JPH0980409A - 基板検査装置およびその検査方式 - Google Patents

基板検査装置およびその検査方式

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JPH0980409A
JPH0980409A JP23531595A JP23531595A JPH0980409A JP H0980409 A JPH0980409 A JP H0980409A JP 23531595 A JP23531595 A JP 23531595A JP 23531595 A JP23531595 A JP 23531595A JP H0980409 A JPH0980409 A JP H0980409A
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JP
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glass substrate
substrate
thickness
measurement
reference point
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JP23531595A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miyamoto
▲よし▼章 宮本
Hideo Matsuzaki
英夫 松▲ざき▼
Susumu Kimizuka
進 君塚
Mitsuo Ichikawa
光男 市川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガラス基板に反りがあってもその厚みを正確に
測定できるようにした基板検査装置およびその検査方式
を提供する。 【構成】高精度な平坦性を有する平面の一部にガラス基
板1を搬送する基板移載装置4のアーム4aを挿抜する
ためのアーム挿抜溝2a,2bと測定基準点を設定する
ための基準点設定溝2cとを形成した測定ステージ2
と、測定ステージの上方に位置して、測定ステージに載
置されたガラス基板の表面に対してレーザ光で走査し、
その反射光を受光するレーザヘッド3と、レーザヘッド
で受光した反射光の反射位置の変移量に応じた出力デー
タに基づいてガラス基板の厚み量の分布を演算する演算
装置6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子を構成す
るガラス基板の検査に係り、特に納入された素材のガラ
ス基板の厚みを検査するためのガラス基板検査装置およ
びその検査方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワープロ、その他の情報機器
のための表示デバイスとして、近年、液晶表示素子を用
いた薄型,軽量かつ低消費電力の表示装置が多用される
ようになった。
【0003】液晶表示素子は、基本的には水平と垂直に
配列された多数の電極で形成されるマトリクスと上記水
平と垂直の電極の間に液晶層を有し、2つの電極の交差
部分で画素を構成して2次元画像を表示するものであ
る。
【0004】この種の液晶表示素子には、水平と垂直の
電極に印加するパルスのタイミングで所定の画素を選択
する所謂単純マトリクス方式と、各画像にトランジスタ
等の非線型素子を配置して所定の非線型素子を選択する
所謂アクティブ・マトリクス方式とがある。
【0005】例えば、アクティブ・マトリクス方式の液
晶表示装置は、マトリクス状に配列された複数の画素電
極のそれぞれに対応して非線形素子(スイッチング素
子)を設けたものである。各画素における液晶は理論的
には常時駆動(デューティ比 1.0)されているので、
時分割駆動方式を採用している、いわゆる単純マトリク
ス方式と比べてアクティブ方式はコントラストが良く、
特にカラー液晶表示装置では欠かせない技術となりつつ
ある。スイッチング素子として代表的なものとしては薄
膜トランジスタ(TFT)がある。
【0006】なお、薄膜トランジスタを使用したアクテ
ィブ・マトリクス方式の液晶表示装置は、例えば特開昭
63−309921号公報や、「冗長構成を採用した1
2.5型アクティブ・マトリクス方式カラー液晶ディス
プレイ」( 日経エレクトロニクス、193〜210頁、
1986年12月15日、日経マグロウヒル社発行)で
知られている。
【0007】図8は本発明の基板検査装置で検査したガ
ラス基板を用いて製造したアクティブ・マトリクス方式
カラー液晶表示装置の一画素とその周辺を示す平面図で
ある。
【0008】同図に示すように、各画素は隣接する2本
の走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)GL
(ゲートライン)と、隣接する2本の映像信号線(ドレ
