JPH0977227A - ベルト式トラフコンベヤ - Google Patents

ベルト式トラフコンベヤ

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Publication number
JPH0977227A
JPH0977227A JP23692095A JP23692095A JPH0977227A JP H0977227 A JPH0977227 A JP H0977227A JP 23692095 A JP23692095 A JP 23692095A JP 23692095 A JP23692095 A JP 23692095A JP H0977227 A JPH0977227 A JP H0977227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
opening
case
conveyor
carriage case
Prior art date
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Pending
Application number
JP23692095A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kawahara
弘司 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUBAKIMOTO BARUKU SYST KK
Original Assignee
TSUBAKIMOTO BARUKU SYST KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TSUBAKIMOTO BARUKU SYST KK filed Critical TSUBAKIMOTO BARUKU SYST KK
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Publication of JPH0977227A publication Critical patent/JPH0977227A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト式トラフコンベヤにおいて、ベルトの
走行の円滑にして輸送効率の向上を図ること。 【解決手段】 トラフコンベヤ10は、ばらもの搬送ケ
ース12とコンベヤフレーム14を有してなる。搬送ケ
ース12は、上流側の上向き投入口16と下流側の下向
き排出口18を有し、下方に開口20が形成されてい
る。平ベルト26は搬送ケース12の開口20より幅広
であり、コンベヤフレーム14の両側壁30内部に固設
された支持レール32によって支持されている。搬送ケ
ース開口20の両下縁にはシール板34が延設されてい
る。平ベルト26はシール板34と僅かな隙間もって対
向し、ばらもの搬送ケース12の上面板36及び両側側
板38とともに実質的に密閉された搬送空間40を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体や粒体の如き
撒物搬送物を搬送するためのトラフコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は特公昭50−37671号公報記
載のベルト式トラフコンベヤ50を示し、ベルト52を
樋体54の底面56に沿わせて摺動させ、樋体内の粉粒
体を搬送せんとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベルト52が
底面56を摺動走行するため、ベルト52と底面56と
の間に粉粒体が侵入して、摩擦による動力損失、摩擦に
よるベルト摩耗、摩擦熱の発生が原因となり、輸送能力
向上のために高速運転をするには著しい支障があった。
また、ベルト52と底面56との間に侵入した粉粒体は
排出されず堆積するので、コンベヤを長期に亘り運転し
た場合には、ベルト52は底面56から浮き上がって走
行すらできなくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下方を開口さ
せた搬送ケースと、前記撒物搬送ケースの開口下方に設
けられ前記撒物搬送ケースの開口幅より幅広の無端状ベ
ルトと、該無端状ベルトの両縁を前記撒物搬送ケースの
開口に近接させて支持する2条の支持レールとを有して
なるベルト式トラフコンベヤにより前記課題を解決し
た。
【0005】
【作用】2条の支持レールによって支持されたベルトは
撒物搬送ケース開口に近接しており、トラフコンベヤ内
では撒物搬送ケースとベルトで搬送空間が区画形成され
る。ベルト上に放下された搬送物は、搬送空間から殆ど
漏出することなく下流に向って輸送される。撒物搬送ケ
ースとベルトとの隙間は搬送物のサイズによって異なる
が、ペレットの如き粒体であれば、その粒体の漏出を生
じさせない程度の隙間であり、小麦粉の如き粉体(直径
1mm以下の固体の集合体)であれば、その粉体の漏出を
殆ど生じさせない程度の隙間(例えば、1mm以下)が望
ましい。仮に、隙間から搬送物が漏出しても、その搬送
物はベルト両縁から排出されるか、2条の支持レールの
間から放下し、ベルトと支持レールの間に貯留してベル
トの走行を妨げることはない。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるトラフコ
ンベヤの実施例を説明する。図1及び図2はそれぞれト
