JPH0978362A - カレンダローラ装置 - Google Patents

カレンダローラ装置

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Publication number
JPH0978362A
JPH0978362A JP25932795A JP25932795A JPH0978362A JP H0978362 A JPH0978362 A JP H0978362A JP 25932795 A JP25932795 A JP 25932795A JP 25932795 A JP25932795 A JP 25932795A JP H0978362 A JPH0978362 A JP H0978362A
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JP
Japan
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roller
calendar
calender
calendar roller
lap
Prior art date
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Pending
Application number
JP25932795A
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English (en)
Inventor
Hironori Yasuda
裕典 安田
Osamu Terao
治 寺尾
Shunji Ito
俊司 伊藤
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0978362A publication Critical patent/JPH0978362A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カレンダローラ装置の構成を簡易なものとす
ることである。 【構成】 ラップ形成機における一対のラップドラムの
上流側のラップドラム3に接近配設したボトムカレンダ
ローラ7の外周に、複数のトップカレンダローラ8〜1
0を放射状に圧接配置する。夫々のトップカレンダロー
ラ軸11を支持プレート12の案内溝12aに嵌合し、
トップカレンダローラ軸11の両端部にベルト20を巻
き付け、このベルト20に流体圧シリンダ23aを取付
けて、トップカレンダローラ8〜10を加圧する。ま
た、流体圧シリンダ23aには検出手段26、圧力比例
制御弁31等が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はラップ形成機にお
いてフリースを加圧するカレンダローラ装置に関し、特
に複数のトップカレンダローラを張力を与えた可撓性巻
掛部材(ベルト、チェーン、ロープ等)により加圧する
カレンダローラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すようにラップ形成機に
は一対のラップドラム2,3が同方向に回動駆動され、
ラップドラム2,3間に載せられたラップボビン4の外
周にカレンダローラ装置6で加圧されて送られてくるフ
リース5が巻取られるようになっている。カレンダロー
ラ装置6は一対のラップドラム2,3の上流側に接近配
設してあり、ボトムカレンダローラ7の外周に、トップ
カレンダローラ8〜10を放射状に配置してある。図8
に示すように従来のトップカレンダローラ8〜10はそ
のローラ軸両端が夫々ベアリングハウジング28に軸支
されていて、フレームに対して各ベアリングハウジング
28が夫々ボトムカレンダローラ7に向けて移動自在と
なっており、各ベアリングハウジング28は、フレーム
と一体のブラケット19に移動自在に支持されている。
押圧ロッド23gと、この押圧ロッド23gをカレンダ
ローラ7方向へ付勢する付勢ばね23hからなる加圧手
段23により加圧され、各トップカレンダローラ8〜1
0はボトムカレンダローラ7に圧接するようになってい
る。また、夫々の押圧ロッド23dの後端側にはトップ
カレンダローラ8〜10の変位を検出する検出手段26
を設けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記によれば、各トッ
プカレンダローラを軸支する両側のベアリングハウジン
グにトップカレンダローラをボトムカレンダローラに圧
接するための加圧手段が1つづつ設けられており、そし
て、各加圧手段の押圧ロッドの後端にはトップカレンダ
ローラの変位を検出する検出手段が夫々設けられている
ので、前記図8の場合では加圧手段も検出手段も1本の
トップカレンダローラに対して1組づつ、計3組づつを
必要とし、構成部品点数が多く複雑な構成となる問題が
