JPH0977020A - 散薬分割装置 - Google Patents

散薬分割装置

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JPH0977020A
JPH0977020A JP17467796A JP17467796A JPH0977020A JP H0977020 A JPH0977020 A JP H0977020A JP 17467796 A JP17467796 A JP 17467796A JP 17467796 A JP17467796 A JP 17467796A JP H0977020 A JPH0977020 A JP H0977020A
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powdered medicine
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Shoji Yuyama
正二 湯山
Takeshi Inamori
武司 稲森
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Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 散薬の最初と最後の分割における誤差を最小
にして分割精度の向上を図る。 【解決手段】 掻き板の掻き幅Wに対応する最大分割数
0と同一又はそれを越える分割数Nが設定されると、
散薬の最初の分割時に、散薬を仕切り板で切り込んだ状
態で、ΔP=(1−N0/N)Wの幅に相当する角度
に、分割数相当ピッチ内で過剰に掻き出される部分の面
積ΔSに相当する角度Δθだけ加えた送り量で分配皿を
分割送り方向とは反対方向に逆回転させて散薬を掻き出
し、その次からは分割数相当ピッチPで分配皿を分割送
り方向に正回転させながら散薬を掻き出して分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院や薬局等におい
て散薬を1処方分毎に分割して包装する散薬分割装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外周に断面円弧形状のアール溝を
有する分配皿を用いて散薬を分割する装置が知られてい
る。この装置では、分配皿を分割数相当ピッチで送りな
がら、当該分配皿のアール溝に均一に振り撒かれた散薬
を所定の掻き幅を有する掻き板で半径方向に掻き出すよ
うにしている。最初の分割時には、分割数相当ピッチか
ら掻き幅を減じて分配皿を送り、次の分割時からは、分
割数相当ピッチで分配皿を送る。掻き幅に対応する最大
分割数(アール溝の円周を掻き幅で割った値)と同一の
分割数を設定すると、分割数相当ピッチから掻き幅を減
じるとゼロとなるので、最初の分割時には分割皿を送る
ことなく掻き出す。このようにすることにより、最初の
分割時に掻き幅分の散薬を余分に掻き出すことがなくな
る。しかしながら、前述のように最大分割数と同一の分
割数を設定した場合、最初と最後の分割量に誤差が生じ
る傾向にあった。この分割誤差は、最大分割数と設定分
割数の差が無くなるほど大きくなる傾向にあった。この
ため、最大分割数より1〜2だけ小さい分割数を最大設
定分割数とし、分配皿を掻き幅よりさらに送り込んで分
割していた。例えば、掻き幅が19mmで最大分割数が
65で設計された分配皿の場合は、最大設定分割数を6
3とし、分割数相当ピッチに19×(65−63)/6
3の数値を加えたピッチで分配皿を送り込んで、最初と
最後の誤差を少なくしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置では、最大設定分割数を最大分割数より小さくしてい
たため、その最大設定分割数より大きい分割数では分割
することができなかった。また、最大設定分割数を最大
分割数より小さくしても、最初と最後の分割量の誤差を
