度があった。
【0004】また、割り込みコントローラへの割り込み
要因となる信号を発生する波形整形回路は、ROMに割
り付けられたプログラム管理エリアに設定されたプログ
ラムによりデュティ比50%のインターバルリセット信
号の分周比を0.5ms、1ms、2ms、4msの中
から選択し、この選択された分周比のインターバルリセ
ット信号の立ち下がりでユーザリセット信号を発生する
と共に、当該インターバルリセット信号の立ち上がりで
マスカブル割り込み要求信号を発生するか、又はインタ
ーバルリセット信号の立ち上がりでユーザリセット信号
を発生すると共に、当該インターバルリセット信号の立
ち下がりでマスカブル割り込み要求信号を発生している
が、ゲートIC、抵抗及びコンデンサで構成されてお
り、抵抗及びコンデンサが公差範囲内での特性のばらつ
きを有していることから、量産されたマイクロコンピュ
ータ相互間ではユーザリセット信号やマスカブル割り込
み要求信号のタイミングにマイクロ単位のばらつきを生
じる不都合があった。
【0005】さらに、I/Oアドレスデコーダの使用範
囲は、正論理ではオアゲートにより設定され、負論理で
はアンドゲートで設定されていることから、その使用範
囲をROMに格納されたプログラムで自由に定めること
ができなかった。
【0006】そこで、この発明はCPU及び周辺デバイ
スを1チップに集積することにより遊技制御用プログラ
ムを格納したROMの外付けによる不正防止を図り、ま
た、量産されたマイクロコンピュータ相互間でのユーザ
リセット信号やマスカブル割り込み要求信号のタイミン
グのばらつきをナノ単位程度と低減したり、また、I/
Oアドレスデコーダの使用範囲をROMに格納されたプ
ログラムで可変可能として、品質信頼性の高い遊技制御
用マイクロコンピュータを提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外部
の発振子から供給された原振信号を所定の周波数に分周
したクロック信号を発生して内蔵デバイスに供給するク
ロックジェネレータ、システムクロックの異常を検出す
るクロックモニタ、遊技制御に必要な演算・制御処理を
行うCPU、CPUの動作を決めるシステムプログラム
及び遊技制御用プログラムを格納するROM、割り込み
要因となる信号を受けてCPUに割り込み要求信号とし
て出力する割り込みコントローラ、システムに一定の時
間情報を知らせると共にCPUに一定間隔で割り込みを
かけるタイマシステム、CPUの演算・制御処理に伴う
データを一時的に格納するRAM、内部アドレスバスを
デコードして外部デバイスにセレクト信号を出力するI
/Oアドレスデコーダのそれぞれを1チップに集積した
ことを特徴としている。この請求項1の発明によれば、
ROM、クロックジェネレータ、クロックモニタ、CP
U、ROM、RAM、割り込みコントローラ、タイマシ
ステム、I/Oアドレスデコーダなどの内部デバイスを
1チップに集積してあるので、マイクロコンピュータが
ROMを含む一体不可分の形態になっており、外付けR
OMのみの交換による不正を防止することができる。ま
た、量産用の1チップマイクロコンピュータのROMを
ワンタイムPROMにより構成すれば、ROMに公的な
試験機関の認証を受けた正規のCPUの動作を決めるシ
ステムプログラムと遊技制御用プログラムとを書き込む
ことにより、ROMにプログラムの書き込まれていない
状態の1チップマイクロコンピュータを入手しない限
り、その後に不正プログラムを書き込むことができず、
適切な不正防止を安価に提供できる。請求項2の発明
は、請求項1に記載の1チップに、ROMに割り付けら
れたプログラム管理エリアに設定された分周比のインタ
ーバルリセット信号及び原振信号で割り込みコントロー
ラへの割り込み要因となる信号を発生する波形整形回路
を設けたことを特徴としている。請求項2の発明によれ
ば、波形整形回路がROMに割り付けられたプログラム
管理エリアに設定された複数のうちの1つの分周比を有
するインターバルリセット信号及び原振信号に基づいて
