JPH08252373A - 遊技機制御用マイクロコンピュータのセキュリティシステム - Google Patents

遊技機制御用マイクロコンピュータのセキュリティシステム

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JPH08252373A
JPH08252373A JP6044196A JP6044196A JPH08252373A JP H08252373 A JPH08252373 A JP H08252373A JP 6044196 A JP6044196 A JP 6044196A JP 6044196 A JP6044196 A JP 6044196A JP H08252373 A JPH08252373 A JP H08252373A
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rom
microcomputer
test
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合格プログラム以外の不正プログラムにより
遊技機制御用マイクロコンピュータを動作ささせる不都
合を防止する。 【解決手段】 試験工程の結果プログラムが一定の基準
に合格している場合にのみ該プログラムに対して所定の
セキュリティ情報を付与する工程と、該付与されたセキ
ュリティ情報をリードオンリーメモリに書き込む工程
と、遊技機に搭載されたマイクロコンピュータに前記セ
キュリティ情報を手掛かりに前記装着されたリードオン
リーメモリに記憶されているプログラムが試験に合格し
た適正なものか否かを判定させる工程とからなり、前記
工程においてマイクロコンピュータが適正と判断した場
合にのみ遊技機を稼働させるように構成した遊技機制御
用マイクロコンピュータのセキュリティシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
アレンジ式パチンコ遊技機あるいはスロットマシーン等
で代表される遊技機を制御するためのマイクロコンピュ
ータのセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機を制御するためのマイクロ
コンピュータのプログラムは、開発製造会社がプログラ
ムを開発してマイクロコンピュータのリードオンリーメ
モリ(ROM)に記憶させた後その開発プログラムが一
定の基準に合格するか否かを決めるための第三者機関に
よる試験を受ける。そして第三者機関の試験に合格した
合格プログラムが記憶されたリードオンリーメモリを有
するマイクロコンピュータのみが遊技機に搭載されて遊
技場に搬入され、遊技場においては一定の基準に合格し
た健全な遊技が行なうことのできる遊技機のみが設置さ
れることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技場に出荷
される遊技機が一定の基準に合格した健全な遊技のでき
る遊技機のみであったとしても、遊技場に搬入された遊
技機に関し、合格プログラム以外の不正プログラムを作
りその不正プログラムにより中央処理装置を動作させる
不正改造が行なえる場合があり、そのような不正改造が
行なわれた場合には、せっかく第三者機関が試験を行な
ったとしても実際の遊技場において一定の基準に適合し
ない動作をする遊技機が出回る不都合が生ずる欠点があ
った。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み、合格プログラ
ム以外の不正に改造されたプログラムによる遊技機の制
御を極力防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技機制御
用マイクロコンピュータのセキュリティシステムは、遊
技機を制御するためのマイクロコンピュータの中央処理
装置のプログラムを開発し該プログラムをリードオンリ
ーメモリに記憶する工程と、該開発したプログラムが一
定の基準に合格しているか否かを試験する工程と、該試
験に合格したプログラムが記憶されたリードオンリーメ
モリを有するマイクロコンピュータが搭載された遊技機
を設置する遊技場において使用する工程とからなるシス
テムにおいて、前記試験工程の結果プログラムが一定の
基準に合格している場合にのみ該プログラムに対して所
定のセキュリティ情報を付与する工程と、該付与された
セキュリティ情報をリードオンリーメモリに書き込む工
程と、前記遊技機に搭載されたマイクロコンピュータに
前記セキュリティ情報を手掛かりに前記装着されたリー
ドオンリーメモリに記憶されているプログラムが試験に
合格した適正なものか否かを判定させる工程とからな
り、前記工程においてマイクロコンピュータが適正と判
断した場合にのみ遊技機を稼働させるように構成したこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、開発製造会社により開発され
た遊技機を制御するための開発プログラムがマイクロコ
ンピュータのリードオンリーメモリに記憶される。そし