あった。本願の課題は、複数のトップカレンダローラに
夫々設けられていた加圧手段の数を減らし、また変位を
検出する検出手段も減らしてカレンダローラ装置の構成
を簡易なものとすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点を
解決するために、ラップ形成機における一対のラップド
ラムの上流側に接近配設したボトムカレンダローラの外
周に、複数のトップカレンダローラを放射状に圧接配置
したカレンダローラ装置において、夫々のトップカレン
ダローラ軸またはトップカレンダローラを軸支するベア
リングハウジングに可撓性巻掛部材を必要角度で巻き付
け、この可撓性巻掛部材に張力を与えてトップカレンダ
ローラを加圧する加圧手段を備えていることを特徴とす
る。また、可撓性巻掛部材とフレーム間または加圧手段
にトップカレンダローラの変位を検出する検出手段を設
け、異常時にはラップ形成機を停台させるようにしたこ
とを特徴とする。また、加圧手段は加圧力可変であるこ
とを特徴とする。また、加圧手段は流体圧シリンダであ
ることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】ラップ形成機における一対のラッ
プドラムの上流側に接近配設したボトムカレンダローラ
の外周に、複数のトップカレンダローラを放射状に圧接
配置し、夫々のトップカレンダローラ軸にベルト、チェ
ーン等の可撓性巻掛部材を必要角度で巻き付け、この可
撓性巻掛部材に張力を与えてトップカレンダローラを加
圧する加圧手段を備えている。この加圧手段は流体圧シ
リンダであり、シリンダにより供給する流体圧を制御す
ることで加圧力可変に構成されている。また、加圧手段
には、トップカレンダローラの変位を検出する検出手段
を設けてあり、異常時にはラップ形成機を停台させるよ
うに構成してある。または、可撓性巻掛部材をトップカ
レンダローラを軸支するベアリングハウジングに必要角
度で巻き付け、トップカレンダローラに加圧を与えるよ
うになっている。また、検出手段が可撓性巻掛部材に設
けてある。
【0006】
【実施例】次に本願のカレンダローラ装置6の実施例に
ついて図により説明する。図1にラップ成形機のラップ
巻取部1を示す。一対のラップドラム2,3が同方向に
回動駆動され、ラップドラム2,3間に載置、加圧され
たラップボビン4の外周にカレンダローラ装置6から送
られてくるフリース5が巻取られる。
【0007】カレンダローラ装置6は、フリース5の流
れの上流側ラップドラム3の上方位置にボトムカレンダ
ローラ7が接近配置してあリ、ボトムカレンダローラ7
の外周にはボトムカレンダローラ7よりも小径のトップ
カレンダローラ8〜10が放射状に配置してある。図
2,3に示すようにボトムカレンダローラ7は夫々のト
ップカレンダローラ8〜10のトップカレンダローラ軸
11の両端を支持する両側の支持プレート(フレーム2
4に一体固着)12に軸受13を内蔵したブラケット1
4によって回動自在に支持してある。ボトムカレンダロ
ーラ7の図3の左の軸部15aには歯付プーリ16がキ
ー連結してある。歯付プーリ16は主モータ(図示な
し)により回転される歯付ベルト17と噛み合ってい
る。
【0008】前記各トップカレンダローラ8〜10は図
3に示すように軸受18を内蔵し、両側の支持プレート
12の案内溝12aにその両端が摺動可能に嵌合されボ
トムカレンダローラ7に向けて移動自在としたトップカ
レンダローラ軸11に回動自在に支持してある。トップ
カレンダローラ軸11の左右の軸部11a,11bには
可撓性巻掛部材として例示するベルト(平ベルト)20
が必要角度で巻き付けてある。ベルト20の一端は支持
プレート12に取付部材21で取付けられており、途中
でフレーム24に回転自在に支持されたプーリ22を巻
回して他端は加圧手段23である流体圧シリンダ23a
に連結してある。この流体圧シリンダ23aによってベ
ルト20に張力を与え、また、張力を開放することで対
応するトップカレンダローラ8〜10の夫々がボトムカ
レンダローラ7の外周に圧接、加圧除去され、各トップ
カレンダローラ8〜10はボトムカレンダローラ7の回
転に従動して回転するようになっている。
【0009】前記流体圧シリンダ23aはラップ形成機
のフレーム24の下方にブラケット25を介して取付け
られていて、この流体圧シリンダ(ここではエアシリン
ダ)23aには電磁方向切換弁30、電子制御の圧力比
例制御弁31を介して圧空源32に配管接続してあり、
また、流体圧シリンダ23aにはトップカレンダローラ
8〜10の変位を検出する検出手段26(リードスイッ
チ)を取付けてあり、この検出手段26はシリンダ23
のピストン23bに一体に設けられている磁石を検知し
てON,OFFし、ピストン23bが適正な加圧位置に
