JPH0975216A - 蒸気発生装置及びその制御方法 - Google Patents

蒸気発生装置及びその制御方法

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JPH0975216A
JPH0975216A JP23547195A JP23547195A JPH0975216A JP H0975216 A JPH0975216 A JP H0975216A JP 23547195 A JP23547195 A JP 23547195A JP 23547195 A JP23547195 A JP 23547195A JP H0975216 A JPH0975216 A JP H0975216A
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steam
pressure
burner
combustion
water
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JP23547195A
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Yoshimasa Hirano
佳正 平野
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Takagi Industrial Co Ltd
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Takagi Industrial Co Ltd
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食品を取り出すごとに逸失する蒸気を短期間で
回復させて調理効率を向上させるとともに、蒸気量を適
正に維持して均一な品質に食品を調理することができる
蒸気発生装置を提供する。 【解決手段】蒸気発生室3内の蒸気圧力を検出する圧力
センサ25と、この圧力センサ25により検出された蒸
気圧力と設定圧力との偏差を基に燃焼量を制御されるバ
ーナ11と、圧力センサ25により検出された蒸気圧力
が設定圧力より高いときにバーナ11の燃焼を停止させ
て蒸気圧力を自然低下させ、所定時間経過後に蒸気発生
室3内の蒸気圧力を検出して設定圧力より低下したらバ
ーナ11の燃焼を開始して燃焼量を制御する制御部40
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品などを蒸して
調理するための蒸気発生装置及びその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、食品を蒸して調理するには、蒸籠
などに食品を入れて水を加熱し、その発生した蒸気によ
り蒸しあげるものが使用されている。このような食品の
調理では、蒸し上げた食品を蒸籠のふたを開けて取り出
し、新たな未調理の食品を入れて蒸し上げることを繰り
返している。この繰り返しによって、蒸籠内を蒸すため
に使用する水が減少したら、水を補給して蒸気の発生を
維持することが行われている。
【0003】また、食品の取り出しなどによって変化す
る蒸気発生量や、調理具合に応じて水の加熱量を頻繁に
調整して、食品の調理品質を維持することが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の調理において、頻繁にふたの開閉を行うことから蒸気
が大量に逸失する。これにより水の補給量も増大する。
また水を補給することにより加熱された水の温度が急激
に低下して蒸発量が減少し、その蒸気量が回復するまで
に時間がかかる。このことから、大量の食品を蒸して調
理する場合に調理時間が長くなり、効率的な調理を行う
ことができないという問題があった。
【0005】また、蒸気量の調整は調理者の経験に依存
され、適正な蒸気量を維持し、かつ、蒸気量の過多によ
る不具合などを未然に防止することは極めて難しい。
【0006】そこで、本発明の目的は、食品を取り出す
ごとに逸失する蒸気を短期間で回復させて調理効率を向
上させるとともに、蒸気量を適正に維持して均一な品質
に食品を調理することができる蒸気発生装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では次のような手段を採用した。すなわち、
請求項1記載の蒸気発生装置は、蒸気発生室内の蒸気圧
力を検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段により
検出された蒸気圧力と設定圧力とを比較してその偏差を
基に燃焼量を制御されるバーナと、前記圧力検出手段に
より検出された蒸気圧力が設定圧力より高いときに前記
バーナの燃焼を停止させて蒸気圧力を自然低下させ、所
