JPH0977023A - 容器の予備成形装置 - Google Patents
容器の予備成形装置Info
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- JPH0977023A JPH0977023A JP23969495A JP23969495A JPH0977023A JP H0977023 A JPH0977023 A JP H0977023A JP 23969495 A JP23969495 A JP 23969495A JP 23969495 A JP23969495 A JP 23969495A JP H0977023 A JPH0977023 A JP H0977023A
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- JP
- Japan
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- packaging material
- guide
- rollers
- container
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】飲料容器を完成させたときに頂壁及び底壁に損
傷が発生することがなく、シール部分から飲料が漏れて
しまうことがないようにする。 【解決手段】ウェブ状の包材を連続的に送りながら筒状
にするようになっている。そして、多角形の各辺に対応
する形状の表面を有し、該表面を互いに隣接させて配設
された複数のローラと、各ローラを回転自在に支持する
シャフト63、64とを有する。この場合、縦方向にシ
ールされる前に、ほぼ円筒状の包材がローラによって案
内され、断面が多角形になるように変形させられる。し
たがって、包材が送られる間に多角形の各コーナ部分が
ずれることがないので、飲料容器を完成させたときに頂
壁及び底壁に損傷が発生することがなくなる。さらに、
筒状の包材をガイドの中央に容易に置くことができる。
傷が発生することがなく、シール部分から飲料が漏れて
しまうことがないようにする。 【解決手段】ウェブ状の包材を連続的に送りながら筒状
にするようになっている。そして、多角形の各辺に対応
する形状の表面を有し、該表面を互いに隣接させて配設
された複数のローラと、各ローラを回転自在に支持する
シャフト63、64とを有する。この場合、縦方向にシ
ールされる前に、ほぼ円筒状の包材がローラによって案
内され、断面が多角形になるように変形させられる。し
たがって、包材が送られる間に多角形の各コーナ部分が
ずれることがないので、飲料容器を完成させたときに頂
壁及び底壁に損傷が発生することがなくなる。さらに、
筒状の包材をガイドの中央に容易に置くことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の予備成形装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳、清涼飲料等の飲料が収容さ
れた飲料容器を製造する場合、可撓(とう)性の積層材
料から成るウェブ状の包材を充填(てん)機に供給し、
該充填機において前記包材をチューブ状にし、該チュー
ブ状の包材の中に飲料を充填しながら所定の間隔でシー
ルして切断し、ブリック状(れんが状)の飲料容器を形
成するようにしている。
れた飲料容器を製造する場合、可撓(とう)性の積層材
料から成るウェブ状の包材を充填(てん)機に供給し、
該充填機において前記包材をチューブ状にし、該チュー
ブ状の包材の中に飲料を充填しながら所定の間隔でシー
ルして切断し、ブリック状(れんが状)の飲料容器を形
成するようにしている。
【0003】図2は従来の充填機の概略図である。図に
おいて、11は可撓性の積層材料から成るウェブ状の包
材である。該包材11は図示しない包材製造機によって
製造され、リール12の状態でセットされ、繰出機13
によって繰り出されて充填機内を送られる。前記包材1
1は、送り方向における数箇所に配設されたガイド15
によって案内されてチューブ状になり、図示しないシー
ル装置によって縦方向にシールされる。そして、チュー
ブ状の包材11が送られる間に、飲料が充填管16を介
して上方から供給され、包材11内に充填される。次
に、該包材11は両側から図示しない密封用ジョーに挟
持され、所定の間隔ごとに横方向にシールされ、成形フ
ラップによって変形させられて枕(まくら)状の原型容
器18になる。
おいて、11は可撓性の積層材料から成るウェブ状の包
材である。該包材11は図示しない包材製造機によって
製造され、リール12の状態でセットされ、繰出機13
