JPH0979137A - 斜板式コンプレッサ - Google Patents

斜板式コンプレッサ

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JPH0979137A
JPH0979137A JP7237088A JP23708895A JPH0979137A JP H0979137 A JPH0979137 A JP H0979137A JP 7237088 A JP7237088 A JP 7237088A JP 23708895 A JP23708895 A JP 23708895A JP H0979137 A JPH0979137 A JP H0979137A
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swash plate
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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0878Pistons

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便かつ安価にピストンの軽量化を達成し、
しかも、モーメントによる力がピストンにいかに作用し
ようともピストンの円滑な往復動を確保し得る「斜板式
コンプレッサ」を提供する。 【解決手段】 ピストン32の本体部32aに、駆動軸
の周方向を基準として、当該周方向に向かって開口する
窪み部39を形成する。このピストン32は鋳造により
形成するが、前記窪み部39は、中子を使用せず、か
つ、当該窪み部32が開口する方向に沿って離反自在な
型50を用いて形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式コンプレッ
サに用いられるピストンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置に使用される斜板
式コンプレッサには、駆動軸に対する斜板の傾斜角度が
一定とされた固定斜板式コンプレッサや、同傾斜角度が
可変とされた容量可変斜板式コンプレッサがある。
【0003】これら斜板式コンプレッサは、駆動軸と同
期回転される円板状の斜板を有し、駆動軸を回転させる
と、傾斜状態の斜板が、いわゆるみそすり回転運動して
シリンダ室内のピストンを往復動させるようにしたもの
である。
【0004】例えば、容量可変斜板式コンプレッサに
は、シューを介してピストンと斜板とを直接連結したも
のがある(特公昭64−1668号公報参照)。この直
結式の容量可変斜板式コンプレッサは、図5に示すよう
に、各ピストン22が、シリンダブロック12に形成さ
れたシリンダ室12a内を往復動するピストン本体部2
2aと、斜板43と係合する断面略U字形状を有する凹
所が形成されたピストン基端部22bとからなり、ピス
トン基端部22bの両側内面の対向する位置に形成され
た2つの球面凹部に略半球状のシュー23,23が配置
され、両シュー23,23により斜板43外周部の表裏
両平坦面が摺動自在に挟持され、駆動軸11の回転によ
る斜板43のみそすり運動がピストン22の往復運動に
変換されるようになっている。
【0005】ところで、コンプレッサの高性能化を図る
ために、ピストンの軽量化の要請が強く、そのため、図
5に示されるピストン22では、ピストン本体部22a
に中空部24を形成して、ピストン22の軽量化を図っ
ている。
【0006】また、図6に示すように、ピストン本体部
25aと基端部25bとを別体とし、ピストン本体部2
5aに中空部26を形成して、軽量化を図るようにした
ピストン25も提案されている(実開平4−10948
1号公報参照)。なお、図中符号「27」「28」は、
それぞれ、中空部26とシリンダ室12aとの間で呼吸
作用を行わせる第1貫通孔、中空部26とクランク室と
の間で呼吸作用を行わせる第2貫通孔を示している。
【0007】さらに、図7(A)〜(C)に示すよう
に、駆動軸11の径方向を基準として、当該径方向外方
に向かって開口する空洞部30をピストン本体部29a
に形成して、軽量化を図ったピストン29も提案されて
いる(特開平6−66253号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示されるピストン22では、中子を利用した鋳造により
前記中空部24を形成することになるが、中子を所定位
置に取り付けるという煩雑な作業を要するという欠点が
ある。
【0009】また、図6に示されるピストン25は、別
体となったピストン本体部25aと基端部25bとを溶
接などにより一体的に結合して製作する必要があり、溶
接という煩雑な作業を要するという欠点がある。
【0010】一方、図7(A)に示されるピストン29
は、スライド型ないし分割型を利用した鋳造により本体
部29aと基端部29bとを有するピストン29を一体
的に製作し得るので、上記2種類のピストン22,25
に比べて、比較的簡便かつ安価にピストン29の軽量化
を達成することができる。
【0011】しかしながら、空洞部30は、駆動軸の径
方向を基準として、当該径方向外方に向かって開口して
いるため、ピストン本体部29aの径方向外方の摺動面
の軸方向長さLが、径方向内方の摺動面の軸方向長さに
