JPH0977717A - アルコキシ安息香酸誘導体の製造方法 - Google Patents

アルコキシ安息香酸誘導体の製造方法

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JPH0977717A
JPH0977717A JP23520095A JP23520095A JPH0977717A JP H0977717 A JPH0977717 A JP H0977717A JP 23520095 A JP23520095 A JP 23520095A JP 23520095 A JP23520095 A JP 23520095A JP H0977717 A JPH0977717 A JP H0977717A
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acid
bromide
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alkoxybenzoic
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Application number
JP23520095A
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English (en)
Inventor
Atsuo Otsuji
淳夫 大辻
Tsutomu Ishida
努 石田
Yoshiyuki Totani
由之 戸谷
Genichi Hirao
元一 平尾
Hiroe Kayashima
広枝 茅島
Masakatsu Nakatsuka
正勝 中塚
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (a)有機溶媒および塩基の存在下、ヒ
ドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキシ安息香酸エス
テル誘導体と、アルキル化剤を反応させて、アルコキシ
安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を含有する混合物を得
る工程、(b)該混合物からアルコキシ安息香酸誘導体
の塩基性塩の結晶を分離する工程、(c)アルコキシ安
息香酸誘導体の塩基性塩と酸を接触させる工程、からな
るアルコキシ安息香酸誘導体の製造方法。 【効果】 簡便な方法により、高純度なアルコキシ安息
香酸誘導体を製造する方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコキシ安息香
酸誘導体の製造方法に関する。さらに詳しくは、例え
ば、医薬、農薬、機能材料の製造中間体として有用なア
ルコキシ安息香酸誘導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アルコキシ安息香酸誘導体
は、各種の機能材料の製造中間体として有用であること
が知られている。例えば、4−アルコキシ安息香酸誘導
体は、液晶化合物の製造中間体として有用であることが
知られている〔例えば、Mol. Cryst. Liq. Cryst., 48
、37 (1978) 、Mol. Cryst. Liq. Cryst., 67 、1 (19
81)〕。例えば、4−アルコキシ安息香酸誘導体、3−
ハロゲノ−4−アルコキシ安息香酸誘導体、または2−
ハロゲノ−4−アルコキシ安息香酸誘導体等は、エタノ
ールおよび水酸化カリウムの存在下、それぞれ4−ヒド
ロキシ安息香酸誘導体、3−ハロゲノ−4−アルコキシ
安息香酸誘導体、または2−ハロゲノ−4−アルコキシ
安息香酸誘導体に、アルキルハライドを作用させて製造
されている〔例えば、J. Chem. Soc., 2556 (1954)、Mo
l. Cryst. Liq. Cryst., 67 、1 (1981)〕。この方法に
より製造されるアルコキシ安息香酸誘導体の一般的な単
離方法は、まず、生成するアルコキシ安息香酸誘導体の
塩基性塩(例えば、カリウム塩)を含有する反応混合物
に、直接、酸(例えば、塩酸)を加えて中和した後に、
アルコキシ安息香酸誘導体を分離するというものであ
る。しかし、この単離方法に従えば、目的とするアルコ
キシ安息香酸誘導体と共に、しばしば反応混合物から構
造不明の化合物(不純物)も得られる場合があることが
判明した。現在では、簡便な方法により、高純度なアル
コキシ安息香酸誘導体を製造する方法が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡便
な方法により、高純度なアルコキシ安息香酸誘導体を製
造する方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の要
望にこたえるべく、アルコキシ安息香酸誘導体の製造方
法に関し、鋭意検討した結果、アルコキシ安息香酸誘導
体の塩基性塩の結晶を含有する反応混合物から、アルコ
キシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を分離した後、該
塩基性塩と酸を接触させることにより、極めて高純度な
アルコキシ安息香酸誘導体が得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、(a)
有機溶媒および塩基の存在下、ヒドロキシ安息香酸誘導
体またはヒドロキシ安息香酸エステル誘導体と、アルキ
ル化剤を反応させて、アルコキシ安息香酸誘導体の塩基
性塩の結晶を含有する混合物を得る工程、(b)該混合
物からアルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を分
離する工程、および(c)アルコキシ安息香酸誘導体の
塩基性塩と酸を接触させる工程、からなるアルコキシ安
息香酸誘導体の製造方法に関するものである。また、
(a)有機溶媒および塩基の存在下、ヒドロキシ安息香
酸誘導体またはヒドロキシ安息香酸エステル誘導体と、
アルキル化剤を反応させて、アルコキシ安息香酸誘導体
の塩基性塩およびアルコキシ安息香酸エステル誘導体を
含有する混合物を得る工程、(a−1)該混合物中のア
ルコキシ安息香酸エステル誘導体を、塩基により加水分
解して、アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を
含有する混合物を得る工程、(b)該混合物からアルコ
キシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を分離する工程、
および(c)アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩と酸
を接触させる工程、からなるアルコキシ安息香酸誘導体
の製造方法に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の製造方法に関し
て、詳細に説明する。 〔工程(a)〕本発明に係るヒドロキシ安息香酸誘導体
またはヒドロキシ安息香酸エステル誘導体としては、好
ましくは、一般式(1)(化1)で表される化合物を挙
げることができる。
【0006】
【化1】 (式中、X1 、X2 、X3 およびX4 は水素原子、アル
キル基、アルコキシ基、アリール基、アラルキル基また
はハロゲン原子を表し、R1 は水素原子、アルキル基、
アリール基またはアラルキル基を表す)
【0007】一般式(1)で表される化合物において、
1 〜X4 は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、アラルキル基またはハロゲン原子を表し、好
ましくは、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素
数1〜8のアルコキシ基、炭素数6〜10のアリール
基、炭素数7〜10のアラルキル基、フッ素原子、塩素
原子または臭素原子であり、より好ましくは、水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜10
のアラルキル基、フッ素原子または塩素原子であり、さ
らに好ましくは、水素原子、メチル基、メトキシ基、フ
ッ素原子または塩素原子である。一般式(1)で表され
る化合物において、R1 は水素原子、アルキル基、アリ
ール基またはアラルキル基を表し、好ましくは、水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のア
リール基または炭素数7〜10のアラルキル基であり、
より好ましくは、水素原子、炭素数1〜6のアルキル
基、炭素数6〜10のアリール基または炭素数7〜10
のアラルキル基であり、特に好ましくは、水素原子、炭
素数1〜6のアルキル基または炭素数7〜10のアラル
キル基である。ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロ
キシ安息香酸エステル誘導体としては、特に、一般式
(1−A)(化2)で表される化合物は好ましい。
【0008】
【化2】 (式中、X1 、X2 、X3 、X4 およびR1 は前記に同
じ意味を表す)
【0009】ヒドロキシ安息香酸誘導体の具体例として
は、例えば、2−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ
安息香酸、4−ヒドロキシ安息香酸、3−メチル−2−
ヒドロキシ安息香酸、4−メトキシ−2−ヒドロキシ安
息香酸、4−n−ブトキシ−2−ヒドロキシ安息香酸、
5−エトキシ−2−ヒドロキシ安息香酸、5−フェニル
−2−ヒドロキシ安息香酸、5−(α−メチルベンジ
ル)−2−ヒドロキシ安息香酸、5−クロロ−2−ヒド
ロキシ安息香酸、5−ブロモ−2−ヒドロキシ安息香
酸、4−クロロ−3−ヒドロキシ安息香酸、2−メチル
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、3−エチル−4−ヒドロキシ安息香酸、3
−n−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、2−メトキシ
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、3−エトキシ−4−ヒドロキシ安息香
酸、3−フェニル−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ベン
ジル−4−ヒドロキシ安息香酸、2−フルオロ−4−ヒ
ドロキシ安息香酸、3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息
香酸、2−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−クロ
ロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、2,3−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安
息香酸、2,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香
酸、2,6−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2,
3,5−トリフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2,
3,5,6−テトラフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸
などを挙げることができ、より好ましくは、4−ヒドロ
キシ安息香酸、3−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、
2−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−フルオロ
