JPH0979475A - 管遮断装置 - Google Patents
管遮断装置Info
- Publication number
- JPH0979475A JPH0979475A JP7237276A JP23727695A JPH0979475A JP H0979475 A JPH0979475 A JP H0979475A JP 7237276 A JP7237276 A JP 7237276A JP 23727695 A JP23727695 A JP 23727695A JP H0979475 A JPH0979475 A JP H0979475A
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- JP
- Japan
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- bolt
- nut
- plate
- tightening
- pipe
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/10—Means for stopping flow from or in pipes or hoses
- F16L55/12—Means for stopping flow from or in pipes or hoses by introducing into the pipe a member expandable in situ
- F16L55/128—Means for stopping flow from or in pipes or hoses by introducing into the pipe a member expandable in situ introduced axially into the pipe or hose
- F16L55/132—Means for stopping flow from or in pipes or hoses by introducing into the pipe a member expandable in situ introduced axially into the pipe or hose the closure device being a plug fixed by radially deforming the packing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管内の通路を確実に遮断することができる、
操作が容易な管遮断装置を提供する。 【解決手段】 管遮断装置２は、ほぼＶ字状の溝を形成
するように向き合わせて設けた、円錐状の締付け面８，
９を有する２枚の締付け板６，７と、この締付け板のＶ
字状溝に装着した変形可能な弾性リング１０と、両締付
け板の中央を貫通するボルト３と、このボルトにねじ込
んだナット４と、このナットを回転させるための手段５
とを備えている。一方の締付け板６をボルト３に固定
し、他方の締付け板７をボルト３に遊嵌し、ナット４を
回転することにより他方の締付け板７を一方の締付け板
６の方へ移動させることが可能である。
操作が容易な管遮断装置を提供する。 【解決手段】 管遮断装置２は、ほぼＶ字状の溝を形成
するように向き合わせて設けた、円錐状の締付け面８，
９を有する２枚の締付け板６，７と、この締付け板のＶ
字状溝に装着した変形可能な弾性リング１０と、両締付
け板の中央を貫通するボルト３と、このボルトにねじ込
んだナット４と、このナットを回転させるための手段５
とを備えている。一方の締付け板６をボルト３に固定
し、他方の締付け板７をボルト３に遊嵌し、ナット４を
回転することにより他方の締付け板７を一方の締付け板
６の方へ移動させることが可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水道管、下水道
管等のための管遮断装置に関する。
管等のための管遮断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上下水道管の配管工事の際あるいは水漏
れ検査の際には、予め管の一定区間を遮断する必要があ
る。従来は、布切れや新聞紙を丸めて栓を作り、これを
管に詰めて突かい棒で支えることにより、管内の通路の
遮断を行っていた。
れ検査の際には、予め管の一定区間を遮断する必要があ
る。従来は、布切れや新聞紙を丸めて栓を作り、これを
管に詰めて突かい棒で支えることにより、管内の通路の
