JPH0974338A - 定振幅クロック発生回路 - Google Patents

定振幅クロック発生回路

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JPH0974338A
JPH0974338A JP7229010A JP22901095A JPH0974338A JP H0974338 A JPH0974338 A JP H0974338A JP 7229010 A JP7229010 A JP 7229010A JP 22901095 A JP22901095 A JP 22901095A JP H0974338 A JPH0974338 A JP H0974338A
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inverter
resistor
mos transistor
amplitude
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謙治 根本
Kenichi Sato
健一 佐藤
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】抵抗性負荷を駆動する際にプロセス依存性、温
度依存性,電源電圧依存性等の誤差要因を持たない定振
幅のクロック信号を出力する。 【解決手段】容量C及び抵抗R1 の直列回路からなる負
荷を駆動するインバータ10を構成するトランジスタT
12,Tr13のそれぞれと同一種類のトランジスタTr
22,Tr23を直列に接続して導通状態に維持し且つこれ
らトランジスタ間に抵抗R2 を接続した直列回路を電源
ライン間に接続し、抵抗R2 の両端間の電圧値と、所望
とするクロック出力信号の振幅値VSIG に応じた電圧差
の信号とを4入力差動増幅器20に入力する。4入力差
動増幅器20が、振幅値VSIG 及び抵抗R2 の両端の電
位差が一致するような制御信号Vref を出力し、この信
号に応じてインバータ10と、トランジスタTr22,T
23,抵抗R2 からなる直列回路とへの電源電圧が制御
されることにより、トランジスタTr12,Tr13の誤差
要因が除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定振幅クロック発
生回路に関し、特に、抵抗性負荷を駆動する定振幅クロ
ック発生回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、定振幅クロック発生回路は、CM
OSインバータを用いて構成している。これは、CMO
Sインバータの出力値が正電源電圧値と負電源電圧値で
あることを利用し、所望の出力振幅値を正電源電圧値と
してCMOSインバータを駆動することによって、CM
OSインバータの出力振幅値を制御するようにしてい
る。
【0003】図4は、従来の定振幅クロック発生回路の
一例を示したものであり、CMOSインバータ10の正
電源電圧として用いられる正電源電圧VREF を低インピ
ーダンス出力とするために、バッファアンプAMPを介
してCMOSインバータ10に供給するようにしてい
る。そして、例えば、水晶発振器等の出力信号からなる
クロック信号をCMOSインバータ10の入力端子に入
力するようになっている。そして、CMOSインバータ
10の出力端子には、近似的に、容量C及び抵抗Rの直
列回路で表される負荷が接続される。前記容量Cは、直
流成分除去用の容量であって、信号成分は伝達すること
が十分に可能な容量値を有している。
【0004】そして、抵抗Rの他端は、定振幅クロック
信号を受信する回路のDC動作点であり、容量Cと抵抗
Rとの間の電圧値が定振幅クロック信号として取り出さ
れる。そして、これによって、容量Cにより直流成分が
除去されたCMOSインバータ10の信号成分は、定振
幅クロック発生回路100からの定振幅クロック信号を
受信する回路のDC動作点VDCを中心に変化し、出力信
号VOUT として出力されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の定振幅クロ
ック発生回路では、低インピーダンス出力の正電源VRE
F を必要としており、この正電源VREF を供給する手段
としては、図4に示すように、バッファアンプAMPを
用いる方法,IC外部から供給する方法等が考えられ
る。しかしながら、図4に示すように、バッファアンプ
AMPを用いる場合には、安定した振幅のクロック信号
