JPH0979621A - 換気扇の制御装置 - Google Patents

換気扇の制御装置

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JPH0979621A
JPH0979621A JP7233677A JP23367795A JPH0979621A JP H0979621 A JPH0979621 A JP H0979621A JP 7233677 A JP7233677 A JP 7233677A JP 23367795 A JP23367795 A JP 23367795A JP H0979621 A JPH0979621 A JP H0979621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの長寿命化を図り且つ省電力化を図る
ことができ、しかも、室内の空気の状態変化に対する追
従性を極力良くすることができる換気扇の制御装置を提
供する。 【解決手段】 マイクロコンピュータは、温度センサの
検出値dがしきい値Dを超えた場合に換気扇の運転を開
始させるように制御する(ステップS1〜S5)と共
に、自動運転時の停止中は温度センサに対する断電時間
を設定時間t2に設定し(ステップS9,S10)、自
動運転時の運転中は温度センサに対する断電時間を設定
時間t3(>t2)に設定して(ステップS6,S
7)、温度センサに対して通電を断続的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気の状態
を検出するセンサの検出値に応じて自動運転を行うよう
に制御する換気扇の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、換気扇の制御装置としては、
温度センサ,湿度センサ等のセンサを設けて、このセン
サに常時通電することにより検出動作を行なわせ、セン
サの検出値がしきい値を超えたときに換気扇の運転を開
始させる構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な換気扇の制御
装置において使用されるセンサの寿命は、一般に、セン
サに対する通電時間に反比例するので、従来のように常
時通電する構成では寿命が短くなり、また、消費電力も
多くなる問題がある。
【0004】尚、この様な問題を解消するためには、セ
ンサに断続的に通電することも考えられるが、センサに
断続的に通電する場合の断電時間を長くすると、室内の
空気の状態として例えばガスコンロを使用して温度が急
速に変化した時には、それに応じて直ぐに換気扇の運転
を開始することができなくなり、室内の温度の変化に対
する追従性に問題が生ずる。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、センサの長寿命化を図ることができると共
に、省電力化を図ることができ、しかも、追従性を極力
良くすることができる換気扇の制御装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の換気扇の制御装置は、室内の空気の
状態を検出するセンサとセンサの検出値がしきい値を超
えた場合に換気扇の運転を開始するように制御する制御
手段とを備えたものにおいて、制御手段は、センサに対
して設定時間が経過する毎に通電して検出動作を行わ
せ、換気扇のセンサによる自動運転時の停止中は設定時
間を短く、自動運転時の運転中は設定時間を長くするよ
うに制御することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の換気扇の制御装置は、室内
の空気の状態を検出するセンサと、センサの検出値がし
きい値を超えた場合に換気扇の運転を開始するように制
御する制御手段とを備えたものにおいて、制御手段は、
センサに対して設定時間が経過する毎に通電して検出動
作を行わせ、換気扇のセンサによる自動運転時の停止中
は設定時間を短く、自動運転時の運転中は設定時間を長
くするように制御すると共に、自動運転時の少なくとも
停止中において、センサの検出値としきい値との差が基
準値以上の場合は、設定時間を長くすることを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載の換気扇の制御装置は、室内
の空気の状態を検出するセンサと、センサの検出値がし
きい値を超えた場合に換気扇の運転を開始するように制
御する制御手段とを備えたものにおいて、制御手段は、
センサに対して設定時間が経過する毎に通電して検出動
作を行わせ、換気扇のセンサによる自動運転時の停止中
は設定時間を短く、自動運転時の運転中は設定時間を長
くするように制御すると共に、自動運転時の少なくとも
停止中において、センサの検出値の変化量が基準値以上
の場合は設定時間を長くすることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の換気扇の制御装置は、室内
の空気の状態を検出するセンサと、センサの検出値がし
きい値を超えた場合に換気扇の運転を開始するように制
