JPH0976477A - 噴射制御ユニット組込型印刷シリンダ洗浄装置 - Google Patents
噴射制御ユニット組込型印刷シリンダ洗浄装置Info
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- JPH0976477A JPH0976477A JP26068195A JP26068195A JPH0976477A JP H0976477 A JPH0976477 A JP H0976477A JP 26068195 A JP26068195 A JP 26068195A JP 26068195 A JP26068195 A JP 26068195A JP H0976477 A JPH0976477 A JP H0976477A
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- cleaning
- control unit
- air
- manifold
- injection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷シリンダ洗浄装置のコンパクト化と、各
洗浄装置に対する流体制御系の設置位置関係を同一にし
て洗浄制御のばらつきをなくする。 【解決手段】 供給ロールから繰り出される洗浄シート
を押圧部に経由させて巻取ロールに巻取り可能とし、前
記押圧部で洗浄シートを印刷シリンダ表面に押し付け可
能とするとともに、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する
噴射ノズルを装備した印刷シリンダ洗浄装置である。装
置フレームに洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエア
配管等に対応する複数の配管ポートを設け、前記配管ポ
ートを介して前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管経
路中に介装される電磁弁およびマニホールド等の噴射制
御ユニットを前記装置フレーム内部に配設した。
洗浄装置に対する流体制御系の設置位置関係を同一にし
て洗浄制御のばらつきをなくする。 【解決手段】 供給ロールから繰り出される洗浄シート
を押圧部に経由させて巻取ロールに巻取り可能とし、前
記押圧部で洗浄シートを印刷シリンダ表面に押し付け可
能とするとともに、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する
噴射ノズルを装備した印刷シリンダ洗浄装置である。装
置フレームに洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエア
配管等に対応する複数の配管ポートを設け、前記配管ポ
ートを介して前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管経
路中に介装される電磁弁およびマニホールド等の噴射制
御ユニットを前記装置フレーム内部に配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷シリンダ洗浄装
置に係り、特に洗浄液の噴射に必要な流体制御系を装置
フレームに一体に組込んでなる噴射制御ユニット組込型
印刷シリンダ洗浄装置に関する。
置に係り、特に洗浄液の噴射に必要な流体制御系を装置
フレームに一体に組込んでなる噴射制御ユニット組込型
印刷シリンダ洗浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ブランケット胴などのような印刷シリン
ダに対しては、印刷作業により経時的に表面汚れが生じ
るために定期的に表面洗浄が行われている。このような
シリンダ表面の洗浄のために、洗浄シートを用いた洗浄
装置が用いられている。これはシリンダ表面に接離可能
とした押圧部に洗浄液を含浸させた不織布からなる洗浄
シートを走行できるようにしておき、洗浄作業時に押圧
部をシリンダ表面に接触移動させることにより押圧部の
ニップ圧と印刷シリンダの回転を利用して表面汚れを払
拭除去するものである。この種の洗浄装置では、洗浄シ
ートに洗浄液を含浸させるために、洗浄シートの幅方向
に沿ったパイプ状の噴射ノズルを装置フレームに取り付
け、この噴射ノズルに対して洗浄液の供給源から導入さ
れる溶媒、水、エアを制御弁を介して一旦マニホールド
に導入し、マニホールドから噴射ノズルに洗浄液として
供給する際に洗浄液を噴霧状態とするようにしている。
ダに対しては、印刷作業により経時的に表面汚れが生じ
るために定期的に表面洗浄が行われている。このような
シリンダ表面の洗浄のために、洗浄シートを用いた洗浄
装置が用いられている。これはシリンダ表面に接離可能
とした押圧部に洗浄液を含浸させた不織布からなる洗浄
シートを走行できるようにしておき、洗浄作業時に押圧
