JPH0977547A - モルタル組成物 - Google Patents
モルタル組成物Info
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Abstract
化剤、セメント組成物、および骨材を含有するモルタル
組成物において、セメント組成物は、普通ポルトランド
セメントと早強ポルトランドセメントおよび/または超
早強ポルトランドセメントを含有しており、かつ早強ポ
ルトランドセメント及び/または超早強ポルトランドセ
メントを、セメント組成物に対し、30〜70重量%含
有することを特徴とするモルタル組成物。 【効果】 モルタル組成物において、塗装作業性に優
れ、かつ初期の硬化性、低温時の引張り接着強さ、さら
に耐水強度に優れた効果を発揮する。
Description
供するモルタル組成物に関するものである。さらに詳し
くは、本発明は、初期の硬化性及び低温時における引張
り接着強さにすぐれているばかりか、耐水強度にも優れ
た性質を有するモルタル組成物に関するものである。
的な例としては、上・下水道のコンクリート用下地調整
材は、溶剤型が使用されてきた。しかしながら、近年、
地球環境や作業環境面からの溶剤規制が厳しくなるに伴
い、水系型の検討が活発になってきた。初期に開発した
モルタル組成物は乾燥面に塗布した場合にドライアウト
による硬化並びに接着不良を起こしやすかった。これら
を防止するために水量を増やしたり、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂、アクリル−スチレン共重
合体、スチレン−ブタジェン共重合体等の合成樹脂エマ
ルジョンを加える手法が取られる。さらにエポキシ樹脂
系エマルジョンを用いたモルタル組成物も一部の文献に
記載されている。このほかセメントの改質を目的とした
添加剤として、例えば、減水剤、空気連行剤、急結剤、
遅結剤、消泡剤、粘性剤、収縮防止剤、保水剤、繊維状
配合剤、ワックス等数多くが開発されている。
増やすと強度低下、硬化収縮によるクラックを生じ、ま
たブリージング性を有するためにレイタンスを生じ、そ
の上に塗装する場合にはレイタンスを完全に除去しなけ
れば、充分な接着強度が得られない欠点がある。さらに
防水性がないために防水処理工事を行うという複雑な工
程が必要である。またモルタル組成物に合成樹脂エマル
ジョンを使用した場合には、確かにモルタルの接着性、
可とう性(曲げ強度および引張り強度)にはある程度硬
化はあるものの、モルタル本来の圧縮強度や剛性に欠
け、また非反応硬化性のため耐水性にも欠ける。さらに
上記記載のエポキシ樹脂系エマルジョンを含有したモル
タルは接着性、可とう性は改良されるがモルタルの粘り
が強くてコテ放れ、コテ返し等のコテ塗り作業性が非常
に悪く、またエポキシ樹脂系エマルジョン、硬化剤の添
加によりセメントの水和反応が阻害されるためにモルタ
ルの硬化が遅く、モルタル本来の剛性が低下する。さら
に水を含有したモルタル組成物は、溶剤型に比べて水の
乾燥速度が遅いため、初期の硬化性及び低温時における
引張り接着強さが発現しにくい。
決した初期の硬化性及び低温時における引張り接着強さ
にすぐれるばかりか、耐水強度にも優れた性質を有する
モルタル組成物を提供するものである。すなわち、本発
明が提供するモルタル組成物は、エポキシ樹脂水分散
体、ポリアミン系硬化剤、セメント組成物、および骨材
を含有するモルタル組成物であって、セメント組成物
は、普通ポルトランドセメントと早強ポルトランドセメ
ント及び/または超早強ポルトランドセメントを含有し
ており、かつ早強ポルトランドセメント及び/または超
早強ポルトランドセメントを、セメント組成物に対し、
30〜70重量%含有していることを特徴とするもので
ある。
発明で使用されるセメント組成物は、「セメントの常
識」セメント協会編集、1994年3月発行の19ペー
ジから27ページに記載されているものである。すなわ
ち、ポルトランドセメント、混合セメント及び特殊セメ
ントに分類されているものであり、本発明のセメント組
成物は、普通ポルトランドセメントと早強ポルトランド
セメント及び/または超早強ポルトランドセメントを含
有し、かつ早強ポルトランドセメント及び/または超早
強ポルトランドセメントを、セメント組成物に対し、3
0〜70重量%含有するものである。早強ポルトランド
セメント及び/または超早強ポルトランドセメントが3
0重量%未満では、本発明の初期の硬化性及び低温時で
の引張り接着強さが発現されない。また70重量%越え
ると、耐水強度が低下するばかりか、ポットライフが短
くなりすぎて、作業性が低下する。
は、所定量のエポキシ樹脂と界面活性剤、さらに必要に
応じて、その他の各種添加剤を水に機械的に分散させて
作成するか、エポキシ樹脂を溶液中でアクリル酸やメタ
クリル酸などでアクリレート化し、溶液重合法によりビ
ニルモノマーをグラフト化した後、中和アミンで微粒子
化し、残留溶媒を取り除いて作成する。この際、エポキ
シ樹脂100重量部に対し、固形分換算で界面活性剤
0.3〜3.0重量部、微結晶セルロース0.1〜2.
