JPH0974299A - 情報収集装置 - Google Patents

情報収集装置

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Publication number
JPH0974299A
JPH0974299A JP7226128A JP22612895A JPH0974299A JP H0974299 A JPH0974299 A JP H0974299A JP 7226128 A JP7226128 A JP 7226128A JP 22612895 A JP22612895 A JP 22612895A JP H0974299 A JPH0974299 A JP H0974299A
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JP
Japan
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voice
broadcast
audio
recording
memory
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Application number
JP7226128A
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English (en)
Inventor
Shusuke Yamazaki
秀典 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の欠落がなく、情報収集の頻度が高く、
情報報知の無駄が少ない情報収集装置を得る。 【解決手段】 放送を受信する音声受信部1、受信した
音声信号を記録するメモリ4、音声パターンデータを登
録する音声パターン登録部3−1、登録音声パターンと
受信音声との一致を認識する音声認識部2、メモリ4に
記録した音声を報知する放送内容報知部、放送受信期間
中は常に現時点から第1の所定時間前までの放送内容を
メモリ4に記録し続け、音声認識部2で、登録音声パタ
ーンを認識した時点から、第1の所定時間前までの記録
内容を保存し、音声パターンを認識した時点から第2の
所定時間後までの放送内容をメモリに記録する記録制御
手段、再生命令に基づき、メモリ4から第1及び第2の
所定時間にわたり記録した放送内容を再生して放送内容
報知部より報知させる再生制御手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ラジオ等の放送
内容等において、特定の音声信号を認識したときに放送
内容の記録を行い、その後必要時にそれを再生すること
を可能にした情報収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報収集装置の音声情報収集に関
する2つの方式について先ず説明する。従来の情報収集
装置の第1のものとして、タイマー予約方式による音声
情報収集装置の例を図40に示す。図において、1は放
送音声を受信する音声受信部、3はマイクロコンピュー
タ、4−1は音声を録音再生する録音再生部、5はアナ
ログスイッチであり、スピーカー6−2で発音される音
声信号として、音声受信部1の出力信号(入力端子A
側))か、あるいは録音再生部4−1の出力信号(入力
端子B側)かのいずれかを選択するものである。6−1
は音声信号を増幅するアンプ、14はタイマ設定手段で
ある。上記マイクロコンピュー夕3は、図示しないタイ
マーを内蔵している。8は録音再生部4−1に録音した
放送音声の再生の開始を行うための再生動作開始スイッ
チである。
【0003】次に、信号について説明する。Siglは
音声受信部1の出力信号である放送音声信号、Sig2
は録音再生部4−1の出力信号である再生音声信号であ
る。Sig1或いはSig2の内のいずれの信号をアン
プ6−1に入力するかは、マイクロコンピュータ3の出
力信号であるSig6により、アナログスイッチ5で選
択される。Sig19は、タイマ設定手段14からマイ
クロコンピュータ3に出力されるタイマ値の情報を含む
信号である。Sig8はマイクロコンピュータ3に内蔵
されたタイマのカウント値が、タイマ設定手段14で設
定した録音開始タイマ値に等しくなったとき、マイクロ
コンピュー夕3が録音再生部4−1に対して出力する録
音開始信号である。Sig9はマイクロコンピュー夕3
に内蔵されたタイマのカウント値が、タイマ設定手段1
4で設定した録音終了タイマ値に等しくなったとき、マ
イクロコンピュー夕3が録音再生部4−1に対し出力す
る録音停止信号である。Sig10は、再生動作開始ス
イッチ8からマイクロコンピュータ3に対する出力信号
であり、再生動作の開始をマイクロコンピュー夕3に指
示する再生動作開始信号である。
【0004】次にタイマ予約方式による情報収集装置の
動作を、マイクロコンピュータ3の動作を中心に、図4
1に示すフローチャートに基づいて説明する。S41一
1において、この装置は放送音声の報知状態であり、ア
ナログスイッチ5の出力端子は音声受信部1の出力信号
(入力端子A側)に接続されている。S41一2におい
て、タイマ設定手段14を用いて、操作者が録音開始時
刻、録音停止時刻を設定する。これによりタイマ設定手
段14からマイクロコンピュータ3に、タイマ設定信号
Sig19が出力される。S41一3において、マクロ
コンピュー夕3は、図示しない内蔵タイマにて、タイマ
カウント動作を開始する。S41一4において、録音を
開始すべき予約時刻であるか否かを監視する。録音を開
始すべき予約時刻に達していない時は、タイマカウント
動作を継続する。録音を開始すべき予約時刻に達したと
きは、S41一5にて、マイクロコンピュータ3は録音
再生部4−1に対し、Sig8を出力して録音開始を指
示する。録音再生部4−1が録音動作を継続した後、S
41一6において、録音を停止すべき予約時刻であるか
否かを判定する。ここで、録音を停止すべき予約時刻に
達していないときは録音状態を継続する。
【0005】録音を停止すべき予約時刻に達したとき
は、S41一7にて、マイクロコンピュータ3は録音再
生部4−1に対しSig9を出力して録音停止を指示す
る。次に、S41一8において、再生動作開始スイッチ
8が入ったか否かを監視し、再生動作開始スイッチ8が
入ったときは、S41一9にて、マイクロコンピュータ
3はアナログスイッチ5の入力端子を録音再生部4−1
の出力信号(入力端子B側)に接続し、S41一10に
て、録音再生部4−1に対し再生動作を指示し、録音再
生部4−1は再生動作をする。S41一11において、
録音再生部4−1が記録音声の内容を再生し終えたと
き、再生動作を終了する。S41一12において、マイ
クロコンピュー夕3はアナログスイッチ5の出力端子を
音声受信部1の出力信号(入力端子A側)に接続して、
放送音声の聴取状態に復帰する。
【0006】次に、第2の従来の情報収集装置として、
番組情報識別コード等による音声情報収集装置の例を図
42に示す。上記第1の従来の情報収集装置と異なる点
は、タイマ設定手段を具備せず、番組情報識別コード分
析部15と、録音すべき番組の情報識別コード入力部1
6とを具備し、録音動作の開始の条件設定を、上記2つ
の追加した手段にて行うものである。番組情報識別コー
ドは、例えば、FM文字多重放送等の文字情報に含まれ
る。
【0007】次に、番組情報識別コード方式による情報
収集装置の動作を、マイクロコンピュー夕3の動作を中
心に、図43に示すフローチャートに基づいて説明す
る。第1の従来例と異なる点は、録音の開始と録音の終
了の起点である。S43一2において、操作者が、録音
すべき番組情報識別コード入力部16を操作して、番組
情報識別コードを含む信号Sig21をマイクロコンピ
ュー夕3に入力し、マイクロコンピュー夕3が具備する
図示しないメモリに登録する。S43一3において、放
送音声に多重化されている文字情報を、番組情報識別コ
ード分析部15にて分析した結果である信号Sig20
がマイクロコンピュー夕3に入力され、予め設定した番
組情報識別コードが、受信された番組情報識別コード分
析部15から出力されたことをマイクロコンピュータ3
が検出したとき、S43一4にて録音を開始する。S4
3一5にて、登録した番組情報識別コードと異なるコー
ドをマイクロコンピュータ3が検出したときは、S43
一6にて録音を停止する。S43一7以下の再生動作
は、第1の従来例と同一であるので、説明を省略する。
【0008】ところで、上記従来の第1の情報収集装置
には下記のような問題点があった。 1)タイマにより記録を開始するので、放送開始時刻が
前後したとき、収集した情報に欠落が発生する場合があ
る。 2)タイマを予約した期間にわたって録音するようにし
ており、必要な情報の欠落を防止するため、録音再生部
の記録容量が余分に必要となる。そのため、装置規模の
拡大や、録音した情報の、冗長度が増す。 3)さらに、上記冗長度に関連し、再生動作時に、必要
な情報以外の記録内容も併せて再生する場合が多く、迅
速に必要な情報を得ることが出来ない。例えば、情報収
集装置を、走行中の自動車に搭載し、交通情報を収集す
る目的で使用するとき、道路状況が刻々と変化するの
で、迅速に運転者に報知することが特に重要となるが、
第1の従来の情報収集装置では、交通情報等を迅速に運
転者に通知することか出来ない場合が発生する。 4)逆に、必要な情報の量が、記録再生の記録容量より
