JPH0977907A - 合成樹脂組成物 - Google Patents
合成樹脂組成物Info
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- JPH0977907A JPH0977907A JP23637995A JP23637995A JPH0977907A JP H0977907 A JPH0977907 A JP H0977907A JP 23637995 A JP23637995 A JP 23637995A JP 23637995 A JP23637995 A JP 23637995A JP H0977907 A JPH0977907 A JP H0977907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種合成樹脂成形品、合成繊維等の原料とし
て用いられる脱臭、抗菌効果を有する新規な合成樹脂組
成物を提供すること。 【解決手段】 ポリエステル系樹脂５０〜９５重量％
と、竹を通常の製炭法で炭化させ、これを粉砕した平均
粒径０．１〜１００μｍの竹炭の微粉末５〜５０重量％
とを混合してマスターバッチを作製し、このマスターバ
ッチ１０〜４０重量％とポリエステル系樹脂６０〜９０
重量％とを混合し、ポリエステル系樹脂８０〜９９．５
重量％、及び竹炭の微粉末０．５〜２０重量％とを含有
してなるポリエステル系樹脂組成物を溶融紡糸してなる
ポリエステル系合成繊維であり、優れた脱臭効果、抗菌
効果、乾燥能力等を有し、この繊維を利用した寝装品や
衣料等は、脱臭、抗菌、乾燥性等に優れ、肩凝り等の症
状を改善する効果もある。
て用いられる脱臭、抗菌効果を有する新規な合成樹脂組
成物を提供すること。 【解決手段】 ポリエステル系樹脂５０〜９５重量％
と、竹を通常の製炭法で炭化させ、これを粉砕した平均
粒径０．１〜１００μｍの竹炭の微粉末５〜５０重量％
とを混合してマスターバッチを作製し、このマスターバ
ッチ１０〜４０重量％とポリエステル系樹脂６０〜９０
重量％とを混合し、ポリエステル系樹脂８０〜９９．５
重量％、及び竹炭の微粉末０．５〜２０重量％とを含有
してなるポリエステル系樹脂組成物を溶融紡糸してなる
ポリエステル系合成繊維であり、優れた脱臭効果、抗菌
効果、乾燥能力等を有し、この繊維を利用した寝装品や
衣料等は、脱臭、抗菌、乾燥性等に優れ、肩凝り等の症
状を改善する効果もある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、製炭した竹の炭を
破砕又は粉砕した竹炭の微粉末を含有してなる新規な合
成樹脂組成物に関するものであり、この合成樹脂組成物
は、各種合成樹脂成形品の原料として、また、合成繊維
の原料として用いられる。この合成繊維は、布団綿、マ
ットレスの詰物、布団の側地、毛布、タオルケット、シ
ーツ、カバー類等の寝装品、衣料品、タオル類、風呂
敷、傘地等の生活用品、その他、カーテン、カーペット
等のインテリア繊維製品等に広く用いられる。
破砕又は粉砕した竹炭の微粉末を含有してなる新規な合
成樹脂組成物に関するものであり、この合成樹脂組成物
は、各種合成樹脂成形品の原料として、また、合成繊維
の原料として用いられる。この合成繊維は、布団綿、マ
ットレスの詰物、布団の側地、毛布、タオルケット、シ
ーツ、カバー類等の寝装品、衣料品、タオル類、風呂
敷、傘地等の生活用品、その他、カーテン、カーペット
等のインテリア繊維製品等に広く用いられる。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、各種合成樹
脂成形品および合成繊維の原料として用いられる、脱臭
・抗菌効果を有する新規な合成樹脂組成物を提供するこ
とを目的とするものである。
脂成形品および合成繊維の原料として用いられる、脱臭
・抗菌効果を有する新規な合成樹脂組成物を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、合成樹
脂８０〜９９．５重量％、及び竹炭の微粉末０．５〜２
０重量％を含有してなる合成樹脂組成物に関するもので
ある。前記の竹炭の微粉末の平均粒径は０．１〜１００
μｍの範囲内が好ましい。また、合成樹脂としては、ポ
