JPH0973244A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0973244A
JPH0973244A JP7229163A JP22916395A JPH0973244A JP H0973244 A JPH0973244 A JP H0973244A JP 7229163 A JP7229163 A JP 7229163A JP 22916395 A JP22916395 A JP 22916395A JP H0973244 A JPH0973244 A JP H0973244A
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JP7229163A
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English (en)
Inventor
Hideaki Sekiguchi
英明 関口
Hideo Saito
秀夫 斉藤
Kazumi Inaba
一美 稲葉
Keitarou Sonoguchi
慶太郎 薗口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全てのサイズの用紙の搬送が可能であって、
固定した用紙案内手段を有する画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 画像形成装置の転写部Tと定着部Fとの
距離を最小のサイズの用紙長より短く形成すると共に、
転写部Tと定着部Fとの間には用紙案内手段50を配設
する。用紙案内手段50は転写装置に支持される第1の
ガイド部材E1と、第1のガイド部材E1より下部に配
設し、転写部Tと定着部Fとを連結する連結線Cとの距
離L2を14mm以下とする第2のガイド部材E2と、定
着装置に支持される第3のガイド部材E3とを有し、第
1のガイド部材E1は用紙案内手段の有効長さの25%
以上を有し、連結線Cに平行に配設する。最小サイズの
用紙は転写装置の搬送力により定着装置に搬送され、最
大サイズの用紙はたるみを形成することにより吸収され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置の定着
装置に関し、特に、定着部への記録紙の案内機構を有す
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−212865号公報、特開
平4−323682号公報、特開平4−323683号
公報等で封筒の紙しわ、ジャム防止のために定着部の前
に用紙案内部材を設け、案内部材の位置を被搬送物によ
り変移させる構成が開示されている。また、特開昭59
−151175号公報では、ガイドに段差を設けること
により厚紙のジャムを改善する構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】開示されている前者の
構成は変移機構の信頼性に欠けていた。また、開示され
ている後者の構成は、ガイドの段差の形状により用紙サ
イズが限定されてしまう不都合があった。さらに、近年
特にフルカラー複写機の定着装置として、定着ロール対
の双方のニップ部に弾性層を設ける装置が開発されてい
るが、弾性層の熱膨張によるロールの外形変化が発生し
た。そして、このロールの外形変形が大きいと用紙の定
着スピードが変動してしまった。このような変形に伴う
用紙のスピード変動を定着動作前に吸収しないと、定着
部の搬送スピードと転写部の搬送スピードの相違から用
紙のループによる吸収では処理し切れず、画像に乱れを
発生させる不都合が生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の画像形
成装置は、全てのサイズの被搬送物(記録媒体)の搬送
を満たすため、転写部と定着部の距離Dを最小サイズの
記録媒体の長手方向の長さ以下として、小さい用紙を転
写部の搬送力によって定着部へと搬送させる構成を具備
する。また、用紙案内手段は転写装置の転写ニップ部と
定着装置の定着ニップ部とを連結する連結線の下部に配
設し、連結線に平行に配設する第1のガイド部材と、一
端を第1のガイド部材の下部に位置し転写ニップ部に向
かって傾斜して配設する第2のガイド部材とを有し、第
1のガイド部材は転写装置に支持され、第2のガイド部
材は定着装置に支持される構成を具備する。
【0005】第1のガイド部材と第2のガイド部材とよ
りなる用紙案内ガイドの有効用紙搬送長Eは E≧D+Zmin−30 (mm) を満足す