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−フルオロ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、
2,3−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5
−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸である。
【0010】ヒドロキシ安息香酸エステル誘導体の具体
例としては、例えば、上記したヒドロキシ安息香酸誘導
体のメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、
n−オクチル、n−デシルなどのアルキルエステル誘導
体、フェニル、4−メチルフェニル、3−メチルフェニ
ル、4−メトキシフェニル、4−クロロフェニルなどの
アリールエステル誘導体、ベンジル、3−クロロベンジ
ル、2−クロロベンジル、4−メチルベンジル、2−メ
チルベンジル、2−フェニルエチルなどのアラルキルエ
ステル誘導体を挙げることができる。より好ましいヒド
ロキシ安息香酸エステル誘導体としては、4−ヒドロキ
シ安息香酸、3−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、2
−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−フルオロ−
4−ヒドロキシ安息香酸、3−フルオロ−4−ヒドロキ
シ安息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、
2,3−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5
−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエス
テル誘導体またはアラルキルエステル誘導体である。
【0011】ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキ
シ安息香酸エステル誘導体は、単独で使用してもよく、
さらには、ヒドロキシ安息香酸誘導体と該誘導体のエス
テル誘導体を複数併用(例えば、4−ヒドロキシ安息香
酸と4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステルとを併
用)してもよく、また、同一のヒドロキシ安息香酸誘導
体の異なるエステル誘導体を複数併用(例えば、4−ヒ
ドロキシ安息香酸エチルエステルと4−ヒドロキシ安息
香酸−n−ブチルエステルとを併用)してもよい。
【0012】本発明に係るアルキル化剤としては、特に
限定するものではなく、ヒドロキシ安息香酸誘導体また
はヒドロキシ安息香酸エステル誘導体のヒドロキシ基
を、アルキル化(エーテル化)させる能力を有する化合
物であれば、任意の化合物から選ぶことができる。尚、
アルキル化剤中のアルキル基は置換基を有していてもよ
く、好ましくは、ハロゲン原子、アルコキシ基またはア
リール基で置換されていてもよい総炭素数1〜20のア
ルキル基である。さらに、アルキル化剤中のアルキル基
は、不斉炭素原子を有していてもよく、アルキル化剤
は、光学活性なアルキル化剤でもよく、またはラセミ体
のアルキル化剤でもよい。好ましいアルキル化剤として
は、例えば、一般式(2−A)または一般式(2−B)
で表される化合物を挙げることができる。特に、一般式
(2−A)で表される化合物は好ましい。
【0013】 R−Z (2−A) (RO)2 SO2 (2−B) (式中、Rはハロゲン原子、アルコキシ基またはアリー
ル基で置換されていてもよいアルキル基を表し、Zは脱
離基を表す)
【0014】一般式(2−A)および一般式(2−B)
で表される化合物において、Rはハロゲン原子、アルコ
キシ基またはアリール基で置換されていてもよいアルキ
ル基を表し、好ましくは、ハロゲン原子、アルコキシ基
またはアリール基で置換されていてもよい総炭素数1〜
20のアルキル基であり、より好ましくは、フッ素原
子、塩素原子、アルコキシ基またはアリール基で置換さ
れていてもよい総炭素数1〜16のアルキル基であり、
特に好ましくは、フッ素原子、アルコキシ基またはアリ
ール基で置換されていてもよい総炭素数1〜16のアル
キル基である。尚、Rは不斉炭素原子を有していてもよ
く、光学活性なアルキル基でもよく、ラセミ体のアルキ
ル基でもよい。
【0015】一般式(2−A)で表される化合物におい
て、Zは脱離基を表す。脱離基としては、特に限定する
ものではなく、ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロ
キシ安息香酸エステル誘導体のヒドロキシ基に対して、
アルキル化(エーテル化)を実施する際に、アルキル化
に伴い脱離する基であれば任意の基から選ぶことができ
る。脱離基としては、例えば、塩素原子、臭素原子、沃
素原子などのハロゲン原子、アリールスルフォニルオキ
シ基、アルキルスルフォニルオキシ基などの置換スルフ
ォニルオキシ基等を挙げることができる。
【0016】アルキル化剤の具体例としては、例えば、
メチルブロマイド、ヨウ化メチル、エチルブロマイド、
ヨウ化エチル、n−プロピルクロライド、n−プロピル
ブロマイド、ヨウ化−n−プロピル、イソプロピルクロ
ライド、イソプロピルブロマイド、n−ブチルクロライ
ド、n−ブチルブロマイド、ヨウ化−n−ブチル、イソ
ブチルクロライド、イソブチルブロマイド、sec −ブチ
ルブロマイド、tert−ブチルクロライド、n−ペンチル
ブロマイド、1−メチルブチルブロマイド、2−メチル
ブチルブロマイド、3−メチルブチルブロマイド、2,
2−ジメチルプロピルブロマイド、1−エチルプロピル
ブロマイド、n−ヘキシルブロマイド、1−メチルペン
チルブロマイド、2−メチルペンチルブロマイド、3−
メチルペンチルブロマイド、4−メチルペンチルブロマ
イド、2,2−ジメチルブチルブロマイド、2,3−ジ
メチルブチルブロマイド、3,3−ジメチルブチルブロ
マイド、
【0017】n−ヘプチルブロマイド、1−メチルヘキ
シルブロマイド、2−メチルヘキシルブロマイド、3−
メチルヘキシルブロマイド、4−メチルヘキシルブロマ
イド、2,3−ジメチルペンチルブロマイド、1,4−
ジメチルペンチルブロマイド、2,4−ジメチルペンチ
ルブロマイド、3,3−ジメチルペンチルブロマイド、
4,4−ジメチルペンチルブロマイド、1−エチルペン
チルブロマイド、3−エチルペンチルブロマイド、2,
3,3−トリメチルブチルブロマイド、n−オクチルブ
ロマイド、1−メチルヘプチルブロマイド、2−メチル
ヘプチルブロマイド、6−メチルヘプチルブロマイド、
2−エチルヘキシルブロマイド、3−エチルヘキシルブ
ロマイド、4−エチルヘキシルブロマイド、2,5−ジ
メチルヘキシルブロマイド、4,4−ジメチルヘキシル
ブロマイド、5,5−ジメチルヘキシルブロマイド、
【0018】n−ノニルブロマイド、6,6−ジメチル
ヘプチルブロマイド、4,4−ジエチルペンチルブロマ
イド、2,2,4,4−テトラメチルペンチルブロマイ
ド、n−デシルブロマイド、n−ウンデシルブロマイ
ド、n−ドデシルブロマイド、n−トリデシルブロマイ
ド、n−テトラデシルブロマイド、n−ペンタデシルブ
ロマイド、n−ヘキサデシルブロマイド、n−ヘプタデ
シルブロマイド、n−オクタデシルブロマイド、n−ノ
ナデシルブロマイド、n−エイコシルブロマイド、シク
ロペンチルブロマイド、シクロヘキシルクロライド、シ
クロヘキシルブロマイド、(4−メチルシクロヘキシ
ル)ブロマイド、シクロヘプチルブロマイド、シクロオ
クチルブロマイド、シクロデシルブロマイド、シクロヘ
キシルメチルブロマイド、2−シクロヘキシルエチルブ
ロマイド、
【0019】ヨウ化フルオロメチル、ヨウ化ジフルオロ
メチル、3−フルオロ−n−プロピルブロマイド、3−
フルオロ−n−ブチルブロマイド、4−フルオロ−n−
ブチルブロマイド、3−フルオロ−n−ペンチルブロマ
イド、4−フルオロ−n−ヘキシルブロマイド、4−フ
ルオロ−n−ヘプチルブロマイド、6−フルオロ−n−
オクチルブロマイド、7−フルオロ−n−ノニルブロマ
イド、6−フルオロ−n−デシルブロマイド、ヨウ化ト
リフルオロメチル、ヨウ化パーフルオロエチル、ヨウ化
パーフルオロ−n−プロピル、ヨウ化パーフルオロイソ
プロピル、ヨウ化パーフルオロ−n−ブチル、ヨウ化パ
ーフルオロ−n−ペンチル、ヨウ化パーフルオロ−n−
ヘキシル、ヨウ化パーフルオロ−n−ヘプチル、ヨウ化
パーフルオロ−n−オクチル、ヨウ化パーフルオロ−n
−ノニル、ヨウ化パーフルオロ−n−デシル、ヨウ化パ
ーフルオロ−n−ドデシル、ヨウ化パーフルオロ−n−
テトラデシル、
【0020】ヨウ化−1−ヒドロパーフルオロエチル、
ヨウ化−1−ヒドロパーフルオロ−n−プロピル、ヨウ
化−1−ヒドロパーフルオロ−n−ブチル、ヨウ化−1
−ヒドロパーフルオロ−n−ペンチル、ヨウ化−1−ヒ
ドロパーフルオロ−n−ヘキシル、ヨウ化−1−ヒドロ
パーフルオロ−n−ヘプチル、ヨウ化−1−ヒドロパー
フルオロ−n−オクチル、ヨウ化−1−ヒドロパーフル
オロ−n−ノニル、ヨウ化−1−ヒドロパーフルオロ−
n−デシル、ヨウ化−1−ヒドロパーフルオロ−n−ド
デシル、ヨウ化−1−ヒドロパーフルオロ−n−テトラ
デシル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロエチ
ル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−プロ
ピル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−ブ
チル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロイソブチ
ル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−ペン
チル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−ヘ
キシル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−
ヘプチル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−n
−オクチル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−
n−ノニル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−
n−デシル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ−
n−ドデシル、ヨウ化−1,1−ジヒドロパーフルオロ
−n−テトラデシル、
【0021】ヨウ化−1,1,2−トリヒドロパーフル
オロエチル、ヨウ化−1,1,3−トリヒドロパーフル
オロ−n−プロピル、ヨウ化−1,1,3−トリヒドロ
パーフルオロ−n−ブチル、ヨウ化−1,1、4−トリ
ヒドロパーフルオロ−n−ブチル、ヨウ化−1,1,5
−トリヒドロパーフルオロ−n−ペンチル、ヨウ化−
1,1,3−トリヒドロパーフルオロ−n−ヘキシル、
ヨウ化−1,1,6−トリヒドロパーフルオロ−n−ヘ
キシル、ヨウ化−1,1,5−トリヒドロパーフルオロ
−n−ヘプチル、ヨウ化−1,1,8−トリヒドロパー
フルオロ−n−オクチル、ヨウ化−1,1,9−トリヒ
ドロパーフルオロ−n−ノニル、ヨウ化−2−(パーフ
ルオロエチル)エチル、ヨウ化−2−(パーフルオロ−
n−ブチル)エチル、ヨウ化−2−(パーフルオロ−n
−ペンチル)エチル、ヨウ化−2−(パーフルオロ−n
−ヘキシル)エチル、ヨウ化−2−(パーフルオロ−n
−オクチル)エチル、ヨウ化−2−(パーフルオロ−n
−デシル)エチル、ヨウ化−3−(パーフルオロエチ
ル)−n−プロピル、ヨウ化−3−(パーフルオロ−n
−プロピル)−n−プロピル、ヨウ化−3−(パーフル
オロ−n−ブチル)−n−プロピル、ヨウ化−3−(パ
ーフルオロ−n−ヘキシル)−n−プロピル、
