JPH0974441A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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JPH0974441A
JPH0974441A JP25470295A JP25470295A JPH0974441A JP H0974441 A JPH0974441 A JP H0974441A JP 25470295 A JP25470295 A JP 25470295A JP 25470295 A JP25470295 A JP 25470295A JP H0974441 A JPH0974441 A JP H0974441A
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JP
Japan
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caller
telephone number
recording
answering
message
Prior art date
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Withdrawn
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JP25470295A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ishioka
貴之 石岡
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者に応じて着信者留守応答メッセージを
変える留守番電話機において、着信者が再生したときに
発信者が聞いた着信者留守応答メッセージに引き続いて
発信者回答メッセージを再生する。 【解決手段】 留守番電話機において、記録再生部と、
メッセージ処理情報が記録された第3メモリ部と、第3
メモリ部から読み出されたメッセージ処理情報に応じて
着信者留守応答メッセージを選択出力し、発信者回答メ
ッセージを記録再生部に記録し、着信者留守応答メッセ
ージに続いて発信者回答メッセージとを再生する制御部
とを有する留守番電話機とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話機に関し、
詳しくは発信者に応じて記録された着信者留守応答メッ
セージを再生し、着信者が再生したとき、着信者留守応
答メッセージに続いて発信者回答メッセージを再生する
留守番電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機の留守番電話機能と呼ばれ
ているものは、その電話機を有する当人(以下「着信
者」という。)が不在時に着信したときに使用される機
能であり、一般に普及している。留守番電話機能とは、
着信した電話機が呼出音の回数を計数し、ある特定の回
数になったら記録再生部が作動し、着信者が前もって記
録しておいた着信者留守応答メッセージを再生し、電話
回線を通じて遠方で電話機を有する相手(以下、「発信
者」という。)が、その着信者留守応答メッセージに応
じて発信者回答メッセージを残すというものである。こ
のような従来の技術を示す公知例が特開平6−2918
30号公報に開示されている。
【0003】また、発信者の悪意による迷惑電話やいた
ずら電話が、昨今多数発生している。これに対抗するた
め、いままでに電話をかけてきた特定の発信者の電話番
号を電話機に認識させて迷惑電話やいたずら電話に対峙
するという試みがなされている。このような従来の技術
を示す公知例が、特開平6−253004号公報に開示
されている。
【0004】上述のように、電話機は、個々の発信者に
見合った応答が必要とされている。具体的に例を挙げる
と、発信者Aには、待ち合わせの日時、場所等を留守応
答メッセージとして再生し、発信者Bには、翌日電話を
掛け直す旨を応答メッセージとして再生し、発信者Cに
は、応答を断る旨をメッセージとして再生、もしくは、
応答せず電話を切り、その他の発信者には一般的な応答
メッセージを再生するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように発
信者別に対応させて発信者留守応答メッセージを返す
と、その発信者が記録した発信者回答メッセージを着信
者がそのまま聞き直した際に、複数ある発信者応答メッ
セージのどれに対応した着信者回答メッセージか分から
ないため内容が掴めないという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の電話機においては、電話回線を通
