JPH0973521A - カード処理方法及びカード処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードに所定の処理を行う際に、個々のカー
ドを特定すべくカード上の文字の文字認識でエラーとな
ったエラーカードについても円滑に処理する。 【解決手段】 カード処理方法は、磁気カード、ＩＣカ
ード等の情報記憶機能を持ちカードに文字等の目視可能
なカード識別情報を持つカードについて、カード識別情
報を文字認識してカードを特定しながら、発行処理、検
品処理等の所定の処理を多数のカードに対して逐次行う
方法において、文字認識でエラーとなったエラーカード
は処理せすにしておき、一群のカードの処理の終了後、
エラーカードのカード識別情報を手入力で与えて、該当
する処理情報を用いて所望の処理を行う様にする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カード、ＩＣ
カード等の情報記憶手段を有するカードに、データの書
込み、読出し、検証等の各種処理を行うカードリーダラ
イタ等のアクセス手段を用いて、発行処理や検品処理等
の所定の処理を多数のカードに対して行うカード処理方
法及び処理システムに関する。特に、カード上に目視可
能に形成された文字等のカード識別情報を、機械的な文
字認識によりカードを特定しながら、所定の処理を行う
カード処理方法及び処理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、磁気カード、ＩＣカード、メモ
リカード等の情報記憶部を有する各種カードの発行時に
は、所望のデータをカード発行処理システムによって書
込む発行処理が行われている。このカード発行処理シス
テムは、書込処理を主体としたカード処理システムの一
種である。かかる書込処理以外にも、カードに対する処
理には、記憶したデータを読出す読出処理、読出したデ
ータを検証する検証処理、あるいはＩＣカードでは記憶
データの入出力を伴わないで内部ＣＰＵに或る特定の動
作、例えば演算処理等を命令する制御処理等、及びこれ
らが所望のものであるか否かといった検品処理等の各種
の処理がある。

【０００３】このような各種処理を行うカード処理シス
テムは、通常、カードに対して情報の授受を受け持つ、
例えば、ＩＣカードであればＩＣカードリーダライタ、
光カードであれば光カードリーダライタ、磁気カードで
あれば磁気カードリーダライタ等のアクセス手段に対し
て、カードを逐次、連続的に供給し、そして排出する搬
送手段を結合し、さらに、これら手段の動作を総合的に
制御し、必要な処理データを逐次アクセス手段に与える
コンピュータ等の演算制御手段から構成されている。

【０００４】そして、多数のカードを逐次連続処理する
際に、ホストコンピュータ等からなる演算制御手段は、
通常、各カード毎の処理情報を予め所有しており、これ
を処理するカード毎にアクセス手段に与えて処理を行
う。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各種カ
ードには、該カードの特定用等に、例えば利用者のＩＤ
番号、氏名等の文字が印刷、エンボス、刻印文字等とし
て、目視可能にカード識別情報として形成されている。
そして、通常はカード識別情報を先に形成した後で、そ
のカードの情報記憶部に対するデータの書込処理や検品
処理等をするので、個々のカードのカード識別情報と、
その個々の処理内容との対応が常にとれている様にし、
カードの誤認を確実に防ぐことが重要である。このた
め、カード識別情報を機械読取りして特定する為に文字
認識装置を備える処理システムがある。

【０００６】文字認識技術は、現在かなりの性能（文字
認識率、文字認識速度）まで向上してはいるが、読取り
対象とする文字如何によって、１００％完全な文字認識
率、或いは高速認識の点では、充分と言えない面もあ
る。例えば、数字のゼロ「０」と英字のオー「Ｏ」、数
字のイチ「１」と英字小文字のエル「ｌ」、数字のゼロ
「０」と数字のハチ「８」、英字小文字の「ｄ」と数字
のゼロ「０」等の間では、誤認識が発生し易い。数字と
英字間の誤認は、読み取る文字が数字又は英字と予め特
定できるものならば、比較基準となる基準文字の辞書を
予め限定しておけば防止できるが、１６進数の場合は数
字と英字の両方が使用されるし、また、数字や英字以外
の文字等もあるので、辞書限定の手法は必ずしも完全で
はない。そして、可能性のある文字数が多くなれば、辞
書サイズも大きくなり認識時間もそれだけ長くなる。ま
た、このような誤認識はカード表面の傷や汚れによって
も多くなる。