て前記リードオンリーメモリに記憶されている前記開発
プログラムが一定の基準に合格するか否かを決める試験
が試験機関により行われる。そして、その第三者機関の
試験に合格した合格プログラムに対して所定のセキュリ
ティ情報が付与される、当該セキュリティ情報はリード
オンリーメモリに書き込まれる。一方前記マイクロコン
ピュータには前記セキュリティ情報を手掛かりにリード
オンリーメモリに記憶されているプログラムが試験に合
格した適正なものか否かを判定するプログラムが組み込
まれている。その結果当該制御プログラムが記憶された
リードオンリーメモリを有するマイクロコンピュータが
搭載された遊技機が遊技場に搬入され場合において、当
該遊技機が作動した時に前記マイクロコンピュータに含
まれている適否判定手段の働きにより、そのマイクロコ
ンピュータに装着されたリードオンリーメモリに記憶さ
れているプログラムが前記第三者機関の試験に合格した
適正なものであるか否かの判定が行なわれる。その結
果、マイクロコンピュータがプログラムが適正のもので
あると判定した場合にのみ遊技機を稼働させるように構
成されているために、不正なプログラムが組み込まれた
遊技機は稼働できない。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る遊技機制御用マイク
ロコンピュータのセキュリティシステムを示す全体シス
テムブロック図である。
【0009】本発明に用いられるマイクロコンピュータ
のチップは半導体チップメーカ1により製造される。半
導体チップメーカ1は、マイクロコンピュータにおける
MPU,RAM,入出力ポート(I/Oポート)をワン
チップ化した半導体チップを製造する。この半導体チッ
プメーカ1により製造されるチップは、後に詳しく説明
するが、量産用チップ23aと開発用チップ23bとが
ある。量産用チップ23aとは、この量産用チップ23
aに接続されたROMに記憶されているプログラムが後
述する第三者試験機関11による試験に合格した適正な
ものであるか否かを判定する判定機能を有するものであ
る。開発用チップ23bは、前述した判定機能を有しな
いチップであり、判定機能を有しない点を除いては量産
用チップ23aと同じものである。
【0010】半導体チップメーカ1からチップ流通会社
2に入荷されたチップのうち量産用チップ23aは量産
用チップ流通部門28によって流通されチップ流通管理
機関3に搬入される。一方、開発用チップ23bの方
は、チップ流通会社2の開発用チップ流通部門29によ
って流通されてチップ流通管理機関3に搬入される。な
おこのチップ流通会社2は、完全な民営の会社でもよ
く、また国が出資して作った公共の企業団体であっても
よい。チップ流通管理機関3は、チップが適正に流通し
ているか否かを管理して所定の遊技機メーカ等にチップ
の流通を斡旋するための機関である。このチップ流通管
理機関3を省いてチップ流通会社2から遊技機メーカー
に直接チップを搬入してもよい。
【0011】チップ流通管理機関3に搬入された量産用
チップ23aと開発用チップ23bとは、それぞれ遊技
機メーカ4の量産部門6と開発部門5とに搬入される。
遊技機メーカ4の開発部門5では、図示7に示すように
搬入された開発用チップ23bを用いてプログラムを開
発し、製品開発を行なう。そして開発した開発プログラ
ムが記憶された申請マスターROM10aを搭載して申
請用遊技機を作成するとともに、申請用の書類を作成
し、それら申請マスターROM10aが搭載された申請
用遊技機・作成書類9等からなる申請用提出物8を第三
者試験機関11に申請する。
【0012】第三者試験機関11は、たとえば警察等の
公的な監督機関の依託機関等で構成されている。この第
三者試験機関11には、試験業務部門12と鑑定業務部
門13とがあり、試験業務部門12に前記試験用提出物
8が搬入され、図示14に示すようにその試験申請を受
付ける。試験業務部門12では、その受付けた試験用提
出物8を図示15に示すように試験し、図示16で示す
ようにその試験結果の合否の判定を行なう。そして不合
格と判定された場合には図示17に示すように遊技機メ
ーカにその申請用提出物8を差戻して不合格である旨の
通知を行なう。一方、各都道府県の警察等で構成された
管轄監督機関25も申請用遊技機について検定を行い、
第三者試験機関11により合格と判断されかつ管轄監督
機関25により適性と判断された場合には図示18で示
すようにセキュリティコードを発行して量産用マスター
ROM10bに記憶させる作業を行なう。この第三者試
験機関11と管轄監督機関25とにより、前記リードオ
ンリーメモリ(ROM)に記憶されている前記開発プロ
クラムが一定の基準に合格するか否かを試験する第三者
機関が構成されている。前記セキュリティコードとは、
第三者機関により合格と判断されて市場に出回った遊技
機に搭載されたROMに記憶されているプログラムが前
記第三者機関の試験に合格した適正なものであるか否か
を判定するために用いられるセキュリティ情報である。
【0013】このセキュリティコードは、例えば合格し
