JPH0976905A - 鉄道車両およびその製作方法 - Google Patents

鉄道車両およびその製作方法

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JPH0976905A
JPH0976905A JP7233661A JP23366195A JPH0976905A JP H0976905 A JPH0976905 A JP H0976905A JP 7233661 A JP7233661 A JP 7233661A JP 23366195 A JP23366195 A JP 23366195A JP H0976905 A JPH0976905 A JP H0976905A
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opening
vehicle body
vehicle
railway vehicle
passage
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JP7233661A
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English (en)
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Keiji Omura
慶次 大村
Morishige Hattori
守成 服部
Michifumi Takechi
通文 武市
Kentaro Masai
健太郎 正井
Ryoichi Takayama
領一 高山
Kazunori Yanagisawa
和典 柳沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鉄道車両を製作する際に、ユニット化した艤装
品を車内に容易に搬入し、かつ、取付けを容易にし、艤
装作業の効率化を図ることを目的としたものである。 【構成】台枠2、屋根構体4、一対の側構体3および妻
構体5a,5bで形成する鉄道車両において、車体1の
長手方向端部に、貫通路6よりも大きな開口部を構成し
ており、該開口部から車内艤装品を搬入して取付けを行
なうものである。また、前記開口部は、貫通路を備えて
いるとともに着脱自在に構成された妻塞ぎ部材すなわち
妻構体5aによって塞ぐ構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両およびその製
作方法に係り、特に車内に比較的大きなユニット艤装品
を備える鉄道車両およびその製作方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道車両は、一般に台枠、屋根構
体、側構体および妻構体をそれぞれ独立して製作し、こ
れらを組合せて車体を製作している。そして、この車体
に、塗装を行い、車内外に艤装品を設置する手順で製作
が行われている。
【0003】近年、車両車体の製作に関して、台枠、屋
根構体、側構体および妻構体を組合わせ作業を簡略化す
ることが望まれており、一例としては特開平6ー270
797号に記載された方法が挙げられる。この方法で
は、まず、台枠、屋根構体および側構体をそれぞれの形
状に一致した治具を利用して製作する。その後、前記台
枠、屋根構体および側構体を相互に組み合わせて仮付け
溶接して筒状構体を製作する。そして、一方の妻構体配
設部から車内側を本溶接するための溶接装置を車体長手
方向に挿入し、車体の内外面から同時に本溶接を行い、
作業効率を向上させている。
【0004】また、特開平5ー139294号に記載さ
れた方法では、車両車体の製作において、妻構体と台
枠、屋根構体、側構体の接合および本接合部の防水処理
を容易にするため、側ブロックでは長手方向の端部に妻
部の幅方向に位置する接続部、屋根部では妻部の上部に
対応する三日月部を設け、妻構体では貫通路に引戸を配
設してそれぞれ製作し、相互に接合して車両車体の組立
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、いず
れも基本的には台枠、屋根構体、側構体および妻構体か
らなる車体を相互に溶接して製作している。その後、車
内に配設する艤装品、例えば内張り板、腰掛け、トイレ
および洗面所などを、側構体の出入口、妻構体の貫通路
から搬入し、取付けという艤装作業を行なっている。こ
のため、艤装品は前記出入口或いは貫通路の開口部から
搬入可能な形状、寸法に制約される。すなわち、前記出