遮断を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この方法は、布切れや
新聞紙を丸めて丸い栓を作るのが困難であるので、水が
漏れやすく、かつ水圧で栓が抜けやすいという欠点があ
る。そこで、本発明は、管内の通路を確実に遮断するこ
とができる、操作が容易な管遮断装置を提供することで
ある。
新聞紙を丸めて丸い栓を作るのが困難であるので、水が
漏れやすく、かつ水圧で栓が抜けやすいという欠点があ
る。そこで、本発明は、管内の通路を確実に遮断するこ
とができる、操作が容易な管遮断装置を提供することで
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による管遮断装置は、ほぼＶ字状の溝を形成
するように向き合わせて設けた、円錐状の締付け面を有
する２枚の締付け板と、この締付け板のＶ字状溝に装着
した変形可能な弾性リングと、両締付け板の中央を貫通
するボルトと、このボルトにねじ込んだナットと、この
ナットを回転させるための手段とを備え、一方の締付け
板をボルトに固定し、他方の締付け板をボルトに遊嵌
し、ナットを回転することにより他方の締付け板を一方
の締付け板の方へ移動させることあるいは、ほぼＶ字状
の溝を形成するように向き合わせて設けた、円錐状の締
付け面を有する２枚の締付け板と、この締付け板のＶ字
状溝に装着した変形可能な弾性リングと、両締付け板の
中央を貫通するボルトと、このボルトにねじ込んだナッ
トと、ボルトを回転させるための手段とを備え、一方の
締付け板をボルトに遊嵌し、他方の締付け板をナットに
固定し、ボルトを回転させることにより一方の締付け板
を他方の締付け板の方へ移動させることが可能であるこ
とを特徴とする。このナットまたはボルトを回転させる
ための手段は例えば、ナットまたはボルトに取付けられ
て斜め上方へ延びる２本の操作レバーでもよいし、ボル
トの中心軸線に対して偏心させてナットまたはボルトに
取付けたハンドルでもよいし、ナットまたはボルトを掴
んで回すスパナ、特にラチェット式スパナでもよい。
に、本発明による管遮断装置は、ほぼＶ字状の溝を形成
するように向き合わせて設けた、円錐状の締付け面を有
する２枚の締付け板と、この締付け板のＶ字状溝に装着
した変形可能な弾性リングと、両締付け板の中央を貫通
するボルトと、このボルトにねじ込んだナットと、この
ナットを回転させるための手段とを備え、一方の締付け
板をボルトに固定し、他方の締付け板をボルトに遊嵌
し、ナットを回転することにより他方の締付け板を一方
の締付け板の方へ移動させることあるいは、ほぼＶ字状
の溝を形成するように向き合わせて設けた、円錐状の締
付け面を有する２枚の締付け板と、この締付け板のＶ字
状溝に装着した変形可能な弾性リングと、両締付け板の
中央を貫通するボルトと、このボルトにねじ込んだナッ
トと、ボルトを回転させるための手段とを備え、一方の
締付け板をボルトに遊嵌し、他方の締付け板をナットに
固定し、ボルトを回転させることにより一方の締付け板
を他方の締付け板の方へ移動させることが可能であるこ
とを特徴とする。このナットまたはボルトを回転させる
ための手段は例えば、ナットまたはボルトに取付けられ
て斜め上方へ延びる２本の操作レバーでもよいし、ボル
トの中心軸線に対して偏心させてナットまたはボルトに
取付けたハンドルでもよいし、ナットまたはボルトを掴
んで回すスパナ、特にラチェット式スパナでもよい。
【０００５】本発明では、ナットまたはボルトを回転さ
せることにより、両締付け板が相対的に移動して相互に
接近するので、弾性リングが両締付け板の間で圧縮され
て変形する。この場合、締付け板の締付け面が円錐状に
形成されているので、弾性リングは直径を拡大するよう
に変形する。従って、弾性リングはその全周が管の内壁
に接触し、管内の通路を確実に遮断する。
せることにより、両締付け板が相対的に移動して相互に
接近するので、弾性リングが両締付け板の間で圧縮され
て変形する。この場合、締付け板の締付け面が円錐状に
形成されているので、弾性リングは直径を拡大するよう
に変形する。従って、弾性リングはその全周が管の内壁
に接触し、管内の通路を確実に遮断する。
【０００６】ナットと他方の締付け板の間あるいはボル
トと一方の締付け板の間に、スラスト軸受が設けられて
いることが望ましい。このスラスト軸受はナットまたは
ボルトを回転させるときに、ナットと他方の締付け板と
の摩擦あるいはボルトと一方の締付け板との摩擦を小さ
くし、ナットまたはボルトの回転を容易にする。更に、
ボルトとナットと一緒に回転しないようにするために、