も多いと、必要な情報収集に欠落が発生する。
【0009】一方、第2の従来の情報収集装置は、番組
情報識別コードにより番組の開始を検出するので、放送
の開始部分での情報の欠落は無い。しかし、その他につ
いては、第1の従来の情報収集装置の場合と同様の問題
点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の情
報収集装置では、必要な情報のみを記録し、再生して、
迅速に情報を報知することが出来なかった。従って、例
えば、自動車に搭載し必要な交通情報等のみを録音し、
運転者に報知することが困難であった。そこで本発明の
目的は下記のような情報収集装置を提供することであ
る。 1)必要な情報を逃すことなく記録する。 2)記録する情報は、操作者が必要とする情報に限定す
る。 3)再生時に必要な情報のみを再生する。
【0011】この発明はかかる目的を達成するためにな
されたものであり、音声のパターン認識を行う音声認識
部にて、放送内容中に、登録した音声パターンと一致す
る音声を認識したときにのみ放送内容を記録することに
よって、必要な情報のみを記録し、その後必要に応じて
再生するような情報収集装置を提供するものである。
【0012】このような問題点を解決しようとした類似
の情報収集装置として、特開平1一286629号公報
に示されたものがあるが、この従来技術においても、下
記のような問題点は解決されていない。 1)登録パターンを認識したときと同時に、記録動作を
開始するので、再生時に欲しい情報に頭切れが発生する
可能性がある。 2)単一の音声受信部(チューナ)を具備しているの
で、情報収集の頻度が低く、最新情報を得ることが困難
である。 3)同様に、単一の受信局を選択して、音声パターンの
出現を待ち受けるので、情報収集の頻度が低く、最新情
報を得ることが困難である。 4)単一の音声登録パターンのみを登録するので、情報
収集の精度が低く、例えば、他の番組中で発声された登
録音声を検出するという不具合が発生することもある。 5)情報収集において、録音停止条件が明確ではなく、
例えば、録音停止を、録音開始からの経過時間で設定す
るときは、情報の漏れや不要情報の記録、ひいては記録
再生部の記録容量の拡大を招く。 6)再生条件が明確ではなく、例えば、再生停止を、記
録情報を一通り再生し終わった時点というように設定す
ると、必要な情報以外の情報を長時間にわたって再生す
ることがあり、情報の報知が冗長となる。 7)音声登録操作として、操作者が発声した音声をマイ
クロホンにより集音して音声認識により登録するように
しているが、例えば、走行中の自動車の車室内にて上記
操作を実行した場合、周囲騒音等による登録音声の認識
誤差を含み、ひいては放送中の音声の認識精度そのもの
の低下を招くことがが懸念される。 8)再生時に、放送内容の範疇、つまり、「何の情報
か」を操作者に知らせる手段に乏しく、再生しても操作
者がすぐに何の情報かが分からない。 9)情報収集された情報がメモリ内に存在しているか否
かを知らずに操作者が再生命令を行ったとき、情報が報
知できない場合が発生する。
【0013】この発明は、上記従来技術に示されたもの
の問題点をも解決するためになされたものである。問題
点について、それを解決する手段を説明する。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報収集
装置は、放送の音声信号を受信する音声受信部、受信し
た音声信号を入力し記録するメモリ、音声パターンデー
タを登録する音声パターン登録部、登録された音声パタ
ーンと受信した音声との一致を認識する音声認識部、上
記メモリに記録した放送音声を報知する放送内容報知
部、放送受信期間中は常に現時点から第1の所定時間前
までの放送内容を上記メモリに記録し続け、上記音声認
識部において、放送音声中に登録音声パターンを認識し
た時点から、上記第1の所定時間前までの記録内容を保
存し、音声パターンを認識した時点から第2の所定時間
後までの放送内容を上記メモリに記録する記録制御手
段、及び再生命令に基づき、上記メモリから上記第1及
び第2の所定時間にわたって記録した放送内容を再生し
て上記放送内容報知部より報知させる再生制御手段を備
えている。
【0015】また、複数の放送局からの放送の音声信号
を併行して受信する複数の音声受信部、受信した音声信
号を入力し記録するメモリ、音声パターンデータを登録
する音声パターン登録部、登録された音声パターンと上
記複数の音声受信部で受信した複数の放送内容中の音声
との一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録した
放送音声を報知する放送内容報知部、上記音声認識部に
おいて登録音声パターンと同一の音声パターンを認識し
たとき、認識した側の音声受信部からの放送内容を選択
して記録するように上記メモリの記録動作を制御する選
択記録制御手段、及び上記メモリに記録されている記録
内容を再生して上記放送内容報知部により報知させる再
生制御手段を備えている。
【0016】また、複数の放送局からの放送の音声信号
を受信する音声受信部、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと上記音声受信部で
受信した放送内容中の音声との一致を認識する音声認識
部、上記メモリに記録した放送音声を報知する放送内容
報知部、上記音声認識部において登録音声パターンと同
一の音声パターンを認識したとき記録動作を開始し、そ
の後この記録動作を停止した後上記音声受信部の受信局
を他局に切り換える受信局切り換え記録制御手段、及び
上記メモリに記録されている記録内容を再生して上記放
送内容報知部により報知させる再生制御手段を備えてい
る。
【0017】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、複数の音声パターンデータを登録する音声
パターン登録部、登録された音声パターンと受信した音
声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録し
た放送音声を報知する放送内容報知部、上記音声認識部
において、放送音声中に、予め登録した複数の登録音声
パターンと同一の複数の音声パターンを所定時間内に認
識したとき、記録動作を開始し、その後記録動作を停止
する複数音声パターン認識記録制御手段、及び上記メモ
リに記録されている放送内容を再生して放送内容報知部
により報知させる再生制御手段を備えている。
【0018】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
した音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに
記録した放送音声を報知する放送内容報知部、上記音声
認識部において、放送音声中に、予め登録した複数の登
録音声パターンの内第1の音声パターンと同一の音声パ
ターンを認識したとき記録動作を開始し、その後、放送
音声中に第2の音声パターンと同一の音声パターンを認
識したとき記録動作を停止する期間限定記録制御手段、
及び上記メモリに記録されている放送内容を再生して放
送内容報知部により報知させる再生制御手段を備えてい
る。
【0019】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
した音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに
記録した放送音声を報知する放送内容報知部、上記音声
認識部において、放送音声中に、予め登録した複数の登
録音声パターンの内第1の音声パターンと同一の音声パ
ターンを認識したとき記録動作を開始し、その後、所定
時間後にその記録動作を停止する記録制御手段、及び上
記メモリに記録されている放送内容を再生して放送内容
報知部により報知するようにし、この再生音声中に第2
の音声パターンと同一の音声パターンを認識したとき再
生動作を停止させる再生制御手段を備えている。
【0020】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
した音声との一致を認識する音声認識部、上記音声認識
部において、放送音声中に番組情報登録部にて登録した
番組情報に一致し、かつ予め登録した音声パターンと同
一の音声パターンを認識したとき上記メモリの記録動作
を開始し、その後この記録動作を停止する番組限定記録
制御手段、及び上記メモリに記録されている放送内容を
再生して放送内容報知部により報知させる再生制御手段
を備えている。
【0021】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
した音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに
記録した放送音声を報知する放送内容報知部、放送受信
中に、放送音声中の音声パターンを音声パターン登録部
に登録する放送音声登録手段、上記音声認識部におい
て、放送音声中に予め登録した音声パターンと同一の音
声パターンを認識したとき記録動作を開始し、その後、
この記録動作を停止する記録制御手段、及び上記メモリ
に記録されている記録内容を再生して上記放送内容報知
部により報知させる再生制御手段を備えている。
【0022】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