御する制御手段とを備えたものにおいて、制御手段は、
センサに対して設定時間が経過する毎に通電して検出動
作を行わせ、自動運転時の少なくとも停止中において、
センサの検出値としきい値との差が基準値以上で且つセ
ンサの検出値の変化量が基準値未満の場合は設定時間を
長くすると共に、センサの検出値としきい値との差が基
準値未満で且つセンサの検出値の変化量が基準値以上の
場合は設定時間を短くすることを特徴とする。
【0010】この場合、制御手段は、自動運転時の少な
くとも停止中において、センサの検出値の変化量が基準
値以上の場合は、センサに通電する時間を長くするよう
にしても良い(請求項5)。
【0011】また、しきい値を設定する設定手段を備
え、制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中におい
て、設定手段によってしきい値の設定が変更された場合
は、その変更されたしきい値と前回のセンサの検出値と
の差が基準値未満であれば、設定時間が経過していなく
ともセンサに通電を行なうのが良い(請求項6)。
【0012】更に、しきい値を設定する設定手段を備
え、制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中におい
て、設定手段によってしきい値の設定が変更された場合
は、直ちにセンサに通電するようにしても良い(請求項
7)。
【0013】請求項8記載の換気扇の制御装置は、室内
の空気の状態を検出するセンサと、センサの検出値がし
きい値を超えた場合に運転を開始するように制御する制
御手段とを備えたものにおいて、制御手段は、センサに
対する通電による検出動作を、換気扇の自動運転時の停
止中は連続的に行い、自動運転時の運転中は設定時間が
経過する毎に行うように制御することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を台所において調理
器具たるガスコンロの上方に配置される台所用換気扇に
適用した場合の第1実施例について、図1乃至図3を参
照して説明する。電気的構成を示す図3において、制御
手段たるマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称
す)1の出力端子は、センサ駆動回路2の入力端子に接
続されており、マイコン1は、センサ駆動回路2に制御
信号を与えるようになっている。そのセンサ駆動回路2
の出力端子は、センサたる温度センサ3の入力端子に接
続されており、センサ駆動回路2は、マイコン1により
与えられる制御信号に応じて、温度センサ3に駆動用電
源を供給するようになっている。また、温度センサ3の
出力端子は、マイコン1の入力端子に接続されており、
温度センサ3は、室(台所)内の空気の状態たる温度を
検出してマイコン1に与え、マイコン1は、その検出値
をA/D変換して読込むようになっている。
【0015】運転モード選択スイッチ4の出力端子は、
マイコン1の入力端子に接続されており、運転モード選
択スイッチ4は、使用者の操作によって、換気扇の運転
モードを手動/自動に切替える選択信号をマイコン1に
与えるようになっている。また、設定手段たる設定キー
5の出力端子は、マイコン1の入力端子に接続されてお
り、設定キー5は、使用者の操作によって、換気扇の運
転を開始させるしきい値の設定を変更する設定信号をマ
イコン1に与えるようになっている。
【0016】マイコン1の出力端子は、表示部6の入力
端子に接続されており、マイコン1は、表示部6に対し
て、運転モード選択スイッチ4により選択された換気扇
の運転モードを表示させるようになっている。また、マ
イコン1の出力端子は、モータ駆動回路7を介してモー
タ8の入力端子に接続されており、マイコン1は、モー
タ駆動回路7に制御信号を与えてモータ8を駆動させ、
モータ8の回転軸に取付けられた図示しないファンを回
転させて換気扇を運転させるようになっている。以上が
制御装置9を構成している。
【0017】次に、第1実施例の作用について図1及び
図2をも参照して説明する。マイコン1の制御内容のフ
ローチャートを示す図1では、運転モード選択スイッチ
4によって自動運転モードが選択されると、先ず、「セ
ンサON」の処理ステップS1において、マイコン1
は、センサ駆動回路2に制御信号を与えて温度センサ3
に通電してON状態にする。そして、次の「検出値dを
得る」の処理ステップS2に移行する。
【0018】処理ステップS2において、マイコン1
は、図2(a)に示すように、温度センサ3に時間t
1(例えば0.5秒)だけ通電して、その間に複数回サ
ンプリングした温度の平均を求めて検出値dを得ると、
次の「センサOFF」の処理ステップS3に移行して、
温度センサ3への通電を停止する。これは、温度センサ
3が、何等かの突発的な原因による室内の瞬時的な温度
の上昇を感知したことにより換気扇を運転開始させない
ように(誤検出防止のため)、平均的な値として検出値
dを得るためである。そして、「計時開始」の処理ステ
ップS4に移行する。
【0019】処理ステップS4においては、マイコン1
は、内部の図示しないシステムタイマによるタイマ割込