5重量部とするのが好ましい。また、本発明には、エポ
キシ樹脂水分散体の代替の一部として、スチレン−ブタ
ジェン系共重合体ラテックス及びアクリル系ラテックス
も使用できる。これらのラテックスは、ガラス転移温度
が−25℃〜+5℃が好ましい。−25℃未満では、圧
縮強さが低下する。また+5℃を越えると、成膜不良を
起こし、耐水強度が低下する。
のエポキシ樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を
有するものであって、例えば、グリシジルエーテル類、
グリシジルエステル類、グリシジルアミン類、線状脂肪
族エポキサイド類、脂環式エポキサイド類などが挙げら
れる。グリシジルエーテル類としては、例えば、ビスフ
ェノールのジグリシジルエーテル、フェノールノボラッ
クのポリグリシジルエーテル、アルキレングリコールま
たはポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル
が挙げられる。該ビスフェノールのジグリシジルエーテ
ルとしては、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ビスフェノールAD、ビスフェノールS、テトラ
メチルビスフェノールA、テトラブロモビスフェノール
Aなどの二価フェノール類のジグリシジルエーテルが、
該フェノールノボラックのポリグリシジルエーテルとし
ては、例えば、フェノールノボラック、クレゾールノボ
ラック、ブロム化フェノールノボラックなどのノボラッ
ク樹脂のポリグリシジルエーテルが、該アルキレングリ
コールまたはポリアルキレングリコールのジグリシジル
エーテルとしては、例えば、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレグリコール、ブタジオール、などのグリコ
ール類のジグリシジルエーテルが挙げられる。
は、例えば、ヘキサヒドロフタル酸のジグリシジルエス
テル、ダイマー酸のジグリシジルエステルなどが挙げら
れる。グリシジルアミン類としては、例えば、テトラグ
リシジルジアミノジフェニルメタン、テトラグリシジル
イソシアヌレートなどが挙げられる。さらに線状脂肪族
エポキサイド類としては、例えば、エポキシ化ポリプタ
ジエン、エポキシ化大豆油などが挙げられる。脂環式エ
ポキサイド類としては、例えば、3,4−エポキシ−6
−メチルシクロヘキシルメチルカルボキシレート、3,
4−エポキシクロヘキシルメチルカルボキシレートなど
が挙げられる。
はないが、好ましいエポキシ樹脂としてはグリシジルエ
ーテル類、グリシジルアミン類、グリシジルエステル類
であり、より好ましくはグリシジルエーテル類である。
グリシジルエーテル類で好ましいのはビスフェノール類
のジグリシジルエーテル類であり、特に好ましくはビス
フェノールA、ビスフェノールFのジグリシジルエーテ
ルである。エポキシ樹脂は単独で用いてもよく、2種以
上を組み合わせて用いてもよい。
1500の範囲のものが用いられ、好ましくは150か
ら750の範囲である。本発明で使用されるポリアミン
系硬化剤とは、二塩化エチレンまたはエチレンオキサイ
ドとアンモニアとの反応により生成する第一級および第
二級アミンを含むポリエチレンアミン、またはこれらを
エポキシ樹脂、アルキレンエポキサイドでアダクトした
変性品や脂肪族またはフェノール/ホルムアルデヒドで
重縮合(マニッヒ)した変性脂肪族ポリアミン系硬化剤
を含む。また、飽和環状物に一個以上のアミン類が直接
付いた構造をもつ脂環式ポリアミンをも含む。さらに重
合脂肪酸と脂肪族アミンとからなるポリアミノアミド系
硬化剤も含まれる。なかでも、ポリアミノアミド系硬化
剤が好ましい。
本発明に使用されるポリアミン系硬化剤の選択が重要で
ある。本発明で使用される好ましいポリアミノアミド系
硬化剤は、分子中に複数の活性なアミノ基をもち、同様
にアミド基を1個以上もつものである。例としては、天
然の不飽和脂肪酸から作られる重合脂肪酸(慣用的には
ダイマー酸)と、必要に応じて加えられる他の脂肪酸と
の混合物にポリアルキレンポリアミン類を縮合反応させ
て作られるものが挙げられる。重合脂肪酸は、工業的に
は天然のトール油、大豆油、サフラワー油などからのリ