した音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに
記録した放送音声を報知する放送内容報知部、放送受信
時の付帯情報を記録する付帯情報記録部、上記音声認識
部において、放送音声中に、予め登録した音声パターン
と同一の音声パターンを認識したとき記録動作を開始
し、その後、この記録動作を停止する記録制御手段、及
び上記付帯情報記録部に記録された付帯情報を出力して
上記放送内容報知部により報知させ、さらに上記メモリ
に記録されている放送内容を再生し、上記放送内容報知
部により報知させる再生制御手段を備えている。
【0023】また、複数の放送局からの放送の音声信号
を併行して受信し、少なくとも一方は専ら放送音声聴取
に、また他方は専ら記録用放送音声の受信に用いる複数
の音声受信部、記録用放送音声の受信に用いる音声受信
部にて受信した音声信号を入力し記録するメモリ、音声
パターンデータを登録する音声パターン登録部、登録さ
れた音声パターンと、記録用放送音声の受信に用いる音
声受信部にて受信した放送内容中の音声との一致を認識
する音声認識部、上記メモリに記録した放送音声を報知
する放送内容報知部、上記記録用放送音声の受信に用い
る音声受信部で受信した放送音声中に登録音声パターン
と同一の音声パターンを認識したとき、この音声受信部
からの放送内容を選択して記録するように上記メモリの
記録動作を制御する選択記録制御手段、及び上記メモリ
に記録されている記録内容を再生して上記放送内容報知
部により報知させる再生制御手段を備えている。
【0024】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
した音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに
記録した放送音声を報知する放送内容報知部、上記メモ
リに放送音声が記録されていることを表示する記録情報
表示手段、上記音声認識部において、放送音声中に、予
め登録した登録音声パターンと同一の音声パターンを認
識したとき記録動作を開始し、その後記録動作を停止す
る記録制御手段、及び上記メモリに記録されている放送
内容を再生して放送内容報知部により報知させる再生制
御手段を備えている。
【0025】また、放送の音声信号を受信する音声受信
部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
するメモリ、複数の音声パターンデータを登録する音声
パターン登録部、登録された音声パターンと放送内容中
の受信した音声との一致を認識する音声認識部、上記メ
モリに記録した放送音声を報知する放送内容報知部、上
記音声認識部において、放送音声中に、予め登録した複
数の登録音声パターンと同一の音声パターンによる複数
種類の放送音声を上記メモリに記録し、このメモリの記
録状況を表示する記録内容表示手段、複数種類の放送音
声の記録内容のいずれを再生するかを選択する再生内容
選択手段、及びこの再生内容選択手段により選択された
上記メモリに記録されている放送内容を再生して放送内
容報知部により報知させる再生制御手段を備えている。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係る情報
収集装置の構成を説明するブロック図である。先ず構成
要素を説明する。1は放送音声を受信する音声受信部、
2は放送中の音声中に予め登録した音声パターンと同一
の音声パターンが出現したことを認識する音声認識部、
3はマイクロコンピュータ、3−1はマイクロコンピュ
ータ3に内蔵された、音声パターンを登録する音声パタ
ーン登録部、3−2はシステム制御部、3−3はタイ
マ、4は放送音声を順次記録するリングメモリ、5は報
知音声を、現在受信中の音声或いは記録し再生した音声
のいずれにするかを切り換えるアナログスイツチ、6−
1は音声信号を増幅するパワーアンプ、6−2はスピー
カ、7は音声パターン登録部3−1に音声パターンを登
録する音声パターン入力手段、8はリングメモリ4に記
録した音声信号を再生動作開始するための再生動作開始
スイッチである。
【0027】次に、信号を説明する。Sig1は放送を
受信して得た音声信号、Sig2はリングメモリ4に記
録した音声信号を再生して得た再生音声信号、Sig3
一1はバワーアンプ6−1に入力する音声信号、Sig
3一2はバワーアンプ6−1で増幅され、スピーカ6−
2で報知される音声信号、Sig4はシステム制御部3
−2がリングメモリ4に対して、記録動作の開始及び停
止を指示する記録開始停止指示信号、Sig5はシステ
ム制御部3−2がリングメモリ4に対して、再生動作の
開始及び停止を指示する再生開始停止指示信号、Sig
6はシステム制御部3−2が、アナログスイッチ5に対
して接続状態を指示する接続指示信号、Sig7は音声
パターン信号、Sig8は音声パターン信号を音声認識
部2に出力する登録音声パターン信号、Sig9は音声
認識部2が放送音声中に登録音声パターンを検出したと
きに、システム制御部3−2に出力する音声パターン認
識通知信号、Sig10は再生動作開始スイッチ8から
システム制御部3−2に入力する再生トリガ信号、Si
gllはシステム制御部3−2がタイマ3−3に出力す
るタイマ起動指示信号、Sig12はタイマ3−3がシ
ステム制御部3−2に出力するタイマ情報信号である。
さらに、Sig13はリングメモリ4が、音声パターン
の認識時に相当する記録時のメモリ4のアドレスをシス
テム操作部3−2に対し入力するアドレス情報信号であ
る。
【0028】上記のような実施の形態1の情報収集装置
の記録、再生動作を図2のフローチャートに基づいて説
明する。先ず、S2一1の開始では、音声受信部1は動
作状態であり、リングメモリ4は記録動作状態、アナロ
グスイッチ5は、図1中、A側に接続されている。S2
一2にて、操作者は音声パターン入力手段7によって音
声パターンを登録する。音声パターンは、例えば、仮名
コード等をキー入力することにより行い、音声パターン
登録部3−1に音声パターンを登録する。次に、S2一
3において、音声認識部2は、放送音声を入力信号とし
て登録音声信号Sig8を参照し、登録音声を認識した
か否か、すなわち、音声認識部2から音声パターン認識
信号Sig9を受信したか否かをマイクロコンピュータ
3が検知し、登録音声を認識したときはS2一4に進
み、認識しないときはS2一3で監視を続ける。S2一
4では、マイクロコンピュー夕3のシステム制御部3−
2は、リングメモリ4からアドレス情報を受取り、現在
記録動作中のアドレスをマイクロコンピュー夕3中の図
示しないメモリに記憶する。リングメモリ4は記録動作
を継続する。S2一5にて、記録動作の停止条件か否か
を判断する。停止条件は、上記実施の形態では、タイマ
3−3に予め設定された記録動作継続時間に達したと
き、タイマ情報がタイマ3−3からシステム制御部3−
2に入力され、システム制御部3−2はリングメモリ4
に対し記録動作停止を指示し、S2−6において記録動
作を停止する。
【0029】S2一7において、システム制御部3−2
は、再生動作開始スイッチ8の再生トリガ信号が入力さ
れたか否かを監視する。再生トリガ信号を検出したとき
はS2一8に進み、アナログスイッチ5を図1中、B側
に接続し、S2一9にて、リングメモリ4を再生動作と
する。このとき、再生はアドレス情報によるメモリアド
レスよりも一定時間以前の記録に対応するアドレスから
再生を開始する。次に、S2一10にて、例えば、リン
グメモリ4の記録内容を全て再生し終えた時点で再生を
停止する。最後に、S2一11にて、アナログスイッチ
5を図1中、A側に接続して、現在受信中の放送内容を
報知するようにした後、上記動作を繰り返す。
【0030】この様子を、図3、図4においてさらに説
明する。図3は、メモリをリングメモリとして使用しな
い、従来の情報収集装置の記録、再生動作を説明する図
である。実際にメモリに記録される情報は、図3aのよ
うに、アドレスAからアドレスBまでの領域である。し
かし、図3bのように、欲しい情報の先頭が出現した時
点に相当するメモリのアドレスをCとすると、アドレス
CからアドレスAのメモリ領域は記録されておらず、収
集情報の頭切れが発生する。一方、図4は本発明の場合
を示すが、メモリをリングメモリとして使用するので、
図4aのように、放送内容は常に最新の情報に書き換え
られて格納されている。そこで、再生時に、登録音声パ
ターン出現時に相当するメモリアドレスAを記憶してお
けば、アドレスAから一定時間分例えばAからDだけ過
去に遡ったメモリアドレスDから再生を開始する。この
時、Dは概ねCよりも以前の位置にあるように設定する
と、従来例で示したような報知情報の頭切れが防止でき
る。
【0031】さらに上記動作を図5乃至図7に基づいて
説明する。図5は例えば特開平1−286629号公報
に示された従来の情報収集装置の記録、再生動作タイミ
ングを説明するタイムチャートであり、記録動作を図5
aに、再生動作を図5bに示す。図5aにおいて、時刻
aにて登録音声パターンを放送音声中に認識し、放送音
声の記録を開始し、時刻bにおいて記録継続時間t1が
経過し、記録動作を停止する。この場合、時刻aに先立
つ時刻cにおいて、再生時に情報収集の内容を補足する
に必要な情報の先頭が出現するとき、再生動作図5bに