入口或いは貫通路からの搬入が困難な場合は、艤装品を
製作する複数の部品の状態で搬入し、車内で組立てを行
なっている。また、前記の開口部から搬入可能な艤装
品、例えば腰掛けなども寸法的に余裕が少なく、数も多
いため、取付作業に多くの時間を費やしていた。とく
に、内装部材等は、車体内面に配置された艤装用骨部材
に合わせ作業によって穴明け、タップたて、ねじ止め等
の煩雑な作業を行って設置しているのが現状である。更
に、車内の改装を行う場合には、前記出入口および貫通
路から旧艤装品の搬出、新艤装品の搬入を行うととも
に、部品で搬入したものの組立て作業を車内で行なって
いた。したがって、艤装作業に多大な労力と、多くの時
間を要していた。
【0006】本発明の目的は、艤装品の搬入或いは該艤
装品の取付けが容易に行える鉄道車両およびその製作方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、車体の長手
方向端面部に、貫通路よりも大きい開口部を構成してお
り、前記開口部に水密状態を保って着脱自在に設置され
る妻塞ぎ部材を備えたことにより、達成される。
【0008】上記目的は、車体の長手方向端部に開口部
が形成されており、前記開口部を塞ぐ妻塞ぎ部材を備え
ており、前記開口部の下辺部は客室下面の艤装品支持位
置と同一レベルに形成されており、艤装品支持部材を前
記開口部の下辺位置から車体長手方向に沿って設置して
いることにより、達成される。
【0009】上記目的は、車体の長手方向端部に開口部
が形成されており、前記開口部を塞ぐ妻塞ぎ部材を備え
ており、前記開口部は車体の幅方向断面における外周縁
よりも内側に形成されており、前記妻塞ぎ部材は、前記
開口部に嵌合して配置されることにより、達成される。
【0010】上記目的は、車体の長手方向端部に個室ユ
ニットが貫通可能な開口部を構成しており、貫通路を備
え前記開口部を覆う大きさの妻塞ぎ部材を前記開口部に
取付けたことにより、達成される。
【0011】上記目的は、車体長手方向端部に貫通路よ
りも大きな開口部を備えた車体を準備し、前記車体に前
記開口部より内部艤装品を搬入して取付け、艤装完了
後、前記開口部に妻塞ぎ部材を設置することにより、達
成される。
【0012】
【作用】車体の長手方向端部に、貫通路よりも大きな開
口部を構成することにより、該開口部から従来よりも大
きな艤装品すなわちユニット化した艤装品を容易に車内
に搬入することができ、艤装作業の効率化を図ることが
できる。
【0013】車体の長手方向端部に構成した開口部の下
辺が、客室の艤装品支持位置と同一レベルに形成されて
いることから、前記開口部分から客室内に艤装品ユニッ
トを搬入する際に、段差部の移動に伴う煩雑な作業を行
う必要がなく、作業効率の向上が図れる。
【0014】車体の長手方向端部に形成された開口部
を、車体の幅方向断面における外周縁よりも内側となる
ように構成し、妻塞ぎ部材を前記開口部に嵌合する構成
とすることにより、車体の外周表面を平滑に構成するこ
とができ、見栄えの低下を防止することができる。
【0015】個室ユニットが貫通可能な開口部を車体の
長手方向端部に構成し、貫通路を備え前記開口部を覆う
大きさの妻塞ぎ部材を前記開口部に取付けたことによ
り、車内艤装品のうちで大型の前記個室ユニットを前記
開口部から容易に車内に搬入することができる。したが
って、前記個室ユニットを含めて各種艤装品を容易に取
付けることができる。
【0016】車体長手方向端部の貫通路より大きな開口
部を介して内部艤装品を車内に搬送した後、該艤装品を
取付けることにより、出入口或いは貫通路から艤装品を
搬入する従来の方法に比べて作業性の向上が図れる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5によって
説明する。図1は本発明を適用した車両車体を示す斜視
図、図2は図1の車体の車体長手方向端部の開口部に設
置される妻部補強体を示した平面図、図3は図1のIII
−III部の断面図、図4は図1に示した車体に設置され
る妻構体をしめした平面図、図5は車体の妻部に妻構体
を接合した際の両者の接合部を示した部分断面図であ
る。
【0018】図において、1は車体で、台枠2、一対の
側構体3、屋根構体4、妻構体5a,5bによって構成
されている。妻構体5aは、後述する車体の長手方向端
部に構成される開口部を塞ぐ妻塞ぎ部材に相当するもの
である。6は妻構体5a,5bに配設した貫通路であ
る。7は妻構体5a,5bを形成する骨組で外側に外板
部材が接合されている。なお、この外板部材として軽合