最小にすることはできなかった。このような誤差を最小
にする他の装置として、掻き幅を小さくしたり、分配皿
の直径を大きくする装置がある。掻き幅をあまりに小さ
くすると、散薬の増加や分割数の減少に対応しきれなく
なる。特に散薬粒子間の接触抵抗の小さい顆粒等は掻き
板で掻き寄せる場合、掻き幅が小さいと寄せきれずに次
の分割領域に残る結果、後にいくにつれて誤差累積し、
大きな分割誤差が発生する。また、分配皿の直径を大き
くすると、装置が大きくなるという問題がある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、分配皿に均一に振り撒かれた散薬を掻き幅
に対応する最大分割数よりも多い分割数での分割を可能
にすることを課題とするとともに、散薬の最初と最後の
分割における誤差を最小にして分割精度の向上を図るこ
とを課題とする。また、散薬の粒子間の接触抵抗の差に
起因する分割誤差を無くすことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するために分配皿に均一に振り撒かれた散薬の最初
と最後の分割誤差が生じる原因を研究した結果、その分
割誤差は理論分割面積と掻き板によって掻き出される実
際の分割面積との間の差に起因していることを見い出し
た。
【0006】図1に示すように、最大分割数が63であ
る分配皿を用いてその最大分割数63で散薬を分割する
場合について考える。分配皿のアール溝にリング状に均
一に振り撒かれた散薬を63等配する放射線L1,L2
63と、散薬の半径r1の内周及び半径r2の外周との交
点をそれぞれ、a1,a2…a63、b1,b2…b63とす
る。また、分割される各部分「1」,「2」…「63」
は、分配皿がR方向に分割数相当ピッチPずつ回転し
て、掻取り位置にきた時点で掻き幅Wで掻き取られると
する。
【0007】最初に分割される部分「1」は、図2
(A)で示すように、a12′b21で囲まれる領域で
あり、その面積S1は、a1221で囲まれる理論分
割面積Sよりも、a22′b2で囲まれる略三角形状の
過剰掻出し部分の面積ΔSだけ大きいため、次式で表さ
れる。
【数2】 S1=S+ΔS …(1) 2番目に分割される部分「2」は、図2(B)に示すよ
うに、a23′b32で囲まれる領域であるが、その面
積S2は、最初に分割された部分「1」の面積Sよりそ
の過剰掻出し部分a22′b2の面積ΔSだけ減少し、
次式で表される。
【数3】 S2=S1−ΔS=S …(2) 同様に、3番目以降に分割される部分「3」,「4」…
は、次式で表される。
【数4】 S3,S4…=S …(3)
【0008】最後に分割される部分「63」は、図2
(C)で示すように、a631′b163で囲まれる領域
であるが、この領域の過剰掻出し部分a11′b1は既
に最初に掻き出されて存在しない。このため、この最後
に分割される部分「63」の面積S63は、a6311
63で囲まれる理論分割面積Sから62番目に分割された
部分「62」の過剰掻出し部分a6363′b63の面積Δ
Sだけ減少し、次式で表される。
【数5】 S63=S−ΔS …(4) したがって、「1」から「63」までの分割面積の関係
は次式で表される。
【数6】 S1>S262>S63 …(5) よって、全ての分割部分についての分割面積を等しくす
るには、最初に分割される部分「1」のうち、過剰掻出
し部分の面積ΔSに相当する部分を最後に分割される部
分「63」に振り分けることが必要である。
【0009】本発明は、かかる知見に基づいてなされた
ものである。すなわち、第1の発明は、分配皿の外周に
沿って形成された断面円弧状のアール溝に散薬を均一に
振り撒き、当該散薬を円形の仕切り板で切り込み、前記
分配皿を一定ピッチで回転させながら、当該散薬を前記
仕切り板とともに回転する掻き板によって半径方向に掻
き出して分割する散薬分割装置において、前記掻き板の
掻き幅Wに対応する最大分割数N0と同一又はそれを越