み回数を計時用のカウンタ(図示せず)によりカウント
するなどして、ステップS3において温度センサ3の通
電を停止した時点からの経過時間の計時を開始する。そ
して、「d>D?」の判断ステップS5に移行する。判
断ステップS5においては、マイコン1は、ステップS
2で得た温度センサ3の検出値dが、予め設定され記憶
されているしきい値Dを超えているか否かを判断する。
検出値dがしきい値D以下であり、判断ステップS4に
おいて「NO」と判断すると、「停止」の処理ステップ
S9に移行して、換気扇を停止状態に保つ。そして、
「t2経過?」の判断ステップS10に移行する。
【0020】判断ステップS10においては、マイコン
1は、ステップS4において計時を開始した経過時間が
設定時間t2(例えば30秒)を超えるまで待つ。この
設定時間t2は、換気扇の停止中において、温度センサ
3に対する断電時間として設定されている時間である
(図2(a)参照)。経過時間が設定時間t2を超え
て「YES」と判断すると、「カウンタクリア」の処理
ステップS8に移行して、計時用のカウンタをゼロクリ
アすると、ステップS1に移行して再び温度センサ3に
通電する。
【0021】以上の処理が、マイコン1が判断ステップ
S5において「NO」と判断している間繰返し実行され
ることにより、換気扇の自動運転時の停止中は、温度セ
ンサ3は設定時間t2の断電時間をもって断続的に通電
される。
【0022】而して、ガスコンロが着火されて使用開始
されることにより、ガスコンロ上方の温度が上昇し、温
度センサ3の検出値dがしきい値Dを超えてマイコン1
が判断ステップS5において「YES」と判断すると、
「運転」の処理ステップS6に移行する。処理ステップ
S6においては、マイコン1は、モータ駆動回路7に制
御信号を与えてモータ8を駆動させ、換気扇の運転を開
始する(図2(b)参照)。その後、「t3経過?」
の判断ステップS7に移行する。
【0023】判断ステップS7において、マイコン1
は、ステップS4において計時を開始した経過時間が設
定時間t3(例えば2分)を超えるまで待つ。この設定
時間t3は、換気扇の運転中における温度センサ3に対
する断電時間として、停止中の設定時間t2よりも大に
設定されている(図2(a)参照)。経過時間が設定
時間t3を超えて「YES」と判断すると、「カウンタ
クリア」の処理ステップS8に移行して、計時用のカウ
ンタをゼロクリアした後、ステップS1に移行する。
【0024】以降、ステップS5において「YES」と
判断している間は、ステップS1乃至S8のループを繰
返す。そして、ガスコンロの使用が終了した後に温度が
低下して、温度センサ3の検出値dがしきい値D以下に
なり、ステップS5においてマイコン1が「NO」と判
断すると、再びステップS9に移行して換気扇の運転を
停止させて、その後は、またステップS1乃至S5,S
9,S10及びS8のループを繰返すので、温度センサ
3に対する断電時間は、再び設定時間t2となる。
【0025】ここで、換気扇の自動運転の停止中におけ
る断電時間の設定時間t2を相対的に短く設定するの
は、ガスコンロの使用開始による急激な室内の温度の変
化に対応して、迅速に換気扇の運転を開始させるためで
ある。また、換気扇の自動運転の運転中における断電時
間の設定時間t3を相対的に長く設定するのは、通常、
換気扇は、ガスコンロなどを使用しながら運転されるも
のであり、従って、ガスコンロなどの使用中は、その上
方の温度は急激に変化せず、マイコン1は、ガスコンロ
などを使用停止した後の残置運転的な領域において温度
が低下した時に、その変化を感知すれば良いからであ
る。
【0026】以上のように本実施例によれば、マイコン
1は、温度センサ3の検出値dがしきい値Dを超えた場
合に換気扇の運転を開始させるように制御すると共に、
換気扇の温度センサ3による自動運転時の停止中は温度
センサ3に対する断電時間を短い設定時間t2に設定
し、自動運転時の運転中は温度センサ3に対する断電時
間を長い設定時間t3に設定して、温度センサ3に対し
て通電を断続的に行うので、従来技術に比して、温度セ
ンサ3の寿命を長期化させることができ、また、温度セ
ンサ3による電力消費を低減させることもできる。
【0027】しかも、設定時間t2,t3を(t2<t
3)のように設定したので、室内の温度の急激な変化に
対しても換気扇の運転をそれ程の遅れをなくして開始さ
せることができ、追従性を極力良くすることができる。
【0028】図4は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、図1と異なる部分のみ説明する。また、第2実施
例の構成は第1実施例と同様であり、以下、異なる作用
について説明する。マイコン1の制御内容のフローチャ
ートを示す図4においては、判断ステップS5において
「NO」と判断した場合は、第1実施例と同様にステッ
プS9に移行した後、「d≦D−α?」の判断ステップ
S11に移行する。
【0029】判断ステップS11においては、マイコン
1は、温度センサ3の検出値dが、しきい値Dより基準
値αを減じた値以下であるか否かを判断する。判断ステ
ップS11において、検出値dがD−αを超えていて