金製積層材例えばろう付アルミハニカムパネルを用いて
もよい。また、前記ろう付アルミハニカムパネルを用い
る場合には、前記パネル厚さを厚くすることによって前
記骨部材を用いない構造とすることも可能である。さら
に、前記妻構体として中空アルミ押出し型材を用いるこ
とも考えられる。この場合にも押出し型材自体に骨部材
の機能を持たせることにより、前記骨部材を省略するこ
とができる。
【0019】ところで、前記妻構体5a,5bのうち一
方の妻構体5aは、台枠2、一対の側構体3、屋根構体
4に対して機械的締結手段で着脱自在に設置されるもの
である。他方の妻構体5bは、台枠2、一対の側構体
3、屋根構体4に対して溶接される構造となっている。
前記妻構体5aは、単体で各種艤装作業等が行われるこ
とが多いため、軽合金製積層材或いは中空アルミ押出し
型材で構成されることにより、骨部材と板部材を組合わ
せた構造に比べて剛性が高く作業性が向上される。ま
た、車体の他の構造物に対して機械的締結手段によって
接合されることから、接着剤を用いて構成される接着積
層パネルを用いてもよい。
【0020】8は妻構体5aを前記各側構体3、屋根構
体4および台枠2の各車体長手方向端面に対して締結す
るために、該妻構体5aに形成された接合部である。前
記妻構体5aの接合部8は、車体の幅方向断面よりも外
形寸法が小さく、車体の妻面に嵌合する構成となってい
る。したがって、前記各側構体3および屋根構体4の外
側表面に溝或いは段差ができることがない。
【0021】前記側構体3、屋根構体4は、外板9と骨
組10を組合わせて接合することにより構成されてい
る。前記外板9として通常の板部材のほかに前記妻構体
と同様に軽合金製積層或いは中空アルミ押出し型材を用
いてもよい。これら軽合金製積層或いは中空アルミ押出
し型材は、素材自体の剛性および強度が板部材と骨部材
を組合わせた構造よりも高く、車体を製作した際の寸法
精度の向上が図れる。このことによって、艤装品をユニ
ット化して車体に設置する際に、相互の締結部の精度向
上につながり、作業の簡略化が図れることになる。
【0022】前記側構体3、屋根構体4には、前記妻構
体5を締結する接合部11がそれぞの内面に構成されて
いる。12は前記妻構体5aの代わりに、車体の一方の
妻部分に設置される妻部補強体である。この妻部補強体
12は、中央部分に車体の妻部全体に相当する開口を有
しており、前記台枠2、一対の側構体3、屋根構体4、
妻構体5bを組合わせ図1に示したように車体1を製作
する際に用いられる。妻部補強体12は、台枠2、一対
の側構体3、屋根構体4の溶接に伴う収縮に十分耐えら
れる強度を有するとともに、前記接合部11に対して機
械的締結手段によって着脱自在に設置される。そして、
前記車体1が完成し、塗装を行った後、前記妻部補強体
12の開口部から各種艤装品を車内に搬入して艤装作業
を行う。したがって、前記妻部補強体12の開口部の大
きさは、車内に設置されるトイレ、洗面所等の各種個室
ユニット或いは内装材と断熱材等を一体とした内装ユニ
ットさらには最小限に分割された仕切り壁を搬入可能な
大きさとなっている。前記開口部としてもっとも大きく
構成する場合には車体1の内周に構成した接合部11の
内側にあわせて全体を開口させた場合である。
【0023】13は前記妻部補強体12を形成する補剛
枠、14は前記補剛枠13に設けた側構体3との接合部
である。前記補剛枠13は、前記接合部14よりも台枠
2、側構体3および屋根構体4の外側へ突出して構成さ
れており、強度、剛性を確保している。15および16
は妻構体5aと台枠2、側構体3、屋根構体4を接合す
るための機械的締結手段であるボルトおよびナットであ
る。17はシール材で、妻構体5aと台枠2、側構体
3、屋根構体4との接合部において、水密或いは気密を
保つために設置される。
【0024】このような構成において、前記鉄道車両の
製作状況を説明する。まず、前記台枠2、側構体3、屋
根構体4、妻構体5aおよび5bをそれぞれ個別に製作
する。次に、前記台枠2、側構体3、屋根構体4、妻構
体5bを溶接によって組立てる。このとき、妻構体5a
の代わりに前記妻部補強体12を用い、まず、前記妻部
補強体12と一対の側構体3および屋根構体4とをボル
ト15、ナット16によって締結し、この状態で前記一
対の側構体3、屋根構体4および妻構体5bの相互の位
置合わせを行う。その後、前記一対の側構体3、屋根構
体4および妻構体5bの接合部分を溶接する。このよう
にしてできあがった五面体を台枠2の上部に乗せ、ま
ず、前記妻部補強体12を台枠2にボルト15、ナット