定時間経過後に前記蒸気発生室内の蒸気圧力を検出して
設定圧力より低下したらバーナの燃焼を開始して燃焼量
を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の蒸気発生装置は、請
求項1記載の蒸気発生装置において、前記制御手段は、
前記バーナの燃焼量が最小の場合に、前記圧力検出手段
により蒸気圧力が設定圧力より高いことが所定時間検出
されたときに、前記バーナの燃焼を停止するように制御
することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3記載の蒸気発生装置は、
請求項1記載の蒸気発生装置において、前記制御手段
は、燃焼異常発生時に所定時間だけ前記バーナへの燃料
供給を止めた後、再点火するように制御することを特徴
とする。
【0010】また、請求項4記載の蒸気発生装置の制御
方法は、蒸気発生室内の蒸気圧力を検出し、この検出さ
れた蒸気圧力と設定圧力とを比較してその偏差に基づい
てバーナの燃焼量を制御し、検出された蒸気圧力が設定
圧力より高いときに前記バーナの燃焼を停止させて蒸気
圧力を自然低下させ、所定時間経過後に前記蒸気発生室
内の蒸気圧力を検出して設定圧力と比較し、比較した結
果、蒸気圧力が設定圧力より低下した場合に、前記バー
ナの燃焼を開始して燃焼量を制御することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項5記載の蒸気発生装置の制御
方法は、請求項4記載の蒸気発生装置の制御方法におい
て、前記バーナの燃焼量が最小の場合に、前記圧力検出
手段により蒸気圧力が設定圧力より高いことが所定時間
検出されたときに、前記バーナの燃焼を停止することを
特徴とする。
【0012】また、請求項6記載の蒸気発生装置の制御
方法は、請求項4記載の蒸気発生装置の制御方法のおい
て、前記バーナの燃焼異常発生時に所定時間だけ前記バ
ーナへの燃料供給を停止した後、燃焼を開始させること
を特徴とする。
【0013】上述した本発明では、蒸気発生室内の蒸気
圧力を圧力検出手段にて検出して設定圧力と比較し、こ
の圧力偏差に基づきバーナの燃焼量を演算して適正な燃
料をバーナに供給し、蒸気発生室内の蒸気圧力が設定圧
力になるように調整する。即ち、蒸気圧力と設定圧力の
偏差に応じて燃焼量を調整して、蒸気圧力が設定圧力よ
り上昇したときにはバーナの燃焼を停止し、所定時間経
過後に蒸気圧力が設定圧力以下まで自然低下していた
ら、再び燃焼を開始して蒸気圧力と設定圧力の偏差に基
づき燃焼量を制御して適正な蒸気量を維持する。
【0014】また、バーナの燃焼量が最小の場合に、前
記圧力検出手段により蒸気圧力が設定圧力より高いこと
が所定時間検出されたときに、前記バーナの燃焼を停止
することにより、より細かい制御をすることができる。
【0015】さらに、異常発生時に前記バーナへの燃料
供給を所定時間だけ止めた後、再点火することにより、
バーナ付近の燃料の滞留を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る蒸気
発生装置の一例を示す構成図、図2は加熱板の拡大断面
図、図3は加熱板の拡大平面図、図4は過圧逃がし弁と
温度センサの縦断面図、図5は制御部のブロック図であ
る。
【0017】図1に示すように、蒸気発生装置1は、水
を加熱して蒸気2を発生させるための蒸気発生室である
加熱室3と、該加熱室3へ水を補給するためのタンク室
4とから構成されている。加熱室3で発生した蒸気2
は、蒸気供給管5を介して、例えば食料品などの被加熱
物6を蒸し上げる蒸し庫7に供給される。
【0018】前記加熱室3は、水を貯留するための貯留
部8と、この貯留部8上に連続する蒸気発生部9と、こ
の蒸気発生部9の下方に設けられた燃焼室10とを備え
ている。燃焼室10には、燃料ガスを燃焼させるための
バーナ11が設けられており、このバーナ11の近傍位
置にはバーナ11を点火するための点火プラグ12とイ
グナイタ13が設けられ、さらにバーナ11の燃焼状態
を確認するためのフレームロッド14が設けられてい
る。
【0019】燃焼室10はその周囲を貯留部8で囲まれ
ており、燃焼室10の上部には外気へ通じる排気口15
が形成されている。そして、バーナ11と燃料供給源1
6との間には、バーナ11に燃料ガスを供給するための
電磁式燃料元弁17と、バーナ11への燃料供給量を可
変制御するための電磁式燃料比例弁18が設けられてい
る。電磁式燃料比例弁18の開度を調整することによ
り、その開度に比例した燃料流量でバーナ11に燃料ガ
スを供給することができる。
【0020】また、燃焼室10内には、貯留部8内の水
を分流して加熱するための加熱水管19が配管されてお
り、この加熱水管19はバーナ11の燃焼による熱を受