おいて、理解に役立つ情報の頭切れが期間c’−a’間
において発生する。ここで、a’は再生開始時刻、b’
は再生停止時刻、c’は補足情報の頭切れが発生する時
刻である。
【0032】一方、図6は、上記本発明の情報収集装置
の記録動作タイミングを説明するタイムチャートであ
り、記録動作を図6aに、再生動作を図6bに示す。図
6aにおいて、時刻aで登録音声パターンを放送音声中
に認識し、その後t1だけ経過した時刻をbとする。図
6bにおいて、登録音声パターンの認識時刻のaに対応
する再生時刻a’から、一定時間t2だけ遡った時刻d
より再生するので、必要な情報の先頭の出現時刻cに対
応する再生時刻c’に補足情報の先頭が再生されるの
で、いわゆる情報の頭切れが発生しない。
【0033】さらに上記動作を図7に具体例として示
す。図7aに示す従来技術では、例えば、登録音声「天
気予報」の出現以前の放送内容で、再生時において情報
収集内容を補足する部分である(A)「それでは、・・
・気象庁発表の」(約10秒)は再生されない。一方、
図7bに示す本発明の情報収集装置では、登録音声「天
気予報」出現前20秒間の記録内容(D)を再生するの
で、上記(A)部分を含めて「・・・。それでは、・・
・気象庁発表の」を再生し、情報収集内容を補足する情
報を得ることが可能となる。
【0034】上記のように、リングメモリは音声パター
ン認識の時刻よりも以前から放送内容を記録し続けてお
り、音声パターンを認識した時点の以前に遡って再生す
るので、情報の欠落がなく、情報の頭の部分を再生する
ので、聞いたときに内容が分かりやすい。
【0035】実施の形態2.従来の情報収集装置は、単
一の音声受信部(チューナ)を具備しているので、情報
収集の頻度が低く、最新情報を得ることが困難であっ
た。そこで、これを解決するための実施の形態を次に示
す。図8は本発明に係る情報収集装置の実施の形態2を
説明するブロック図である。先ず構成要素を説明する。
先に説明した実施の形態1の図1と同一の構成要素につ
いては説明を省略する。1−1は第1の音声受信部、1
−2は第2の音声受信部、2−1は第1の音声認識部、
2−2は第2の音声認識部、4−1は放送音声を記録す
るメモリ、9は上記2個の音声受信部のいずれの出力を
メモリ4−1に記録するかを選択する第2のアナログス
イッチである。
【0036】次に信号を説明する。Sig1−1は第1
の音声受信部1−1が放送音声を受信して得た音声信
号、Sig1−2は第2の音声受信部1−2が放送音声
を受信して得た音声信号、Sig14はシステム制御部
3−2が第2のアナログスイッチ9に出力する記録信号
切り換え指示信号、Sig1−3はアナログスイッチ9
にて選択された記録音声信号である。
【0037】上記のような実施の形態2の情報収集装置
の記録、再生動作を図9に基づいて説明する。実施の形
態1の情報収集装置の動作説明と重複する部分は説明を
省略する。先ず、S9一1の開始では、第1、及び第2
の音声受信部1−1、1−2は動作状態、メモリ4−1
は動作停止状態、アナログスイッチ5は、図8中、A側
に接続されている。S9一2にて、音声パターンを登録
する。S9一3において、音声認識部2−1が登録音声
を認識したかを検知する。登録音声を認識したときは、
S9一5に進み、認識しないときは、S9一4におい
て、音声認識部2−2が登録音声を認識したかを検知す
る。登録音声を認識しないときは、S9一3に戻り、各
音声認識部の認識結果を監視する。S9一5では、マイ
クロコンピュー夕3のシステム制御部3−2は、アナロ
グスイッチ9を音声パターンを検出した方の音声受信部
に接続する。S9一6にて、メモリ4−1の記録動作を
開始する。S9一7にて、記録動作の停止条件か否かを
判断する。記録動作の停止は、例えば実施の形態1と同
様に、タイマによる記録動作開始からのタイマカウント
値による制御とする。S9一8において、システム制御
部3−2はメモリ4−1の記録動作を停止する。S9一
9において、再生動作開始スイッチ8の再生トリガ信号
が入力されたか否かを監視する。以下、再生動作は実施
の形態1の再生動作と同じなので説明を省略する。
【0038】この様子を図10によりさらに説明する。
図10は本発明の情報収集装置の実施の形態2の記録、
再生動作を説明する図である。今、第1の音声受信部1
−1にて、登録した音声を認識した場合を想定する。図
10aのように、時刻aにおいて登録音声パターンを認
識したとき、図10cのようにアドレスAから記録され
る。記録動作を時間bーaの期間とし、時刻bの時点で
記録動作を停止する。この時のメモリアドレスはBであ
る。このような動作中も、図10bのように、他の音声
受信部、ここでは第2の音声受信部1−2は、登録音声
の待ち受け状態となっているので、情報収集の頻度が高
い。また、元々2つの局を監視するので情報収集の頻度
が高い。この実施の形態では、上記のように音声受信部
を複数具備するので、情報収集の頻度が高く、その結
果、例えば交通情報等、時時刻々と変化する情報を収集
でき、最新情報を得易い。
【0039】実施の形態3.従来の情報収集装置は、単
一の受信局を選択して音声パターンの出現を待ち受ける
ので、情報収集の頻度が低く、最新情報を得ることが困
難であった。そこで、これを解決するための実施の形態
を以下に示す。図11は本発明に係る情報収集装置の実
施の形態3を説明するブロック図である。先ず、構成要
素を説明する。先に説明した実施の形態1の図1等と同
一の要素については説明を省略する。10はシステム制
御部3−2からの制御信号を受け、音声受信部1の受信
局を、それまでの受信局以外の受信局に切り換える受信
局切り換え手段である。リングメモリは、通常のメモリ
4−1に変更する。
【0040】次に、信号を説明する。Sig15は、シ
ステム制御部3−2が受信局切り換え手段10に出力す
る受信局切り換え指示信号、Sig16は受信局切り換
え手段10から音声受信部1に出力される受信局選択信
号である。
【0041】上記のような実施の形態3の情報収集装置
について、図12に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1等の情報収集装置の動作説明と重複す
る部分は説明を省略する。先ず、S12一1の開始で
は、音声受信部1は動作状態、メモリ4−1は動作停止
状態、アナログスイッチ5は、図11中、A側に接続さ
れている。S12一2にて、音声パターンを登録する。
以下S12一9までは、実施の形態1の動作とほぼ同一
である。S12一10において、再生動作を停止した
後、S12一11において、アナログスイッチ5をA側
に接続し、S12−12において、音声受信部1の受信
局を切り換える。その後、S12−13にて音声認識動
作を継続する。
【0042】この動作についてさらに図13のタイムチ
ャートにて説明する。図13aは従来の情報収集装置で
ある特開平1一286629号公報に示されたものの動
作を示す。再生動作後は、登録音声の待ち受けを行わな
い。一方、本発明では、図13bに示すように、登録音
声の認識を行った局以外の受信局に切り換えて、待ち受
け動作を行う。これは、受信チャンネルを切り換えた方
が、再び登録音声パターンを短時間で認識する確率が高
いからである。このような構成では、記録音声を再生終
了すると他の受信局に自動的に切り換えるので、情報収
集の頻度が高く、その結果、例えば交通情報等、時時刻
々と変化する情報を収集でき、最新情報を得易い。
【0043】実施の形態4.従来の情報収集装置は、単
一の音声登録パターンのみを登録するので、情報収集の
精度が低い。これは、例えば、登録した音声パターン
が、欲しい情報を含む放送以外の放送内で、出演者によ
って発声されたときに、欲しい情報とは無関係な情報を
収録してしまうような場合を指す。そこで、これを解決
するための実施の形態を次に示す。図14は本発明に係
る情報収集装置の実施の形態4の構成を説明するブロッ
ク図である。先ず、構成要素を説明する。先に説明した
実施の形態1の図1と異なる点は、リングメモリが一般
的なメモリ4−1に変更されている点のみである。
【0044】上記のような実施の形態4の情報収集装置
について図15に基づいて、記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1等の情報収集装置の動作説明と重複す
る部分は説明を省略する。先ず、S15一1の開始で
は、音声受信部1は動作状態、メモリ4−1は動作停止
状態、アナログスイッチ5は、図14中、A側に接続さ
れている。S15一2にて、複数の音声パターン、例え
ば、音声パターン1、音声パターン2を登録する。S1
5一3において、音声認識部1が、2種の登録音声の内
のいずれかを認識したか否かを検知する。登録音声を認
識したときはS15一4に進み、タイマ3−3のカウン
ト動作を開始する。次にS15一5に進み、S15一3
で認識した音声以外の登録音声を認識したか否かを確認
する。ここで認識しない時は、S15一7に進み、タイ
マ3−3のカウント値が或る規定値以上か否かを判定
し、規定値以上であればS15一3に戻り、規定値以下
であればS15一5に戻る。S15一5において、他の
登録音声を認識したときは、S15一6にて、記録動作
を開始する。その後S15一8にて、記録終了条件か否
かを判定し、記録終了条件になったときはS15一9に
て、記録動作を停止する。再生動作に関するS15一1
0からS15一14に関しては実施の形態1の場合と同
様である。