16によって締結した後、台枠2と一対の側構体3およ
び妻構体5bを溶接する。
【0025】このようにして製作された車体1に対して
塗装を行うが、該車体1と妻構体5aを一旦接合した状
態で塗装作業を行なえば、同一条件で作業が行なえるた
め、両者の見栄えの違いをなくすことができる。この場
合、前記妻部補強体12と妻構体5aとの取替え作業を
行う必要がある。
【0026】このようにして塗装が完了した車体1に対
して、妻部の前記妻部補強体12の開口部を介して艤装
品を車内へ搬入して取付け作業を行う。この場合、車体
1の内面に直接設置される配管、配線を設置した後、断
熱材を備えユニット化された内装材ユニットを設置す
る。この内装材ユニットの後に、腰掛、仕切り壁或いは
個室ユニットを設置する。但し、仕切り壁或いは個室ユ
ニットの周囲については、前記ユニットを設置した後
に、これらユニットの周囲を覆う内装パネルを設置する
ことになる。
【0027】前記艤装品の車内への搬入は、妻部補強体
12の開口部12aから、各艤装品自体の設置方向に向
きを合わせたまま行うことができる。例えば、トイレ或
いは洗面所ユニットは、車体幅方向中央側に出入り口を
向けたまま搬入し、所定位置で固定する。前記台枠2に
おいては、開口部12aの下辺部分から車内の各艤装品
支持位置までが同一の高さすなわちレベルを合わせて構
成されており、前記トイレ或いは洗面所等の大きな個室
ユニットについても、これらユニットを支持するレール
部材を利用してスライドさせながら搬入を行う。すなわ
ち、前記開口部12aの下辺部から車内の艤装品取付け
部まで、各艤装品ユニットを固定或いは搬送するレール
部材を車体長手方向に沿って設置している。このような
レール部材については、車体の全長に渡って複数配置す
ることにより、該各レール部材によって各種艤装品を支
持する構成となっている。したがって、大型ユニットで
あっても、その搬入作業は非常に簡単に行うことかでき
る。
【0028】前記艤装作業が終了した時点で、妻部補強
体12を取外し、前記妻構体5aをボルト15、ナット
16を利用して台枠2、側構体3および屋根構体4と接
合する。この接合部には、図5に示すようにシール材1
7を塗布し、雨水の浸入、空気の漏れを抑制する。これ
により、車内に取付ける艤装品は、車体1の一方の妻取
付け部が開口していることから、各艤装品自体の設置状
態に向きを合わせて搬入し設置することができるため、
作業が容易で労力および時間を低減することができる。
また、車内の改装を行う場合においても、旧艤装品の搬
出、交換する新艤装品の搬入、取付け等の作業について
省力化が図れる。
【0029】また、前記開口部12aが十分広く構成さ
れていることから、艤装品は車体の幅方向断面寸法にほ
とんど制約されることなく製作することができ、アウト
ワークによって搬入、設置に効率のよい大きさ、質量に
製作することができる。さらに、必要に応じて、複数の
艤装品をアウトワークで組合わせることも可能である。
このため、艤装品の生産効率も向上する。また、車内の
改装を行う場合においても、古い艤装品の搬出、交換す
る艤装品の搬入およびこれらの設置作業を省力化するこ
とができる。
【0030】このように、車体1において一方の妻構体
の着脱を容易化することにより、車体の製作および経年
後の車内改装において、全体の作業効率を大幅に改善で
きる。なお、妻部補強体12と妻構体5aの交換作業に
おいて、妻部補強体12を取外した時点で、車体側の取
付部11に治具を配設して車体の変形を抑制しておき、
この状態で妻構体5aを配設し、接合してもよい。これ
により、妻構体5aの取付け部近傍を変形させることな
く、また、容易に車体1と接合することができる。一
方、車体1の製作に関しては、妻部補強体12を全車体
に共通に使用することから、本部位の寸法に関するばら
つきを小さくすることができる。したがって、妻構体5
aの互換性を高めることができる効果も生じる。また、
妻部補強体12の補剛枠13の外周を円形とすることに
より、該妻部補強体12を回転ローラに乗せ、他方の車
体端面に取付けた回転装置と連動して、車体を回転させ
ながら艤装作業をすべて下向き作業で行う反転艤装を行
うことができる。これにより、車内の艤装品取付けを反
転艤装と組合わせて効率良く行うことができる。
【0031】次に、第2の実施例を、図6ないし図7に
よって説明する。図6は本発明を適用した車両構体の製
作方法を示す斜視図、図7は図6のVIIーVIIの断面図で
ある。図において、前記実施例と同一符号は、同一部材