リエステル系樹脂が挙げられる。
脂８０〜９９．５重量％、及び竹炭の微粉末０．５〜２
０重量％を含有してなる合成樹脂組成物に関するもので
ある。前記の竹炭の微粉末の平均粒径は０．１〜１００
μｍの範囲内が好ましい。また、合成樹脂としては、ポ
リエステル系樹脂が挙げられる。
【０００４】また、本発明に係る合成繊維は、ポリエス
テル系樹脂８０〜９９．５重量％、及び竹炭の微粉末
０．５〜２０重量％を含有してなるポリエステル系合成
繊維である。前記竹炭の微粉末の平均粒径は０．１〜１
００μｍの範囲とすることが好ましい。
テル系樹脂８０〜９９．５重量％、及び竹炭の微粉末
０．５〜２０重量％を含有してなるポリエステル系合成
繊維である。前記竹炭の微粉末の平均粒径は０．１〜１
００μｍの範囲とすることが好ましい。
【０００５】上記のような本発明に係るポリエステル系
合成樹脂は、竹を、通常の製炭法で炭化させ、これを粉
砕して微粉末とし、この竹炭の微粉末をポリエステル系
樹脂と混合し、これを溶融紡糸することで製造すること
ができる。この場合、ポリエステル系樹脂５０〜９５重
量％と竹炭の微粉末５〜５０重量％とを混合してマスタ
ーバッチを作製し、このマスターバッチ１０〜４０重量
％とポリエステル系樹脂６０〜９０重量％とを混合し、
これを溶融紡糸することが好ましい。
合成樹脂は、竹を、通常の製炭法で炭化させ、これを粉
砕して微粉末とし、この竹炭の微粉末をポリエステル系
樹脂と混合し、これを溶融紡糸することで製造すること
ができる。この場合、ポリエステル系樹脂５０〜９５重
量％と竹炭の微粉末５〜５０重量％とを混合してマスタ
ーバッチを作製し、このマスターバッチ１０〜４０重量
％とポリエステル系樹脂６０〜９０重量％とを混合し、
これを溶融紡糸することが好ましい。
【０００６】
【発明の実施の態様】本発明に係る合成樹脂組成物の原
料となる合成樹脂には特に制限はないが、熱可塑性樹
脂、特に、ポリエステル樹脂が挙げられる。このポリエ
ステル樹脂としては、テレフタル酸とエチレングリコー
ルとの重合により合成されるポリエチレンテレフタレー
ト（ＰＥＴ）が主なものであるが、テレフタル酸と１，
４−ブタンジオールからなるポリブチレンテレフタレー
ト（ＰＢＴ）を用いることもできる。
料となる合成樹脂には特に制限はないが、熱可塑性樹
脂、特に、ポリエステル樹脂が挙げられる。このポリエ
ステル樹脂としては、テレフタル酸とエチレングリコー
ルとの重合により合成されるポリエチレンテレフタレー
ト（ＰＥＴ）が主なものであるが、テレフタル酸と１，
４−ブタンジオールからなるポリブチレンテレフタレー
ト（ＰＢＴ）を用いることもできる。
【０００７】また、本発明に使用される竹炭は、通常の
製炭法により竹を製炭炉内で焼成して製造される。この
焼成時の焼成温度は１８０℃程度が好ましい。次に、こ
の焼成した竹炭は適当な破砕機、粉砕機などを用いて平
均粒径が０．１〜１００μｍ程度の微粉末として用い
る。
製炭法により竹を製炭炉内で焼成して製造される。この
焼成時の焼成温度は１８０℃程度が好ましい。次に、こ
の焼成した竹炭は適当な破砕機、粉砕機などを用いて平
均粒径が０．１〜１００μｍ程度の微粉末として用い
る。
【０００８】上記のような合成樹脂および竹炭の微粉末
を混合し、これを溶融押し出し等により押し出し、ペレ
ット状に切断し、各種合成樹脂成形品の原料として、射
出成形、押し出し成形等により、竹炭の微粉末を含有し
てなる合成樹脂製品を得ることができる。
を混合し、これを溶融押し出し等により押し出し、ペレ
ット状に切断し、各種合成樹脂成形品の原料として、射
出成形、押し出し成形等により、竹炭の微粉末を含有し
てなる合成樹脂製品を得ることができる。
【０００９】また、本発明に係るポリエステル系合成繊
維の原料となる重合体は、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）が主なものであるが、ポリブチレンテレフタ
レート（ＰＢＴ）を用いることもできる。
維の原料となる重合体は、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）が主なものであるが、ポリブチレンテレフタ
レート（ＰＢＴ）を用いることもできる。
