JPH0975287A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0975287A
JPH0975287A JP7231376A JP23137695A JPH0975287A JP H0975287 A JPH0975287 A JP H0975287A JP 7231376 A JP7231376 A JP 7231376A JP 23137695 A JP23137695 A JP 23137695A JP H0975287 A JPH0975287 A JP H0975287A
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JP
Japan
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water
tank
cleaning
washing
dishwasher
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Withdrawn
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JP7231376A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Moriyama
徹夫 森山
Noritake Sumida
憲武 隅田
Yoko Fukushima
容子 福島
Takeo Abe
剛夫 安部
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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    • Y02E60/366

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化された食器洗浄機を提供する。 【解決手段】 供給される水道水1から2種類の電解水
6および9を生成する電解槽5と、供給される電解水9
を貯水する貯水タンク10と、供給される電解水を用い
た複数回の洗浄工程により食器を洗浄する洗浄槽13と
を備える。電解槽5に関しては、電解水生成時に、生成
される電解水6および9のうち今回の洗浄工程のための
一方の電解水6は洗浄槽13に供給されるとともに、他
方の電解水9を次回の洗浄工程のためタンク10に供給
されて貯水される。そしてタンク10からは、次回の洗
浄工程の開始時に、貯水された電解水9が洗浄槽13に
供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は食器洗浄機に関
し、特に、アルカリイオン水と酸性イオン水を用い食器
の洗浄を行なう食器洗浄機に関する。
【0002】
【背景の技術】本願出願人は、特願平6−187407
号において、水道水蛇口より供給される水道水を電気分
解して、アルカリイオン水および酸性イオン水を生成
し、それぞれをアルカリイオン水タンクおよび酸性イオ
ン水タンクに貯留して、食器の洗浄と濯ぎに供する食器
洗浄機を提案した。
【0003】また、実開平5−26051号公報および
特開平6−319673号公報には電気分解水を用いた
食器洗浄機が示されている。
【0004】図6は特願平6−187407号に示され
る食器洗浄機の構成を示す概略断面図である。
【0005】図を参照して、食器洗浄機は、洗浄すべき
食器などを出し入れするための開閉自在の前面ドア12
9と、洗浄すべき食器116を設置するためのラック1
15と、ラック115の下部方向であって、洗浄水14
8を貯留するための洗浄槽112と、洗浄槽112のほ
ぼ中央部に突出して回転自在の洗浄ノズル114と、洗
浄ノズル114の上に設けられた複数の噴射孔149
と、洗浄槽112内に設けられ、洗浄水を加熱するため
の加熱ヒータ140と、洗浄水148を、洗浄ノズル1
14に供給するための洗浄ポンプ113と、洗浄水14
8を排水管118に排出するための排水ポンプ117
と、洗浄された食器を乾燥させるための送風を行なうた
めの乾燥用ファン143と、乾燥用ファン143から送
風された風を加熱するための温風用ヒータ144と、供
給された温風を本体から外方へ排出させるとともに、水