部をシリンダ表面に接触移動させることにより押圧部の
ニップ圧と印刷シリンダの回転を利用して表面汚れを払
拭除去するものである。この種の洗浄装置では、洗浄シ
ートに洗浄液を含浸させるために、洗浄シートの幅方向
に沿ったパイプ状の噴射ノズルを装置フレームに取り付
け、この噴射ノズルに対して洗浄液の供給源から導入さ
れる溶媒、水、エアを制御弁を介して一旦マニホールド
に導入し、マニホールドから噴射ノズルに洗浄液として
供給する際に洗浄液を噴霧状態とするようにしている。
【０００３】このような処理を行うための従来のシステ
ム構成を図４に示す。図示のように、従来のシリンダ洗
浄装置システムは、溶媒タンク１Ａ等の洗浄液供給源が
備えられるととも制御盤１Ｂ等を備えた集中制御部１
と、これから供給経路を経て洗浄に必要な溶媒、水、エ
アが供給され、噴霧に必要な処理をなす水量制御電磁弁
２Ａ、スプレーエア用電磁弁２Ｂ、マニホールド２Ｃ等
からなる噴射制御ユニットから構成される流体制御部
２、およびスプレーノズル３Ａが備えられた洗浄装置本
体３とから構成されている。洗浄装置本体３は洗浄対象
としてのブランケット胴等の印刷シリンダ４に対してス
クラブ機構により接離可能とされ、先端の押圧部３Ｂを
シリンダ４に押付けることができる。また、洗浄装置本
体３は洗浄シート供給ロール３Ｃ、巻取ロール３Ｄを備
えて、洗浄シートを押圧部３Ｂの表面を移動させるよう
にし、スプレーノズル３Ａから噴霧される洗浄液をシー
ト幅方向に沿った領域に含浸させ、この含浸部を押圧接
触させることでシリンダ表面の払拭洗浄を行わせるもの
となっている。
ム構成を図４に示す。図示のように、従来のシリンダ洗
浄装置システムは、溶媒タンク１Ａ等の洗浄液供給源が
備えられるととも制御盤１Ｂ等を備えた集中制御部１
と、これから供給経路を経て洗浄に必要な溶媒、水、エ
アが供給され、噴霧に必要な処理をなす水量制御電磁弁
２Ａ、スプレーエア用電磁弁２Ｂ、マニホールド２Ｃ等
からなる噴射制御ユニットから構成される流体制御部
２、およびスプレーノズル３Ａが備えられた洗浄装置本
体３とから構成されている。洗浄装置本体３は洗浄対象
としてのブランケット胴等の印刷シリンダ４に対してス
クラブ機構により接離可能とされ、先端の押圧部３Ｂを
シリンダ４に押付けることができる。また、洗浄装置本
体３は洗浄シート供給ロール３Ｃ、巻取ロール３Ｄを備
えて、洗浄シートを押圧部３Ｂの表面を移動させるよう
にし、スプレーノズル３Ａから噴霧される洗浄液をシー
ト幅方向に沿った領域に含浸させ、この含浸部を押圧接
触させることでシリンダ表面の払拭洗浄を行わせるもの
となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ステムでは、流体制御部２は洗浄装置本体３の近くに設
置しなければその能力を発揮することができないが、洗
浄装置本体３は比較的高い位置に設定されるため、床面
に設置される流体制御部２との間を配管経路で接続する
ようにしている。しかし、設置距離を短くするにも限界
があり、洗浄装置本体３と同等の高さに配置しようとし
ても、印刷機の狭いスペース内に置くことはできないも
のとなっていた。また、複数の洗浄装置本体への分配を
なす場合には、各洗浄装置本体との距離が異なり、流体
制御の設定がばらばらとなって洗浄効果を充分に発揮で
きなくなるおそれがあった。
ステムでは、流体制御部２は洗浄装置本体３の近くに設
置しなければその能力を発揮することができないが、洗
浄装置本体３は比較的高い位置に設定されるため、床面
に設置される流体制御部２との間を配管経路で接続する
ようにしている。しかし、設置距離を短くするにも限界
があり、洗浄装置本体３と同等の高さに配置しようとし
ても、印刷機の狭いスペース内に置くことはできないも
のとなっていた。また、複数の洗浄装置本体への分配を
なす場合には、各洗浄装置本体との距離が異なり、流体
制御の設定がばらばらとなって洗浄効果を充分に発揮で
きなくなるおそれがあった。
【０００５】本発明は、上記従来の問題点に着目し、流
体制御系を別に設置する必要がなくなるとともに、各洗
浄装置に対する流体制御系の設置位置関係を同一とする
ことにより、システムの簡素化と洗浄制御のばらつきを
なくするようにした印刷シリンダ洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
体制御系を別に設置する必要がなくなるとともに、各洗
浄装置に対する流体制御系の設置位置関係を同一とする
ことにより、システムの簡素化と洗浄制御のばらつきを
なくするようにした印刷シリンダ洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、供給ロールから繰り出される洗浄シート
を押圧部に経由させて巻取ロールに巻取り可能とし、前
記押圧部で洗浄シートを印刷シリンダ表面に押し付け可
能とするとともに、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する
噴射ノズルを装備した印刷シリンダ洗浄装置において、
装置フレームに洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエ
ア配管等に対応する複数の配管ポートを設け、前記配管
ポートを介して前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管
経路中に介装される電磁弁およびマニホールド等の噴射
制御ユニットを前記装置フレーム内部に配設してなるこ
とを特徴としたものである。
に、本発明は、供給ロールから繰り出される洗浄シート
を押圧部に経由させて巻取ロールに巻取り可能とし、前
記押圧部で洗浄シートを印刷シリンダ表面に押し付け可
能とするとともに、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する
噴射ノズルを装備した印刷シリンダ洗浄装置において、
装置フレームに洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエ
ア配管等に対応する複数の配管ポートを設け、前記配管
ポートを介して前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管
経路中に介装される電磁弁およびマニホールド等の噴射
制御ユニットを前記装置フレーム内部に配設してなるこ
とを特徴としたものである。
【０００７】この場合において、前記噴射制御ユニット
はマニホールド、水量制御電磁弁、およびエア制御電磁
弁とからなり、これらを装置フレーム内部にて縦列配置
しつつ、各要素間を内部配管により連結するとともに、
マニホールドの出口配管を噴射ノズルのヘッダに接続し
た構成とすればよい。
はマニホールド、水量制御電磁弁、およびエア制御電磁
弁とからなり、これらを装置フレーム内部にて縦列配置
しつつ、各要素間を内部配管により連結するとともに、
マニホールドの出口配管を噴射ノズルのヘッダに接続し
た構成とすればよい。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、装置フレーム内に噴射制御
ユニットが組込まれて一体化されるため、制御ユニット
と噴射ノズルとは近接されるとともに、洗浄液供給源に
接続される複数の洗浄装置間での制御のばらつきを生じ
ることはない。したがって噴霧状態は常に一定になると
ともに、噴射制御ユニットの設置スペースを印刷機周り
に設ける必要がなくなり、コンパクト化を図ることがで
きる。
ユニットが組込まれて一体化されるため、制御ユニット
と噴射ノズルとは近接されるとともに、洗浄液供給源に
接続される複数の洗浄装置間での制御のばらつきを生じ
ることはない。したがって噴霧状態は常に一定になると
ともに、噴射制御ユニットの設置スペースを印刷機周り
に設ける必要がなくなり、コンパクト化を図ることがで
きる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る噴射制御ユ
ニット組込型印刷シリンダ洗浄装置の具体的実施形態を
図面を参照して詳細に説明する。図２に実施例装置を含
む洗浄システムの全体構成を示している。図示のように
当該システムは、溶媒タンク１０Ａ等の洗浄液供給源が
備えられるととも制御盤１０Ｂおよび主電磁開閉弁１０
Ｃ等を備えた集中制御部１０を有し、これには外部から
一次電源ライン１２、一次給水管１４および一次エア配
管１６を通じて給電と洗浄水および作動エアを供給され
るようになっている。また、集中制御部１０は、制御盤
１０Ｂによる制御操作により、後段の洗浄装置本体１８
への操作電源信号や作動流体を供給するようになってい
る。集中制御部１０から洗浄装置本体１８へは、従来設
けられていた流体制御部がなく、操作電源ライン２０、
給水ライン２２、操作エアライン２４、スプレーエアラ
イン２６、および洗浄溶媒ライン２８が直接接続される
ようにしている。
ニット組込型印刷シリンダ洗浄装置の具体的実施形態を
図面を参照して詳細に説明する。図２に実施例装置を含
む洗浄システムの全体構成を示している。図示のように
当該システムは、溶媒タンク１０Ａ等の洗浄液供給源が
備えられるととも制御盤１０Ｂおよび主電磁開閉弁１０
Ｃ等を備えた集中制御部１０を有し、これには外部から
一次電源ライン１２、一次給水管１４および一次エア配
管１６を通じて給電と洗浄水および作動エアを供給され
るようになっている。また、集中制御部１０は、制御盤
１０Ｂによる制御操作により、後段の洗浄装置本体１８
への操作電源信号や作動流体を供給するようになってい
る。集中制御部１０から洗浄装置本体１８へは、従来設
けられていた流体制御部がなく、操作電源ライン２０、
給水ライン２２、操作エアライン２４、スプレーエアラ
イン２６、および洗浄溶媒ライン２８が直接接続される
ようにしている。
【００１０】洗浄装置本体１８は、洗浄対象としてのブ
ランケット胴３０に対して先端部の押圧部３２を接離で
きるように、図示しない駆動手段により前後移動可能と
されている。また、洗浄装置本体１８は一対の側板３４
と、この側板間に渡しかけられ押圧部３２が取り付けら
れるステー３６とからなるフレーム３８を有している。
ステー３６の後方には洗浄シート４０の供給ロール４２
と巻取ロール４４とが側板３４間に渡されて配置され、
洗浄シート４０は供給ロール４２から繰り出され、押圧
部３２を経由して、後方の巻取ロール４４にて巻取られ
るようになっている。ロール４２、４４のいずれかまた
はその両者に制動を掛けつつ、洗浄シート４０の巻取が
巻取ロール４４を間欠回転駆動することにより行われ、
そのための駆動機構４６および制動機構４８が側板３４
に設備されている。また、前記ステー３６の内部におけ
る押圧部３２の側方（図２では上部）には洗浄液噴射ノ
ズル５０が配置され、洗浄シート４０に対して洗浄液を
適宜噴射供給するようにしている。これにより、間欠的
に送り出される洗浄シート４０は洗浄液で湿潤状態にさ
れながら押圧部３２の先端部に達し、そのとき装置フレ
ーム３８を前進させてブランケット胴３０の表面に押圧
部３２上の洗浄シート４０を接触させることにより、洗
浄作用をなすのである。
ランケット胴３０に対して先端部の押圧部３２を接離で
きるように、図示しない駆動手段により前後移動可能と
されている。また、洗浄装置本体１８は一対の側板３４
と、この側板間に渡しかけられ押圧部３２が取り付けら
れるステー３６とからなるフレーム３８を有している。
ステー３６の後方には洗浄シート４０の供給ロール４２
と巻取ロール４４とが側板３４間に渡されて配置され、
洗浄シート４０は供給ロール４２から繰り出され、押圧
部３２を経由して、後方の巻取ロール４４にて巻取られ
るようになっている。ロール４２、４４のいずれかまた
はその両者に制動を掛けつつ、洗浄シート４０の巻取が
巻取ロール４４を間欠回転駆動することにより行われ、
そのための駆動機構４６および制動機構４８が側板３４
に設備されている。また、前記ステー３６の内部におけ
る押圧部３２の側方（図２では上部）には洗浄液噴射ノ
ズル５０が配置され、洗浄シート４０に対して洗浄液を
適宜噴射供給するようにしている。これにより、間欠的
に送り出される洗浄シート４０は洗浄液で湿潤状態にさ
れながら押圧部３２の先端部に達し、そのとき装置フレ
ーム３８を前進させてブランケット胴３０の表面に押圧
部３２上の洗浄シート４０を接触させることにより、洗
浄作用をなすのである。
【００１１】上記洗浄装置本体１８に対して前記集中制
御部１０の出力経路である操作電源ライン２０、給水ラ
イン２２、操作エアライン２４、スプレーエアライン２
６、および洗浄溶媒ライン２８が直接接続されるように
なっており、洗浄装置本体１８の内部に装備された流体
制御ユニットに対して各々接続されている。これを具体
的に配置した実際例の図１と、模式図として示した図３
を参照して説明する。図示のように、装置フレーム３８
には操作電源ライン２０に対する電源ポート２０Ａ、給
水ライン２２が接続される給水ポート２２Ａ、操作エア
ライン２４が接続される操作エアラインポート２４Ａ、
スプレーエアライン２６が接続されるスプレーエアライ
ンポート２６Ａ、および洗浄溶媒ライン２８が接続され
る溶媒ラインポート２８Ａが設けられている。また、フ
レーム３８には噴射制御ユニットを構成する水量制御電
磁弁５２、エア制御電磁弁５４、およびマニホールド５
６が配設され、マニホールド５６に対して各ポート２８
Ａ、２２Ａ、２６Ａとエア配管５８、水配管６０、溶媒
配管６２により配管接続されている。そして、エア配管
５８の途中にエア制御電磁弁５４を、水配管６０の途中
に水量制御電磁弁５２がそれぞれ介装されるようにして
いる。マニホールド５６では導入された溶媒、水の単独
液または混合液を高圧エアの作用により噴霧状態とし、
これを噴霧配管６４により洗浄液噴射ノズル５０のヘッ
ダ５０Ａに供給するものとしている。
御部１０の出力経路である操作電源ライン２０、給水ラ
イン２２、操作エアライン２４、スプレーエアライン２
６、および洗浄溶媒ライン２８が直接接続されるように
なっており、洗浄装置本体１８の内部に装備された流体
制御ユニットに対して各々接続されている。これを具体
的に配置した実際例の図１と、模式図として示した図３
を参照して説明する。図示のように、装置フレーム３８
には操作電源ライン２０に対する電源ポート２０Ａ、給
水ライン２２が接続される給水ポート２２Ａ、操作エア
ライン２４が接続される操作エアラインポート２４Ａ、
スプレーエアライン２６が接続されるスプレーエアライ
ンポート２６Ａ、および洗浄溶媒ライン２８が接続され
る溶媒ラインポート２８Ａが設けられている。また、フ
レーム３８には噴射制御ユニットを構成する水量制御電
磁弁５２、エア制御電磁弁５４、およびマニホールド５
６が配設され、マニホールド５６に対して各ポート２８
Ａ、２２Ａ、２６Ａとエア配管５８、水配管６０、溶媒
配管６２により配管接続されている。そして、エア配管
５８の途中にエア制御電磁弁５４を、水配管６０の途中
に水量制御電磁弁５２がそれぞれ介装されるようにして
いる。マニホールド５６では導入された溶媒、水の単独
液または混合液を高圧エアの作用により噴霧状態とし、
これを噴霧配管６４により洗浄液噴射ノズル５０のヘッ
ダ５０Ａに供給するものとしている。
【００１２】図１に示す具体的構成例では、ノズル５０
のヘッダ５０Ａが図中右方に位置しているため、マニホ
ールド５６を装置フレーム３８の右端寄りに配置固定
し、これに続いてエア制御電磁弁５４、水量制御電磁弁
５２を配置固定している。
のヘッダ５０Ａが図中右方に位置しているため、マニホ
ールド５６を装置フレーム３８の右端寄りに配置固定
し、これに続いてエア制御電磁弁５４、水量制御電磁弁
５２を配置固定している。
【００１３】なお、当該実施例では、前述した巻取ロー
ル４４の駆動機構４６が装備されるとともに、制動機構
４８が装備されているため、これら操作エアを制御調整
する制御電磁弁６６、６８を装置フレーム３８の内部に
設置している。これらの制御電磁弁６６、６８へは操作
エアラインポート２４Ａと接続されるエア配管７０をフ
レーム内で分配接続するようにしている。また、駆動機
構４６の駆動モータ７１、並びに洗浄シート４０の送給
量を検出するエンコーダ７２も合わせてフレーム３８の
内部に設置するようにし、装置全体のコンパクト化をこ
れによって実現している。
ル４４の駆動機構４６が装備されるとともに、制動機構
４８が装備されているため、これら操作エアを制御調整
する制御電磁弁６６、６８を装置フレーム３８の内部に
設置している。これらの制御電磁弁６６、６８へは操作
エアラインポート２４Ａと接続されるエア配管７０をフ
レーム内で分配接続するようにしている。また、駆動機
構４６の駆動モータ７１、並びに洗浄シート４０の送給
量を検出するエンコーダ７２も合わせてフレーム３８の
内部に設置するようにし、装置全体のコンパクト化をこ
れによって実現している。
【００１４】このように構成された実施例では、流量制
御ユニット部分が洗浄装置本体１８の内部に装備された
ことから、洗浄液の噴射のタイミングや噴射量を決定す
る要素と噴射ノズルとの距離を極めて短くすることがで
き、この結果、複数の洗浄装置本体１８に対して共通の
集中制御部１０を用いて制御をなした場合に、各洗浄装
置本体１８からの噴射量や噴射タイミングが一致しなく
なるようなばらつきの発生要因を取り除くことができ
る。
御ユニット部分が洗浄装置本体１８の内部に装備された
ことから、洗浄液の噴射のタイミングや噴射量を決定す
る要素と噴射ノズルとの距離を極めて短くすることがで
き、この結果、複数の洗浄装置本体１８に対して共通の
集中制御部１０を用いて制御をなした場合に、各洗浄装
置本体１８からの噴射量や噴射タイミングが一致しなく
なるようなばらつきの発生要因を取り除くことができ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
供給ロールから繰り出される洗浄シートを押圧部に経由
させて巻取ロールに巻取り可能とし、前記押圧部で洗浄
シートを印刷シリンダ表面に押し付け可能とするととも
に、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する噴射ノズルを装
備した印刷シリンダ洗浄装置において、装置フレームに
洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエア配管等に対応
する複数の配管ポートを設け、前記配管ポートを介して
前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管経路中に介装さ
れる電磁弁およびマニホールド等の噴射制御ユニットを
前記装置フレーム内部に配設したので、流量制御部と噴
射ノズル部分との距離を短くして外乱要因を少なくして
制御のばらつきの発生を抑制することができるととも
に、流量制御ユニットの設置スペースを低減して小型の
洗浄装置とすることができる効果が得られる。
供給ロールから繰り出される洗浄シートを押圧部に経由
させて巻取ロールに巻取り可能とし、前記押圧部で洗浄
シートを印刷シリンダ表面に押し付け可能とするととも
に、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する噴射ノズルを装
備した印刷シリンダ洗浄装置において、装置フレームに
洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエア配管等に対応
する複数の配管ポートを設け、前記配管ポートを介して
前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管経路中に介装さ
れる電磁弁およびマニホールド等の噴射制御ユニットを
前記装置フレーム内部に配設したので、流量制御部と噴
射ノズル部分との距離を短くして外乱要因を少なくして
制御のばらつきの発生を抑制することができるととも
に、流量制御ユニットの設置スペースを低減して小型の
洗浄装置とすることができる効果が得られる。
【図１】実施例に係る噴射制御ユニット組込型印刷シリ
ンダ洗浄装置の要部断面を示す正面図および平面図であ
る。
ンダ洗浄装置の要部断面を示す正面図および平面図であ
る。
【図２】同装置の全体システム構成図である。
【図３】同装置の模式構成図である。
【図４】従来装置の全体システム構成図である。
１０ 集中制御部 １０Ａ 溶媒タンク １０Ｂ 制御盤 １０Ｃ 主電磁開閉弁 １２ 一次電源ライン １４ 一次給水配管 １６ 一次エア配管 １８ 洗浄装置本体 ２０ 操作電源ライン ２２ 給水ライン ２４ 操作エアライン ２６ スプレーエアライン ２８ 洗浄溶媒ライン ３０ ブランケット胴 ３２ 押圧部 ３４ 側板 ３６ ステー ３８ 装置フレーム ４０ 洗浄シート ４２ 供給ロール ４４ 巻取ロール ４６ 駆動機構 ４８ 制動機構 ５０ 洗浄液噴射ノズル ５２ 水量制御電磁弁 ５４ エア制御電磁弁 ５６ マニホールド ５８ エア配管 ６０ 水配管 ６２ 溶媒配管 ６４ 噴霧配管 ６６ 駆動制御電磁弁 ６８ 制動制御電磁弁
Claims (2)
- 【請求項１】 供給ロールから繰り出される洗浄シート
を押圧部に経由させて巻取ロールに巻取り可能とし、前
記押圧部で洗浄シートを印刷シリンダ表面に押し付け可
能とするとともに、前記洗浄シートに洗浄液を噴射する
噴射ノズルを装備した印刷シリンダ洗浄装置において、
装置フレームに洗浄液供給源と直結される溶媒配管やエ
ア配管等に対応する複数の配管ポートを設け、前記配管
ポートを介して前記噴射ノズルに接続される洗浄液配管
経路中に介装される電磁弁およびマニホールド等の噴射
制御ユニットを前記装置フレーム内部に配設してなるこ
とを特徴とする噴射制御ユニット組込型印刷シリンダ洗
浄装置。 - 【請求項２】 前記噴射制御ユニットはマニホールド、
水量制御電磁弁、およびエア制御電磁弁とからなり、こ
れらを装置フレーム内部にて縦列配置しつつ、各要素間
を内部配管により連結するとともに、マニホールドの出
口配管を噴射ノズルのヘッダに接続してなることを特徴
とする請求項１に記載の噴射制御ユニット組込型印刷シ
リンダ洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26068195A JPH0976477A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 噴射制御ユニット組込型印刷シリンダ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26068195A JPH0976477A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 噴射制御ユニット組込型印刷シリンダ洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976477A true JPH0976477A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17351303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26068195A Pending JPH0976477A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 噴射制御ユニット組込型印刷シリンダ洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976477A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100898388B1 (ko) * | 2007-08-07 | 2009-05-21 | 한국기계연구원 | 인쇄기용 세정 제어장치 및 그 제어방법 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP26068195A patent/JPH0976477A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100898388B1 (ko) * | 2007-08-07 | 2009-05-21 | 한국기계연구원 | 인쇄기용 세정 제어장치 및 그 제어방법 |
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