けることにより管内の水を加熱するようになっている。
なお、最下部の加熱水管19付近には空焚き防止用の温
度スイッチ33が設けられており、貯留部8内の水の水
位が最下部の加熱水管19の位置よりも低くなって、温
度スイッチ33が高温の空気温度を検出したとき、すな
わち、空焚き状態を検出したときに、バーナ11の燃焼
を停止するようになっている。
【0021】さらに、燃焼室10と蒸気発生部9との間
には、バーナ11の燃焼により直接加熱される加熱板2
0が所定の傾斜角θ(例えばθ=3°〜10°)を与え
て設けられている。そして、この加熱板20の表面に
は、図2および図3に示すように、エンボス加工などに
よって多数の凸部21が形成されている。なお、この凸
部21は加熱板20の表面に凹凸を与えるためのもので
あって、凸部21の代わりに凹部を形成してもよいし、
また、凸部と凹部の両者を形成してもよいものである。
【0022】前記のように加熱板20を傾斜して配置し
ているため、貯留部8内の水の水位が多少上下に変動し
ても、加熱板20の全面が湯面下に没してしまったり、
あるいは湯面で泡立つ沸騰水37の飛沫38が加熱板2
0の上面まで届かないというようなことがなくなり、貯
留部8内の湯面は常に加熱板20と接することができる
とともに、湯面で泡立つ沸騰水37の飛沫38は常に加
熱板20の表面に降りかかることができるようになる。
したがって、蒸気の発生効率が向上するとともに、水位
の調節が簡単になる。
【0023】さらに、前記加熱板20の表面には、エン
ボス加工などによって凸部21が形成されている。この
ため、加熱板20に降りかかった沸騰水37の飛沫38
はこの凸部21に絡みつきながらゆっくりと流れ落ちて
いくので、降りかかった飛沫38が加熱板20上にとど
まっている時間がそれだけ長くなる。したがって、降り
かかった飛沫38に対してバーナ11による燃焼熱量が
より多く与えられるので、蒸発効率がそれだけ向上す
る。
【0024】貯留部8は、水連絡管22によってタンク
室4の下底部付近に連通されている。この水連絡管22
は、タンク室4内の水を貯留部8に補給するために設け
られている。また、タンク室4は、貯留部8に直接冷た
い水を補給して貯留部8内の水の温度が急激に低下する
ことを緩和し、水の温度低下による蒸気圧の低下を防止
するものである。なお、34は貯留部8内の水を排水す
るための排水バルブである。
【0025】蒸気発生部9は、貯留部8の上方に連続し
て一体に形成されている。この蒸気発生部9と蒸し庫7
は、前述したように蒸気供給管5で連結され、蒸気発生
部9で発生した蒸気2はこの蒸気供給管5を通って蒸し
庫7に送られる。
【0026】また、蒸気発生部9は、蒸気連絡管23に
よってタンク室4の上部空間24に連通されている。こ
の蒸気連絡管23によって連通することにより、貯留部
8内の水位とタンク室4内の水位は同じに維持される。
【0027】蒸気連絡管23の途中には、蒸気発生部9
内の蒸気圧を検出するための圧力検出手段である圧力セ
ンサ25が設けられている。このように圧力センサ25
を蒸気連絡管23の途中に設けた場合、蒸気発生部9の
熱的な影響を直接受けることが少なくなり、熱による圧
力センサの故障を防止することができる。
【0028】さらに、蒸気発生部9には、蒸気発生部9
内の蒸気圧が予め設定した許容限界を越えたときに、内
部の高圧蒸気を外部へ逃がすための過圧逃がし弁35が
設けられている。そして、この過圧逃がし弁35の蒸気
吹き出し口には、過圧蒸気が吹き出されたことを検出す
るための温度センサ36が設けられている。
【0029】過圧逃がし弁35は、図4(A)に示すよ
うに、所定の圧力に抗するスプリング63でピストン6
4を弁口65に押圧した構造とされており、常時はピス
トン64によって弁口64を閉塞している。そして、ス
プリング63のばね力よりも大きな蒸気圧がピストン6
4に作用すると、図4(B)に示すように、ピストン6
4が押されて弁口65が開き、蒸気発生部9内の過圧蒸
気を外部へ放出するものである。
【0030】温度センサ36は、圧力センサ25の故障
を検知するためのもので、図4(A)(B)に示すよう
に、サーミスタ66などの温度検出素子から構成されて
おり、このサーミスタ66が弁口65から吹き出される
高温の蒸気に触れることにより、蒸気発生部9内が過圧
状態になっていることを検知する。そして、蒸気発生部
9内が過圧状態になっているにもかかわらず、バーナ1
1がいまだ燃焼状態にあるときは、圧力センサ25が正
常に機能していないと判断し、バーナ11の燃焼を強制
的に停止するとともに、圧力センサ25の故障を報知す
るためのものである。
【0031】水供給源26とタンク室4との間には、上
水管27を介して電磁式給水弁28と、ホッパー(縁切
り装置)29、逆止弁30が接続されている。電磁式給