【００１０】そして、本発明では、前記のように作製し
た竹炭の微粉末と、原料重合体であるＰＥＴ、ＰＢＴ等
のポリエステル系樹脂とを混合し、常法どおり、溶融紡
糸法により紡糸してポリエステル系合成繊維とする。こ
の場合、ポリエステル系樹脂に対する竹炭の混合は、ポ
リエステル系樹脂原料に、竹炭の微粉末を混合したもの
を、常法に従い紡糸機に供給し、エクストルーダーで２
５０〜３００℃程度に加熱溶融して紡糸口金の細孔から
冷雰囲気中に押し出し、冷却して固化する。前記紡糸口
金の細孔の形状及び口径は、目的とする繊維により適宜
選択して用いることができる。また、紡糸速度は、１０
０〜１０００ｍ／分程度である。前記のように固化され
た糸条は、適宜オイリング等を施してドラムに巻き取
り、延伸工程で７５〜８５℃で３．５〜４．５倍程度に
加熱延伸する。ステープルの場合には、１０〜２００ｍ
／分の速度で延伸し、必要に応じて巻縮機で巻縮をか
け、所定の長さに切断する。また、紡糸方法としては、
ポリエステル系樹脂の重合工程と紡糸工程とを直結し、
重合完了した溶融状態のポリマーをチップ化せず、その
まま紡糸するようにしてもよい。この場合には、溶融状
態のポリマーに前記竹炭の微粉末を混合し、これを上記
と同様の工程で紡糸する。
た竹炭の微粉末と、原料重合体であるＰＥＴ、ＰＢＴ等
のポリエステル系樹脂とを混合し、常法どおり、溶融紡
糸法により紡糸してポリエステル系合成繊維とする。こ
の場合、ポリエステル系樹脂に対する竹炭の混合は、ポ
リエステル系樹脂原料に、竹炭の微粉末を混合したもの
を、常法に従い紡糸機に供給し、エクストルーダーで２
５０〜３００℃程度に加熱溶融して紡糸口金の細孔から
冷雰囲気中に押し出し、冷却して固化する。前記紡糸口
金の細孔の形状及び口径は、目的とする繊維により適宜
選択して用いることができる。また、紡糸速度は、１０
０〜１０００ｍ／分程度である。前記のように固化され
た糸条は、適宜オイリング等を施してドラムに巻き取
り、延伸工程で７５〜８５℃で３．５〜４．５倍程度に
加熱延伸する。ステープルの場合には、１０〜２００ｍ
／分の速度で延伸し、必要に応じて巻縮機で巻縮をか
け、所定の長さに切断する。また、紡糸方法としては、
ポリエステル系樹脂の重合工程と紡糸工程とを直結し、
重合完了した溶融状態のポリマーをチップ化せず、その
まま紡糸するようにしてもよい。この場合には、溶融状
態のポリマーに前記竹炭の微粉末を混合し、これを上記
と同様の工程で紡糸する。
【００１１】本発明に係るポリエステル系合成繊維にお
けるポリエステル系樹脂と竹炭の微粉末との配合量は、
ポリエステル系樹脂８０〜９９．５重量％、竹炭の微粉
末０．５〜２０重量％の範囲である。ところで、上記の
ようにポリエステル系樹脂に竹炭の微粉末を混合して溶
融紡糸するに際しては、予めポリエステル系樹脂５０〜
９５重量％と竹炭の微粉末を５〜５０重量％とを配合し
て溶融押し出し等によりペレット化したマスターバッチ
を作製し、紡糸時にこのマスターバッチを更にポリエス
テル系樹脂原料と混合した上で、紡糸すれば、ポリエス
テル系樹脂に対する竹炭微粉末の分散が良好に行われ、
樹脂中に竹炭が均一に分散された、均質な繊維を製造す
ることができる。このように、予めマスターバッチを作
製したうえで、これに更にポリエステル系樹脂を配合し
て紡糸する場合には、マスターバッチ１０〜４０重量部
に対してポリエステル系樹脂を６０〜９０重量部配合
し、これを紡糸する。尚、本発明のポリエステル系合成
繊維には、上記の竹炭微粉末の他に、着色剤、難燃剤、
その他の添加剤を適宜添加することができる。
けるポリエステル系樹脂と竹炭の微粉末との配合量は、
ポリエステル系樹脂８０〜９９．５重量％、竹炭の微粉
末０．５〜２０重量％の範囲である。ところで、上記の
ようにポリエステル系樹脂に竹炭の微粉末を混合して溶
融紡糸するに際しては、予めポリエステル系樹脂５０〜
９５重量％と竹炭の微粉末を５〜５０重量％とを配合し
て溶融押し出し等によりペレット化したマスターバッチ
を作製し、紡糸時にこのマスターバッチを更にポリエス
テル系樹脂原料と混合した上で、紡糸すれば、ポリエス
テル系樹脂に対する竹炭微粉末の分散が良好に行われ、
樹脂中に竹炭が均一に分散された、均質な繊維を製造す
