JPH0973044A - 焦点検出手段を有した画像形成装置 - Google Patents

焦点検出手段を有した画像形成装置

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JPH0973044A
JPH0973044A JP25562995A JP25562995A JPH0973044A JP H0973044 A JPH0973044 A JP H0973044A JP 25562995 A JP25562995 A JP 25562995A JP 25562995 A JP25562995 A JP 25562995A JP H0973044 A JPH0973044 A JP H0973044A
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focus
projection
spectral sensitivity
lens
focus detection
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Kazuo Fujibayashi
和夫 藤林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投影レンズの種類に関わらず、常に焦点検出
系で検出したピント位置がプリンター系のピント位置に
一致させることができる焦点検出手段を有した画像形成
装置を得ること。 【解決手段】 照明手段LXで照明した投影画像6を投
影レンズ7によってスクリーン11面あるいは記録媒体
15面等の投影面上に投影する際、該投影レンズの射出
側に入射光束の少なくとも一部を反射させる光束分離手
段16を設け、該光束分離手段の反射側に該投影レンズ
の投影面上の焦点状態を検出する為の焦点検出手段10
1を設け、該焦点検出手段で該投影レンズの焦点状態を
検出する際、該焦点検出手段の光路中に該記録媒体の分
光感度と焦点検出用の受光素子21a,21bの分光感
度とを略一致させる分光感度補正手段22を設けたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焦点検出手段を有し
た画像形成装置に関し、特に投影レンズによりスクリー
ン面上に投影される投影像あるいは記録媒体面上に投影
される投影像の結像状態を検出し、常にピントの合った
良好なる投影像が得られる、例えばマイクロフィルムリ
ーダーやマイクロフィルムリーダープリンタ等の装置に
好適な焦点検出手段を有した画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般のマイクロフィルムリーダープリン
タ等の画像形成装置は縮小記録しているマイクロフィル
ム等の投影画像(画像情報)を投影レンズによりスクリ
ーン面上に拡大投影するリーダ部(観察系)と、該投影
画像を投影レンズにより感光体に投影記録し複写物とし
て出力するプリンタ部(記録系)とを有している。そし
て多くのマイクロフィルムリーダープリンタでは手動で
投影レンズを光軸方向に移動させてスクリーン面上又は
感光体面上にピントの合った投影像を得ている。このよ
うな動作をしている為、ピント調整が面倒であり、最近
では焦点検出手段を用いて短時間に自動的にピント合わ
せ可能なリーダープリンターが望まれている。
【0003】一般に画像形成装置において投影レンズと
して投影倍率が40〜50倍と高倍率のものを使用した
場合、焦点深度は0.02mm程度と浅くなる。この
為、鮮明な投影像をスクリーン面上もしくは感光ドラム
面上に形成する為には焦点検出手段に高い光学精度が要
求されてくる。
【0004】焦点検出手段を用いた画像形成装置は、例
えば特開昭63−316838号公報や特開昭63−7
0813号公報や本出願人が先に提案した特開平6−5
9183号公報等で種々と提案されている。
【0005】特開昭63−316838号公報では拡大
像を投影する為のリーダ系光路と焦点検出用の受光素子
に光束を導く為の焦点検出用光路とを設け、この焦点検
出用光路に2次結像レンズを配置して投影レンズによる
投影像を縮小して受光素子に結像させている。そして受
光素子から得られる信号を利用してピント調整を行って
いる。
【0006】特開昭63−70813号公報では投影画
像を読取る為にイメージセンサーを設け、該イメージセ
ンサーの複数の領域毎でそれぞれ投影画像に関するコン
トラスト信号を求め、これら各コントラスト信号が最大
となる投影レンズの光軸上の位置をそれぞれの領域に対
する合焦位置として求めている。そして各領域の合焦位
置のうち最も多い合焦位置を含み、かつ互いに接近した
合焦位置の集合を用いて投影レンズの合焦位置を決定す
ることによりピント調整を行っている。
【0007】特開平6−59183号公報では焦点検出
手段を構成する焦点検出用の結像レンズ(縮小レンズ)
あるいはラインセンサーを含む焦点検出部のいずれか一