水弁28を開閉することにより、上水管27からタンク
室4内に上水が供給される。ホッバー29と逆止弁30
は、タンク室4内の下水が逆流して上水側に流れ込むの
を防止するためのものである。なお、31はホッパー2
9のオーバーフロー管である。
【0032】水位センサ32は、タンク室4内に設けら
れている。このように、本発明ではタンク室4内で水位
を検出しているため、タンク室4と水連絡管22を介し
て連通されている貯留部8内の水が沸騰し、その表面が
激しく波打っているような場合でも、正確に水位を検出
することができる。
【0033】前記した電磁弁、センサ、バーナなどの各
素子や部材は、制御部40によって制御される。図5
に、この制御部40のブロック図を示す。
【0034】図5に示すように、制御部40は、CPU
41と、記憶部とを備えている。記憶部は、各センサな
どの検出値を一時記憶するためのRAM42と、CPU
41の動作プログラムを格納したROM43から構成さ
れている。
【0035】また、制御部40は、圧力センサ25の検
出蒸気圧をCPU41に取り込むためのA/D変換器4
4と、圧力設定器45で設定された蒸気発生部9内の基
準蒸気圧をCPU41に取り込むためのA/D変換器4
6と、温度センサ36の検出温度をCPU41に取り込
むためのA/D変換器47とを備えている。
【0036】さらに、CPU41には、各センサからの
信号をCPU41に取り込むとともに、CPU41から
の指令を駆動回路などに出力するための入出力回路49
を備えている。この入出力回路49には、炎検出回路5
0、水位検出回路51、イグナイタ駆動回路52、燃料
比例弁駆動回路53、燃料元弁駆動回路54、給水弁駆
動回路55、起動回路56、表示器駆動回路57、音声
発生回路58、温度検出回路59が接続されている。
【0037】そして、炎検出回路50にはフレームロッ
ド14が、水位検出回路51には水位センサ32が、イ
グナイタ駆動回路52にはイグナイタ13が、燃料比例
弁駆動回路53には電磁式燃料比例弁18が、燃料元弁
駆動回路54には電磁式燃料元弁17が、給水弁駆動回
路55には電磁式給水弁28が、起動回路56には運転
スイッチ60が、表示器駆動回路57にはLCDなどの
表示器61が、音声発生回路58にはスピーカ62が、
また温度検出回路59には温度スイッチ33が、それぞ
れ接続されている。
【0038】次に、前記蒸気発生装置における燃焼制御
動作、燃焼中の水位制御動作、圧力センサの故障検出動
作および燃焼異常検出動作について、順を追って説明す
る。
【0039】まず、燃焼制御動作について、図6および
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0040】運転スイッチ60を押すと、起動回路56
からCPU41に起動信号が送られ、蒸気発生装置1が
起動される。CPU41は、水位センサ32の検出信号
から貯留部8が所定の水位、例えば、図1に示すように
加熱板20の中央位置付近まであるか否かを判定する
(ステップS1)。そして、所定水位であれば、ステッ
プS2へ進む。
【0041】もし、水位が不足している場合には、電磁
式給水弁28を開き、ホッパー29、逆止弁30を介し
て、タンク室4に上水を給水する。タンク室4に給水さ
れた水は、水連絡管22を通って貯留部8へ流れ込み、
タンク室4の水位の上昇とともに貯留部8の水位も上昇
していく。
【0042】なお、この水の補給は、後述する水位制御
で詳述するように、所定時間(例えば2秒)注水した
後、所定時間(例えば4秒)待機することを繰り返しな
がら行なわれる。これは、水連絡管22で連結されたタ
ンク室4と貯留部8の水位を平衡させながら上げていく
ことにより、貯留部8内の水位を正確に調整するためで
ある。
【0043】水位センサ32からの検出信号により所定
の水位に達したことを確認したら、CPU41は電磁式
給水弁28を閉じ、ステップS2へ進む。CPU41
は、ステップS2においてRAM42の記憶内容を検索
し、バーナ失火などの燃焼異常があったか否かを確認す
る。燃焼異常が発生していなかった場合はステップS3
へ、また、バーナ失火などの燃焼異常が発生していた場
合はステップS4へそれぞれ進む。なお、この燃焼異常
の検出動作の詳細については後述する(図10)。
【0044】燃焼異常が発生していなかった場合、ステ
ップS3において、蒸気発生部9や蒸し庫7における蒸
気の自然漏洩による圧力低下を監視するための第1の待
機時間(例えば10秒)だけ待った後、ステップS5へ
進む。
【0045】一方、バーナ失火などの燃焼異常が発生し
ていた場合には、失火によってバーナ11付近に生ガス
が滞留しているおそれがあるので、ステップS4におい
て、この滞留している生ガスが拡散するために必要な第