を示すものである。18は前記実施例とほぼ同様に一方
の妻構体5bを溶接によって接合されている車体、19
は前記車体18の一方の妻部に形成されている開口部に
嵌合される妻構体である。本実施例においては、妻構体
19が車体の長手方向端部に形成される開口部を塞ぐ妻
塞ぎ部材に相当するものである。20は側構体3および
屋根構体4の各縁の内面部に形成されている接合部で、
前記妻構体19が接合され該妻構体19を支持するとと
もに、前記妻構体19を取外した状態で、車体18の端
部形状を維持するものである。前記接合部20は、前記
車体18の形状維持のため、厚さ寸法H1および幅寸法
H2を十分確保し、かつ、断面形状が箱型をなすように
構成されている。前記妻構体19は、車体18の端面部
よりもその外周寸法を小さく形成している。したがっ
て、妻構体19と車体18との重なり部は、車体妻面に
形成されることになり、車体18の側面および屋根面を
平滑に構成することができる。
【0032】前記台枠2、側構体3、屋根構体4、妻構
体5b、妻構体19はそれぞれ個別に製作される。この
うち、妻構体5bは溶接によって、妻構体19はボルト
15、ナット16によって、台枠2、側構体3および屋
根構体4に接合される。車体18は、台枠2の上面の車
体長手方向の各端部に、妻構体5bおよび妻構体19、
さらに、該台枠2の車体幅方向の両端部にそれぞれ側構
体3を配設する。その後、前記各側構体3、妻構体5
b、妻構体19の上部に屋根構体4を配設し、妻構体1
9と台枠2、側構体3および屋根構体4をボルト15、
ナット16で接合した後、台枠2、側構体3、妻構体5
bおよび屋根構体4を相互にそれぞれ溶接する。なお、
前記台枠2、側構体3および屋根構体4を相互に溶接す
る場合、車体18の妻部における周長は溶接に伴う収縮
によって減少する。したがって、妻構体19と車体18
の妻部の開口部には、前記収縮に対応した隙間が設けら
れている。この隙間を利用してシール材17を設置して
もよい。
【0033】前記妻構体19を設置した前記車体18
に、表面処理を行った後、パテ付けおよび複数回の塗装
が施される。この塗装作業が終了した後、前記車体18
から一旦前記妻構体19を取外し、妻部の開口部を開放
する。この状態で、車内に配設する艤装品を搬入し取付
ける。車内艤装品の取付けがほぼ終了した時点で、妻構
体19を車体18にボルト15、ナット16で接合す
る。
【0034】本実施例では、車体の組立において妻構体
19が前記一実施例の妻部補強体12の役割を果たすの
で、車体の製作を通して妻部補強体12を使用する必要
がなくなる。したがって、車体18は外周部に無用な突
出物がなく、移動或いは溶接等の各種作業が前記実施例
に比べて容易である。また、妻構体19は、車体18と
ともに塗装が施されるので、同一条件での作業となり、
見栄えに変化をきたすことがない。さらに、艤装完了後
に妻構体19自体が設置されていた部分に、再度妻構体
19を設置することになるため、前記実施例のように治
具を用いた場合に比べて嵌合部の不具合が生じることが
ない。
【0035】ところで、本実施例においては、車体18
の一方の妻構体19のみを着脱式としたが、両方の妻部
を着脱式とし、両方の開口部から艤装作業を行えば、さ
らに、短時間に艤装作業を行うことができる。すなわ
ち、新車製作時においては車体の長手方向中央部から、
両車端方向へ順次ユニット艤装品を設置していくことが
でき、作業効率を向上させることができる。また、車両
改造時においては、取外した古い艤装品を一方の開口部
から搬出し、他方の開口部から新しい艤装品を搬入して
取付ける作業を行うことができる。このような方法によ
れば、新旧の艤装品の流れが常に一方向になるため、作
業効率を向上させることができる。
【0036】次に、第3の実施例を、図8ないし図9に
よって説明する。図8は本発明を適用した鉄道車両の製
作方法を示す斜視図、図9は図8のIV−IV部断面図であ
る。図において、前記各実施例と同一符号は同一部材を
示すものである。21は前記実施例と同様に台枠2、一
対の妻構体3、屋根構体4、妻構体5bおよび妻構体2
2を溶接によって接合した車体である。妻構体22は、
前記車体21の妻部に溶接されており、貫通路26より
も大きな開口部25を備えている。23は妻構体22の
開口部25を塞ぐための妻塞ぎ部材で、機械的締結手段
であるボルト15、ナット16によって前記開口部25
の部分に着脱自在に設置されている。24は妻構体22
の開口部25の縁に形成されている接合部で、妻塞ぎ部
材23を支持するために型材等によって構成されてい