「NO」と判断すると、判断ステップS10に移行し
て、第1実施例と同様に換気扇の自動運転時の停止中に
おける温度センサ3の断電時間は設定時間t2に設定さ
れる。
【0030】また、マイコン1は、判断ステップS11
において、検出値dがD−α以下であり「YES」と判
断すると、「t4経過?」の判断ステップS12に移行
する。判断ステップS12においては、温度センサ3の
断電時間は、設定時間t2よりも大なる設定時間t4
(例えば2分)に設定されて、その設定時間t4が経過
するまで待つ。これは、温度センサ3の検出値dは、D
−α以下であれば、しきい値Dとは基準値α以上の差が
あり、室内の温度が急激に変化しても、検出値dが短時
間(設定時間t2)の内にしきい値Dを超えることはな
いと予想されるので、断電時間をより長い設定時間t4
にしても問題ないからである。そして、ステップS12
において「YES」と判断すると、ステップS8に移行
して計時用のカウンタをゼロクリアする。
【0031】一方、判断ステップS5において「YE
S」と判断した場合は、第1実施例と同様にステップS
6に移行した後、「d≧D+α?」の判断ステップS1
3に移行する。判断ステップS13においては、マイコ
ン1は、温度センサ3の検出値dが、しきい値Dに基準
値αを加えた値以上であるか否かを判断する。判断ステ
ップS13において、検出値dがD+α未満であり「N
O」と判断すると、判断ステップS7に移行して、第1
実施例と同様に換気扇の運転中における温度センサ3の
断電時間は設定時間t3に設定される。
【0032】また、判断ステップS13において、検出
値dがD+α以上であり「YES」と判断すると、「t
5経過?」の判断ステップS14に移行する。判断ステ
ップS14においては、温度センサ3の断電時間は、設
定時間t3よりも大なる設定時間t5(例えば5分)に
設定されて、その設定時間t5が経過するまで待つ。こ
れは、温度センサ3の検出値dがD+α以上であれば、
換気扇を運転しても、検出値dが短時間(設定時間t
3)の内にしきい値Dを下回ることはないと予想される
ので、断電時間をより長い設定時間t5にしても問題な
いからである。そして、ステップS14において「YE
S」と判断すると、ステップS8に移行して計時用のカ
ウンタをゼロクリアする。
【0033】以上のように第2実施例によれば、マイコ
ン1は、換気扇の自動運転時の停止中において温度セン
サ3の検出値dを、しきい値Dから基準値αを減じた値
と比較して、d≦D−αであれば断電時間を設定時間t
2より大なる設定時間t4に設定し、また、換気扇の自
動運転時の運転中において、温度センサ3の検出値dを
しきい値Dに基準値αを加えた値と比較して、d≧D+
αであれば断電時間を設定時間t3より大なる設定時間
t5に設定するようにしたので、室内の温度がしきい値
Dの近傍にない場合は、温度センサ3に対する断電時間
をより長くすることにより、室内の温度の変化に対する
追従性を低下させること無く、温度センサ3をより長寿
命化することができ、また、より省電力化を図ることが
できる。図5は本発明の第3実施例を示すものであり、
図3と異なる部分のみ説明する。また、第3実施例の構
成は第1実施例と同様であり、以下、異なる作用につい
て説明する。マイコン1の制御内容のフローチャートを
示す図5においては、「計時開始」のステップS4か
ら、「Δdを演算」の処理ステップS15に移行する。
処理ステップS15においては、マイコン1は、ステッ
プS2で得た、温度センサ3の今回の検出値dと前回の
検出値d´との差をとって変化量Δdを得る。即ち、Δ
d=d−d´を演算する。そして、「dをd´に代入」
の処理ステップS16に移行する。
【0034】処理ステップS16においては、マイコン
1は、ステップS2で得た温度センサ3の今回の検出値
dを、次回のステップS15での演算に使用するため、
変数d´に代入して、マイコン1内部の図示しないRA
Mの所定領域に記憶させる。すると、ステップS5に移
行する。
【0035】そして、第2実施例における判断ステップ
S11は、「Δd≧β?」の判断ステップS17に置き
換っている。判断ステップS17においては、マイコン
1は、ステップS15で得た変化量Δdが、基準値β以
上であるか否かを判断する。判断ステップS17におい
て、変化量Δdが基準値β以上であり「YES」と判断
すると、ステップS10に移行して断電時間を設定時間
t2に設定する。また、判断ステップS17において、
変化量Δdが基準値β未満であり「NO」と判断する
と、ステップS12に移行して断電時間を設定時間t4
に設定し、その設定時間t4が経過するまで待つ。
【0036】これは、換気扇の停止中において、温度セ
ンサ3の検出値dの変化量Δdが基準値β未満であり室
内の温度が急激に変化していない場合は、検出値dが短
時間内にしきい値Dを超える可能性が低いので、温度セ
ンサ3に対する断電時間を長い設定時間t4に設定して
も問題ないからである。
【0037】また、第2実施例における判断ステップS
11は、「Δd≦−β?」の判断ステップS18に置き
換っている。判断ステップS18においては、マイコン