るよう構成され、第1のガイド部材は用紙案内ガイドの
有効用紙搬送長Eの25%以上の長さを有し、第2のガ
イド部材は定着ニップ部と転写ニップ部とを結んだ連結
線と用紙案内ガイドの最下点との距離をLとすると L≦14 (mm) を満足するよう配設される。
【0006】ここで、Dは転写装置と定着装置との距
離、Zminは定着装置のスピード公差最少(SFmin)時
での用紙のたるみ量とする。用紙のたるみ量Zは、最大
サイズの用紙の長手方向の長さをP、定着スピードをS
F、転写スピードをSTとしたとき、 Z=(P−
D)×(1−SF/ST) (mm) としている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を図面に
より説明する。図1,図2は本発明を適用したカラー電
子写真複写機の概略構成図である。カラー電子写真複写
機は回転自在の感光体ドラム(潜像担持体)10を有
し、矢線A方向への回転に伴いその表面に帯電装置14
などの周知の電子写真プロセスによって画情報に応じた
静電潜像が形成される。また、感光体ドラム10の周囲
にはブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)及びサイアン(C)の各色に対応した現像器15
〜18が配設されており、感光体ドラム10に形成され
た静電潜像をいずれかの現像器で現像して、トナー像T
を形成する。従って、感光体ドラム10に書き込まれた
静電潜像がイエローの画情報に対応したものであれば、
この静電潜像はイエロー(Y)のトナーを内包する現像
器16で現像され、感光体ドラム10上にはイエローの
トナー像が形成される。ここで、感光体ドラム10の回
転速度は80mm/secとする。また、感光体ドラム1
0の表面にベルト状の中間転写体20が当接されて配置
されている。
【0008】中間転写体20は駆動ローラ21、二次転
写用の対向ローラ(バックアップロール)22、従動ロ
ーラ23,24の複数のロールに張架されて矢線B方向
へ回動する。その速度も80mm/secとする。感光体
ドラム10に形成された未定着トナー像は、感光体ドラ
ム10と中間転写体20とが接する一次転写位置で、感
光体ドラム10から中間転写体20の表面に転写され
る。この一次転写位置において、中間転写体20の裏面
側には転写用コロナ放電器19が配設されている。転写
用コロナ放電器19にトナーの帯電極性と逆極性の電圧
を印加することで、感光体ドラム10上の未定着トナー
像は中間転写体20に静電吸引される。このようにして
中間転写体20に一次転写された未定着トナー像は、中
間転写体20の回動に伴って、記録媒体30の搬送経路
に面した二次転写位置へと搬送される。
【0009】二次転写位置では半導電性のバイアスロー
ル25が中間転写体20に接している。そして、フィー
ドローラ31によって所定のタイミングでトレイ33か
ら搬出された記録媒体30は、このバイアスロール25
と中間転写体20との間に挾み込まれる。また、二次転
写位置における中間転写体20の裏面側にはバイアスロ
ール25の対向電極をなすバックアップロール22が配
設されている。バイアスロール25にトナーの帯電極性
と逆極性の電圧を印加すると、中間転写体20に担持さ
れた未定着トナー像は二次転写位置において記録媒体3
0に静電転写される。そして、未定着トナー像が転写さ
れた記録媒体30は剥離爪26によって中間転写体20
から剥がされ、用紙案内ガイド50に沿って定着器70
に送り込まれて未定着トナー像の定着処理がなされる。
【0010】一方、未定着トナー像の二次転写が終了し
た中間転写体20はベルトクリーナ27によって残留ト
ナーが除去される。定着器70は加熱ロール73と加圧
ロール75を備え、定着部Fを形成している。加熱ロー
ル73は外径32mm、内径28mmの鉄円筒よりなる
中空ロール733に、弾性層730を被覆して形成す
る。弾性層730は下地層としてHTVシリコーンゴム
(ゴム硬度40°)を2mm厚に形成し、その表面にフ
ッ素ゴム(ゴム硬度60°)を30μmの厚さにディッ
プコートしており、表面は鏡面状態に近く仕上げられて
いる。内部には加熱源として500Wのハロゲンランプ
4が配設されている。加熱ロール73の表面は、温度セ
ンサ(図示せず)を介して温度コントローラ(図示せ
ず)により146℃に調整されている。また、フェルト
とゴムブレードを用いたオイル供給システム(図示せ
ず)が配設されており、離型剤としてのオイルを供給す
る。離型剤としては、官能基である−(CH23NH2