たプログラムのプロクラムデータを所定の変換フォーマ
ットに従って変換されたものをセキュリティコードとす
る方法が考えられる。この場合において、プログラムデ
ータすべてをセキュリティコード作成の基準としてもよ
いし、プログラムデータのうち、特に重要な部分(例え
ば大当り確率や可変入賞球装置の開放時間などのデータ
部分)をセキュリテイーコード作成の基準としてもよ
い。このセキュリテイーコードは、管轄監督機関25の
検定結果を待つことなく第三者試験機関が試験に合格し
たと判断した時点で発行するようにしてもよい。
【0014】第三者試験機関11の試験業務部門12等
の機関によってセキュリティコードが付加された量産用
マスターROM10bは、遊技機メーカ4の量産部門6
に搬入され、その量産用マスターROM10bに記憶さ
れている記憶情報を図示19に示すようにコピーする。
そしてコピーされて量産用マスターROM10bの記憶
情報が記憶されたROMを基板22に実装する。さら
に、チップ流通管理機関3から搬入されてきた量産用チ
ップを図示20に示すように基板22に実装する。この
基板22に実装された実装チップ23と実装ROM10
cとにより、遊技機を制御するためのマイクロコンピュ
ータが構成される。基板22にチップ23とROM10
cとを実装した後に、電源を投入した段階で、実装RO
M10cの記憶情報に含まれている前記セキュリティコ
ードが後述するように実装チップ23の方に記憶され
る。このように、量産用チップ23aからなる実装チッ
プ23は、基板22に装着されて一番最初に接続された
ROM10cに記憶されているセキュリティコードのみ
を記憶する機能を有する。そしてこの記憶したセキュリ
ティコードに基づいて実装ROM10cに記憶されてい
るプログラムが第三者機関の試験を合格した適正なもの
であるか否かの判定が行なわれるのであり、一旦ROM
を実装した後そのROMに記憶されているプログラムを
改ざんしたり、また実装ROM10cを不正に作られた
プログラムが記憶されたROMに交換した場合には、実
装チップ23に記憶されている前記セキュリティコード
とROMに記憶されているセキュリティコードとが食違
って整合性を失うために、プログラムが不正に改造され
たことを判定することが可能となる。このプログラムお
よびセキュリティコードのROMへのコピーおよび基板
への実装作業を遊技機メーカ4に行なわせる代わりに、
量産用マスターROM10bをチップ流通会社2に搬入
してそのチップ流通会社2でROMコピーとROMの基
板への実装作業を行ない、その後基板を遊技機メーカ4
に搬入するようにしてもよい。この遊技機メーカ4によ
り、遊技機を制御するためのマイクロコンピュータの中
央処理装置を動作させるためのプログラムを開発して該
開発プログラムを前記マイクロコンピュータのリードオ
ンリーメモリに記憶させる開発製造会社が構成されてい
る。なおこの開発製造会社は、遊技機メーカに限らず、
その遊技機メーカの下請けであるプログラム開発製造会
社で構成してもよい。
【0015】前述したように、量産用チップ23aに
は、接続されたROMに記憶されているプログラムを改
造等して最初のプログラムと異なったものにした場合に
はプログラムが不正に改造された旨の判定を行なってマ
イクロコンピュータが通常の状態では動作しないように
する機能を有しているために、この量産用チップ23a
を用いて前述した開発部門5による開発を行なった場合
には、ROMに記憶されているプログラムのデバッグ等
を行なってプログラムを変更する度に不適性である旨の
判定が行なわれてマイクロコンピュータが正常に動作し
なくなる不都合が生じる。しかし、前述したように開発
用チップ23bは前記セキュリティチェック機能を有し
ないため、前記デバッグ等を行なったとしてもマイクロ
コンピュータが通常状態で動作し、プログラム開発に好
都合となる利点を有する。また、量産用チップ23aの
方のパッケージをたとえばプラスチックとし開発用チッ
プ23bの方のパッケージをたとえばセラミックで構成
し、チップの外観から量産用チップ23aと開発用チッ
プ23bとの区別ができるようにしている。
【0016】チップとROMが実装された基板が組付け
られた遊技機21は、遊技場24に搬入される。遊技場
24では、搬入されてきた遊技機21を複数台設置して
遊技者による遊技が可能な状態にする。
【0017】管轄監督機関25は、遊技場24に設置さ
れた遊技機21を抜打ち的に検査して図示26で示すよ
うに動作がおかしいと思われる遊技機のROMの照合処
理を行なう。そしてROMの照合を行なったにもかかわ
らず適否を決めがたいものについて、第三者試験機関1
1の鑑定業務部門13に鑑定依頼を行なう。たとえば、
実装チップ23と実装ROM10cとの両者を不正に作
られた別のものに取替えた場合には、前述したセキュリ
ティチェックが行われることなく改造プログラムに従っ
て遊技機が動作することになるのであり、そのような場
合に鑑定業務部門13に鑑定依頼を行なうのである。
【0018】鑑定業務部門13では、鑑定依頼された実
