JPH0975702A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPH0975702A
JPH0975702A JP24126295A JP24126295A JPH0975702A JP H0975702 A JPH0975702 A JP H0975702A JP 24126295 A JP24126295 A JP 24126295A JP 24126295 A JP24126295 A JP 24126295A JP H0975702 A JPH0975702 A JP H0975702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
tank
vessel
stirring
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP24126295A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Motohiro
誠二 本廣
Yasuo Kanazawa
靖夫 金沢
Hiroyuki Ito
博之 伊藤
Takatoshi Kinoshita
高年 木下
Kazunori Harada
和紀 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0975702A publication Critical patent/JPH0975702A/ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】撹拌槽内は円筒上の内壁3により、外槽8と内
槽9とに分割される。各槽には外槽翼10と内槽翼13
とが配され、同一の軸14を介して1つの駆動装置15
により駆動される。 【効果】従来2つの独立した撹拌槽により行っていた2
つの撹拌操作を1つの撹拌槽内で行うことが可能とな
り、撹拌槽の設置スペースを削減することができる。ま
た、撹拌槽ごとに独立して必要であった撹拌翼の駆動装
置、処理液移送機器などの周辺補機類の必要台数を減ら
すことができる。従って、多品種の処理液の生産プロセ
スや2工程以上の撹拌操作を必要とする処理液の連続生
産プロセスに用いることにより、プロセス設備を製作す
るためのコストや設置スペースを削減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撹拌装置に係り、特に2
品種以上の処理液、又は2工程以上の撹拌操作を必要と
する処理液の撹拌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撹拌槽は、槽内において単一の撹
拌操作しか行うことができなかった。従って、多品種の
処理液を撹拌操作する生産プロセスでは、異なる品種の
数だけ独立した撹拌槽が必要であった。また、2工程以
上の撹拌操作を必要とする処理液の連続生産プロセスに
おいては、撹拌操作の数だけ独立した撹拌槽が必要であ
った。この種の技術は例えば、特公平5−53814,
5−43411号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、多
品種生産プロセスや2工程以上の撹拌操作を必要とする
処理液の連続生産プロセスにおいて、以下に示すような
課題があった。
【0004】(1)個々の撹拌槽に駆動装置が必要であ
る。
【0005】(2)個々の撹拌槽に処理液を次工程へ移
送するための設備が必要である。
【0006】(3)品種又は撹拌工程ごとに独立した撹
拌槽が必要であり、撹拌槽数の増加に伴いプロセス設備
の設置スペースや製作コストが増加する。
【0007】本発明の目的は、周辺補機類を含むプロセ
ス設備の製作コストや設置スペースを削減できる撹拌装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、槽内にこの槽の外径よりも小な径の円筒
状の内壁が設けられ、この内壁により仕切られた外槽と
内槽とが形成され、それぞれに撹拌翼が配される。
【0009】
【作用】撹拌槽内を外槽と内槽とに分割した2槽構造と
することで、従来、独立した2つの撹拌槽を1つにする
ことが可能となる。また、外槽と内槽のそれぞれの撹拌
翼を同一の撹拌軸に取り付ける構造とすることで、撹拌
に必要な駆動装置は1台となる。さらに、2工程以上の
撹拌操作を必要とする連続生産プロセスに本撹拌槽を適
用した場合には、以下により処理液の移送設備を削減す
ることが可能となる。外槽から内槽への処理液の移送に
はオーバーフローを利用しているため処理液移送に必要
な移送設備を1つにすることが可能となる。
【0010】以上より、周辺補機類を含むプロセス設備
の製作コストや設置スペースを削減可能な撹拌装置を実
現できる。言うまでもなく、外槽あるいは内槽を更に分
割して2槽構造をすることにより撹拌槽を3槽構造とす
ることも可能であり、また分割される槽を増やすことに
より4槽構造、5槽構造等の複数構造とすることができ
る。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1、2により説明す
る。本実施例は多品種の処理液を撹拌操作する際に本撹
拌装置を適用した場合のものである。図1、図2は、本
発明の撹拌装置の構成を示す側面図および上面図であ
る。本撹拌装置は大きく分けて、撹拌槽、撹拌翼、駆動
装置により構成される。
【0012】撹拌槽は、円筒状の外壁1と楕円状の底壁
2および外壁1よりも小な径の円筒形状で外壁1と同心
状に底壁2に取り付けられた内壁3とから成り、外壁1
と内壁3との間に外槽8が形成され、内壁3内に内槽9
が形成される。外槽8上部の外壁1には、処理液を供給
するための外槽供給ノズル4が、外槽8下部の底壁2に
は、処理液を排出するための外槽排出ノズル5が取り付
けてある。また、内槽9上部の外壁1には、処理液を供
給するための内槽供給ノズル6が、内槽9下部の底壁2
には、処理液を排出するための内槽排出ノズル7が取り
付けてある。