【0045】これをさらに図16において説明する。先
ず時刻aにおいて第1の登録音声を認識する。ここです
ぐに記録動作に移行せず、さらに第2の登録音声の出現
を、時間を限定して待ち受ける。第2の登録音声の出現
を認識した時刻bにおいて記録動作を開始し、例えば、
記録動作開始から規定時間が経過した時点cで記録動作
を停止する。このように記録動作に移行する条件を複合
的にしている。上記のように、この実施の形態では、複
数の音声パターンを予め登録し、音声パターンが共に一
定時間内に引き続いて出現した場合にのみ記録動作を実
行するので、情報収集の精度が高く、その結果、無関係
な番組中で、偶然、発声された登録音声パターンを認識
し、無関係な情報を記録するということを防止できる。
【0046】実施の形態5.従来の情報収集装置は、情
報収集において記録停止条件が明確ではなく、例えば、
記録停止を記録開始からの経過時間で設定するときは、
情報の漏れや、不要情報の記録、ひいては記録部の記録
容量の拡大を招く。そこで、これを解決するための実施
の形態を次に示す。図17は本発明に係る情報収集装置
の実施の形態5を説明するブロック図である。先に説明
した実施の形態1の図1と異なる点は、リングメモリ
が、一般的なメモリ4−1に変更されている点と、タイ
マを具備しない点、及びメモリ4−1の再生出力信号S
ig2を音声認識部2に入力する点である。
【0047】上記のような実施の形態5の情報収集装置
について、図18に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1の情報収集装置の動作説明と重複する
部分は説明を省略する。先ず、S18一1の開始では、
音声受信部1は動作状態、メモリ4−1は動作停止状
態、アナログスイッチ5は、図17中、A側に接続され
ている。S18一2にて、複数の音声パターン、例え
ば、音声パターン1、音声パターン2を登録する。S1
8一3において、音声認識部1が、2種の登録音声の
内、音声パターン1を認識したか否かを検知する。登録
音声を認識したときはS18一4に進み、記録動作を開
始する。その後S18一5にて、登録音声2を認識した
か否かを判定し、認識したときはS18一6にて記録動
作を停止する。再生動作に関するS18一7から、S1
8一11に関しては実施の形態1の場合と同様である。
【0048】図19によりさらに説明する。図19aに
おける本発明のタイムチャートによれば、記録動作は期
間aーbに限定されるのに対し、記録動作時間をタイマ
にて長めにとる図19bに示すような従来例では、期間
bーcという余分な情報を記憶することになり、メモリ
の無駄が増す。これをさらに、放送内容の具体例とし
て、天気予報の放送内容を例にとり図20により説明す
る。図20aに示す従来技術では、登録音声「天気予
報」の出現以後、或る所定の時間にわたって記録動作を
継続する。図中では60秒としている。しかし、操作者
が必要とする情報が、大阪、京都など、近畿地方に限ら
れるとき、「名古屋」以降の情報は不必要である。一
方、図20bに示す本発明の情報収集装置の記録動作に
おいては、第2の登録音声パターン「名古屋」を検出し
たとき記録を停止する。従って、上記のように、複数の
音声パターンを予め登録し、記録時に、第2の音声パタ
ーンが出現した場合にのみ記録動作を停止をすれば、情
報収集の無駄が少ない。
【0049】実施の形態6.従来の情報収集装置は、収
集した情報の再生において、例えば、再生開始を、記録
開始の先頭からとするというように、余分な情報を再生
し、操作者に冗長感を与える。そこで、これを解決する
ための実施の形態を次に示す。本発明に係る情報収集装
置の実施の形態6を示す構成は図17と同じである。先
の実施の形態5とは制御部の動作が異なるのみである。
【0050】上記のような実施の形態6の情報収集装置
について、図21に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1の情報収集装置の動作説明と重複する
部分は説明を省略する。先ず、S21一1の開始では、
音声受信部1は動作状態、メモリ4は動作停止状態、ア
ナログスイッチ5は、図17中、A側に接続されてい
る。S21一2にて、複数の音声パターン、例えば、音
声パターン1、音声パターン2を登録する。S21一3
において、音声認識部2が、2種の登録音声の内、音声
パターン1を認識したか否かを検知する。登録音声を認
識したときは、S21一4に進み、記録動作を開始す
る。その後S21一5にて、記録動作終了条件であるか
否かを判定し、記録動作終了条件のときは、S21一6
に進み、記録動作を停止する。次に、S21一7にて、
再生動作開始スイッチ8のモード判定を行い、再生指示
モードにあるときは、S21一8にて、図17中のアナ
ログスイッチ5をA側に接続したまま、メモリ4−1を
再生動作にする。その後S21一9にて、再生音声中に
登録音声2を認識したか否かを判定し、認識したとき
は、S21一10にて、アナログスイッチ5をB側に接
続し、メモリ4の再生動作を継続する。再生停止動作に
関するS21一11からS21一12に関しては、実施
の形態1の場合と同様である。
【0051】さらに図22により実施の形態6の動作を
説明する。時刻aにおいて、第1の登録音声パターンを
受信放送音声中に認識した時、記録動作を開始する。次
に、時刻bにおいて録音終了条件となった時、録音を停
止し、時刻cで再生動作開始スイッチ8が入った時、再
生を開始する。次に、時刻dで再生音声中に第2の登録
音声パターンを認識した時、再生動作を停止する。この
時、期間cーdは期間aーbよりも短く、収集した情報
の内、必要な部分を抜き出して報知することが可能であ
る。さらに、上記の動作について、放送内容の具体例と
して、天気予報の放送内容を例にとり、図23により説
明する。図23aに示す従来技術では、登録音声「天気
予報」の出現以後、或る所定の時間にわたって記録動作
を継続する。図中では60秒としている。しかし、操作
者が必要とする情報が、大阪、京都など、近畿地方に限
られるとき、「名古屋」以降の情報は不必要である。一
方、図23bに示す本発明の情報収集装置の再生動作に
おいては、第2の登録音声パターン「名古屋」を検出し
たとき再生を停止する。このように、複数の音声パター
ンを予め登録し、再生時に、第2の音声パターンが出現
した場合にのみ再生音声を報知するので、情報報知の無
駄が少ない。
【0052】実施の形態7.従来の情報収集装置は、例
えば、番組表等の情報を条件として参照せずに情報の収
集動作を行うので、情報収集の頻度が低い。さらに、情
報収集の精度も低い。そこで、これを解決する実施の形
態を提供する。図24は本発明に係る情報収集装置の実
施の形態7を説明するブロック図である。実施の形態1
の構成を説明する図1と異なる点は、番組情報入力手段
11と、番組情報登録部3一4とを追加し、リングメモ
リを一般的なメモリ4−1に変更している点である。
【0053】上記のような実施の形態7の情報収集装置
について、図25に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1の情報収集装置の動作説明と重複する
部分は説明を省略する。先ず、S25一1の開始では、
音声受信部1は動作状態、メモリ4は動作停止状態、ア
ナログスイッチ5は、図24中、A側に接続されてい
る。S25一2にて、音声パターンを登録し、S25一
3において、番組情報入力手段11により、操作者は番
組情報登録部3−4に番組情報を登録する。S25−4
において、番組情報に基づいて音声受信部1が選局す
る。S25一5において、音声認識部2が登録音声パタ
ーンを認識したか否かを検知する。登録音声を認識した
ときは、S25一6に進み、記録動作を開始する。その
後S25一7にて、記録動作終了条件であるか否かを判
定し、記録動作終了条件の時はS25一8に進み記録動
作を停止する。S25一9以降の再生動作関連について
は、実施の形態1と同様である。
【0054】さらに図26にて説明する。時刻aの前
に、音声受信部1の選局動作が番組情報に基づいて行わ
れ、その後、記録、再生動作が順に実行される。上記の
ように、この実施の形態では、番組情報と音声パターン
を予め登録し、番組情報に基づいて、選局をした上で、
放送音声中に音声パターンが出現した場合記録動作を開
始するので、情報収集の頻度が高く、情報収集の精度も
高い。
【0055】実施の形態8.従来の情報収集装置は、音
声パターンの登録において、操作者がマイクロホンに向
かって発声した音声を音声認識により登録するので、例
えば、走行中の自動車の車室内で登録する場合は、騒音
のため登録が正しく行われない可能性か懸念され、情報
収集の精度を低下させる。そこで、これを解決する実施
の形態を提供する。図27は本発明の実施の形態8の情
報収集装置を説明するブロック図である。実施の形態1
の構成を説明する図1と異なる点は、音声パターン入力
手段7を削除し、放送音声登録手段12、放送音声登録
開始スイッチ13を追加している点である。メモリはリ
ングメモリ4である。
【0056】上記のような実施の形態8の情報収集装置
について、図28に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1の情報収集装置の動作説明と重複する
部分は説明を省略する。先ず、S28一1の開始では、
音声受信部1は動作状態、リングメモリ4は動作状態、