方を光軸上移動させて合焦点までの投影レンズの移動量
を求めた後、該投影レンズを光軸上移動させて投影画像
のピント調整を行なっている。
【0008】これら従来の焦点検出手段を有した画像形
成装置においては、該焦点検出手段(焦点検出系)をコ
ンパクトに構成する為、投影レンズの射出側近傍で光路
を分割し投影画像に基づく光束を縮小光学系(縮小レン
ズ)を通して焦点検出用の受光素子に導いている。即ち
投影光学系とは異なる光路で焦点検出を行なっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おいて縮小光学系を用いた焦点検出系ではプリンター系
の記録媒体と異なる分光感度を有する受光素子(ライン
センサー)を用いるのが一般的である為、投影レンズ及
び縮小光学系等の色収差の影響により、焦点検出系とプ
リンター系との焦点位置がズレるという問題点があっ
た。
【0010】又、この種の画像形成装置における投影レ
ンズは投影倍率が異なる数種類のレンズを有しており、
かつそのレンズがズームレンズである場合が多い為、そ
れぞれの投影倍率に応じてピント状態を調整しなければ
ならず、そのピント調整が複雑化してくるという問題点
もあった。
【0011】本発明は投影レンズによりスクリーン面上
に投影される投影像あるいは記録媒体面上に投影される
投影像の結像状態を焦点検出手段(焦点検出系)で検出
する際、該焦点検出手段の光路中に記録媒体の分光感度
と焦点検出用の受光素子の分光感度とを略一致させる分
光感度補正手段を設けることにより、投影レンズの種類
に関わらず、常に焦点検出系で検出したピント位置がプ
リンター系のピント位置に一致させることができる焦点
検出手段を有した画像形成装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の焦点検出手段を
有した画像形成装置は、照明手段で照明した投影画像を
投影レンズによってスクリーン面あるいは記録媒体面等
の投影面上に投影する際、該投影レンズの射出側に入射
光束の少なくとも一部を反射させる光束分離手段を設
け、該光束分離手段の反射側に該投影レンズの投影面上
の焦点状態を検出する為の焦点検出手段を設け、該焦点
検出手段で該投影レンズの焦点状態を検出する際、該焦
点検出手段の光路中に該記録媒体の分光感度と焦点検出
用の受光素子の分光感度とを略一致させる分光感度補正
手段を設けたことを特徴としている。
【0013】特に前記分光感度補正手段はダイクロイッ
クミラーであり、該ダイクロイックミラーで分離された
前記焦点検出手段に到達しない光束の方向に測光手段を
配置したことや、前記測光手段から得られる信号を利用
して前記照明手段の一要素を構成する光源の印加電圧を
制御手段により制御したことや、前記分光感度補正手段
は赤外カットフィルターであること等を特徴としてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の光学
系の要部概略図である。
【0015】同図において1は光源手段(光源)であ
り、例えばハロゲンランプや螢光灯等より成っており、
後述するように測光手段で得られる信号(出力値)に基
づいて制御手段により、その印加電圧が制御されてい
る。2はコンデンサーレンズであり、光源手段1からの
光束を集光している。3は断熱ガラス、4はコールドミ
ラーであり、この光学部材3,4で光源手段1から放射
された光束のうち赤外光成分を除去して投影画像6面上
での温度の上昇を抑えている。5はフィールドレンズで
ある。尚、本実施形態においては符番1,2,3,4,
5の各要素で照明手段(照明系)LXを構成している。
【0016】6は透過型の投影画像(画像情報)であ
り、例えばマイクロフィルム等から成っている。7は投
影レンズであり、投影画像6をスクリーン11面上又は
記録媒体としての感光ドラム15面上に拡大投影してい
る。
【0017】投影レンズ7は後述する焦点検出手段(焦
点検出系)101で得られる信号(出力値)に基づいて
駆動手段29により光軸上矢印7aの如く移動制御さ
れ、これによりスクリーン11面上の投影像のピント調
整(フォーカシング)を行なっている。
【0018】8はローテーションプリズムであり、投影
レンズ7の射出面側に設けており、例えばフィルム平面
内で傾いて配置されたマイクロフィルム像(投影画像)
6をスクリーン11面上で、あるいは感光ドラム15面
上で任意の角度に補正する機能を有している。
【0019】16は光束分離手段であり、ハーフミラー
(又は全反射ミラー)より成っており、ローテーション
プリズム8とスクリーン11面との間の該ローテーショ
ンプリズム8の射出側の光路中に設けており、該ローテ
ーションプリズム8からの光束の一部(又は全部)を分
離している。
【0020】17は焦点検出用の縮小レンズ(縮小光学
系)である。18は焦点検出用の測距視野マスクであ