【0013】撹拌翼は外槽翼10、外槽翼10の取り付
けてある支持11、支持12、軸14および内槽翼13
とから成っている。板状の外槽翼10は、内壁3より径
が大きなリング形状の支持11に、垂直に4枚同ピッチ
で取り付けてある。支持11は軸14に取り付けられた
逆L字形状をした2本の支持12により槽下部にかつ外
壁1および内壁3と同心となるように取り付けてある。
なお、外槽翼10については、処理液により、その大き
さ、枚数、取付け角度を変更して使い分ける。本実施例
では、6枚タービン翼形状の内槽翼13は軸14に2段
取り付けてある。すなわち、外槽翼10と内槽翼13と
は同一の軸14を介して1つの駆動装置15により回転
される。内槽翼13についても、処理液により形状およ
び段数を変えて使い分ける。撹拌翼を駆動するための駆
動装置15は外壁1上部に設置してある。
【0014】次に、上記のように構成した装置の動作に
ついて以下説明する。2品種の処理液は、それぞれ外槽
供給ノズル4および内槽供給ノズル6より外槽8と内槽
9に供給され、一定時間撹拌された後、それぞれ外槽排
出ノズル5および内槽排出ノズル7より排出される。
【0015】本発明の他の実施例を図3、4により説明
する。本実施例は、2工程以上の撹拌操作を必要とする
処理液に本撹拌装置を適用した場合のものである。
【0016】槽の基本構造は図1、2と同じである。外
槽および内槽の各供給、排出ノズルに代わり、外槽8下
部の底壁2には、処理液を供給するための供給ノズル1
6が、内槽9下部の底壁2には、処理液を排出するため
の排出ノズル17が取り付けてある。先の実施例同様、
外槽翼10および内槽翼13については処理液により翼
形状を使い分ける。
【0017】次に、上記のように構成した装置の動作に
ついて以下説明する。供給ノズル16から連続的に供給
される処理液は、外槽8において外槽翼10により一定
時間撹拌された後、内壁3上部からオーバーフローする
ことにより内槽9へ移送される。内槽9へ移送された処
理液は、内槽翼13により一定時間撹拌された後、供給
ノズル16からの供給量と同じ量だけ排出ノズル17か
ら排出される。
【0018】上記実施例のとおり、従来2つの独立した
撹拌槽により行なっていた2つの撹拌操作を1つの撹拌
槽内で行うことができるため撹拌槽の設置スペースを削
減することができる。また、撹拌槽ごとに独立して必要
であった撹拌翼の駆動装置も1つとすることができる。
さらに、2工程以上の撹拌操作を必要とする処理液の連
続生産プロセスに本撹拌装置を適用した場合、処理液移
送機器の必要台数を減らすことができる。従って、本撹
拌装置により、プロセス設備を製作するためのコストや
設置するためのスペースを削減することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、撹拌操作を必要とする
処理液の生産プロセスにおいて、必要な撹拌槽数や周辺
補機類の数が半分となるため、生産プロセスを製作する
ためのコストや設置するスペースを削減できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撹拌装置の一実施例を示す側断面
図である。
【図2】図1に示す撹拌装置をA−Aより見た場合の上
面図である。
【図3】本発明による撹拌装置の一実施例を示す側断面
図である。
【図4】図3に示す撹拌装置をA−Aより見た場合の上
面図である。
【符号の説明】
1…外壁、2…底壁、3…内壁、4…外槽供給ノズル、
5…外槽排出ノズル、6…内槽供給ノズル、7…内槽排
出ノズル、8…外槽、9…内槽、10…外槽翼、11…
リング、12…支持、13…内槽翼、14…軸、15…
駆動装置、16…供給ノズル、17…排出ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 高年 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 原田 和紀 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽内に円筒状の内壁を設け槽内を外槽と内
    槽との2槽構造とし、これら外槽と内槽とにそれぞれ撹
    拌翼を配したことを特徴とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】槽内に円筒状の内壁を設け槽内を外槽と内
    槽との2槽構造とし、これら外槽と内槽とに1つの駆動
    装置で駆動される撹拌翼をそれぞれ配したことを特徴と
    する撹拌装置。
JP24126295A 1995-09-20 1995-09-20 撹拌装置 Pending JPH0975702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24126295A JPH0975702A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 撹拌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24126295A JPH0975702A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 撹拌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0975702A true JPH0975702A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17071640

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JP24126295A Pending JPH0975702A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 撹拌装置

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