して送信される発信者電話番号が記憶される第1メモリ
部と、登録電話番号が記憶された第2メモリ部とを備え
た留守番電話機において、複数の着信者留守応答メッセ
ージ及び発信者が記録する複数の発信者回答メッセージ
の記録再生ができる記録再生部と、登録電話番号毎のメ
ッセージ処理情報が記憶された第3メモリ部と、前記記
録再生部、第1、第2及び第3メモリ部にそれぞれ接続
された制御部とを有し、該制御部は、前記第1メモリ部
から発信者電話番号を、そして、前記第2メモリ部から
登録電話番号を読みだす番号読みだし手段と、発信者電
話番号と登録電話番号を比較する比較手段と、該比較手
段により選出された登録電話番号に対応して記録されて
いるメッセージ処理情報を第3メモリ部から読みだす情
報読みだし手段と、メッセージ処理情報に応じて複数の
着信者留守応答メッセージから選択する選択手段と、該
選択手段により選択された着信者留守応答メッセージを
出力する出力手段と、着信者留守応答メッセージに応じ
て発信者が記録した発信者回答メッセージを記録再生部
に記録する記録手段と、着信者留守応答メッセージ再生
の後発信者回答メッセージを再生する再生手段とを有す
る。
【0007】請求項2に記載の留守番電話機において
は、請求項1に記載の留守番電話機において、発信者電
話番号を表示する表示部を有する。
【0008】請求項3に記載の留守番電話機において
は、請求項1乃至請求項2に記載の留守番電話機におい
て、前記制御部が前記第2メモリ部に登録されてない発
信者電話番号を登録電話番号として前記第2メモリ部に
記憶する登録手段を有する。
【0009】請求項4に記載の留守番電話機において
は、請求項1乃至請求項3に記載の留守番電話機におい
て、前記記録再生部は記録再生ができる光ディスクある
いは光磁気ディスクを用いた記録媒体及び駆動部を備え
た記録再生部であることを特徴とする電話機。
【0010】請求項5に記載の留守番電話機において
は、請求項3に記載の留守番電話機において、前記第2
メモリ部及び/または第3メモリ部は光ディスクあるい
は光磁気ディスクであることをそれぞれ特徴とする留守
番電話機を提供するものである。
【0011】上述のように、請求項1に記載の留守番電
話機によると、着信者留守応答メッセージを聞いた後
に、それに応じて発信者が回答した発信者回答メッセー
ジを聞くことができるので、内容が正確に把握できる。
【0012】また、請求項2に記載の留守番電話機によ
ると、文字、数字や記号などを表示する表示部を設け、
発信者の電話番号を表示するようにした。これにより視
覚的に発信者の電話番号の確認が行えるので着信者留守
応答メッセージの内容が喚起される。また、返答の電話
を行う場合には、そこに表示された電話番号を見ながら
プッシュボタンを押すことができる。
【0013】また、請求項3に記載の留守番電話機によ
ると、前記制御部が、前記第2メモリ部に登録されてな
い発信者電話番号を登録電話番号として前記第2メモリ
部に記億する。これにより登録電話番号を入力する手間
を軽減できる。
【0014】また、請求項4に記載の留守番電話機によ
ると、記録媒体が記録再生が可能な光ディスクや光磁気
ディスクであることにより、記録媒体の複数のメッセー
ジをランダムアクセスで記録再生できるので、速いアク
セスが実現できる。これにより着信者留守応答メッセー
ジに続いて、タイムラグがなく発信者回答メッセージを
連続して再生することができる。
【0015】また、請求項5に記載の留守番電話機によ
ると、第2メモリ部と第3メモリ部を記録再生部に含む
ことにより登録電話番号、メッセージ処理情報、着信者
留守応答メッセージ、発信者回答メッセージを一つのデ
ータとしてまとめることができるのでデータの管理がし
やすい。また、メモリ部の記憶容量を小さくすることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明による留守番電話機
の一実施例を示す外部の全体構成図を示す。ハンドセッ
ト1はコード2を通して電話機本体3に接続されてい
る。ハンドセット1は受信待機時は電話機本体3に設け
られたフック4を押圧する。このとき、電話機は着信し
てない状態であることを示す。
【0017】電話機本体3には電話番号を入力するテン
キー部5が設けてある。選択入力部6は、留守番電話機
能の使用の有無を選択する留守キー、登録電話番号の登
録を行う際の登録キー、留守番電話機能により記録され
た発信者回答メッセージを再生する再生キー、登録電話
番号の検索を行う検索キー、着信者留守応答メッセージ
を記録する記録キーからなる。表示部7は、登録電話番
号など各種情報や操作方法を表示する。電話機本体3に