り、縮小レンズ17の予定結像面P近傍に設けており、
後述する受光素子としてのラインセンサー21に入射す
る光量を制限している。19は焦点検出用の正の屈折力
を有するフィールドレンズであり、縮小レンズ17の予
定結像面P近傍に設けており、該縮小レンズ17で結像
された投影像を後述する1対の再結像レンズ20a,2
0bを介して1対のラインセンサー21a,21b面上
へ導光する光学的作用を有している。
【0021】20a,20bは各々1対の焦点検出用の
結像レンズ(再結像レンズ)であり、光軸に対して対称
に配置している。21は受光手段としての焦点検出用の
受光素子であり、1対のラインセンサー21a,21b
より成っており、再結像レンズ20a,20bに対応し
て光軸に対して対称に配置している。
【0022】尚、本実施形態においては符番18,1
9,20a,20b,21の各要素で焦点検出ユニット
100を構成しており、又縮小レンズ17と焦点検出ユ
ニット100とで焦点検出手段101を構成している。
又本実施形態の焦点検出方式は、所謂公知の像ずれ方式
を用いている。
【0023】22は分光感度補正手段としてのダイクロ
イックミラーであり、縮小レンズ17と測距視野マスク
18との間の光路中に配されている。本実施形態におけ
るダイクロイックミラー22は赤外光を反射させ、それ
以外の光束(可視光)を透過させる分光特性を有してお
り、後述するように感光ドラム15の分光感度と焦点検
出用のラインセンサー21の分光感度とを略一致させて
いる。
【0024】24は測光手段としての測光センサーであ
り、ダイクロイックミラー22の反射方向に設けてお
り、投影光束の光量を受光している。30は測光回路で
あり、測光センサー24からの信号を用いて投影光束の
光量を測定している。31は露光量演算回路であり、測
光回路30からの信号を用いて光源1に印加する電圧を
換算している。32は電圧駆動回路であり、露光量演算
回路31からの信号に基づいて光源1の印加電圧を制御
して投影光量の適正化を図っている。
【0025】尚、本実施形態においては測光回路30、
露光量演算回路31そして電圧駆動回路32とで光源1
の印加電圧を制御する為の制御手段を構成している。
【0026】25は焦点位置検出回路であり、1対のラ
インセンサー21a,21bからの信号を利用して投影
レンズ7のピント状態を検出している。27は移動量演
算回路であり、焦点位置検出回路25からの信号と投影
レンズ7の倍率情報が格納されたROM26からのデー
タ等を利用して投影レンズ7の光軸上の移動量を演算し
ている。28はモータ駆動回路であり、移動量演算回路
27からの信号に基づいて駆動モータ29を介して投影
レンズ7を光軸上移動させている。
【0027】102は移動可能なプリント用の走査部で
あり、走査用ミラー12と反射ミラー13とを有してお
り、プリント時に光路内に位置するように図中矢印Aの
如く移動しリーダ時には光路外へ退避している。14は
プリント用のスリットであり、感光ドラム15面に露光
される光量を制限している。15は記録媒体としての感
光ドラムである。9はリーダ用の反射ミラー、10は回
動可能なリーダ用の回動ミラー、11はスクリーンであ
る。
【0028】本実施形態においては光源手段1からの放
射した光束をコンデンサーレンズ2で集光して断熱ガラ
ス3を通過させコールドミラー4で反射させた後、フィ
ールドレンズ5を介して投影画像6の有効照明領域を照
明している。そして投影レンズ7を通過した投影画像6
に基づく光束はローテーションプリズム8を介してハー
フミラー16によりスクリーン11面側(及び感光ドラ
ム15面)方向と焦点検出手段101方向への2方向に
分離している。
【0029】尚、本実施形態においては投影レンズ7の
入射瞳位置近傍に光源手段1からの光束が集束(結像)
するように、即ちケーラー照明するように各要素を設定
している。
【0030】そしてスクリーン11面で投影画像6を観
察するリーダ時のときにはハーフミラー16を透過した
光束を反射ミラー9、回動ミラー10を介してスクリー
ン11面上に導光し、その面上に拡大した投影像を形成
している。
【0031】又、感光ドラム15面上に投影画像を形成
するプリンター時においてはプリンター用の走査部10
2が光路内に位置するように図中矢印Aの如く移動しハ
ーフミラー16を透過した光束を走査用ミラー12、反
射ミラー13で反射させスリット14を介して感光ドラ
ム15面上に入射させている。そして感光ドラム15面
上に拡大した投影像を形成している。
【0032】このとき走査用ミラー12、反射ミラー1
3を一体に移動させて感光ドラム15面上を副走査方向
に走査し、これにより投影画像6全体の画像情報を感光
ドラム15面上に投影記録している。
【0033】一方、ハーフミラー16で反射した投影画
像に基づく光束は縮小レンズ17を通りダイクロイック
ミラー22により赤外光と、それ以外の光束(可視光)
との2つの光束に分離され、そのうち透過した可視光が