蒸気を凝縮して水を洗浄槽112に戻すための熱交換ダ
クト130と、食器洗浄機全体を制御するためのCPU
を中心とした制御装置141とを含む。
【0006】また、図6の食器洗浄機の給水処理部は次
のように構成される。水道管蛇口より給水された水道水
150は給水管119および給水管120の間に設けら
れたバルブ101を介して電解槽102に供給される。
電解槽102の構造は省略するが、電解槽102から取
出された陰極水管103はアルカリイオン水タンク10
5に接続し、同じく電解槽102から取出された陽極水
管104は酸性イオン水タンク106に接続される。ア
ルカリイオン水タンク105および酸性イオン水タンク
106には陰極水管103および陽極水管104を介し
てそれぞれのタンクの所定水位までイオン水が貯留され
る。タンク105および106の下部にはバルブ109
および110がそれぞれ設けられ、洗浄機本体内に接続
される洗浄給水管111に接続され、洗浄のプログラム
に応じて貯留されたアルカリイオン水107および酸性
イオン水108が洗浄槽112に供給され洗浄に供され
る。
【0007】その他洗浄のシーケンスなど以下省略す
る。図7は図6の洗浄槽112の前方斜視図である。
【0008】図8は図6の洗浄槽112の後方斜視図で
ある。図7および図8を参照して、該食器洗浄機本体を
カバーするための本体の背面に設けられた後板28が示
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図6の食器洗浄機はア
ルカリイオン水および酸性イオン水のそれぞれについて
個別に貯留タンクを備えるので、食器洗浄機としてのサ
イズが大きくならざるを得ない。
【0010】また、実開平5−26051号公報に開示
の食器洗浄機においては、創水装置により生成された、
アルカリイオン水および酸性イオン水のうち洗浄に供せ
られない片方のイオン水は排棄されるように構成されて
おり、節水の面で問題がある。
【0011】さらに、特開平6−319673号公報に
開示の食器洗浄機は、電解槽で生成されたそれぞれの電
解水(イオン水)は切換弁とポンプを介して洗浄槽に供
給されるので、この切換弁とポンプとを設けることによ
るコストアップが生じる。
【0012】それゆえにこの発明の目的は、小型化され
た食器洗浄機を提供することである。
【0013】この発明の他の目的は節水能力に優れた食
器洗浄機を提供することである。この発明のさらなる他
の目的は、製造コストが低い食器洗浄機を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の食器洗
浄機は、供給される水から2種類のイオン水を生成する
生成手段と、供給されるイオン水を貯水する貯水手段
と、供給されるイオン水を用いた複数回の洗浄工程によ
り食器を洗浄する洗浄手段とを備える。
【0015】そして洗浄手段はさらに、イオン水の生成
時に、生成される2種類のイオン水のうち今回の洗浄工
程のための一方種類のイオン水を洗浄手段に供給する手
段と、生成される2種類のイオン水のうち次回の洗浄工
程のための他方種類のイオン水を貯水手段に供給する手
段とを備える。
【0016】そして貯水手段はさらに、次回の洗浄工程
の開始時に、貯水された他方種類のイオン水を洗浄手段
に供給する手段とを備える。
【0017】請求項2に記載の食器洗浄機は、請求項1
に記載の食器洗浄機の貯水手段が、その内容積が複数回
の前記洗浄工程の各回に必要とされるイオン水の量と同
等であるよう構成される。
【0018】請求項3に記載の食器洗浄機は、洗浄され
る食器を収容するための洗浄槽と、供給されるイオン水
を洗浄のために貯水する貯水部とを少なくとも備えて、
貯水部と洗浄槽とは相互の一部部材を共有して一体形成
されることを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の食器洗浄機は、少なくと
も、洗浄されるべき食器を収容するための洗浄槽と、供
給されるイオン水を洗浄のために貯水する貯水部とを本
体に含み、貯水部の部材の一部が本体をカバーするため
の部材の一部と共用されることを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の食器洗浄機は、少なくと
も、洗浄されるべき食器を収容するための洗浄槽と、供