ラフコンベヤの断面図である。トラフコンベヤ10は、
矩形の撒物搬送ケース12とコンベヤフレーム14を有
してなる。
【0007】撒物搬送ケース12の上流側及び下流側に
は上向き投入口16及び下向き排出口18が設けられ、
撒物搬送ケース12の下方には開口20が形成されてい
る。撒物搬送ケース12より上流側外方に配設された従
動プーリ22と、排出口付近に配設された駆動プーリ2
4には平ベルト26が懸回され、モータ28により駆動
力が与えられる。平ベルト26は、運び側及び戻り側と
もコンベヤフレーム14によって区画されるベルト収納
空間に収納されるが、本実施例の如く、従動プーリ22
近辺では外部に露出することもある。また、撒物搬送ケ
ース12の終端には、排出口18上部において、コンベ
ヤフレーム14と略同幅で駆動プーリ24及び平ベルト
26より幅広のヘッドケースが設けられている。撒物搬
送ケース12はヘッドケース内の駆動プーリ24の上部
又はこれを越えて延び、搬送物が平ベルト26の両側か
ら漏出することを防止している。
【0008】平ベルト26は撒物搬送ケース12の開口
20より幅広であり、コンベヤフレーム14の両側壁3
0内部にその全長に亘って固設された2条の支持レール
32によってその両縁を摺動支持されている。図3に図
示の如く、撒物搬送ケース開口20の両下縁にはシール
板34が延設されている。平ベルト26はシール板34
と僅かな隙間もって対向し、撒物搬送ケース12の上面
板36及び両側側板38とともに実質的に密閉された搬
送空間40を形成する。この隙間は、搬送物が漏出しな
い程度のものに設定される。
【0009】平ベルト26が撓まない場合は、初期設定
隙間により搬送物の漏出が防止されるが、平ベルト26
が搬送物荷重によって図3の如く撓んでも、搬送物の漏
出が生じにくい。すなわち、支持レール32とシール板
34が互い違いに設けられているので、平ベルト26と
シール板34との間の隙間が大きくなっても、平ベルト
26とコンベヤフレーム14との間の隙間が小さくなる
ので搬送物が漏出しにくい。また、支持レール32とシ
ール板34を互い違いに設けることにより、平ベルト2
6の両縁がコンベヤフレーム14に摺接することを防止
することができる。
【0010】仮に、隙間から漏出した搬送物が平ベルト
26と支持レール32の間に侵入しても、その漏出搬送
物は対向する2条の支持レール32間から堆積すること
がなく放下される。なお、コンベヤ内はケース12とコ
ンベヤフレーム14によって外部と遮断されているの
で、搬送物の飛散も生じることがない。
【0011】なお、平ベルトの代わりに断面凹状のベル
トを利用することもできるが、平ベルトの方が軽量且つ
安価であり、プーリも小型のものを使用することができ
るほか、支持レールやシール板の形状を特別なものにせ
ずともよく、構造が簡単となり、隙間の設定も容易であ
る。
【0012】本実施例では、平ベルト26に内接すると
ともに、撒物搬送ケース開口20より幅広の支持ローラ
42を適宜間隔で数ヶ所に設け、搬送物荷重による平ベ
ルト26の撓みを少なくしている。なお、符号44は戻
り側支持レールであるが、これをローラにする場合もあ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、撒物搬送ケースの下方開口よ
り幅広のベルト2条の支持レールによって開口に近接さ
せて設け、撒物搬送ケース及びベルトによって搬送空間
を区画形成したので、搬送物を外部へ殆ど漏出させるこ
となく大量に送出することができる。また、撒物搬送ケ
ース開口下縁とベルトとの間の隙間から搬送物が漏出し
たとしても、その漏出搬送物はベルト両縁から排出され
るか、対向する2条の支持レール間から放下され、ベル
ト背面に搬送物が貯留介在することがないので、摩擦に
よる動力損失及び摩擦熱の発生を回避して、少ない動力
により高速で大量の搬送を行うことができ、輸送効率が
飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるベルト式トラフコンベヤの実施
例の断面図である。
【図2】 図1の2−2線断面図である。
【図3】 図2の撒物搬送ケース開口下縁近傍の拡大図
である。
【図4】 従来のベルト式トラフコンベヤの断面図であ
る。
【符号の説明】
10 トラフコンベヤ 12 撒物搬送ケース 1
4 コンベヤフレーム 16 投入口 18 排出口 2
0 開口 22 従動プーリ 24 駆動プーリ 2
6 平ベルト 28 モータ 30 側壁 3
2 支持レール 34 シール板 36 上面板 3
8 側板 40 搬送空間 42 支持ローラ 4
4 戻り側支持レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方を開口させた撒物搬送ケースと、前
    記撒物搬送ケースの開口下方に設けられ前記撒物搬送ケ
    ースの開口幅より幅広の無端状ベルトと、該無端状ベル
    トの両縁を前記撒物搬送ケースの開口に近接させて支持
    する2条の支持レールとを有してなる、ベルト式トラフ
    コンベヤ。
JP23692095A 1995-09-14 1995-09-14 ベルト式トラフコンベヤ Pending JPH0977227A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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