ボルトまたはナットを保持するための手段を備えている
ことが望ましい。この保持手段は例えば、一方の締付け
板に取付けた、管の内壁に押しつけられる数本の突っ張
りばねでもよいし、ボルトの自由端に固定した把手でも
よいし、ボルトの自由端を掴むスパナでもよい。
トと一方の締付け板の間に、スラスト軸受が設けられて
いることが望ましい。このスラスト軸受はナットまたは
ボルトを回転させるときに、ナットと他方の締付け板と
の摩擦あるいはボルトと一方の締付け板との摩擦を小さ
くし、ナットまたはボルトの回転を容易にする。更に、
ボルトとナットと一緒に回転しないようにするために、
ボルトまたはナットを保持するための手段を備えている
ことが望ましい。この保持手段は例えば、一方の締付け
板に取付けた、管の内壁に押しつけられる数本の突っ張
りばねでもよいし、ボルトの自由端に固定した把手でも
よいし、ボルトの自由端を掴むスパナでもよい。
【０００７】更に、ボルトに軸方向の貫通穴を形成し、
この貫通穴内に、ばね付逆止弁を設けることが望まし
い。これにより、管内の圧力が一定以上になると、この
ばね付逆止弁が開放して圧力を逃がすことができる。
この貫通穴内に、ばね付逆止弁を設けることが望まし
い。これにより、管内の圧力が一定以上になると、この
ばね付逆止弁が開放して圧力を逃がすことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、図に基づいて、本発明の実
施の形態による管遮断装置を詳細に説明する。図１に
は、管１と、その中に装着された管遮断装置２の縦断面
が示してある。管１は例えば上水道用の塩化ビニール管
である。
施の形態による管遮断装置を詳細に説明する。図１に
は、管１と、その中に装着された管遮断装置２の縦断面
が示してある。管１は例えば上水道用の塩化ビニール管
である。
【０００９】管遮断装置２はその中央に水平なボルト３
を備えている。このボルト３にはナット４が螺合してい
る。ナット４には、斜めに延びる２本の操作レバー５が
取付けられている。この操作レバー５を両手で持つこと
により、管遮断装置２を取扱操作することができるだけ
でなく、ナット４を回転させることができる。ボルト３
は２枚の締付け板６，７の中央を貫通している。この両
締付け板６，７は円錐台の形をし、互いに向き合った円
錐状の締付け面８，９を有する。すなわち、両締付け板
６，７はその間にほぼＶ字状の溝を形成している。
を備えている。このボルト３にはナット４が螺合してい
る。ナット４には、斜めに延びる２本の操作レバー５が
取付けられている。この操作レバー５を両手で持つこと
により、管遮断装置２を取扱操作することができるだけ
でなく、ナット４を回転させることができる。ボルト３
は２枚の締付け板６，７の中央を貫通している。この両
締付け板６，７は円錐台の形をし、互いに向き合った円
錐状の締付け面８，９を有する。すなわち、両締付け板
６，７はその間にほぼＶ字状の溝を形成している。
【００１０】このＶ字状の溝内には例えばゴムからな
る、変形可能な弾性リング１０が装着されている。この
弾性リング１０は図示例では横断面が円形であるが、い
ろいろな形、例えば卵形、台形、三角形に形成すること
ができる。更に、リップシールのように形成することも
でき、また肉厚の中空に形成することができる。一方の
締付け板６は補強板１１を介してボルト３の頭１２に固
定されている。この場合、ボルトの頭１２に補強板１１
が溶接され、この補強板１１に一方の締付け板６が溶接
されている。他方の締付け板７はそれに溶接された補強
板１３と共に、摺動可能にボルト３に遊嵌している。
る、変形可能な弾性リング１０が装着されている。この
弾性リング１０は図示例では横断面が円形であるが、い
ろいろな形、例えば卵形、台形、三角形に形成すること
ができる。更に、リップシールのように形成することも
でき、また肉厚の中空に形成することができる。一方の
締付け板６は補強板１１を介してボルト３の頭１２に固
定されている。この場合、ボルトの頭１２に補強板１１
が溶接され、この補強板１１に一方の締付け板６が溶接
されている。他方の締付け板７はそれに溶接された補強
板１３と共に、摺動可能にボルト３に遊嵌している。
【００１１】他方の締付け板７には更に、３〜４本の突
張りばね１４が取付けられている。この突張りばね１４
はその外径が管１の内径よりも若干大きくなっているの
で、後述のように、ナット４を回転させるときに、ボル
ト３がナット４と共に回転しないようにする。補強板１
３とナット４の間には更に、スラスト軸受１５が設けら
