JPS585256Y2 - 放射線モニタ気水分離装置 - Google Patents
放射線モニタ気水分離装置Info
- Publication number
- JPS585256Y2 JPS585256Y2 JP1558678U JP1558678U JPS585256Y2 JP S585256 Y2 JPS585256 Y2 JP S585256Y2 JP 1558678 U JP1558678 U JP 1558678U JP 1558678 U JP1558678 U JP 1558678U JP S585256 Y2 JPS585256 Y2 JP S585256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reservoir
- radiation monitor
- water
- piping system
- suction pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放射線モニタ用サンプリング装置に係り、特に
自動ドレン抜装置の改良に関する。
自動ドレン抜装置の改良に関する。
原子力発電所の内部およびその周辺の環境の放射線量の
監視が行なわれている。
監視が行なわれている。
監視には一般に放射線モニタ用サンプリング装置が用い
られ、第1図に示すがごときの構成をとる。
られ、第1図に示すがごときの構成をとる。
すなわち測定ガスを放射線モニタ用フィルり11.冷却
器12および気体吸引ポンプ13からなるサンプリング
系により放射線モニタ用フィルタ特性で決定される流量
で吸引して放射線モニタ用フィルタ11に測定ガス中に
含まれる放射性物質を集め、のちその放射線モニタ用フ
ィルタを取りはずして放射線検出器(図示せず)にもつ
1ていって、フィルタに付着された放射線量の測定を行
なう。
器12および気体吸引ポンプ13からなるサンプリング
系により放射線モニタ用フィルタ特性で決定される流量
で吸引して放射線モニタ用フィルタ11に測定ガス中に
含まれる放射性物質を集め、のちその放射線モニタ用フ
ィルタを取りはずして放射線検出器(図示せず)にもつ
1ていって、フィルタに付着された放射線量の測定を行
なう。
そして測定ガスの水分が環境の変化により、放射線モニ
タ用フィルタ11から気体吸引ポンプ13に至る配管系
内部に水滴となって付着することがあり、気体吸引ポン
プ13が湿気骨を非常にきらうためその水滴を自動ドレ
ン抜装置14から排出している。
タ用フィルタ11から気体吸引ポンプ13に至る配管系
内部に水滴となって付着することがあり、気体吸引ポン
プ13が湿気骨を非常にきらうためその水滴を自動ドレ
ン抜装置14から排出している。
この自動ドレン抜装置14は溜池部14 aを形成し、
放射線モニタ用フィルタ11から気体吸引ポンプ13に
至る配管系内部の水滴を貯え、所定レベル以上になった
ときオーバした水を排出口より排除するようにして、排
出口14bと配管系とを水で気体のしゃ断し、かつ放射
線モニタ用フィルタに測定ガスが一定流量で流れさせる
働きをもっている。
放射線モニタ用フィルタ11から気体吸引ポンプ13に
至る配管系内部の水滴を貯え、所定レベル以上になった
ときオーバした水を排出口より排除するようにして、排
出口14bと配管系とを水で気体のしゃ断し、かつ放射
線モニタ用フィルタに測定ガスが一定流量で流れさせる
働きをもっている。
ところでこの種の自動ドレン抜装置14は、例えば放射
線モニタ用フィルタの目詰り、冷却器の配管系の目詰り
現象が発生すると気体吸引ポンプの吸引特性で定まる吸
引量まで放射線モニタ用フィルタと気体吸引ポンプとを
連通ずる配管系の真空度が高くなる。
線モニタ用フィルタの目詰り、冷却器の配管系の目詰り
現象が発生すると気体吸引ポンプの吸引特性で定まる吸
引量まで放射線モニタ用フィルタと気体吸引ポンプとを
連通ずる配管系の真空度が高くなる。
溜池部の水がその閉塞現象の発生時において気体吸引ポ
ンプまで溜池部の水が上昇することになるので溜池部と
気体吸引ポンプとの高低差を気体吸引ポンプの吸引特性
に対応した値以上に設定しているのが常である。
ンプまで溜池部の水が上昇することになるので溜池部と