【0022】ヨウ化−4−(パーフルオロエチル)−n
−ブチル、ヨウ化−4−(パーフルオロ−n−プロピ
ル)−n−ブチル、ヨウ化−4−(パーフルオロ−n−
ブチル)−n−ブチル、ヨウ化−4−(パーフルオロ−
n−ペンチル)−n−ブチル、ヨウ化−4−(パーフル
オロ−n−オクチル)−n−ブチル、ヨウ化−5−(パ
ーフルオロ−n−プロピル)−n−ペンチル、ヨウ化−
5−(パーフルオロ−n−ブチル)−n−ペンチル、ヨ
ウ化−5−(パーフルオロ−n−ヘプチル)−n−ペン
チル、ヨウ化−6−(パーフルオロエチル)−n−ヘキ
シル、ヨウ化−6−(パーフルオロ−n−プロピル)−
n−ヘキシル、ヨウ化−6−(パーフルオロ−n−ブチ
ル)−n−ヘキシル、ヨウ化−6−(パーフルオロ−n
−オクチル)−n−ヘキシル、ヨウ化−7−(パーフル
オロエチル)−n−ヘプチル、ヨウ化−7−(パーフル
オロ−n−プロピル)−n−ヘプチル、
【0023】1−エトキシエチル−1−ブロマイド、1
−n−プロポキシエチル−1−ブロマイド、2−メトキ
シエチル−1−ブロマイド、2−エトキシエチル−1−
ブロマイド、2−n−ブトキシエチル−1−ブロマイ
ド、2−n−ペンチルオキシエチル−1−ブロマイド、
2−n−ヘキシルオキシエチル−1−ブロマイド、2−
n−オクチルオキシエチル−1−ブロマイド、2−n−
デシルオキシエチル−1−ブロマイド、2−メトキシプ
ロピル−1−ブロマイド、2−エトキシプロピル−1−
ブロマイド、2−n−ブトキシプロピル−1−ブロマイ
ド、3−メトキシプロピル−1−ブロマイド、3−エト
キシプロピル−1−ブロマイド、3−n−プロポキシプ
ロピル−1−ブロマイド、3−n−ペンチルオキシプロ
ピル−1−ブロマイド、4−メトキシブチル−1−ブロ
マイド、4−エトキシブチル−1−ブロマイド、4−n
−ブトキシブチル−1−ブロマイド、4−n−ヘキシル
オキシブチル−1−ブロマイド、5−メトキシペンチル
−1−ブロマイド、5−n−プロポキシペンチル−1−
ブロマイド、6−エトキシヘキシル−1−ブロマイド、
6−n−ブトキシヘキシル−1−ブロマイド、7−メト
キシヘプチル−1−ブロマイド、7−n−ペンチルオキ
シヘプチル−1−ブロマイド、8−エトキシオクチル−
1−ブロマイド、10−n−ブトキシデシル−1−ブロ
マイド、ベンジルクロライド、ベンジルブロマイド、2
−フェニルエチルブロマイド、3−フェニルプロピル−
1−ブロマイド、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ド、2−メチルベンジルクロライド、4−メチルベンジ
ルブロマイド、4−メトキシベンジルクロライド、2−
クロロベンジルクロライド、4−クロロベンジルクロラ
イド等のハロゲン化アルキル誘導体、
【0024】例えば、ベンゼンスルフォン酸メチルエス
テル、o−トルエンスルフォン酸メチルエステル、p−
トルエンスルフォン酸メチルエステル、β−ナフタレン
スルフォン酸メチルエステル、ベンゼンスルフォン酸エ
チルエステル、o−トルエンスルフォン酸エチルエステ
ル、p−トルエンスルフォン酸エチルエステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−n−プロピルエステル、p−トル
エンスルフォン酸イソプロピルエステル、ベンゼンスル
フォン酸−n−ブチルエステル、o−トルエンスルフォ
ン酸−n−ブチルエステル、p−トルエンスルフォン酸
−n−ブチルエステル、p−トルエンスルフォン酸イソ
ブチルエステル、p−トルエンスルフォン酸−sec −ブ
チルエステル、p−トルエンスルフォン酸−n−ペンチ
ルエステル、p−トルエンスルフォン酸−2−メチルブ
チルエステル、p−トルエンスルフォン酸−3−メチル
ブチルエステル、p−トルエンスルフォン酸−2,2−
ジメチルプロピルエステル、p−トルエンスルフォン酸
−1−エチルプロピルエステル、
【0025】ベンゼンスルフォン酸−n−ヘキシルエス
テル、p−トルエンスルフォン酸−n−ヘキシルエステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−2−エチルブチルエス
テル、p−トルエンスルフォン酸−1−メチルペンチル
エステル、p−トルエンスルフォン酸−n−ヘプチルエ
ステル、p−トルエンスルフォン酸−2−メチルヘキシ
ルエステル、p−トルエンスルフォン酸−4−メチルヘ
キシルエステル、p−トルエンスルフォン酸−1−エチ
ルペンチルエステル、p−トルエンスルフォン酸−n−
オクチルエステル、p−トルエンスルフォン酸−1,4
−ジメチルペンチルエステル、p−トルエンスルフォン
酸−1−メチルヘプチルエステル、p−トルエンスルフ
ォン酸−2−メチルヘプチルエステル、p−トルエンス
ルフォン酸−2−エチルヘキシルエステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−n−ノニルエステル、p−トルエンス
ルフォン酸−6−メチルオクチルエステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−n−デシルエステル、p−トルエンス
ルフォン酸−3,7−ジメチルオクチルエステル、p−
トルエンスルフォン酸−n−ウンデシルエステル、p−
トルエンスルフォン酸−n−ドデシルエステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−n−テトラデシルエステル、p−
トルエンスルフォン酸−n−ヘキサデシルエステル、
【0026】p−トルエンスルフォン酸シクロペンチル
エステル、p−トルエンスルフォン酸シクロヘキシルエ
ステル、p−トルエンスルフォン酸−(4−メチルシク
ロヘキシル)エステル、p−トルエンスルフォン酸シク
ロヘプチルエステル、p−トルエンスルフォン酸シクロ
オクチルエステル、p−トルエンスルフォン酸シクロデ
シルエステル、p−トルエンスルフォン酸シクロヘキシ
ルメチルエステル、p−トルエンスルフォン酸−(2−
シクロヘキシルエチル)エステル、
【0027】p−トルエンスルフォン酸−(2−フルオ
ロエチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(1,2−ジフルオロエチル)エステル、p−トルエン
スルフォン酸−(2−フルオロ−n−プロピル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(2,3−ジフルオロ
−n−プロピル)エステル、p−トルエンスルフォン酸
−(2−フルオロ−n−ブチル)エステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−(3−フルオロ−2−メチルプロピ
ル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(2,4−
ジフルオロ−n−ブチル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(2−フルオロ−n−ペンチル)エステル、
p−トルエンスルフォン酸−(5−フルオロ−n−ペン
チル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(2−フ
ルオロ−n−ヘキシル)エステル、p−トルエンスルフ
ォン酸−(2−フルオロ−3,3−ジメチルブチル)エ
ステル、p−トルエンスルフォン酸−(2−フルオロ−
n−ヘプチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(2−フルオロ−n−オクチル)エステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−(2−フルオロ−n−ノニル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(5−フルオロ−n−
テトラデシル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(パーフルオロ−n−プロピル)エステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−(パーフルオロイソブチル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(パーフルオロ−n−
ペンチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(パ
ーフルオロ−n−ヘキシル)エステル、
【0028】p−トルエンスルフォン酸−(1−ヒドロ
パーフルオロエチル)エステル、p−トルエンスルフォ
ン酸−(1−ヒドロパーフルオロ−n−ブチル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(1−ヒドロパーフル
オロ−n−ペンチル)エステル、p−トルエンスルフォ
ン酸−(1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−プロピ
ル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(1,1−
ジヒドロパーフルオロ−n−ブチル)エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−(1,1−ジヒドロパーフルオロ
−n−ペンチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸
−(1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−ヘキシル)エ
ステル、p−トルエンスルフォン酸−(1,1−ジヒド
ロパーフルオロ−n−オクチル)エステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−(1,1,3−トリヒドロパーフルオ
ロ−n−プロピル)エステル、p−トルエンスルフォン
酸−(1,1,3−トリヒドロパーフルオロ−n−ブチ
ル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(1,1,
4−トリヒドロパーフルオロ−n−ブチル)エステル、
p−トルエンスルフォン酸−(1,1,6−トリヒドロ
パーフルオロ−n−ヘキシル)エステル、p−トルエン
スルフォン酸−(1,1,7−トリヒドロパーフルオロ
−n−ヘプチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸
−(1,1,9−トリヒドロパーフルオロ−n−ノニ
ル)エステル、
【0029】p−トルエンスルフォン酸−〔2−(パー
フルオロエチル)エチル〕エステル、p−トルエンスル
フォン酸−〔2−(パーフルオロ−n−ブチル)エチ
ル〕エステル、p−トルエンスルフォン酸−〔2−(パ
ーフルオロ−3’−メチルブチル)エチル〕エステル、
p−トルエンスルフォン酸−〔2−(パーフルオロ−
5’−メチルヘキシル)エチル〕エステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−〔2−(パーフルオロ−7’−メチル
オクチル)エチル〕エステル、p−トルエンスルフォン
酸−〔2−(パーフルオロ−9’−メチルデシル)エチ
ル〕エステル、p−トルエンスルフォン酸−〔2−(パ
ーフルオロ−n−ヘキシル)エチル〕エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−〔2,2−ビス(トリフルオロメ
チル)プロピル〕エステル、p−トルエンスルフォン酸
−〔3−(パーフルオロ−n−ヘプチル)−n−プロピ
ル〕エステル、p−トルエンスルフォン酸−(1−トリ
フルオロメチルブチル)エステル、p−トルエンスルフ
ォン酸−(3−トリフルオロメチルブチル)エステル、
p−トルエンスルフォン酸−〔4−(パーフルオロエチ
ル)−n−ブチル〕エステル、p−トルエンスルフォン
酸−〔4−(パーフルオロ−n−デシル)−n−ブチ
ル〕エステル、p−トルエンスルフォン酸−(1−トリ