2の待機時間(例えば30秒)だけ待った後、ステップ
S5へ進む。
【0046】ステップS5では、圧力センサ25で検出
される蒸気圧を監視し、その検出圧力が圧力設定器45
で設定した設定圧力よりも所定値(例えば0.002K
g/cm2 )以下に低下しているか否かを判定する。蒸
気圧が所定値以下に低下している場合には、ステップS
6へ進む。もし低下していなければ、自然漏洩により所
定値以下に低下するまで待機する。
【0047】蒸気圧が所定値以下の場合、ステップS6
において、バーナ11の燃焼を開始する。すなわち、C
PU41は、イグナイタ駆動回路52を制御してイグナ
イタ13を作動せしめ、点火プラグ12から放電を開始
すると同時に、燃料元弁駆動回路54を駆動して電磁式
燃料元弁17を開かせる。そして、燃料比例弁駆動回路
53を駆動して電磁式燃料比例弁18を所定の開度に開
き、バーナ11に燃料ガスを供給する。
【0048】バーナ11から噴出する燃料ガスは点火プ
ラグ12の放電により着火され、燃焼が開始される。こ
の燃焼の開始はフレームロッド14により検出され、着
火が確認された時点で点火プラグ12の放電は停止され
る。
【0049】上記のようにしてバーナ11の着火が確認
されたら、CPU41は圧力センサ25からの検出圧力
と圧力設定器45で設定された設定圧力との偏差に基づ
いて電磁式燃料比例弁18の開度をPI制御し、バーナ
11の燃焼を最適状態に自動調整しながら貯留部8内の
水を加熱する。
【0050】なお、前記圧力設定器45はポテンショメ
ータなどから構成されており、設定圧力は電圧値として
入力される。ROM43内にはこの設定電圧値に対応す
る設定圧力の変換テーブルが用意されており、CPU4
1はこの変換テーブルを参照しながら前記圧力偏差を演
算する。
【0051】貯留部8内の水は燃焼室10内に配管され
た加熱水管19により直接加熱され、昇温した水は対流
によって貯留部8の湯面まで上昇していく。また、燃焼
室10の上部に配置された加熱板20もバーナ11によ
り直接加熱される。
【0052】加熱水管19により加熱された水は、沸騰
水37として貯留部8の湯面に集まる。そして、加熱板
20によってさらに加熱され、盛んに泡立ちながら湯面
から直接蒸発していくとともに、この泡立つ沸騰水37
の飛沫38が加熱板20の水で覆われていない露出部分
に降りかかる。この降りかかった飛沫38は、前述した
ように、あたかも熱く熱したフライパンに水をかけたと
同じように瞬時に蒸発する。したがって、きわめて効率
よく蒸気を発生させることができる。
【0053】さらに、本発明の場合、前記加熱板20の
表面には多数の凸部21が形成されている。このため、
加熱板20の露出部分に降りかかった飛沫38は、この
凸部21に絡みつきながらゆっくりと流れ落ちていくの
で、降りかかった飛沫38が加熱板20上に存在してい
る時間がそれだけ長くなり、バーナ11の燃焼熱量をよ
り多く与えることができ、より効率的に蒸気を発生させ
ることができる。
【0054】このようにして発生された蒸気2は、蒸気
供給管5を介して蒸し庫7に送られ、蒸し庫7内に収容
されている食品などの被加熱物6を蒸し上げる。
【0055】貯留部8内の水の水位は時間の経過ととも
に低下していくが、この水位の低下は水位センサ32で
検出される。CPU41は、この水位を監視して電磁式
給水弁28を開閉制御することにより、水位を一定に維
持する。この場合において、前記加熱板20は傾斜して
配置されているので、水位が多少変動しても、貯留部8
内の水は常に加熱板20に接することができる。このた
め、加熱板20を傾斜させずに配置した場合と比べて水
位の制御が簡単となる。なお、この水位制御の詳細につ
いては後述する(図8)。
【0056】前記のようにしてバーナ11の燃焼が開始
されると、CPU41は以下のようにしてその燃焼状態
を監視しながら燃焼制御を継続する。
【0057】すなわち、CPU41は、ステップS7に
おいて、バーナ11が最小燃焼状態であるか否かを監視
する。最小燃焼状態でないときは、ステップS8へ進
む。また、最小燃焼状態のときは、ステップS10へ進
む。
【0058】ステップS8では、検出蒸気圧が設定圧力
よりも第1の所定圧力(例えば0.01Kg/cm2
以上にわたって上がっているか否かを判定する。上がっ
ていない場合にはステップS7に戻り、上がっている場
合にはステップS9へ進む。
【0059】ステップS9では、検出蒸気圧が設定圧力
よりも所定値以上にわたって上がっている状態が所定時
間(例えば10秒)継続するか否かを監視する。所定時
間継続しない場合は、まだバーナ11の燃焼量で蒸気圧
の調整が可能と判断し、ステップS8へ戻る。所定時間
継続した場合には、バーナ11の燃焼量を調整してもも
はや蒸気圧の制御が不可能になっていると判断し、ステ
ップS11へ進む。