装チップ23と実装ROM10cとが搭載された基板2
2を検査して図示33で示すように遊技機検証・照合を
行なう。この遊技機検証・照合33は、基板22に実装
されたROM10cを取去ってその代わりに適正なプロ
グラムが記憶されている量産用マスターROM10bを
実装して実装チップ23が正常に動作するか否かの検証
・照合を行なう。その結果、図示28に示すように鑑定
作業・書類の作成を行ない、管轄監督機関25に鑑定結
果を報告する。前述した申請マスタROM10a,量産
用マスタROM10b,実装ROM10cは、たとえば
EPROMで構成されている。
【0019】図2は、量産用チップが基板に実装された
状態の実装チップおよびそれに接続される各種装置や回
路を示すブロック図である。
【0020】この実装チップ23は、制御動作を所定の
手順で実行することのできる中央処理装置すなわちCP
U40と、必要なデータの書込みおよび呼出しができる
RAM41と、入力信号を受けてCPU40に入力デー
タを与えるとともにCPU40からの出力データを受け
て外部に出力するI/Oポート44等がワンチップ化さ
れて構成されている。実装チップ23に設けられている
クロック発生回路46には、外部に設けられた水晶発振
子45からの水晶振動信号が入力される。この水晶発振
子45からの水晶振動信号は動作クロックの2倍の振動
数のものである。なお、水晶発振子45に変えてセラミ
ックを発振子としたセラミック発振子による振動信号を
クロック発生回路46に入力してもよい。クロック発生
回路46からのクロック信号が入力されたプログラマブ
ルクロック分周回路47は、入力されたクロック信号を
分周して所定のクロック信号をサウンドジェネレータ4
8や可変表示装置表示駆動用IC49に出力する。この
サウンドジェネレータ48は遊技機に設けられたスピー
カに音発生用の制御信号を出力するものである。
【0021】プログラマブル割込要求タイマ0(5
0),1(51)は、16bitのプログラマブルカウ
ンタタイマで構成されており、フリー・ランニング・カ
ウンタ,コンペア・レジスタ(2組)を内蔵している。
このプログラマブル割込要求タイマ0(50),1(5
1)は、主要機能として、インターバル・タイマ機能,
イベント・カウント機能,ワンショット出力機能,PW
M(パルス幅変調)出力機能を有するばかりでなく、パ
ルス幅測定機能と時間差測定機能とを有する。このパル
ス幅測定機能とは、たとえば遊技機に設けられた始動入
賞スイッチや10カウント検出スイッチの検出信号の波
形長さを測定する機能であり、時間差測定機能とは、前
述した各種のスイッチからの検出信号があった後次回の
検出信号があるまでの時間を測定する機能である。この
パルス幅測定機能と時間差測定機能とは、プログラマブ
ル割込要求タイマ0(50),1(51)のカウンタの
クロックソースを外部入力に選択した場合に達成可能と
なる。またカウンタのクロックソースとしては、クロッ
クを選択してリフレッシュカウンタとして利用すること
もでき、また、他方のプログラマブル割込要求タイマか
らの出力をクロックソースに選択して32bitのカウ
ントとして使用することもできる。これらのクロックソ
ースを選択する方法としては、プログラム内部で選択す
るやり方を採用する。つまり、ある番地にレジスタがあ
り、ここに所定の数字を書込み、その書込まれた数字の
種類によってクロックソースを選択するようにする。
【0022】このプログラマブル割込要求タイマ0(5
0),1(51)は、カウンタ出力およびコンペア出力
により割込みの設定が可能であり、また、割込みを、ユ
ーザリセット,マスカブル割込み,ノンマスカブル割込
みのいずれかの例外処理にルーティング設定できる。さ
らに、プリスケーラの働きにより、タイマのクロック単
位時間を任意に設定できるとともに、コンペア・レジス
タ(2組)の値を任意に設定できる。このプログラマブ
ル割込要求タイマ0(50),1(51)からの出力信
号がリセット/割込みコントローラ52に入力される。
【0023】このリセット/割込みコントローラ52
は、システムリセット機能とユーザリセット機能とを有
する。システムリセットとは、I/Oポート44を含む
実装チップ23全体を初期化して電源立上げ状態からの
リスタートを行なうことである。一方ユーザリセットと
は、CPU40のみをリセットして実装チップ23のウ
ォームリスタートを行なうことである。このユーザリセ
ットは、たとえば2msec毎に1回行なわれて割込み
処理が可能となる。このリセット/割込みコントローラ
52には、割込み要求信号発生回路54から、システム
リセット信号、ウォームリスタートを行なうためのユー
ザリセット信号,ノンマスカブル割込み要求信号,マス
カブル割込み要求信号が入力され、リセット/割込みコ
ントローラ52から割込み要求信号発生回路54に対し
システムリセット出力信号が出力される。このリセット
/割込みコントローラ52に入力されるシステムリセッ
ト信号は、ロウアクティブでレベル入力となっている。
つまり、入力される信号がハイレベルからロウレベルに