フルオロメチルペンチル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(2−トリフルオロメチルペンチル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−〔5−(パーフルオロ
エチル)−n−ペンチル〕エステル、p−トルエンスル
フォン酸−〔5−(パーフルオロ−n−ペンチル)−n
−ブチル〕エステル、
【0030】p−トルエンスルフォン酸−〔6−(パー
フルオロ−3’−メチルブチル)−n−ヘキシル〕エス
テル、p−トルエンスルフォン酸−〔6−(パーフルオ
ロ−5’−メチルヘキシル)−n−ヘキシル〕エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−〔6−(パーフルオロ
−7’−メチルオクチル)−n−ヘキシル〕エステル、
p−トルエンスルフォン酸−(1−トリフルオロメチル
ヘキシル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(3
−トリフルオロメチルヘキシル)エステル、p−トルエ
ンスルフォン酸−〔6−(パーフルオ−n−プロピル)
−n−ヘキシル〕エステル、p−トルエンスルフォン酸
−(1−トリフルオロメチルヘプチル)エステル、p−
トルエンスルフォン酸−(1−トリフルオロメチルオク
チル)エステル、
【0031】p−トルエンスルフォン酸−(1−メトキ
シエチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(1
−エトキシエチル)エステル、p−トルエンスルフォン
酸−(1−n−プロポキシエチル)エステル、p−トル
エンスルフォン酸−(1−n−ブトキシエチル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(2−メトキシエチ
ル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(2−エト
キシエチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(2−イソプロポキシエチル)エステル、p−トルエン
スルフォン酸−(2−n−ブトキシエチル)エステル、
p−トルエンスルフォン酸−(2−n−ペンチルオキシ
エチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(2−
n−ヘキシルオキシエチル)エステル、p−トルエンス
ルフォン酸−(2−n−オクチルオキシエチル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(2−n−デシルオキ
シエチル)エステル、
【0032】p−トルエンスルフォン酸−(1−エトキ
シプロピル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(2−メトキシプロピル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(2−エトキシプロピル)エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−(2−n−プロポキシプロピル)
エステル、p−トルエンスルフォン酸−(2−n−ブト
キシプロピル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(3−メトキシプロピル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(3−エトキシプロピル)エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−(3−n−プロポキシプロピル)
エステル、p−トルエンスルフォン酸−(3−n−ペン
チルオキシプロピル)エステル、p−トルエンスルフォ
ン酸−(1−エトキシブチル)エステル、p−トルエン
スルフォン酸−(2−n−プロポキシブチル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(3−n−エトキシブ
チル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(4−メ
トキシブチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(4−エトキシブチル)エステル、p−トルエンスルフ
ォン酸−(4−n−ブトキシブチル)エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−(4−n−ヘキシルオキシブチ
ル)エステル、
【0033】p−トルエンスルフォン酸−(1−エトキ
シペンチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−
(2−メトキシペンチル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(3−エトキシペンチル)エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−(4−n−ブトキシペンチル)エ
ステル、p−トルエンスルフォン酸−(5−メトキシペ
ンチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(5−
n−プロポキシペンチル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(2−エトキシヘキシル)エステル、p−ト
ルエンスルフォン酸−(3−メトキシヘキシル)エステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−(6−エトキシヘキシ
ル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(6−n−
ブトキシヘキシル)エステル、p−トルエンスルフォン
酸−(7−メトキシヘプチル)エステル、p−トルエン
スルフォン酸−(7−n−ペンチルオキシヘプチル)エ
ステル、p−トルエンスルフォン酸−(8−エトキシオ
クチル)エステル、p−トルエンスルフォン酸−(10
−n−ブトキシデシル)エステル、p−トルエンスルフ
ォン酸−ベンジルエステル、p−トルエンスルフォン酸
−(2−フェニルエチル)エステル、p−トルエンスル
フォン酸−(4−クロロベンジル)エステル等のアリー
ルスルフォン酸アルキルエステル誘導体、
【0034】例えば、メタンスルフォン酸メチルエステ
ル、エタンスルフォン酸メチルエステル、n−ブタンス
ルフォン酸メチルエステル、n−ヘキサンスルフォン酸
メチルエステル、メタンルスルフォン酸エチルエステ
ル、エタンスルフォン酸エチルエステル、メタンスルフ
ォン酸−n−プロピルエステル、メタンスルフォン酸イ
ソプロピルエステル、メタンスルフォン酸−n−ブチル
エステル、エタンスルフォン酸−n−ブチルエステル、
メタンスルフォン酸イソブチルエステル、メタンスルフ
ォン酸−sec −ブチルエステル、メタンスルフォン酸−
n−ペンチルエステル、メタンスルフォン酸−2−メチ
ルブチルエステル、メタンスルフォン酸−3−メチルブ
チルエステル、メタンスルフォン酸−2,2−ジメチル
プロピルエステル、メタンスルフォン酸−1−エチルプ
ロピルエステル、メタンスルフォン酸−n−ヘキシルエ
ステル、メタンスルフォン酸−1−メチルペンチルエス
テル、メタンスルフォン酸−n−ヘプチルエステル、p
−トルエンスルフォン酸−2−メチルヘキシルエステ
ル、p−トルエンスルフォン酸−1−エチルペンチルエ
ステル、メタンスルフォン酸−n−オクチルエステル、
メタンスルフォン酸−2−エチルヘキシルエステル、メ
タンスルフォン酸−n−デシルエステル、メタンスルフ
ォン酸−n−ドデシルエステル、メタンスルフォン酸−
n−ヘキサデシルエステル、
【0035】メタンスルフォン酸シクロペンチルエステ
ル、メタンスルフォン酸シクロヘキシルエステル、エタ
ンスルフォン酸シクロヘキシルエステル、メタンスルフ
ォン酸−(4−メチルシクロヘキシル)エステル、メタ
ンスルフォン酸シクロヘプチルエステル、メタンスルフ
ォン酸シクロオクチルエステル、メタンスルフォン酸シ
クロデシルエステル、メタンスルフォン酸シクロヘキシ
ルメチルエステル、メタンスルフォン酸−(2−シクロ
ヘキシルエチル)エステル、
【0036】メタンスルフォン酸−(2−フルオロエチ
ル)エステル、メタンスルフォン酸−(1,2−ジフル
オロエチル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−フ
ルオロ−n−プロピル)エステル、メタンスルフォン酸
−(2,3−ジフルオロ−n−プロピル)エステル、メ
タンスルフォン酸−(2−フルオロ−n−ブチル)エス
テル、メタンスルフォン酸−(3−フルオロ−2−メチ
ルプロピル)エステル、メタンスルフォン酸−(2,4
−ジフルオロ−n−ブチル)エステル、メタンスルフォ
ン酸−(2−フルオロ−n−ペンチル)エステル、メタ
ンスルフォン酸−(5−フルオロ−n−ペンチル)エス
テル、メタンスルフォン酸−(2−フルオロ−n−ヘキ
シル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−フルオロ
−3,3−ジメチルブチル)エステル、メタンスルフォ
ン酸−(2−フルオロ−n−ヘプチル)エステル、メタ
ンスルフォン酸−(2−フルオロ−n−オクチル)エス
テル、メタンスルフォン酸−(2−フルオロ−n−ノニ
ル)エステル、メタンスルフォン酸−(5−フルオロ−
n−テトラデシル)エステル、メタンスルフォン酸−
(パーフルオロ−n−プロピル)エステル、メタンスル
フォン酸−(パーフルオロイソブチル)エステル、メタ
ンスルフォン酸−(パーフルオロ−n−ペンチル)エス
テル、メタンスルフォン酸−(パーフルオロ−n−ヘキ
シル)エステル、メタンスルフォン酸−(1−ヒドロパ
ーフルオロエチル)エステル、メタンスルフォン酸−
(1−ヒドロパーフルオロ−n−ブチル)エステル、メ
タンスルフォン酸−(1−ヒドロパーフルオロ−n−ペ
ンチル)エステル、メタンスルフォン酸−(1,1−ジ
ヒドロパーフルオロ−n−プロピル)エステル、メタン
スルフォン酸−(1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−
ブチル)エステル、メタンスルフォン酸−(1,1−ジ
ヒドロパーフルオロ−n−ペンチル)エステル、メタン
スルフォン酸−(1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−
ヘキシル)エステル、トリフルオロメタンスルフォン酸
−(1,1−ジヒドロパーフルオロ−n−ヘキシル)エ
ステル、トリフルオロメタンスルフォン酸−(1,1−
ジヒドロパーフルオロ−n−ヘプチル)エステル、メタ
ンスルフォン酸−(1,1−ジヒドロパーフルオロ−n
−オクチル)エステル、メタンスルフォン酸−(1,
1,3−トリヒドロパーフルオロ−n−プロピル)エス
テル、メタンスルフォン酸−(1,1,3−トリヒドロ
パーフルオロ−n−ブチル)エステル、メタンスルフォ
ン酸−(1,1,4−トリヒドロパーフルオロ−n−ブ
チル)エステル、メタンスルフォン酸−(1,1,6−
トリヒドロパーフルオロ−n−ヘキシル)エステル、
【0037】メタンスルフォン酸−〔2−(パーフルオ
ロエチル)エチル〕エステル、メタンスルフォン酸−
〔2−(パーフルオロ−n−ブチル)エチル〕エステ
ル、メタンスルフォン酸−〔2−(パーフルオロ−n−
ヘキシル)エチル〕エステル、メタンスルフォン酸−
〔2,2−ビス(トリフルオロメチル)プロピル〕エス
テル、メタンスルフォン酸−〔3−(パーフルオロ−n
−ヘプチル)−n−プロピル〕エステル、メタンスルフ
ォン酸−(1−トリフルオロメチルブチル)エステル、
メタンスルフォン酸−(3−トリフルオロメチルブチ
ル)エステル、メタンスルフォン酸−〔4−(パーフル
オロエチル)−n−ブチル〕エステル、メタンスルフォ
ン酸−〔4−(パーフルオロ−n−デシル)−n−ブチ