給されるイオン水を前記洗浄のために貯水する貯水タン
クとを本体に含み、貯水部の部材の一部と、本体をカバ
ーするための部材の一部と、洗浄槽の部材の一部とが共
用されることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について説明する。
【0022】図1はこの発明の一実施の形態による食器
洗浄機の構成を示す概略断面図である。
【0023】図1の食器洗浄機は、図示されないドアと
本体カバー27で外部が覆われ、内部には洗浄槽13を
有する。
【0024】洗浄槽13内には洗浄すべき食器を設置す
るための食器カゴ18と、カゴ18の下部方向であっ
て、洗浄槽13のほぼ中央部に突出して回転自在の洗浄
ノズル15と、洗浄槽13の下部に貯留された洗浄水を
加熱するためのヒータ17とが設けられ、さらに洗浄ノ
ズル15の上には複数の洗浄水噴出口16が設けられ
る。
【0025】また、食器洗浄機はその内部で、かつ洗浄
槽13の外部において、洗浄槽13内に貯留された洗浄
水をノズル15に供給するための循環ポンプ14と、洗
浄槽13内の洗浄水を排水管19から排水管21に排出
するための排水ポンプ20と、洗浄された食器を乾燥さ
せるための送風を行なうために洗浄槽13内の空気を空
気吸込口22および吸引ダクト23を介して吸い込ま
せ、さらに吸い込まれた空気を送風ダクト25および空
気排出口26を介して洗浄槽13内に排出するための送
風機24とが設けられる。
【0026】さらに食器洗浄機はその内部で、かつ洗浄
槽13の外部において、水道水から2種類の電解水(イ
オン水)6および9を作るための電解槽5と、電解槽5
に外部から水道水1を供給するための給水管2および3
と、水道水1の供給を制御するバルブ4と、電解槽5と
洗浄槽13とを連結して、槽5から一方の電解水6を洗
浄槽13内に洗浄水として供給するための吐出口7と、
他方の電解水9を貯留するための貯水タンク10と、貯
水タンク10と電解槽5とを連通させて他方の電解水9
をタンク10へ流入させるための接続管8と、貯水タン
ク10と洗浄槽13とを連結して、タンク10から他方
の電解水9を洗浄槽13内に洗浄水として供給するため
の吐出口12と、タンク10から他方の電解水9を洗浄
槽13内に供給するための制御を行なうバルブ11とを
含む。
【0027】電解槽5はセパレータで分離された2つの
電解室を有し、各電解室は電極を有する。各電極は通電
されることにより陽極または陰極となるので、各電解室
にアルカリ性イオン水または酸性イオン水が生成され
る。そして、電解水6を生成する一方の電解室は吐出口
7を介して洗浄槽13と連結されるので、電解水6は生
成されながら洗浄槽13内に供給され、電解水9を生成
する他方の電解室は接続管8を介してタンク10と連結
されるので、電解水9は生成されながらタンク10に蓄
えられる。
【0028】なお、電解水6および9を酸性イオン水と
するかアルカリ性イオン水とするかは、洗浄のプログラ
ムに応じて各電解室の電極の極性を切換えることにより
決定される。
【0029】この食器洗浄機による食器洗浄は複数回の
洗浄工程からなるので、貯水タンク10は各回の洗浄工
程に必要とされる所定の電解水量に相当の所定水位を検
出するような機能(フロート式センサによるもの、また
は通水時間によるもの)を設けてオーバフローを回避す
るようにしている。
【0030】図1の食器洗浄機の一連の動作は図示され
ないマイクロコンピュータによりプログラム制御され
る。
【0031】図2は図1の食器洗浄機の食器洗浄時の動
作を示すフローチャートであり、マイクロコンピュータ
の制御に基づき実行される。
【0032】次に、図2のステップ(以下単にSと略
す)S1〜S13を参照しながら図1の食器洗浄機の3
回の洗浄工程からなる食器洗浄動作について説明する。
なお、初期状態においてはバルブ4は閉状態にある。
【0033】動作において、図示されない操作パネルの
電源スイッチがONされると(S1)、バルブ4が開状
態となって(S2)、水道水蛇口より給水された水道水
1は給水管2からバルブ4を介して給水管3を経て電解
槽5に供給され、電解槽5には電源供給される(S
3)。これにより、電解槽5内で供給される水道水1は
電気分解されて電解水6および9が生成される。
【0034】電解槽5の通電により生成された電解水6