える分割数Nが設定されると、散薬の最初の分割時に、
散薬を仕切り板で切り込んだ状態で、
【数7】 ΔP=(1−N0/N)W …(6) の幅に相当する角度に、分割数相当ピッチ内で過剰に掻
き出される部分の面積ΔSに相当する角度Δθだけ加え
た送り量で分配皿を分割送り方向とは反対方向に逆回転
させて散薬を掻き出し、その次からは分割数相当ピッチ
Pで分配皿を分割送り方向に正回転させながら散薬を掻
き出して分割するものである。ここで、分割数相当ピッ
チ内で過剰に掻き出される部分の面積とは、図2(A)
においてΔSの部分をいう。
【0010】第2の発明は、前記第1の発明において、
掻き幅Wに対応する最大分割数N0より小さい分割数N
が設定されると、散薬の最初の分割時に、散薬を仕切り
板で切り込んだ状態で、分割数相当ピッチPと掻き幅W
の差から、当該分割数相当ピッチ内で過剰に掻き出され
る部分の面積ΔSに相当する角度Δθだけ減じた送り量
で分配皿を分割送り方向に正回転させて散薬を掻き出
し、その次からは分割数相当ピッチで分配皿を分割送り
方向に正回転させながら散薬を掻き出し、最後の分割時
には、分割数相当ピッチPから当該分割数相当ピッチ内
で過剰に掻き出される部分の面積ΔSに相当する角度Δ
θだけ減じた送り量で分配皿を分割送り方向に正回転さ
せて散薬を掻き出して分割するものである。
【0011】第3の発明は、前記第1から第2の発明に
おいて、分割される散薬の種類に応じて分配皿の逆回転
角度を調整するものである。
【0012】第4の発明は、前記第1から第3の発明に
おいて、接触抵抗の小さい散薬の場合、最後から2番目
の散薬を掻き出し送りするに当たり、分割数相当ピッチ
を少なくするものである。
【0013】第5の発明は、前記第1から第4の発明に
おいて、分配皿の逆回転とともに、仕切り板を回転させ
るものである。
【0014】第6の発明は、分配皿の外周に沿って形成
された断面円弧状のアール溝に散薬を均一に振り撒き、
当該散薬を円形の仕切り板で切り込み、前記分配皿を一
定ピッチで回転させながら、当該散薬を前記仕切り板と
ともに回転する掻き板によって半径方向に掻き出して分
割する散薬分割装置において、前記掻き板の掻き幅Wに
対応する最大分割数N0より小さい分割数Nが設定され
ると、散薬の最初の分割時に、散薬を仕切り板で切り込
んだ状態で、分割数相当ピッチPと掻き幅Wの差から、
当該分割数相当ピッチ内で過剰に掻き出される部分の面
積ΔSに相当する角度Δθだけ減じた送り量で分配皿を
分割送り方向に正回転させて散薬を掻き出し、その次か
らは分割数相当ピッチで分配皿を分割送り方向に正回転
させながら散薬を掻き出し、最後の分割時には、分割数
相当ピッチPから当該分割数相当ピッチ内で過剰に掻き
出される部分の面積ΔSに相当する角度Δθだけ減じた
送り量で分配皿を分割送り方向に正回転させて散薬を掻
き出して分割するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図3は、本発明にかかる散薬分割装置1を
示す。この装置は、分配皿2と、冠状桝3と、分配用ホ
ッパー4と、掻出し装置5と、包装用ホッパー6とから
なっている。
【0016】分配皿2は、外周に沿って断面円弧形状の
アール溝7を有する円盤であって図示しない駆動装置に
より回転軸z1の回りに正逆回転可能になっている。こ
の分配皿2のアール溝7の掻出し角度α(図8参照)
は、24±5°となるようにするのが好ましい。この掻
出し角度αが45°である場合、掻出し装置で散薬を掻
き出すと上方に掻き上がってしまい、分配用ホッパー6
に到達するのが遅れたり、当該ホッパー6を越えて飛び
散る等の問題がある。また、逆に、掻出し角度αを10
°前後に小さくすると、この分配皿2に冠状桝3から散
薬が搭載される際に、散薬がアール溝7に溜まらず、外
周部に落下する虞れがある。前記好ましい掻出し角度α
は、後述する掻出し装置5の仕切り板14の径が大きい
方が設定しやすい。仕切り板14の径が小さいと、アー