を有するアミノ変性シリコーンオイル(オイル粘度30
0cs)を用い、記録媒体に対して、A4サイズ当たり
3mgの量が転移するように均一に供給されている。ま
た、加熱ロール73の表面には、清掃部材として不織布
を用いた、いわゆるクリーニングウェブを接触させて設
けている。
【0011】一方、加圧ロール75は外径32mm、内
径28mmの鉄円筒よりなる中空ロール755に、弾性
層750を被覆している。弾性層750は下地層として
HTVシリコーンゴム(ゴム硬度40°)が2mm厚に
被覆され、その表面にフッ素ゴム(ゴム硬度60°)が
30μmの厚さにディップコートされ、表面は鏡面状態
に近く仕上げられている。このように構成する加圧ロー
ル75は、加圧手段としての圧縮コイルスプリング(図
示せず)を用い、加熱ロール73の表面歪みが4%にな
るように加熱ロール73の中心に向かって付勢されて配
設されている。このときの押圧荷重は40kgf、定着
部Fのニップ幅5.5mmとする。加熱ロール73はベ
ルトによる駆動手段(図示せず)により約79mm/s
ecの速度で回転駆動され、加圧ロール75は従動回転
する。二次転写位置(転写部T)と定着器70との間に
は用紙案内ガイド50を配設する。
【0012】次に図2にもとづき、転写部T、定着部F
間における用紙案内ガイド50を詳細に説明する。転写
部(ニップ部)Tと定着部(ニップ部)Fの距離Dは1
30mmとする。これは、被搬送物として記録媒体のう
ち最もサイズの小さいもの、例えば、長手方向の長さが
最も短い封筒のサイズ(190mm)より短く、かつ、
転写部の搬送力によって被搬送物(封筒)が定着ニップ
部に送り込まれることが可能である構成としている。
【0013】用紙案内ガイド50は第1のガイド部材で
ある第1のガイド板E1と、第1のガイド板E1に連絡
し、定着部Fに連絡する第2のガイド部材を備えてい
る。第2のガイド部材は第2のガイド板E2、第2のガ
イド板E2に連絡する第3のガイド板E3を備えてい
る。第1のガイド板E1は平坦部となっており、転写部
Tを配設する転写装置に固着される。第2のガイド板E
2は第1のガイド板E1に連絡する端部の位置を第1の
ガイド板E1の配設位置より下部に配設し、第3のガイ
ド板E3に向かって傾斜状態に配設する。第3のガイド
板E3は定着部Fを配設する定着装置に固着され、定着
部Fに向かって傾斜をもって配設されている。ここで、
第1のガイド板E1の長さは第2のガイド板E2,第3
のガイド板E3の板長を含めた総板長の25%以上の長
さとすることにより、転写(ニップ)部Tから搬送され
る記録媒体30を効率良く定着部F方向に進行させるこ
とができる。各ガイド部のそれぞれの長さ寸法は,第1
のガイド部E1の長さ寸法e1=32mm、第2のガイ
ド部E2の長さ寸法e2=56mm、第3のガイド部E
3の長さ寸法e3=22mmとし、用紙案内ガイド50
の用紙搬送に使われる合計有効長さE(第1のガイド部
E1+第2のガイド部E2+第3のガイド部E3)は1
10mmとしている。
【0014】そして、転写部Tと定着部Fを結んで引線
し、連結線Cとしたとき、第1のガイド部E1は連結線
Cとの距離L1を12mmとして連結線Cに平行に配設
する。第2のガイド部E2は第1のガイド部E1のほぼ
2mm下部から傾斜状に配設される。第3のガイド板E
3は連結線Cに向かって傾斜して配設する。すなわち、
第2のガイド部材の最も連結線Cから離れた距離L2を
14mmとする。
【0015】転写部の記録媒体の搬送速度は80mm/
s、定着部の記録媒体の搬送速度は定着部ニップ幅が公
差において最大の時79.3mm/s、公差において最
小の時78.6mm/sに設定されており、転写部の搬
送速度に比べて定着部の搬送速度は若干遅くしている。
この搬送速度の差により転写部Tでの画像ずれ等を防止
している。
【0016】次に、記録媒体30の用紙案内ガイド50
上の搬送状態を説明する。最大サイズの記録媒体の搬送
状態をみると、用紙サイズより搬送経路の方がかなり短
いので、記録媒体の余剰分は定着部Fと転写部Tとの間
でのたわみで吸収している。ここで、最大サイズの記録
媒体が最もたわむのは、定着部Fの搬送速度が最小の場
合である。そこで、通紙記録媒体、例えばA3用紙(長
さP=420mm)を通紙し、定着部Fの搬送速度を最
小(78.6mm/s)としたとき、たるみ量Zは上記
式(2)より、 Z=(420−130)x(1−78.6/80)=
5.075mm となる。最も多量のたるみであるたるみ量Zを吸収する
ためには、用紙案内ガイド50の用紙搬送に使われる合