ル〕エステル、メタンスルフォン酸−(1−トリフルオ
ロメチルペンチル)エステル、メタンスルフォン酸−
(2−トリフルオロメチルペンチル)エステル、メタン
スルフォン酸−〔5−(パーフルオロエチル)−n−ペ
ンチル〕エステル、メタンスルフォン酸−〔5−(パー
フルオロ−n−ペンチル)−n−ペンチル〕エステル、
メタンスルフォン酸−(1−トリフルオロメチルヘキシ
ル)エステル、メタンスルフォン酸−(3−トリフルオ
ロメチルヘキシル)エステル、メタンスルフォン酸−
〔6−(パーフルオロ−n−プロピル)−n−ヘキシ
ル〕エステル、メタンスルフォン酸−(1−トリフルオ
ロメチルヘプチル)エステル、メタンスルフォン酸−
(1−トリフルオロメチルオクチル)エステル、
【0038】メタンスルフォン酸−(1−メトキシエチ
ル)エステル、メタンスルフォン酸−(1−エトキシエ
チル)エステル、メタンスルフォン酸−(1−n−プロ
ポキシエチル)エステル、メタンスルフォン酸−(1−
n−ブトキシエチル)エステル、メタンスルフォン酸−
(2−メトキシエチル)エステル、メタンスルフォン酸
−(2−エトキシエチル)エステル、メタンスルフォン
酸−(2−イソプロポキシエチル)エステル、メタンス
ルフォン酸−(2−n−ブトキシエチル)エステル、メ
タンスルフォン酸−(2−n−ペンチルオキシエチル)
エステル、メタンスルフォン酸−(2−n−ヘキシルオ
キシエチル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−n
−オクチルオキシエチル)エステル、メタンスルフォン
酸−(2−n−デシルオキシエチル)エステル、
【0039】メタンスルフォン酸−(1−エトキシプロ
ピル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−メトキシ
プロピル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−エト
キシプロピル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−
n−ブトキシプロピル)エステル、メタンスルフォン酸
−(3−メトキシプロピル)エステル、メタンスルフォ
ン酸−(3−エトキシプロピル)エステル、メタンスル
フォン酸−(3−n−プロポキシプロピル)エステル、
メタンスルフォン酸−(3−n−ペンチルオキシプロピ
ル)エステル、メタンスルフォン酸−(1−エトキシブ
チル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−n−プロ
ポキシブチル)エステル、メタンスルフォン酸−(3−
n−エトキシブチル)エステル、メタンスルフォン酸−
(4−メトキシブチル)エステル、メタンスルフォン酸
−(4−エトキシブチル)エステル、メタンスルフォン
酸−(4−n−ブトキシブチル)エステル、メタンスル
フォン酸−(4−n−ヘキシルオキシブチル)エステ
ル、
【0040】メタンスルフォン酸−(1−エトキシペン
チル)エステル、メタンスルフォン酸−(2−メトキシ
ペンチル)エステル、メタンスルフォン酸−(3−エト
キシペンチル)エステル、メタンスルフォン酸−(4−
n−ブトキシペンチル)エステル、メタンスルフォン酸
−(5−メトキシペンチル)エステル、メタンスルフォ
ン酸−(5−n−プロポキシペンチル)エステル、メタ
ンスルフォン酸−(2−エトキシヘキシル)エステル、
メタンスルフォン酸−(3−メトキシヘキシル)エステ
ル、メタンスルフォン酸−(6−エトキシヘキシル)エ
ステル、メタンスルフォン酸−(6−n−ブトキシヘキ
シル)エステル、メタンスルフォン酸−(7−メトキシ
ヘプチル)エステル、メタンスルフォン酸−(7−n−
ペンチルオキシヘプチル)エステル、メタンスルフォン
酸−(8−エトキシオクチル)エステル、メタンスルフ
ォン酸−(10−n−ブトキシデシル)エステル、
【0041】メタンスルフォン酸ベンジルエステル、メ
タンスルフォン酸−(4−メチルベンジル)エステル等
のアルキルスルフォン酸アルキルエステル誘導体、例え
ば、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、ジ−n−プロピル硫
酸、ジイソプロピル硫酸、ジ−n−ブチル硫酸等のジア
ルキル硫酸エステル誘導体等を挙げることができる。こ
れらのアルキル化剤は、単独で使用してもよく、さらに
は、同一のアルキル基を有する異なるアルキル化剤を複
数併用(例えば、n−ブチルブロマイドとp−トルエン
スルフォン酸−n−ブチルエステルを併用、またはベン
ジルクロライドとベンジルブロマイドを併用)すること
もできる。アルキル化剤の使用量は、特に限定するもの
ではないが、反応収率を考慮すると、一般に、ヒドロキ
シ安息香酸誘導体またはヒドロキシ安息香酸エステル誘
導体1モルに対して、0.7〜1.8モル、より好まし
くは、0.8〜1.5モル、さらに好ましくは、1.0
〜1.4モルである。
【0042】本発明の方法により製造されるアルコキシ
安息香酸誘導体としては、好ましくは、一般式(3)
(化3)で表される化合物を挙げることができ、特に好
ましくは、一般式(3−A)(化3)で表される化合物
である。
【0043】
【化3】 (式中、X1 、X2 、X3 、X4 およびRは前記に同じ
意味を表す)
【0044】工程(a)で使用する有機溶媒としては、
例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、
イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、
tert−ブタノール、n−ペンタノール、イソペンタノー
ル、n−ヘキサノール、n−ヘプタノール、n−オクタ
ノール、2−エチルヘキサノール、n−デカノール、シ
クロヘキサノール、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、エチレングリコール、プロピレングリコールなどの
アルコール系溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、o−
キシレン、m−キシレン、p−キシレン、エチルベンゼ
ン、p−ジエチルベンゼン、1,2,4−トリメチルベ
ンゼン、1,3,5−トリメチルベンゼン、テトラリ
ン、α−メチルナフタレンなどの芳香族炭化水素系溶
媒、例えば、クロロベンゼン、o−クロロトルエン、m
−クロロトルエン、p−クロロトルエン、o−ジフルオ
ロベンセン、o−ジクロロベンセン、m−ジクロロベン
セン、p−ジクロロベンセンなどの芳香族ハロゲン化炭
化水素系溶媒、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカン、デカリンなどの脂肪族炭化水素
系溶媒、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、テト
ラクロロメタン、テトラクロロエチレン、1,2−ジク
ロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,
2−トリクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロ
エタンなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素系溶媒などの炭
化水素系溶媒、
【0045】例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、アニソール、ジ
フェニルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンな
どのエーテル系溶媒、例えば、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンな
どのケトン系溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2
−ピロリドン、N,N’−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノン、ヘキサメチルフォスフォリックトリアミド、アセ
トニトリルなどの含窒素非プロトン性極性溶媒、例え
ば、ジメチルスルフォキサイド、ジメチルスルフォン、
スルフォランなどの含硫黄非プロトン性極性溶媒等の非
プロトン性極性溶媒などを挙げることができる。これら
の有機溶媒は、単独で使用してもよく、または複数併用
してもよい。
【0046】ヒドロキシ安息香酸誘導体を使用する場合
には、使用する有機溶媒は、より好ましくは、アルコー
ル系溶媒であり、特に好ましくは、炭素数1〜6のアル
コール系溶媒である。また、ヒドロキシ安息香酸エステ
ル誘導体を使用する場合には、使用する有機溶媒は、よ
り好ましくは、アルコール系溶媒、ケトン系溶媒、非プ
ロトン性極性溶媒であり、特に好ましくは、炭素数1〜
6のアルコール系溶媒、炭素数3〜10のケトン系溶
媒、含窒素非プロトン性極性溶媒である。有機溶媒の使
用量は、特に限定するものではないが、過多量使用する
こと自体、製造効率などの低下を招くだけであり、一般
には、ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキシ安息
香酸エステル誘導体100重量部に対して、30〜10
000重量部、より好ましくは、50〜5000重量部
である。さらに、工程(a)においては、水を有機溶媒
と併用することができ、特に、水をアルコール系溶媒と
併用することは好ましいことである。尚、水の使用量に
関しては、特に限定するものではないが、一般に、有機
溶媒100重量部に対して、50重量部以下、好ましく
は、40重量部以下である。
【0047】工程(a)で使用する塩基としては、例え
ば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどのアルカリ金属の水酸化物、例えば、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウムなどのアルカリ金属の炭酸塩、例えば、水素化ナ
トリウムなどのアルカリ金属の水素化物、例えば、ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−
tert−ブトキシドなどのアルカリ金属のアルコラートな
どのアルカリ金属塩基、例えば、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどのアルカリ土類
金属の水酸化物、例えば、炭酸カルシウムなどのアルカ
リ土類金属の炭酸塩、例えば、酸化マグネシウムなどの
アルカリ土類金属の酸化物などのアルカリ土類金属塩基
などの無機塩基、例えば、アンモニア、メチルアミン、
エチルアミン、n−プロピルアミン、n−ブチルアミ
ン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、エチルジメチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン、モルフォリンなどの有機塩基を挙げること
ができる。これらの塩基は、単独で使用してもよく、ま
たは複数併用してもよい。より好ましい塩基は、無機塩
基であり、さらに好ましくは、アルカリ金属塩基であ
り、特に好ましくは、アルカリ金属の水酸化物、アルカ
リ金属の炭酸塩、アルカリ金属のアルコラートである。
有機溶媒として、アルコール系溶媒を使用する場合に
は、塩基としては、より好ましくは、アルカリ金属の水
酸化物、アルカリ金属のアルコラートである。また、有
機溶媒として、ケトン系溶媒または非プロトン性極性溶
媒を使用する場合には、塩基としては、より好ましく
は、アルカリ金属の炭酸塩である。
【0048】塩基の使用量は、反応収率などを考慮する
と、ヒドロキシ安息香酸誘導体を使用する場合には、ヒ
ドロキシ安息香酸誘導体1モルに対して、2.0モル以
上使用することが好ましく、過多量使用すること自体、
反応に悪影響を与えるものではないが、より好ましく
は、2.0〜4.0モルであり、特に好ましくは、2.