ル溝7の深さが浅くなりすぎるからである。このため、
仕切り板14の径は装置全体のバランスを考慮しても1
10mmが好ましい。
【0017】冠状桝3は、円形の基台8とリング9とか
ら構成されている。基台8の外周は円錐面をなし、図7
に示すように、リング9の内周面とともにV字状の溝1
0を形成している。基台8は、図3に示すように、回転
軸z2の回りに回転可能であるとともに、前記分配皿2
の回転軸z1より偏心した位置ある旋回軸z3の回りに旋
回可能になっている。リング9は前記基台8と一体に回
転し、旋回するとともに、図示しない昇降装置によりリ
ング開閉アーム11を介して昇降し、図7(A)に示す
ように、前記V字状溝10の底を開閉可能になってい
る。分配用ホッパー4は、内部に供給された散薬を前記
冠状桝3のV字状溝10に投入するシュート12を備え
ている。また、シュート12には振動を印加して散薬の
流動性を与え、V字状溝に散薬を供給するための圧電素
子13が設けられている。
【0018】掻出し装置5は、仕切り板14とガイド板
15と掻き板16からなっている。仕切り板14は、前
記分配皿2のアール溝7と同一の曲率半径を有する円形
であって、回転軸xを中心に回転駆動可能に設けられて
いる。ガイド板15は、前記仕切り板14と同一の曲率
半径を有する扇形であって、該仕切り板14の回転軸x
に仕切り板14から一定の掻き幅Wだけ離れた位置に仕
切り板14と平行に取り付けられている。掻き板16
は、前記仕切り板14とガイド板15の間にそれらに対
して垂直になるように取り付けられている。掻出し装置
5は、仕切り板14がアール溝7に接触する下降位置と
アール溝7から離れた上昇位置との間を昇降可能になっ
ている。
【0019】包装用ホッパー6は、分配皿2に対して分
配用ホッパー4と反対側に設けられ、前記掻出し装置5
によって掻き出された散薬を図示しない包装装置に導く
ようになっている。
【0020】前記構成の分配装置1では、分配用ホッパ
ー4に散薬を投入し、受入れ位置に位置させた冠状桝3
を回転させながら、分配用ホッパー4のシュート12か
ら落下する散薬をV字状溝10に均一に収容する。そし
て、冠状桝3を受入れ位置から分配位置に偏心移動し、
ここでリング9を上昇させてV字状溝10の底を開き、
散薬を分配皿2のアール溝7に一度に分配し堆積させた
後、冠状桝3を受入れ位置に偏心移動して戻す。この状
態で、掻出し装置5を降下して仕切り板14をアール溝
7に接触させ、当該仕切り板14を回転させることによ
り掻き板16によって散薬を掻き出し、包装用ホッパー
6を介して図示しない包装装置に導いて包装する。
【0021】分配皿2の最大分割数N0は、掻き板16
による掻き幅Wと分配皿2のアール溝7の径(本実施形
態では、便宜上、アール溝7の径としてアール溝7に振
り撒かれた散薬の外周の半径r2をとる。)を用いて、
次式で決定される。
【数8】 N0=2πr2/W …(7) また、分配皿2に振り撒かれた散薬の分割数Nは処方に
より設定される。
【0022】以下、前記最大分割数N0と同一の分割数
Nが設定された場合、最大分割数N0より大きいあるい
は小さい分割数Nが設定された場合のそれぞれの分割動
作を、図11のフローチャートに従って説明する。
【0023】まず第1に、最大分割数N0と同一の分割
数Nが設定された場合(ステップS101でYESの場
合)、分割番号nが1の最初の分割時(ステップS10
2)に、図4(A)に示すように、仕切り板14により
00の位置で散薬を切り込み、この状態で分配皿2を
分割数相当ピッチ内で過剰の掻き出される部分の面積Δ
Sに相当する角度Δθだけ分割送り方向Rと反対方向
R′ヘ逆回転させる(ステップS103)。これによ
り、図4(B)に示すように、ΔSに相当する散薬の量
が最後に分割する部分に掻き寄せられる。そして、この
状態で掻き出しを行い、次からは、分割数相当ピッチP
(=W)で分配皿2を分割送り方向に正回転させながら
散薬を掻き出して分割する(ステップS104)。