を得るためには、かなり高速な高価なバッファアンプを
用いる必要がある。また、IC外部から供給する場合に
は、IC駆動用の電源とは別に新たに電源が必要となる
という欠点がある。
【0006】さらに、容量性の負荷だけでなく、抵抗性
の負荷も駆動しなくてはならない場合には、出力端子か
ら外部に電流が流れるので、PチャネルMOSトランジ
スタ及びNチャネルMOSトランジスタ共に、ソース・
ドレイン間に電圧降下が発生し、結果として出力するク
ロック出力信号の振幅値がVREF 値、すなわち、所望と
する振幅値よりも小さくなってしまうという未解決の課
題がある。また、この電圧降下は、プロセス依存性,温
度依存性,電源電圧依存性を持つので、VREF値の微調
整を行うことで補正することはできないという問題もあ
る。
【0007】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、低インピーダンス
電源、バッファ用の高速アンプを必要とすることなく、
抵抗性負荷を駆動する際にプロセス依存性,温度依存
性,電源電圧依存性を持たず、安定な定振幅クロック信
号を出力することのできる定振幅クロック発生回路を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る定振幅クロック発生回路
は、少なくとも2つのMOSトランジスタで構成される
インバータを有し、所定の振幅値で抵抗性負荷を駆動す
る定振幅クロック発生回路において、前記インバータと
直列に電源間に接続され、ソース・フォロワとして作動
する第1のMOSトランジスタと、前記インバータを構
成するMOSトランジスタと同一種類であり且つ導通状
態に維持された調整用MOSトランジスタが、前記イン
バータを構成するMOSトランジスタの接続関係と同一
の接続関係で接続された調整用回路と、当該調整用回路
と直列に前記電源間に接続され、ソース・フォロワとし
て作動する第2のMOSトランジスタと、前記調整用回
路の前記インバータの出力端子に該当する位置に介挿さ
れた抵抗体と、クロック信号の振幅値に応じた所定の電
圧値と前記抵抗体の両端間の電位値との差からなる制御
信号を前記第1及び第2のMOSトランジスタにゲート
電圧として供給する4入力作動増幅器と、を備えること
を特徴としている。
【0009】また、請求項2に係る定振幅クロック発生
回路は、少なくとも2つのMOSトランジスタで構成さ
れるインバータを有し、所定の振幅値で抵抗性負荷を駆
動する定振幅クロック発生回路において、前記インバー
タと直列に電源間に接続され、ソース・フォロワとして
作動する第1のMOSトランジスタと、前記インバータ
を構成するMOSトランジスタのうち前記第1のMOS
トランジスタ及び前記抵抗性負荷間に接続されるMOS
トランジスタと同一種類で且つ導通状態に維持された調
整用MOSトランジスタが前記第1のMOSトランジス
タ及び前記抵抗性負荷間に接続されるMOSトランジス
タの接続関係と同一の接続関係で接続された調整用回路
と、当該調整用回路と直列に前記電源間に接続され、ソ
ース・フォロワとして作動する第2のMOSトランジス
タと、前記調整用回路を挟んで前記第2のMOSトラン
ジスタと逆側となるように前記調整用回路と直列に前記
電源間に接続される抵抗体と、クロック信号の振幅値に
応じた電圧値と前記抵抗体及び前記調整用回路間の電圧
値との差からなる制御信号を前記第1及び第2のMOS
トランジスタにゲート電圧として供給する差動増幅器
と、を備えることを特徴としている。
【0010】さらに、請求項3に係る定振幅クロック発
生回路は、請求項1又は2記載の前記第1及び第2のM
OSトランジスタのトランジスタサイズ比と、前記イン
バータを構成するMOSトランジスタ及び当該MOSト
ランジスタに対応する前記調整用MOSトランジスタの
トランジスタサイズ比と、をそれぞれ1対Nとしたと
き、前記抵抗性負荷及び前記抵抗体の抵抗値比を1対
(2×N)とすることを特徴としている。
【0011】なお、電源間に接続されるとは、電位に相
対的な高低差がある二つの電源間(正側電源と負側電源
との間)に接続されることをいう。よって、請求項1に
係る定振幅クロック発生回路によれば、調整用回路を形
成する調整用MOSトランジスタはインバータを構成す
るMOSトランジスタのそれぞれと同一種類のMOSト
ランジスタであって、これら調整用MOSトランジスタ
は導通状態に維持され、且つ、インバータを構成するM