によって繰り出されて充填機内を送られる。前記包材1
1は、送り方向における数箇所に配設されたガイド15
によって案内されてチューブ状になり、図示しないシー
ル装置によって縦方向にシールされる。そして、チュー
ブ状の包材11が送られる間に、飲料が充填管16を介
して上方から供給され、包材11内に充填される。次
に、該包材11は両側から図示しない密封用ジョーに挟
持され、所定の間隔ごとに横方向にシールされ、成形フ
ラップによって変形させられて枕(まくら)状の原型容
器18になる。
【0004】続いて、横方向にシールされた部分が切断
され、各原型容器18はあらかじめ形成された折り目に
沿って所定の形状に成形され、一定量の飲料を収容する
ブリック状の飲料容器になる。次に、前記ガイド15に
ついて説明する。図3は従来のガイドの断面図である。
され、各原型容器18はあらかじめ形成された折り目に
沿って所定の形状に成形され、一定量の飲料を収容する
ブリック状の飲料容器になる。次に、前記ガイド15に
ついて説明する。図3は従来のガイドの断面図である。
【0005】図において、15はガイドであり、該ガイ
ド15は5個のガイドローラ21及び1個のカウンタプ
レッシャローラ22から成り、前記各ガイドローラ21
はシャフト23に対して、カウンタプレシャローラ22
はシャフト24に対してそれぞれ回転自在に支持され、
チューブ状の包材11(図2)を送ることができるよう
になっている。そのために、前記各ガイドローラ21及
びカウンタプレッシャローラ22は、断面が弧状の表面
28、29を有し、該表面28、29を隣接させて配設
すると、中央に円形の空間30が形成される。
ド15は5個のガイドローラ21及び1個のカウンタプ
レッシャローラ22から成り、前記各ガイドローラ21
はシャフト23に対して、カウンタプレシャローラ22
はシャフト24に対してそれぞれ回転自在に支持され、
チューブ状の包材11(図2)を送ることができるよう
になっている。そのために、前記各ガイドローラ21及
びカウンタプレッシャローラ22は、断面が弧状の表面
28、29を有し、該表面28、29を隣接させて配設
すると、中央に円形の空間30が形成される。
【0006】また、前記カウンタプレッシャローラ22
のシャフト24は、ブラケット25によって支持され、
該ブラケット25と図示しない圧縮空気シリンダとが連
結される。そして、該圧縮空気シリンダを作動させるこ
とによって、カウンタプレッシャローラ22を包材11
側(図における右方)に向けて付勢することができる。
のシャフト24は、ブラケット25によって支持され、
該ブラケット25と図示しない圧縮空気シリンダとが連
結される。そして、該圧縮空気シリンダを作動させるこ
とによって、カウンタプレッシャローラ22を包材11
側(図における右方)に向けて付勢することができる。
【0007】一方、該包材11の内側には、図示しない
プレッシャローラが回転自在に配設され、該プレッシャ
ローラは前記カウンタプレッシャローラ22と共に前記
包材11の縦方向のシール部分を挟み、シールする。
プレッシャローラが回転自在に配設され、該プレッシャ
ローラは前記カウンタプレッシャローラ22と共に前記
包材11の縦方向のシール部分を挟み、シールする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の容器の予備成形装置においては、多角形容器を製造
しようとすると、前記ガイド15によって案内され、形
成されたチューブ状の包材11を変形させて、断面が多
角形の筒状の包材11にしなければならないが、チュー
ブ状の包材11を変形させたときの多角形の各コーナ部
分が包材11が送られる間にずれてしまう。特に包材1
1が最終成形を容易にするためにクリースライン(折り
目線)を有している場合においては、このずれは大きな
問題となる。
来の容器の予備成形装置においては、多角形容器を製造
しようとすると、前記ガイド15によって案内され、形
成されたチューブ状の包材11を変形させて、断面が多
角形の筒状の包材11にしなければならないが、チュー
ブ状の包材11を変形させたときの多角形の各コーナ部
分が包材11が送られる間にずれてしまう。特に包材1
1が最終成形を容易にするためにクリースライン(折り
目線)を有している場合においては、このずれは大きな
問題となる。
【0009】その結果、図示しない飲料容器を完成させ
たときに頂壁及び底壁に損傷が発生することがある。ま
た、前記プレッシャローラは、前記カウンタプレッシャ
ローラ22の形状に合わせて紡錘形の形状を有してい
て、包材11は湾曲させられた状態で縦方向にシールさ
れることになる。したがって、シール部分に魚骨状(ヘ