測距視野マスク(予定結像面)18に結像し、該結像し
た投影像をフィールドレンズ19を通して1対の再結像
レンズ20a,20bにより1対のラインセンサー21
a,21b面上に投影している。
【0034】即ち、本実施形態では測距視野マスク18
近傍に形成した投影画像を1対の再結像レンズ20a,
20bにより1対のラインセンサー21a,21b面上
に2つの投影画像(光量分布)として形成し、このとき
2つの投影画像(光量分布)の間隔を焦点位置検出回路
25で求めることによって投影レンズ7のピント状態を
検出している。
【0035】そして焦点位置検出回路25からの信号と
投影レンズ7の倍率情報等が記憶されているROM26
からのデータ等を用いて、移動量演算回路27により該
投影レンズ7の光軸上の移動量を求めている。そして移
動量演算回路27からの信号に基づいてモータ駆動回路
28により駆動モータ29を介して投影レンズ7を光軸
上矢印7a方向へ移動させている。
【0036】又、ダイクロイックミラー22で分離(反
射)された赤外光は測光センサー24に入射し、投影光
束の光量が受光される。そして測光センサー24で受光
した光量を測光回路30で測定し、露光量演算回路31
で光源電圧に換算して、電圧駆動回路32で光源1の印
加電圧を制御し、投影光量の適正化を図っている。
【0037】尚、本実施形態においては光束分離手段と
してのハーフミラー16をピント調整が終了後、光路外
へ位置するように回動させても良く、これによりスクリ
ーン11面上で照度及び感光ドラム15面上での露光量
が低下しないようにすることができる。又光束分離手段
として全反射ミラーを用いた場合には、該全反射ミラー
を光路内に挿脱可能、あるいは回動可能となるように構
成すれば良い。
【0038】次に本実施形態においてプリンター系の分
光感度と焦点検出系の分光感度とを一致させる方法につ
いて図2を用いて説明する。
【0039】図2において波形a,bは各々分光感度補
正手段(ダイクロイックミラー)が光路内に無い場合の
照明系、光学系、そして記録媒体等を考慮したときのプ
リンター系及び焦点検出系の分光感度を示している。
【0040】ここでプリンター系の記録媒体は感光ドラ
ムであり、焦点検出系の記録媒体(受光素子)はライン
センサー(CCD)であり、これら記録媒体の分光感度
は同図に示す波形a,bのように互いに異なっている。
【0041】投影レンズ7は色収差を有する為、焦点検
出系で検知した焦点位置で投影レンズ7の焦点合わせを
行なうと、プリンター系は常に焦点がズレた位置に設定
されることになる。このとき焦点のズレ量が一定である
とすれば、予め焦点検出系で検知される焦点位置をズラ
して投影レンズ7を光軸上移動させれば良いことにな
る。
【0042】ところが投影レンズ7は種々の異なる投影
倍率のレンズと交換可能である為、その交換レンズ毎に
色収差量が異なってくる。又投影レンズがズームレンズ
である場合には、ズーム位置によってその色収差量が変
化する。従って焦点のズレ量を補正する為のシステムが
複雑化してくるという問題点が生じてくる。
【0043】そこで本実施形態においては上述の如く縮
小レンズ17と視野マスク18との間の光路中に分光感
度補正の為のダイクロイックミラー22を配置すること
によって、焦点検出系の分光感度をプリンター系の分光
感度とほぼ同等になるように補正し、これにより投影レ
ンズ7の色収差の影響を除去して、常に焦点検出系で検
出したピント位置がプリンター系のピント位置と一致す
るようにしている。
【0044】又、本実施形態におけるダイクロイックミ
ラー22は上述の如く焦点検出系に対しては赤外カット
特性を有するが、カットした赤外成分は反射することに
なる。光源は常に同一の光源を使用するので反射成分は
感光ドラム15に到達する光束の光量に比例した光量と
なる。
【0045】そこで本実施形態では上述の如くダイクロ
イックミラー22の反射方向に測光センサー24を配置
し、投影光量の検知を行なうことにより露光補正を行な
っている。
【0046】即ち、ダイクロイックミラー22で反射さ
れた光束(赤外光)の光量を測光センサー24で受光
し、該受光した光量を測光回路30で測定し、露光量演
算回路31で光源電圧に換算し、電圧駆動回路32で光
源1の印加電圧を制御することにより、投影光量の適正
化を図っている。
【0047】尚、本実施形態ではダイクロイックミラー
22で赤外光を反射させ、それ以外の光束(可視光)を
透過させたが、その逆に赤外光を透過させ、それ以外の
光束を反射させるように、該ダイクロイックミラー22
の分光特性を設定しても良い。もちろんこの場合はダイ
クロイックミラー22の透過側に測光手段24等、反射
側に焦点検出ユニット100を設ければ良い。
【0048】図3は本発明の実施形態2の焦点検出系の