計有効長さEをもとめると、上式(1)より、 E≧130+5.075−30 E≧105.075 となる。
【0017】すなわち、用紙案内ガイド50の有効長さ
Eは105.075mm以上あれば最も多量のたるみ量
をも吸収できる。この実施の形態においては、合計有効
長さE=110mmとして構成されているので、上記条
件を満たしている。すなわち、最大サイズの記録媒体を
定着部Fの搬送速度を最小としたとき搬送したとして
も、用紙の撓みは搬送途上吸収され、高湿環境下でも用
紙のたるみに起因する転写不良、画像乱れが発生しな
い。
【0018】長手方向の長さが最も長い封筒および縦送
り通紙方向は、しわが最も発生しやすい条件である。こ
こで、縦送り通紙方向とは、封筒の長手方向が定着ロー
ルの軸方向と直交した方向である。そこで、長手方向の
長さが最も長い封筒(MonroeBrand size10)を縦送り方
向で通紙してしわの発生状態を実験したが、全くしわの
発生はみられなかった。
【0019】次に、比較例によって本発明の効果を説明
する。図1、図2と同じ構成の個所は同一の符号を付し
てその説明は省略する。 〈比較例1〉図3および図4は比較例1の構成説明図で
ある。用紙案内ガイド500は第1のガイド板E10
と、第2のガイド板E20,第3のガイド板E30を備
えており、第1のガイド板E10は連結線Cから離れる
方向に傾斜させて配設し、第2のガイド板E20は第1
のガイド板E10の配設位置より下部に配設して、第3
のガイド板E30と共に定着部Fに向かっての傾斜をも
って配設されている。第2のガイド板E20の最下点と
連結線Cとの距離L2を18mmとする。各ガイド板の
長さ寸法は,第1のガイド板E10の長さ寸法e1=3
2mm、第2のガイド板E20の長さ寸法e2=56m
m、第3のガイド板E30の長さ寸法e3=22mmと
し、用紙案内ガイド500の用紙搬送に使われる合計有
効長さE(第1のガイド板E10+第2のガイド板E2
0+第3のガイド板E30)は110mmとしている。
【0020】このように構成する用紙案内ガイドを備え
た画像形成装置に、長手方向の長さが最も長い封筒(Mo
nroe Brand size10)を、縦送り方向で通紙すると5〜
10mmのしわが発生した。 ここで、 Z=(P−D)×(1−SF/ST) (mm) …(式2) の条件は満たしている。
【0021】しかし、転写ニップ部Tと定着ニップ部F
とを結んだ連結線Cと用紙ガイド部材の最下点との距離
2を18mmとして、第1のガイド部材と第2のガイ
ド部材との間隔を大きくしているので、転写部Tより排
出された厚紙、特に封筒は第1のガイド板10に沿って
下降状態で搬送され、第2のガイド板20の最下点から
定着部Fに向かって方向転換をして急激的に上昇する
が、このとき、用紙折れが生じ、挫屈、折れが上部の紙
と下部の紙とのずれを生じさせ、定着部を通過する際の
しわの原因となる。
【0022】〈比較例2〉図5、図6は比較例2の構成
説明図である。用紙案内ガイド550は第1のガイド板
E15と、第2のガイド板E25,第3のガイド板E3
5を備えており、第1のガイド板E15は仮想線Cに平
行に配設し、第2のガイド板E25は第1のガイド板E
15の配設位置より下部に配設して、第3のガイド板E
35と共に定着部Fに向かって傾斜をもって配設されて
いる。第2のガイド板E25の最下点と連結線Cとの距
離L2を18mmとする。各ガイド板の長さ寸法は,第
1のガイド板E15の長さ寸法e1=32mm、第2の
ガイド板E25の長さ寸法e2=56mm、第3のガイ
ド板E35の長さ寸法e3=22mmとし、用紙案内ガ
イド550の用紙搬送に使われる合計有効長さE(第1
のガイド板E15+第2のガイド板E25+第3のガイ
ド板E35)は110mmとしている。
【0023】このように構成する画像形成装置に長手方
向の長さが最も長い封筒(Monroe Brand size10)を縦
送り方向で通紙したとき、5mm以下のしわが発生し
た。 ここで、 Z=(P−D)×(1−SF/ST) (mm) …(式2) の条件は満たしている。
【0024】しかし、転写ニップ部Tと定着ニップ部F
とを結んだ仮想線Cと用紙ガイド板の最下点との距離L
2を18mmとしているので、転写部Tより排出された
厚紙、特に封筒は用紙案内ガイド板に沿って定着部Fに
進入するときに生じた挫屈、折れが上部の紙と下部の紙
とのずれを生ずる。しかし第1のガイド板E15を平坦
(連結線Cと平行)とすることにより、定着部Fへの進
入時の封筒の折れ、座屈は比較例1に比べて、おさえら