切替わったときにリセットされるようになっている。リ
セット/割込みコントローラ52に入力されるユーザリ
セット信号も同様にロウアクティブでレベル入力となっ
ている。なお、この割込み要求信号発生回路54は設け
ない場合もある。
【0024】実装チップ23にはアドレス・デコード回
路57とデータ出力時間調整回路58とが設けられてい
る。このアドレス・デコード回路57に対し、外部I/
O67と外部ROM10cとが接続されており、このア
ドレス・デコード回路57は、外部入出力マップエリア
と外部ROMエリアとをメモリ(物理アドレス)上の空
間へ設定するアドレス・デコード(チップセレクト信号
生成)機能を有している。この外部入出力マップエリア
は外部入出力マップエリア・サイズを256B〜2KB
まで設定できるとともに、8分割したエリア毎にチップ
セレクト信号(6本)を割当てることができる。また、
外部ROMエリアは、外部ROM10cのチップセレク
ト信号を生成する。データ出力時間調整回路58は、低
速の入出力機器とのインターフェイスを行なうために、
マシンサイクルを延ばすウエイト機能を提供する。設定
により、最大4マシンサイクル分のウエイト・ステート
が可能となる。このアドレス・デコード回路57からの
出力信号はI/Oポート44にも入力され、出力された
アドレスに応じてI/Oポート44のbitを指定して
入出力ポートを特定できるように構成されている。
【0025】I/Oポート44は、8bit(ポートA
用)および4bit(ポートB用)の周辺機器インター
フェイスポート(PIP)を、各1ポート有する。これ
らのポート端子は、汎用入出力ポート機能のほかに、外
部入出力のチップセレクト端子およびハンドシェイク端
子(1ポート分)とを兼ねている。図4に示すように、
a,b,cの3つのモードを有し、その3つのモードの
いずれを選択するかの選択命令が外部ROM10cから
CPU40を介してI/Oポート44に与えられる。そ
して、cのモードが選択された場合には、bit単位で
入出力設定のできる8bitの汎用入出力ポートと6b
itのチップセレクト機能が提供される。ハンドシェイ
ク機能を持たせたい場合にはaまたはbのモードを選択
する。すると、Byte単位で入出力設定のできる8b
it汎用入出力ポートが提供される。ただしポートA用
のハンドシェイク用端子として2端子(P8,P9)が
設定され、このハンドシェイク端子P8,P9は、タイ
ミング信号とリード,ライト信号が入出力される。この
ハンドシェイク用端子は割込み設定が可能である。さら
に、ハンドシェイク用端子の割込みをマスカブル割込み
の例外処理にルーティング設定できる。また、モードa
を選択した場合には、P10〜P13の端子がチップセ
レクト信号ポートとなり、モードbを選択した場合に
は、P10〜P13の端子はポートBのためのハンドシ
ェイク機能なしのPIPとなる。
【0026】このI/Oポート44に対し遊技機の各種
駆動回路55と各種スイッチ回路56とが接続されてい
る。そして、I/Oポート44を介して各種スイッチ回
路56からの信号がCPU40に与えられ、I/Oポー
ト44を介してCPU40からの制御信号が各種駆動回
路55に与えられる。
【0027】実装チップ23に設けられたウォッチドッ
クタイマ60は、ノイズや電源電圧の低下等の原因によ
る誤動作(暴走)を検出して正常な状態に戻す機能を提
供するものである。このウォッチドックタイマ60から
の信号がシステムチェック回路61とリセット/割込み
コントローラ52とに与えられる。このウォッチドック
タイマ60は、タイマのリセットタイミングが最大許容
リセット・インターバル・タイム以上になったときにウ
ォッチ・ドック・タイマ信号が出力されるように構成さ
れている。この最大許容リセット・インターバル・タイ
ムは遊技機メーカ4が所望の時間に設定することができ
る。さらにこのウォッチドックタイマ60は、8bit
プリスケーラの働きにより、タイマのクロック単位時間
が設定できる。このウォッチドックタイマ信号の出力
を、ユーザリセット,マスカブル割込み,ノンマスカブ
ル割込みのいずれかの例外処理にルーティング設定でき
る。なおシステムチェック回路61は設けない場合もあ
る。
【0028】実装チップ23に設けられた外部バスイン
ターフェイス43にはアドレスバス端子(16端子)と
データバス端子(8端子)とが接続されており、アドレ
スバス信号とデータバス信号とがそれぞれ出力される。
また外部バスインターフェイス43からは、データバス
がリードサイクルであることを示す信号,データバスが
ライトサイクルであることを示す信号,メモリ空間への
アクセスであることを示す信号,オペコードフェッチサ
イクル実行中であることを示す信号が出力される。これ
らの出力信号は、プログラム開発の際にワンチップマイ
クロコンピュータICE用アダプタボート59(図5参
照)に出力される。このワンチップマイクロコンピュー
タICE用アダプボード59には、セキュリティチェッ
ク回路62からモニタ装置60への出力端子を除くこの
実装チップ23の入出力端子の全てが接続される。ま