は電話回線8が接続されており、着信信号や発信者から
の音声信号がこの電話回線8を通じて送られてくる。
【0018】電話機本体3には記録再生ができる光ディ
スクや光磁気ディスクとその駆動部で構成されるMD記
録再生部9が載置されている。本実施例による電話機の
MD記録再生部9は、カートリッジに収められた光磁気
ディスクであるミニディスク(以下「MD」という。)
を一例として以後の説明を進める。しかし、相変化型の
光ディスクやカートリッジに収められてない他の光磁気
ディスクを用いることもできる。
【0019】図2に本発明の留守番電話機の一実施例で
ある内部ブロック図を示す。ハンドセット1を用いて通
話する者の音声を電気信号に変換するマイク10は、コ
ード2を通して信号処理部11に接続されている。ま
た、記録再生用MD12が搭載されたMD記録再生部9
と、電話回線8が接続された電話回線閉結部13とが信
号処理部11に接続されている。電話回線閉結部13
は、フック4が機械的もしくは電気的に接続されてお
り、このフック4が押圧されたときに電話回線との接続
を閉結するためにある。
【0020】信号処理部11のひとつの機能として、電
話回線8を通じて送信される音声/情報信号のうち音声
信号の信号記録レベルや信号形式を合わせる機能が設け
られている。例えばハンドセット1内のマイク10から
の音声信号はアナログ信号であり電話回線8上の音声信
号がデジタル信号である場合、記録信号をアナログ信号
かデジタル信号かに統一する必要があるためディジタル
音声信号をアナログ音声信号へと変換する。
【0021】また、音声が小音量であるというような事
態を起こさないために、音声レベルを合わせる。このよ
うに、信号処理部11は信号形式を変換して出力するの
で、出力信号は、電話回線8など出力される各部で必要
とされる正しい信号となる。便宜上、本実施例では上述
のような信号形式としたが、本発明の構成は信号形式に
影響されない。
【0022】信号処理部11のもうひとつの機能とし
て、電話回線8を通じて送信される音声/情報信号のう
ち情報信号の信号形式を整合する機能がある。これによ
りMD記録再生部9に音声/情報信号を記録することが
できる。
【0023】MD記録再生部9に接続されサーボ系を制
御するサーボコントローラ14、テンキー部5、留守キ
ー、登録キー、再生キー、検索キー及び記録キーからな
る選択入力部6、表示部7、着信を検知して呼出音を出
すサウンダ15が接続された着信検知部16、発信者電
話番号を記憶する第1メモリ部17、登録電話番号を記
憶する第2メモリ部18、メッセージ処理情報を記憶す
る第3メモリ部19、が制御部20にそれぞれ接続され
ている。制御部20は各装置間の動作に関しシステム制
御を行っている。
【0024】図3は本発明の電話機が行うシステム制御
のうち留守番電話機能の着信者留守応答メッセージの作
成に関するフローチャートである。ステップS1は作成
の開始を示すステップである。このとき電話機は留守番
電話機能が使用されていない状態であるものとする。ス
テップS2は、登録キーを押して登録状態にするステッ
プである。これにより着信者留守応答メッセージの登録
を行うモードに入る。
【0025】ステップS3は、検索キーを押してどの登
録電話番号に応答メッセージを残すかを決定するステッ
プである。検索キーを押す毎に制御部20は第2メモリ
部18から登録電話番号を読みだし、表示部7に登録電
話番号を表示する。
【0026】ステップS4は、所望の登録電話番号の判
定を行うステップである。もし所望の登録電話番号が見
つかったら検索を終了してステップS5へジャンプす
る。もし所望の登録電話番号が見つからなかったらステ
ップS3にジャンプし同様の操作を繰り返す。もし全て
の登録電話番号を検索しても登録電話番号がない場合は
テンキー部5から登録したい電話番号を入力してステッ
プS5へジャンプするものとする。
【0027】ステップS5は、記録キーを押して着信者
留守応答メッセージの記録状態にするステップである。
制御部20はMD記録再生部9を記録開始して入力され
た着信者留守応答メッセージを記録する。ステップS6
は、着信者留守応答メッセージを入力するステップであ
る。本実施例ではハンドセット1内のマイク10を通じ
て入力する。
【0028】ステップS7は、着信者留守応答メッセー
ジの入力を終了するステップである。本実施例ではハン
ドセット1を戻してフック4を押圧した時に電話回線閉
結部13により回線が切れたことを制御部20が感知
し、制御部20がMD記録再生部9の記録状態を終了さ
せる。
【0029】ステップS8は、メッセージ処理情報を作
成するステップである。表1に示すように、登録電話番
号と、その登録電話番号に対応して再生する着信者留守