ユーザリセット信号及びマスカブル割り込み要求信号を
発生することにより、1チップマイクロコンピュータの
特性の非常に少ないばらつきだけの影響を受けるだけで
あり、この波形整形回路で発生されたユーザリセット信
号及びマスカブル割り込み要求信号のタイミングをナノ
単位程度と著しく低減することができる。請求項3の発
明は、請求項1に記載の1チップに、I/Oアドレスデ
コーダの使用範囲をROMに割り付けられたデコードエ
リアに設定されたI/O用デコードデータ及びゲート開
閉データで可変にするゲート回路を設けたことを特徴と
している。請求項3の発明によれば、ゲート回路によっ
てI/Oアドレスデコーダの使用範囲をソフト的に可変
することにより、ROMのデコードエリアの今まで未使
用になっている部分を有効に活用し、コストダウンを図
ると共に、品質信頼性を向上することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は発明の一実施形態を示して
いる。この図1において、1は1チップマイクロコンピ
ュータであって、これは1チップに、クロックジェネレ
ータ2、クロックモニタ3、CPU4、ROM5、RA
M6、割り込みコントローラ7、波形整形回路8、タイ
マシステム9、I/Oアドレスデコーダ10、ゲート回
路11を集積してあり、パチンコ機のセンタ役物、10
カウントスイッテ、普通電動役物、大入賞口、ストップ
ランプ、賞球ランプ、サイドランプなどの遊技機能部品
12をROM5に格納された遊技制御用プログラムにし
たがって制御する。
【0009】クロックジェネレータ2は、1チップマイ
クロコンピュータ1のクリスタル接続端子XTAL,E
XTALに接続された水晶振動子のような外部の振動子
13から供給された原振信号を例えば1/4のような所
定の周波数に分周したクロック信号を発生してクロック
モニタ3、CPU4、割り込みコントローラ7、波形整
形回路8、タイマシステム9、I/Oアドレスデコーダ
10、ゲート回路11などの内蔵デバイスに供給すると
共に、1チップマイクロコンピュータ1の外部接続端子
Eにシステムックロック信号を出力する。
【0010】クロックモニタ3は、システムクロックの
異常を検出し、異常検出時に独立したベクタによりユー
ザリセット信号を発生し、1チップマイクロコンピュー
タ1のモニタ端子MODEにユーザモード時にはハイレ
ベル信号を出力し、セキュリテイチェックでチップの異
常検出時にはローレベル信号を出力する。
【0011】CPU4は、遊技制御に必要な演算・制御
処理を行うもので、PROMモード、セキュリティチェ
ックモード、ユーザモードの動作モードを有している。
PROMモードは、モード指定端子PRGをハイレベル
に設定することにより、ROM5の端子が1チップマイ
クロコンピュータ1の外部端子へ直接接続された状態と
なり、ユーザがROM5にプログラムを書き込みを行え
るモードである。セキュリティチェックモードは、量産
用チップにおいてROM5の内容が正規品か不正品かの
判定を行い、開発用チップではROM5の正不判定を行
わないモードである。このセキュリティチェックモード
中は、CPU4がROM5内のアプリケーションプログ
ラムを実行しない。ユーザモードは、ユーザがパチンコ
機の遊技を動作させるためのモードで、セキュリティチ
ェックの結果が「正規品」であれば、CPU4がユーザ
モードに遷移し、リセットベクタ番地からオペコードフ
ェッチを行い、セキュリティチェックが「不正品」であ
れば、CPU4が動作を直ちに停止する。また、開発用
チップの場合は、セキュリティチェックの結果にかかわ
らず、ユーザモードに遷移する。
【0012】ROM5は、CPU4の動作を決めるシス
テムプログラムと、遊技制御用プログラムとを格納する
主記憶手段であって、1チップマイクロコンピュータ1
が開発用チップの場合は消去可能なEPROMにより構
成され、量産用チップの場合はワンタイムPROMによ
り構成されていると共に、1チップマイクロコンピュー
タ1の動作モード指定端子PRGをハイレベルに設定す