OSトランジスタの接続関係と同一の接続関係で接続さ
れている。さらに、インバータの出力端子の配設位置に
対応する調整用回路の位置には抵抗体が設けられ、調整
用回路及びインバータには電流値が等しい電流が供給さ
れるので、抵抗体の両端の電圧は、インバータの出力信
号の振幅値と等しくなる。よって、この抵抗体の両端の
電圧を所望の電圧値と一致させる制御信号を4入力差動
増幅器から出力させれば、インバータの出力信号の振幅
値は常に所望の電圧値に一致する。
【0012】また、請求項2に係る定振幅クロック発生
回路によれば、第1のMOSトランジスタ及び抵抗性負
荷間に接続されるMOSトランジスタと同一種類の調整
用MOSトランジスタであり、且つ、調整用MOSトラ
ンジスタが第1のMOSトンジスタ及び抵抗性負荷間に
接続されるMOSトランジスタの接続関係と同一の接続
関係で接続された調整用回路と、抵抗体と、からなる直
列回路を設け、調整用回路と抵抗体との間の電圧値を所
望の電圧値と一致させる制御信号を差動増幅器から出力
させるようにすれば、インバータを構成するMOSトラ
ンジスタのうち、調整用トランジスタに対応するMOS
トランジスタ、すなわち、接続位置関係が同一であり、
且つ、同一種類のMOSトランジスタの影響によるイン
バータの出力信号の振幅変動が防止される。
【0013】さらに、請求項3に係る定振幅クロック発
生回路によれば、第1及び第2のMOSトランジスタの
トランジスタサイズ比と、前記インバータを構成するM
OSトランジスタ及びこのMOSトランジスタと同一種
類であり且つ同一の接続位置関係にある調整用MOSト
ランジスタのトランジスタサイズ比とが、それぞれ1対
Nであるとき、抵抗性負荷及び抵抗体の抵抗値比を1対
(2×N)となるように設定すれば、インバータの出力
信号の振幅変動が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。図1は、本発明における定振幅クロック発生回
路の第1の実施の形態を示したものである。第1の実施
の形態における定振幅クロック発生回路100は、CM
OSインバータ10からなるクロック出力部1と、CM
OSインバータの出力振幅値を調整する振幅調整部2と
から構成されている。
【0015】前記クロック出力部1は、PチャネルMO
SトランジスタTr12及びNチャネルMOSトランジス
タTr13から構成されるCMOSインバータ10と、ト
ランジスタTr12のソースと接続され、ソース・フォロ
ワとして作動するNチャネルMOSトランジスタTr11
(第1のMOSトランジスタ)とから構成される。そし
て、このCMOSインバータ10の出力端子T10には、
本定振幅クロック発生回路100の出力信号を受ける、
近似的に容量Cと抵抗R1 (抵抗性負荷)との直列回路
で表される負荷が接続されている。そして、CMOSイ
ンバータ10の入力端子にクロック信号等の入力信号V
INが入力され、容量Cと抵抗R1 との間の電圧値が出力
信号VOUT として取り出される。
【0016】ここで、VDCは、定振幅クロック発生回路
100のクロック出力信号を受信する回路のDC動作点
を表している。また、容量Cは動作点変換を行うための
直流成分除去用の容量であり、この容量Cの容量値は、
直流成分のみを除去し、信号成分は伝達することのでき
る十分な大きさを持つものとする。そして、トランジス
タTr11とCMOSインバータ10との直列回路が電源
ラインVDD,VSS間に接続される。
【0017】一方、前記振幅調整部2は、トランジスタ
Tr11とCMOSインバータ10との直列回路と並列
に、電源ラインVDD,VSS間に接続される、トランジス
タTr 21,Tr22,抵抗R2 (抵抗体),トランジスタ
Tr23がこの順に接続された直列回路と、4入力作動増
幅器20とから構成されている。前記トランジスタTr
21(第2のMOSトランジスタ)は前記トランジスタT
11と同一種類のNチャネルMOSトランジスタであっ
て、同様に、トランジスタTr22(調整用MOSトラン
ジスタ)はトランジスタTr12と同一種類のPチャネル
MOSトランジスタ,トランジスタTr23(調整用MO
Sトランジスタ)はトランジスタTr13と同一種類のN
チャネルMOSトランジスタである。そして、トランジ
スタTr22と抵抗R2 とトランジスタTr23とで調整用
回路を構成している。
【0018】そして、トランジスタTr22のゲートは負
電源ライン(VSS)に、またトランジスタTr23のゲー