あるかどうかを検出することで、カレンダローラ8〜1
0にフリース5が巻き付いてトップカレンダローラ8〜
10の位置が外方へ変位したり、ベルトが切れたりした
時のトップカレンダローラ8〜10の圧接異常を検出す
るようになっている。この検出手段26は制御手段33
に連結され、機台運転中に検出手段26でフリースの巻
き付きやベルトの切断が検出された場合には検出された
異常信号は制御手段33へ送られ、その異常信号に基ず
く制御手段33からの指令によりラップ形成機を駆動し
ているモータMを停止するようになっている。また、ト
ップカレンダローラ8〜10に加圧をすることを忘れた
場合にも、ピストン23bの位置が適正位置になく加圧
異常であるので、起動時に異常信号があるときには制御
手段33によりラップ形成機は起動されないようになっ
ている。また、制御手段33は圧力比例電磁弁31によ
り流体圧シリンダ23aへ供給する流体圧を調整し、フ
リース5の厚みを調整するためや繊維の種類によってカ
レンダローラ装置6の加圧力を調整するようになってい
る。
【0010】このような構成によれば、各トップカレン
ダローラ8〜10の左右の軸部11a,11bにベルト
20を巻き付け、検出手段26を有する流体圧シリンダ
23aにベルト20の端部を連結したので各トップカレ
ンダローラ8〜10に加圧手段23と検出手段26とを
夫々設ける必要がなくなり、構成が簡易なものになる。
また、加圧手段23に流体圧シリンダ23aを用いてお
り、流体圧シリンダ23aはの圧力を圧力比例電磁弁3
1で調整しているので、フリース5の厚みや繊維の種類
により各トップカレンダローラ8〜10の加圧力を調整
可能である。また、トップカレンダローラ8〜10の加
圧、加圧除去が容易に行なえて、フリース5の巻き付き
時にはカレンダローラ装置6の加圧除去により、巻き付
いたフリース5を容易に取り除ける。トップカレンダロ
ーラ8〜10へのフリース5の巻き付き時やベルト20
切断時には、流体圧シリンダ23aのピストン23bが
適正位置から移動し、検出手段26がこれを検出して信
号を制御手段33に送り、制御手段33によりモータM
を停止させることができる。
【0011】次に他の実施例として図4〜7に示すもの
がある。前記実施例と同一の符号は同一の構成であるの
で説明を省略する。図4に示すカレンダローラ装置6は
ボトムカレンダローラ7の左右の軸部15a,15bに
夫々歯付プーリ16と出力歯車27がキー連結してあ
る。歯付プーリ16は主モータ(図示なし)により回転
駆動される歯付ベルト17と噛み合っている。このボト
ムカレンダローラ7の外周にはトップカレンダローラ8
〜10が放射状に配置してある。各トップカレンダロー
ラ8〜10は図4に示すように、両側のフレーム19に
ボトムカレンダローラ7に向けて移動自在としたベアリ
ングハウジング28に回動自在に軸支してある。各ベア
リングハウジング28外周にはベルト20が所定角度巻
き付けられ、ベルト20の端部は流体圧シリンダ23a
に連結されており、この流体圧シリンダ23aによって
トップカレンダローラ8〜10の夫々がボトムカレンダ
ローラ7の外周に圧接される。また、各トップカレンダ
ローラ8〜10は従動歯車29とキー連結してあり、夫
々前記出力歯車27と噛み合っている。
【0012】図5に示すカレンダローラ装置6では、ベ
ルト20にスイッチドッグ26aが設けられ、フレーム
24にリードスイッチ26bが取付けられて検出手段2
6を構成し、ベルト20の端部に加圧手段23として、
圧縮ばね23cにより下方へ付勢されている引張りロッ
ド23dが取付けられていて、引張ロッド23dの下端
には圧縮ばねのばね力を調節するための圧力調節ねじ2
3eが螺合されてトップカレンダローラ8〜10の加圧
力を調節可能に構成してあり、圧縮ばね23cのばね力
によりベルト20に張力を与えてトップカレンダローラ
8〜10をボトムカレンダローラ7に圧接している。図
6に示すカレンダローラ装置6では加圧手段23として
ウエート23fをベルト20の端部に取付けてトップカ
レンダローラ8〜10の加圧力を調節可能にしてある。
図7に示すカレンダローラ装置6では、トップカレンダ
ローラ8〜10のトップカレンダローラ軸11の左右の
軸部11a,11bにチェーンスプロケット20aを設
け、一端を支持プレート12に固着した可撓性巻掛部材
としてのチェーン20bを巻掛け、チェーン20bの他
端を加圧手段23に連結してある。勿論、チェーン、ベ
ルトに代えてロープ、歯付きベルトを可撓性巻掛部材と
して使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、夫々のト
ップカレンダローラ軸またはトップカレンダローラを軸
支するベアリングハウジングに可撓性巻掛部材を巻き付
け、この可撓性巻掛部材に張力を与えてトップカレンダ
ローラを加圧する加圧手段を備えたので、各トップカレ