0〜3.0モルである。また、ヒドロキシ安息香酸エス
テル誘導体を使用する場合には、塩基の使用量は、ヒド
ロキシ安息香酸エステル誘導体1モルに対して、1.0
モル以上使用することが好ましく、過多量使用すること
自体、反応に悪影響を与えるものではないが、より好ま
しくは、1.0〜4.0モルであり、特に好ましくは、
1.0〜3.0モルである。尚、ヒドロキシ安息香酸エ
ステル誘導体を使用して、アルキル化剤との反応を実施
しながら、該誘導体のエステル基をカルボキシル基に加
水分解する場合には、塩基の使用量は、ヒドロキシ安息
香酸エステル誘導体1モルに対して、2.0モル以上使
用することが好ましく、より好ましくは、2.0〜4.
0モルである。ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロ
キシ安息香酸エステル誘導体とアルキル化剤の反応に際
しては、さらに、例えば、ベンジルトリアルキルアンモ
ニウムクロライド、テトラ−n−ブチルアンモニウムブ
ロマイド、18−クラウン−6−エーテルなどの相間移
動触媒、さらには、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム
を存在させてもよい。工程(a)は、通常、0〜200
℃程度、より好ましくは、20〜180℃程度の温度で
実施される。反応時間は、反応温度、反応圧力などの諸
条件に依存するが、一般に、30分〜30時間程度、よ
り好ましくは、1〜20時間程度で実施される。
【0049】ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキ
シ安息香酸エステル誘導体とアルキル化剤の反応方法
は、特に限定するものではないが、例えば、所望によ
り、水の存在下、 有機溶媒、塩基、ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒ
ドロキシ安息香酸エステル誘導体、およびアルキル化剤
を、反応装置に一括装入し、反応させる方法、 有機溶媒、塩基、およびヒドロキシ安息香酸誘導体ま
たはヒドロキシ安息香酸エステル誘導体の混合物に、ア
ルキル化剤を連続的に、または断続的に供給しつつ、反
応させる方法、 有機溶媒および塩基の混合物に、ヒドロキシ安息香酸
誘導体またはヒドロキシ安息香酸エステル誘導体、およ
びアルキル化剤を連続的に、または断続的に供給しつ
つ、反応させる方法、 有機溶媒およびヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒド
ロキシ安息香酸エステル誘導体の混合物に、塩基および
アルキル化剤を連続的に、または断続的に供給しつつ、
反応させる方法、などを適用することができる。特に、
またはの方法は好ましい。勿論、プロセス工学的に
可能な他の変形方法も適用できることは言うまでもな
い。ヒドロキシ安息香酸誘導体、ヒドロキシ安息香酸エ
ステル誘導体およびアルキル化剤を供給する場合は、ニ
ートで供給してもよく、有機溶媒の溶液として供給して
もよい。また、塩基を供給する場合には、ニートで供給
してもよく、水溶液として供給してもよい。尚、反応の
経過は、例えば、高速液体クロマトグラフィー、ガスク
ロマトグラフィー等の分析手段により、モニターできる
ので、所望の反応率の段階で、次の工程に供することが
できる。
【0050】工程(a)では、有機溶媒および塩基の存
在下、ヒドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキシ安息
香酸エステル誘導体とアルキル化剤が反応して、アルコ
キシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を含有した混合物
が得られる。尚、該混合物には、アルコキシ安息香酸誘
導体の塩基性塩と共に、場合により、アルコキシ安息香
酸エステル誘導体が含有されている場合がある。例え
ば、工程(a)において、ヒドロキシ安息香酸誘導体を
使用した場合には、ヒドロキシ安息香酸誘導体のヒドロ
キシ基とカルボキシル基の両方にアルキル化剤が反応し
て生成するアルコキシ安息香酸エステル誘導体(以下、
エステル化合物Aと称する)が一部混合物に含有されて
いる場合がある。また、工程(a)において、ヒドロキ
シ安息香酸エステル誘導体を使用した場合には、エステ
ル基が塩基により加水分解を受けずに、ヒドロキシ基が
アルキル化されたアルコキシ安息香酸エステル誘導体
(以下、エステル化合物Bと称する)、およびエステル
化合物Aが混合物に含有されている場合がある。このよ
うに、工程(a)で得られる混合物中に、アルコキシ安
息香酸エステル誘導体(例えば、エステル化合物Aまた
は/およびエステル化合物B)が含有されている場合に
は、工程(a)で得られた混合物を、工程(b)に供す
る前に、該エステル化合物を、塩基を用いて加水分解
し、アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩へと変換する
ことは好ましいことである。
【0051】次に、工程(a)で得られたアルコキシ安
息香酸エステル誘導体を含有する混合物を、塩基により
加水分解して、アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩の
結晶を含有する混合物を得る工程〔以下、工程(a−
1)と称する〕に関して説明する。 〔工程(a−1)〕工程(a−1)では、工程(a)で
得られるアルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩とアルコ
キシ安息香酸エステル誘導体を含有する混合物と、塩基
を作用させて、該エステル誘導体を加水分解し、アルコ
キシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を含有する混合物
を得る。一般には、工程(a)で得られる混合物に、塩
基を供給し、加水分解を実施することができるが、所望
により、有機溶媒または/および水を追加したり、工程
(a)で得られる混合物から、一部量または全量の有機
溶媒または/および水を留去した後に、塩基を供給して
加水分解を実施してもよい。
【0052】係る塩基としては、工程(a)で挙げた塩
基を挙げることができ、より好ましくは、無機塩基であ
り、さらに好ましくは、アルカリ金属塩基であり、特に
好ましくは、アルカリ金属の水酸化物である。勿論、工
程(a)で使用した塩基と同一の塩基でもよく、また異
なる塩基をも使用することができる。塩基の使用量は、
混合物に含有されているアルコキシ安息香酸エステル誘
導体を加水分解するに足る量を使用すればよく、一般
に、アルコキシ安息香酸エステル誘導体1モルに対し
て、1.0モル以上使用すればよく、過多量使用するこ
と自体、反応に悪影響を与えるものではないが、より好
ましくは、1.0〜4.0モルであり、さらに好ましく
は、1.0〜3.0モルである。一般に、塩基は、工程
(a)で得られる混合物に、ニートで供給してもよく、
水溶液として供給してもよい。工程(a−1)は、通
常、20〜200℃程度、好ましくは、40〜180℃
程度の温度で実施される。反応時間は、反応温度、反応
圧力などの反応諸条件に依存するが、一般に、10分〜
10時間程度、より好ましくは、30分〜5時間程度で
実施される。尚、反応の経過は、例えば、高速液体クロ
マトグラフィー、ガスクロマトグラフィー等の分析手段
により、モニターできるので、所望の反応率の段階で、
次の工程に供することができる。
【0053】工程(a)または工程(a−1)では、ア
ルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を含有する混
合物が得られる。アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩
は、混合物から結晶として析出している場合が多いが、
次の分離工程(b)を実施する場合には、収率を考慮し
て、混合物から工程(a)または工程(a−1)で使用
した一部量または全量の有機溶媒、または場合によって
は、一部量または全量の有機溶媒および一部量または全
量の水を反応系外に留去した後に、工程(b)に供する
ことは好ましいことである。また、アルコキシ安息香酸
誘導体の塩基性塩を含有する混合物に、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、1,2−ジクロロエタン等の炭化水素系溶
媒、例えば、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチル
エーテル、ジフェニルエーテル等のエーテル系溶媒、例
えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、例え
ば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル等のエステル
系溶媒などの有機溶媒を追加して、アルコキシ安息香酸
誘導体の塩基性塩の結晶の析出効果を高めることもでき
る。
【0054】〔工程(b)〕工程(b)では、工程
(a)または工程(a−1)で得られた混合物から、ア
ルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を分離する。
分離方法に関しては、特に限定するものではなく、公知
の方法、例えば、濾過操作、遠心分離操作により実施す
ることができる。分離後、アルコキシ安息香酸誘導体の
塩基性塩の結晶を、例えば、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等のアルコール系溶媒、例えば、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ジクロロメタン、
クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等の炭化水素系
溶媒、例えば、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチ
ルエーテル、ジフェニルエーテル等のエーテル系溶媒、
例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、例え
ば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル等のエステル
系溶媒などの有機溶媒を用いて、洗浄を行ってもよい。
特に、工程(a)または工程(a−1)で使用した有機
溶媒を全量留去して、アルコキシ安息香酸誘導体の塩基
性塩の結晶を分離した場合には、分離後、有機溶媒を用
いて洗浄することは好ましいことである。一般に、工程
(b)は、0〜80℃程度、より好ましくは、0〜60
℃程度の温度で実施される。尚、分離されたアルコキシ
安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶は、所望により、乾燥
を行ってもよいが、乾燥工程を経ずとも、有機溶媒また
は/および水を含有したウエットの状態で、工程(c)
に供することができる。
【0055】〔工程(c)〕工程(c)では、アルコキ
シ安息香酸誘導体の塩基性塩と酸を接触させて、アルコ
キシ安息香酸誘導体に変換する。工程(c)で使用する
酸としては、特に限定するものではなく、アルコキシ安
息香酸誘導体の塩基性塩を中和し、アルコキシ安息香酸
誘導体に変換できる能力を有するものであれば、任意に
使用することができる。係る酸としては、例えば、塩化
水素、臭化水素、硫酸、硝酸、燐酸などを挙げることが
できる。これらの酸は単独で使用してもよく、複数併用
してもよい。酸は、ニートで使用してもよく、または水
溶液の状態で使用してもよい。酸の使用量は、アルコキ
シ安息香酸誘導体の塩基性塩を中和し、アルコキシ安息
香酸誘導体へと変換するに足る量であればよく、一般
に、アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩に対して、当
量以上であればよく、過多量使用すること自体、悪影響
を与えるものではないが、製造効率などの低下を招くだ