た、アドレスバス端子からのアドレスバス信号とデータ
バス端子からのデータバス信号とはそれぞれ外部I/O
ポート67,外部ROM10cにも出力される。
【0029】図中69は大容量のコンデンサであり、R
AM41の電源をバックアップするためのものである。
なおこのコンデンサ69を設けない場合もある。このR
AM41は、セキュリティチェック回路62からのバン
ク切替え信号によりバンク切替えが可能に構成されてい
る。このことを図3に基づいて説明する。
【0030】図3は、メモリマップを示す説明図であ
る。図3に示すように、アドレス0000から7FFF
までが外部ROM10cに割振られたアドレスであり、
8000から81FFまでがRAM41に割振られたア
ドレスであり、F000からF7FFまでが外部I/O
67に割振られたアドレスであり、FF00からFFF
Fまでが内部I/O44に割振られたアドレスである。
そして、RAM41は、アドレス8000から81FF
までの同じアドレスに256/512B(コンデンサ6
9によるバックアップが可能)と256Bとの2つの領
域を有している。そして、後述する一般ユーザモードの
場合には256/512Bのワーキングエリアが用いら
れ、後述するユーザテストモードの場合にはバンク切替
えが行なわれて256Bの方のワーキングエリアが用い
られる。なお、256/512Bの内、256の方がパ
チンコ遊技機用であり512の方がスロットマシーン用
である。
【0031】実装チップ23に設けられているセキュリ
ティチェック回路62は、CPU63,ROM64,R
AM65を有し、ROM64には後述する図5に示すプ
ログラムが記憶されている。
【0032】また、そのプログラムを図5に基づいて説
明する。電源が投入され、システムリセットがされてス
テップS(以下単にSという)1により、セキュリティ
チェック回路62にセキュリティコードが書込まれてい
るか否かの判断が行なわれる。実装チップ23が実装さ
れている基板22と同一基盤にROM10cが実装され
て始めて電源が投入された段階では、セキュリティチェ
ック回路にセキュリティコードがまだ書込まれていない
ためにS2に進む。S2では、外部ROM10cに書き
込まれているセキュリティコードと外部ROM10cの
プログラムデータとの整合性をチェックする処理が行な
われる。この外部ROM10cに書込まれているセキュ
リティコードとは、図1で説明したように、第三者試験
機関や管轄監督機関25によって合格と見なされた開発
プログラムに付加されるセキュリティコードであり、た
とえば外部ROM10cのプログラムデータを一定の変
換フォーマットに従って変換したコードである。そして
その変換フォーマットが既にセキュリティチェック回路
62のROM64に記憶されており、その記憶された変
換フォーマットに従って外部ROM10cに書込まれて
いるセキュリティコードとプログラムデータとの整合性
をチェックするのである。なお、前記変換フォーマット
を前もってセキュリティチェック回路62のROM64
に書込む代わりに、第三者試験機関等によって合格と判
断されたROM10bにその変換フォーマットを書込ん
でおいてもよい。その場合には、その変換フォーマット
とセキュリティコードとに基づいて、セキュリティチェ
ック回路62がROMに書込まれているセキュリティコ
ードとプログラムデータとの整合性をチェックすること
になる。次に、S3に進み、チェックの結果適正である
か否かの判断がなされ、適正である場合にはS4に進
み、セキュリティチェック回路62にセキュリティコー
ドを書込む処理がなされた後にS7に進む。なお、この
場合においてROMのプログラムデータをそのままセキ
ュリティデータとしてセキュリティチェック回路に書込
むようにしてもよい。S7では、CPU40を時間制限
なしで能動化して通常の遊技機制御が行なわれる一般ユ
ーザモードにする処理が行なわれる。この場合において
も、システム暴走等があった場合にはシステムリセット
が行なわれて再度S1以降の処理が行なわれる。なお、
本実施例では、実装チップ23が実装されている基板2
2と同一基板にROM10cが実装されて初めて電源が
投入された時にセキュリティチェック回路62にセキュ
リティコードを書込むようにしたが、遊技機メーカー4
が第三者試験機関11から量産用マスタROM10bに
対応するセキュリティコードが書込まれた量産用マスタ
チップを受けとり、それを量産用チップ23aにコピー
して基板22に実装するようにしてもよい。また、専用
のセキュリティコード書込装置によって実装チップ23
(量産用チップ23a)にセキュリティコードを書込む
ようにしてもよい。
【0033】一方、電源が投入されてシステムリセット
が行なわれてセキュリティチェック回路に既にセキュリ
ティコードが書込まれている場合にはS1によりYES
の判断がなされてS5に進み、ROM10cのセキュリ
ティコードとセキュリティチェック回路に既に書込まれ
ているセキュリティコードとの整合性のチェックを行な
う。なお、S1においてYESの判断がなされた場合に