は水道水1の流入圧により吐出口7から洗浄槽13内に
流入して貯留され、洗浄に供される(S6)。洗浄槽1
3内において、電解水6が所定水位まで貯留されたこと
が検出されるとバルブ4は閉状態となる(S7)。
【0035】一方、バルブ11は閉状態となって(S
4)、電解槽5の通電により生成された電解水9もま
た、水道水1の流入圧により接続管8を経て貯水タンク
10に流入し、所定水位まで貯水される(S5)。
【0036】貯水タンク10に貯水された電解水9はバ
ルブ11を開状態とすることにより吐出口12より洗浄
槽13内に流入が可能となる。
【0037】洗浄槽13内に供給された電解水6の水位
が所定水位に達したことが検知される。この所定水位検
知に応じてヒータ17がONされて(S8)、電解水6
は所定温度にまで加熱されながら循環ポンプ14が作動
して第1回目の洗浄工程が開始される(S9)。なお、
洗浄槽13における洗浄水の水位検知は、フロートスイ
ッチ式の水位センサを設けてもよいし、タイマにより計
測された給水時間から水位を検出するようにしてもよ
い。
【0038】電解水6なる洗浄液は洗浄ノズル15を介
して噴出口16より回転しながら噴射されて、食器カゴ
18に載置された食器は洗浄される。
【0039】所定時間の洗浄が終了すると循環ポンプ1
4が停止して第1回目の洗浄が終了する(S10)。
【0040】次に、排水ポンプ20が作動して(S1
1)、使用済の電解水6なる洗浄液は排水管19から排
水ポンプ20を経て排水管21から排出される。そし
て、排出完了後、排水ポンプ20は停止する(S1
2)。
【0041】次に、バルブ11が開状態となって、貯水
タンク10に貯留された電解水9はバルブ11を介して
吐出口12より洗浄槽13に供給され、電解水9からな
る洗浄液は同様に、S7以降の処理が繰返されながら、
洗浄に供される。これにより、第2回目の洗浄工程が第
1回目のそれと同様に行なわれる。
【0042】その後、第3回目の洗浄工程が行なわれる
ので、S2の処理に戻る。食器洗浄は、以下同様にして
行なわれる。このようにして必要洗浄回数が繰返されて
洗浄が完了する。
【0043】洗浄完了後の乾燥について簡単に述べる
と、送風機24が作動して洗浄槽13の内部に存在する
空気を空気吸込口22から吸引ダクト23を経て送風機
24を介して送風ダクト25から空気排出口26より洗
浄槽13内を所定時間だけ循環しながらヒータ17の熱
エネルギを吸収して食器の乾燥が終了する。
【0044】このように、図1の食器洗浄機では、電解
槽5で生成される電解水6および9は同時に生成され、
生成されながら一方は洗浄水として洗浄槽13内に流入
して洗浄に供され、もう一方の電解水は貯水タンク10
に次の洗浄工程開始まで一旦貯留される。そして、洗浄
槽13内に流入した電解水は、これを用いて洗浄工程の
1回目の洗浄が終了した時点で排出され、次の洗浄工程
(2回目)の洗浄開始に応じて、貯水タンク10に貯留
されていた電解水が第2回目の洗浄工程の洗浄水として
自然落下によりタンク10から洗浄槽13内に供給され
洗浄に供される。
【0045】したがって、生成した電解水を捨ててしま
うことはなく、節水面に優れる。また、生成された電解
水をポンプを使用することなく洗浄槽13に供給できる
ので、安価に洗浄機を構成することができる。さらに、
備えられる貯水タンク10の数は1つでよいので、本体
の外形寸法がコンパクトになりコスト低減が図られる。
【0046】上述したタンク10は少なくとも各回の洗
浄工程に必要とされる電解水量を貯留できる内容積を備
えればよい。特に、タンク10の小型化を図って洗浄機
自体の小型化を望むならば、タンク10の内容積(サイ
ズ)を各回の洗浄工程に必要とされる電解水を貯留でき
るだけの容積、すなわちこの電解水量と略同等の容積を
有するようにすればよい。
【0047】なお、図1の食器洗浄機の洗浄槽13の前
方斜視図および後方斜視図のそれぞれは図7および図8
のそれぞれと同様である。
【0048】図3は、図1の食器洗浄機の他の構成例を
示す図である。図3の食器洗浄機と図1のそれとを比較
して異なる点は、図1の貯水タンク10が図3のタンク
10Aに代替されている点と、タンク10Aに関連して
図3の食器洗浄機に新たにオーバフロー管29が設けら
れている点にある。
【0049】次に図3の食器洗浄機について説明する