れている。このスラスト軸受１５は、ナット４と補強板
１３の間の摩擦を小さくし、ナット４の回転を容易にす
る。
張りばね１４が取付けられている。この突張りばね１４
はその外径が管１の内径よりも若干大きくなっているの
で、後述のように、ナット４を回転させるときに、ボル
ト３がナット４と共に回転しないようにする。補強板１
３とナット４の間には更に、スラスト軸受１５が設けら
れている。このスラスト軸受１５は、ナット４と補強板
１３の間の摩擦を小さくし、ナット４の回転を容易にす
る。
【００１２】上記構造の管遮断装置２を使用するため
に、管遮断装置２を管１に挿入すると、突張りばね１４
が管１の内径よりも大きいので、圧縮変形されて管１の
内壁に押しつけられる。それによって、締付け板７、弾
性リング１０、締付け板６および補強板１０を介して、
ボルト３が摩擦的に保持され、管１内で回転しにくくな
る。
に、管遮断装置２を管１に挿入すると、突張りばね１４
が管１の内径よりも大きいので、圧縮変形されて管１の
内壁に押しつけられる。それによって、締付け板７、弾
性リング１０、締付け板６および補強板１０を介して、
ボルト３が摩擦的に保持され、管１内で回転しにくくな
る。
【００１３】この状態で、操作レバー５を操作してナッ
ト４を回転させると、前述のようにボルト３が突張りば
ね１４によって回転しにくくなっているので、ナット４
はボルト３上にねじ込まれる。それによって、ナット４
は、スラスト軸受１５と補強板１３を介して他方の締付
け板７を図１において左側へ摺動させ、締付け板６，７
の締付け面８，９の間で弾性リング１０を圧縮して変形
する。この場合、締付け面８，９が円錐形に形成されて
いるので、弾性リング１０は拡径するように変形し、そ
の外周全体が管１の内壁に接触するので、管１内の通路
が確実に遮断される。
ト４を回転させると、前述のようにボルト３が突張りば
ね１４によって回転しにくくなっているので、ナット４
はボルト３上にねじ込まれる。それによって、ナット４
は、スラスト軸受１５と補強板１３を介して他方の締付
け板７を図１において左側へ摺動させ、締付け板６，７
の締付け面８，９の間で弾性リング１０を圧縮して変形
する。この場合、締付け面８，９が円錐形に形成されて
いるので、弾性リング１０は拡径するように変形し、そ
の外周全体が管１の内壁に接触するので、管１内の通路
が確実に遮断される。
【００１４】管遮断装置２の取り外しは、ナット４を上
記と逆方向に回転させることによって簡単に行うことが
できる。すなわち、ナット４の逆回転により、弾性リン
グ１０の弾力性によって他方の締付け板７が図１におい
て右側へ移動し、弾性リング１０が元の形に戻るので、
管遮断装置２を管１から容易に引き抜くことができる。
記と逆方向に回転させることによって簡単に行うことが
できる。すなわち、ナット４の逆回転により、弾性リン
グ１０の弾力性によって他方の締付け板７が図１におい
て右側へ移動し、弾性リング１０が元の形に戻るので、
管遮断装置２を管１から容易に引き抜くことができる。
【００１５】上記の管遮断装置２の場合、ナット４と一
緒に回転しないようにボルト３を保持するための手段と
して、突張りばね１４を設けたが、その代わりに、図１
においてボルト３の右端に把手を取付けてもよい。この
把手を保持することにより、ボルト３の回転を防止する
ことができる。更に、ボルト３をスパナで掴んで保持し
てもよい。更に、突張りばね１４のような、ボルト３を
保持するための付加的な手段を設けないで、弾性リング
１０を管１の内壁に押しつけることにより、一方の締付
け板７と補強板１０を介してボルト３を保持してもよ
い。
緒に回転しないようにボルト３を保持するための手段と
して、突張りばね１４を設けたが、その代わりに、図１
においてボルト３の右端に把手を取付けてもよい。この
把手を保持することにより、ボルト３の回転を防止する
ことができる。更に、ボルト３をスパナで掴んで保持し
てもよい。更に、突張りばね１４のような、ボルト３を
保持するための付加的な手段を設けないで、弾性リング
１０を管１の内壁に押しつけることにより、一方の締付
け板７と補強板１０を介してボルト３を保持してもよ
い。
【００１６】更に、ナット４を回転させるための手段と
して、２本の操作レバー５の代わりに、ボルトの中心軸
線に対して偏心させてハンドルをナット４に取付けるこ
とができる。更に、ナット４を掴んで回すスパナ、特に
ラチェット式スパナでもよい。更に、ボルト３に軸方向
の貫通穴を形成し、この貫通穴内に、ばね付逆止弁を設
けてもよい。管１内の圧力が一定価を超えると、このば