【０００７】従って、現実のカード処理装置では、不完
全な文字認識が原因で発生するエラーカードについて
も、書込み等の所望の目的を円滑に達成できることが重
要となってくる。そこで、従来の方法では、文字認識に
よるエラーカードを、クリーニング（ゴミを取り除く
等）後、再度、同一の装置で文字認識して処理を行う方
法もあるが、再度同一処理を行うエラーカードの全てに
ついて文字認識が旨く行くとは限らない。そこで、キー
入力による手動式で文字認識を行う（カードの自動搬送
機能も無い）別システムを用いてエラーカードの処理を
行う方法もある。しかし、この後者の方法でも、以下の
点で効率が悪い。すなわち、エラーカードの発行用の
「発行処理用ファイル」を手動式システムで作成する必
要がある。ある一群のカード群についてエラーカード
のみを別システムで処理を行うと、作業効率に問題があ
る。別システムで行うため、発行処理の履歴情報を一
元管理できない。そこで、本発明の課題は、文字認識装
置によってカードを特定しながら、所望の処理を行う際
に、文字認識エラーとなったエラーカードについて、書
込み等の所望の目的を円滑に処理できる、カード処理方
法及びカード処理システムを提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のカード処理方法は、磁気カード、ＩＣカー
ド等の情報記憶手段を持ち且つ文字、記号等の目視可能
なカード識別情報が形成されたカードについて、該カー
ド識別情報を文字認識してカードを特定しながら、発行
処理、検品処理等の所定の処理を多数のカードに対して
逐次行うカード処理システムにおけるカード処理方法に
おいて、文字認識エラーが発生したエラーカードは処理
をせずにしておき、一群のカードの処理が終了した後、
エラーカードについてそのカード識別情報を手入力で指
示して特定し、手入力された該カード識別情報に基づい
て所定の処理を行う様にしたものである。

【０００９】また、本発明のカード処理システムは、磁
気カード、ＩＣカード等の情報記憶手段を持ち且つ文
字、記号等の目視可能なカード識別情報が形成されたカ
ードについて、該カード識別情報を文字認識してカード
を特定しながら、発行処理、検品処理等の所定の処理を
多数のカードに対して逐次行うカード処理システムにお
いて、文字認識エラーが発生したエラーカードは処理を
せずにしておき、一群のカードの処理が終了した後、エ
ラーカードについてそのカード識別情報を手入力で受け
付けるモードとなり、手入力で指示された該カード識別
情報に基づいて所定の処理を行う様にしたものである。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明のカード処理方法及
びカード処理システムの一実施例として、ＩＣカードの
カード発行処理を行うＩＣカード発行処理システムとそ
の処理方法を具体例として、図を参照しながら説明す
る。

【００１１】図１は、本発明のカード処理方法における
処理の流れを示す流れ図、図２はその説明図であり、図
３は本発明のカード処理方法を実行しうる、本発明のカ
ード処理システムの概略ブロック図であり、図４は該カ
ード処理システムの概略装置構成図である。