1は、ステップS15で得た変化量Δdが、設定値−β
以下であるか(負の方向に基準値β以上変化したか)否
かを判断する。判断ステップS18において、変化量Δ
dが設定値−β以下であり「YES」と判断すると、マ
イコン1は、ステップS7に移行して断電時間を設定時
間t3に設定し、設定時間t3が経過するまで待つ。ま
た、判断ステップS18において、変化量Δdが設定値
−β未満であり「NO」と判断すると、ステップS14
に移行して断電時間を設定時間t5に設定する。
【0038】これは、換気扇の運転中において、温度セ
ンサ3の検出値dの変化量Δdが負の方向に基準値β未
満であり室内の温度が急激に変化していない場合は、検
出値dが短時間内にしきい値Dを下回る可能性が低いの
で、温度センサ3に対する断電時間を長い設定時間t5
に設定しても問題ないからである。
【0039】以上のように第3実施例によれば、マイコ
ン1は、温度センサ3の今回の検出値dと前回の検出値
d´との差をとって変化量Δdを得て、換気扇の自動運
転時の停止中における変化量Δdが基準値β以上の場合
は温度センサ3に対する断電時間を短い設定時間t2に
設定し、変化量Δdが基準値β未満の場合は断電時間を
長い設定時間t4に設定するので、室内の温度の変化量
に応じて断電時間を適宜設定することにより、第2実施
例と同様の効果が得られる。
【0040】図6は本発明の第4実施例を示すものであ
り、図5と異なる部分のみ説明する。また、第4実施例
の構成は第1実施例と同様であり、以下、異なる作用に
ついて説明する。マイコン1の制御内容のフローチャー
トを示す図6においては、ステップS6及びS9の次
は、「|d−D|≧α?」の判断ステップS19に移行
する。
【0041】判断ステップS19においては、マイコン
1は、換気扇の自動運転時の運転中及び停止中における
温度センサ3の検出値dとしきい値Dとの差の絶対値が
基準値α以上であるか否かを判断する。判断ステップS
19において、|d−D|が基準値α未満であり「N
O」と判断すると、「|Δd|≧β?」の判断ステップ
S17′に移行する。そして、ステップS17′におい
て、ステップS15で得た変化量Δdの絶対値|Δd|
が基準値β以上であり「YES」と判断すると、「t8
経過?」の判断ステップS20に移行する。
【0042】判断ステップS20においては、マイコン
1は、温度センサ3に対する断電時間を設定時間t8
(例えば30秒)に設定して、その設定時間t8が経過
するまで待つ。この状態は、温度センサ3の検出値dが
しきい値Dの近傍で且つ変化量Δdが大きい場合であ
り、検出値dが短時間内にしきい値Dに達する変化を生
じることが予想されるので、断電時間を短く設定する。
その後はステップS8に移行する。
【0043】また、ステップS17′において、変化量
の絶対値|Δd|が基準値β未満であり「NO」と判断
すると、「t7経過?」の判断ステップS21に移行す
る。判断ステップS21においては、マイコン1は、温
度センサ3に対する断電時間を設定時間t7(例えば2
分)に設定して、その設定時間t7が経過するまで待
つ。この状態は、温度センサ3の検出値dがしきい値D
の近傍で且つ変化量Δdが小さい場合であり、ステップ
S20の場合に比較すれば検出値dがしきい値Dに達す
る変化を生じる可能性は低いので、断電時間を少し長め
に設定する。その後は、ステップS8に移行する。
【0044】一方、判断ステップS19において、前記
差|d−D|が基準値α以上であり「YES」と判断す
ると、「|Δd|≧β?」の判断ステップS18′に移
行する。そして、ステップS18′において、ステップ
S15で得た変化量の絶対値|Δd|が設定値β未満で
あり「NO」と判断すると、「t6経過?」の判断ステ
ップS22に移行する。
【0045】判断ステップS22においては、マイコン
1は、温度センサ3に対する断電時間を設定時間t6
(例えば5分)に設定して、その設定時間t6が経過す
るのを待つ。この状態は、温度センサ3の検出値dがし
きい値Dの近傍でなく且つ変化量Δdが小さい場合であ
り、短時間内に検出値dがしきい値Dに達する変化を生
じることはないと予想されるので、断電時間を長く設定
する。その後はステップS8に移行する。
【0046】また、ステップS18′において、|Δd
|が基準値β未満であり「YES」と判断すると、ステ
ップS21に移行する。この状態は、温度センサ3の検
出値dがしきい値Dの近傍でなく且つ変化量Δdが大き
い場合であり、断電時間は、ステップS17で「NO」
と判断した場合と同様に、設定時間t7(t6>t7>
t8)(例えば2分)に設定される。
【0047】以上のように第4実施例によれば、マイコ
ン1は、温度センサ3の検出値dとしきい値Dとの差が
基準値α以上であり且つ変化量Δdが基準値β未満の場
合は、温度センサ3に対する断電時間を長く設定し、検
出値dとしきい値Dとの差が基準値α未満であり且つ変
化量Δdが基準値β以上の場合は、温度センサ3に対す
る断電時間を短く設定するので、室内の温度変化に対す
る追従性をより高めることができる。
【0048】次に、本発明の第5実施例について、図7
を参照して異なる作用につき説明する。第1乃至第4実