リンボーン型)の皺(しわ)、すなわち、シール部分か
ら複数箇所に斜めに派生する皺が発生し、シール部分か
ら飲料が漏れてしまうことがある。
たときに頂壁及び底壁に損傷が発生することがある。ま
た、前記プレッシャローラは、前記カウンタプレッシャ
ローラ22の形状に合わせて紡錘形の形状を有してい
て、包材11は湾曲させられた状態で縦方向にシールさ
れることになる。したがって、シール部分に魚骨状(ヘ
リンボーン型)の皺(しわ)、すなわち、シール部分か
ら複数箇所に斜めに派生する皺が発生し、シール部分か
ら飲料が漏れてしまうことがある。
【0010】本発明は、前記従来の容器の予備成形装置
の問題点を解決して、飲料容器を完成させたときに頂壁
及び底壁に損傷が発生することがなく、シール部分から
飲料が漏れてしまうことがない容器の予備成形装置を提
供することを目的とする。
の問題点を解決して、飲料容器を完成させたときに頂壁
及び底壁に損傷が発生することがなく、シール部分から
飲料が漏れてしまうことがない容器の予備成形装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の容
器の予備成形装置においては、ウェブ状の包材を連続的
に送りながら筒状にするようになっている。そして、多
角形の各辺に対応する形状の表面を有し、該表面を互い
に隣接させて配設された複数のローラと、該各ローラを
回転自在に支持するシャフトとを有する。
器の予備成形装置においては、ウェブ状の包材を連続的
に送りながら筒状にするようになっている。そして、多
角形の各辺に対応する形状の表面を有し、該表面を互い
に隣接させて配設された複数のローラと、該各ローラを
回転自在に支持するシャフトとを有する。
【0012】本発明の他の容器の予備成形装置において
は、さらに、前記複数のローラのうち少なくとも一つ
は、円筒形の形状を有し、プレッシャローラと対向させ
て配設され、プレッシャローラに向けて付勢される。本
発明の更に他の容器の予備成形装置においては、さら
に、前記複数のローラは、谷形の形状を有するローラ、
及び円筒形の形状を有するローラから成る。
は、さらに、前記複数のローラのうち少なくとも一つ
は、円筒形の形状を有し、プレッシャローラと対向させ
て配設され、プレッシャローラに向けて付勢される。本
発明の更に他の容器の予備成形装置においては、さら
に、前記複数のローラは、谷形の形状を有するローラ、
及び円筒形の形状を有するローラから成る。
【0013】本発明の更に他の容器の予備成形装置にお
いては、さらに、前記複数のローラは、いずれも円筒形
の形状を有する。
いては、さらに、前記複数のローラは、いずれも円筒形
の形状を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図4は本発明の
第1の実施の形態における充填機の概略図、図5は本発
明の第1の実施の形態における多角形用ガイドの斜視図
である。図において、11はウェブ状の包材であり、該
ウェブ状の包材11は、第1のガイド34によって反転
させられ、第2のガイド35、第3のガイド36及び第
4のガイド37を介して第5のガイド38に連続的に送
られる。前記第1のガイド34は、円筒形の形状を有し
ていて、ウェブ状の包材11を反転させて送る。また、
第2のガイド35は、前記ウェブ状の包材11の両側縁
を湾曲させ、第3のガイド36は、湾曲させられた前記
ウェブ状の包材11の両側縁を互いに近付けて断面がほ
ぼ楕(だ)円形状の包材11にし、第4のガイド37
は、断面がほぼ楕円形状の包材11の両側縁を更に近付
けてチューブ状にする。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図4は本発明の
第1の実施の形態における充填機の概略図、図5は本発
明の第1の実施の形態における多角形用ガイドの斜視図
である。図において、11はウェブ状の包材であり、該
ウェブ状の包材11は、第1のガイド34によって反転
させられ、第2のガイド35、第3のガイド36及び第
4のガイド37を介して第5のガイド38に連続的に送
られる。前記第1のガイド34は、円筒形の形状を有し
ていて、ウェブ状の包材11を反転させて送る。また、
第2のガイド35は、前記ウェブ状の包材11の両側縁
を湾曲させ、第3のガイド36は、湾曲させられた前記
ウェブ状の包材11の両側縁を互いに近付けて断面がほ
ぼ楕(だ)円形状の包材11にし、第4のガイド37
は、断面がほぼ楕円形状の包材11の両側縁を更に近付
けてチューブ状にする。
【0015】そして、前記第4のガイド37の下方に
は、第5のガイド38が配設され、該第5のガイド38
によって、チューブ状の包材11を変形させて、断面が