る。前記妻塞ぎ部材23に貫通路26が形成されてい
る。前記開口部25の幅寸法Lは、前記貫通路26の幅
寸法bよりも大きく形成されている。そして、車内に搬
入する大型のユニット艤装品例えば個室ユニットを搬入
できる幅寸法となっている。すなわち、個室ユニットと
して考えられるものの幅寸法としては、車体21の内面
幅寸法Bから車内の通路の幅寸法を差し引いた値がそれ
に相当する。一方、前記個室ユニットの高さ寸法は、客
室の床面から天井面までの距離よりも長くなるように構
成されている。したがって、前記開口部の幅寸法は、車
体内面幅寸法Bから通路幅を引いた長さであり、高さ寸
法は客室の床面から天井面までの距離よりも長くなるよ
うに設定されている。この開口部25の大きさが、車内
に設置される個室ユニットとして最大のものを搬入可能
な大きさである。開口部25が前記した大きさであれ
ば、客室とデッキを隔てる仕切り壁についても、垂直方
向について分割することなく、搬入できる。
【0037】なお、前記開口部は、車体幅方向について
一つの個室ユニットを設置する場合について説明した
が、通路を隔てて両側にトイレと洗面所等を配置する場
合の該トイレ或いは洗面所をそれぞれ個室ユニットとし
て車内に設置する場合には、前記開口部の幅寸法は、前
記幅寸法の半分の長さで十分となる。
【0038】ちなみに、車内幅寸法が3210mmの車
両を例にとると、トイレ或いは洗面所等の個室ユニット
が設置されている部分の通路幅は880mmであり、通
路の両側に配置される前記個室ユニットの車体幅方向の
幅寸法は、ほぼ1160mm程度なる。また、前記個室
ユニットの車体長手方向の幅寸法としては、トイレ或い
は洗面所等用途によって異なりほぼ700mmから12
00mm程度となっている。したがって、前記開口部と
しては、前記個室ユニットが通過する大きさすなわち1
160mmよりも大きく構成されていれば良い。ただ
し、通路を車体幅方向の一方側に寄せて個室を構成する
場合においては、該個室ユニットの幅寸法は2330m
m程度となることが予想される。この場合には、前記開
口部は、前記2330mm以上の幅寸法に構成する必要
がある。
【0039】車内幅寸法が2730mmの車両の場合に
は、個室ユニット設置部の通路幅が860mmであり、
個室ユニットしては車体幅方向の幅寸法が1870mm
程度となる。したがって、前記開口部としては、幅寸法
を1870mmよりも大きく構成する。
【0040】開口部の高さ寸法は、前記仕切り壁或いは
個室ユニット等の車内に設置される高層物の高さ寸法に
よって決定される。すなわち、前記仕切り壁或いは個室
ユニットは下部を床面に固定し、上部の車体内面に固定
する必要がある。そして、前記固定部分は、乗客の目に
触れないように、内装材等で覆われることになる。した
がって、前記個室ユニットの車体への固定部分は、床面
から天井面すなわち内装材位置までの距離に相当する寸
法よりも長く構成されていることになる。
【0041】ところで、高速車両においては、車体幅方
向断面形状が耐圧強度向上を目的として楕円形を成して
いる。したがって、前記開口部は、車体の幅方向につい
て中央位置に形成される。また、前記開口部の幅寸法
は、個室ユニット等のユニット艤装品にあってはその高
さ寸法を考慮して設定する必要がある。
【0042】このような構成において、車体21の製作
は、まず、台枠2、側構体3、屋根構体4、妻構体5
b、妻構体22をそれぞれ個別に製作することからはじ
まる。そして、台枠2の上面の車体長手方向端部に妻構
体5b、妻構体22を配置し、台枠2の車体幅方向の両
側にそれぞれ側構体3を配設した後、これらの上部に屋
根構体4を配設し、前記台枠2、側構体3、妻構体5
b、妻構体22および屋根構体4を相互にそれぞれ溶接
して製作する。この車体21が完成した後、前記開口部
25に前記妻塞ぎ部材23を設置した状態で、該車体2
1の塗装を行う。塗装作業が完了した後、前記妻塞ぎ部
材23を取外して前記開口部25を開放させた状態で、
該開口部25から艤装品すなわち内装ユニット、個室ユ
ニット、腰掛等を搬入して順次取付け作業を行う。
【0043】前記車内艤装品の取付けがほぼ終了した時
点で、妻構体22の開口部25に妻塞ぎ部材23を配設
し、接合部24に対してボルト15、ナット16により
結合する。妻構体22と妻塞ぎ部材23の接合部には、
図9に示したようにシール材17を配設して水密および
気密を確保する。ところで、この実施例の構造において
は、車体21の組立において妻構体22が前記図1に示
した実施例の妻部補強体12の役割を果たすので、車体