ノールやリノレイン酸などの不飽和成分を多く含む脂肪
酸を、無触媒、または、クレーやケイ酸アルミナなどの
触媒存在下に加熱することによって合成される。また、
ポリアルキレンポリアミン類としてはエチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン
などのポリエチレンポリアミン類が代表として挙げられ
る。
め反応させたアダクト品、より短鎖の二塩基酸や芳香核
を有する二塩基酸を使用したイミダゾリン環含有ポリア
ミノアミド品、またエポキシ化不飽和酸、アルケニルコ
ハク酸、または、二塩基性シクロヘキサン環置換化合物
などを使用したポリアミノアミド品、さらには、アミノ
酸化合物を使用したポリアミノアミド品などが挙げられ
る。また、ポリアルキレンポリアミンは、アミン原料と
して最も基本的なものであるが、これに代えてポリオキ
シアルキレンポリアミンやメタキシリレンポリアミンな
どを使用したポリアミノアミド品などが挙げられる。特
に、重合脂肪酸・ポリアルキレンポリアミン縮合物、さ
らに重合脂肪酸・ポリアルキレンポリアミン・重合脂肪
酸の重縮合物とビスフェノールA−ジエ−テルなどの付
加物からなるポリアミノアミド品が本発明の効果を良好
に発揮できて好ましい。
ド系硬化剤または変性脂肪族ポリアミン系硬化剤等を用
いると、低温状態での引張り接着強さ及び初期の硬化性
が飛躍的に向上するので、ポリアミノアミド硬化剤と併
用するのが好ましい。適切な使用量は、ポリアミノアミ
ド系硬化剤に対し、20〜50重量%が好ましい。20
重量%未満では、引張り接着強さ及び初期の硬化性の向
上が認められない。また50重量%を越えると、耐水強
度が大幅に低下する。さらに必要に応じて、第3級アミ
ンや三フッ化ホウ素などの硬化促進剤を、主剤に対し
て、0.5〜6重量%含有させることにより、低温状態
における引張り接着強さ及び初期の硬化性が格段に向上
する。0.5重量%未満では、引張り接着強さ及び初期
の硬化性の飛躍的向上が期待できない。また、6重量%
を越えると、ポットライフが短くなりすぎて、作業性が
低下する。
ン系硬化剤の使用量の合計は、固形分換算でセメント組
成物100重量部に対して3〜35重量部、好ましくは
5〜30重量部であり、3重量部未満では引張り接着強
さや耐水強度の発現が少なく、35重量部を越えると、
セメントモルタル本来の剛性が得られ難くなる。また、
エポキシ樹脂水分散体とポリアミン系硬化剤との割合は
特に限定しない。さらに該ポリアミノアミド系硬化剤
は、そのままの状態でも使用できるが、より分散効果を
発揮するためには水溶液や水分散にした状態で使用した
方が好ましい。また、当量割合で、エポキシ樹脂水分散
体とポリアミン系硬化剤との割合が0.5〜2.5の範
囲が好ましい。0.5未満の場合、または、2.5を越
える場合、何れの場合も引張り接着強さおよび耐水強度
が低下する。
砂、川砂、石材破砕物、磁器破砕物、ガラス破砕物、ガ
ラスビーズ等が挙げられる。これらは1種、または2種
以上混合して施工することが出来る。これらの骨材のセ
メントに対する混合割合は、セメント1部に対し0.5
〜5部、好ましくは0.7〜3部の間である。本発明の
モルタル組成物には、各種添加剤として、モルタル配合
物で通常使用する、例えば、消泡剤、起泡材、凝結促進
剤、凝結遅延剤、防錆剤、防水剤、膨張剤、保水剤さら
に分散剤等が挙げられ、必要に応じて使用することが出
来る。本発明のモルタル組成物は上記の各成分および調
整水を加え攪拌機にて全体が均一になるまで充分に混練
することにより得られる。
り本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら
の例によってなんら限定されるものではない。尚、各物
性は次の測定方法に従って求めた。 (1)塗装作業性 :実施例および比較例で作成した
モルタル組成物をコンクリート板に塗装し、コテ塗りお
よびヘラ塗り適性を肉眼判定定した。 (2)初期の硬化性 :JIS A5304で記載され
ているコンクリート板に、高さ2mmの枠組を作り、そ
の中に実施例および比較例で作成したモルタル組成物を
流し込み、コテで均一に塗装した。次に、この試験片を
温度20℃、湿度100%の雰囲気中におき1日後、2