トは正電源ライン(VDD)にそれぞれ接続され、これら
トランジスタTr22及びTr23は導通状態に維持されて
いる。また、前記トランジスタTr11及びTr21のゲー
トは共に、4入力差動増幅器20の出力側と接続されて
いる。
【0019】この4入力差動増幅器20は、例えば、2
つのバッファアンプAMP1 及びAMP2 とから構成さ
れ、バッファアンプAMP1 の差動入力対には、出力す
るクロック出力信号VOUT の振幅値VSIG の電位差を有
する正電源電圧VPREF及び負電源電圧VNREFがそれぞれ
非反転入力端子及び反転入力端子に入力されるようにな
っている。
【0020】また、バッファアンプAMP2 の差動入力
対には、抵抗R2 の両端の電圧VN1及びVN2が反転入力
端子,非反転入力端子にそれぞれ入力されるようになっ
ている。ここで、電圧VN1はトランジスタTr22と抵抗
2 との間の電圧値、電圧V N2は抵抗R2 とトランジス
タTr23との間の電圧値である。そして、バッファアン
プAMP1 及びAMP2 の出力値が加算器21で加算さ
れてその加算結果が、4入力差動増幅器20の出力信号
ref (制御信号)として出力されるようになってい
る。そして、この出力信号Vref がトランジスタTr11
及びTr21のゲートに供給されるようになっている。
【0021】図2は、4入力差動増幅器20の回路図を
示したものである。この4入力差動増幅器20は、Pチ
ャネルMOSトランジスタTr41,NチャネルMOSト
ランジスタからなるバイアス用のトランジスタTr42
びTr43からなる直列回路が電源ラインVDD,VSS間に
接続され、同様に、PチャネルMOSトランジスタTr
44,NチャネルMOSトランジスタからなるバイアス用
のトランジスタTr45及びTr46からなる直列回路が電
源ラインVDD,VSS間に接続されている。そして、前記
トランジスタTr41とTr44とでカレントミラー回路を
構成しており、これらトランジスタTr41及びTr44
ゲートには、トランジスタTr44のドレイン側の電圧が
供給されるようになっている。また、トランジスタTr
42及びTr45のゲートには所定のバイアス電圧VBIAS2
が供給され、トランジスタTr43及びTr46のゲートに
は所定のバイアス電圧VBIAS1 が供給されるようになっ
ている。
【0022】そして、トランジスタTr41及びTr42
ドレイン電圧が4入力差動増幅器20の出力信号VOUT
として出力されるようになっている。そして、Pチャネ
ルMOSトランジスタからなるトランジスタTr47及び
Tr 48のソースが共通に定電流源IA を介して正電源ラ
インVDDに接続され、トランジスタTr47のドレインが
バイアス用トランジスタTr42とTr43との間に接続さ
れ、トランジスタTr48のドレインがバイアス用トラン
ジスタTr45とTr46との間に接続されている。同様
に、PチャネルMOSトランジスタからなるトランジス
タTr49及びTr50のソースが共通に定電流源IB を介
して正電源ラインVDDに接続され、トランジスタTr49
のドレインがバイアス用トランジスタTr 42とTr43
の間に接続され、トランジスタTr50のドレインがバイ
アス用トランジスタTr45とTr46との間に接続されて
いる。
【0023】そして、トランジスタTr47のゲートに一
方の差動入力信号の非反転信号(V PIN1)が入力され、
トランジスタTr48のゲートに反転信号(VNIN1)が入
力され、同様に、トランジスタTr49のゲートに他方の
差動入力信号の非反転信号(VPIN2)が入力され、トラ
ンジスタTr50のゲートに反転信号(VNIN2)が入力さ
れるようになっている。
【0024】このとき、この4入力差動増幅器20の入
出力の伝達特性は次式(1)で表される。なお、Aは増
幅器の利得であり十分大きいものとする。また、VOUT
(20)は、4入力差動増幅器20の出力信号であるこ
とを表す。 VOUT (20) =A・{(VPIN1−VNIN1)+(VPIN2−VNIN2)} ……(1) 次に、第1の実施の形態の動作について説明する。
【0025】ここで、説明の簡略化のために以下のよう
に仮定する。図1において、トランジスタTr11とTr
21,トランジスタTr12とTr22,トランジスタTr13
とTr23の、各組み合わせのトランジスタのトランジス
タサイズW/Lは同一であり、各トランジスタサイズを
それぞれ、W1 /L1 ,W2/L2 ,W3 /L3 とす
る。なお、Wはゲートの幅,Lはゲートの長さである。