ることができる。このように、予めマスターバッチを作
製したうえで、これに更にポリエステル系樹脂を配合し
て紡糸する場合には、マスターバッチ１０〜４０重量部
に対してポリエステル系樹脂を６０〜９０重量部配合
し、これを紡糸する。尚、本発明のポリエステル系合成
繊維には、上記の竹炭微粉末の他に、着色剤、難燃剤、
その他の添加剤を適宜添加することができる。
【００１２】上記のようにして製造される本発明に係る
ポリエステル系合成繊維は、これをステープルとして、
紡績糸用、詰め綿用、不織布用等として用いられ、ま
た、フィラメント糸として衣料用、インテリア用等とし
て使用される。ステープルの場合には繊度０．５〜６０
デニール、繊維長は５〜２００ｍｍ程度である。このス
テープルは、紡績機により紡績糸とし、織物、編み物、
不織布をはじめとして、各種繊維製品の原料として使用
され、または製綿機で製綿して布団綿やマットレスの詰
め物として使用される。また、フィラメントとしても、
織物、編み物、不織布他、各種繊維製品の原料として使
用される。
ポリエステル系合成繊維は、これをステープルとして、
紡績糸用、詰め綿用、不織布用等として用いられ、ま
た、フィラメント糸として衣料用、インテリア用等とし
て使用される。ステープルの場合には繊度０．５〜６０
デニール、繊維長は５〜２００ｍｍ程度である。このス
テープルは、紡績機により紡績糸とし、織物、編み物、
不織布をはじめとして、各種繊維製品の原料として使用
され、または製綿機で製綿して布団綿やマットレスの詰
め物として使用される。また、フィラメントとしても、
織物、編み物、不織布他、各種繊維製品の原料として使
用される。
【００１３】
〔実施例１：ポリエステル製綿〕 （製炭工程）生竹を製炭炉内に立てて並べ、上げ木をの
せて詰める。たき口から着火し、上げ木が燃え始めた時
点でたき口を閉じ、通風口だけ残して炭化を続け、炉内
が１８０℃程度の温度となるまで続けて炭化を終了し、
窯口、煙突口を閉じて自然消化させ、その後出炭した。
せて詰める。たき口から着火し、上げ木が燃え始めた時
点でたき口を閉じ、通風口だけ残して炭化を続け、炉内
が１８０℃程度の温度となるまで続けて炭化を終了し、
窯口、煙突口を閉じて自然消化させ、その後出炭した。
【００１４】（竹炭粉砕工程）上記のようにして得られ
た竹炭を、粉砕機を用いて平均粒径０．１〜１００μｍ
程度に粉砕した。
た竹炭を、粉砕機を用いて平均粒径０．１〜１００μｍ
程度に粉砕した。
【００１５】（マスターバッチの作製）ポリエステル樹
脂７０重量部に対して、上記の竹炭の微粉末を３０重量
部混合し、これをリボン状に溶融押し出しして切断し、
ペレット状のマスターバッチを作製した。
脂７０重量部に対して、上記の竹炭の微粉末を３０重量
部混合し、これをリボン状に溶融押し出しして切断し、
ペレット状のマスターバッチを作製した。
【００１６】（紡糸工程）上記のポリエステル樹脂８
３．３重量部と前記マスターバッチ１６．７重量部とを
通常の溶融紡糸機のエクストルーダーに供給し、３００
℃で加熱溶融し、口径０．３ｍｍの細孔を有する口金の
前記細孔から押し出し、冷却筒で冷却空気を吹きつけて
固化し、この固化した糸条にオイリングを施した後、円
筒形のドラムに巻き取った。
３．３重量部と前記マスターバッチ１６．７重量部とを
通常の溶融紡糸機のエクストルーダーに供給し、３００
℃で加熱溶融し、口径０．３ｍｍの細孔を有する口金の
前記細孔から押し出し、冷却筒で冷却空気を吹きつけて
固化し、この固化した糸条にオイリングを施した後、円
筒形のドラムに巻き取った。
【００１７】（延伸工程）巻き取った糸条を延伸機に供
給し、温度８５℃、延伸速度１５０ｍ／分で４倍に加熱
延伸し、巻縮機で巻縮をかけた後、続いて無緊張下で熱
処理し、６４ｍｍに切断してステープルとした。
給し、温度８５℃、延伸速度１５０ｍ／分で４倍に加熱
延伸し、巻縮機で巻縮をかけた後、続いて無緊張下で熱
処理し、６４ｍｍに切断してステープルとした。
【００１８】（製綿工程）上記のようにして得たポリエ
ステルのステープルを用い、常法によりポリエステル綿
を製造した。
ステルのステープルを用い、常法によりポリエステル綿
を製造した。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る合成樹脂組