【００１２】先ず、図３及び図４により、本発明の一例
であるＩＣカード発行処理システムを説明する。本発明
におけるカード処理システムのハードウェア的な構成は
従来公知の通常のカード処理システムと同様なもので良
い。従来公知のシステムは、例えば、カードを供給部か
ら文字認識部、書込み部、収容部へのと逐次搬送する搬
送機構と、アクセス手段としてのカードリーダライタ
と、処理するカード上に形成された文字（カード識別情
報）を認識する文字認識装置と、文字認識装置から送ら
れてきたカード識別情報をキーデータとして発行処理デ
ータを検索抽出して、カードリーダライタに発行処理デ
ータを送り書込みを指示し、また搬送機構等を制御す
る、演算制御手段としてのパーソナルコンピュータ等を
用いたホストコンピュータとからなる。本発明のシステ
ムでは、上記従来システムに対して、本発明のカード処
理方法を実行する機能をソフトウェア的に付加すればよ
い。すなわち、手入力によるカード識別情報を、文字認
識装置が特定するカード識別情報の代わりとする機能
と、各カード毎に手入力が行える機能等である。

【００１３】図３の概略ブロック図で説明すれば、カー
ド処理システム１０は、カードに情報の書込み等の処理
を行うアクセス手段１１、カードのカード識別情報を読
み取る文字認識手段１５、文字認識できず未処理となっ
たエラーカードのカード識別情報を表示し、またカード
識別情報の手入力による指示を受け付ける表示入力手段
１４、文字認識手段１５及びアクセス手段１１に所定の
タイミングでカードを順番に連続的に供給し、そして書
込処理等の所定の処理が終了したカードを排出する搬送
手段１２、そして、アクセス手段、搬送手段、表示入力
手段及び文字認識手段を制御し、文字認識手段又は表示
入力手段で得られたカード識別情報に一致した発行処理
データを検索抽出してアクセス手段に送り書込みを指令
し、また一群のカードの各カード毎に発行結果を記録し
た履歴管理情報を作成し記憶し、一群のカードの処理が
終了した時点で、エラーカードのカード識別情報を表示
入力手段に表示させる、パーソナルコンピュータ等から
なる演算制御手段１３等から構成される。なお、表示入
力手段１４は、演算制御手段１３であるパーソナルコン
ピュータに付属するＣＲＴ等の表示装置、及びキーボー
ド等の入力装置からなる。

【００１４】アクセス手段１１は、カードがＩＣカード
の場合はＩＣカードリーダライタ装置である。アクセス
手段は、演算制御手段から伝送される発行処理データ等
の処理情報に基づいて、カードへのデータの書込み、記
憶内容の確認等の所定の処理を行う。

【００１５】搬送手段１２は、供給部とカード移動部と
収納部等からなり、カードは供給部から順次送出され
る。供給部は複数枚のカードを収納する供給マガジンを
備える。カード移動部はカードを供給マガジンから、逐
次、文字認識手段、アクセス手段、そして収納部へと所
定のタイミングで搬送する。収納部は、良品スタッカと
不良品スタッカを備え、文字認識に失敗したエラーカー
ドは不良品スタッカに収納される。また、カード移動部
はエラーカードの手入力による追加処理の際（処理シス
テムにセットする前にカード識別情報を目視読取りすれ
ば不要だが）、搬送途中で目視読取りするためにアクセ
ス手段への搬送前に一時停止させても良い。

【００１６】文字認識手段１５は、カード上の文字を光
学的に読み取って、従来公知の画像処理によりカード識
別情報を特定し、その結果を演算制御手段に渡す。

【００１７】表示入力手段１４は、演算制御手段から与
えられた、文字認識できず未処理となったエラーカード
のカード識別情報をＣＲＴディスプレイ等の表示部に表
示し、また目視確認によるカード識別情報の手入力によ
る指示をキーボード等の入力部で受け付けて演算制御手
段に渡す。

【００１８】演算制御手段１３は、アクセス手段、搬送
手段、文字認識手段等の動作タイミング等を制御し、表
示入力手段の表示及び入力を制御する。また、文字認識
手段又は表示入力手段で得られたカード識別情報に該当
する発行処理データ等の処理情報を検索抽出してアクセ
ス手段に伝送し、所望の処理を実行させる。また、一群
のカードの各カード毎に発行結果を記録した履歴管理情
報を履歴管理ファイルとして作成し記憶し、一群のカー
ドの処理が終了した時点で、エラーカードのカード識別
情報を履歴管理情報に基づいて表示入力手段に表示さ
せ、表示入力手段で入力されたカード識別情報が、発生
したエラーカードのものであるか否か等もチェックす
る。なお、履歴管理ファイルは、パーソナルコンピュー
タに付属するハードディスクに格納される他、プリンタ
によってハードコピーとして、またフロッピーディスク
としても、重複して記録される。ハードコピーは操作者
の目視確認用、ハードディスクはシステムの処理用、フ
ロッピーディスクはバックアップ用として用いられる。