八角形の筒状の包材11にするとともに、包材11の両
側縁を重ねて、縦方向にシールする。なお、前記包材1
1の中には、飲料を充填するために充填管40が配設さ
れ、該充填管40の先端は、縦方向にシールされた後の
包材11内に臨ませられる。
は、第5のガイド38が配設され、該第5のガイド38
によって、チューブ状の包材11を変形させて、断面が
八角形の筒状の包材11にするとともに、包材11の両
側縁を重ねて、縦方向にシールする。なお、前記包材1
1の中には、飲料を充填するために充填管40が配設さ
れ、該充填管40の先端は、縦方向にシールされた後の
包材11内に臨ませられる。
【0016】次に、前記構成の容器の予備成形装置の動
作について説明する。まず、包材11は送り方向におけ
る第1のガイド34、第2のガイド35、第3のガイド
36及び第4のガイド37によって案内されてチューブ
状になり、加熱装置39によって包材11の両側縁が加
熱される。その後、包材11は第5のガイド38に送ら
れ、断面が八角形の筒状の包材11になるように変形さ
せられるとともに、両側縁が重ねられ、縦方向にシール
される。
作について説明する。まず、包材11は送り方向におけ
る第1のガイド34、第2のガイド35、第3のガイド
36及び第4のガイド37によって案内されてチューブ
状になり、加熱装置39によって包材11の両側縁が加
熱される。その後、包材11は第5のガイド38に送ら
れ、断面が八角形の筒状の包材11になるように変形さ
せられるとともに、両側縁が重ねられ、縦方向にシール
される。
【0017】そして、断面が八角形の筒状の包材11が
送られる間に、飲料は充填管40を介して上方から供給
され、包材11内に充填される。次に、該包材11は両
側から図示しない密封用ジョーに挟持され、所定の間隔
ごとに横方向にシールされ、成形フラップによって変形
させられて枕状の図示しない原型容器になる。続いて、
横方向にシールされた部分が切断され、各原型容器はあ
らかじめ形成された折り目に沿って所定の形状に成形さ
れ、一定量の飲料を収容するブリック状の飲料容器にな
る。
送られる間に、飲料は充填管40を介して上方から供給
され、包材11内に充填される。次に、該包材11は両
側から図示しない密封用ジョーに挟持され、所定の間隔
ごとに横方向にシールされ、成形フラップによって変形
させられて枕状の図示しない原型容器になる。続いて、
横方向にシールされた部分が切断され、各原型容器はあ
らかじめ形成された折り目に沿って所定の形状に成形さ
れ、一定量の飲料を収容するブリック状の飲料容器にな
る。
【0018】次に、第5のガイド38について説明す
る。図1は本発明の第1の実施の形態における第5のガ
イドの断面図、図6は本発明の第1の実施の形態におけ
る第5のガイドの斜視図である。図において、38は第
5のガイドであり、該第5のガイド38は、4個の谷形
ガイドローラ42、1個の円筒状ガイドローラ43及び
1個のカウンタプレッシャローラ44から成り、前記各
谷形ガイドローラ42及び円筒状ガイドローラ43はシ
ャフト63に対して、カウンタプレッシャローラ44は
シャフト64に対してそれぞれ回転自在に支持され、断
面が多角形の包材11(図5)を送る。なお、前記各シ
ャフト63は、支持ポール72及びブロック73によっ
て支持される。
る。図1は本発明の第1の実施の形態における第5のガ
イドの断面図、図6は本発明の第1の実施の形態におけ
る第5のガイドの斜視図である。図において、38は第
5のガイドであり、該第5のガイド38は、4個の谷形
ガイドローラ42、1個の円筒状ガイドローラ43及び
1個のカウンタプレッシャローラ44から成り、前記各
谷形ガイドローラ42及び円筒状ガイドローラ43はシ
ャフト63に対して、カウンタプレッシャローラ44は
シャフト64に対してそれぞれ回転自在に支持され、断
面が多角形の包材11(図5)を送る。なお、前記各シ
ャフト63は、支持ポール72及びブロック73によっ
て支持される。
【0019】そのために、前記谷形ガイドローラ42
は、表面が谷形の形状を有し、両端から中央に近付くに
つれて径が小さくされ、第1の傾斜部66及び第2の傾
斜部67から成る。そして、前記第1の傾斜部66は軸
方向における3分の1にわたって延び、第2の傾斜部6
7は軸方向における3分の2にわたって延びる。したが
って、一対の谷形ガイドローラ42を互いに反転させ、
第1の傾斜部66同士を隣接させ、かつ、円筒状ガイド
ローラ43とカウンタプレッシャローラ44とを各対の
谷形ガイドローラ42に隣接させて配設するとともに、
前記各シャフト63及びシャフト64を六角形の辺上に
配設すると、前記谷形ガイドローラ42、円筒状ガイド