成物は、製炭した竹の微粉末を含有してなり、これを原
料として合成樹脂成形品またはポリエステル系繊維を製
造することができる。このポリエステル系繊維は、優れ
た脱臭効果、抗菌効果、乾燥能力等を有し、この繊維を
利用した繊維製品、布団綿、マットレスの詰め物、枕カ
バー、シーツ、マットレスの側地、寝巻、パジャマ等の
寝装品、あるいは衣料等は、脱臭、抗菌、乾燥性等に優
れ、肩凝り等の症状を改善する効果もある。
成物は、製炭した竹の微粉末を含有してなり、これを原
料として合成樹脂成形品またはポリエステル系繊維を製
造することができる。このポリエステル系繊維は、優れ
た脱臭効果、抗菌効果、乾燥能力等を有し、この繊維を
利用した繊維製品、布団綿、マットレスの詰め物、枕カ
バー、シーツ、マットレスの側地、寝巻、パジャマ等の
寝装品、あるいは衣料等は、脱臭、抗菌、乾燥性等に優
れ、肩凝り等の症状を改善する効果もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｌ 101/00 Ｃ０８Ｌ 101/00 Ｄ０１Ｆ 6/62 ３０２ Ｄ０１Ｆ 6/62 ３０２Ａ
Claims (7)
- 【請求項１】 合成樹脂８０〜９９．５重量％、及び竹
炭の微粉末０．５〜２０重量％とを含有してなる合成樹
脂組成物。 - 【請求項２】 竹炭の微粉末の平均粒径が０．１〜１０
０μｍの範囲内である請求項１記載の合成樹脂組成物。 - 【請求項３】 合成樹脂がポリエステル系樹脂である請
求項１または請求項２に記載の合成樹脂組成物。 - 【請求項４】 ポリエステル系樹脂８０〜９９．５重量
％、及び竹炭の微粉末０．５〜２０重量％を含有してな
るポリエステル系合成繊維。 - 【請求項５】 竹炭の微粉末の平均粒径が０．１〜１０
０μｍの範囲内である請求項４記載のポリエステル系合
成繊維。 - 【請求項６】 竹を、通常の製炭法で炭化させ、これを
粉砕して微粉末とし、この竹炭の微粉末をポリエステル
系樹脂と混合してなるポリエステル系樹脂組成物を溶融
紡糸してなることを特徴とするポリエステル系合成繊維
の製造方法。 - 【請求項７】 ポリエステル系樹脂５０〜９５重量％と
竹炭の微粉末５〜５０重量％とを混合してマスターバッ
チを作製し、このマスターバッチ１０〜４０重量％とポ
リエステル系樹脂６０〜９０重量％とを混合し、これを
溶融紡糸してなる請求項６記載のポリエステル系合成繊
維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23637995A JPH0977907A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 合成樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23637995A JPH0977907A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 合成樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0977907A true JPH0977907A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16999921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23637995A Pending JPH0977907A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 合成樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0977907A (ja) |
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-
1995
- 1995-09-14 JP JP23637995A patent/JPH0977907A/ja active Pending
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