の製作を通して妻部補強体12を使用する必要がなくな
る。また、車内の艤装品は車体のほぼ中央に設けられる
通路の両側にほとんど設置されており、妻構体22の開
口部25の幅寸法Lを前記のようにしたことから、艤装
品はすべて前記開口部25から搬入することができる。
なお、妻構体22の剛性が、車体製作時或いは艤装品取
付け終了時で不足することが予測される場合には、接合
部24に補強材を追加して配設すればよい。また、この
補強材の配設方法としては、本実施例の妻構体22の接
合部24の位置に、妻構体22に代わって補強材を取付
け、本補強材と例えば前記図3の実施例の側構体3に設
けた接合部11を主体に妻構体を配設することも可能で
ある。
【0044】本実施例においては、従来の車体を構成す
るのと同様に六面の部分を溶接することによって組立
て、一方の妻構体22にのみ開口部25を設けた構造と
なっている。したがって、車体21自体の製作手順或い
は車体自体の取扱いに関して、これまでの車体製作方法
と大きな相違がなく、作業性の低下を防止できる。ま
た、車体製作設備に関しても、従来のものをそのまま使
用することができる。なお、本実施例においては、前記
各実施例と同様に前記開口部25から艤装品を車内に搬
入することができることから、艤装作業の効率向上を図
ることができる。
【0045】ところで、前記各実施例においては、妻構
体自体或いは妻塞ぎ部材を車体に対して着脱可能に設置
する構造について説明したが、前記妻構体自体或いは妻
塞ぎ部材を各車両に要求される気密度に応じて、シール
手段と溶接方法を採用して接合することも可能である。
すなわち、車体製作時においては、前記各実施例と同様
に妻構体自体或いは妻塞ぎ部材を固定用治具或いは代用
となる治具を用いて必要な作業を行った後、最終段階で
前記治具を除いてこれら妻構体自体或いは妻塞ぎ部材を
車体に直接溶接して車体を完成させてもよい。この場
合、車体製作時に伴う艤装作業のみ作業性の向上が図れ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
方の妻構体取り付け部が、艤装品を車内に搬入、設置す
るまでを開口にした状態で維持維持できるようになり、
新車製作時の艤装作業、改装時における旧艤装品の搬
出、更新艤装品の搬入、設置が妻構体の開口部から行え
ることから容易となり、本作業に関する費用の低減を図
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鉄道車両の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示した妻部補強体の平面図である。
【図3】図1のIII−III部の断面図である。
【図4】図1に示した妻構体の平面図である。
【図5】図1に示した車体と妻構体との締結部分を示し
た部分断面図である。
【図6】本発明の鉄道車両の第2の実施例を示す斜視図
である。
【図7】図6のVII−VII部の断面図である。
【図8】本発明の鉄道車両の第3の実施例を示す斜視図
である。
【図9】図8のIX−IX部の断面図である。
【符号の説明】
1、18、21……車体、2……台枠、3……側構体、
4……屋根構体、5a、19、22……妻構体、6、2
6……貫通路、12……妻部補強体、15……ボルト、
16……ナット、17……シール材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正井 健太郎 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 高山 領一 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 柳沢 和典 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の長手方向端面部に、貫通路よりも大
    きい開口部を構成しており、前記開口部に水密状態を保
    って着脱自在に設置される妻塞ぎ部材を備えたことを特
    徴とする鉄道車両。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の鉄道車両において、前記
    開口部の高さ寸法を、貫通路の高さ寸法よりも長くした
    ことを特徴とする鉄道車両。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の鉄道車両において、前記
    開口部の高さ寸法を、客室の床面から客室天井面までの