比べて短くなることに起因して、以下のような問題を招
来する。
【0012】つまり、図7(B)に示すように、圧縮工
程では、ピストン29は斜板43の押圧力による曲げモ
ーメントM1 を受けるので、このモーメントM1 による
力が図中a1 とa2 の箇所に作用する。この場合、a1
とa2 との間の軸方向距離は比較的長いことから、シリ
ンダ室12aの内周面にかじる程の力がピストン29に
作用することはない。
【0013】しかしながら、同図(C)に示すように、
吸入工程では、ピストン29の移動による慣性力が働い
てモーメントM2 を受け、さらに、ピストン本体部29
aとシリンダ室12aとの間のクリアランスが非常に小
さいので、モーメントM2 による力が図中b1 とb2 の
箇所に作用する。この場合、b1 とb2 との間の軸方向
距離が短いことから、シリンダ室12aの内周面にかじ
る程の力がピストン29に作用し、この結果、ピストン
29の円滑な往復動を確保できなくなる虞があった。
【0014】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、簡便かつ安価にピスト
ンの軽量化を達成し、しかも、モーメントによる力がピ
ストンにいかに作用しようともピストンの円滑な往復動
を確保し得る斜板式コンプレッサを提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、駆動軸を回転自在に支持すると共にピストンを往
復動自在に収容するシリンダ室が形成されたシリンダブ
ロックと、前記駆動軸の回転に伴って回転する斜板と、
を備え、前記ピストンの基端部に形成した凹所内に配置
したシューを介して前記斜板の外周部を摺動自在に挟持
し、駆動軸の回転により前記斜板を回転させてピストン
の本体部を前記シリンダ室内で往復動させる斜板式コン
プレッサにおいて、前記駆動軸の周方向を基準として、
当該周方向に向かって開口する窪み部を前記ピストン本
体部に形成したことを特徴とする斜板式コンプレッサで
ある。
【0016】このように構成した本発明によれば、駆動
軸の径方向を基準として、ピストン本体部の径方向外方
の摺動面の軸方向長さと、径方向内方の摺動面の軸方向
長さとを等しくかつ比較的長い寸法に設定できる。この
ため、圧縮工程や吸入工程で曲げモーメントによる力が
ピストンにいかに作用しようとも、シリンダ室の内周面
にかじる程の力がピストンに作用することはなく、ピス
トンは円滑に往復動することになる。
【0017】また、前記ピストンは鋳造により形成する
と共に、前記窪み部を中子を使用せず、かつ、当該窪み
部が開口する方向に沿って離反自在な型を用いて形成す
るのが好ましい。
【0018】このようにすれば、分割型を利用した鋳造
により本体部と基端部とを有するピストンを一体的に製
作し得るので、中子を利用した鋳造により一体的に製作
するピストンや、別体となったピストン本体部と基端部
とを溶接により一体的に結合して製作するピストンに比
べて、比較的簡便かつ安価にピストンの軽量化を達成で
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る斜板式コン
プレッサを図面に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態に係る容量可
変斜板式コンプレッサを示す概略断面図、図2は、図1
に示されるピストンを示す外観斜視図、図3(A)〜
(D)は、それぞれ、同ピストンの正面図、平面図、底
面図および左側面図、図4(A)〜(C)は、それぞ
れ、図3(A)の4A−4A線に沿う断面図、図3
(A)の4B−4B線に沿う断面図および図3(D)の
4C−4C線に沿う断面図であり、図5に示す部材と共
通する部材には同一符号を付している。
【0021】図1に示す本実施の形態の容量可変斜板式
コンプレッサ10は、駆動軸11を回転自在に支持する
と共にピストン32を往復動自在に収容するシリンダ室
12aが形成されたシリンダブロック12と、駆動軸1
1の回転に伴って回転する斜板43とを有している。そ
して、ピストン32の基端部32bに形成された凹所3
3内に配置したシュー23を介して斜板43の外周部を
摺動自在に挟持し、駆動軸11の回転により斜板43を
回転させてピストン32をシリンダ室12a内で往復動
させるようになっている。
【0022】さらに詳述すれば、シリンダブロック12
は、駆動軸11の周りに円周方向等間隔に複数個のシリ
ンダ室12aが形成されている。このシリンダブロック
12は、耐摩耗性のある材料、例えば、高シリコン材含
有アルミニウム合金をダイキャスト成形したものであ
り、潤滑油の保持に優れ、ピストン32を円滑に摺動し
得る。
【0023】シリンダブロック12の図中左手側には、
内部にクランク室13が形成されたフロントハウジング
14が設けられ、図中右手側には、内部に帰還冷媒が流
入する吸入室15や、圧縮された冷媒が導かれる吐出室
16が形成されたリヤーハウジング17がバルブシート
18を介して設けられ、図示しないボルトにより3者一
体的に連結されている。バルブシート18の両面には、
弁形成プレートがそれぞれ設けられ、吐出室16側に
は、吐出弁用のリテーナ49が取り付けられている。な
お、図中符号「47」および「48」は、バルブシート
18に形成した吸入口および吐出口を示している。