日後および3日後のショアーD値を測定した。 (3)引張り接着強さ:JIS A5304で記載され
ているコンクリート板に、高さ2mmの枠組を作り、そ
の中に実施例および比較例作成したモルタル組成物を流
し込み、コテで均一に塗装した。次に、この試験片を温
度20℃、湿度65%および温度5℃、湿度65%の恒
温恒湿室に、それぞれ7日間養生し、建研式引張り試験
機により垂直方向に引張り接着強さを測定した。 (4)耐水強度 :(3)で作成した試験片(温度
20℃、湿度65%で7日間養生したもの)(建研式試
験機用アタッチメント装着済み)を1日水に浸積後、試
験片を取り出し、アタッチメント周辺の水をふき取り、
建研式試験機により垂直方向に引張って接着強さを測定
した。 (5)圧縮強さ :(3)で作成した試験片(温度
20℃、湿度65%で7日間養生したもの)JIS K
6911に記載されている圧縮強さの試験方法によって
測定した。
製)50重量部、早強ポルトランドセメント(秩父小野
田製)50重量部、下記に示すエポキシ樹脂水分散体1
5重量部、ポリアミノアミド系硬化剤として、脂肪族・
ポリアルキレンポリアミン縮合物「アンカマイド502
(ACI JAPAN販売)」5重量部に表1に示す珪
砂6号と調整水を加えたモルタル組成物を全体が均一に
なるまで充分混練し、モルタル組成物を得た。このモル
タル組成物を用いて、各種測定用の試験片を作成し、測
定を行った。その結果を表1に示す。 エポキシ樹脂水分散体の作成 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量) 100 重量部 「AA2662,旭チバ製」 微結晶セルロース「アビセルRC591,旭化成工業製」 0.5 〃 ノニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェ 1.0 〃 ニルエーテル系)「ニューコール506,日本乳化剤製」 精製水 100 〃 ノニオン系界面活性剤は25重量%の水溶液とし、微結
晶セルロースは予め充分分散させた5重量%の水分散液
を用い、ホモミキサーを使用して均一に分散させ調整し
た。
製)65重量部、超早強ポルトランドセメント(秩父小
野田製)35重量部を用いる以外は実施例1と同じ組成
及び操作でモルタル組成物を作成し、各種測定を行っ
た。その結果を表1に示す。
製)35重量部、早強ポルトランドセメント(秩父小野
田製)65重量部を用いる以外は実施例1と同じ組成及
び操作でモルタル組成物を作成し、各種測定を行った。
その結果を表1に示す。
製)50重量部、早強ポルトランドセメント(秩父小野
田製)50重量部、実施例1で作成したエポキシ樹脂水
分散体15重量部、さらにポリアミン系硬化剤としてポ
リアミノアミド系硬化剤である脂肪族・ポリアルキレン
ポリアミン縮合物「アンカマイド502(ACI JA
PAN販売)」3.4重量部とポリアミド系硬化剤アン
クァミン401(ACIJAPAN販売)1.6重量部
を用い、表1に示すモルタル組成物を実施例1と同じ操
作で作成し、各種測定を行った。その結果を表1に示
す。
製)50重量部、早強ポルトランドセメント(秩父小野
田製)50重量部、実施例1で作成したエポキシ樹脂水
分散体5重量部、さらにポリアミン系硬化剤としてポリ
アミノアミド系硬化剤である脂肪族・ポリアルキレンポ
リアミン縮合物「アンカマイド502(ACI JAP
AN販売)」2重量部を用い、表1に示すモルタル組成
物を、実施例1と同じ操作で作成し、各種測定を行っ
た。その結果を表1に示す。
製)50重量部、早強ポルトランドセメント(秩父小野
田製)50重量部、実施例1で作成したエポキシ樹脂水
分散体24重量部、さらにポリアミン系硬化剤としてポ
リアミノアミド系硬化剤である脂肪族・ポリアルキレン
ポリアミン縮合物「アンカマイド502(ACI JA
PAN販売)」8重量部を用いて、表1に示すモルタル
組成物を、実施例1と同じ操作で作成し、各種測定を行
った。その結果を表1に示す。
い、実施例1と同じ操作を行い、実施例1と同じ操作を
行い、比較例1〜3の各種試験片を作成し、各種測定を
行った。その結果を表1に示す。
は、塗装作業性、初期の硬化性、低温時の引張り接着強
さ、さらに耐水強度に優れた効果を発揮する。
Claims (1)