【0026】また、抵抗R1 の抵抗値をr1 ,抵抗R2
の抵抗値をr2 としたとき、これらの間には次式(2)
が成立するものとする。 r2 =2・r1 =2・r ……(2) 今、定振幅クロック発生回路100のクロック出力信号
の振幅の所望値をVSI G とし、この電位差を有する電圧
信号VPREF及びVNREFを、4入力差動増幅器20のバッ
ファアンプAMP1 に入力したものとする。
【0027】このとき、4入力差動増幅器20,トラン
ジスタTr21,Tr22,抵抗R2 ,トランジスタTr23
で構成される回路は、負帰還の閉ループを形成するの
で、次式(3)が成立する。 VN1−VN2=VPREF−VNREF=VSIG ……(3) すなわち、4入力差動増幅器20は、抵抗R2 の両端の
電位差、つまり、VN1とVN2との電位差がバッファアン
プAMP1 に入力される差動信号、つまり、クロック出
力信号の所望の振幅値VSIG と一致するようなトランジ
スタTr21のゲート電圧Vref を出力することになる。
【0028】このとき、トランジスタTr21を流れる電
流I1 は、次式(4)で表すことができるので、トラン
ジスタTr21のゲート電圧Vref は、前記(2)及び
(4)式から次式(5)で表すことができる。 I1 =VSIG /r2 ……(4) Vref =VGS21+VDS22+VSIG +VDS23 =VGS21+VDS22+2・r・I1 +VDS23 ……(5) ここで、VGSNはトランジスタTrN のゲート・ソース
間電圧、VDSNはトランジスタTrN のドレイン・ソー
ス間電圧を表すものとする。
【0029】次に、CMOSインバータ10の入力端子
に入力されるクロック信号等の入力信号VINの電圧値
を、“H”(High)のときVDD,“L”(Low)
のときVSSとする。入力信号VINが入力されると、容量
Cと抵抗R1 間の電圧値VOUT2は、容量Cにより直流成
分が除去されるため、その信号成分の振幅をVSIG ′と
すると、次式(6)で表すことができる。また、入力信
号VINが“H”及び“L”のときに抵抗R1 にそれぞれ
流れる電流値I(R1 )は等しく、次式(7)で表すこ
とができる。
【0030】 VOUT2=VDC±(1/2)・VSIG ′ ……(6) I(R1 )={(1/2)・VSIG ′}/r ……(7) さらに、CMOSインバータ10の出力電圧VOUT1の振
幅は、容量Cの容量値が十分大きければ、VSIG ′とな
り、このとき、容量Cの両端の電圧VCAP は一定であ
る。よって、VOUT1の振幅中心値をVOUT1(DC)とす
ると、容量Cの両端の電圧VCAP は次式(8)と表すこ
とができる。
【0031】 VCAP =VOUT1−VOUT2=VOUT1(DC)−VDC ……(8) そして、CMOSインバータ10に入力される入力信号
INが“L”すなわち、VSSであるときには、トランジ
スタTr12はオン、Tr13はオフ状態となるので、電流
は正電源側(VDD)からDC動作点VDC側に流れ、次式
(9)が成り立つ。
【0032】 Vref −VDC =VGS11+VDS12+VCAP +(1/2)・VSIG ′ ……(9) 同様に、CMOSインバータ10への入力信号VIN
“H”すなわち、VDDであるときには、トランジスタT
12はオフ,Tr13はオン状態となるので、電流はDC
動作点VDC側から負電源ライン側(VSS)に流れ、次式
(10)が成り立つ。また、抵抗R1 を流れる電流値I
(R1 )は次式(11)で表すことができる。
【0033】 VDC=(1/2)・VSIG ′−VCAP +VDS13 ……(10) I(R1 )=(1/2)・VSIG ′/r ……(11) よって、前記(9)〜(11)式から、Vref 電圧は次
式(12)のように示すことができる。 Vref =(Vref −VDC)+VDC =VGS11+VDS12+VSIG ′+VDS13 =VGS11+VDS12+2・I(R1 )・r+VDS13 ……(12) したがって、各対応するトランジスタのトランジスタサ
イズは等しいことから、前記(5)及び(12)式よ
り、次式(13)が成り立つことがわかる。
【0034】 I1 =I(R1 ) ……(13) これは、MOSトランジスタのVGS及びVDSは、IDS
大きくなれば電圧降下により大きくなり、IDSが小さく
なれば電圧降下による小さくなることから、もし、仮
に、I(R1 )>I1 であれば、(12)式中のVref