ね付逆止弁が開放して圧力を逃がす。
して、２本の操作レバー５の代わりに、ボルトの中心軸
線に対して偏心させてハンドルをナット４に取付けるこ
とができる。更に、ナット４を掴んで回すスパナ、特に
ラチェット式スパナでもよい。更に、ボルト３に軸方向
の貫通穴を形成し、この貫通穴内に、ばね付逆止弁を設
けてもよい。管１内の圧力が一定価を超えると、このば
ね付逆止弁が開放して圧力を逃がす。
【００１７】更に、ボルト３とナット４を逆に配置する
ことができる。すなわち、一方の締付け板をボルトに遊
嵌し、他方の締付け板をナットに固定し、ボルトを回転
させることにより一方の締付け板を他方の締付け板の方
へ移動させるようにすることができる。この場合、ボル
トを回転させるための手段は、ナットを回転させる前記
手段と同様に例えば、ボルトに取付けられて斜め上方へ
延びる２本の操作レバーでもよいし、ボルトの中心軸線
に対して偏心させてボルトに取付けたハンドルでもよい
し、ボルトを掴んで回すスパナ、特にラチェット式スパ
ナでもよい。更に、ナットがボルトと一緒に回転しない
ようにするために、ナットを保持するための手段が設け
られる。この手段は、ボルトを保持する前記手段と同様
に、他方の締付け板に取付けられた、管の内壁に押しつ
けられる数本の突っ張りばねでもよいし、ナットの自由
端に固定された把手でもよいし、ナットを掴むスパナで
もよい。更に、スラスト軸受はボルトと一方の締付け板
の間に設けられる。
ことができる。すなわち、一方の締付け板をボルトに遊
嵌し、他方の締付け板をナットに固定し、ボルトを回転
させることにより一方の締付け板を他方の締付け板の方
へ移動させるようにすることができる。この場合、ボル
トを回転させるための手段は、ナットを回転させる前記
手段と同様に例えば、ボルトに取付けられて斜め上方へ
延びる２本の操作レバーでもよいし、ボルトの中心軸線
に対して偏心させてボルトに取付けたハンドルでもよい
し、ボルトを掴んで回すスパナ、特にラチェット式スパ
ナでもよい。更に、ナットがボルトと一緒に回転しない
ようにするために、ナットを保持するための手段が設け
られる。この手段は、ボルトを保持する前記手段と同様
に、他方の締付け板に取付けられた、管の内壁に押しつ
けられる数本の突っ張りばねでもよいし、ナットの自由
端に固定された把手でもよいし、ナットを掴むスパナで
もよい。更に、スラスト軸受はボルトと一方の締付け板
の間に設けられる。
【００１８】
【発明の効果】本発明の管遮断装置は、ナットまたはボ
ルトを回転させることにより、円錐状の締付け面を有す
る両締付け板がその間に挟持された弾性リングを圧縮
し、拡径するように変形させる。従って、弾性リングの
全周が管の内壁に接触し、管内の通路を確実に遮断する
ことができる。更に、ナットまたはボルトを回転させる
だけで、管遮断装置を着脱することができるので、着脱
が簡単である。
ルトを回転させることにより、円錐状の締付け面を有す
る両締付け板がその間に挟持された弾性リングを圧縮
し、拡径するように変形させる。従って、弾性リングの
全周が管の内壁に接触し、管内の通路を確実に遮断する
ことができる。更に、ナットまたはボルトを回転させる
だけで、管遮断装置を着脱することができるので、着脱
が簡単である。
【図１】本発明の管遮断装置を示す縦断面図である。
１ 管 ２ 管遮断装置 ３ ボルト ４ ナット ５ ナットを回転させるための手段（操作
レバー） ６，７ 締付け板 ８，９ 締付け面 １０ 弾性リング １４ ボルトを保持するための手段（突張り
ばね） １５ スラスト軸受
レバー） ６，７ 締付け板 ８，９ 締付け面 １０ 弾性リング １４ ボルトを保持するための手段（突張り
ばね） １５ スラスト軸受
Claims (5)
- 【請求項１】 ほぼＶ字状の溝を形成するように向き合
わせて設けた、円錐状の締付け面（８，９）を有する２
枚の締付け板（６，７）と、この締付け板のＶ字状溝に
装着した変形可能な弾性リング（１０）と、両締付け板
の中央を貫通するボルト（３）と、このボルトにねじ込
んだナット（４）と、このナットを回転させるための手
段（５）とを備え、 一方の締付け板（６）をボルト（３）に固定し、他方の
締付け板（７）をボルト（３）に遊嵌し、ナット（４）
を回転することにより他方の締付け板（７）を一方の締
付け板（６）の方へ移動させることが可能であることを
特徴とする管遮断装置。 - 【請求項２】 ほぼＶ字状の溝を形成するように向き合
わせて設けた、円錐状の締付け面を有する２枚の締付け
板と、この締付け板のＶ字状溝に装着した変形可能な弾