- 【請求項1】 エポキシ樹脂水分散体、ポリアミン系硬
化剤、セメント組成物、および骨材を含有するモルタル
組成物であって、セメント組成物は、普通ポルトランド
セメントと早強ポルトランドセメント及び/または超早
強ポルトランドセメントを含有しており、かつ早強ポル
トランドセメント及び/または超早強ポルトランドセメ
ントを、セメント組成物に対し、30〜70重量%含有
することを特徴とするモルタル組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23486095A JP3633682B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | モルタル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23486095A JP3633682B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | モルタル組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977547A true JPH0977547A (ja) | 1997-03-25 |
JP3633682B2 JP3633682B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=16977487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23486095A Expired - Fee Related JP3633682B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | モルタル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3633682B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030055676A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 김한성 | 방수 콘크리트의 제조방법 |
JP2014181137A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Aica Kogyo Co Ltd | 塗材組成物及びその床施工方法並びにそれによる床構造 |
KR102392363B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-05-03 | (주)콘텍이엔지 | 에폭시 개질 초속경 시멘트 모르타르 조성물 및 이를 이용한 콘크리트 구조물 및 도로포장의 단면 보수보강 방법 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP23486095A patent/JP3633682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030055676A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 김한성 | 방수 콘크리트의 제조방법 |
JP2014181137A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Aica Kogyo Co Ltd | 塗材組成物及びその床施工方法並びにそれによる床構造 |
KR102392363B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-05-03 | (주)콘텍이엔지 | 에폭시 개질 초속경 시멘트 모르타르 조성물 및 이를 이용한 콘크리트 구조물 및 도로포장의 단면 보수보강 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3633682B2 (ja) | 2005-03-30 |
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