施例においてマイコン1は、ステップS2で、温度セン
サ3に設定時間t1(0.5秒)の間通電して、その間
に複数回サンプリングした温度の平均を求めて検出値d
を得ているのに対し、第5実施例においては、換気扇の
自動運転時の少なくとも停止中に検出値dを得る場合
は、マイコン1は、通常は図7に示すように、温度セン
サ3に短い設定時間t9(例えば0.1秒)だけ通電し
て、その間でサンプリングした値によって平均を得て求
める。そして、今回最初にサンプリングした値d1と前
回の検出値d´との差をΔd1(=d1−d´)として
求めると、その差Δd1を基準値γと比較する。而し
て、Δd1≧γである場合は、その回の温度センサ3に
対する通電時間をt10(例えば0.5秒)に延ばし
て、平均を取るサンプル数を増やすようにする。
【0049】これは、差Δd1が大きい場合(≧γ)は
温度が急激に変化した場合であり、この温度の変化が突
発的,一時的な原因によるものか、ガスコンロなどの使
用によるものかを確認するためであり、温度センサ3に
対する通電時間を延ばし、サンプル数を増やして平均を
取る。差Δd1が小さい場合(<γ)は、通電時間を短
くしてサンプル数を減らしても問題はない。
【0050】以上のように第5実施例によれば、マイコ
ン1は、換気扇の自動運転時の停止中における温度セン
サ3に対する通電時間を通常は短くして、少ないサンプ
ル数から平均をとって検出値dを求め、今回最初にサン
プリングした値d1と前回の検出値d´との差Δd1が
基準値γ以上となった場合は、温度センサ3に対する通
電時間を長くして、平均をとるサンプル数を増やして検
出値dを得るようにしたので、温度の誤検出を防止する
と共に、通常状態での通電時間を減少させて温度センサ
3の寿命を一層長期化することができる。
【0051】次に、本発明の第6実施例について、図8
を参照して異なる作用につき説明する。例えば第1実施
例においてマイコン1は、換気扇の温度センサ3による
自動運転時の停止中においては温度センサ3に対する断
電時間を設定時間t2に設定しているが、ここで、使用
者が設定キー5によって、しきい値Dの設定を変更した
場合を考える。先ず、当初のしきい値Dの設定値がD0
であり、使用者が、図8に示す時点において、設定を
D0からD1に変更したとする。
【0052】すると、マイコン1は、前回の温度センサ
3の検出値d(参照)と変更された設定値D1との差
ΔD1(=D1−d)を求める。その差ΔD1が、基準
値δより大であれば(ΔD1>δ)、マイコン1は、温
度センサ3に対する断電時間を設定時間t2のままにす
る(参照)。
【0053】その後、使用者が、時点において、設定
をD1からD2に変更したとする。すると、マイコン1
は、前回の温度センサ3の検出値d(参照)と変更さ
れた設定値D2との差ΔD2(=D2−d)を求め、そ
の差ΔD2が、基準値δ以下であれば(ΔD2≦δ)、
設定時間t2が経過しておらずとも、その時点で直ちに
温度センサ3に通電を行って検出値dを得るようにす
る。
【0054】これは、使用者がしきい値Dの設定を低い
方に変更する場合は、使用者は、その時点から比較的短
時間内に、室内の温度が上昇する状態になることを予想
しており、それに伴って、換気扇の運転が開始されるこ
とを期待していると想定されるからである。
【0055】従って、温度センサ3に変更されたしきい
値Dと前回の検出値dとの差が基準値δ以内の場合は、
直ちに温度センサ3に通電を行って、その時点での室内
の温度を検出して、変更されたしきい値Dを超えている
場合は、換気扇の運転を開始させるようにする。また、
その時点で検出した温度が変更されたしきい値Dを超え
ていない場合は、以降の温度センサ3の断電時間は再び
設定時間t2とする。以上のように第6実施例によれ
ば、換気扇の自動運転時の停止中において、使用者が、
設定キー5によってしきい値Dの設定をD2に変更した
場合に、その変更されたしきい値D2と前回の温度セン
サ3の検出値dとの差が基準値δ以内であれば、断電時
間の設定時間t2が経過していなくとも、直ちに温度セ
ンサ3に対して通電を行うので、しきい値Dの設定の変
更に伴って実際に温度が上昇しつつある場合には、直ぐ
に換気扇の運転を開始させることができる。
【0056】次に、本発明の第7実施例について、図9
を参照して異なる作用につき説明する。第1実施例にお
いては、換気扇の自動運転時の停止中は温度センサ3に
対する断電時間は短い設定時間t2に設定され、自動運
転時の運転中は温度センサ3に対する断電時間は長い設
定時間t3に設定したが、第7実施例では、図9(a)
に示すように、換気扇の停止中は温度センサ3に対して
連続通電を行うようにする。
【0057】以上のように第7実施例によれば、第1実
施例に比して温度センサ3に対する通電時間は長くなる
が、それに代えて、自動運転時の停止中における温度の
変化に対する追従性をより向上させることができる。
【0058】本発明は、上記しかつ図面に記載した実施
例にのみ限定されるものではなく、次のような変形また
は拡張が可能である。設定時間t1乃至t10は、各実
施例において例示したものに限らず、各時間の大小関係