イン信号線または垂直信号線)DL(データライン)と
の交差領域内(4本の信号線で囲まれた領域内)に配置
されている。
【0009】各画素は薄膜トランジスタTFT(TFT
1,TFT2)、透明な画素電極ITO1および保持容
量素子Cadd (付加容量)を含む。走査信号線GLは図
では左右方向に延在し、上下方向に複数本配置されてい
る。また、映像信号線DLは上下方向に延在し、左右方
向に複数本配置されている。
【0010】なお、SD1はソース電極、SD2はドレ
イン電極、BMはブラックマトリクス、FILはカラー
フィルタである。
【0011】また、図9は図8のL1−L1線で切断し
た断面図であって、液晶層LCを基準にして下部透明ガ
ラス基板SUB1側には薄膜トランジスタTFTおよび
透明画素電極ITO1が形成され、上部透明ガラス基板
SUB2側にはカラーフィルタFIL、遮光膜すなわち
ブラックマトリクスBMが形成されている。この上部透
明ガラス基板を一般にカラーフィルタ基板と称する。
【0012】透明ガラス基板SUB1、SUB2の両面
にはディップ処理等によって形成された酸化シリコン膜
SIOが設けられている。
【0013】上部透明ガラス基板SUB2の内側(液晶
層LC側)の表面には、ブラックマトリクスBM、カラ
ーフィルタFIL、保護膜PSV2、共通透明画素電極
ITO2(COM)および上部配向膜ORI2が順次積
層して設けられている。
【0014】上記した各種の電極を含む薄膜の成膜とパ
ターニングは、主として紫外線を用いたマスク露光とエ
ッチング処理等の湿式現像により行われる。
【0015】このような液晶表示素子の製造工程では、
納入されたガラス基板に厚みのムラや反りがあると、そ
の後の電極パターンや各種の薄膜等が正しく形成されな
い。そのため、上記電極パターンや各種の薄膜等の形成
工程に入る前に納入されたガラス基板の厚みや反りの程
度が許容される範囲内にあるか否かを検査する必要があ
る。
【0016】図10は液晶表示素子の製造工程の概略図
であって、当該液晶表示素子を構成するガラス基板がガ
ラス元から納入されると、まず、その寸法、厚さ等が仕
様に適合しているか否かを検査する。
【0017】この検査に合格したガラス基板は初期洗浄
された後、液晶表示素子としての各種の成膜、パターニ
ング等の工程に通され、最終検査を終えて製品となる。
【0018】従来、この種の基板検査装置は、納入され
たガラス基板の厚みをダイヤルゲージを用いて測定する
のが一般的で、その反りを含めたさらに正確な検査には
レーザ厚さ測定装置を用いている。
【0019】図11は従来のガラス基板の納入検査の説
明図であって、1はガラス基板、1aは測定点である。
【0020】同図の(a)に示したようにガラス基板の
中央部と周辺部の複数箇所にダイヤルゲージを当てて厚
みを測定しているが、(b)に示したようにガラス基板
に実線や点線で示したような反りを検査する 図12は従来のレーザ厚さ測定装置で測定したガラス基
板の厚み測定例の説明図であって、平坦性のよい測定ス
テージにガラス基板を載置し、その辺に沿った複数箇所
をレーザ光で走査して、その反射光を解析して厚さを測
定する。
【0021】同図(a)は測定ステージに載置したガラ
ス基板の1回目の測定結果、(b)は同一のガラス基板
の2回目の測定結果、(c)は同一のガラス基板を18
0度回転させて測定した結果を3次元で示したものであ
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレーザ
測定では、ガラス基板を載置する測定ステージは当該ガ
ラス基板の各対向辺が対称に指示する構造を有してい
る。
【0023】図13は従来のガラス基板の厚み測定用の
測定ステージの構成を説明する斜視図であって、1はガ
ラス基板、2は測定ステージ、2a,2bはアーム挿抜
溝、4aは基板移載装置のアームである。
【0024】同図において、測定ステージ2に載置した
ガラス基板1に反りがあると、例えば測定基準点をR点
に設定したとき、図12の(b)に示したような反りが
あると、この基準点RのZ方向位置に変動が生じて、図
13に示したように、特にガラス基板を180度回転さ
せて測定した場合に前の測定値に比べてかなり異なる測
定値となっていることからも分かるように、正確な厚み
の測定ができないという問題があった。
【0025】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
消し、ガラス基板に反りがあってもその厚みを正確に測
定できるようにした基板検査装置およびその検査方式を
提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の第1の発明は、液晶表示素子を構
成するガラス基板の厚みを測定して所定の品質を有して