値は(5)式中のVref より大きくなり、I(R1 )<
1 であれば、(12)式中のVref 値は(5)式中の
ref 値よりも小さくなる。そのため、(5)及び(1
2)式中のVref 値が一致するためには、上記(13)
式が成り立つ必要がある。
【0035】よって、前記(5)及び(12)式及び前
記(13)式から、次式(14)が成り立つ。 VSIG ′=VSIG ……(14) したがって、抵抗R1 の抵抗値が既知であれば、抵抗R
2 の抵抗値をその2倍とすることによって所望の振幅値
SIG を有する定振幅クロック信号を発生させることが
できる。
【0036】よって、各トランジスタのゲート・ソース
間電圧,ドレイン・ソース間電圧の温度変化、プロセス
変動,電源電圧変動等によるCMOSインバータ10の
出力信号の依存性は、この依存性に伴う変動分をキャン
セルする電流値を供給するようなゲート電圧Vref がト
ランジスタTr11に供給されるから、CMOSインバー
タ10の出力信号がこれら依存性の影響を受けることは
なく、確実に所望の振幅値を有する定振幅クロック信号
を得ることができる。
【0037】また、このとき、4入力差動増幅器は直流
電圧を発生するだけであり、高速性及び電流供給能力を
必要としないから、容易に且つ安価に定振幅クロック発
生回路を実現することができる。なお、上記第1の実施
の形態においては、トランジスタTr11〜Tr13及びT
21〜Tr23のそれぞれ対応するトランジスタのトラン
ジスタサイズ比は等しく、また、抵抗R1 及びR2 の抵
抗値の比を、2・r1 =r2 とした場合、すなわち、こ
れらトランジスタ比1対N,抵抗値比1対(2×N)に
おいてN=1の場合について説明したが、次式(15)
〜(18)の条件下、すなわち、N=αの場合でも上記
と同様の効果を得ることができる。なお、トランジスタ
TrN のトランジスタサイズW/LをWN /LN と表す
ものとする。
【0038】 W11/L11=α・W21/L21 ……(15) W12/L12=α・W22/L22 ……(16) W13/L13=α・W23/L23 ……(17) r1 =r2 /(2・α) ……(18) この場合、前記(4)式から、 VSIG =I1 ・r2 が成り立つことから、VOUT2、すなわち、クロック信号
出力VOUT の振幅は、 VOUT =α・I1 ・r1 +α・I1 ・r1 =2・α・I1 ・r1 =2・α・(r1 /r2 )・VSIG と表すことができる。α=1、すなわち、トランジスタ
サイズが等しい場合には、r1 /r2 =1/2と設定す
れば、VOUT =VSIG となる。
【0039】同様に、α=nである場合には、r1 /r
2 =1/(2・n)と設定すれば、VOUT =VSIG とな
り、上記(15)〜(18)式の条件下でも上記第1の
実施の形態が成立することがわかる。次に、本発明の第
2の実施の形態について説明する。図3は、第2の実施
の形態における定振幅クロック発生回路100を示した
ものである。第2の実施の形態における定振幅クロック
発生回路100は、図1に示す第1の実施の形態におけ
る定振幅クロック発生回路100において、振幅調整部
2の構成が異なること以外は同一構成であり、同一部に
は同一符号を付与している。
【0040】第2の実施の形態における振幅調整部2
は、電源ラインVDD,VSS間にトランジスタTr21(第
2のMOSトランジスタ),Tr22(調整用MOSトラ
ンジスタ,調整用回路),抵抗R2 (抵抗体)の直列回
路が接続されている。そして、トランジスタTr21及び
Tr11のゲートには、4入力差動増幅器20に替えて差
動増幅器AMP11の出力信号Vref (制御信号)が供給
されるようになっている。そして、トランジスタTr22
のゲートには負電源電圧が印加されて、導通状態に維持
されている。
【0041】前記差動増幅器AMP11の反転入力端子に
は、トランジスタTr22と抵抗R2との間の電圧VN1
入力され、非反転入力端子には、クロック出力信号の振
幅値として所望とする電圧値VSIG が入力されるように
なっている。そして、上記第1の実施の形態と同様に、
トランジスタTr11及びTr21はそのトランジスタサイ
ズが同一であり、また、Tr12及びTr22も同一のトラ
ンジスタサイズを有している。また、抵抗R1 とR2
の抵抗値は、r2 =2・r1=2・rを満足するものと
する。
【0042】また、トランジスタTr13は、オン状態で
あるとき、そのドレイン・ソース間電圧は十分低い(V