を維持する範囲で適宜変更して良い。第2または第3実
施例における設定時間t3及びt4は、t3>t4のよ
うに設定しても良い。第2または第3実施例におけるス
テップS7及びS12は、設定時間t3及びt4が等し
い場合は共通化しても良い。
【0059】第2実施例においては、ステップS13及
びS7を必要に応じて設ければ良く、削除した場合に
は、換気扇の運転中における温度センサ3の断電時間
は、常に設定時間t5に設定しても良い。これは、既に
運転状態にある換気扇を停止させる際の、温度変化に対
する追従性についての使用者の要求は、停止状態にある
換気扇を運転開始させる際の追従性に比べて厳しくない
からである。従って、換気扇の運転中における追従性を
若干低下させるが、温度センサ3の寿命をより長期化す
ることができる。また、上記と同様の理由によって、第
3実施例においても、ステップS18及びS7を削除し
ても良く、更に、第4実施例においても、ステップS1
8を削除しても良い。
【0060】第6実施例において、使用者によって変更
されたしきい値D2と前回の温度センサ3の検出値dと
の差が基準値δ以内であれば、直ちに温度センサ3に対
して通電を行うようにしたが、使用者によってしきい値
の設定が変更された場合は、その時点で、無条件で温度
センサ3に対して通電を行うようにしても良い。第6実
施例を第2乃至第4実施例に適用しても良い。センサ
は、温度センサ3に限らず、湿度センサ,ガス(水蒸
気)センサ,煙りセンサ,炎センサなどでも良い。ま
た、センサを適宜変更することによって、居間用や浴室
用換気扇に適用しても良い。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の換気扇の制御装置
によれば、制御手段は、センサに対して設定時間が経過
する毎に通電して検出動作を行わせ、換気扇のセンサに
よる自動運転時の停止中は設定時間を短く、自動運転時
の運転中は設定時間を長くするように制御するので、従
来技術に比して、センサの寿命を長期化させることがで
きると共に、省電力化を図ることができ、しかも、室内
の急激な空気の状態変化に対する追従性を極力良くする
ことができる。
【0062】請求項2記載の換気扇の制御装置によれ
ば、制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中におい
て、センサの検出値としきい値との差が基準値以上の場
合は、設定時間を長くするので、空気の状態変化に対す
る追従性を低下させること無く、センサの寿命をより長
期化することができる。
【0063】請求項3記載の換気扇の制御装置によれ
ば、制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中におい
て、センサの検出値の変化量が基準値以上の場合は設定
時間を長くするので、空気の状態の変化量に応じてセン
サの断電時間を変更できて、第2実施例と同様の効果が
得られる。
【0064】請求項4記載の換気扇の制御装置によれ
ば、制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中におい
て、センサの検出値としきい値との差が基準値以上で且
つセンサの検出値の変化量が基準値未満の場合は設定時
間を長くすると共に、センサの検出値としきい値との差
が基準値未満で且つセンサの検出値の変化量が基準値以
上の場合は設定時間を短くするので、空気の状態変化に
対する追従性をより高めることができる。
【0065】請求項5記載の換気扇の制御装置によれ
ば、制御手段は、自動運転時の停止中において、センサ
の検出値の変化量が基準値以上の場合は、センサに通電
する時間を長くするので、空気の状態変化の誤検出を防
止すると共に、通常状態での通電時間を減少させてセン
サの寿命を一層長期化することができる。
【0066】請求項6又は7記載の換気扇の制御装置に
よれば、制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中に
おいて、設定手段によってしきい値の設定が変更された
場合は、その変更されたしきい値と前回のセンサの検出
値との差が基準値未満であれば、設定時間が経過してい
なくとも又は直ちにセンサに通電を行なうので、空気の
状態が変化しつつある場合には、直ぐに換気扇の運転を
開始させることができる。
【0067】請求項8記載の換気扇の制御装置によれ
ば、制御手段は、センサに対する通電による検出動作
を、換気扇の自動運転時の停止中は連続的に行い、自動
運転時の運転中は設定時間が経過する毎に行なうように
制御するので、換気扇の停止中における室内の空気の状
態変化に対する追従性を、より一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すマイクロコンピュー
タの制御内容のフローチャート
【図2】タイミングチャート
【図3】電気的構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図8】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図9】本発明の第7実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