【0060】一方、ステップS10では、バーナ11が
最小燃焼状態まで絞られているにもかかわらず、検出蒸
気圧が設定圧力よりも第2の所定圧力(例えば0.04
Kg/cm2 )以上にわたって上がっているか否かを判
定する。上がっていない場合にはステップS7に戻る。
上がっている場合には、バーナ11を最小開度まで絞っ
てもまだ蒸気が過剰に発生し、バーナ11の燃焼量の調
整だけでは蒸気圧の制御が不可能になっていると判断
し、直ちにステップS11へ進む。
【0061】ステップS11では、電磁式燃料比例弁1
8による燃料流量の調整ではもはや蒸気圧を設定圧力に
維持することができない状態であると判断し、電磁式燃
料比例弁18を閉じてバーナ11の燃焼を停止した後、
ステップS2へ戻って前記燃焼制御動作を繰り返す。
【0062】なお、前記燃焼制御中に、蒸気発生部9内
の蒸気圧が危険な状態まで上がった場合には過圧逃がし
弁35が作動し、蒸気発生部9内の過圧蒸気を外部へ逃
がすように作動する。
【0063】以上のように、この発明における燃焼制御
は、バーナ11の燃焼量を可変制御することにより蒸気
圧を調整し、バーナ11の燃焼量を変えても蒸気圧を調
整できなくなったときは、バーナ11の消火(OFF)
と着火(ON)を繰り返すことにより蒸気圧を調整する
ようにしているので、蒸気発生部9および蒸し庫7から
自然漏洩によって逸失する蒸気や、蒸し庫7を開くこと
によって逸失する蒸気を短期間に回復させることができ
る。
【0064】次に、燃焼中の水位制御動作について、図
8のフローチャートを参照して説明する。
【0065】前述のように燃焼制御を行ないながら蒸気
を発生させると、貯留部8内の水の水位が時間の経過と
ともに低下していく。したがって、この蒸発した分を補
い、水位を規定のレベルに一定に保つように制御する必
要がある。本発明では、この水位制御を次のようにして
行なっている。
【0066】バーナ11の燃焼が開始されると(ステッ
プS21)、水位センサ32によってタンク室4内の水
位を検出し(ステップS22)、設定水位よりも所定水
位減少している場合にはステップS23に進み、電磁式
給水弁28を予め設定した時間(例えば2秒間)だけ開
き、タンク室4に水を注水する。
【0067】この注水回数はCPU41でカウントさ
れ、RAM42に記憶される(ステップS24)。次い
で、ステップS25において、所定時間(例えば4秒)
注水を止めて待機する。これは、水連絡管22を通じて
貯留部8とタンク室4の水位が平衡するのを待つためで
ある。この待機時間の間も前述した燃焼制御が並行して
実行されており、注水によって低下した水の温度を速や
かに上げるように制御している。
【0068】ステップS26では、前記ステップS24
でカウントした注水回数が予め設定しておいた最大注水
回数(例えば40回)に達したか否かを判定する。最大
注水回数に達していない場合にはステップS27へ進
み、達した場合にはステップS29へ進む。
【0069】なお、前記ステップS26の最大注水回数
は、貯留部8内に水がまったく無い状態から設定水位に
到達するまでの注水回数を基準として設定される。これ
は、何回注水しても設定水位まで達しない場合、水位セ
ンサ32が故障していることもあり得るので、安全チェ
ックのために行なうものである。
【0070】ステップS27では、設定水位に達したか
否かを確認する。そして、設定水位に達していない場合
にはステップS23に戻り、注水動作を繰り返す。ま
た、設定水位に達した場合は、前記ステップS24でカ
ウントした注水回数をクリアした後(ステップS2
8)、ステップS22へ戻って前記水位制御動作を繰り
返す。
【0071】一方、ステップS26において最大注水回
数に達したと判定された場合には、ステップS29にお
いて水位センサ32の故障と判断する。そして、音声発
生回路58において、例えば「水位センサが故障で
す。」などの警告音声を合成し、スピーカ62から鳴ら
す。また、これと同時に、表示器駆動回路57によって
表示器61に「水位センサが故障です。」などの警告文
を表示する。
【0072】以上のように、この発明における水位制御
は、所定時間(例えば2秒)だけ注水した後、所定時間
(例えば4秒)だけ注水を待機し、タンク室4と貯留部
8の水位を平衡させながら給水していくようにしている
ので、貯留部8内の水位調整をより正確に行なうことが
できる。
【0073】また、水を加熱する貯留部8と、給水用の
タンク室4とを別々に設け、水連絡管22を介してタン
ク室4から貯留部8に水を補給するようにしているの
で、水の補給に伴う貯留部8内の水の温度低下による蒸
気発生量の減少を極力低減し、かつ待機時間において圧
力センサ25より検出される蒸気圧力の減少に対応して
加熱量が増加されるため、水の補給による温度低下によ
る影響を極力回避することができる。