気体吸引ポンプとの高低差を気体吸引ポンプの吸引特性
に対応した値以上に設定しているのが常である。
例えば気体吸引ポンプの到達真空度は約600mmHg
とすれば高低差を約8mなければ閉塞事故時に気体吸引
ポンプに水が入る恐れがある。
とすれば高低差を約8mなければ閉塞事故時に気体吸引
ポンプに水が入る恐れがある。
設置場所において必ずしも気体吸引ポンプの負圧能カ一
杯に気体吸引ポンプと溜池部との間の高低差を取れると
は限られておらず、特に高低差を取れない場所に設置す
る場合には問題となっている。
杯に気体吸引ポンプと溜池部との間の高低差を取れると
は限られておらず、特に高低差を取れない場所に設置す
る場合には問題となっている。
本考案の目的は高さを一段と低くできた放射線モニタ気
水分離装置を提供することにある。
水分離装置を提供することにある。
その目的を遠戚するための概要は、放射線モニタ用フィ
ルタと気体吸引ポンプとを連通ずる配管系の水分を排出
する排水管部に放射線モニタ用フィルタの流量特性で定
まる負圧に対応した高低差をもたせて2個の溜池部を形
成し、配管側の空状態の溜池部の容積より小さい他方の
溜池部に配管系の水を貯え、外部と配管系内との間の気
体をしゃ断させるために設定した所定レベル以上をこえ
る水を他方溜池部から排出させて配管系の水を外部に排
除するように構成し、放射線モニタ用フィルタ、冷却器
あるいはこれらを連通ずる配管部材の閉塞が起たときに
他方溜池部の水を配管側の溜池部に流入し、配管系側の
溜池部が満杯なる以前に他方の溜池部を空とし、他方の
溜池部の空の時点より空気が配管系側溜池部に流入する
ようにして、配管系側の溜池部の水面の上昇をさまたげ
、これによって気体吸引ポンプに水が吸引されるのを防
止する。
ルタと気体吸引ポンプとを連通ずる配管系の水分を排出
する排水管部に放射線モニタ用フィルタの流量特性で定
まる負圧に対応した高低差をもたせて2個の溜池部を形
成し、配管側の空状態の溜池部の容積より小さい他方の
溜池部に配管系の水を貯え、外部と配管系内との間の気
体をしゃ断させるために設定した所定レベル以上をこえ
る水を他方溜池部から排出させて配管系の水を外部に排
除するように構成し、放射線モニタ用フィルタ、冷却器
あるいはこれらを連通ずる配管部材の閉塞が起たときに
他方溜池部の水を配管側の溜池部に流入し、配管系側の
溜池部が満杯なる以前に他方の溜池部を空とし、他方の
溜池部の空の時点より空気が配管系側溜池部に流入する
ようにして、配管系側の溜池部の水面の上昇をさまたげ
、これによって気体吸引ポンプに水が吸引されるのを防
止する。
これから明らかのように気体吸引ポンプと他方溜池部と
の高低差値が放射線モニタ用フィルタの流量特性で決定
されても気体吸引ポンプに水を吸引されることがなくな
り、気体吸引ポンプの到達真空度で高低差を決定するよ
りも大幅に高低差を狭めることができる。
の高低差値が放射線モニタ用フィルタの流量特性で決定
されても気体吸引ポンプに水を吸引されることがなくな
り、気体吸引ポンプの到達真空度で高低差を決定するよ
りも大幅に高低差を狭めることができる。
以下本考案の一実施例を第2図を参照しながら説明する
。
。
なお従来の装置の各部に対応して同一機能を営なむもの
に同一番号を付し、その説明を省略する。
に同一番号を付し、その説明を省略する。
。第2図において第1図と相違する個所は自動ドレン抜
装置である。
装置である。
この自動ドレン抜装置15はフィルタ11または冷却器
12と気体吸引ポンプとを連通配管する配管系の内部の
水滴を外部に排出する排水管の途中に、放射線モニタ用
フィルタの流量特性で定まる負圧に対応した落差をもた
せて2個の溜池部151,152を形成し、その一方を
配管系側の溜池部151に、他方を排出側の溜池部15
2とし、配管系側の溜池部151は、排出側の溜池部の
容積より大きくシ、常時は水を貯めないものである。
12と気体吸引ポンプとを連通配管する配管系の内部の
水滴を外部に排出する排水管の途中に、放射線モニタ用
フィルタの流量特性で定まる負圧に対応した落差をもた
せて2個の溜池部151,152を形成し、その一方を
配管系側の溜池部151に、他方を排出側の溜池部15