【００１９】次に、上述の様な処理システムで行われ得
る、本発明のカード処理方法を図１及び図２により説明
する。カード発行処理においては、一群のカードに対し
て、各カードに固有の個人情報等を書込む処理が行われ
る。個人情報等の書込み等の所定の処理に必要な処理情
報は、各カード毎に発行処理データとしてまとめ、さら
に一群のカードについて使用する予定の発行処理データ
は発行処理用ファイルとして予めまとめてある（発行処
理データ毎に発行処理用ファイルとすることもある）。
各カード毎の処理は、カードをそのカード識別情報を文
字認識により特定して、特定したカード識別情報に該当
する発行処理データを検索して、その発行処理データを
用いて書込み等の所定の処理を行うものである。なお、
カード識別情報による発行処理データの検索は、カード
識別情報をキーデータとしたキーデータファイルを経て
行われる。そして、これを一群のカードについて繰り返
し、所望の通り処理できたものは良品スタッカに、エラ
ーカードは不良品スタッカに排出される。以上が格別の
処理をしない通常の処理の概略である。また、図１の流
れ図でステップＳ１に相当する。

【００２０】ところで、ここでの例では、文字認識に失
敗してエラーとなったエラーカードを後で特定して処理
し易い様に、一群のカードの処理が終了すると履歴管理
ファイルが得られる様になっている。この履歴管理ファ
イルは、各カード毎にカード識別情報と処理完了又は未
了の情報を持つものである。すなわち、図２に示す如
く、個々のカードを１レコードとして、そのカード識別
情報をキーデータに用いて、（発行されたカードは）発
行年月日、発行結果（「済」：発行済み、「未」：発行
未完了）を記録しておく。同図では、キーデータ（カー
ド識別情報）が「０００２」のカードは正常に発行処理
が行われ、「０００１」及び「０００３」のカードは、
文字認識のエラーによって、発行処理が行われなかった
状態を示す。

【００２１】そして、一群のカードの処理が終了すると
（図２のステップＳ２、以下Ｓｎと記す）、カード処理
システムは、先ず、エラーカードに対する追加処理を行
うか否かを表示して問いただす（Ｓ３）。追加処理は、
エラーカードを一枚ずつセットして、文字認識に失敗し
たカード識別情報を手入力で指示しながら所定の処理を
行わせる手入力モードである。もしも、ここで追加処理
しないのであれば、一群のカードに対する処理はこれで
終了である。

【００２２】ここで（Ｓ３）で追加処理を実行すること
を希望したならば、手入力モードとなり、未処理カード
のキーデータ（カード識別情報）を一覧表示する（Ｓ
４）。図２の説明図では、未処理カードの表示は履歴管
理ファイルに基づいて、０００１と０００３である。そ
して、操作者は不良品スタッカに収納されたエラーカー
ドを回収し、未処理カードの表示案内に従い、先ず、０
００１のキーデータに相当するカードを処理システムに
再度セットする。ここで、処理システムは追加処理する
カードをセット済みか否かの確認表示をする（Ｓ５）。
これは、キーデータの入力後にカードをセットすると発
生する可能性のあるカードの取り違えを防ぐためであ
る。そして、セット済みならば、セットしたカードのキ
ーデータをキーボードからキー入力する（Ｓ６）。