もS2およびS3と同様の判断を行い、ROMのセキュ
リティコードのプログラムデータとの整合性が適正な場
合にのみS5に進むようにしてもよい。次にS6に進
み、そのチェックの結果適正であったか否かの判断が行
なわれ、適正であった場合にはS7に進むが、適正でな
かった場合にはS8に進み、CPU40を一定時間(た
とえば60秒間)に限り能動化する処理が行なわれてユ
ーザテストモードに移行する。そして一定時間が経過し
た場合またはシステム暴走等があった場合には再度シス
テムリセットが行なわれてS1以降の処理が行なわれ
る。このS5により、前記合格プログラムが記憶されて
いるリードオンリーメモリが装着された状態で所定のセ
キュリティ情報が記憶されており、そのセキュリティ情
報を手掛かりに前記装着されたリードオンリーメモリに
記憶されているプログラムが前記第三者機関の試験に合
格した適正なものか否かを判定する適否判定手段が構成
されている。一方、S3,S6によるチェックの結果適
正である旨の判断が行なわれた場合には、前述したよう
にROM41が256/512Bのワーキングエリアを
使用することになり、一方S3,S6によるチェックの
結果不適正である旨の判断が行なわれた場合にはセキュ
リティチェック回路62からRAM41に対し図2で示
すようにバンク切替え信号が出力され、RAM41が2
56Bの方のワーキングエリアに切替えられる。そし
て、S8による制限時間(たとえば60秒間)内に限っ
てCPUが能動化された場合には、その制限時間内にお
けるマイクロコンピュータの動作はRAM41の256
Bの方のワーキングエリアで行なわれることになる。こ
のチェックの結果不適正であった場合にも所定時間(た
とえば60秒間)に限りCPU40を能動化する理由の
1つは、たとえば図1に示す21で示した遊技機の遊技
場24への出荷前に再度基板チェックや遊技盤に設けら
れている可変表示装置等の制御のチェックを行なう場合
があり、その場合には既に基板22に実装されている実
装ROM10cを一端引抜き他のチェック用のプログラ
ムが記憶されたROMを差込んでチェックを行なうため
であり、合格プログラムとは異なったプログラムが記憶
されたROMを実装したとしても所定時間(たとえば6
0秒間)だけはマイクロコンピュータが動作して前述し
たチェックが行なえるようにするためである。また、他
の理由は、遊技機制御用のプログラム開発会社がプログ
ラムを作成して第三者試験機関11の試験を受けて合格
した後その合格プロクラムが記憶されたROM10cと
チップ23とを基板22に実装して遊技機メーカー4に
出荷する前に基板チェックを行う場合があるためであ
る。この場合の基板チェックは、たとえば大当り時の可
変入賞球装置の開成期間を通常より短くする等のように
制御時間を短縮させたテスト用のプログラムが組込まれ
たテスト用ROMを合格ROMの代わりに基板22に装
着して短い制限時間(たとえば60秒間)内で迅速に入
出力のテストが行えるようにする。そのようなユーザテ
ストモードの場合に、RAM41のワーキングエリアを
256Bの方に切替える理由は、仮に一般ユーザモード
とユーザテストモードとのワーキングエリアを同一にし
た場合にはプログラム改造用のプログラムが記憶された
ROMを不正に基板22に差込み、制限時間(たとえば
60秒間)だけそのプログラム改造用のプログラムに従
ってマイクロコンピュータを動作させてRAM41を介
して記憶されている種々の定数等を書替えてしまい、後
に合格プログラムが記憶された外部ROM10cを基板
22に実装したとしても既に定数等が書替えられている
ためにマイクロコンピュータが不正に動作してしまう不
都合が生ずるのであり、そのような不都合を生じさせな
いためにユーザテストモードの場合には一般ユーザモー
ドとは異なったワーキングエリアで動作させるようにす
るためである。
【0034】さらに、図5に示すS1〜S3またはS
1,S5,S6のセキュリティチェックに要する時間は
たとえば3〜5秒程度に設定されている。このような3
〜5秒程度の比較的長い時間になるように構成した理由
は、合格プログラム以外の不正に改造されたプログラム
が記憶されたROMを基板22に実装した場合に制限時
間が経過する毎に前記3〜5秒程度のセキュリティチェ
ックを行なってその間CPUが動作できない状態にし、
3〜5秒程度の長い期間に渡ってCPUの動作が停止し
て遊技機をあえて正常に動作しないように構成し、不正
改造されたプログラムでは遊技に支障が生ずるようにす
るためである。なお、S8において制限時間(たとえば
60秒間)が経過した場合には次に電源が投入されるま
でCPUを能動化しないようにしてもよい。この3〜5
秒程度のセキュリティチェック処理時間や前記制限時間
(たとえば60秒間)は、水晶発振子45の発信周波数
が高くなれば時間が短くなり発信周波数が低くなれば時
間が長くなる。図2に示すようにセキュリティチェック
回路62にモニタ装置60を接続した場合には、チップ
の今現在のモードが一般ユーザモードかユーザテストモ
ードかの判定が可能となる。なお、図中66,68はデ
ータバスである。