【0024】前記角度Δθは、図2(A)で説明したΔ
Sに相当する角度であり、次のようにして求められる。
すなわち、図12に示すように、分配皿2の中心Oと点
1、a2、a2′を結び、角a1Oa2、角a1Oa2′を
それぞれ、θ、θ′とし、分配皿2の中心Oから直線a
2′b2の延長線への垂線の長さをHとすると、次の式が
成立する。
【数9】 θ =2π/N0=W/r2 …(8)
【数10】 H =r2sinθ=r1sinθ′=W …(9)
【数11】 ΔS=(1/2)r2cosθ・r2sinθ −(1/2)r1cosθ′・r1sinθ′ −πr1 2(θ′−θ)/2π =(W/2)(r2cosθ−r1cosθ′) −(1/2)r1 2(θ′−θ) …(10)
【数12】 S =(1/2)(r2 2−r1 2)θ …(11)
【数13】 Δθ=[2/(r2 2−r1 2)]ΔS …(12) ここで、Sはa1221で囲まれる面積、ΔSはa2
2′b2で囲まれる面積である。(8)式よりθ、
(9)式よりθ′が得られるから、これらを(10)式
に代入するとΔSが得られる。次に、このΔSを(1
2)式に代入すると、Δθが得られる。
【0025】これにより、図4(B)に示すように、最
初に分割される領域a12′b21は、最終部分に押し
やられて空白になっているa1001の部分が過剰掻
出し部分a22′b2の面積ΔSの部分と同一であるの
で、理論分割面積a1221と等しくなる。また、図
4(C)に示すように、2番目に分割される領域a
23′b32は、最初に掻き出された過剰掻出し部分a
22′b2とa33′b3部分が同じであるから、理論分
割面積a2332と等しい。3番目以降も同様であ
る。さらに、図4(D)に示すように、最後に分割され
る部分a631′b163は、最後から2番目に掻き出さ
れた過剰掻出し部分a6363′b63が最初に掻き寄せら
れた部分で補充され、またa11′b1の部分は既に最
初に掻き出されれているため、理論分割面積a6311
63と等しい。したがって、最初と最後のみならず、全
ての分割領域で掻き出し量が等しくなる。
【0026】第2に、最大分割数N0を越える分割数N
が設定された場合(ステップS105でYESの場
合)、例えば、最大分割数63に対して分割数65が設
定された場合には、n=1の最初の分割時(ステップS
106)に、図5(A)に示すように、仕切り板14に
よりa00の位置で散薬を切り込み、この状態で分配皿
を所定角度Δθ+ΔPだけ分割送り方向Rと反対方向
R′ヘ逆回転させる(ステップS107)。前記角度Δ
θは、図2(A)で説明したΔSに相当する角度であ
り、ΔPは前述の式によって求める。これにより、図5
(B)に示すように、Δθ+ΔPに相当する散薬の量が
最後に分割する部分に掻き寄せられる。そして、この状
態で掻き出しを行い、次からは、分割数相当ピッチP
(=W)で分配皿2を分割送り方向に正回転させながら
散薬を掻き出して分割する(ステップS108)。
【0027】これにより、図5(B)に示すように、最
初に分割される領域の過剰掻出し部分a22′b2′b2
の面積ΔS+ΔS′はΔθ+ΔPの空白部分に相当す
る。また、図5(C)に示すように、2番目に分割され
る領域の過剰掻出し部分a23′b3′b2の面積ΔS+
ΔS′は、最初に分割された領域の過剰掻出し部分の面
積ΔS+ΔS′と同じである。さらに、最後に分割され
る領域では、図5(D)に示すように、最初に掻き寄せ
られた部分が最後から2番目に分割された領域の過剰掻
出し部分の面積ΔS+ΔS′に相当する。したがって、
全ての分割領域での掻き出し量が同一となる。
【0028】第3に、最大分割数N0より少ない分割数
Nが設定された場合(ステップS105でNOの場
合)、例えば、最大分割数63に対して分割数60が設
定された場合には、図6(A)に示すように、分割数相
当ピッチP(=2πr2/60)は掻き幅Wより大きく
なるので、n=1の最初の分割時(ステップS109)