れている。
【0025】なお、上記実施の形態例では、用紙案内ガ
イド部材を複数(上記の場合は3分割)に分割して形成
しているが、一体に形成しても同様の効果が得られる。
また用紙案内ガイドの材質は金属でも耐熱性樹脂でもか
まわないが、用紙案内ガイド表面は、トナーによる汚れ
を防止するためにフッ素樹脂等の離型性材料でコーティ
ングすればさらに好ましい。また、定着部Fの弾性層の
材料はJTVシリコーンゴムまたはHRTVシリコーン
ゴムの単層構造、あるいは多層構造でも構わない。表層
のコーティングも同様であり、フッ素樹脂あるいはフッ
素樹脂とフッ素ゴムの混合層であっても同様の効果が得
られる。
【0026】
【発明の効果】本発明による記録紙案内ガイド板を用い
ることにより、用紙のサイズによらず、また、用紙ガイ
ド板に変移機構を用いることのない簡単な構造で薄紙か
ら厚紙まで良好な走行性を確保し、特に封筒のジャム、
紙しわ防止を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の概略図。
【図2】 用紙案内ガイドの概略構成図。
【図3】 比較例1の概略構成図。
【図4】 比較例1の用紙案内ガイドの概略構成図。
【図5】 比較例2の概略構成図。
【図6】 比較例2の用紙案内ガイドの概略構成図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム、 14 帯電装置、 15 ブラ
ック用現像器、 16イエロー用現像器、 17 マゼ
ンタ用現像器、 18 サイアン用現像器、19 転写
用コロナ放電器、 20 中間転写体、 21 駆動ロ
ーラ、 22 バックアップロール、 23,24 従
動ローラ、 25 バイアスロール、 26 剥離爪、
27 ベルトクリーナ、 30 記録媒体、 31
フィードローラ、 33 トレイ、 50 用紙案内ガ
イド、 73 加熱ロール、70 定着器、 75 加
圧ロール、 730,750 耐熱弾性体、 733,
755 芯金ロール、 C 連結線、 E1 第1のダ
イド部材、 E2第2のガイド部材、 E3 第3のガ
イド部材、 T 転写部(ニップ部)、F 定着部(ニ
ップ部)。
フロントページの続き (72)発明者 薗口 慶太郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次転写位置において感光体上の未定着
    トナー像を転写される中間転写体と、二次転写位置にお
    いて中間転写体から記録媒体に未定着トナー像を転写す
    る転写装置と、記録媒体上の未定着トナー像を定着する
    定着装置と、転写装置と定着装置との間に配設する記録
    媒体の用紙案内手段を備える画像形成装置において、 転写装置と定着装置との配設距離は最小サイズの記録媒
    体の寸法より短く構成すると共に、用紙案内手段は転写
    装置の転写ニップ部と定着装置の定着ニップ部とを連結
    する連結線の下部に配設し、連結線に平行に配設する第
    1のガイド部材と、一端を第1のガイド部材の下部に位
    置し定着ニップ部に向かって傾斜して配設する第2のガ
    イド部材とを有し、第1のガイド部材は転写装置に支持
    され、第2のガイド部材は定着装置に支持されてなる画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 定着ニップ部と転写ニップ部とを結んだ
    連結線と用紙案内ガイドの最下点との距離をLとすると L≦14 (mm) を満足するよう第2のガイド部材を配設してなる請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙案内ガイドの有効用紙搬送長Eは E≧D+Zmin−30 (mm)……(1式) を満足するよう構成してなる請求項1記載の画像形成装
    置。ここで、Dは転写装置と定着装置との距離、Zmin
    は定着装置のスピード公差最少(SFmin)時での用紙の
    たるみ量とする。用紙のたるみ量Zは、最大サイズの用
    紙の長手方向の長さをP、定着スピードをSF、転写ス
    ピードをSTとしたとき、 Z=(P−D)×(1
    −SF/ST) (mm)……(2式)としている。
  4. 【請求項4】 第1のガイド部材は用紙案内ガイドの有
    効用紙搬送長Eの25%以上としてなる請求項3記載の
    画像形成装置。
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