ローラ43及びカウンタプレッシャローラ44の各表面
が互いに繋がって八角形の空間70が形成される。
は、表面が谷形の形状を有し、両端から中央に近付くに
つれて径が小さくされ、第1の傾斜部66及び第2の傾
斜部67から成る。そして、前記第1の傾斜部66は軸
方向における3分の1にわたって延び、第2の傾斜部6
7は軸方向における3分の2にわたって延びる。したが
って、一対の谷形ガイドローラ42を互いに反転させ、
第1の傾斜部66同士を隣接させ、かつ、円筒状ガイド
ローラ43とカウンタプレッシャローラ44とを各対の
谷形ガイドローラ42に隣接させて配設するとともに、
前記各シャフト63及びシャフト64を六角形の辺上に
配設すると、前記谷形ガイドローラ42、円筒状ガイド
ローラ43及びカウンタプレッシャローラ44の各表面
が互いに繋がって八角形の空間70が形成される。
【0020】したがって、4個の谷形ガイドローラ4
2、1個の円筒状ガイドローラ43及び1個のカウンタ
プレッシャローラ44によって、断面が八角形の飲料容
器を形成することができる。その結果、ローラの数を多
角形の角数より少なくすることができ、コストを低くす
ることができる。また、前記カウンタプレッシャローラ
44のシャフト64は、ブラケット71によって支持さ
れ、該ブラケット71と図示しない圧縮空気シリンダと
が連結される。そして、該圧縮空気シリンダを作動させ
ることによって、カウンタプレッシャローラ44を包材
11側(図における右方)に向けて付勢することができ
る。
2、1個の円筒状ガイドローラ43及び1個のカウンタ
プレッシャローラ44によって、断面が八角形の飲料容
器を形成することができる。その結果、ローラの数を多
角形の角数より少なくすることができ、コストを低くす
ることができる。また、前記カウンタプレッシャローラ
44のシャフト64は、ブラケット71によって支持さ
れ、該ブラケット71と図示しない圧縮空気シリンダと
が連結される。そして、該圧縮空気シリンダを作動させ
ることによって、カウンタプレッシャローラ44を包材
11側(図における右方)に向けて付勢することができ
る。
【0021】一方、該包材11の内側には、図示しない
プレッシャローラが回転自在に配設され、該プレッシャ
ローラは前記カウンタプレッシャローラ44と共に前記
包材11の縦方向のシール部分を挟み、シールする。こ
のように、前記第5のガイド38によって包材11を多
角形に変形させることができるので、包材11が送られ
る間に八角形の各コーナ部分がずれることがない。その
結果、飲料容器を完成させたときに頂壁及び底壁に損傷
が発生することがなくなる。
プレッシャローラが回転自在に配設され、該プレッシャ
ローラは前記カウンタプレッシャローラ44と共に前記
包材11の縦方向のシール部分を挟み、シールする。こ
のように、前記第5のガイド38によって包材11を多
角形に変形させることができるので、包材11が送られ
る間に八角形の各コーナ部分がずれることがない。その
結果、飲料容器を完成させたときに頂壁及び底壁に損傷
が発生することがなくなる。
【0022】また、カウンタプレッシャローラ44が円
筒形の形状を有しているので、プレッシャローラの形状
を、前記カウンタプレッシャローラ44の形状に合わせ
て円筒形にすることができる。したがって、包材11は
扁(へん)平な状態で縦方向にシールされることになる
ので、シール部分に魚骨状の皺が発生することがなく、
シール部分から飲料が漏れるのを防止することができ
る。
筒形の形状を有しているので、プレッシャローラの形状
を、前記カウンタプレッシャローラ44の形状に合わせ
て円筒形にすることができる。したがって、包材11は
扁(へん)平な状態で縦方向にシールされることになる
ので、シール部分に魚骨状の皺が発生することがなく、
シール部分から飲料が漏れるのを防止することができ
る。
【0023】さらに、八角形の包材11を第5のガイド
38の中央に容易に置くことができる。次に、本発明の
第2の実施の形態について説明する。図7は本発明の第
2の実施の形態における第5のガイドの断面図である。
なお、2点鎖線で従来のガイドを示してある。
38の中央に容易に置くことができる。次に、本発明の
第2の実施の形態について説明する。図7は本発明の第
2の実施の形態における第5のガイドの断面図である。
なお、2点鎖線で従来のガイドを示してある。
【0024】図において、78は第5のガイドであり、
該第5のガイド78は、8個の円筒状ガイドローラ82
から成り、該各円筒状ガイドローラ82はシャフト83
に対してそれぞれ回転自在に支持され、断面が多角形の
包材11(図5)を送る。そして、各円筒状ガイドロー
ラ82を隣接させて配設し、かつ、前記シャフト83を