応答メッセージ番号と、その着信者留守応答メッセージ
に対応して記録された発信者回答メッセージ番号と、そ
の発信者回答メッセージが再生されたか否かを示すステ
ータスとをそれぞれメッセージ処理情報として作成す
る。ステップS9は、着信者留守応答メッセージの作成
を終了させるステップである。
【0030】
【表1】
【0031】図4は、本発明の留守番電話機が行うシス
テム制御のうち留守番電話機能の発信者回答メッセージ
の記録に関するフローチャートである。ステップS11
は記録を開始するステップである。このとき留守番電話
機は留守キーが既に押されて、留守番電話機能が使用さ
れている状態であるものとする。ステップS12は着信
信号を検知するステップである。着信ありの状態では、
着信信号を着信検知部16が検知し、サウンダ15が反
応して呼出音が鳴っている状態である。もし着信がない
場合は繰り返しステップS12を行う。
【0032】ステップS13は呼出音をカウントするス
テップである。制御部20は呼出音をカウントする。ス
テップS14は、着信者がハンドセット1を持ち上げた
か否かを判定するステップである。もしハンドセット1
が持ち上げられたなら、フック4は開放され、電話回線
閉結部13は接続状態になり通話状態となる。この場合
記録は行われずステップ25へジャンプし記録を終了し
たものとする。通話終了後、ステップS11に戻り記録
状態に戻る。
【0033】ステップS15は、呼出音の鳴動回数が所
定回数に達したか否かを判定するステップである。もし
所定の回数に達してないならば、ステップS13にジャ
ンプし、繰り返し呼出音をカウントする。もし所定の回
数に達したならば、ステップS16にジャンプする。こ
のように、呼出音が所定の回数鳴動してもハンドセット
1が持ち上げられず、電話回線閉結部13が閉じられた
ままならば、留守番電話機能を動作させる。
【0034】ステップS16は、発信者電話番号を読み
取るステップである。制御部20が発信者電話番号を読
み取り、第1メモリ部17に一時的に記憶させる。ステ
ップS17は、第1メモリ部17から発信者電話番号
を、そして第2メモリ部18から登録電話番号を制御部
20内にあるレジスタ部に書き込むステップである。
【0035】ステップS18は、登録電話番号と発信者
電話番号とを比較するステップである。もし登録電話番
号と発信者電話番号とが同一ならばステップS21へジ
ャンプする。もし登録電話番号と発信者電話番号とが同
一でないならばステップS19へジャンプする。ステッ
プS19は、登録電話番号と発信者電話番号との比較が
全て終了したかいなかを判定するステップである。もし
全ての比較が終了したならばステップS20へジャンプ
する。もし全ての比較が終了していないならばステップ
S17へジャンプして繰り返し登録電話番号と発信者電
話番号とを比較する。
【0036】ステップS20は、発信者電話番号と登録
電話番号とが一致しなかった場合に第3メモリ部20か
ら未登録の登録電話番号に対応するメッセージ処理情報
を読み出すステップである。表1に示したように「登録
なし」に対応する着信者留守応答メッセージ番号1の着
信者留守応答メッセージを選択する。この際、今後の使
用に備え、第2メモリ部18に発信者電話番号を記憶さ
せて新しい登録電話番号とする。
【0037】ステップS21は、発信者電話番号と登録
電話番号とが一致した場合に第3メモリ部19からその
登録電話番号に対応したメッセージ処理情報を読み出す
ステップである。例えば、表1に示したように「044-x
xx-xxxx」に対応する応答メッセージ番号2の応
答メッセージを選択し、読み出す。
【0038】
【表1】
【0039】ステップS22は、読みだされた情報に基
づいて記録再生部を再生させるステップである。複数の
データの中から1個の着信者留守応答メッセージを選択
して再生を行う。再生終了後、発信音を出力して、着信
者留守応答メッセージの再生が終了したことを発信者に
知らせる。ステップS23は、再生された着信者留守応
答メッセージに応じて発信者が発信者回答メッセージを
記録するステップである。発信者が電話を切った後、制
御部20はMD記録再生部9を停止させ記録を終了させ
る。
【0040】ステップS24は、メッセージ処理情報を
作成するステップである。登録電話番号、着信者留守応
答メッセージに対応して記録された発信者回答メッセー
ジの番号及びその発信者回答メッセージが再生されてい
ないことを示すステータスとをメッセージ処理情報に記
録更新する。これに応じて再生されてない発信者回答メ
ッセージが残されたことを制御部20が判断して表示部
7が点滅または表示するなどして着信者に視覚的に訴え
【0041】ステップS25は、発信者が発信者回答メ