に、仕切り板14によりa12の位置で散薬を切り込
み、所定角度(P−W)−Δθだけ分配皿2を分割送り
方向に正回転させることにより(ステップS110)、
仕切り板14で散薬をある程度掻き寄せてから1回で掻
き出すことになる。また、分割数が30というように最
大分割数60の1/2以下の場合には、1分割当たり複
数回掻き出すことになる。このように分割数が少ない場
合には、最初に分割される領域の送りピッチは、図6
(B)に示すように、分割数相当ピッチPよりΔθだけ
減少する。2番目以降に分割される領域の送りピッチ
は、図6(C)に示すように、分割数相当ピッチPとし
(ステップS112)、最後に分割される領域の送りピ
ッチは、図6(D)に示すように、分割数相当ピッチP
よりΔθだけ増加する(ステップS113)。前記角度
Δθは、図2(A)で説明したΔSに相当する角度であ
る。
【0029】これにより、図6(B)に示すように、最
初に分割される領域の過剰掻出し部分の面積ΔSは、減
少された送りピッチΔθの部分に相当する。また、図6
(B)に示すように、2番目に分割される領域の過剰掻
出し部分の面積ΔSは、最初に分割された領域の過剰掻
出し部分の面積ΔSと同じである。さらに、最後に分割
される領域では、図6(C)に示すように、既に最後か
ら2番目に分割された領域の過剰掻出し部分の面積ΔS
の部分が増加された送りピッチΔθの部分に相当する。
したがって、全ての分割領域での掻き出し量が同一とな
る。
【0030】以上のように、掻出し装置5の掻き板16
による掻き幅Wを一定とし分配皿2の送り量を種々に変
化させることにより、掻き幅Wに対する最大分割数N0
より分割数が大きい場合、同一の場合、又は小さい場合
のいずれでも分割を行うことができる。
【0031】前記散薬の分配装置1では、散薬の種類に
よって分配皿2のアール溝7に堆積する散薬の堆積形状
が異なる。これは、散薬の種類によって粒子間の摩擦接
触抵抗が異なり、これが流動性に影響を与えるからであ
る。例えば、流動性の悪い微粉末(パウダー)は図7
(A)に示すように内周側で固まり状態になって堆積
し、粉末は図7(B)に示すように内周側でやや高い山
の状態になって堆積し、顆粒は図7(C)に示すように
内周側で多少の山が生じるが比較的なだらかに堆積す
る。いずれにしても、内周側で山が生じるので、散薬の
種類によって前述のΔSの部分の量が変化する。このた
め、分割数Nが最大分割数N0と同一かそれ以上の場合
に、仕切り板14でΔSに相当する散薬を最後に領域に
掻き寄せて振り分けるときに、分配皿2を逆転させる角
度Δθを一定にすると、最初と最後の分割量に誤差が生
じる。
【0032】そこで、散薬の種類に応じて、分配皿2の
逆回転角度Δθを変化させる。具体的には、分配用ホッ
パー6に投入する散薬が微粉末、粉末、顆粒、又は粒子
のいずれに該当するかを入力するキー入力装置を設け、
入力された散薬種が流動性の悪い微粉末や粉末の場合は
ΔSの数値を多めになるように補正し、粒子の場合はΔ
Sの数値を少なめに補正するのである。
【0033】また、分配皿2を逆転させる際に、図9に
示すように、散薬の内周側の山が掻き寄せられて最後の
領域「63」を通り越して最後から2番目の領域「6
2」までなだれ込むおそれがある。これを防止するため
に、分配皿2を逆転させるとともに、図8に示すよう
に、仕切り板14を散薬の内周側から外周側に向かって
回転させる。これにより、散薬の内周側の山が外周側に
崩れるので、最後から2番目の領域「62」へのなだれ
込みがなくなる。
【0034】しかし、このような処理をしても、粒子に
ように流動性の良い散薬でかつ最後の領域への振り分け
量が多い場合は、最後から2番目の領域へのなだれ込み
が避けられず、分割量が多くなることがある。このよう
な場合には、最後から2番目の分割動作における分配皿
2の送りピッチPを前段階までの送りピッチPより少な
目に送り、分割誤差を小さくする。
【0035】図10は、最大分割数N0(63)と同一