アナログスイッチ5は、図27中、A側に接続されてい
る。S28一2にて、放送音声登録開始スイッチ13が
入っているか否かを判定する。入っている時は、S28
一3に進み、アナログスイツチ5を予め決めておいた一
定時間分のアドレスを遡って、リングメモリ4の記憶内
容を再生する。このとき再生信号Sig2が放送音声登
録手段12に入力され、放送音声登録開始スイッチ13
が入ったときの音声パターンを、S28一4において、
音声パターン登録部3−1に登録する。S28−5にお
いて、登録音声を認識したか否かを検知し、認識した場
合にはS28−6へ進み記録を開始する。S28−7の
記録動作以下は、実施の形態1の動作説明のフローチャ
ートと同一であるため、説明を省略する。
【0057】さらに図29により音声パターンの登録動
作について説明する。リングメモリ4の記録内容の内、
登録音声パターンの部分の先頭アドレスをB、末尾アド
レスをCとする。放送中に、登録したい音声が放送され
たとき、操作者が登録操作をする時点に相当するメモリ
アドレスをAとすると、Aは、必ずアドレスB、Cから
遅れるから、例えば一定時間遡って再生して、再生して
得た放送音声を音声認識動作でパターン認識を実行し、
登録したい音声を認識させるものである。上記のよう
に、この実施の形態では、放送音声を操作者が聴きなが
ら、音声パターンが出現した時、登録動作を開始するの
で、誤登録が避けられ、情報収集の精度が高い。
【0058】実施の形態9.従来の情報収集装置は、再
生時において情報に付帯する、例えば、情報の種類や、
収録時刻、局名等の情報がないため、情報報知の精度が
低下する。これを解決する実施の形態を提供する。図3
0は本発明に係る情報収集装置の実施の形態9を説明す
るブロック図である。実施の形態1の構成を説明する図
1と異なる点は、時刻情報記録部3一5、時刻情報音声
再生部19、及び第2のアナログスイッチ9を追加し、
リングメモリを一般的なメモリ4−1に変更している点
である。
【0059】上記のような実施の形態9の情報収集装置
について、図31に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1の情報収集装置の動作説明と重複する
部分は省略する。先ず、S31一3までは、実施の形態
1と同様であるので説明を省略する。登録音声を認識し
たとき、S31一4において、タイマ3−3からの時刻
情報Sig18一1を、時刻情報記録部3−5が記憶す
る。S31一5において、記録動作を開始する。その
後、S31一7にて、記録動作を停止した後、S31一
8にて、再生動作開始スイッチ8がオンになった時、S
31一9にて、第1のアナログスイッチ5の接続をB
側、第2のアナログスイッチ9の接続をD側にする。そ
の後、S31一10にて、時刻情報を時刻情報音声再生
部19が再生し報知する。次に、S31一11におい
て、アナログスイッチ9がC側に接続され、S31一1
2にて、メモリ4−1に記録していた音声を再生し報知
する。以下説明を省略する。
【0060】さらに図32により動作を説明する。時刻
aにおいて、放送音声中に登録音声を認識したとき、放
送内容の記録動作と、時刻情報の記憶動作を同時に開始
する。その後、再生時に、先ず時刻情報を再生し、その
後、放送内容を再生し報知する。さらに、上記の動作に
ついて、放送内容の具体例として、天気予報の放送内容
を例にとり、図33により説明する。図33aに示す従
来技術では、登録音声「天気予報」の出現以後、或る所
定の時間にわたって記録動作を継続する。しかし、再生
時に、情報の内容を補足する情報が有ると、操作者は、
情報の内容の理解が容易となる。例えば、図33bに示
す本発明の情報収集装置の再生動作においては、天気予
報が記録されたとき、その時刻も記憶し、再生時に例え
ば音声信号に変換して、再生情報の先頭に置き報知す
る。上記のように、この実施の形態では、放送音声をメ
モリに記録した時の、例えば、時刻情報等を、再生動作
時に放送音声の先頭で報知するため、情報内容が把握し
やすい。
【0061】実施の形態10.従来の情報収集装置は、
情報収集の頻度を増すため、現在聴いている局を切り換
えるという動作が発生すると、聴きたい番組の局をかつ
てに他局に切り換えてしまう。図34は本発明に係る情
報収集装置の実施の形態10を説明するブロック図であ
る。実施の形態1の構成を説明する図1と異なる点は、
タイマ3一3、第2の音声受信部1一2、及び受信局切
り換え手段10を追加し、第2の音声受信部1−2は、
情報記録動作と無関係な放送聴取手段とし、リングメモ
リを一般的なメモリ4−1に変更している点である。
【0062】上記のような実施の形態10の情報収集装
置について、図35に基づいて記録、再生動作を説明す
る。実施の形態1の情報収集装置の動作説明と重複する
部分は説明を省略する。先ず、S35一1においては、
音声受信部1−1、音声受信部1−2共に動作状態であ
り、メモリ4の記録動作は停止しており、さらに、アナ
ログスイッチ5の接続は、図34のA側になっている状
態である。S35一2において、音声パターンを登録す
る。S35一3にて、マイクロコンピュータ3に内蔵し
たタイマ3−3のカウント動作を開始する。S35一4
において、登録した音声パターンを認識したか否かを判
定する。まだ判定していないときは、S35一5にて、
タイマカウント値が予め決めておいた規定値に達したか
否かを判定し、まだ達していない時は、S35一4に戻
って、登録音声の認識の有無を判定する。一方、S35
一5において、タイマカウント値が規定値に達した時
は、S35一6において、第1の音声受信部1−1の受
信局を他の受信局に切り換えた後、S35一3に戻って
再びタイマカウンタ動作を行う。S35一4において、
登録音声を認識した時には、S35一7において、メモ
リ4−1の記録動作を開始し、S35一8において、記
録終了条件か否かを判定する。以下の動作は、本発明の
実施の形態1の動作に概ね一致しており、説明を省略す
る。再生時以外の期間にわたって、第2の音声受信部1
−2を用いて放送音声を聴取することが可能であり、情
報収集とは無関係に放送を聴取できる。
【0063】さらに図36により説明を加える。図36
aは第2の音声受信部1−2が受信した放送音声を報知
する時刻を示すタイムチャート、図36bは第1の音声
受信部1−1が受信した放送音声を記録、再生するタイ
ムチャートである。第2の受信系の音声を報知しないの
は、第1の受信系の音声を報知している期間cーdにお
いてであり、それ以外は、第2の受信系の音声を報知す
る。このように、第1の受信系を、本発明の情報収集に
専ら使用するようにしているので、情報収集の頻度を高
め、かつ、聴きたい番組を自由に聴くことができる。従
って、この実施形態では、再生動作時以外に放送音声を
聴取できる音声受信部を具備しているので、聴きたい放
送を聴くことを損なわずに、欲しい情報の収集が可能で
ある。
【0064】実施の形態11.従来の情報収集装置は、
情報収集されメモリ内に存在しているか否かを知らずに
操作者が再生命令を行った時、情報が報知できない場合
が発生する。この実施の形態11はこのような問題点を
解消しようとするものである。図37は本実施の形態の
情報収集装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態の構成において、17はメモリ4−1に記憶されて
いる放送内容の分類を表示する部分を含む表示部、18
はメモリの記憶内容を消去し、表示部17の記録した放
送内容の分類を表示する部分の表示を停止する消去スイ
ッチ、Sig22はマイクロコンピュータ3から表示部
17に対して出力される表示信号である。Sig23は
消去スイッチ18からシステム制御部3−2に対し出力
される消去信号である。
【0065】次に、本実施の形態11の情報収集装置の
動作を、図38により説明する。他の実施の形態と異な
るのは、S38一8において、消去スイッチ18が押さ
れたか否かを判定し、押された時はS38一9にてメモ
リ4の内容を消去し、S38一10において、表示部1
7の記録した放送内容の分類を表示する部分の表示を停
止する。一方、S38一8において、消去スイッチ18
が押されていないときは、S38−11において、メモ
リ4に記録した放送内容の分類を、表示部17に表示す
る点である。
【0066】次に、上記実施の形態11に係る情報収集
装置の操作表示部を含む外観図を図39に示す。第1の
メモリ記憶分類表示50、第2のメモリ記憶分類表示5
1に、それぞれ、天気予報、交通情報の放送内容がメモ
リ内に記録され存在しているか否かが表示される。第1
の選択再生キー52、第2の選択再生キー53は図37
の再生動作開始スイッチ8に相当し、選択再生キー52
を押すとメモリに記録されている天気予報が、選択再生
キー53を押すと、同じく交通情報が再生される。同図
中のクリアキー54は、図37の消去スイッチ18に相
当し、クリアキー54を押すと、「天気予報」「交通情
報」の表示が共に消え、さらにメモリ4−1の記録内容
が消去される。本実施の形態においては、放送内容を記
録した時点で、内容の分類に基づいた表示を行うので、
情報収集した結果か得られているか否かが分かり、再生
によって、確実に情報を報知できる。また、どの分野の
情報が収集できたかが分かり、再生する情報の分野を選
択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る情報収集装置