【００２３】そして、先ず、入力されたキーデータの正
当性の確認が行われる。すなわち、、既に発行済みのも
のか、或いは履歴管理ファイルに存在しないものかが、
履歴管理ファイルでチェックされる。もしも既に発行済
みであるならば、例えば「既に正常発行処理済みで
す。」等と表示案内し、履歴管理ファイル中に存在しな
いのであれば、例えば「該当するキーデータが存在しま
せん。」等と表示案内して、誤入力を防止する（Ｓ
７）。

【００２４】入力されたキーデータが履歴管理ファイル
内で確かに未発行となっておれば、後は、前記した通常
の処理と同様にして、キーデーファイルを経て発行処理
用ファイルを検索して、キーデータ「０００１」に該当
する発行処理データを検索抽出する（Ｓ８）。そして、
抽出した発行処理データを用いて追加処理を行う（Ｓ
９）。これで、一枚のエラーカードの追加処理が終了し
たことになる。更に別のエラーカードも追加処理するな
らば（Ｓ１０）、ステップＳ４に戻り再度、未処理カー
ドのキーデータ（カード識別情報）が表示されるところ
から繰り返す。

【００２５】以上、本発明のカード処理方法及びカード
処理システムとしてＩＣカードの発行処理で説明してき
たが、本発明の対象とするカードはこれに限定されず磁
気カード、メモリカード、光カード等の情報記憶手段を
有するカードであり、対象とする処理も発行処理に限定
されず、検品処理等と個々のカードを文字認識して特定
しながら行う任意の処理で良い。

【００２６】

【発明の効果】本発明のカード処理方法及びカード処理
システムによれば、カード上に形成された目視可能な文
字等によるカード識別情報の文字認識でエラーとなった
エラーカードも所望の処理が円滑に行え、カード処理の
生産性が向上する。特に、文字認識でエラーとなる度に
目視でカード識別情報を確認して入力する方法では、処
理システムの操作者は何時発生するか判らないエラーに
対処するために常時、処理システムを監視していないと
処理が中断してしまうが、本発明によれば、通常の処理
は無人で行い、エラーカードについてのみ操作者がカー
ド識別情報を手入力することで処理を手助けしてやれ
ば、エラーのカードも含めた全体の処理を円滑に行うこ
とができるという効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のカード処理方法の一実施例の処理の流
れを説明する流れ図。

【図２】同その説明図。

【図３】本発明のカード処理システムの一実施例の概略
ブロック図。

【図４】本発明のカード処理システムの一実施例の概略
装置構成図。

【符号の説明】

１０ カード処理システム １１ アクセス手段，カードリーダライタ １２ 搬送手段，カード自動搬送装置 １３ 演算制御手段，パーソナルコンピュータ １４ 表示入力手段 １５ 文字認識手段，文字認識装置 Ｃ カード

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 磁気カード、ＩＣカード等の情報記憶手
   段を持ち且つ文字、記号等の目視可能なカード識別情報
   が形成されたカードについて、該カード識別情報を文字
   認識してカードを特定しながら、発行処理、検品処理等
   の所定の処理を多数のカードに対して逐次行うカード処
   理システムにおけるカード処理方法において、 文字認識エラーが発生したエラーカードは処理をせずに
   しておき、一群のカードの処理が終了した後、エラーカ
   ードについてそのカード識別情報を手入力で指示して特
   定し、手入力された該カード識別情報に基づいて所定の
   処理を行うことを特徴とするカード処理方法。
2. 【請求項２】 磁気カード、ＩＣカード等の情報記憶手
   段を持ち且つ文字、記号等の目視可能なカード識別情報
   が形成されたカードについて、該カード識別情報を文字
   認識してカードを特定しながら、発行処理、検品処理等
   の所定の処理を多数のカードに対して逐次行うカード処
   理システムにおいて、 文字認識エラーが発生したエラーカードは処理をせずに
   しておき、一群のカードの処理が終了した後、エラーカ
   ードについてそのカード識別情報を手入力で受け付ける
   モードとなり、手入力で指示された該カード識別情報に
   基づいて所定の処理を行うことを特徴とするカード処理
   システム。