【0024】クランク室13内には、駆動軸11に対し
て傾斜角(駆動軸11の軸線に直交する面に対する傾斜
角をいう)が可変に斜板43が設けられ、この斜板43
にピストン32が半球状のシュー23,23を介して連
結されている。
【0025】駆動軸11の図中左側部位は、フロントハ
ウジング14に軸受40を介して支持され、軸受40の
内方には駆動軸11により回転される回転駆動部材41
が設けられている。この回転駆動部材41の内端側には
軸線方向摺動可能に嵌挿されたスリーブ42が設けら
れ、このスリーブ42の外周面は、球状とされ、この球
状外面には揺動可能に斜板43が当接している。斜板4
3側からは、支持リンク44が突設され、回転駆動部材
41に形成された長孔45とピン部材46とにより連結
され、回転駆動部材41の回転によって斜板43が回転
されるようになっている。したがって、この斜板43
は、スリーブ42の軸方向移動に伴ってピン部材46を
支点として傾斜角が調節されるようになっている。
【0026】この容量可変斜板式コンプレッサ10に
は、吸入室15とクランク室13とを連通する連通路R
を開閉する公知のコントロールバルブCv が設けられ、
吸入室15に帰還する冷媒の吸込圧に応じてクランク室
13内の圧力を調整して斜板43の角度を変化させて、
吐出される冷媒量を調節し、コンプレッサ10の吸入圧
が一定になるようにコントロールしている。
【0027】ピストンは、図2〜図4にも示すように、
シリンダ室12a内を往復動するピストン本体部32a
と、斜板43の外周部がシュー23,23を介して連結
されるピストン基端部32bと、前記ピストン本体部3
2aに軸部34を介して連結されたピストン頭部32c
とを有する。
【0028】ピストン基端部32bには、断面略U字形
状を有する凹所33が形成され、さらに、ピストン基端
部32bの両側内面には、シュー23,23を支持する
球面凹部35が設けられている。この球面凹部35に配
置したシュー23,23の平面部が斜板43の表裏両平
坦面に接触し、斜板43の外周部を摺動自在に挟持して
いる。
【0029】ピストン32が往復動する場合、斜板43
の外縁平担部は、ピストン32の圧縮反力が作用してい
る状態で両シュー23,23間を高速で移動することに
なるので、ピストン32がピストン軸の回りで回転しよ
うとする力が作用する。このような回転を規制しピスト
ン32を円滑に往復運動させるために、回り止め部材3
6がピストン基端部32bに設けられている。この回り
止め部材36bは、図3(D)に示すように、ピストン
基端部32bの径方向外方位置に形成された略円弧状の
ブロックから構成されている。
【0030】ピストン頭部32cには、ピストンリング
を取り付けるための管状溝37を形成してある。なお、
ピストン頭部32cとピストン本体部32aとを一体化
させてもよいが、ピストン32のさらなる軽量化を図る
ためにも、図示する実施の形態のように、ピストン本体
部32aおよびピストン頭部32cの各軸方向長さを必
要最小限の寸法とし、所要のピストン全長に合わせてピ
ストン本体部32aとピストン頭部32cとの間に隙間
Sを介在させるのが好ましい。
【0031】ピストン本体部32aには、ピストン32
の軽量化を図るため、ピストン基端部32bの強度を維
持する軸部38を残して窪み部39を形成してある。特
に、この窪み部39は、駆動軸11の周方向を基準とし
て、当該周方向に向かって開口する開口部51を有す
る。これにより、図4(B)に示すように、各ピストン
32の本体部32aには、駆動軸11の径方向を基準と
して、当該径方向外方位置および径方向内方位置のそれ
ぞれに、シリンダ室12a内面と摺動する摺動面52
a,52bが形成される。
【0032】窪み部39の前端側(フロントハウジング
14側)はクランク室13に向けて開放しており、クラ
ンク室13から、潤滑油が、窪み部39および開口部5
1を通ってシリンダ室12aに供給される。
【0033】また、窪み部39の後端側(リヤーハウジ
ング17側)は円盤状の壁部53となっている。この円
盤状壁部53には、駆動軸11の周方向を基準として、
当該周方向位置のそれぞれに、切り欠き54が形成され
ている。この切り欠き54を通って、ピストン本体部3
2aとピストン頭部32cとの間の隙間Sにも潤滑油が
供給される。
【0034】当該ピストン32は、アルミニウム合金か
らなり、鋳造により形成されるが、窪み部39を中子を
使用せず、かつ、当該窪み部39が開口する方向に沿っ
て離反自在な2分割された型50(図4(B)参照)を
用いて形成してある。
【0035】このように構成されるピストン32によれ
ば、分割型50を利用した鋳造により一体的に製作し得
るので、中子を利用した鋳造により一体的に製作した図
5に示したピストン22や、別体となったピストン本体
部25aと基端部25bとを溶接により一体的に結合し
て製作した図6に示したピストン25に比べて、比較的
簡便かつ安価にピストン32の軽量化を達成することが
できる。
【0036】しかも、図4(C)に示すように、ピスト
ン本体部32aの径方向外方の摺動面52aの軸方向長
さL1 と、径方向内方の摺動面52bの軸方向長さL2
とが等しいので、圧縮工程や吸入工程でピストン32が
曲げモーメントを受けて、モーメントによる力が図中c
1 とc2 (またはd1 とd2 )の箇所に作用しようと
も、c1 とc2 との間(またはd1 とd2 との間)の軸