いるものであるか否かを検査するための基板検査装置に
おいて、高精度な平坦性を有する平面の一部にガラス基
板の搬送用の基板移載装置のアームを挿抜するためのア
ーム挿抜溝と測定基準点を設定するための基準点設定溝
とを形成した測定ステージと、前記測定ステージの上方
に位置して、前記測定ステージに載置されたガラス基板
の表面に対してレーザ光で走査し、その反射光を受光す
るレーザヘッドと、前記レーザヘッドで受光した反射光
の前記ガラス基板の反射位置の変移量に応じた出力デー
タに基づいて前記ガラス基板の厚み量の分布を演算する
演算装置とを備えたことを特徴とする。
【0027】また、請求項2に記載の第2の発明は、液
晶表示素子を構成するガラス基板の厚みを測定して所定
の品質を有しているものであるか否かを検査するための
基板検査方式において、高精度な平坦性を有する平面の
一部にガラス基板の搬送用の基板移載装置のアームを挿
抜するためのアーム挿抜溝と測定基準点を設定するため
の基準点設定溝とを形成した測定ステージと、前記測定
ステージの上方に一して、前記測定ステージに載置され
たガラス基板の表面に対してレーザ光で走査し、その反
射光を受光するレーザヘッドと、前記レーザヘッドで受
光した反射光の前記ガラス基板の反射位置の変移量に応
じた出力データに基づいて前記ガラス基板の厚み量の分
布を演算する演算装置とを備え、前記演算装置における
前記ガラス基板の反り量の測定基準を、前記測定ステー
ジに形成した基準点設定溝に位置した前記ガラス基板の
最大垂下点に設定することを特徴とする。
【0028】なお、上記基準点設定溝はガラス基板の4
辺の何れかの一辺の一部が自重で垂下する形状であれ
ば、どの様なものでもよい。
【0029】
【作用】上記第1の発明の構成において、測定ステージ
は、高精度な平坦性を有する大理石等の硬質材料から構
成され、その平面の一部にガラス基板の搬送用の基板移
載装置のアームを挿抜するためのアーム挿抜溝と、ガラ
ス基板の4辺の何れかの一辺の一部が自重で垂下する形
状の基準点設定溝を有する。
【0030】レーザヘッドは、前記測定ステージの上方
に位置して、前記測定ステージに載置されたガラス基板
の表面に対してレーザ光を照射して当該ガラス基板の全
面をカバーするように所定の間隔で走査し、その反射光
を受光する。
【0031】演算装置は、前記レーザヘッドで受光した
反射光の前記ガラス基板の反射位置の変移量に応じた出
力データに基づいて前記ガラス基板の厚み量の分布を演
算する。
【0032】また、上記第2の発明の構成においては、
前記演算装置における前記ガラス基板の反り量の測定基
準を、前記測定ステージに形成した基準点設定溝に位置
した前記ガラス基板の最大垂下点に設定することで測定
ステージに載置したガラス基板の基準点が固定され、こ
の基準点に関して他の部分の測定データを演算すること
により、正確な厚み量が得られる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。
【0034】図1は本発明による基板検査装置の1実施
例の構成を説明する斜視図であって、1はガラス基板、
2は測定ステージ、3はレーザヘッド(レーザ厚さ測定
装置)、4は基板移載装置、4aはアーム、4bはスラ
イドレール、5は基板カセット搬入/搬出部、6は演算
装置である。
【0035】図示したように、本実施例の基板検査装置
を構成する測定ステージ2は、液晶表示素子製造工程の
前段に配置され、液晶表示素子を構成するガラス基板の
厚みおよび反りが許容範囲にあるか否かを検査する。
【0036】基板カセット搬入/搬出部にカセットに収
納して搬入された納入ガラス基板1は、基板移載装置4
のアーム4aで一枚毎に取り出され、測定ステージ2上
に載置される。
【0037】次に、測定ステージ2に載置されたガラス
基板1に対してレーザヘッド3からレーザ光を照射し、
走査して、その反射光を受光する。
【0038】レーザヘッド3は受光した反射光を光電変
換し、これを測定データとして演算装置6に与える。
【0039】演算装置6はレーザヘッドからの測定デー
タをその基準点のデータを測定基準値として演算し、ガ
ラス基板1の全面の厚みを図示しないモニター画面に出
力したり、あるいは製造データとして格納し、後続の製
造装置に与える。
【0040】図2は本発明による基板検査装置に用いる
測定ステージの構造を説明する斜視図であって、1はガ
ラス基板、2は測定ステージ、2a,2bは基板移載装
置のアーム挿抜溝、2cは基準点設定溝、4aはアー
ム、Aは基準点である。
【0041】図示したように、測定ステージ2は大理石
などの平面性のよい硬質材料で形成され、その上面には
基板移載装置のアーム挿抜溝2a,2bと、載置される
ガラス基板1の一辺が自重で垂下できる位置に基準点設
定溝2cが形成されている。ガラス基板1はアーム4a
によりカセットから搬入され、測定ステージ2上に載置