要部概略図である。同図において図1に示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0049】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は分光感度補正手段としてダイクロイックミラー
の代わりに赤外カットフィルター23を用い、該赤外カ
ットフィルター23を縮小レンズ17の直前の光路中に
配置したことである。
【0050】即ち、同図において23は赤外カットフィ
ルターであり、赤外光のみをカットし、それ以外の光束
(可視光)を透過させている。本実施例ではこの赤外カ
ットフィルター23を利用することにより前述の実施形
態1と同様に焦点検出系の分光感度特性の適正化を図
り、常に焦点検出系で検出したピント位置がプリンター
系のピント位置に一致するようにしている。
【0051】尚、各実施形態においてダイクロイックミ
ラー22あるいは赤外カットフィルター23は上記に示
した配置位置に限定されることはなく、焦点検出系の光
路中ならどこに配置しても良く、例えばフィールドレン
ズ19と1対の再結像レンズ20a,20bとの間の光
路中に設けても本発明は前述の実施形態1,2と同様に
適用することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く、投影レンズ
によりスクリーン面上に投影される投影像あるいは記録
媒体面上に投影される投影像の結像状態を焦点検出手段
で検出する際、該焦点検出手段の光路中に記録媒体(感
光ドラム)の分光感度と焦点検出用の受光素子(ライン
センサー)の分光感度とを略一致させる分光感度補正手
段を設けることにより、投影レンズの種類に関わらず、
常に焦点検出系で検出したピント位置がプリンター系の
ピント位置に一致させることができ、また分光感度補正
手段にダイクロイックミラーを使用した場合には分離さ
れた焦点検出手段に到達しない光束を測光に利用するこ
とにより、適正露光を得ることができる焦点検出手段を
有した画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の光学系の要部概略図
【図2】 本発明の実施形態1における分光感度特性を
示す説明図
【図3】 本発明の実施形態2の主要部分の要部概略図
【符号の説明】
LX 照明手段 1 光源手段 2 コンデンサーレンズ 3 断熱ガラス 4 コールドミラー 5 フィールドレンズ 6 投影画像 7 投影レンズ 8 ローテーションプリズム 16 光束分離手段 17 縮小レンズ 18 測距視野マスク 19 フィールドレンズ 20a,20b 再結像レンズ 21 受光手段 21a,21b 受光素子(ラインセンサー) 9,13 反射ミラー 10 回動ミラー 11 スクリーン 12 走査用ミラー 14 スリット 15 記録媒体(感光ドラム) 22,23 分光感度補正手段 25 焦点位置検出回路 26 ROM 27 移動量演算回路 28 モータ駆動回路 29 駆動モータ 24 測光手段 30 測光回路 31 露光量演算回路 32 電圧駆動回路 100 焦点検出ユニット 101 焦点検出手段 102 走査部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明手段で照明した投影画像を投影レン
    ズによってスクリーン面あるいは記録媒体面等の投影面
    上に投影する際、該投影レンズの射出側に入射光束の少
    なくとも一部を反射させる光束分離手段を設け、該光束
    分離手段の反射側に該投影レンズの投影面上の焦点状態
    を検出する為の焦点検出手段を設け、該焦点検出手段で
    該投影レンズの焦点状態を検出する際、 該焦点検出手段の光路中に該記録媒体の分光感度と焦点
    検出用の受光素子の分光感度とを略一致させる分光感度
    補正手段を設けたことを特徴とする焦点検出手段を有し
    た画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記分光感度補正手段はダイクロイック
    ミラーであり、該ダイクロイックミラーで分離された前
    記焦点検出手段に到達しない光束の方向に測光手段を配
    置したことを特徴とする請求項1の焦点検出手段を有し
    た画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記測光手段から得られる信号を利用し
    て前記照明手段の一要素を構成する光源の印加電圧を制
    御手段により制御したことを特徴とする請求項2の焦点
    検出手段を有した画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記分光感度補正手段は赤外カットフィ
    ルターであることを特徴とする請求項1の焦点検出手段
    を有した画像形成装置。
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