ることにより書き込みモードになる。このROM5のメ
モリマップは、図4のa図に示すように、アドレス番地
「0000」〜「FFFF」のアドレス空間を有し、ア
ドレス番地「0000」〜「00FF」までを256バ
イトのROMエリアとし、アドレス番地「0100」〜
「01FF」までを使用禁止エリアとし、アドレス番地
「0200」「0FFF」までを未使用エリアとし、ア
ドレス番地「1000」〜「103F」までを64バイ
トのレジスタエリアとし、アドレス番地「1040」〜
「1FFF」までを未使用エリアとし、アドレス番地
「2000」〜「21FF」までをデコードエリアと
し、アドレス番地「2200」〜「DFFF」までを未
使用エリアとし、アドレス番地「E000」〜「FFF
F」までを8KバイトのROMエリアとしている。この
ROMエリアは、CPU4がユーザプログラムを実行す
るために必要な情報を格納する領域であって、図4のb
図に示すように、アドレス番地「E000」〜「E0F
F」までをプログラム管理エリアとし、遊技制御用プロ
グラムを格納するプログラムデータエリアと、プログラ
ムコードエリアと有している。
【0013】RAM6は、演算・制御処理に伴うデータ
を一時的に格納する読み書き専用記憶手段である。
【0014】割り込みコントローラ7は、割り込み要因
となる信号を受けてCPU4に割り込み要求信号として
出力するものであって、システムリセット機能とユーザ
リセット機能とを有する。システムリセット機能は外部
から1チップマイクロコンピュータ1のマスカラブル割
り込み要求端子INTに入力されたマスカラブル割り込
み要求信号、ノンマスカラブル割り込み要求端子NMI
に入力されたノンマスカラブル割り込み要求信号、シス
テムリセット端子RESに入力されたシステムリセット
信号により、1チップマイクロコンピュータ1の全体を
初期化して電源立ち上げ状態からの再スタートを行うこ
とである。ユーザリセット機能は外部から1チップマイ
クロコンピュータ1のユーザリセット端子URESに入
力されたユーザリセット信号により、CPU4のみをリ
セットして1チップマイクロコンピュータ1の再スター
トを行うことである。ユーザリセット端子URESはユ
ーザリセットモニタ信号を外部に出力する端子としても
使用される。また、ユーザリセット端子URESは、外
部からのユーザリセット信号の入力端子としても使用で
きる。
【0015】波形整形回路8は、ROM5に割り付けら
れたプログラム管理エリアに設定されたプログラムによ
りデュティ比50%のインターバルリセット信号の分周
比を、原振が8MHzの場合、0、0.5ms、1m
s、2ms、4msの中から選択し、この選択された分
周比のインターバルリセット信号の立ち下がりでユーザ
リセット信号を発生すると共に、当該インターバルリセ
ット信号の立ち上がりでマスカブル割り込み要求信号を
発生する。この波形整形回路8は、具体的には、図2に
示すように、1/8分周回路8aと1/256分周回路
8bとを備えている。1/8分回路8aは、クロックジ
ェネレータ2で発生したインターバルリセット信号をリ
セット端子Rに入力し、クロックジェネレータ2で発生
したクロック信号及び1/8分周回路8aの出力Q3を
クロック端子CLKに接続された入力側のオアゲート8
cに入力することにより、クロック信号を8個数えて1
パルスを出力側のオアゲート8dに出力する。この出力
側のオアゲート8dは1/8分周回路8aからの出力と
クロックジェネレータ2で発生したインターバルリセッ
ト信号とにより、クロック信号の1/8の割合でクロッ
ク信号の立ち下がり時に、原振が8MHzの場合、パル
ス幅1μs(1〜8μsでも可能)のユーザリセット信
号を出力する。このユーザリセット信号は、図1に示す
ように、割り込みコントローラ7と1チップマイクロコ
ンピュータ1のユーザリセット端子URESとを結ぶ信
号線に出力される。このユーザリセット端子URES
は、波形整形回路8が0設定時は外部からの入力により
ユーザリセットを行い、0以外の、原振が8MHzの場
合の0.5ms〜4msの設定時は内部ユーザリセット