ッセージを記録した後、電話を切り、記録を終了するス
テップである。これにより記録は終了するが留守番電話
機能が終了した訳でなく再びステップS11に戻って着
信を待つ。
【0042】図5は、本発明の留守番電話機が行うシス
テム制御のうち留守番電話機能の着信者留守応答メッセ
ージ及び発信者回答メッセージの再生に関するフローチ
ャートである。ステップS31は再生の開始するステッ
プである。このとき電話機は留守番電話機能の使用を解
除するものとする。ステップS32は、電話機本体にあ
る再生キーを押して再生状態にするステップである。こ
のとき、メッセージ処理情報のステータスを検索して再
生未了の登録電話番号を選択する。
【0043】ステップS33は、表示部7に発信者電話
番号を表示するステップである。後に返答の電話をする
際に、これを見ることにより電話をかけることができ
る。表示は発信者回答メッセージの再生終了後、留守番
電話機に入力が成されるまで、表示するようにする。こ
れにより返答の電話には十分な時間を確保できる。ま
た、テンキー部5の0キーを押しながらハンドセット1
を持ち上げるなどの所定の操作を行うことにより表示さ
れた相手先の発信者電話番号へ自動ダイヤル発信する機
能を付加する。
【0044】ステップS34は、着信者留守応答メッセ
ージを再生するステップである。メッセージ処理情報の
着信者留守応答メッセージ番号を検索して上述のように
選択された登録電話番号に対応した着信者留守応答メッ
セージを再生する。これにより記録した当人が着信者留
守応答メッセージを聞いてどの着信者留守応答メッセー
ジが発せられたかを確認できる。
【0045】ステップS35は、着信者留守応答メッセ
ージに続いて発信者回答メッセージを聞くステップであ
る。メッセージ処理情報の発信者回答メッセージ番号を
検索して、選択された登録電話番号に対応した発信者回
答メッセージを再生する。これにより記録した当人が着
信者留守応答メッセージに続いて発信者回答メッセージ
を聞くのでメッセージの対応関係が分かり、内容を正確
に把握できる。
【0046】ステップS36は、メッセージ処理情報を
作成するステップである。登録電話番号に対応し、発信
者回答メッセージが再生されたことを示すステータスを
メッセージ処理情報に記録する。これに応じて発信者回
答メッセージの再生が終了したことを制御部20が判断
して表示部7の点滅または表示が終了する。ステップS
37は、再生を終了するステップである。
【0047】本実施例ではMD記録再生部9、第2メモ
リ部18及び第3メモリ部19を特に区別して説明を行
ったが、第2メモリ部18及び第3メモリ部19がMD
記録再生部9の記録媒体である光ディスクや光磁気ディ
スクであっても本発明の実施は可能である。この場合メ
モリ部がなくなり記録再生部にメッセージ処理情報を含
む全ての情報が統一して記録されるので情報処理が行い
易い。
【0048】上述のように、本発明による留守番電話機
によると、着信者留守応答メッセージを聞いた後、それ
に応じて発信者が回答した発信者回答メッセージを聞く
ことができるので、内容が正確に把握できる。
【0049】また、文字、数字や記号などを表示する表
示部を設け、発信者の電話番号を表示するようにした。
これにより視覚的に発信者の電話番号の確認が行えるの
で着信者留守応答メッセージの内容が喚起される。ま
た、返答の電話を行う場合には、そこに表示された電話
番号を見ながらプッシュボタンを押すことができる。
【0050】また、前記制御部が、前記第2メモリ部に
登録されてない発信者電話番号を登録電話番号として前
記第2メモリ部に記億する。これにより登録電話番号を
入力する手間を軽減できる。
【0051】また、記録媒体が記録再生が可能な光ディ
スクや光磁気ディスクであることにより、記録媒体の複
数のメッセージをランダムアクセスで記録再生できるの
で、速いアクセスが実現できる。これにより着信者留守
応答メッセージに続いて、タイムラグがなく発信者回答
メッセージを連続して再生することができる。
【0052】また、第2メモリ部と第3メモリ部を記録
再生部に含むことにより登録電話番号、メッセージ処理
情報、着信者留守応答メッセージ、発信者回答メッセー
ジを一つのデータとしてまとめることができるのでデー
タの管理がしやすい。また、メモリ部の記憶容量を小さ
くすることができる。
【0053】
【発明の効果】上述したように本発明の留守番電話機に
よると、発信者別に対応させた応答メッセージとそのメ
ッセージに応じて発信者が話した内容と連続して聞くこ
とができるので、複数ある着信者留守応答メッセージの
どれに対応した回答の発信者回答メッセージか分かり、
話しの内容が掴みやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番電話機の一実施例である外部の