けであり、好ましくは、1.0〜4.0当量、より好ま
しくは、1.0〜3.0当量である。
【0056】尚、工程(c)を水の不存在下で実施する
ことができるが、水の存在下で実施することは好ましい
ことである。水の使用量に関しては、特に限定するもの
ではないが、過多量使用すること自体、製造効率などの
低下を招くだけであり、一般に、アルコキシ安息香酸誘
導体の塩基性塩100重量部に対して、10〜1000
0重量部程度、より好ましくは、20〜5000重量部
程度である。使用する水に関しては、特に限定するもの
ではなく、例えば、水道水、蒸留水またはイオン交換水
などが使用できる。水は、塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム等の水溶性の無機塩
を含有していてもよい。また、所望により、脱酸素され
た水、または窒素ガスなどの不活性ガスで飽和された水
を使用することもできる。また、工程(c)は、有機溶
媒〔例えば、工程(a)で挙げたアルコール系溶媒、炭
化水素系溶媒、エーテル系溶媒、ケトン系溶媒〕の存在
下で実施することもできる。工程(c)は、通常、0〜
100℃程度、より好ましくは、20〜90℃程度の温
度で実施される。
【0057】アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩と酸
を接触させる方法は、特に限定するものではないが、例
えば、所望により、水の存在下、 アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩に、酸を供給
し、混合する方法、 アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩と、酸とを並流
で混合する方法、 アルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩と、酸とを向流
で混合する方法、などを適用することができる。さらに
はこれらの方法を組み合わせた方法を適用することがで
きる。勿論、プロセス工学的に可能な他の変形方法も適
用できることは言うまでもない。尚、アルコキシ安息香
酸誘導体の塩基性塩と酸の接触は、所望の効果を得るた
めに、例えば、回分式で実施する場合、その接触操作を
複数回実施することができる。
【0058】中和により、生成したアルコキシ安息香酸
誘導体は、例えば、水洗操作により、副生した塩と分離
される。尚、工程(c)を水の存在下で実施した場合に
は、生成したアルコキシ安息香酸誘導体は、水相と分離
される。尚、分離方法に関しては、特に限定するもので
はなく、公知の方法、例えば、濾過操作、遠心分離操作
により実施することができる。工程(c)を、水または
/および有機溶媒の存在下で実施した場合、その水また
は/および有機溶媒は、アルコキシ安息香酸誘導体との
分離後、工程(c)に再利用することができ、さらに
は、蒸留などの方法により、精製した後、工程(a)、
工程(b)または工程(c)に再利用することができ
る。一般に、工程(c)で製造されるアルコキシ安息香
酸誘導体は、実用上、充分な純度を有しているが、所望
により、さらに、再結晶、カラムクロマトグラフィーな
どの精製操作を実施してもよい。
【0059】本発明の製造方法において、各工程は、一
般に、常圧〜50kg/cm2 程度の圧力下で実施するこ
とが好ましい。また、各工程は、大気雰囲気下で実施す
ることができるが、所望により、不活性ガス(例えば、
窒素、アルゴン、ヘリウムなどのガス)存在下で実施す
ることができる。本発明の製造方法において、各工程で
使用する反応装置の種類、形態に関しては、特に限定す
るものではないが、一般的には、槽型、管型の反応装置
を用いることができる。勿論、各工程、異なる反応装置
を使用することもできる。本発明の製造方法において
は、これらの反応装置を任意に組み合わせて、工程
(a)〜(c)の各工程を、回分式(バッチ式)で実施
することができる。また、工程(a)〜(c)の複数の
工程を通して、または全工程を通して連続的に実施する
ことも可能である。また、各工程で使用する反応装置
は、様々な攪拌装置を備えることができる。係る攪拌装
置としては、例えば、パドル型攪拌機、プロペラ型攪拌
機、タービン型攪拌機、ホモジナイザー、ホモミキサ
ー、ラインミキサー、ラインホモミキサー等の高速攪拌
機、さらにはスタティックミキサー、コロイドミル、オ
リフィスミキサー、フロージェットミキサーなどを挙げ
ることができる。
【0060】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 工程(a) 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸138g(1モ
ル)、エタノール600g、水120gおよび水酸化カ
リウム123g(2.2モル)の混合物を80℃に加温
し、該混合物に、4−フェニルブチル−1−ブロマイド
256g(1.2モル)を1時間を要して滴下した。滴
下後、さらに10時間、80〜90℃で攪拌した。反応
混合物から、エタノール400gおよび水50gを留去
した後、反応混合物を20℃にまで冷却した。 工程(b) 析出している4−(4’−フェニルブチルオキシ)安息
香酸のカリウム塩の結晶を、20℃で、濾過した後、さ
らに、エタノール100gで洗浄した。このカリウム塩
の結晶は、乾燥せずに次の工程(c)に供した。 工程(c) 4−(4’−フェニルブチルオキシ)安息香酸のカリウ
ム塩の結晶を、水1000gに分散し、25℃で該混合
物に、10重量%塩酸450gを加えた後、1時間、2
5℃で攪拌した。析出している結晶を濾過した。さら
に、水300gで洗浄した後、乾燥(60℃)して、1
83gの4−(4’−フェニルブチルオキシ)安息香酸
を得た。高速液体クロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、純度は99.5重量%以上であった。
【0061】実施例2 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、ヨウ化−n−ブチル240g
(1.3モル)を使用した以外は、実施例1に記載の方
法に従い、115gの4−n−ブトキシ安息香酸を得
た。高速液体クロマトグラフィーで分析したところ、純
度は99.5重量%以上であった。
【0062】実施例3 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、n−ヘキシルブロマイド180
g(1.1モル)を使用した以外は、実施例1に記載の
方法に従い、147gの4−n−ヘキシルオキシ安息香
酸を得た。高速液体クロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、純度は99.5重量%以上であった。
【0063】実施例4 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、光学活性な(S)−p−トルエ
ンスルフォン酸−4−メチルヘキシルエステル300g
(1.1モル)を使用した以外は、実施例1に記載の方
法に従い、153gの光学活性な(S)−4−(4’−
メチルヘキシルオキシ)安息香酸を得た。高速液体クロ
マトグラフィーで分析したところ、純度は99.5重量
%以上であった。
【0064】実施例5 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、光学活性な(S)−p−トルエ
ンスルフォン酸−6−メチルオクチルエステル355g
(1.2モル)を使用した以外は、実施例1に記載の方
法に従い、178gの光学活性な(S)−4−(6’−
メチルオクチルオキシ)安息香酸を得た。高速液体クロ
マトグラフィーで分析したところ、純度は99.5重量
%以上であった。
【0065】実施例6 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、n−デシルブロマイド245g
(1.1モル)を使用した以外は、実施例1に記載の方
法に従い、198gの4−n−デシルオキシ安息香酸を
得た。高速液体クロマトグラフィーで分析したところ、
純度は99.5重量%以上であった。
【0066】実施例7 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、n−テトラデシルブロマイド3
05g(1.1モル)を使用した以外は、実施例1に記
載の方法に従い、246gの4−n−テトラデシルオキ
シ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィーで分析
したところ、純度は99.5重量%以上であった。
【0067】実施例8 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、メタンスルフォン酸−(1,1
−ジヒドロパーフルオロ−n−オクチル)エステル57
4g(1.2モル)を使用した以外は、実施例1に記載
の方法に従い、363gの4−(1’,1’−ジヒドロ
パーフルオロ−n−オクチルオキシ)安息香酸を得た。
高速液体クロマトグラフィーで分析したところ、純度は
99.5重量%以上であった。
【0068】実施例9 実施例1において、4−フェニルブチル−1−ブロマイ
ドを使用する代わりに、8−エトキシオクチル−1−ブ
ロマイド285g(1.2モル)を使用した以外は、実
施例1に記載の方法に従い、194gの4−(8’−エ
トキシオクチルオキシ)安息香酸を得た。高速液体クロ
マトグラフィーで分析したところ、純度は99.5重量
%以上であった。
【0069】実施例10 工程(a) 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸138g(1モ
ル)、イソプロパノール700g、水200g、水酸化
カリウム118g(2.1モル)およびn−オクチルブ
ロマイド250g(1.3モル)の混合物を、12時
間、80〜90℃で攪拌した。 工程(a−1) さらに、水酸化カリウム14g(0.25モル)を加
え、2時間、80〜90℃で攪拌した。反応混合物か
ら、イソプロパノール500gおよび水50gを留去し
た後、反応混合物を20℃にまで冷却した。 工程(b) 析出している4−n−オクチルオキシ安息香酸のカリウ
ム塩の結晶を、20℃で、濾過した。このカリウム塩の
結晶は、乾燥せずに次の工程(c)に供した。 工程(c) 4−n−オクチルオキシ安息香酸のカリウム塩の結晶
を、水500gに分散し、25℃で該混合物に、10重
量%塩酸360gを加え、1時間、25℃で攪拌した。
析出している結晶を濾過した。さらに、水300gで洗
浄した後、乾燥(60℃)して、188gの4−n−オ
クチルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフ
ィーで分析したところ、純度は99.5重量%以上であ
った。
【0070】実施例11 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、3−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸17
3g(1モル)を使用した以外は、実施例10に記載の
方法に従い、184gの3−メチル−4−n−オクチル
オキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィーで
分析したところ、純度は99.5重量%以上であった。
【0071】実施例12 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、2−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸1
73g(1モル)を使用した以外は、実施例10に記載
の方法に従い、190gの2−メトキシ−4−n−オク
チルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィ
ーで分析したところ、純度は99.5重量%以上であっ
た。