2とし、配管系側の溜池部151は、排出側の溜池部の
容積より大きくシ、常時は水を貯めないものである。
排出側の溜池部152は給水口を有し、配管系側の溜池
部151を流れ落ちた配管系の水を貯え、かつ所定液面
レベルを越える水を排水し、それに気体吸引ポンプの作
動の吸引状態において貯えられた水が配管系側の溜池部
とを連通した配管部を上昇し、この存在により外気と配
管系の内部との間の気体をしゃ断するものである。
部151を流れ落ちた配管系の水を貯え、かつ所定液面
レベルを越える水を排水し、それに気体吸引ポンプの作
動の吸引状態において貯えられた水が配管系側の溜池部
とを連通した配管部を上昇し、この存在により外気と配
管系の内部との間の気体をしゃ断するものである。
このような構成からなる装置の作動を説明する。
測定開始前すなわち気体吸引ポンプの作動しない前に給
水口より水を注ぎ排出側の溜池部152の内部に所定の
レベルまで水を貯える。
水口より水を注ぎ排出側の溜池部152の内部に所定の
レベルまで水を貯える。
この作業により排出側の溜池部152と配管系側の溜池
部151とを連通ずる配管部に水が存在するために気体
のしゃ断がなされた。
部151とを連通ずる配管部に水が存在するために気体
のしゃ断がなされた。
その作業の終了ののち気体吸引ポンプ13を作動させる
。
。
これにより排出側の溜池水152の水が配管系側の溜池
部151に連通ずる配管部に流れこむが放射線モニタ用
フィルタの抵抗が小さいので測定ガスが放射線モニタ用
フィルタをその流量特性内で定まる流量で通過し、冷却
器12で冷却されて乾燥されたのち気体ポンプ13から
吐出される。
部151に連通ずる配管部に流れこむが放射線モニタ用
フィルタの抵抗が小さいので測定ガスが放射線モニタ用
フィルタをその流量特性内で定まる流量で通過し、冷却
器12で冷却されて乾燥されたのち気体ポンプ13から
吐出される。
運転中に冷却器12と気体吸引ポンプとを連通ずる配管
系内部に生じた水は、配管系の溜池部151に流入した
のちその個所に留ることなく排出側の溜池部152に直
ちに流れる。
系内部に生じた水は、配管系の溜池部151に流入した
のちその個所に留ることなく排出側の溜池部152に直
ちに流れる。
排出・側の溜池部の液面が所定レベルに近すき、その所
定レベルを越える量が排出口から外部に流出されて、配
管系内部の水が自動的に排出される。
定レベルを越える量が排出口から外部に流出されて、配
管系内部の水が自動的に排出される。
このような正常に状態において、仮りに放射線モニタ用
フィルタ11に閉塞現象が発生したとすれば、気体吸引
ポンプの到達真空度の値まで配管系の内部の真空度が高
く、排出側の溜池部152の水が配管系側の溜池部15
1に上昇し、この溜池部の水の量が増加してくる。
フィルタ11に閉塞現象が発生したとすれば、気体吸引
ポンプの到達真空度の値まで配管系の内部の真空度が高
く、排出側の溜池部152の水が配管系側の溜池部15
1に上昇し、この溜池部の水の量が増加してくる。
配管系側の溜池部に比べ排出側の溜池部152の容積が
小さいことから放射線モニタ用フィルタの流量特性で定
まる負圧に対応した真空度で排出側の溜池部の水が完全
に配管系側の溜池部に流入され、それ以上の真空度に高
まれば、給水口から流入する空気が配管系側の溜池部に
流入し、配管系側の溜池部の液面はもはや上昇しなくな
り、空気のみが気体吸引ポンプに吸引され、気体吸引ポ
ンプに水が吸引されるのを防いでいる。
小さいことから放射線モニタ用フィルタの流量特性で定
まる負圧に対応した真空度で排出側の溜池部の水が完全
に配管系側の溜池部に流入され、それ以上の真空度に高
まれば、給水口から流入する空気が配管系側の溜池部に
流入し、配管系側の溜池部の液面はもはや上昇しなくな
り、空気のみが気体吸引ポンプに吸引され、気体吸引ポ
ンプに水が吸引されるのを防いでいる。
実例にて説明すると、気体ポンプの到達真空度は約60
0 mmHg程度であるので落差Hはほぼ8mの高さを
必要となる。
0 mmHg程度であるので落差Hはほぼ8mの高さを
必要となる。
これ以上の高さをとらなければ閉塞事故時に気体吸収ポ
ンプに水が入ることを意味されている。