の分割数Nが設定された場合に、従来の方法(○)及び
本発明による方法(△)で散薬(酸化マグネシウム)を
分割した場合の1分包の量の偏差を示す。これにより、
最初に散薬を分割する際にΔθだけ逆回転する本発明の
ほうが、従来に比べて最初と最後の分割誤差が格段に少
ないことが分かる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明によれば、従来掻き幅に対応する最大分割数より1
〜2分割分少なく分割数を設定していたが、最大分割数
より多い設定が可能となり、分配皿を1回り小さくして
小型化することができる。また、最大分割数と同一又は
それより大きい分割数が設定されると、分配皿を最初の
分割に当たってΔSの面積だけさらに逆回転させるた
め、最初と最後の分割誤差が少なくなり、分割精度が向
上する。
【0037】第2の発明によれば、最大分割数より小さ
い分割数が設定されると、分配皿を最初の分割に当たっ
てΔSの面積だけ減じて送り、それ以後は通常の分割数
相当ピッチで送るため、最初と最後の分割誤差が少なく
なり、分割精度が向上する。
【0038】第3の発明によれば、分割される散薬の種
類に応じて分配皿の逆回転角度を調整するため、散薬の
種類によって分配皿への散薬の堆積形状が変化したとし
ても、その影響を排除することができ、分割精度を維持
することができる。
【0039】第4の発明によれば、接触抵抗の小さい散
薬の場合、最後から2番目の散薬を掻き出し送りするに
当たり分割数相当ピッチを少なくするため、分配皿を逆
回転して散薬を最後の分割領域に振り分けた際に、最後
から2番目まで散薬がなだれ込むことによる分割量の増
加を回避することができ、分割精度を維持することがで
きる。
【0040】第5の発明によれば、分配皿の逆回転とと
もに仕切り板を回転させるため、分配皿に堆積した散薬
の山を崩してなだらかにすることができ、これにより分
割精度を維持することができる。
【0041】第6の発明によれば、最大分割数より小さ
い分割数が設定されると、分配皿を最初の分割に当たっ
て分割数相当ピッチと掻き幅の差からΔSの面積だけ減
じて送り、それ以後は通常の分割数相当ピッチで送り、
最後の分割に当たっては、分割数相当ピッチにΔSの面
積を加えて送るため、最初と最後の分割誤差が少なくな
り、分割精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 分配皿のアール溝に振り撒かれた散薬の分割
の一例を示す部分平面図である。
【図2】 各分割領域で掻き出される散薬の面積を説明
する図である。
【図3】 本発明に係る方法が適用される散薬分配装置
の斜視図である。
【図4】 最大分割数と同一の分割数が設定された場合
における各分割領域で掻き出される散薬の面積を説明す
る図である。
【図5】 最大分割数を越える分割数が設定された場合
における各分割領域で掻き出される散薬の面積を説明す
る図である。
【図6】 最大分割数より小さい分割数が設定された場
合における各分割領域で掻き出される散薬の面積を説明
する図である。
【図7】 冠状桝から分配皿に堆積される散薬の種類毎
の堆積形状を示す断面図である。
【図8】 回転する仕切り板によって散薬の山が崩され
る状況を示す断面図である。
【図9】 分配皿の逆回転によって散薬が最後から2番
目の分割領域までなだれ込む状況を示す断面図である。
【図10】 分割された散薬の分割量の偏差を示す図で
ある。
【図11】 分配皿の送り動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】 分配皿の寸法関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1…分配装置、2…分配皿、3…冠状桝、5…掻出し装
置、7…アール溝、14…仕切り板、15…ガイド板、
16…掻き板。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分配皿の外周に沿って形成された断面円