    距離よりも長くしたことを特徴とする鉄道車両。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2または請求項3に
    記載の鉄道車両において、前記開口部の幅寸法を、貫通
    路の幅寸法よりも長くしたことを特徴とする鉄道車両。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2または請求項3に
    記載の鉄道車両において、前記開口部の幅寸法を、車体
    内面の幅寸法から個室部分の通路の幅寸法を差し引いた
    寸法よりも長くしたことを特徴とする鉄道車両。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2または請求項3に
    記載の鉄道車両において、前記開口部の幅寸法を、車体
    内面の幅寸法から個室部分の通路の幅寸法を差し引いて
    二等分した寸法よりも長くしたことを特徴とする鉄道車
    両。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の鉄道車両において、前記
    開口部を車体の長手方向両端部に形成しており、各開口
    部にそれぞれ妻塞ぎ部材を着脱自在に設置したことを特
    徴とする鉄道車両。
  8. 【請求項8】車体の長手方向端部に開口部が形成されて
    おり、前記開口部を塞ぐ妻塞ぎ部材を備えており、前記
    開口部の下辺部は客室下面の艤装品支持位置と同一レベ
    ルに形成されており、艤装品支持部材を前記開口部の下
    辺位置から車体長手方向に沿って設置していることを特
    徴とした鉄道車両。
  9. 【請求項9】車体の長手方向端部に開口部が形成されて
    おり、前記開口部を塞ぐ妻塞ぎ部材を備えており、前記
    開口部は車体の幅方向断面における外周縁よりも内側に
    形成されており、前記妻塞ぎ部材は、前記開口部に嵌合
    して配置されることを特徴とした鉄道車両。
  10. 【請求項10】車体の長手方向端面部に、個室ユニット
    が通過可能な大きさを有する開口部を構成しており、貫
    通路を備え前記開口部を覆う大きさの妻塞ぎ部材を前記
    開口部に取付けたことを特徴とする鉄道車両。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の鉄道車両において、
    前記妻塞ぎ部材は、前記開口部に対して機械的締結手段
    により取付けられていることを特徴とした鉄道車両。
  12. 【請求項12】請求項10に記載の鉄道車両において、
    前記妻塞ぎ部材は、前記開口部に対して溶接によって取
    付けられていることを特徴とした鉄道車両。
  13. 【請求項13】車体長手方向端部に貫通路よりも大きな
    開口部を備えた車体を準備し、前記車体に前記開口部よ
    り内部艤装品を搬入し、前記内部艤装品を取付けた後、
    前記開口部に妻塞ぎ部材を取付けることを特徴とした鉄
    道車両の製作方法。
  14. 【請求項14】請求項10に記載の鉄道車両の製作方法
    において、前記艤装作業開始前に、前記開口部の形状を
    保持する治具を前記開口部に設置し、艤装作業完了後に
    前記治具を除去することを特徴とした鉄道車両の製作方
    法。
  15. 【請求項15】車体長手方向両端部に貫通路よりも大き
    な開口部を備え、かつ、前記開口部に着脱自在な妻塞ぎ
    部材を設置した鉄道車両であって、前記各開口部の各妻
    塞ぎ部材を取外し、車体から取外した車内艤装品を一方
    の前記開口部より搬出し、車内に設置する艤装品を他方
    の前記開口部から搬入することを特徴とした鉄道車両の
    改修方法。
  16. 【請求項16】一対の側構体、屋根構体、台枠および一
    対の妻構体を準備し、前記一対の側構体、屋根構体、台
    枠に対して一方の妻構体を機械的締結手段によって締結
    した後、前記一対の側構体、屋根構体、台枠および他方
    の妻構体を溶接して車体を製作する工程と、前記車体を
    塗装する工程と、塗装した前記車体と一方の妻構体を分
    離し、それぞれに艤装品を取付ける工程と、艤装が完了
    した前記車体と前記一方の妻構体を取付ける工程と、か
    らなることを特徴とした鉄道車両の製作方法。
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