【0074】次に、圧力センサ25の故障検出動作につ
いて、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0075】圧力センサ25は高温高圧の蒸気に接して
おり、長い間には劣化によって検出精度が狂うことも考
えられる。圧力センサ25が狂うと、正常な蒸気圧の制
御ができなくなり、最悪の場合には事故を招かないとは
いえない。このような不測の事故を防止し、装置の安全
性を向上させる意味からも、圧力センサ25の故障を自
動的に検知できるようにすることが望ましい。本発明で
は、この圧力センサ25の故障検出を次のようにして行
なっている。
【0076】バーナ11の燃焼が開始されると(ステッ
プS41)、CPU41は過圧逃がし弁35の蒸気吹き
出し口側に設けた温度センサ36の検出信号を監視し、
所定温度(例えば90°C)以上の高温を検出したか否
かを判定する(ステップS42)。所定温度以上の高温
を検出した場合にはステップS43へ進み、検出しない
場合は処理を終了する。
【0077】蒸気発生部9内の蒸気圧が許容範囲を越え
て過圧状態になった場合、過圧逃がし弁35が作動し、
過圧逃がし弁35の弁口65から過圧蒸気が外部へ吹き
出される。したがって、この吹き出される高温の蒸気を
温度センサ36で検知することにより、蒸気発生部9内
が危険な過圧状態になったことを知ることができる。
【0078】なお、この吹き出し蒸気の検知は、前記し
た90°C以上というように絶対温度によって検出して
もよいし、外気との相対温度差(例えば外気との温度差
が50℃以上など)によって検出してもよいものであ
る。
【0079】温度センサ36によって、過圧逃がし弁3
5から過圧蒸気が吹き出されたことが検知されると、ス
テップS43において、その蒸気吹き出し時間が所定時
間(例えば10秒)よりも長いか否かを確認する。
【0080】これは、蒸気発生部9内の蒸気圧は脈動し
て揺れており、過圧状態でないにもかかわらず過圧逃が
し弁35が短時間だけ作動するような場合もあり得るの
で、このような場合を除外するためのものである。蒸気
の吹き出しが所定時間以内の場合には問題なしと判断
し、ステップS42に戻る。一方、所定時間以上の場合
にはステップS44に進む。
【0081】ステップS44では、音声発生回路58に
おいて、例えば「圧力センサが故障です。」などの警告
音声を合成し、スピーカ62から鳴らす。また、これと
同時に、表示器駆動回路57によって表示器61に「圧
力センサが故障です。」などの警告文を表示する。
【0082】そして、前記のようにして圧力センサ25
の故障を報知した後、ステップS45において電磁式燃
料比例弁18を閉じ、バーナ11の燃焼を停止する。
【0083】以上のように、過圧逃がし弁35が所定時
間以上にわたって作動したときに圧力センサ25の故障
として検知するようにしているので、圧力センサ25の
異常を確実に検知することができ、装置の安全性をより
向上させることができる。
【0084】次に、図6中のステップS3の判定処理に
おいて必要となる燃焼異常の検出動作について、図10
のフローチャートを参照して説明する。
【0085】まず、CPU41は、燃焼開始命令が出さ
れ、燃焼が開始されているか否かを判定する(ステップ
S51)。燃焼が開始されていない場合は、処理を終了
する。燃焼が開始されている場合は、ステップS52へ
進む。
【0086】ステップS52では、フレームロッド14
によってバーナ11の炎が検出されているか否かを監視
する。バーナ11の炎が検出されている場合には、異常
なしとして監視を継続する。バーナ11の炎が検出され
ていない場合には、ステップS53に進む。
【0087】ステップS53では、燃焼停止命令が出さ
れているか否かを確認する。燃焼停止命令が出されてい
る場合には、前記ステップS52で検出したバーナ11
の失火は正常な燃焼停止動作の結果発生したものである
と判断し、異常なしとして処理を終了する。
【0088】一方、燃焼停止命令が出されていない場合
には、本来燃焼しているべきバーナ11が何らかの異常
発生によって失火したものと判断し、ステップS54へ
進む。
【0089】ステップS54では、前記検出した燃焼異
常の発生をRAM42に記憶した後、処理を終了する。
RAM42に記憶された燃焼異常の発生データは、前述
した図6中のステップS3の判定処理において利用され
る。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は4記
載の発明によれば、蒸気量の回復を短時間で行なうこと
ができ、大量の食品を蒸して調理する場合であっても調
理時間が短くなり、効率的な調理を行なうことができ
る。また、蒸気量の調整を調理者の経験によることな
く、適正な蒸気量を維持できるとともに、蒸気量過多に
