JPH0977421A - 油圧エレベータの漏油回収装置 - Google Patents

油圧エレベータの漏油回収装置

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Publication number
JPH0977421A
JPH0977421A JP23430895A JP23430895A JPH0977421A JP H0977421 A JPH0977421 A JP H0977421A JP 23430895 A JP23430895 A JP 23430895A JP 23430895 A JP23430895 A JP 23430895A JP H0977421 A JPH0977421 A JP H0977421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
leaked
tank
recovery device
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP23430895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ueda
賢二 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication of JPH0977421A publication Critical patent/JPH0977421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漏油回収装置内のフィルタが異物により目詰
まりしてポンプによる送油が阻害されたとき、この異常
情報を外部に報知し、漏油が昇降路に漏れることを未然
に防止する油圧エレベータの漏油回収装置の提供。 【構成】 回収タンク12に漏油が流出するオーバーフ
ロー管22とこのオーバーフロー管22に接続する補助
タンク21とこの補助タンク21の下部に油量センサ2
3を設け、この油量センサ23が作動したとき、警報器
24を鳴動させるとともにこの異常情報を監視センター
25に発報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータの漏油回
収装置に係り、特に、一旦漏油を回収タンクに溜めこの
漏油が所定量に達すると、パワーユニットに送油するの
に好適な油圧エレベータの漏油回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に油圧エレベータにおいては、パワ
ーユニットから油圧ジャッキに油を流出入することによ
り油圧ジャッキのプランジャが伸縮し、このプランジャ
上端に取付けられたかごが昇降路内を上下動するように
なっている。そして、このプランジャが伸縮するときに
プランジャとシリンダの摺動部すなわちグランドから若
干の油が漏れる。
【0003】このため、たとえば特開平2−26082
号公報に開示しているように、油圧ジャッキからの漏油
を受ける油受けと、この油受けから送油管を介して漏油
を溜める回収タンクとこの回収タンク内の漏油が所定量
に達すると、この回収タンク内の漏油をフィルタを介し
て吸入し、パワーユニットに送油するポンプを備えた漏
油回収装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の漏油回収装置にあっては、油圧ジャッキからの漏油
に昇降路内の綿埃やパッキンの摩耗粉などの異物が混入
し、この異物が漏油とともに油受けから回収タンク内へ
流れ込むとともに、この回収タンク内の漏油をポンプが
フィルタを介して吸入することから、このフィルタに異
物が付着し、次第に蓄積してフィルタの目詰まりに至
り、ポンプによる送油が阻害されて、これに伴って、回
収タンク内の漏油があふれ出し、回収タンク周辺、例え
ば昇降路下部のピット内を油浸しにするという問題があ
った。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、回収タンク内に
流入した異物によるフィルタの目詰まりを防止すること
のできる油圧エレベータの漏油回収装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、油圧ジャッキのグランドから漏油を回収する回収タ
ンクの漏油が所定量以上に達するとポンプが起動し、所
定量以下になると停止して前記漏油をパワーユニットに
送油するように構成した油圧エレベータの漏油回収装置
において、前記回収タンクに漏油が流出するオーバーフ
ロー管と、このオーバーフロー管に接続する補助タンク
と、この補助タンクの下部に設けられる油量センサと、
この油量センサが作動したとき所定の場所に異常情報を
報知する手段とを備える構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、回収タンク内のフィルタが異
物により目詰まりして、ポンプによる送油が阻害され、
漏油がオーバーフロー管から漏れ、補助タンクに溜り、
油圧センサが応答すると外部に設けた警報器を鳴動さ
せ、あるいは監視センターに発報して、ポンプが不具合
になったことを報知し、漏油が昇降路内に漏れることを
未然に防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
用いて説明する。
【0009】図1は本発明の油圧エレベータの漏油回収
装置の一実施例を示す詳細図、図2は油圧エレベータの
全体構成図を示したものである。
【0010】図において、1は昇降路、2は油圧ジャッ
キで、この油圧ジャッキ2はシリンダ3内に上下方向に
伸縮可能なプランジャ4が設けられている。そして、パ