全体構成図。
【図2】本発明の留守番電話機の一実施例である内部ブ
ロック図を示す。
【図3】本発明の留守番電話機が行うシステム制御のう
ち留守番電話機能の着信者留守応答メッセージの作成に
関するフローチャート。
【図4】本発明の留守番電話機が行うシステム制御のう
ち留守番電話機能の発信者回答メッセージの記録に関す
るフローチャート。
【図5】本発明の留守番電話機が行うシステム制御のう
ち留守番電話機能の着信者留守応答メッセージと発信者
回答メッセージの再生に関するフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・ハンドセット 2・・・コード 3・・・電話機本体 4・・・フック 5・・・テンキー部 6・・・選択入力部 7・・・表示部 8・・・電話回線 9・・・MD記録再生部 10・・マイク 11・・信号処理部 12・・記録再生用MD 13・・電話回線閉結部 14・・サーボコントローラ 15・・サウンダ 16・・着信検知部 17・・第1メモリ部 18・・第2メモリ部 19・・第3メモリ部 20・・制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を通して送信される発信者電話番
    号が記憶される第1メモリ部と、 登録電話番号が記憶された第2メモリ部とを備えた留守
    番電話機において、 複数の着信者留守応答メッセージ及び発信者が記録する
    複数の発信者回答メッセージの記録再生ができる記録再
    生部と、 登録電話番号毎のメッセージ処理情報が記憶された第3
    メモリ部と、 前記記録再生部、第1、第2及び第3メモリ部にそれぞ
    れ接続された制御部とを有し、該制御部は、 前記第1メモリ部から発信者電話番号を、そして、前記
    第2メモリ部から登録電話番号を読みだす番号読みだし
    手段と、 発信者電話番号と登録電話番号を比較する比較手段と、 該比較手段により選出された登録電話番号に対応して記
    録されているメッセージ処理情報を第3メモリ部から読
    みだす情報読みだし手段と、 メッセージ処理情報に応じて複数の着信者留守応答メッ
    セージから選択する選択手段と、 該選択手段により選択された着信者留守応答メッセージ
    を出力する出力手段と、 着信者留守応答メッセージに応じて発信者が記録した発
    信者回答メッセージを記録再生部に記録する記録手段
    と、着信者留守応答メッセージ再生の後発信者回答メッ
    セージを再生する再生手段とを有することを特徴とする
    留守番電話機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の留守番電話機において、 発信者電話番号を表示する表示部を有する留守番電話
    機。
  3. 【請求項3】請求項1乃至請求項2に記載の留守番電話
    機において、 前記制御部が前記第2メモリ部に登録されてない発信者
    電話番号を登録電話番号として前記第2メモリ部に記憶
    する登録手段を有する留守番電話機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3に記載の留守番電話
    機において、 前記記録再生部は記録再生ができる光ディスクあるいは
    光磁気ディスクを用いた記録媒体及びその駆動部を備え
    た記録再生部であることを特徴とする電話機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4に記載の留守番電話
    機において、 前記第2メモリ部及び/または第3メモリ部は光ディス
    クあるいは光磁気ディスクであることを特徴とする電話
    機。
JP25470295A 1995-09-06 1995-09-06 留守番電話機 Withdrawn JPH0974441A (ja)

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JP25470295A JPH0974441A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 留守番電話機

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JP25470295A JPH0974441A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 留守番電話機

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