される。このとき、測定ステージ2にはガラス基板の位
置を一定位置に固定するためのピンなどの位置設定手段
が設けられており、当該サイズのガラス基板が常に同一
位置に載置されるようになっている。
【0042】測定ステージ2に載置されたガラス基板1
は、その一辺側が基準点設定溝2cの上方に位置し、当
該一辺側が自重で垂下した状態になる。
【0043】図3は図2に示した本発明による基板検査
装置に用いる測定ステージの上面図であって、この測定
ステージ2に載置したガラス基板1の後端部分が基準点
設定溝2cに位置し、この部分が自重で垂下する。
【0044】演算装置6は、上記自重で最大に垂下した
位置を基準点Rとして当該ガラス基板の全面にわたる厚
みを演算する。
【0045】なお、この基準点設定溝の大きさを検査す
るガラス基板の公称厚みに応じて代えてもよい。
【0046】図4は本発明に使用されるレーザ厚さ測定
装置の厚み測定方法の原理を説明する模式図である。
【0047】同図において、ガラス基板1の法線に対し
てある角度iでレーザ光を照射すると、当該ガラス基板
1の表面の反射と、当該ガラス基板1の屈折率に起因す
る光軸を通った底面からの反射の二重の反射が生じる。
【0048】この反射光をレーザ光照射側と正反対側に
正反射角度で設置された受光レンズ系7を通してCCD
等のイメージセンサ8に決像させると、t1 とt2 に山
を持ったビデオ信号が得られる。
【0049】このt1 とt2 の間Wのビット数を係数し
た値がガラス基板1の厚さtに相当した値になる。
【0050】なお、屈折率がn=1の場合、上記値がガ
ラス基板1の厚さの真値になるように受光レンズ系7の
倍率を決めておく。また、n>1の場合は、上記の計数
値は見かけ上の厚さとなるので、下記の式によりレーザ
光の入射角度とガラス基板1の屈折率とで決まる係数で
乗算して厚さを求める。
【0051】 t=1/tan(sin-10.7071/n)・w 図5はレーザ厚さ測定装置を備えた本発明の基板検査装
置で測定したガラス基板の厚み測定例の説明図であっ
て、図3で説明した測定ステージにガラス基板を載置
し、その辺に沿った複数箇所をレーザ光で走査して、そ
の反射光を解析して厚さを測定した結果を示す。図中
A’は基準点Aで得られた基準値であり、演算装置はこ
の基準値を0として他の点の厚みを演算する。
【0052】前記図12と同様、同図(a)は測定ステ
ージに載置したガラス基板の1回目の測定結果、(b)
は同一のガラス基板を繰り返し測定した結果、(c)は
同一のガラス基板を180度回転させて測定した結果を
3次元で示したものである。なお、※、※※はガラス基
板の同一箇所の測定値を示す。
【0053】同図に示されたように、同一のガラス基板
を繰り返し測定した場合も、また180度回転させて測
定した場合も略同等の測定結果が得られるまた。
【0054】このように、本発明によれば、ガラス基板
に反りがあってもその厚みを正確に測定できる。
【0055】図6は本発明を適用した液晶セルを用いて
組み立てたTFT型液晶表示モジュールの構造例を説明
する展開斜視図である。
【0056】この液晶表示モジュールMDLは、SHD
は上フレームである金属製のシールドケース、WDは液
晶表示モジュールの有効画面を画定する表示窓、PNL
は液晶表示素子からなる液晶表示パネル、PCB1はド
レイン側回路基板、PCB2はゲー側回路基板、PCB
3はインターフェース回路基板、PRSはプリズムシー
ト、SPSは拡散シート、GLBは導光板、RFSは反
射シート、LPはバックライトBLのランプを構成する
蛍光管、LSは反射シート、GCはゴムブッシュ、LP
Cはランプケーブル、MCAは導光板GLBを設置する
開口MOを有する下側ケース、JN1,2,3は回路基
板間を接続するジョイナ、TCP1,2はテープキャリ
アパッケージ、INS1,2,3は絶縁シート、GCは
ゴムクッション、BATは両面粘着テープ、ILSは遮
光スペーサである。
【0057】上記の各構成材は、金属製のシールドケー
スSHDと下側ケースMCAの間に積層されて挟持固定
されて液晶表示モジュールMDLを構成する。
【0058】液晶表示パネルPNLは本発明により処理
されたガラス基板を用いて構成され、その周辺に各種の
回路基板を取り付けて画像表示のための駆動がなされ
る。
【0059】また、液晶表示パネルPNLの裏面には導
光板GLBに各種の光学シートを積層してなる背面照明
構造と蛍光管LPとで構成したバックライトBLが設置
され、液晶表示パネルPNLに形成された画像を照明し
て表示窓WDに表示する。
【0060】図7は本発明による液晶セルを用いた液晶
表示モジュールを組み込んだ電子機器の一例を説明する
携帯型パソコンの外観図であって、図8と同一符号は同
一部分に対応する。
【0061】この携帯型パソコンは、キーボードを搭載