ワーユニット6から油が送油管7を通ってシリンダ3に
流出入することによりプランジャ4が上下方向に伸縮
し、プランジャ4の上部に設けられたかご5が上下に昇
降する。
【0011】8はグランドで、シリンダ3とプランジャ
4の摺動部から漏れた漏油は図示しない油受けに溜めら
れ、送油管9を通って漏油回収装置11の回収タンク1
2に溜められる。この漏油が所定量以上となり油量セン
サ13が作動すると、ポンプ14が起動し送油管15を
介してパワーユニット6に戻される。そして、漏油が所
定量以下となり油量センサ16が作動するとポンプ14
は停止する。なお17、18は送油管9の端部および、
ポンプ14の給油孔に設けられ、漏油を濾過するための
フィルタ、19はポンプ14を制御するための制御箱で
ある。
【0012】21は、本発明になる補助タンクで、回収
タンク12の上部よりオーバーフロー管22を介して接
続されている。そして、この補助タンク21の底部に油
量センサ23が設けられこの油量センサ23が作動する
と、補助タンク21の上部に設けられた警報器24を鳴
動させるとともに監視センター25に発報するように構
成されている。なお、27は上記動作を制御する制御箱
である。
【0013】次に本実施例の動作を説明する。
【0014】今、漏油が所定量以上となり、油量センサ
13が作動すると、ポンプ14が起動し、回収タンク1
2内の漏油はポンプ14から送油管15を介してパワー
ユニット6に戻される。
【0015】このとき、フィルタ18が汚損して、目詰
まりして漏油が通らなくなると、漏油はパワーユニット
6に戻らなくなり、次第に増加し、漏油は、回収タンク
12から溢れ、オーバーフロー管22を通って補助タン
ク21に溜る。そして、油量センサ23が作動すると、
警報器24が鳴動するとともに、この異常情報が監視セ
ンター25に発報される。
【0016】このように、本実施例によれば、フィルタ
18が目詰まりして、漏油が回収タンク12からパワー
ユニット6に回収されなくなっても、この異常情報が、
ただちに監視センター25等に発報されるので、漏油が
昇降路1内に流れて汚損することを未然に防止すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
回収タンクに接続された補助タンクと補助タンク内に油
量センサを設け、回収タンク内の漏油が漏れて補助タン
クに流入すると、油量センサが作動しこの異常情報を外
部に報知するように構成したので、回収タンク内のフィ
ルタが異物により目詰まりしてポンプによる送油が阻害
されても、この異常情報は、監視センター等に発報され
るので、漏油が昇降路内に漏れることを未然に防止する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧エレベータの漏油回収装置の一実
施例を示す詳細図である。
【図2】油圧エレベータの全体構成図である。
【符号の説明】
2 油圧ジャッキ 4 プランジャ 6 パワーユニット 12 回収タンク 14 ポンプ 21 補助タンク 22 オーバーフロー管 23 油量センサ 24 警報器 25 監視センター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ジャッキのグランドから漏油を回収
    する回収タンクの漏油が所定量以上に達するとポンプが
    起動し、所定量以下になると停止して前記漏油をパワー
    ユニットに送油するように構成した油圧エレベータの漏
    油回収装置において、前記回収タンクに漏油が流出する
    オーバーフロー管と、このオーバーフロー管に接続する
    補助タンクと、この補助タンクの下部に設けられる油量
    センサと、この油量センサが作動したとき所定の場所に
    異常情報を報知する手段とを備えたことを特徴とする油
    圧エレベータの漏油回収装置。
JP23430895A 1995-09-12 1995-09-12 油圧エレベータの漏油回収装置 Pending JPH0977421A (ja)

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JP23430895A JPH0977421A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 油圧エレベータの漏油回収装置

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ID=16968973

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002210077A (ja) * 2001-01-23 2002-07-30 Japan Cash Machine Co Ltd 回胴式遊技機の異常検出装置
WO2010056260A1 (en) * 2008-11-13 2010-05-20 Ronald Therriault Elevator alert
US8051955B2 (en) 2008-07-23 2011-11-08 Ronald Therriault Elevator alert for fluid overflow into elevator pit
CN106608570A (zh) * 2015-10-20 2017-05-03 昆山通博电梯有限公司 一种电梯异常预警以及监管查询系统
CN107514346A (zh) * 2017-08-29 2017-12-26 浙江运达风电股份有限公司 一种偏航制动器密封失效漏油监测及收集装置

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