方向距離は比較的長いことから、シリンダ室12aの内
周面にかじる程の力がピストン32に作用することはな
く、ピストン32の円滑な往復動を確保できる。
【0037】なお、本発明は、図示した容量可変斜板式
コンプレッサのみでなく、固定斜板式のコンプレッサに
も適用でき、また、片頭ピストンに限定されず、両頭ピ
ストンとすることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、駆動軸の周方向を基準として、当該周
方向に向かって開口する窪み部をピストン本体部に形成
したので、駆動軸の径方向を基準として、ピストン本体
部の径方向外方の摺動面の軸方向長さと、径方向内方の
摺動面の軸方向長さとを等しくかつ比較的長い寸法に設
定でき、圧縮工程や吸入工程で曲げモーメントによる力
がピストンにいかに作用しようとも、シリンダ室の内周
面にかじる程の力がピストンに作用することはなく、ピ
ストンの円滑な往復動を確保することができるという効
果を奏する。
【0039】また、請求項2に記載の本発明によれば、
分割型を利用した鋳造により本体部と基端部とを有する
ピストンを一体的に製作し得るので、中子を利用した鋳
造により一体的に製作するピストンや、別体となったピ
ストン本体部と基端部とを溶接により一体的に結合して
製作するピストンに比べて、比較的簡便かつ安価にピス
トンの軽量化を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る容量可変斜板式コ
ンプレッサを示す概略断面図である。
【図2】 図1に示されるピストンを示す外観斜視図で
ある。
【図3】 図3(A)〜(D)は、それぞれ、同ピスト
ンの正面図、平面図、底面図および左側面図である。
【図4】 図4(A)〜(C)は、それぞれ、図3
(A)の4A−4A線に沿う断面図、図3(A)の4B
−4B線に沿う断面図および図3(D)の4C−4C線
に沿う断面図である。
【図5】 従来の一般的な容量可変斜板式コンプレッサ
を示す概略断面図である。
【図6】 従来のピストンを示す断面図である。
【図7】 図7(A)は、従来のさらに他のピストンを
示す斜視図、同図(B)および(C)は、同図(A)に
示すピストンにおける不具合の説明に供する断面図であ
る。
【符号の説明】
11…駆動軸 12…シリンダブロック 12a…シリンダ室 23…シュー 32…ピストン 32a…ピストン本体部 32b…ピストン基端部 33…凹所 39…窪み部 43…斜板 50…型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸(11)を回転自在に支持すると
    共にピストン(32)を往復動自在に収容するシリンダ
    室(12a)が形成されたシリンダブロック(12)
    と、 前記駆動軸(11)の回転に伴って回転する斜板(4
    3)と、を備え、 前記ピストン(32)の基端部(32a)に形成した凹
    所(33)内に配置したシュー(23)を介して前記斜
    板(43)の外周部を摺動自在に挟持し、駆動軸(1
    1)の回転により前記斜板(43)を回転させてピスト
    ン(32)の本体部(32a)を前記シリンダ室(12
    a)内で往復動させる斜板式コンプレッサにおいて、 前記駆動軸(11)の周方向を基準として、当該周方向
    に向かって開口する窪み部(39)を前記ピストン本体
    部(32a)に形成したことを特徴とする斜板式コンプ
    レッサ。
  2. 【請求項2】 前記ピストン(32)は鋳造により形成
    すると共に、前記窪み部(39)を中子を使用せず、か
    つ、当該窪み部(32)が開口する方向に沿って離反自
    在な型(50)を用いて形成することを特徴とする請求
    項1記載の斜板式コンプレッサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6412171B1 (en) 1999-09-21 2002-07-02 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Swash plate type compressor piston wherein inner bottom surface of hollow head section has 3-dimensional configuration nonaxisymmetric with respect to its centerline
KR100558701B1 (ko) * 1999-03-31 2006-03-10 한라공조주식회사 용량가변형 사판식 압축기용 피스톤
WO2016052319A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 株式会社ヴァレオジャパン 斜板式圧縮機用ピストン

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JP2016070168A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社ヴァレオジャパン 斜板式圧縮機用ピストン

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