の構成を示すブロク図である。
【図2】 実施の形態1の動作を説明するフローチャー
トである。
【図3】 従来の情報収集装置の記録、再生動作を説明
する図である。
【図4】 実施の形態1の記録、再生動作を説明する図
である。
【図5】 従来の情報収集装置の記録、再生動作を説明
する図である。
【図6】 実施の形態1の記録、再生動作を説明する図
である。
【図7】 実施の形態1の記録、再生動作の具体例をを
説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る情報収集装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態2の動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】 実施の形態2の記録、再生動作を説明する
図である。
【図11】 この発明の実施の形態3に係る情報収集装
置の構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態3の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図13】 実施の形態3の記録、再生動作を説明する
図である。
【図14】 この発明の実施の形態4に係る情報収集装
置の構成を示すブロック図である。
【図15】 実施の形態4の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図16】 実施の形態4の記録、再生動作を説明する
図である。
【図17】 この発明の実施の形態5に係る情報収集装
置の構成を示すブロック図である。
【図18】 実施の形態5の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図19】 実施の形態5の記録、再生動作を説明する
図である。
【図20】 実施の形態5の記録、再生動作の具体例を
説明する図である。
【図21】 この発明の実施の形態6の動作を説明する
フローチャートである。
【図22】 実施の形態6の記録、再生動作を説明する
図である。
【図23】 実施の形態6の記録、再生動作の具体例を
説明する図である。
【図24】 この発明の実施の形態7に係る情報収集装
置の構成を示すブロック図である。
【図25】 実施の形態7の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図26】 実施の形態7の記録、再生動作を説明する
図である。
【図27】 この発明の実施の形態8に係る情報収集装
置の構成を示すブロック図である。
【図28】 実施の形態8の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図29】 実施の形態8の記録、再生動作を説明する
図である。
【図30】 この発明の実施の形態9に係る情報収集装
置の構成を示すブロック図である。
【図31】 実施の形態9の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図32】 実施の形態9の記録、再生動作を説明する
図である。
【図33】 実施の形態9の記録、再生動作の具体例を
説明する図である。
【図34】 この発明の実施の形態10に係る情報収集
装置の構成を示すブロック図である。
【図35】 実施の形態10の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図36】 実施の形態10の記録、再生動作を説明す
る図である。
【図37】 この発明の実施の形態11に係る情報収集
装置の構成を示すブロック図である。
【図38】 実施の形態11の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図39】 実施の形態11の情報収集装置本体を示す
斜視図である。
【図40】 従来の情報収集装置の構成を示すブロック
図である。
【図41】 図40に示す情報収集装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図42】 従来の別の情報収集装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図43】 図42に示す情報収集装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1、1−1、1−2 音声受信部、2、2−1、2−2
音声認識部、3 マイクロコンピュータ、3−1 音
声パターン登録部、3−2 システム制御部、3−3
タイマ、3−4 番組情報登録部、3−5 時刻情報記
憶部、4 リングメモリ、4−1 メモリ、5 アナロ
グスイッチ、6−1 アンプ、6−2 スピーカ、7
音声パターン入力手段、8 再生動作開始スイッチ、9
アナログスイッチ、10 受信局切り換え手段、11
番組情報入力手段、12 放送音声登録手段、13
放送音声登録開始スイッチ、17 表示部、18 消去
スイッチ、19 時刻情報音声再生部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信した音声信号を入力し記録するメモリ、音声パター
    ンデータを登録する音声パターン登録部、登録された音
    声パターンと受信した音声との一致を認識する音声認識
    部、上記メモリに記録した放送音声を報知する放送内容
    報知部、放送受信期間中は常に現時点から第1の所定時
    間前までの放送内容を上記メモリに記録し続け、上記音
    声認識部において、放送音声中に登録音声パターンを認
    識した時点から、上記第1の所定時間前までの記録内容
    を保存し、音声パターンを認識した時点から第2の所定
    時間後までの放送内容を上記メモリに記録する記録制御
    手段、及び再生命令に基づき、上記メモリから上記第1
    及び第2の所定時間にわたって記録した放送内容を再生
    して上記放送内容報知部より報知させる再生制御手段を
    備えたことを特徴とする情報収集装置。
  2. 【請求項2】 複数の放送局からの放送の音声信号を併
    行して受信する複数の音声受信部、受信した音声信号を
    入力し記録するメモリ、音声パターンデータを登録する
    音声パターン登録部、登録された音声パターンと上記複
    数の音声受信部で受信した複数の放送内容中の音声との
    一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録した放送
    音声を報知する放送内容報知部、上記音声認識部におい
    て登録音声パターンと同一の音声パターンを認識したと
    き、認識した側の音声受信部からの放送内容を選択して
    記録するように上記メモリの記録動作を制御する選択記
    録制御手段、及び上記メモリに記録されている記録内容
    を再生して上記放送内容報知部により報知させる再生制
    御手段を備えたことを特徴とする情報収集装置。
  3. 【請求項3】 複数の放送局からの放送の音声信号を受
    信する音声受信部、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、音声パターンデータを登録する音声パターン登
    録部、登録された音声パターンと上記音声受信部で受信
    した放送内容中の音声との一致を認識する音声認識部、
    上記メモリに記録した放送音声を報知する放送内容報知
    部、上記音声認識部において登録音声パターンと同一の
    音声パターンを認識したとき記録動作を開始し、その後
    この記録動作を停止した後上記音声受信部の受信局を他
    局に切り換える受信局切り換え記録制御手段、及び上記
    メモリに記録されている記録内容を再生して上記放送内
    容報知部により報知させる再生制御手段を備えたことを
    特徴とする情報収集装置。
  4. 【請求項4】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信期間において、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、複数の音声パターンデータを登録する音声パタ
    ーン登録部、登録された音声パターンと受信した音声と
    の一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録した放
    送音声を報知する放送内容報知部、上記音声認識部にお
    いて、放送音声中に、予め登録した複数の登録音声パタ
    ーンと同一の複数の音声パターンを所定時間内に認識し
    たとき、記録動作を開始し、その後記録動作を停止する
    複数音声パターン認識記録制御手段、及び上記メモリに
    記録されている放送内容を再生して放送内容報知部によ
    り報知させる再生制御手段を備えたことを特徴とする情
    報収集装置。
  5. 【請求項5】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信期間において、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、音声パターンデータを登録する音声パターン登