1はマイクロコンピュータ(制御手段)、3は温度セン
サ(センサ)、5は設定キー(設定手段)、9は制御装
置を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出値がしきい値を超えた場合に換気扇の
    運転を開始するように制御する制御手段とを備えた換気
    扇の制御装置において、 前記制御手段は、前記センサに対して設定時間が経過す
    る毎に通電して検出動作を行わせ、換気扇のセンサによ
    る自動運転時の停止中は前記設定時間を短く、自動運転
    時の運転中は前記設定時間を長くするように制御するこ
    とを特徴とする換気扇の制御装置。
  2. 【請求項2】 室内の空気の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出値がしきい値を超えた場合に換気扇の
    運転を開始するように制御する制御手段とを備えた換気
    扇の制御装置において、 前記制御手段は、前記センサに対して設定時間が経過す
    る毎に通電して検出動作を行わせ、換気扇のセンサによ
    る自動運転時の停止中は前記設定時間を短く、自動運転
    時の運転中は前記設定時間を長くするように制御すると
    共に、自動運転時の少なくとも停止中において、センサ
    の検出値としきい値との差が基準値以上の場合は、設定
    時間を長くすることを特徴とする換気扇の制御装置。
  3. 【請求項3】 室内の空気の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出値がしきい値を超えた場合に換気扇の
    運転を開始するように制御する制御手段とを備えた換気
    扇の制御装置において、 前記制御手段は、前記センサに対して設定時間が経過す
    る毎に通電して検出動作を行わせ、換気扇のセンサによ
    る自動運転時の停止中は前記設定時間を短く、自動運転
    時の運転中は前記設定時間を長くするように制御すると
    共に、自動運転時の少なくとも停止中において、センサ
    の検出値の変化量が基準値以上の場合は設定時間を長く
    することを特徴とする換気扇の制御装置。
  4. 【請求項4】 室内の空気の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出値がしきい値を超えた場合に換気扇の
    運転を開始するように制御する制御手段とを備えた換気
    扇の制御装置において、 前記制御手段は、前記センサに対して設定時間が経過す
    る毎に通電して検出動作を行わせ、自動運転時の少なく
    とも停止中において、センサの検出値としきい値との差
    が基準値以上で且つセンサの検出値の変化量が基準値未
    満の場合は設定時間を長くすると共に、センサの検出値
    としきい値との差が基準値未満で且つセンサの検出値の
    変化量が基準値以上の場合は設定時間を短くすることを
    特徴とする換気扇の制御装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、自動運転時の少なくとも停
    止中において、センサの検出値の変化量が基準値以上の
    場合は、センサに通電する時間を長くすることを特徴と
    する請求項1乃至4の何れかに記載の換気扇の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 しきい値を設定する設定手段を備え、 制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中において、
    前記設定手段によってしきい値の設定が変更された場合
    は、その変更されたしきい値と前回のセンサの検出値と
    の差が基準値未満であれば、設定時間が経過していなく
    ともセンサに通電を行なうことを特徴とする請求項1乃
    至4の何れかに記載の換気扇の制御装置。
  7. 【請求項7】 しきい値を設定する設定手段を備え、 制御手段は、自動運転時の少なくとも停止中において、
    前記設定手段によってしきい値の設定が変更された場合
    は、直ちにセンサに通電することを特徴とする請求項1
    乃至4の何れかに記載の換気扇の制御装置。
  8. 【請求項8】 室内の空気の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出値がしきい値を超えた場合に運転を開
    始するように制御する制御手段とを備えた換気扇の制御
    装置において、 前記制御手段は、前記センサに対する通電による検出動
    作を、換気扇の自動運転時の停止中は連続的に行い、自
    動運転時の運転中は設定時間が経過する毎に行うように
    制御することを特徴とする換気扇の制御装置。
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