【0035】開発用チップ23bの場合には、図2に示
したセキュリティチェック回路62が存在しない以外は
すべて量産用チップ23aのものと同様である。なお、
開発用チップ23bにもセキュリティチェック回路62
を設け、セキュリティチェックを行なうためのプログラ
ムをROM64に記憶させないようにしてもよい。
【0036】この量産用チップ23aや開発用チップ2
3bは、いわゆるASIC(application
specific integrated circu
t)であり、パチンコ遊技機やスロットマシーン専用の
チップである。また遊技機メーカ4を限定するチップで
あってもよい。
【0037】図6は、遊技機メーカーの開発部門におい
て開発用チップを用いてプログラム開発を行なう場合の
マイクロコンピュータ開発システムの一部を示すブロッ
ク図である。
【0038】図中80はCPU用ICEであり市販品で
ある。ICE(in−circuit emulato
r)とは、MDS(microcomputer de
velopment system)のもとでマイクロ
コンピュータシステムのハードウェアのエミュレートを
行なうものである。このCPU用ICE80は、ワンチ
ップ化される以前の遊技機制御用マイクロコンピュータ
のためのICEであり、この市販品である従来から一般
的なCPU用ICE80を有効利用してマイクロコンピ
ュータのプログラム開発を行なうためには、ワンチップ
マイクロコンピュータICE用アダプタボード59が必
要となる。このワンチップマイクロコンピュータICE
用アダプタボード59は、図1に示したチップ流通会社
2が発売している。CPU用ICE80のCPUプロー
ブ81とワンチップマイクロコンピュータICE用アダ
プタボード59のCPUソケット84とを接続し、さら
にワンチップマイクロコンピュータICE用アダプタボ
ード59のワンチップマイクロコンピュータ用プローブ
82と製品開発用ボード83のワンチップマイクロコン
ピュータ用ソケット84とを続した状態でマイクロコン
ピュータのプログラム開発が可能となる。なお10は開
発用チップ23bに接続されるROMである。
【0039】
【発明の効果】本発明のシステムは、遊技場に搬入され
た遊技機に関し、合格プログラム以外の不正プログラム
により中央処理装置を動作させる不正改造が行なわれた
場合には、適否判定手段により適正でないことが判定さ
れるために、不正プログラムによる遊技機の制御を防止
しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機制御用マイクロコンピュー
タのセキュリティシステムの概略を示すシステムブロッ
ク図である。
【図2】本発明に使用される遊技機制御用マイクロコン
ピュータを構成する実装チップおよびそれに接続される
周辺機器の回路を示すブロック図である。
【図3】本発明に用いられる遊技機制御用マイクロコン
ピュータのメモリマップを示す説明図である。
【図4】I/Oポートのモードに対応した機能を説明す
るための説明図である。
【図5】遊技機制御用マイクロコンピュータのセキュリ
ティチェック回路に設けられているROMに記憶されて
いるプログラムを示すフローチャートである。
【図6】遊技機制御用マイクロコンピュータの開発シス
テムの一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
21 遊技機の一例のパチンコ遊技機 23 実装チップ 10c 実装ROM 4 開発製造会社の一例の遊技機メーカー 11 第三者試験機関 25 管轄監督機関 24 遊技場

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機を制御するためのマイクロコンピ
    ュータの中央処理装置のプログラムを開発し該プログラ
    ムをリードオンリーメモリに記憶する工程と、該開発し
    たプログラムが一定の基準に合格しているか否かを試験
    する工程と、該試験に合格したプログラムが記憶された
    リードオンリーメモリを有するマイクロコンピュータが
    搭載された遊技機を設置する遊技場において使用する工
    程とからなるシステムにおいて、 前記試験工程の結果プログラムが一定の基準に合格して
    いる場合にのみ該プログラムに対して所定のセキュリテ
    ィ情報を付与する工程と、 該付与されたセキュリティ情報をリードオンリーメモリ
    に書き込む工程と、前記遊技機に搭載されたマイクロコ
    ンピュータに前記セキュリティ情報を手掛かりに前記装
    着されたリードオンリーメモリに記憶されているプログ
    ラムが試験に合格した適正なものか否かを判定させる工
    程とからなり、 前記工程においてマイクロコンピュータが適正と判断し
    た場合にのみ遊技機を稼働させるように構成したことを
    特徴とする遊技機制御用マイクロコンピュータのセキュ
    リティシステム。
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