    弧状のアール溝に散薬を均一に振り撒き、当該散薬を円
    形の仕切り板で切り込み、前記分配皿を一定ピッチで回
    転させながら、当該散薬を前記仕切り板とともに回転す
    る掻き板によって半径方向に掻き出して分割する散薬分
    割装置において、 前記掻き板の掻き幅Wに対応する最大分割数N0と同一
    又はそれを越える分割数Nが設定されると、散薬の最初
    の分割時に、散薬を仕切り板で切り込んだ状態で、 【数1】ΔP=(1−N0/N)W の幅に相当する角度に、分割数相当ピッチ内で過剰に掻
    き出される部分の面積ΔSに相当する角度Δθだけ加え
    た送り量で分配皿を分割送り方向とは反対方向に逆回転
    させて散薬を掻き出し、その次からは分割数相当ピッチ
    Pで分配皿を分割送り方向に正回転させながら散薬を掻
    き出して分割することを特徴とする散薬分割装置。
  2. 【請求項2】 掻き幅Wに対応する最大分割数N0より
    小さい分割数Nが設定されると、散薬の最初の分割時
    に、散薬を仕切り板で切り込んだ状態で、分割数相当ピ
    ッチPと掻き幅Wの差から、当該分割数相当ピッチ内で
    過剰に掻き出される部分の面積ΔSに相当する角度Δθ
    だけ減じた送り量で分配皿を分割送り方向に正回転させ
    て散薬を掻き出し、その次からは分割数相当ピッチで分
    配皿を分割送り方向に正回転させながら散薬を掻き出
    し、最後の分割時には、分割数相当ピッチPから当該分
    割数相当ピッチ内で過剰に掻き出される部分の面積ΔS
    に相当する角度Δθだけ減じた送り量で分配皿を分割送
    り方向に正回転させて散薬を掻き出して分割することを
    特徴とする請求項1に記載の散薬分割装置。
  3. 【請求項3】 分割される散薬の種類に応じて分配皿の
    逆回転角度を調整することを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに記載の散薬分割装置。
  4. 【請求項4】 接触抵抗の小さい散薬の場合、最後から
    2番目の分割時には、分割数相当ピッチPを少なくする
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の散
    薬分割装置。
  5. 【請求項5】 分配皿の逆回転とともに、仕切り板を回
    転させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載の散薬分割装置。
  6. 【請求項6】 分配皿の外周に沿って形成された断面円
    弧状のアール溝に散薬を均一に振り撒き、当該散薬を円
    形の仕切り板で切り込み、前記分配皿を一定ピッチで回
    転させながら、当該散薬を前記仕切り板とともに回転す
    る掻き板によって半径方向に掻き出して分割する散薬分
    割装置において、 前記掻き板の掻き幅Wに対応する最大分割数N0より小
    さい分割数Nが設定されると、散薬の最初の分割時に、
    散薬を仕切り板で切り込んだ状態で、分割数相当ピッチ
    Pと掻き幅Wの差から、当該分割数相当ピッチ内で過剰
    に掻き出される部分の面積ΔSに相当する角度Δθだけ
    減じた送り量で分配皿を分割送り方向に正回転させて散
    薬を掻き出し、その次からは分割数相当ピッチで分配皿
    を分割送り方向に正回転させながら散薬を掻き出し、最
    後の分割時には、分割数相当ピッチPから当該分割数相
    当ピッチ内で過剰に掻き出される部分の面積ΔSに相当
    する角度Δθだけ減じた送り量で分配皿を分割送り方向
    に正回転させて散薬を掻き出して分割することを特徴と
    する散薬分割装置。
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