DS13≒0)ものとする。これは、図1に示す第1の実
施の形態における定振幅クロック発生回路100におい
て、回路図中のVN2の電圧が略零であることと等価であ
るから、この第2の実施の形態においては、トランジス
タTr23を設けていない。
【0043】そして、第2の実施の形態の場合、差動増
幅器AMP11の出力信号Vref は、トランジスタTr22
と抵抗R2 との間の電圧VN1を、クロック出力信号の振
幅値として所望とする電圧VSIG に一致させるように作
動する。よって、上記第1の実施の形態と同様にして、 Vref =VGS21+VDS22+VSIG =VGS21+VDS22+2・r・I1 ……(5′) Vref =(Vref −VDC)+VDC =VGS11+VDS12+VSIG ′ =VGS11+VDS12+2・I(R1 )・r ……(12′) と表すことができるから、 I1 =I(R1 ) ……(13′) VSIG ′=VSIG ……(14′) が成り立つ。
【0044】したがって、上記第1の実施の形態と同様
に、抵抗R1 の抵抗値が既知であれば、抵抗R2 の抵抗
値をその2倍とすることによって所望の振幅値VSIG
有する定振幅クロック信号を発生させることができる。
この場合、トランジスタTr13のドレイン・ソース間電
圧を十分低いものとしてトランジスタTr13の電圧降下
分を考慮していない。しかしながら、上記第1の実施の
形態によれば、電圧変動,温度変動,プロセス変動等に
よるクロック信号の振幅を低下させる誤差要因は全て削
除されるが、4入力差動増幅器を必要とし、また、抵抗
1 及びR2 の抵抗値の比を精度良く設定するために
は、抵抗R 2 を集積回路の外部に設置する必要があり、
集積回路の端子としては2ピンを必要とすることにな
る。これに対し、上記第2の実施の形態では、集積回路
の端子としては1ピンのみでよく、また、通常の簡単な
差動増幅器のみを必要としており、容易に定振幅クロッ
ク発生回路を実現することができる。
【0045】なお、この第2の実施の形態においても、
上記第1の実施の形態と同様に、トランジスタTr11
びTr12,Tr21及びTr22のそれぞれ対応するトラン
ジスタのトランジスタサイズ比及び抵抗R1 及びR2
抵抗値の比が前記(15)〜(16),(18)式の条
件下でも上記と同様の効果を得ることができる。なお、
上記第1及び第2の実施の形態では、インバータとして
CMOSインバータを適用した場合について説明した
が、これに限らず、例えば、E/E形MOSインバータ
回路等を適用することも可能である。また、上記実施の
形態では、2つのMOSトランジスタで構成されるCM
OSインバータを適用した場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば、並列に接続されたPチャネルMO
Sトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタから
なる並列回路にNチャネルMOSトランジスタを直列に
接続して形成されるインバータ等、3つのMOSトラン
ジスタから形成されるインバータを適用することも可能
であり、また、それ以上のMOSトランジスタから形成
されるインバータを適用することも可能である。そし
て、この場合にも、上記と同様に効果を得ることができ
る。
【0046】また、第1及び第2のMOSトランジスタ
としてのトランジスタTr11及びTr12を、Nチャネル
MOSトランジスタで構成した場合について説明した
が、トランジスタTr11及びTr12を、PチャネルMO
Sトランジスタで構成し、これらトランジスタTr11
びTr12を負電源ラインVSS側に設けることも可能であ
り、この場合にも上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る定振
幅クロック発生回路によれば、インバータを構成するM
OSトランジスタの温度変化,プロセス変動,電源電圧
変動等に依存する誤差要因の影響を考慮した電源電圧が
インバータに供給されるから、インバータの出力信号に
これら誤差要因の影響に伴う振幅変動が含まれることを
防止することができ、所定の振幅値のクロック信号を出
力することができる。また、インバータを構成するMO
Sトランジスタのうち、ソース・フォロワとして作動す
る第1のMOSトランジスタ及び抵抗性負荷間に接続さ
れるMOSトランジスタによる誤差要因のみを考慮する
ようにすれば、集積回路を形成した場合により少ないピ