【0072】実施例13 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、2−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸1
56g(1モル)を使用した以外は、実施例10に記載
の方法に従い、172gの2−フルオロ−4−n−オク
チルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィ
ーで分析したところ、純度は99.5重量%以上であっ
た。
【0073】実施例14 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸1
56g(1モル)を使用した以外は、実施例10に記載
の方法に従い、177gの3−フルオロ−4−n−オク
チルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィ
ーで分析したところ、純度は99.5重量%以上であっ
た。
【0074】実施例15 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸17
3g(1モル)を使用した以外は、実施例10に記載の
方法に従い、204gの3−クロロ−4−n−オクチル
オキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィーで
分析したところ、純度は99.5重量%以上であった。
【0075】実施例16 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、2,3−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息
香酸174g(1モル)を使用した以外は、実施例10
に記載の方法に従い、207gの2,3−ジフルオロ−
4−n−オクチルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロ
マトグラフィーで分析したところ、純度は99.5重量
%以上であった。
【0076】実施例17 実施例10において、4−ヒドロキシ安息香酸を使用す
る代わりに、3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシ安息
香酸174g(1モル)を使用した以外は、実施例10
に記載の方法に従い、210gの3,5−ジフルオロ−
4−n−オクチルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロ
マトグラフィーで分析したところ、純度は99.5重量
%以上であった。
【0077】実施例18 工程(a) 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸−n−ヘキシル
エステル222g(1モル)、メタノール800g、ナ
トリウムメトキシド65g(1.2モル)およびn−オ
クチルブロマイド250g(1.3モル)の混合物を、
10時間、60〜65℃で攪拌した。 工程(a−1) さらに、水300gおよび水酸化ナトリウム48g
(1.2モル)を加え、4時間、60〜65℃で攪拌し
た。反応混合物から、メタノール600gおよび水50
gを留去した後、反応混合物を20℃にまで冷却した。 工程(b) 析出している4−n−オクチルオキシ安息香酸のナトリ
ウム塩の結晶を、20℃で、濾過した。このナトリウム
塩の結晶は、乾燥せずに次の工程(c)に供した。 工程(c) 4−n−オクチルオキシ安息香酸のナトリウム塩の結晶
を、水500gに分散し、25℃で該混合物に、10重
量%塩酸360gを加え、1時間、25℃で攪拌した。
析出している結晶を濾過した。さらに、水300gで洗
浄した後、乾燥(60℃)して、194gの4−n−オ
クチルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフ
ィーで分析したところ、純度は99.5重量%以上であ
った。
【0078】実施例19 実施例18において、4−ヒドロキシ安息香酸−n−ヘ
キシルエステルを使用する代わりに、4−ヒドロキシ安
息香酸ベンジルエステル182g(0.8モル)と4−
ヒドロキシ安息香酸28g(0.2モル)を使用した他
は、実施例18に記載の方法に従い、185gの4−n
−オクチルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグ
ラフィーで分析したところ、純度は99.5重量%以上
であった。
【0079】実施例20 工程(a) 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル
166g(1モル)、メチルイソブチルケトン1000
g、無水炭酸ナトリウム117g(1.1モル)および
ベンジルブロマイド180g(1.05モル)の混合物
を、4時間、110〜115℃で攪拌した。 工程(a−1) この混合物に、水100gおよび水酸化ナトリウム60
g(1.5モル)を加え、さらに、5時間、110〜1
15℃で攪拌した。反応混合物から、メチルイソブチル
ケトン800gおよび水50gを留去した後、反応混合
物を20℃に冷却した。 工程(b) 析出している4−ベンジルオキシ安息香酸のナトリウム
塩の結晶を、20℃で、濾過した。このナトリウム塩の
結晶は、乾燥せずに次の工程(c)に供した。 工程(c) 4−ベンジルオキシ安息香酸のナトリウム塩の結晶を、
水500gに分散し、25℃で該混合物に、10重量%
の塩酸360gを加え、1時間、25℃で攪拌した。析
出している結晶を濾過した。さらに、水300gで洗浄
した後、乾燥(60℃)して、150gの4−ベンジル
オキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィーで
分析したところ、純度は99.5重量%以上であった。
【0080】実施例21 工程(a) 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸−n−ブチルエ
ステル194g(1モル)、N,N−ジメチルホルムア
ミド1000gおよび無水炭酸カリウム152g(1.
1モル)の混合物を、70℃に加温し、該混合物に、ベ
ンジルブロマイド205g(1.2モル)を1時間を要
して滴下した。滴下後、さらに2時間、70〜75℃で
攪拌した後、減圧下、N,N−ジメチルホルムアミドを
留去した。 工程(a−1) 残渣に、水酸化カリウム67g(1.2モル)、水10
0gおよびメチルセロソルブ500gを加え、6時間、
90〜95℃で攪拌した。減圧下で、メチルセロソルブ
400gおよび水50gを留去し、混合物を20℃に冷
却した。 工程(b) 析出している4−ベンジルオキシ安息香酸のカリウム塩
の結晶を、20℃で、濾過した。さらに、メタノール2
00gで洗浄した。このカリウム塩の結晶は乾燥せず
に、次の工程(c)に供した。 工程(c) 4−ベンジルオキシ安息香酸のカリウム塩の結晶を、水
500gに分散し、25℃で該混合物に、10重量%塩
酸360gを加えた後、1時間、25℃で攪拌した。析
出している結晶を、濾過した。さらに、水300gで洗
浄した後、乾燥(60℃)して、145gの4−ベンジ
ルオキシ安息香酸を得た。高速液体クロマトグラフィー
で分析したところ、純度は99.5重量%以上であっ
た。
【0081】比較例1 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸138g(1モ
ル)、エタノール600g、水120gおよび水酸化カ
リウム123g(2.2モル)の混合物を80℃に加温
し、該混合物に、4−フェニルブチル−1−ブロマイド
256g(1.3モル)を1時間を要して滴下した。滴
下後、さらに10時間、80〜90℃で攪拌した。反応
混合物を25℃にまで冷却後、水500gおよび10重
量%塩酸450gを加えた後、析出している結晶を濾過
した。さらに、水500gで洗浄した後、乾燥(60
℃)して、240gの4−(4’−フェニルブチルオキ
シ)安息香酸を得た。得られた結晶を高速液体クロマト
グラフィーで分析したところ、構造不明の化合物を含有
しており、4−(4’−フェニルブチルオキシ)安息香
酸の含有量は92重量%であった。
【0082】比較例2 窒素雰囲気下、4−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル
166g(1モル)、メタノール600g、ナトリウム
メトキシド65g(1.2モル)および4−フェニルブ
チル−1−ブロマイド234g(1.1モル)の混合物
を、10時間、60〜65℃で攪拌した。さらに、水3
00gおよび水酸化ナトリウム48g(1.2モル)を
加え、4時間、60〜65℃で攪拌した。反応混合物を
20℃にまで冷却した後、10重量%塩酸400gを加
えた後、析出している結晶を濾過した。さらに、水50
0gで洗浄した後、乾燥(60℃)して、238gの結
晶を得た。得られた結晶を高速液体クロマトグラフィー
で分析した結果、構造不明の化合物を含有しており、4
−(4’−フェニルブチルオキシ)安息香酸の含有量は
88重量%であった。
【0083】
【発明の効果】本発明により、簡便な方法により、高純
度なアルコキシ安息香酸誘導体を製造することが可能に
なった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平尾 元一 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 茅島 広枝 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 中塚 正勝 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)有機溶媒および塩基の存在下、ヒ
    ドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキシ安息香酸エス
    テル誘導体と、アルキル化剤を反応させて、アルコキシ
    安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を含有する混合物を得
    る工程、(b)該混合物からアルコキシ安息香酸誘導体
    の塩基性塩の結晶を分離する工程、および(c)アルコ
    キシ安息香酸誘導体の塩基性塩と酸を接触させる工程、
    からなるアルコキシ安息香酸誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)有機溶媒および塩基の存在下、ヒ
    ドロキシ安息香酸誘導体またはヒドロキシ安息香酸エス
    テル誘導体と、アルキル化剤を反応させて、アルコキシ
    安息香酸誘導体の塩基性塩およびアルコキシ安息香酸エ
    ステル誘導体を含有する混合物を得る工程、(a−1)
    該混合物中のアルコキシ安息香酸エステル誘導体を、塩
    基により加水分解して、アルコキシ安息香酸誘導体の塩
    基性塩の結晶を含有する混合物を得る工程、(b)該混
    合物からアルコキシ安息香酸誘導体の塩基性塩の結晶を
    分離する工程、および(c)アルコキシ安息香酸誘導体
    の塩基性塩と酸を接触させる工程、からなるアルコキシ
    安息香酸誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 水の存在下で、アルコキシ安息香酸誘導
    体の塩基性塩と酸を接触させる請求項1または2記載の
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017092034A1 (zh) * 2015-12-04 2017-06-08 深圳市广昌达实业有限公司 一种汽油添加剂烷基甲酰胺苯基醚的合成方法
CN108558916A (zh) * 2018-05-22 2018-09-21 昆山力田医化科技有限公司 一种对苯丁氧基苯甲酸的合成工艺

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