性リングと、両締付け板の中央を貫通するボルトと、こ
のボルトにねじ込んだナットと、ボルトを回転させるた
めの手段とを備え、 一方の締付け板をボルトに遊嵌し、他方の締付け板をナ
ットに固定し、ボルトを回転させることにより一方の締
付け板を他方の締付け板の方へ移動させることが可能で
あることを特徴とする管遮断装置。 - 【請求項３】 ナット（４）と他方の締付け板（７）の
間あるいはボルトと一方の締付け板の間に、スラスト軸
受（１５）を設けたことを特徴とする請求項１または２
記載の管遮断装置。 - 【請求項４】 ボルト（３）とナット（４）が一緒に回
転しないようにするために、ボルト（３）またはナット
を保持するための手段（１４）を備えていることを特徴
とする請求項１または２記載の管遮断装置。 - 【請求項５】 ボルトに軸方向の貫通穴を形成し、この
貫通穴内に、ばね付逆止弁を設けたことを特徴とする請
求項１または２記載の管遮断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7237276A JPH0979475A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 管遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7237276A JPH0979475A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 管遮断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979475A true JPH0979475A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17012997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7237276A Withdrawn JPH0979475A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 管遮断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0979475A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2399613A (en) * | 2003-03-20 | 2004-09-22 | Advanced Sewer Products Ltd | Expanding pipe stopper with anti-tilt member and cam |
| US7311120B2 (en) | 2003-03-20 | 2007-12-25 | Advanced Sewer Products Limited | Expandable pipe stopper |
| CN110094594A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 上海宝冶集团有限公司 | 用于管道试压的堵头 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7237276A patent/JPH0979475A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2399613A (en) * | 2003-03-20 | 2004-09-22 | Advanced Sewer Products Ltd | Expanding pipe stopper with anti-tilt member and cam |
| GB2399613B (en) * | 2003-03-20 | 2006-02-08 | Advanced Sewer Products Ltd | An improved expanding pipe stopper |
| US7311120B2 (en) | 2003-03-20 | 2007-12-25 | Advanced Sewer Products Limited | Expandable pipe stopper |
| CN110094594A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 上海宝冶集团有限公司 | 用于管道试压的堵头 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |