JP2561997B2 - 印刷機の噴射装置 - Google Patents

印刷機の噴射装置

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JP2561997B2
JP2561997B2 JP5334974A JP33497493A JP2561997B2 JP 2561997 B2 JP2561997 B2 JP 2561997B2 JP 5334974 A JP5334974 A JP 5334974A JP 33497493 A JP33497493 A JP 33497493A JP 2561997 B2 JP2561997 B2 JP 2561997B2
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    • B41P2235/00Cleaning
    • B41P2235/30Recovering used solvents or residues

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機の置に
る。
【0002】
【従来の技術】ゴムブランケット胴をクリーニングする
ためのクリーニング布を備えた印刷機械クリーニング装
置は例えば欧州特許出願公開第0,299,203号及
びPCT国際公開公報第89/01412号によって公
知である。
【0003】印刷された印刷用紙が乾燥器内に送られる
前に、印刷用紙に霧状に噴射するための噴霧装置は前記
欧州特許出願公開第0,299,203号によって公知
であるが、これは、乾燥器内で印刷インキや洗剤又は溶
剤の揮発成分が突然に蒸発し、それによって乾燥器内で
爆発する危険を避けるため、並びに乾燥器内での通過時
間全体にわたって揮発成分の蒸発を分散するためのもの
である。他の先行技術は、米国特許明細書第1,04
2,812号、同じく第2,264,521号、同じく
第3,545,381号、ドイツ特許第12,29,5
47号、ドイツ特許出願公開第34,46,608号、
ドイツ特許出願公告第3723400号、ドイツ特許出
願公告第3900657号並びに特開平第1−317,
772号に関する日本特許公開抄録M−946(199
0年3月7日、第14巻/第121号)において開示さ
れている。
【0004】ドイツ特許出願公開第3723400号に
開示される装置では、ヒートセット乾燥器を備えた巻取
オフセット印刷機のゴムブランケットクリーニングに関
する分割方法が挙げられている。印刷位置に配置された
ゴムブランケット胴から回転によって転移される溶剤は
印刷用紙の紙面にて乾燥器内に運び込まれる。これによ
って濃度が高めの場合には着火性蒸気が発生し、爆発の
虞れがある。クリーニング自体のための溶剤使用量に応
じて運び込まれる溶剤量、温度過程及び走行する用紙の
他の移送パラメータによって左右される溶剤蒸気の発生
は、用紙表面に塗布されて熱を奪うとともに用紙表面を
覆う物質によってコントロールされる。用紙走行時に印
刷機構部で行われるクリーニングプロセスによる溶剤蒸
気が乾燥器の問題となることが知られている。
【0005】用紙走行時のゴムブランケットクリーニン
グにあたり、公知の問題は紙面の破れである。その理由
として、ゴムブランケット胴の出口間隙で印刷進行時に
起こる紙面の接着作用の外にも特殊な、突発的な接触力
の発生があげられる。この接触力はゴムブランケットク
リーニング時に生ずる紙面の応力変動と同様に紙面の破
れを引き起こすことがある。これに対しては、ゴムブラ
ンケットクリーニング時の限界段階では、分離液にて紙
面に給湿が同時に行われる方法が公知である(ドイツ特
許出願公告第3900657号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知の方法に対
しては、印刷機構部もしくは乾燥器内での溶剤に関して
最少の溶剤使用量でローラ上の汚染物又は円胴上の汚染
物を適切に除去し、その際に同時に紙面が破損される確
率を最低限にするという課題が生ずる。この課題は、プ
ロセス工学的特徴によって並びに本発明の装置の技術的
特徴によって解決される。
【0007】よって、本発明の目的は、非常に少量の液
体が広い面にわたって均等に分配可能である印刷機械の
噴霧装置を提供することにある。例えばクリーニング装
置としてのこの噴霧装置は、印刷機構部及び印刷機械全
体の運転パラメータ及び運転状態に応じて全自動的に制
御され得るものである。さらに液体量が最低値まで減少
された場合にも、過度に高い湿度又は乾燥度又は印刷機
械の円胴での付着によって印刷用紙縁部での印刷用紙の
破れを回避するものである。その際には本発明による印
刷機械の噴霧装置は構造的に簡単でメンテナンスも殆ど
必要ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、印刷機の長さ方向に移動される
移動体及び印刷機の幅方向に延びる軸線を中心に回転す
る回転体の少なくともいずれかの表面に対して液体を噴
射する少なくとも第1の噴射体及び第2の噴射体を備
え、さらには前記移動体及び回転体の少なくともいずれ
かの運動時に、第1の噴射体及び第2の噴射体を前記幅
方向において互いに離間した運動開始位置より、前記表
面に対して離間させた状態で印刷機の幅方向を移動させ
るための自動移動装置を有する印刷機の噴射装置であっ
て、前記自動移動装置により移動される第1の噴射体及
び第2の噴射体の移動経路を噴射開始時における運動開
始位置から互いに接近させ、両噴射体がすれ違った後に
互いに離間させるように設定するともに、第1の噴射体
及び第2の噴射体の移動時に噴射する液体の噴射量を所
定値に調整する自動調量装置を設けたことを要旨とす
る。
【0009】
【作用】噴射体は非常に短時間の間に、印刷機の幅方
向において移動体、回転体の給湿されるべき領域にわた
って反対の方向へ移動する。この時間中に、噴射体は
を運動した範囲全体に均等に分散して噴射する。液体
の噴射量は自動調量装置によって所望の値に設定され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1及
び図2に従って詳述する。図1に示した本発明による印
刷機械の噴霧装置は、各印刷機構部6,7及び乾燥器9
の入口8の直前に、液体噴射体としてのノズル2,4を
2つずつ備えている。ノズル2は印刷用紙12の上側
に、また別のノズル4は印刷用紙12の下側に配置され
ている。この印刷用紙12は、印刷機構部6,7で印刷
され、引き続いて乾燥器9内で乾燥される。乾燥器9内
では、印刷インキ及び印刷機構部6,7の汚れた円胴を
時々クリーニングする洗剤液揮発成分、特に水及び溶剤
が蒸発する。乾燥器9の入口8の前方に配置された両ノ
ズル2,4は両側から印刷用紙12を挟んで対向してお
り、印刷用紙12に対して水を霧状に噴射する。この水
は、乾燥器9の入口8の直下を流れる揮発成分の急な蒸
発を妨ぎ、印刷用紙12が乾燥器9を通り抜ける時間全
体にわたって揮発成分の蒸発を分散させる。これによっ
て乾燥器9の入口8の下方を流れる揮発成分により高濃
度の爆発性蒸気が形成されることを回避している。乾燥
器9内にはセンサ14,15が設けられており、そのう
ち一方のセンサ14は温度を検出し、他方のセンサ15
は危険性のある蒸気及びガスの濃度を乾燥器9内で検出
する。センサ14,15はその測定値に応じて、乾燥器
9の入口8の前方におけるノズル2,4からの水の供給
を時間的かつ量的に制御する。これらのセンサ14,1
5は印刷機構部6,7内における水及び洗剤液又は印刷
インキの供給を制御することもできる。なお、水に代え
て、不燃性かつ非爆発性の他の液体を使用してもよい。
ノズル2,4はすべて同じ方法で形成され、それらの位
置決め並びに液体の時間的及び量的な放出に関しては印
刷機械の特に印刷機構部6,7及び乾燥器9の運転パラ
メータ及び運転状態に従い同じ方法で自動的に制御され
るので、以下には印刷機構部7のノズル2,4のみを詳
細に説明する。この説明は他のノズル2,4に関しても
ほぼ同一である。印刷機構部7を概略的に示すように、
印刷機構部6,7は、印刷インキを版胴22上に供給す
るための少なくとも1つのインキ装置20、給湿液を版
胴22上に供給するための1つの給湿装置24、並びに
一般的にはゴムブランケット胴であって印刷イメージを
版胴22から印刷用紙12上に転写するための1つの印
刷胴26とを公知の方法で印刷用紙12の各側に有して
いる。印刷用紙12は、上下双方に隣接するゴムブラン
ケット胴26の間の印刷用間隙をS字状に走行する。
【0011】図2には、図1において左方から右方へと
印刷機械の長さ方向において、印刷用紙12の上方に配
置されたノズル2と、印刷用紙12の下方に配置された
ノズル4とを備えた印刷機構部7の印刷機械の噴霧装置
が図示されている。ノズル2,4は、より良好に詳細が
わかるようにそれぞれ約90°ずつ上方へもしくは下方
へ旋回させて図示されている。上部ノズル2は上部運動
装置28にて、下部ノズル4は同様に形成された下部運
動装置30にて、印刷機械を経て送られる印刷用紙12
が移動する長さ方向34を横切る方向に自動制御され
て、印刷用紙12又はゴムブランケット胴26の幅方向
全体にわたって、もしくはその一部にわたって移動可能
である。その際に、対象となるゴムブランケット胴26
上に液体32を霧状に噴射することができる。さらに、
ノズル2,4を自動制御して印刷用紙12又はゴムブラ
ンケット胴26の幅方向に沿って無段階で任意の位置に
移動させ、所望の位置のみで液体32を印刷用紙12又
はゴムブランケット胴26上に霧状に噴射させることも
可能である。図2におけるノズル2,4は霧状の液体3
2をゴムブランケット胴26上に対して一定幅にわたり
噴射するが、その幅はゴムブランケット胴26上におけ
るノズル2,4の直交方向への運動区間に応じてこれら
のノズル2,4の液体の円錐状の噴射の幅36よりも広
い。図示した好適な実施形態では図2に示すように、直
交方向への運動区間38は、ゴムブランケット胴26で
円錐状の噴射32の幅36を差し引いたゴムブランケッ
ト胴26の幅と同じ大きさである。こうして、ノズル2
又は4の単一の直交方向への運動によって、ゴムブラン
ケット胴26の直交方向への運動区間38はその幅全体
にわたり円錐状の噴射による液体32で給湿される。そ
の際にノズル2は、図2で実線にて示される右位置から
図2の左方において破線2/2で表わされた第2位置へ
と動かされる。第2位置2/2ではノズル2は停止した
状態でいることができる。その後、ゴムブランケット胴
26に再び給湿される必要がある場合には、ノズル2は
第2位置2/2から再び実線で右に示した位置へと戻さ
れる。そして、この時直交方向への運動の間に円錐状の
噴射範囲に応じて液体32がゴムブランケット胴26上
に霧状に噴射される。図示された実施形態では下側ゴム
ブランケット胴26のノズル4は、上部ノズル2と逆に
左から右へ動かされる。次に、同様に上部ノズル2と逆
に右から左へ動かされる。すなわち、上部ノズル2が破
線で表わされた第2位置2/2にあるときには下部ノズ
ル4は右方で破線によって表わされた第2位置4/2に
あり、その逆の場合には反対位置にある。このことは、
両ノズル2,4からの液体32がゴムブランケット胴2
6に転移され、この液体32によって印刷用紙12の両
側縁部が、直ちにかつ同時に給湿され、それによってゴ
ムブランケット胴26での印刷用紙側縁部の固着及び印
刷用紙側縁部の破れが有効に回避される。ゴムブランケ
ット胴26上へのノズル2,4の液体32の噴霧による
クリーニングプロセスの間にはインキ装置20からの印
刷インキ供給は通常停止されている。ノズル2,4は、
できる限り幅広の円錐状の噴射範囲で液体32を噴射す
る。円錐状の噴射範囲が幅広であるほど、必要な直交方
向への運動区間38は短くなる。ノズル2,4の運動の
ために運動装置28,30は空気圧式駆動装置、油圧式
駆動装置又は電動式駆動装置であってもよい。
【0012】ゴムブランケット胴26上へのノズル2,
4の液体によって溶解又は剥離された残留印刷インキ、
紙繊維及び他の汚染物は、隣接した双方のゴムブランケ
ット胴26の間の印刷間隙で印刷用紙12上に転移され
て運び去られる。この汚染物を印刷用紙12上に転移す
る代わりに、各ゴムブランケット胴26に対してクリー
ニングビーム40,42が配置されていてもよい。この
クリーニングビーム40,42は、対向しているゴムブ
ランケット胴26にクリーニング布43,44を当て
る。クリーニング布43,44は、ノズル2,4の液体
によって溶解又は剥離された残留インキ,汚染粒子をゴ
ムブランケット胴26から拭き取る。そのようなそれぞ
れ1つずつのクリーニング布を備えたクリーニングビー
ムは欧州特許出願公開第0,299,203号によって
公知である。
【0013】直交方向への運動区間38の長さは、ノズ
ル2,4がゴムブランケット胴26の幅方向全体にわた
って、又はその一部のみにわたって動かされるべきかど
うかに左右される。これは一般的には印刷用紙12の幅
の大きさ又は印刷用紙の幅のどの部分に印刷されるかに
よって左右される。又はゴムブランケット胴26の幅の
どの位置が点状に、線状にもしくは面状にノズル2及び
/又は4の液体によって給湿されるべきかによって左右
される。それぞれ複数のノズル2,4が使用可能である
が、好ましくは図2に示すように各ゴムブランケット胴
26に対してそれぞれ1つだけのノズル2又は4が設け
られる。複数のノズルよりも1つのノズルのみを用いる
ことによって時間的かつ量的に、一層正確かつ一層均等
に少量の液体は、広い面上に分配され得る。
【0014】自動調量装置はそれぞれ液体を一定量に調
量する。ノズル2,4は直交方向運動の間に直交方向へ
の運動区間全体にわたって、又は所定の横位置に、対象
となるゴムブランケット胴26上へ、乾燥器9のノズル
2,4の場合には印刷用紙12上へ前記一定量の液体3
2を霧状に噴射する。この自動調量装置は、調量された
液体を貯蔵するため、各ノズル2,4に対して専用の貯
蔵導管50を備えている。貯蔵導管50は、その下流端
では付属のノズル2,4と流れに沿って連結されてお
り、貯蔵導管の上流端では分岐部51を介して2つの弁
52,54に連結されている。一方の弁54が閉じてい
る場合に他方の弁52を開けることによって貯蔵導管5
0には液体が充填される。その量は、液体の供給圧力と
弁52の開放時間とによって決まる。これらの両パラメ
ータ「時間」及び「液体の供給圧力」は、予め固定設定
可能であるか又は好適には電子制御装置56によって自
動制御され、場合によっては印刷機械の他のパラメータ
類に応じて作用可能であるかのいずれかである。貯蔵導
管50での液体調量後には再びすべての弁52,54が
閉じられている。これらの弁52,54の下流で故障の
場合には最大でも貯蔵導管50で調量された液体量のみ
が流れ出る。調量された液体量を霧状に噴射するために
は弁52が閉じているときに、関連する他方の弁54が
開けられる。その結果、調量液体量が、圧縮空気によっ
て貯蔵導管50から付属ノズルを通って押し出され、液
体32が円錐状をなすように霧状に噴射される。液体用
の弁52及び圧縮空気用の弁54は時間的に制御され
る。すなわち、ノズル2,4はゴムブランケット胴26
又は印刷用紙12に給湿すべきであるために、噴霧過程
の間これらの対象物にわたって直交方向に動かされる所
定時間の間に限って、ノズル2,4は液体32を絶え間
無く霧状に噴射するように制御される。圧縮空気の圧力
及び導管内の流れ抵抗は、調量された液体32がノズル
2,4の直交方向運動の間のノズルの運動経路36,3
8にわたって均等に分散されるように調整されている。
電子制御装置56による弁52,54の開閉は、印刷機
械のパラメータ及び運転状態に対応して行われる。その
ようなパラメータとしては例えばゴムブランケット胴2
6のクリーニング休止時間、使用印刷インキの種類及び
量、印刷用紙12の幅などがある。圧縮空気弁54は圧
力調整器58を介して圧縮空気源59に連結されてい
る。液体弁52は液体源60に連結されている。液体源
60から液体弁52に供給される液体は、水、溶剤、他
の洗剤液又はそのような複数成分の組合せであってもよ
い。好適には液体源60は、水のみを選択的に送り出す
ための手段又は他の洗剤液を送り出すための手段又は水
貯蔵容器61の水と洗剤貯蔵容器62からの洗剤とを混
合するための手段を有している。液体源60の液体のこ
のような混合及び供給も制御装置56によって時間的か
つ量的に調整及び制御され得る。制御装置56は、所望
の目標値に応じて上記の制御過程を行う複数の運転プロ
グラムを組み込まれるのが好適である。
【0015】一方の印刷機構部6のノズル2,4並びに
乾燥器9の入口8のノズル2,4は、同様にそれぞれ貯
蔵導管50並びに選択的に開放されるべき液体弁52及
び圧縮空気弁54を介して液体源60及び圧縮空気源5
9に連結可能である。ノズル2,4の運動装置28,3
0は、同様に電子制御装置56によって制御される。そ
れによってノズル2,4の直交方向への運動と、印刷機
械のパラメータ及び運転状態とに対する液体送出の適合
が保証される。図2では電子制御装置56のところに弁
52用の接続端子部64、弁54用の接続端子部65及
び運動装置28,30との制御用の接続端子部66が概
略的に図示されている。
【0016】液体用の導管は少なくとも部分的にフレキ
シブルホースから成っており、それによってノズル2,
4を固定部品類に対し相対的に動かすことができる。各
ノズル2,4は非常に短時間の間に、好適には1秒より
短い時間の間に印刷機械の長さ方向に対して直交する方
向でゴムブランケット胴26又は印刷用紙12の給湿さ
れるべき区域にわたって動く。この時間は、調量された
液体32を直交方向への運動距離36,38全体の上に
均等に分散して霧状に噴射するためには十分である。本
発明の実質的な利点は、給湿されるべき各面に対して非
常に少数のノズルのみを使用することによって、好適に
は1個のノズルのみを使用することによって非常に少量
の液体がゴムブランケット胴又は印刷用紙の広面になお
均等に分配され得ることである。液体が上記実施例に従
って貯蔵導管50内で調量され、次にそれぞれ調量され
た液体32のみが霧状に噴射されるならば、調量の精度
はさらに改善される。この液体調量方法は、機械故障の
場合には調量された液体量のみが導管から流出すること
があるものの液体貯蔵容器から一層多量の液体が決して
流出することはないという長所も有している。本発明の
他の利点は、噴霧過程後に液体がゴムブランケット胴2
6又は印刷用紙12になお滴下する虞れもノズル2又は
4が1つのみであることにより低減され、引き続いて圧
縮空気で除去するようにした貯蔵導管50を使用する場
合にはほぼ完全に避けられることである。
【0017】ノズル2又は4の代わりに、1つもしくは
複数のノズル又は別の種類の液体噴射生成器を備えるそ
れぞれ1つずつの液体噴射体2又は4を用いることもで
きる。
【0018】噴射体2又は4によって圧胴26に霧状に
噴射される液体は、例えば水、溶剤、洗剤又はこれらの
混合されたクリーニング液である。これらの液体はこの
圧胴26をクリーニングするために用いられる。
【0019】ドイツ特許出願公告第3723400号か
ら明らかな措置においては、ヒートセット乾燥器を備え
る巻取オフセット印刷機のゴムブランケットを分割クリ
ーニングする方法に関連して挙げられている。印刷位置
に配置されたゴムブランケット胴から回転によって転移
される溶剤は紙面によって乾燥器内に運び込まれる。こ
れによって濃度が高めの場合には着火性蒸気が発生し、
爆発の起こる虞れがある。クリーニング自体のための溶
剤使用量に応じて運び込まれる溶剤量、温度過程及び走
行用紙の他の移送パラメータによって左右される溶剤蒸
気の発生は、用紙表面に塗布されて熱を奪うとともに用
紙表面を覆う物質によってコントロールされる。用紙走
行時に印刷機構部で行われるクリーニングプロセスによ
る溶剤蒸気が乾燥器の問題となることが公知である。
【0020】用紙走行時のゴムブランケットのクリーニ
ングにおいて知られた問題は用紙の破れである。その理
由は、ゴムブランケット胴の出口間隙で印刷進行時に起
こる用紙の接着作用の外にも特殊な突発的な接触力が生
ずることがあるからである。この接触力はゴムブランケ
ットのクリーニング時に生ずる用紙応力変動と同様に用
紙破れを引き起こすことがある。これに対しては、ゴム
ブランケットのクリーニング時の限界段階では分離液に
よる用紙への給湿が同時に行われる方法が知られている
(ドイツ特許出願公告第3900657号)。
【0021】この公知の方法に対しては、印刷機構部も
しくは乾燥器内での溶剤に関して最少の溶剤使用量でロ
ーラ上の汚染物又は円胴上の汚染物を適切に除去し、そ
の際に同時に紙面破損確率を最低限にするという課題が
設定される。
【0022】この課題は、プロセス工学的特徴によって
並びにここに説明した装置の技術的特徴によって解決さ
れる。円胴の幅全体にわたって伸張しているノズル取付
け用ビームに多数のノズルを備えた噴霧構成とは違って
1つもしくはわずかな数のノズルからの、好適には2つ
のノズルからの噴霧は制御に好都合である。その理由
は、数が多くなるに従ってそれだけ多く生ずる故障が、
適切な予防措置によって一層容易に管理されるからであ
る。またメンテナンスや修理も簡単になる。多数のノズ
ルの場合にはコストも高いが、ノズルが1つ又は2つで
あればそれに比例してコストも限られるので、制御コス
トも経済的に是認される。より価値の高い応用の場合に
は噴射幾何学的形状及び噴霧量に関する実際値を検出
し、運転が再び最適化されるまで変化するようにこの実
際値により動作器を運転する。
【0023】好適なのは、その他の全幅クリーニングと
は異なって印刷方向の巻取紙又は枚葉紙のエッジの垂線
においてインキ付着を判断し噴霧量を局部的にかつ側方
に縁部に向かって向けることである。その理由は、イン
キ付着及び紙ほこり付着の汚染度がわずかな個所は同じ
処置を必要としないからである。
【0024】また好適であるのは、例えば版胴上でしみ
の付いた繰り返し個所が示される限界的な個所を局部的
に処置しその際に汚れを全く示していないかもしくはわ
ずかに示しているだけの隣接区域を処置しないか又は同
じではないようにして処置することである。
【0025】本発明に従って提案された方法及び装置に
よって、非常に少量の液体を均等に分散して広い面上に
供給するための柔軟性のある方法が得られる。この方法
はファジィ論理に基づいてプログラミングされ、その際
には給湿プログラム及びクリーニングプログラム用に相
対的に広範囲かつ固定プログラミングされた部分が、操
作が容易で曖昧な命令ではあるがそれでも完全な給湿を
行うことのできる命令によって置き換えられる。
【0026】さらに、液体による局部噴霧は、頻繁に発
生する汚れに対して予防的に用いることができる。その
際に適切な部分的液体使用量は、印刷進行プロセス内で
確認できるような刷り損じ紙が生ずることがなくしかも
予備プロセスによって比較的長い安定した印刷進行が得
られるように決められ得る。そのような部分的クリーニ
ングのプログラムは推計的方法に従って制御されるか、
又は選択された所定分布で噴霧が、汚れ発生やしみ発生
頻度の傾向が強い個所のみに向けられる。
【0027】局部的に適合された給湿は、実質的には印
刷用紙縁部、インキ供給されるインキ区域に応じて選択
された区域並びに側方及び印刷方向で制限された面及び
特定場所に向けられる。ローラ又は円胴の部分幅の軸方
向部分に比較的長時間吹き付けが行われる場合には、給
湿区域が帯状に描かれる。その際にノズルが移動するの
で、その帯は印刷方向に対して平行ではなく、側方移動
のために印刷方向に対し角度をもって、例えば屈曲した
ねじ線のような形となる。
【0028】短時間の吹き付けの場合には移動表面の像
として想定される帯は短くなり、屈曲方向で見て限定さ
れた面又は面部分となる。この面又は面部分は理想的に
は矩形である。
【0029】それぞれ面的に適合された給湿は好適には
印刷過程の条件に合わせることができる。印刷用紙縁部
でのインキ付着は帯状であるので、これに合わせて帯状
クリーニングが適切である。1種類のインキにおいて又
は重ね合わせ印刷によっても生じる高いインキ層を備え
た付着しやすいインキ区域は、同様に帯状クリーニング
されるのが適している。所定座標により印刷像の個々の
個所は面として表現可能であり、分割された面でのみ取
り扱われる。
【0030】円胴幅全体にわたってのクリーニングは処
置面の合成によってカバーされる。その際には液体噴射
体が、ローラ又は円胴の胴面全体に作用するために円胴
幅全体を移動する。軸方向送りではクリーニング模様は
ねじ線形もしくは帯形になる。噴射体の走行運動特性に
応じて噴射体は直交方向に次の位置に迅速に移動可能で
もあるので、その場合には印刷機構部円胴の円筒胴面上
のクリーニング模様は相並んだ個々の環になる。面とし
て扱って作用する際には胴面は碁盤目のように分割され
た面で把握される。噴射体が軸方向で動かされる場合に
は、ねじ線形の傾きが最大になるのに伴って最高速度の
クリーニングが行われ、その際にはローラもしくは円胴
の1回転毎に噴射の有効幅の分だけ前へ進められる。比
較的ゆっくり進められる場合には有効幅は何度も重ねら
れ、クリーニング時での集中的作用が得られるのではあ
るが、但しクリーニング時間は比較的長くかかる。その
場合に作用帯の傾きはねじ形の傾きに応じて一層低く小
くなる。
【0031】目的とするクリーニング時間短縮のために
は、吹き付けられるべきクリーニング面に、1つだけの
噴射体ではなく2つ又は複数の噴射体2,4によって吹
き付けてもよい。好適には左側の印刷用紙縁部に第1噴
射体2が取り付けられ、右側の印刷用紙縁部に第2噴射
体4が取り付けられる。この構成配置によって生ずる利
点は、印刷用紙中央に対して対称的に噴射体が移動を設
定され得ることである。その際に紙面においては非対称
な紙面応力発生が妨げられる。
【0032】巻取印刷機において印刷用紙の表面印刷及
び裏面に印刷する場合には、互いに対向する双方の圧胴
26が汚染される。二連印刷機構部では噴射体2,4は
紙面に対して対角線状の初期位置から開始される。つま
り例えば上側の印刷機構部用の一方の噴射体2が左側か
ら動き、下側の印刷機構部用の他方の噴射体4が右側か
ら動く。
【0033】表面印刷側及び裏面の印刷側が一緒に見ら
れる場合には、印刷用紙上に転移される液体もまた対称
的な模様となる。その際には限定されたクリーニング液
のみを吸収する紙面が1つの区域で上からと下からとで
同時にクリーニング液と接触するということがないよう
にすることができる。
【0034】クリーニングされるべきローラ又は円胴の
胴面への帯状又は面状の吹き付けは巻取印刷機の場合に
は、紙面と一緒に乾燥器に入り込む爆発性溶剤の量を低
く保持することができるという決定的な利点を有してい
る。爆発の危険性は大幅に低減されているとともに、濃
度検出器又は温度検出器によって検出される。
【0035】印刷機構部でのインキ補給ローラの運動を
考慮する場合には、軸方向区域で使用されたクリーニン
グ液が進行時にインキ装置を介して直交方向へ移動され
るということがそれぞれ計算に入れられるべきである。
クリーニング軌跡を生ずる噴射体2,4を用いることに
よって、この軌跡をインキ補給ローラの運動と同期させ
ることができる。例えばゴムブランケット胴上の所定イ
ンキ区域にクリーニングを目的として適切にクリーニン
グ液が供給される場合に、直接的にではなく、ゴムブラ
ンケット胴に予め接続されているインキローラに噴射体
がクリーニング液を霧状に噴射することによって間接的
に供給されるときには、ゴムブランケット胴への途中で
その間に配置された1つ又は複数のインキ補給ローラの
位相状態が、クリーニング液が目標に合ってゴムブラン
ケット胴に達するように考慮される。
【0036】印刷用紙を介して印刷用紙縁部の外側のイ
ンキ付着を移送除去するためには、インキ補給ローラの
運動が利用される。インキ補給ローラが外方の死点に達
すると、インキ補給ローラ又は後続のローラには汚れ落
し部材が円周方向で当てられて、液状になった汚れが一
緒に外方へ移動するのが防止される。インキ補給ローラ
が内方へ動くときには、内側へ移動する汚れが妨げられ
ずに内方への紙面に向かって移送可能であるように汚れ
落し部材は持ち上げられる。
【0037】各噴射体2,4の弁52は、供給導管70
と貯蔵導管50との間の流れ通路に配置されている。各
噴射体2,4は1つ又は複数の噴霧ノズルを有していて
もよい。噴霧ノズルは同じ又は異なる液体を霧状に噴射
することができる。
【0038】特別な実施形態によれば、ノズル2,4の
うち少なくとも1つが、少なくとも2つの液体入口8
0,81,82及び全ての液体入口と組み合わされてい
る唯一のノズル出口86とを備えている。これによって
液体源60又は液体貯蔵容器61,62の各種液体を、
別々の供給導管70,71,72を介して順次、又は同
時にノズル2及び/又は4によって霧状に噴射すること
ができる。そのようなノズルは二成分ノズルとして知ら
れている。 クリーニング用のクリーニング液体を用い
るのではなくて他の液体、例えば水又は印刷機械内で印
刷プロセスに必要な給湿水を該当表面の給湿のために利
用することも可能である。
【0039】本発明によれば、全体に必要とされる液体
量は、2つの噴射体2,4に分割可能である。双方の噴
射体2,4はその噴霧プロセスを開始し、それとほぼ同
時に、印刷用紙12の互いに反対向きの長さ方向の縁部
において互いに別々に始まる移動プロセスを開始する。
その際に噴射体2,4は、印刷用紙12に対して、及び
/又は円胴22,26及び/又はインキ装置20のロー
ラ及び/又は給湿装置24のローラのうちの1つもしく
は複数に対して向けられており、その上に液体を霧状に
噴射することができる。いずれの場合も液体は、同時に
及び均等にかつ直接的又は間接的にローラ又は円胴を介
して印刷用紙の双方の長さ方向縁部に到達する。これに
よって、印刷用紙がゴムブランケット胴26に付着して
破れるという危険性が大幅に低減される。
【0040】本発明は、抄紙機を通して印刷用紙12を
導くガイドローラを給湿するのにも適している。本発明
によれば、特にクリーニング装置として、水、溶剤又は
洗剤液を印刷機械の、特に巻取オフセット印刷機の印刷
機構部のインキローラ、版胴又はゴムブランケット胴の
上に供給するのに用いられる。また本発明は、他の液体
を、例えば湿し水を版胴、ゴムブランケット胴、給湿装
置ローラ及びインキ塗布ローラ上に供給するのに適して
おり、一般的には非常に少量の液体を比較的大きな面
に、例えば印刷機構部において印刷される印刷用紙上に
均等に分配するのに適している。この場合には液体は印
刷用紙を調量給湿するのに用いられる。各印刷機構部で
は2つのゴムブランケット胴が印刷間隙を形成し、この
印刷間隙を巻取状又は枚葉状の印刷用紙が通り抜けるよ
うにされ、印刷イメージがゴムブランケット胴から印刷
用紙に転写される。水又は洗剤液は、印刷間隙の入口側
でゴムブランケット胴上に噴霧され、そして印刷間隙で
印刷用紙内に押し着けられる。水又は洗剤液は、ゴムブ
ランケット胴からインキ、紙の残留物及び他の汚染物を
分離して印刷用紙上に転移させ、この印刷用紙がこれら
の汚染物を運び去る。ゴムブランケット胴の汚れを分離
させて印刷用紙に転移させる代わりに、クリーニング布
が設けられていてもよい。このクリーニング布はクリー
ニングプロセスの間にゴムブランケット胴に当接され、
分離された汚れを拭き取る。
【0041】本発明の印刷機械の噴霧装置は、印刷用紙
を調量給湿する印刷後に印刷用紙が乾燥器に入る前に印
刷用紙に微調量給湿するために使用可能であり、又は印
刷用紙が印刷機構部に入る前に印刷前の湿度調整をする
ために使用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
非常に少量の液体を広い面にわたって均等に分配でき、
印刷機構部もしくは乾燥器内での溶剤に関して最少の溶
剤使用量でローラ上の汚染物又は円胴上の汚染物を適切
に除去し、その際に同時に紙面が破損される確率を最低
限にできるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷機構部、乾燥器及び本発明による噴霧装置
を備えた印刷機械の側面図である。
【図2】機械の長さ方向より見た図1の印刷機構部の1
つの印刷機械噴霧装置の略体平面図である。
【符号の説明】
2,4…噴射体としてのノズル、12…印刷用紙、2
0,24…ローラ、22…円胴としての版胴、26…円
胴としてのゴムブランケット胴、28,30…自動運動
装置。
フロントページの続き (72)発明者 マンフレート ランゲンマイアー ドイツ連邦共和国 デー−86420 ビル ブルグドルフシュトラーセ 10 (56)参考文献 特開 昭62−50144(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷機の長さ方向に移動される移動体及び
    印刷機の幅方向に延びる軸線を中心回転する回転体の
    少なくともいずれかの表面に対して液体を噴射する少
    くとも第1の噴射体及び第2の噴射体を備え、さらには
    前記移動体及び回転体の少なくともいずれかの運動時
    に、第1の噴射体及び第2の噴射体を前記幅方向におい
    て互いに離間した運動開始位置より、前記表面に対して
    離間させた状態で印刷機の幅方向を移動させるための自
    動移動装置を有する印刷機の装置であって前記自
    動移動装置により移動される第1の噴射体及び第2の噴
    射体の移動経路を噴射開始時における運動開始位置から
    互いに接近させ、両噴射体がすれ違った後に互いに離間
    させるように設定するともに、第1の噴射体及び第2の
    噴射体の移動時に噴射する液体の噴射量を所定値に調整
    する自動調量装置を設けたことを特徴とする印刷機の
    装置。
  2. 【請求項2】噴射体の運動開始位置が前記印刷機の幅
    方向に離間してそれぞれ設定されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷機の装置。
  3. 【請求項3】噴射体はそれぞれの運動開始位置が印刷
    機の幅方向において可変であるように機械的に制御可能
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷
    装置。
  4. 【請求項4】噴射体はそれぞれの移動時に、移動体及
    び回転体の少なくとも一方の全幅にわたって液体を円錐
    状に噴射することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の印刷機の装置。
  5. 【請求項5】前記調量された液体をするための貯
    管の下流端が噴射体に接続されるとともに、その上流
    調量された液体を管に導入するための液体
    及び圧縮空気源に選択的に接続可能であることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷機の
    装置。
  6. 【請求項6】両噴射体の噴射方向がそれぞれ移動体に指
    向されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項に記載の印刷機の装置。
  7. 【請求項7】両噴射体の噴射方向がそれぞれ回転体に指
    向されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれ
    か1項に記載の印刷機の装置。
  8. 【請求項8】前記印刷機の幅方向における両移動体の運
    動及びこれら噴射体 の噴射を制御信号並びに印刷機のパ
    ラメータに従って制御する制御装置を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷機の
    装置。
  9. 【請求項9】前記印刷機の幅方向における各噴射体の移
    動軌跡は、回転体の回転軸線に対してほぼ平行であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    印刷機の装置。
  10. 【請求項10】噴射体の少なくとも一方複数成分ノ
    ルをし、同ノズルが2つの液体導入用入り口及びこ
    れら入り口に連通可能な液体出口を有していることを特
    徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の印刷
    装置。
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