が、ここでは説明を簡単にするため、上述の相違点につ
いてのみ説明する。
【0050】図3において、貯水タンク10Aの一部側
面壁の部材を洗浄槽13の一部側面壁の部材と共有する
ようにして両者は一体成形されている。
【0051】図4は図3の洗浄槽13の後方斜視図であ
る。図4を参照して、たとえば樹脂材料などで形成され
た洗浄槽13の後方に、同時成形により貯水タンク10
A、接続管8(その下の電解槽5の図示は略す)、オー
バフロー管29が設けられる。
【0052】図3および図4において、タンク10A内
部と洗浄槽13内部とを連結するためのオーバフロー管
29が設けられる。
【0053】オーバフロー管29は貯水タンク10Aに
電解水が貯留されつつあるときに、空気が洗浄槽13内
へ逃げるための経路となる。
【0054】また、オーバフロー管29は、万一、タン
ク10Aの前述した所定水位を超えてなお、電解水が貯
留されようとする場合には、タンク10Aから電解槽1
3内へ所定水位をオーバフローした電解水を流入させる
ための経路となる。したがって、オーバフロー管29の
設置位置は、前述の所定水位に相当の位置となる。な
お、貯水タンク10Aの上部には別体の蓋を設けてもよ
い。
【0055】図3および図4に示された食器洗浄槽13
の前方斜視図と後方斜視図のそれぞれは、図7および図
8に示されたものと同様である。
【0056】図3および図4を参照すると、貯水タンク
10Aの一部が洗浄槽13の一部を構成し、部品点数の
削減による洗浄機の小型化や、組立時間の削減が図られ
る。
【0057】貯水タンク10Aの一部部材が洗浄槽13
とは逆方向に設けられた本体の後板28の一部部材を構
成するようにしてもよい。
【0058】なお、図3および図4に示される貯水タン
クの一部と洗浄槽の一部とを共有するような構成を、図
6の食器洗浄機のタンク105、タンク106および洗
浄槽12に関して適用することもできる。
【0059】図5は図3の食器洗浄機の変形例を示す図
である。図5の食器洗浄機では、たとえば樹脂材料によ
りなる洗浄槽13、貯水タンク10Aおよび食器洗浄機
の本体の後板28が同時成形により構成される。そし
て、同時成形されたこれら部材に、さらに開閉自在なド
ア(図示せず)と本体カバー27とを取付けることで、
洗浄機そのものを覆うことができる。
【0060】その他の構成は図3のそれと同様である。
これにより、樹脂材料からなる洗浄槽13、貯水タンク
10Aおよび洗浄機本体の背面部材が同時成形されて、
部品点数の削減と洗浄機組立時間の短縮を図って、コス
トの低減が推進される。
【0061】なお、図6においても、図5と同様にタン
ク105と106、洗浄槽12および本体の後板28
を、たとえば樹脂材料により同時成形して構成してもよ
い。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の食器洗浄機において
は、生成される一方種類のイオン水は貯水手段に貯水さ
れ、他方のイオン水は直接に洗浄手段に洗浄水として供
給されて、この供給のためのポンプや切換弁を必要とし
ない構成が可能となり、かつ貯水手段は1種類のイオン
水のみを貯水するだけでよいので、すなわち2種類のイ
オン水について個々に貯水手段を設ける必要がなくなっ
て、洗浄機本体がコンパクト化されてコスト低減が図ら
れるとともに、生成されたイオン水を無駄なく有効に活
用することができる。
【0063】請求項2に記載の食器洗浄機は、請求項1
に記載の食器洗浄機の貯水手段の内容積が洗浄工程の各
回に必要とされるイオン水量と同等であればよいので、
貯水手段そのものがコンパクト化されて、洗浄機自体の
製造コスト低減と小型化が推進される。
【0064】請求項3に記載の食器洗浄機は、貯水部と
洗浄槽とは相互に一部部材を共有して一体形成されて部
品点数の削減と組立時間の短縮が図れて、食器洗浄機の
製造コストの低減が推進される。
【0065】請求項4に記載の食器洗浄機は、貯水部の
一部部材が本体をカバーするための部材の一部と共用さ
れるよう構成されるので、部品点数の削減と組立時間短
縮が図れて、洗浄機の製造コストの低減が推進される。
【0066】請求項5に記載の食器洗浄機は、貯水部の
部材の一部と、本体をカバーするための部材の一部と、
洗浄槽の部材の一部とが相互に共用されるよう構成され