のモニタ端子になる。
【0016】1/256分周回路8bは、クロックジェ
ネレータ2で発生したインターバルリセット信号をイン
バータゲート8eを介してリセット端子Rに入力し、ク
ロックジェネレータ2で発生したクロック信号及び1/
256分回路8bの出力Q8のクロック端子CLKに接
続された入力側のオアゲート8fに入力することによ
り、クロック信号を256数えて1パルスを出力側のオ
アゲート8gに出力する。この出力側のオアゲート8g
は1/256分周回路8bからの出力とインバータゲー
ト8eを介したクロックジェネレータ2で発生したイン
ターバルリセット信号の反転信号とにより、クロック信
号の1/256の割合でクロック信号の立ち上がり時
に、原振が8MHzの場合、パルス幅32μsのマスカ
ラブル割り込み要求信号を出力する。このマスカラブル
割り込み要求信号は、図1に示すように、1チップマイ
クロコンピュータ1のマスカラブル端子INTOから外
部に出力される。このマスカラブル端子INTOは波形
整形回路8が0設定時は初期設定された可変出力を出
す。
【0017】タイマシステム9はフリーランニングカウ
ンタとコンペアレジスタとで構成され、システムに一定
の時間情報を知らせると共に、コンペアレジスタの出力
でCPU4に一定間隔で割り込みをかけることが可能で
ある。
【0018】I/Oアドレスデコーダ10は内部アドレ
スバスをデコードして遊技機能部品の外部デバイスのセ
レクト信号を1チップマイクロコンピュータ1のデコー
ド端子CSIOに出力する。
【0019】ゲート回路11はI/Oアドレスデコーダ
10の使用範囲をROM5に割り付けられたデコードエ
リアに設定されたI/O用デコードデータ及びゲート開
閉データで可変にする。このゲート回路11は、具体的
には、図3に示すように、CPU4から出力されるデー
タバスアクセス時のアドレスバスからの出力A4と出力
A5とを入力とするオアゲート11a、出力A6と出力
A7とを入力とするオアゲート11b、これらのオアゲ
ート11a,11bの出力を入力とするオアゲート11
c、このオアゲート11cの出力と上記アドレスバスか
らの出力A3とを入力とするオアゲート11d、このオ
アゲート11dの出力とCPU4からのデコード出力C
SIO0を入力とするオアゲート11e、前記オアゲー
ト11a〜11eのそれぞれの入力線に設けられCPU
4がROM5に格納されたゲート開閉データで開閉され
るゲート11f,11g,11h,11i,11jと
で、I/Oアドレスデコーダ10の使用範囲をソフト的
に可変し得るように構成されている。デコード出力CS
IO0は、ハード的にA8〜A15を使い、アドレス番
地「2000〜21FF」の範囲をデコードした信号に
なっている。
【0020】したがって、この実施形態によれば、量産
用1チップマイクロコンピュータ1にあっては、ROM
5をワンタイムPROMにより構成してあると共に、R
OM5、クロックジェネレータ2、クロックモニタ3、
CPU4、ROM5、RAM6、割り込みコントローラ
7、波形整形回路8、タイマシステム9、I/Oアドレ
スデコーダ10、ゲート回路11などの内部デバイスを
1チップに集積してあるので、ROM5に公的な試験機
関の認証を受けた正規のCPU4の動作を決めるシステ
ムプログラムと遊技制御用プログラムとを書き込んだ状
態においては、ROM5にプログラムを不正に書き込む
ことができず、外付けROMの交換に起因する不正防止
を図ることができる。
【0021】このROM5に正規のプログラムとを書き
込んだ状態において、図外の電源を入れて1チップマイ
クロコンピュータ1を起動すると、水晶振動子のような
外部の振動子13が動作すると共に、ROM5に格納さ
れた正規のプログラムにしたがってCPU4が動作して
遊技機能部品を制御する一方、原振が8MHzの場合
に、波形整形回路8がROM5に割り付けられたプログ
ラム管理エリアに設定された0、0.5ms、1ms、
2ms、4msのうちのいずれか1つの分周比を有する
インターバルリセット信号及び原振信号に基づいてユー