ンダローラの軸部に加圧手段を夫々設ける必要がなくな
り、左右1組の加圧手段になり構成が簡易なものにな
る。また、可撓性巻掛部材とフレーム間または加圧手段
に検出手段を設けたので、左右1つとなり、検出手段の
数が減少する。また、加圧手段をトップカレンダローラ
への加圧力を調節可能に構成したので、フリースの厚み
や繊維の種類により加圧力が調整できる。また、加圧手
段は流体圧シリンダであるので、トップカレンダローラ
の加圧、加圧除去が容易に行なえ、フリースがローラに
巻き付いたときには、トップカレンダローラの加圧を除
去して容易に巻き付いたフリースを取り除ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラップ巻取部の側面図である。
【図2】図3のIII-III線断面拡大図である。
【図3】トップ、ボトムカレンダローラの圧接状態を示
す断面図である。
【図4】他の実施例である。
【図5】他の実施例である。
【図6】他の実施例である。
【図7】他の実施例である。
【図8】従来のカレンダロール装置の側面図である。
【符号の説明】
2,3 ラップドラム 6 カレンダローラ装置 7
ボトムカレンダローラ 8〜10 トップカレンダローラ 11 トップカレン
ダローラ軸 20 可撓性巻掛部材 23 加圧手段 23a 流体
圧シリンダ 26 検出手段 28 ベアリングハウジング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラップ形成機における一対のラップドラ
    ムの上流側に接近配設したボトムカレンダローラの外周
    に、複数のトップカレンダローラを放射状に圧接配置し
    たカレンダローラ装置において、夫々のトップカレンダ
    ローラ軸またはトップカレンダローラを軸支するベアリ
    ングハウジングに可撓性巻掛部材を必要角度で巻き付
    け、この可撓性巻掛部材に張力を与えてトップカレンダ
    ローラを加圧する加圧手段を備えていることを特徴とす
    るカレンダローラ装置。
  2. 【請求項2】 可撓性巻掛部材とフレーム間または加圧
    手段にトップカレンダローラの変位を検出する検出手段
    を設け、異常時にはラップ形成機を停台させるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のカレンダローラ加圧
    装置。
  3. 【請求項3】 加圧手段は加圧力可変であることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のカレンダローラ装
    置。
  4. 【請求項4】 加圧手段は流体圧シリンダであることを
    特徴とする請求項3記載のカレンダローラ装置。
JP25932795A 1995-09-11 1995-09-11 カレンダローラ装置 Pending JPH0978362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25932795A JPH0978362A (ja) 1995-09-11 1995-09-11 カレンダローラ装置

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JP25932795A JPH0978362A (ja) 1995-09-11 1995-09-11 カレンダローラ装置

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JPH0978362A true JPH0978362A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17332557

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25932795A Pending JPH0978362A (ja) 1995-09-11 1995-09-11 カレンダローラ装置

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JP (1) JPH0978362A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102176952A (zh) * 2009-09-08 2011-09-07 国立大学法人大阪大学 凝聚沉淀处理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102176952A (zh) * 2009-09-08 2011-09-07 国立大学法人大阪大学 凝聚沉淀处理方法

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