しホストCPUを内蔵した本体部と液晶表示モジュール
MDLを実装しインバータ電源IVを内蔵した表示部と
から構成され、両者はヒンジを連絡するケーブルにより
結合されている。
【0062】また、表示部には各種の調整ボタンCT、
TCON、CR等が設けられており、キーボードとホス
トからの信号は矢印に示したように流れて表示部に表示
される。
【0063】このように、本発明の検査方法を適用した
ガラス基板を用いて製造した液晶表示モジュールを用い
ることにより、高画質の画像表示を行う液晶表示装置を
得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガラス基板の反りの存在に係わらず、当該ガラス基板の
厚みを正確に測定することができ、高画質の液晶表示素
子を構成するためのガラス基板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板検査装置の1実施例の構成を
説明する斜視図である。
【図2】本発明による基板検査装置に用いる測定ステー
ジの構造を説明する斜視図である。
【図3】図2に示した本発明による基板検査装置に用い
る測定ステージの上面図である。
【図4】本発明に使用されるレーザ厚さ測定装置の厚み
測定方法の原理を説明する模式図である。
【図5】レーザ厚さ測定装置を備えた本発明の基板検査
装置で測定したガラス基板の厚み測定例の説明図であ
る。
【図6】本発明を適用した液晶セルを用いて組み立てた
TFT型液晶表示モジュールの構造例を説明する展開斜
視図である。
【図7】本発明による液晶セルを用いた液晶表示モジュ
ールを組み込んだ電子機器の一例を説明する携帯型パソ
コンの外観図である。
【図8】本発明の基板検査装置で検査したガラス基板を
用いて製造したアクティブ・マトリクス方式カラー液晶
表示装置の一画素とその周辺を示す平面図である。
【図9】図8のL1−L1線で切断した断面図である。
【図10】液晶表示素子の製造工程の概略図である。
【図11】従来のガラス基板の納入検査の説明図であ
る。
【図12】従来のレーザ厚さ測定装置で測定したガラス
基板の厚み測定例の説明図である。
【図13】従来のガラス基板の厚み測定用の測定ステー
ジの構成を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 測定ステージ 3 レーザヘッド(レーザ厚さ測定装置) 4 基板移載装置 4a アーム 4b スライドレール 5 基板カセット搬入/搬出部 6 演算装置。
フロントページの続き (72)発明者 市川 光男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子を構成するガラス基板の厚み
    を測定して所定の品質を有しているものであるか否かを
    検査するための基板検査装置において、 高精度な平坦性を有する平面の一部にガラス基板の搬送
    用の基板移載装置のアームを挿抜するためのアーム挿抜
    溝と測定基準点を設定するための基準点設定溝とを形成
    した測定ステージと、 前記測定ステージの上方に位置して、前記測定ステージ
    に載置されたガラス基板の表面に対してレーザ光で走査
    し、その反射光を受光するレーザヘッドと、 前記レーザヘッドで受光した反射光の前記ガラス基板の
    反射位置の変移量に応じた出力データに基づいて前記ガ
    ラス基板の厚み量の分布を演算する演算装置とを備えた
    ことを特徴とする基板検査装置。
  2. 【請求項2】液晶表示素子を構成するガラス基板の厚み
    を測定して所定の品質を有しているものであるか否かを
    検査するための基板検査方式において、 高精度な平坦性を有する平面の一部にガラス基板の搬送
    用の基板移載装置のアームを挿抜するためのアーム挿抜
    溝と測定基準点を設定するための基準点設定溝とを形成
    した測定ステージと、 前記測定ステージの上方に一して、前記測定ステージに
    載置されたガラス基板の表面に対してレーザ光で走査
    し、その反射光を受光するレーザヘッドと、 前記レーザヘッドで受光した反射光の前記ガラス基板の
    反射位置の変移量に応じた出力データに基づいて前記ガ
    ラス基板の厚み量の分布を演算する演算装置とを備え、 前記演算装置における前記ガラス基板の反り量の測定基
    準を、前記測定ステージに形成した基準点設定溝に位置
    した前記ガラス基板の最大垂下点に設定することを特徴
    とする基板検査方式。
JP23531595A 1995-09-13 1995-09-13 基板検査装置およびその検査方式 Pending JPH0980409A (ja)

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