    録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信した
    音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録
    した放送音声を報知する放送内容報知部、上記音声認識
    部において、放送音声中に、予め登録した複数の登録音
    声パターンの内第1の音声パターンと同一の音声パター
    ンを認識したとき記録動作を開始し、その後、放送音声
    中に第2の音声パターンと同一の音声パターンを認識し
    たとき記録動作を停止する期間限定記録制御手段、及び
    上記メモリに記録されている放送内容を再生して放送内
    容報知部により報知させる再生制御手段を備えたことを
    特徴とする情報収集装置。
  6. 【請求項6】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信期間において、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、音声パターンデータを登録する音声パターン登
    録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信した
    音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録
    した放送音声を報知する放送内容報知部、上記音声認識
    部において、放送音声中に、予め登録した複数の登録音
    声パターンの内第1の音声パターンと同一の音声パター
    ンを認識したとき記録動作を開始し、その後、所定時間
    後にその記録動作を停止する記録制御手段、及び上記メ
    モリに記録されている放送内容を再生して放送内容報知
    部により報知するようにし、この再生音声中に第2の音
    声パターンと同一の音声パターンを認識したとき再生動
    作を停止させる再生制御手段を備えたことを特徴とする
    情報収集装置。
  7. 【請求項7】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信期間において、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、音声パターンデータを登録する音声パターン登
    録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信した
    音声との一致を認識する音声認識部、放送局名及び放送
    時刻を含む番組情報を登録する番組情報登録部、上記音
    声認識部において、放送音声中に番組情報登録部にて登
    録した番組情報に一致し、かつ予め登録した音声パター
    ンと同一の音声パターンを認識したとき上記メモリの記
    録動作を開始し、その後この記録動作を停止する番組限
    定記録制御手段、及び上記メモリに記録されている放送
    内容を再生して放送内容報知部により報知させる再生制
    御手段を備えたことを特徴とする情報収集装置。
  8. 【請求項8】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信期間において、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、音声パターンデータを登録する音声パターン登
    録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信した
    音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録
    した放送音声を報知する放送内容報知部、放送受信中
    に、放送音声中の音声パターンを音声パターン登録部に
    登録する放送音声登録手段、上記音声認識部において、
    放送音声中に予め登録した音声パターンと同一の音声パ
    ターンを認識したとき記録動作を開始し、その後、この
    記録動作を停止する記録制御手段、及び上記メモリに記
    録されている記録内容を再生して上記放送内容報知部に
    より報知させる再生制御手段を備えたことを特徴とする
    情報収集装置。
  9. 【請求項9】 放送の音声信号を受信する音声受信部、
    受信期間において、受信した音声信号を入力し記録する
    メモリ、音声パターンデータを登録する音声パターン登
    録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信した
    音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに記録
    した放送音声を報知する放送内容報知部、放送受信時の
    付帯情報を記録する付帯情報記録部、上記音声認識部に
    おいて、放送音声中に、予め登録した音声パターンと同
    一の音声パターンを認識したとき記録動作を開始し、そ
    の後、この記録動作を停止する記録制御手段、及び上記
    付帯情報記録部に記録された付帯情報を出力して上記放
    送内容報知部により報知させ、さらに上記メモリに記録
    されている放送内容を再生し、上記放送内容報知部によ
    り報知させる再生制御手段を備えたことを特徴とする情
    報収集装置。
  10. 【請求項10】 複数の放送局からの放送の音声信号を
    併行して受信し、少なくとも一方は専ら放送音声聴取
    に、また他方は専ら記録用放送音声の受信に用いる複数
    の音声受信部、記録用放送音声の受信に用いる音声受信
    部にて受信した音声信号を入力し記録するメモリ、音声
    パターンデータを登録する音声パターン登録部、登録さ
    れた音声パターンと、記録用放送音声の受信に用いる音
    声受信部にて受信した放送内容中の音声との一致を認識
    する音声認識部、上記メモリに記録した放送音声を報知
    する放送内容報知部、上記記録用放送音声の受信に用い
    る音声受信部で受信した放送音声中に登録音声パターン
    と同一の音声パターンを認識したとき、この音声受信部
    からの放送内容を選択して記録するように上記メモリの
    記録動作を制御する選択記録制御手段、及び上記メモリ
    に記録されている記録内容を再生して上記放送内容報知
    部により報知させる再生制御手段を備えたことを特徴と
    する情報収集装置。
  11. 【請求項11】 放送の音声信号を受信する音声受信
    部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
    するメモリ、音声パターンデータを登録する音声パター
    ン登録部、登録された音声パターンと放送内容中の受信
    した音声との一致を認識する音声認識部、上記メモリに
    記録した放送音声を報知する放送内容報知部、上記メモ
    リに放送音声が記録されていることを表示する記録情報
    表示手段、上記音声認識部において、放送音声中に、予
    め登録した登録音声パターンと同一の音声パターンを認
    識したとき記録動作を開始し、その後記録動作を停止す
    る記録制御手段、及び上記メモリに記録されている放送
    内容を再生して放送内容報知部により報知させる再生制
    御手段を備えたことを特徴とする情報収集装置。
  12. 【請求項12】 放送の音声信号を受信する音声受信
    部、受信期間において、受信した音声信号を入力し記録
    するメモリ、複数の音声パターンデータを登録する音声
    パターン登録部、登録された音声パターンと放送内容中
    の受信した音声との一致を認識する音声認識部、上記メ
    モリに記録した放送音声を報知する放送内容報知部、上
    記音声認識部において、放送音声中に、予め登録した複
    数の登録音声パターンと同一の音声パターンによる複数
    種類の放送音声を上記メモリに記録し、このメモリの記
    録状況を表示する記録内容表示手段、複数種類の放送音
    声の記録内容のいずれを再生するかを選択する再生内容
    選択手段、及びこの再生内容選択手段により選択された
    上記メモリに記録されている放送内容を再生して放送内
    容報知部により報知させる再生制御手段を備えたことを
    特徴とする情報収集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001184088A (ja) * 1999-10-06 2001-07-06 Microsoft Corp コンピュータ読取自在の記録媒体、及びバックグランド・オーディオ・リカバリー・システム
US6928231B2 (en) 2000-03-31 2005-08-09 Nec Corporation Method and system for video recording and computer program storing medium thereof
KR20200040632A (ko) 2018-10-10 2020-04-20 (주)한국에프에스 튀김 외면 장식을 위한 튀김칩 제조 방법

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