ン数で定振幅クロック発生回路を実現することができ、
また、より簡単な差動増幅器を用いることにより容易に
出力信号の振幅変動を抑えることができる。さらに、調
整用MOSトランジスタは、インバータを構成するMO
Sトランジスタと同一種類であれば、これら対応するト
ランジスタのトランジスタ比に応じて抵抗性負荷及び抵
抗体の抵抗値比を調整すれば、同一規格のトランジスタ
を用いなくても同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における定振幅クロ
ック発生回路の構成図である。
【図2】4入力差動増幅器の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における定振幅クロ
ック発生回路の構成図である。
【図4】従来の定振幅クロック発生回路の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 クロック出力部 2 振幅調整部 10 CMOSインバータ 20 4入力差動増幅器 100 定振幅クロック発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのMOSトランジスタで
    構成されるインバータを有し、所定の振幅値で抵抗性負
    荷を駆動する定振幅クロック発生回路において、前記イ
    ンバータと直列に電源間に接続され、ソース・フォロワ
    として作動する第1のMOSトランジスタと、前記イン
    バータを構成するMOSトランジスタと同一種類であり
    且つ導通状態に維持された調整用MOSトランジスタ
    が、前記インバータを構成するMOSトランジスタの接
    続関係と同一の接続関係で接続された調整用回路と、当
    該調整用回路と直列に前記電源間に接続され、ソース・
    フォロワとして作動する第2のMOSトランジスタと、
    前記調整用回路の前記インバータの出力端子に該当する
    位置に介挿された抵抗体と、クロック信号の振幅値に応
    じた所定の電圧値と前記抵抗体の両端間の電位値との差
    からなる制御信号を前記第1及び第2のMOSトランジ
    スタにゲート電圧として供給する4入力作動増幅器と、
    を備えることを特徴とする定振幅クロック発生回路。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つのMOSトランジスタで
    構成されるインバータを有し、所定の振幅値で抵抗性負
    荷を駆動する定振幅クロック発生回路において、前記イ
    ンバータと直列に電源間に接続され、ソース・フォロワ
    として作動する第1のMOSトランジスタと、前記イン
    バータを構成するMOSトランジスタのうち前記第1の
    MOSトランジスタ及び前記抵抗性負荷間に接続される
    MOSトランジスタと同一種類で且つ導通状態に維持さ
    れた調整用MOSトランジスタが前記第1のMOSトラ
    ンジスタ及び前記抵抗性負荷間に接続されるMOSトラ
    ンジスタの接続関係と同一の接続関係で接続された調整
    用回路と、当該調整用回路と直列に前記電源間に接続さ
    れ、ソース・フォロワとして作動する第2のMOSトラ
    ンジスタと、前記調整用回路を挟んで前記第2のMOS
    トランジスタと逆側となるように前記調整用回路と直列
    に前記電源間に接続される抵抗体と、クロック信号の振
    幅値に応じた電圧値と前記抵抗体及び前記調整用回路間
    の電圧値との差からなる制御信号を前記第1及び第2の
    MOSトランジスタにゲート電圧として供給する差動増
    幅器と、を備えることを特徴とする定振幅クロック発生
    回路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のMOSトランジスタ
    のトランジスタサイズ比と、前記インバータを構成する
    MOSトランジスタ及び当該MOSトランジスタに対応
    する前記調整用MOSトランジスタのトランジスタサイ
    ズ比と、をそれぞれ1対Nとしたとき、前記抵抗性負荷
    及び前記抵抗体の抵抗値比を1対(2×N)とすること
    を特徴とする請求項1又は2記載の定振幅クロック発生
    回路。
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