よる不具合を未然に防止することができるので、蒸気量
を適正に維持して均一な品質に食品を調理することがで
きる。
【0091】また、請求項2又は5記載の発明によれ
ば、バーナの燃焼量が最小の場合に、圧力検出手段によ
り蒸気圧力が設定圧力より高いことが所定時間検出され
たときに、前記バーナの燃焼を停止するようにしたの
で、より細かい制御をすることができ、したがって、蒸
気量をより適正に維持してより均一な品質の食品を調理
することができる。
【0092】また、請求項3又は6記載の発明によれ
ば、異常発生時にバーナへの燃料供給を所定時間だけ止
めた後、再点火することにより、バーナ付近の燃料の滞
留を防止することができるので、バーナ付近の燃料の滞
留による危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蒸気発生装置の一例を示す模式的
構造図である。
【図2】図1中の加熱板の拡大断面図である。
【図3】図1中の加熱板の拡大平面図である。
【図4】図1中の過圧逃がし弁と温度センサの縦断面図
である。
【図5】図1中の制御部のブロック図である。
【図6】燃焼制御動作のフローチャートである。
【図7】燃焼制御動作のフローチャート(図6の続き)
である。
【図8】燃焼中の水位制御動作のフローチャートであ
る。
【図9】圧力センサの故障検出動作のフローチャートで
ある。
【図10】燃焼異常の検出動作のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 蒸気発生部 2 蒸気 3 加熱室 4 タンク室 6 被加熱物 7 蒸し庫 8 貯留部 9 蒸気発生部 10 燃焼室 11 バーナ 16 燃料供給源 17 電磁式燃料元弁 18 電磁式燃料比例弁 19 加熱水管 20 加熱板 21 凸部 22 水連絡管 23 蒸気連絡管 25 圧力センサ 26 水供給源 32 水位センサ 35 過圧逃がし弁 36 温度センサ 37 沸騰水 38 飛沫 40 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気発生室内の蒸気圧力を検出する圧力
    検出手段と、 この圧力検出手段により検出された蒸気圧力と設定圧力
    とを比較してその偏差を基に燃焼量を制御されるバーナ
    と、 前記圧力検出手段により検出された蒸気圧力が設定圧力
    より高いときに前記バーナの燃焼を停止させて蒸気圧力
    を自然低下させ、所定時間経過後に前記蒸気発生室内の
    蒸気圧力を検出して設定圧力より低下したらバーナの燃
    焼を開始して燃焼量を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする蒸気発生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記バーナの燃焼量が
    最小の場合に、前記圧力検出手段により蒸気圧力が設定
    圧力より高いことが所定時間検出されたときに、前記バ
    ーナの燃焼を停止するように制御することを特徴とする
    請求項1記載の蒸気発生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、燃焼異常発生時に所定
    時間だけ前記バーナへの燃料供給を止めた後、再点火す
    るように制御することを特徴とする請求項1記載の蒸気
    発生装置。
  4. 【請求項4】 蒸気発生室内の蒸気圧力を検出し、 この検出された蒸気圧力と設定圧力とを比較してその偏
    差に基づいてバーナの燃焼量を制御し、 検出された蒸気圧力が設定圧力より高いときに前記バー
    ナの燃焼を停止させて蒸気圧力を自然低下させ、 所定時間経過後に前記蒸気発生室内の蒸気圧力を検出し
    て設定圧力と比較し、 比較した結果、蒸気圧力が設定圧力より低下した場合
    に、前記バーナの燃焼を開始して燃焼量を制御すること
    を特徴とする蒸気発生装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記バーナの燃焼量が最小の場合に、前
    記圧力検出手段により蒸気圧力が設定圧力より高いこと
    が所定時間検出されたときに、前記バーナの燃焼を停止
    することを特徴とする請求項4記載の蒸気発生装置の制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記バーナの燃焼異常発生時に所定時間
    だけ前記バーナへの燃料供給を停止した後、燃焼を開始
    させることを特徴とする請求項4記載の蒸気発生装置の
    制御方法。
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