ザリセット信号及びマスカブル割り込み要求信号を発生
するので、この波形整形回路8で発生されたユーザリセ
ット信号及びマスカブル割り込み要求信号のタイミング
は1チップマイクロコンピュータ1の特性の非常に少な
いばらつきだけの影響を受けるのみでナノ単位程度と著
しく低減することができる。
【0022】また、この実施形態では、ゲート回路11
によってI/Oアドレスデコーダ10の使用範囲をソフ
ト的に可変することができ、外部にデコード用ゲートI
Cを使用しないでフルデコードできるので、コストダウ
ンを図ると共に、品質信頼性を向上することができる。
【0023】前記実施形態では、ユーザリセット信号を
インターバルリセット信号の立ち下がりで発生し、マス
カブル割り込み要求信号をインターバルリセット信号の
立ち上がりで発生した場合を図示して説明したが、イン
ターバルリセット信号の立ち上がりでユーザリセット信
号を発生し、インターバルリセット信号の立ち下がりで
マスカブル割り込み要求信号を発生しても、前記実施形
態と同様の作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態を示す構成図。
【図2】 同実施形態の波形整形回路を示す回路図。
【図3】 同実施形態のゲート回路を示す回路図。
【図4】 同実施形態のROMのメモリマップを示す
図。
【符号の説明】
1 1チップマイクロコンピュータ 2 クロックジェネレータ 3 クロックモニタ 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 割り込みコントローラ 8 波形整形回路 9 タイマシステム 10 I/Oアドレスデコーダ 11 ゲート回路 12 遊技機能部品 13 振動子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の発振子から供給された原振信号を
    所定の周波数に分周したクロック信号を発生して内蔵デ
    バイスに供給するクロックジェネレータ、システムクロ
    ックの異常を検出するクロックモニタ、遊技制御に必要
    な演算・制御処理を行うCPU、CPUの動作を決める
    システムプログラム及び遊技制御用プログラムを格納す
    るROM、割り込み要因となる信号を受けてCPUに割
    り込み要求信号として出力する割り込みコントローラ、
    システムに一定の時間情報を知らせると共にCPUに一
    定間隔で割り込みをかけるタイマシステム、CPUの演
    算・制御処理に伴うデータを一時的に格納するRAM、
    内部アドレスバスをデコードして外部デバイスにセレク
    ト信号を出力するI/Oアドレスデコーダのそれぞれを
    1チップに集積したことを特徴とする遊技制御用マイク
    ロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 ROMに割り付けられたプログラム管理
    エリアに設定された分周比のインターバルリセット信号
    及び原振信号で割り込みコントローラへの割り込み要因
    となる信号を発生する波形整形回路を1チップに設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技制御用マイクロコ
    ンピュータ。
  3. 【請求項3】 I/Oアドレスデコーダの使用範囲をR
    OMに割り付けられたデコードエリアに設定されたI/
    O用デコードデータ及びゲート開閉データで可変にする
    ゲート回路を1チップに設けたことを特徴とする請求項
    1記載の遊技制御用マイクロコンピュータ。
JP7238410A 1995-09-18 1995-09-18 遊技制御用マイクロコンピュータ Pending JPH0981539A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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