ンプに水が入ることを意味されている。
一方散射線モニタ用フィルタに測定ガスを所定流量で流
すための必要な負圧は3QQmmHg程度であり、必要
水位置に換算すれば約4mであり、本願の装置であって
は落差を放射線モニタ用フィルタの流量特性に対応した
負圧により決定しているため4mでも気体吸引ポンプに
水が入るのを防止できており、従来の装置の高さの半分
の高さでことたりる。
すための必要な負圧は3QQmmHg程度であり、必要
水位置に換算すれば約4mであり、本願の装置であって
は落差を放射線モニタ用フィルタの流量特性に対応した
負圧により決定しているため4mでも気体吸引ポンプに
水が入るのを防止できており、従来の装置の高さの半分
の高さでことたりる。
以上本願は配管材料費及び工事費の削減を図れ、なつと
言っても従来の技術で水位のとれない場所にも据付が可
能にした。
言っても従来の技術で水位のとれない場所にも据付が可
能にした。
なお、本願の一実施例における溜池部は容器であっても
よく、また径の異なるパイプを用いるようにしてもよい
。
よく、また径の異なるパイプを用いるようにしてもよい
。
第1図は従来の放射線モニタ気水分離装置のブロック構
成図、第2図は本願考案の放射線モニタ気水分離装置の
ブロック構成図である。 151・・・・・・配管系溜池部、152・・・・・・
排出側溜池部。
成図、第2図は本願考案の放射線モニタ気水分離装置の
ブロック構成図である。 151・・・・・・配管系溜池部、152・・・・・・
排出側溜池部。
Claims (1)
- 放射線モニタ用フィルタに測定ガスを気体吸引ポンプに
よって供給し、放射線モニタ用フィルタと気体吸引ポン
プとを連通ずる配管系に付着する水分を自動ドレン抜装
置で排除するものにおいて、前記自動ドレン抜装置は水
分を排出する排出管部に前記放射線モニタ用フィルタ部
の必要負圧に対応した高低差をもたせて複数個の溜池部
を形成し、前記配管系側の溜池部の容積を排出側の溜池
部の容積より大きくして、正常時サンプリングに必要な
負圧に対しては必要な水位を保持し、異常時の負圧に対
しては空気を吸い込み必要最小限の水位で自動的にドレ
ン処理することを特徴とす□る放射線モニタ気水分離装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1558678U JPS585256Y2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | 放射線モニタ気水分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1558678U JPS585256Y2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | 放射線モニタ気水分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54120992U JPS54120992U (ja) | 1979-08-24 |
JPS585256Y2 true JPS585256Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=28837543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1558678U Expired JPS585256Y2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | 放射線モニタ気水分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585256Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-13 JP JP1558678U patent/JPS585256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54120992U (ja) | 1979-08-24 |
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