八角形の辺上に配設すると、円筒状ガイドローラ82の
各表面が互いに繋がって八角形の空間85が形成され
る。
該第5のガイド78は、8個の円筒状ガイドローラ82
から成り、該各円筒状ガイドローラ82はシャフト83
に対してそれぞれ回転自在に支持され、断面が多角形の
包材11(図5)を送る。そして、各円筒状ガイドロー
ラ82を隣接させて配設し、かつ、前記シャフト83を
八角形の辺上に配設すると、円筒状ガイドローラ82の
各表面が互いに繋がって八角形の空間85が形成され
る。
【0025】この場合、円筒状ガイドローラ82をすべ
て円筒形の形状にすることができるので、構造を簡素化
することができるとともに、加工が容易になり、コスト
を低くすることができる。なお、本発明は前記実施の形
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。
て円筒形の形状にすることができるので、構造を簡素化
することができるとともに、加工が容易になり、コスト
を低くすることができる。なお、本発明は前記実施の形
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、容器の予備成形装置においては、ウェブ状の包材
を連続的に送りながら筒状にするようになっている。そ
して、多角形の各辺に対応する形状の表面を有し、該表
面を互いに隣接させて配設された複数のローラと、該各
ローラを回転自在に支持するシャフトとを有する。
れば、容器の予備成形装置においては、ウェブ状の包材
を連続的に送りながら筒状にするようになっている。そ
して、多角形の各辺に対応する形状の表面を有し、該表
面を互いに隣接させて配設された複数のローラと、該各
ローラを回転自在に支持するシャフトとを有する。
【0027】この場合、縦方向にシールされる前に、ほ
ぼ円筒状の包材がローラによって案内され、断面が多角
形になるように変形させられる。したがって、包材が送
られる間に多角形の各コーナ部分がずれることがないの
で、飲料容器を完成させたときに頂壁及び底壁に損傷が
発生することがなくなる。さらに、筒状の包材をガイド
の中央に容易に置くことができる。これらの効果は、包
材にあらかじめクリースラインが形成されている場合は
もちろん、形成されていない場合についても生じるもの
である。
ぼ円筒状の包材がローラによって案内され、断面が多角
形になるように変形させられる。したがって、包材が送
られる間に多角形の各コーナ部分がずれることがないの
で、飲料容器を完成させたときに頂壁及び底壁に損傷が
発生することがなくなる。さらに、筒状の包材をガイド
の中央に容易に置くことができる。これらの効果は、包
材にあらかじめクリースラインが形成されている場合は
もちろん、形成されていない場合についても生じるもの
である。
【0028】本発明の他の容器の予備成形装置において
は、さらに、前記複数のローラのうち少なくとも一つは
円筒形の形状を有し、プレッシャローラと対向させて配
設され、プレッシャローラに向けて付勢される。この場
合、プレッシャローラの形状を円筒形にすることができ
るので、包材は扁平な状態で縦方向にシールされること
になる。したがって、シール部分に魚骨状の皺が発生す
ることがなく、シール部分から飲料が漏れるのを防止す
ることができる。
は、さらに、前記複数のローラのうち少なくとも一つは
円筒形の形状を有し、プレッシャローラと対向させて配
設され、プレッシャローラに向けて付勢される。この場
合、プレッシャローラの形状を円筒形にすることができ
るので、包材は扁平な状態で縦方向にシールされること
になる。したがって、シール部分に魚骨状の皺が発生す
ることがなく、シール部分から飲料が漏れるのを防止す
ることができる。
【0029】本発明の更に他の容器の予備成形装置にお
いては、さらに、前記複数のローラは、谷形の形状を有
するローラ、及び円筒状の形状を有するローラから成
る。この場合、ローラの数を多角形の角数より少なくす
ることができ、コストを低くすることができる。本発明
の更に他の容器の予備成形装置においては、さらに、前
記複数のローラは、いずれも円筒形の形状を有する。
いては、さらに、前記複数のローラは、谷形の形状を有
するローラ、及び円筒状の形状を有するローラから成
る。この場合、ローラの数を多角形の角数より少なくす
ることができ、コストを低くすることができる。本発明
の更に他の容器の予備成形装置においては、さらに、前
記複数のローラは、いずれも円筒形の形状を有する。
【0030】この場合、構造を簡素化することができる
とともに、加工が容易になり、コストを低くすることが
できる。
とともに、加工が容易になり、コストを低くすることが
できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における第5のガイ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図2】従来の充填機の概略図である。
【図3】従来のガイドの断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における充填機の概
略図である。
略図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における多角形用ガ
イドの斜視図である。
イドの斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における第5のガイ
ドの斜視図である。
ドの斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における第5のガイ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
11 包材 38 第5のガイド 42 谷形ガイドローラ 43、82 円筒状ガイドローラ 44 カウンタプレッシャローラ 63、64、83 シャフト
Claims (4)
- 【請求項1】 ウェブ状の包材を連続的に送りながら筒
状にする容器の予備成形装置において、(a)多角形の
各辺に対応する形状の表面を有し、該表面を互いに隣接
させて配設された複数のローラと、(b)該各ローラを
回転自在に支持するシャフトとを有することを特徴とす
る容器の予備成形装置。 - 【請求項2】 前記複数のローラのうち少なくとも一つ
は、円筒形の形状を有し、プレッシャローラと対向させ
て配設され、プレッシャローラに向けて付勢される請求
項1に記載の容器の予備成形装置。 - 【請求項3】 前記複数のローラは、谷形の形状を有す
るローラ、及び円筒形の形状を有するローラから成る請
求項1又は2に記載の容器の予備成形装置。 - 【請求項4】 前記複数のローラは、いずれも円筒形の
形状を有する請求項1又は2に記載の容器の予備成形装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23969495A JPH0977023A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 容器の予備成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23969495A JPH0977023A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 容器の予備成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977023A true JPH0977023A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17048532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23969495A Pending JPH0977023A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 容器の予備成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977023A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010111425A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Sanko Kikai Kk | 多列自動包装機のフィルムフォーミング機構用フォーマーリング、多列自動包装機のフィルムフォーミング機構及び多列自動包装機 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP23969495A patent/JPH0977023A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010111425A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Sanko Kikai Kk | 多列自動包装機のフィルムフォーミング機構用フォーマーリング、多列自動包装機のフィルムフォーミング機構及び多列自動包装機 |
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