るので、部品点数の削減と組立時間短縮が図られて、食
器洗浄機の製造コストの低減が推進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による食器洗浄機の構
成を示す概略断面図である。
【図2】図1の食器洗浄機の食器洗浄時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】図1の食器洗浄機の他の構成例を示す図であ
る。
【図4】図3の洗浄槽の後方斜視図である。
【図5】図3の食器洗浄機の変形例を示す図である。
【図6】特願平6−187407号に示される食器洗浄
機の構成を示す概略断面図である。
【図7】図6の洗浄槽の前方斜視図である。
【図8】図6の洗浄槽の後方斜視図である。
【符号の説明】
1 水道水 5 電解槽 6および9 電解水 10および10A 貯水タンク 13 洗浄槽 28 後板 なお、各図中同一符号は、同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 剛夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される水から2種類のイオン水を生
    成する生成手段と、 供給される前記イオン水を貯水する貯水手段と、 供給される前記イオン水を用いた複数回の洗浄工程によ
    り食器を洗浄する洗浄手段とを備え、 前記生成手段はさらに、 前記イオン水の生成時に、前記生成される2種類のイオ
    ン水のうち今回の前記洗浄工程のための一方種類のイオ
    ン水を前記洗浄手段に供給する手段と、 前記イオン水の生成時に、前記生成される2種類のイオ
    ン水のうち次回の前記洗浄工程のための他方種類のイオ
    ン水を前記貯水手段に供給する手段とを備え、 前記貯水手段はさらに、 前記次回の洗浄工程の開始時に、貯水された前記他方種
    類のイオン水を前記洗浄手段に供給する手段とを備え
    た、食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記貯水手段の内容積は、前記複数回の
    洗浄工程の各回に必要とされる前記イオン水の量と同等
    であることを特徴とする、請求項1に記載の食器洗浄
    機。
  3. 【請求項3】 洗浄される食器を収容するための洗浄槽
    と、供給されるイオン水を前記洗浄のために貯水する貯
    水部とを少なくとも備え、 前記貯水部と前記洗浄槽とは相互の一部部材を共有して
    一体形成されることを特徴とする、食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 少なくとも、洗浄されるべき食器を収容
    するための洗浄槽と、供給されるイオン水を前記洗浄の
    ために貯水する貯水部とを本体に含む食器洗浄機であっ
    て、 前記貯水部の部材の一部が前記本体をカバーするための
    部材の一部と共用されることを特徴とする、食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 少なくとも、洗浄されるべき食器を収容
    するための洗浄槽と、供給されるイオン水を前記洗浄の
    ために貯水する貯水部とを本体に含む食器洗浄機であっ
    て、 前記貯水部の部材の一部と、前記本体をカバーするため
    の部材の一部と、前記洗浄槽の部材の一部とが相互に共
    用されることを特徴とする、食器洗浄機。
JP7231376A 1995-09-06 1995-09-08 食器洗浄機 Withdrawn JPH0975287A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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US7015184B2 (en) 2000-03-10 2006-03-21 Sharp Kabushiki Kaisha Cleaning solution, and method and apparatus for cleaning using the same

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